JP6908196B2 - 集合基板及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、それぞれ電気的機能を有する複数の素子部を備える集合基板及びその製造方法に関する。
特許文献1には、複数の素子部を備える集合基板を構成し、この集合基板から各素子部を分離することによって、リジッド−フレキシブル多層配線基板構造の素子を製造する方法が示されている。
具体的には、第1の熱可塑性樹脂シートの上面のフレキシブル部形成予定領域に剥離層を形成し、第1の熱可塑性樹脂シートにおいて、リジッド部形成予定領域を囲む第1の閉ループのうちのリジッド部形成予定領域とフレキシブル部形成予定領域との境界の位置に第1の切り込みを形成する。そして、熱圧着された積層体の第2の熱可塑性樹脂シート側からリジッド部形成予定領域とフレキシブル部形成予定領域の全体を囲む第2の閉ループに沿って第2の切り込みを形成し、剥離層を境にして剥離する。このことにより、熱圧着されて一体となった第1の熱可塑性樹脂シートの第1の閉ループに囲まれた領域と、第2の熱可塑性樹脂シートの第2の閉ループに囲まれた領域と、を一体的に取り出すことが示されている。
特開2012−99604号公報
特許文献1に記載の集合基板の製造方法によれば、フレキシブル部形成予定領域とリジッド部形成予定領域との境界で、フレキシブル部形成予定領域の絶縁性樹脂基材の積層体を一体的に取り出すので、絶縁性樹脂基材から除去部を除去する作業工数が削減され、リジッド−フレキシブル多層配線基板の作製工数が低減できる。
上記リジッド−フレキシブル多層基板のリジッド部とフレキシブル部とは、絶縁性樹脂基材の積層数の違いによって形成されるが、特許文献1に示されているリジッド−フレキシブル多層配線基板の製造方法は、絶縁性樹脂基材の層数が複数段階存在する素子部を集合基板から取り出すことや、そのような形状の素子には適用できなかった。
そこで、本発明の目的は、絶縁性樹脂基材の層数が複数段階存在する素子部を備える集合基板及びその製造方法を提供することにある。
本開示の一例としての集合基板は、それぞれ電気的機能を有する複数の素子部と、前記複数の素子部に連接する、電気的機能を有しない連接部と、を備え、前記素子部及び前記連接部が規則配列され、導体パターンが形成された絶縁性樹脂基材を含む複数の絶縁性樹脂基材が積層されてなる積層体で構成される集合基板であって、前記素子部は、本体部と、当該本体部に比べて前記絶縁性樹脂基材の積層数の少ない第1少数積層部と、前記第1少数積層部に比べて前記絶縁性樹脂基材の積層数が更に少ない第2少数積層部とを有し、前記第1少数積層部及び前記第2少数積層部は前記本体部と前記連接部との間につながり、前記連接部の前記絶縁性樹脂基材の積層数は前記第2少数積層部の前記絶縁性樹脂基材の積層数と同じであることを特徴とする。
また、本開示の一例としての集合基板の製造方法は、導体パターンが形成された絶縁性樹脂基材を含む複数の絶縁性樹脂基材が積層されてなる積層体で構成され、それぞれ電気的機能を有する複数の素子部と、前記複数の素子部に連接する、電気的機能を有しない連接部と、を備え、前記素子部及び前記連接部が規則配列され、前記素子部が、本体部と、当該本体部に比べて前記絶縁性樹脂基材の積層数の少ない第1少数積層部と、前記第1少数積層部に比べて前記絶縁性樹脂基材の積層数が更に少ない第2少数積層部とを有する、集合基板の製造方法であって、前記複数の絶縁性樹脂基材のうち、前記本体部の周囲に相当する前記絶縁性樹脂基材の位置に第1切り込みを形成し、前記複数の絶縁性樹脂基材のうち、前記第1少数積層部となる箇所の周囲に相当する前記絶縁性樹脂基材の位置に第2切り込みを形成し、前記複数の絶縁性樹脂基材による積層体を構成し、前記積層体から前記第1切り込み及び前記第2切り込み位置で前記第1少数積層部及び前記第2少数積層部及び前記連接部の除去部を剥離することを特徴とする。
