JP2020040778A - エレベータシステム - Google Patents
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Abstract
Description
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係るエレベータシステムの構成を概略的に示す図である。
本実施形態におけるエレベータシステムは、エレベータ制御装置11と、乗りかご12とを備える。
乗りかご12の正面にはかごドア21が設置されており、図示せぬドアモータの駆動により開閉動作する。かごドア21の近傍に、かご操作盤24や表示器25などが設置されている。かご操作盤24上には、各階に対応した複数の行先階ボタン22や戸開閉ボタン23a,23bなどを含む各種操作ボタンが配設されている。表示器25は、乗りかご12の現在位置や運転方向、行先階などの運転状態の他に、乗りかご12内の利用者に対する各種メッセージなどを表示する。
乗車率検出部31aは、乗りかご12の乗車スペースを複数のエリアに分割し、これらのエリア毎に利用者の乗車率を求める。乗りかご12の乗車スペースを分割するエリアには、少なくとも乗りかご12のドア前のエリアが含まれる。これは、一般的にドア前に利用者が集中することが多く、そのドア前のエリアの乗車率が乗場で待つ利用者の乗車に大きく影響するからである。
図7の例では、ある任意の階における学習結果を表しているが、実際には各階毎に同様の学習テーブル32bが用意されている。利用者が乗場呼びを登録した際に、その登録階に対応した学習テーブル32bが参照される。
図8は第1の実施形態におけるエレベータ制御装置11の処理動作を示すフローチャートである。
次に、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態では、複数の乗りかごを有するエレベータの群管理システムを想定している。
図10は第2の実施形態における群管理制御装置41の処理動作を示すフローチャートである。
次に、第3の実施形態について説明する。
一般に、乗りかごのドア前に利用者が混んでいると、乗車スペースに余裕があっても、乗場に到着したときに利用者が乗車しないことが多い(図7のNo.2の参照)。そこで、第3の実施形態では、乗りかごのドア前の乗車率が高い場合に、乗りかご内の利用者に奥に詰めるように通知して、利用者が乗車しやすい環境を作り出すようにしたものである。
例えばオフィスビルでは、時間帯によって乗場の状況やかご内の状況が大きく異なる。したがって、時間帯毎に乗りかご12の各エリアの乗車率と乗場17の待ち人数との組み合わせに対する利用者の乗車履歴を学習することが好ましい。
乗りかご12のすべての乗車率パターンに対して学習テーブル32bを参照する必要はなく、例えば乗りかご12が無人に近い状態など、明らかに乗りかご12に乗車できる場合には乗車判断部33による乗車判断を行わずに乗りかご12を呼び登録階で停止させる。また、乗りかご12が満員に近い状態など、明らかに乗りかご12に乗車できない状態の場合も同様であり、乗車判断部33による乗車判断を行わずに乗りかご12を呼び登録階で停止させずに通過させる。
Claims (12)
- 乗りかごの乗車スペースを複数のエリアに分割し、これらのエリア毎に利用者の乗車率を検出する乗車率検出手段と、
乗場の待ち人数を検出する待ち人数検出手段と、
上記乗車率検出手段によって検出された上記乗りかごの各エリアの乗車率と上記待ち人数検出手段によって検出された上記乗場の待ち人数とに基づいて、利用者が上記乗りかごに乗車する可能性を判断する乗車判断手段と、
この乗車判断手段の判断結果に応じて上記乗りかごを上記乗場で停止あるいは通過させる運転制御手段と
を具備したことを特徴とするエレベータシステム。 - 上記乗りかごの乗車スペースを分割するエリアには、少なくとも上記乗りかごのドア前のエリアが含まれることを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。
- 上記乗車率検出手段および上記待ち人数検出手段は、
上記乗りかごが上記乗場に近づいたときに、それぞれに上記乗りかご内の各エリアの乗車率の検出と上記乗場の待ち人数の検出を行うことを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。 - 上記乗車率検出手段は、
上記乗りかご内に設置されたカメラの画像を取得し、その画像から上記乗りかごの各エリアの乗車率を検出することを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。 - 上記待ち人数検出手段は、
上記乗場に設置されたカメラの画像を取得し、その画像から上記乗場の待ち人数を検出することを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。 - 上記乗りかごの各エリアの乗車率と上記乗場の待ち人数との組み合わせに対する乗車履歴が記憶された学習テーブルを備え、
上記乗車判断手段は、
上記乗車率検出手段によって検出された上記乗りかごの各エリアの乗車率と上記待ち人数検出手段によって検出された上記乗場の待ち人数とに基づいて、上記学習テーブルに記憶された同じ組み合わせに対する乗車履歴を参照して、利用者が上記乗りかごに乗車する可能性を判断することを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。 - 上記乗車判断手段は、
上記学習テーブルに記憶された同じ組み合わせに対する所定回数の学習結果の中で乗車有の履歴があれば、利用者が上記乗りかごに乗車する可能性が高いと判断し、上記所定回数の学習結果の中で乗車有の履歴がなければ、利用者が上記乗りかごに乗車する可能性が低いと判断することを特徴とする請求項6記載のエレベータシステム。 - 上記運転制御手段は、
上記乗車判断手段によって利用者が乗車する可能性が高いと判断された場合に上記乗りかごを上記乗場で停止させ、
上記乗車判断手段によって利用者が乗車する可能性が低いと判断された場合に上記乗りかごを通過させて、次の周回で上記乗場で登録された呼びに応答するように上記乗りかごの運転を制御することを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。 - 上記運転制御手段は、
上記乗車判断手段によって利用者が乗車する可能性が高いと判断された場合に上記乗りかごを上記乗場で停止させ、
上記乗車判断手段によって利用者が乗車する可能性が低いと判断された場合に利用者が乗車可能な他の乗りかごに上記乗場で登録された呼びを割当変更することを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。 - 上記乗りかごのドア前のエリアの乗車率が高い場合に上記乗りかご内の利用者に奥に詰めるように通知する通知手段をさらに具備し、
上記乗車判断手段は、
上記通知手段による通知後の上記各エリアの乗車率と上記待ち人数とに基づいて、上記乗場で利用者が上記乗りかごに乗車する可能性を判断することを特徴とする請求項2記載のエレベータシステム。 - 予め設定された時間帯毎に上記乗りかごの各エリアの乗車率と上記乗場の待ち人数との組み合わせに対する利用者の乗車履歴が記憶された複数の学習テーブルを備え、
上記乗車判断手段は、
上記乗場で呼びが登録されたときの時間帯に基づいて、上記各学習テーブルの中の該当する学習テーブルを参照して、上記乗場で利用者が上記乗りかごに乗車する可能性を判断することを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。 - 上記運転制御手段は、
上記乗りかごが無人に近い状態あるいは満員に近い状態の場合には、上記乗車判断手段による乗車判断を行わずに、上記乗りかごを上記乗場で停止あるいは通過させることを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。
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