また、本開示の一例としての集合基板の製造方法は、導体パターンが形成された絶縁性樹脂基材を含む複数の絶縁性樹脂基材が積層されてなる積層体で構成され、それぞれ電気的機能を有する複数の素子部と、前記複数の素子部に連接する、電気的機能を有しない連接部と、を備え、前記素子部及び前記連接部が規則配列され、前記素子部が、本体部と、当該本体部に比べて前記絶縁性樹脂基材の積層数の少ない第1少数積層部と、前記第1少数積層部に比べて前記絶縁性樹脂基材の積層数が更に少ない第2少数積層部とを有する、集合基板の製造方法であって、前記複数の絶縁性樹脂基材のうち、前記本体部の周囲に相当する前記絶縁性樹脂基材の位置に第1切り込みを形成し、前記複数の絶縁性樹脂基材のうち、前記第1少数積層部となる箇所の周囲に相当する絶縁性樹脂基材の位置に第2切り込みを形成し、前記複数の絶縁性樹脂基材のうち、隣接する前記第1切り込み間を、前記連接部を含むように前記絶縁性樹脂基材から除去し、前記複数の絶縁性樹脂基材のうち、前記第2切り込み間を、前記連接部を含むように前記絶縁性樹脂基材から除去し、前記複数の絶縁性樹脂基材を積層することで、前記第1少数積層部及び前記第2少数積層部と共に前記連接部を形成することを特徴とする。
本発明によれば、絶縁性樹脂基材の層数が複数段階存在する素子部を備えた集合基板が容易に得られる。
図1(A)、図1(B)は第1の実施形態に係る集合基板101の平面図である。 図2は、図1(A)、図1(B)におけるX−X部分の縦断面図である。 図3(A)は、図1(B)、図2に示した集合基板から抜き出した複数の素子のうちの一つの素子の平面図であり、図3(B)は図3(A)におけるX−X部分の縦断面図である。 図4(A)は積層体101Pを構成する各絶縁性樹脂基材の積層前段階の断面図であり、図4(B)は複数の絶縁性樹脂基材の積層状態である積層体101Pの断面図である。 図5は、図4(B)に示した状態から、集合基板101を得る製造工程における断面図である。 図6は、積層前の絶縁性樹脂基材11,12,13の断面図である。 図7(A)は集合基板102を構成する各絶縁性樹脂基材の積層前段階の断面図であり、図7(B)は集合基板102の断面図である。 図8(A)、図8(B)は第3の実施形態に係る集合基板103の平面図である。 図9は、図8(A)、図8(B)におけるX−X部分の縦断面図である。 図10(A)は、図8(A)、図8(B)に示した集合基板から抜き出した複数の素子のうちの一つの素子の平面図であり、図10(B)は図10(A)におけるX−X部分の縦断面図である。 図11(A)、図11(B)は第4の実施形態に係る集合基板104の平面図である。 図12は、図11(B)に示す集合基板104から抜き出された一つの素子部の平面図である。
まず、本発明に係る集合基板及びその製造方法の幾つかの態様について記載する。
本発明に係る第1の態様の集合基板は、それぞれ電気的機能を有する複数の素子部と、前記複数の素子部に連接する、電気的機能を有しない連接部と、を備え、前記素子部及び前記連接部が規則配列され、導体パターンが形成された絶縁性樹脂基材を含む複数の絶縁性樹脂基材が積層されてなる積層体で構成される集合基板であって、
前記素子部は、本体部と、当該本体部に比べて前記絶縁性樹脂基材の積層数の少ない第1少数積層部と、前記第1少数積層部に比べて前記絶縁性樹脂基材の積層数が更に少ない第2少数積層部とを有し、
前記第1少数積層部及び前記第2少数積層部は前記本体部と前記連接部との間につながり、
前記連接部の前記絶縁性樹脂基材の積層数は前記第2少数積層部の前記絶縁性樹脂基材の積層数と同じである。
上記構造の集合基板によれば、上記積層体から絶縁性樹脂基材を部分除去して第1少数積層部、第2少数積層部及び連接部を形成する際、第1少数積層部、第2少数積層部及び連接部が、連続的に拡がる少数積層部であることにより、この連続する少数積層部を形成するための除去部を積層体から一括して容易に除去できる。
本発明に係る第2の態様の集合基板は、前記第1少数積層部、前記第2少数積層部又は前記連接部の少なくともいずれかの表面に前記導体パターンが形成されている。この構造により、第1少数積層部、第2少数積層部又は連接部を形成するための除去部の除去が容易となる。
本発明に係る第3の態様の集合基板は、前記複数の素子部のうち隣接する素子部間で、前記第1少数積層部同士又は前記第2少数積層部同士が近接する。この構造によれば、連接部とその両側につながる第1少数積層部又は第2少数積層部との連続体が、積層体から一括して容易に除去できる。
本発明に係る第4の態様の集合基板は、第3の態様において、前記隣接する素子部の互いの向きが異なり、前記隣接する素子部の組が複数組規則配列されている。この構造によれば、連接部とそれにつながる第1少数積層部又は第2少数積層部とを形成するための除去部がより集中化されるので、除去部を除去するための工数を削減できる。
本発明に係る第5の態様の集合基板の製造方法は、
導体パターンが形成された絶縁性樹脂基材を含む複数の絶縁性樹脂基材が積層されてなる積層体で構成され、それぞれ電気的機能を有する複数の素子部と、前記複数の素子部に連接する、電気的機能を有しない連接部と、を備え、前記素子部及び前記連接部が規則配列され、前記素子部が、本体部と、当該本体部に比べて前記絶縁性樹脂基材の積層数の少ない第1少数積層部と、前記第1少数積層部に比べて前記絶縁性樹脂基材の積層数が更に少ない第2少数積層部とを有する、集合基板の製造方法であって、
前記複数の絶縁性樹脂基材のうち、前記本体部の周囲に相当する前記絶縁性樹脂基材の位置に第1切り込みを形成し、前記複数の絶縁性樹脂基材のうち、前記第1少数積層部となる箇所の周囲に相当する前記絶縁性樹脂基材の位置に第2切り込みを形成し、前記複数の絶縁性樹脂基材による積層体を構成し、前記積層体から前記第1切り込み及び前記第2切り込み位置で前記第1少数積層部及び前記第2少数積層部及び前記連接部の除去部を剥離する。
上記集合基板の製造方法によれば、第1少数積層部、第2少数積層部及び連接部を形成するための除去部の除去を一括して行えるので、製造コストを削減できる。
本発明に係る第6の態様の集合基板の製造方法は、
導体パターンが形成された絶縁性樹脂基材を含む複数の絶縁性樹脂基材が積層されてなる積層体で構成され、それぞれ電気的機能を有する複数の素子部と、前記複数の素子部に連接する、電気的機能を有しない連接部と、を備え、前記素子部及び前記連接部が規則配列され、前記素子部が、本体部と、当該本体部に比べて前記絶縁性樹脂基材の積層数の少ない第1少数積層部と、前記第1少数積層部に比べて前記絶縁性樹脂基材の積層数が更に少ない第2少数積層部とを有する、集合基板の製造方法であって、
前記複数の絶縁性樹脂基材のうち、前記本体部の周囲に相当する前記絶縁性樹脂基材の位置に第1切り込みを形成し、前記複数の絶縁性樹脂基材のうち、前記第1少数積層部となる箇所の周囲に相当する絶縁性樹脂基材の位置に第2切り込みを形成し、前記複数の絶縁性樹脂基材のうち、隣接する前記第1切り込み間を、前記連接部を含むように前記絶縁性樹脂基材から除去し、前記複数の絶縁性樹脂基材のうち、前記第2切り込み間を、前記連接部を含むように前記絶縁性樹脂基材から除去し、前記複数の絶縁性樹脂基材を積層することで、前記第1少数積層部及び前記第2少数積層部と共に前記連接部を形成する。
上記集合基板の製造方法によれば、積層後に、第1少数積層部、第2少数積層部及び連接部となる絶縁性樹脂基材の製造が容易となる。
以降、図を参照して幾つかの具体的な例を挙げて、本発明を実施するための複数の形態を示す。各図中には同一箇所に同一符号を付している。要点の説明又は理解の容易性を考慮して、実施形態を説明の便宜上分けて示すが、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換又は組み合わせは可能である。第2の実施形態以降では第1の実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用効果については実施形態毎には逐次言及しない。
《第1の実施形態》
図1(A)、図1(B)はいずれも第1の実施形態に係る集合基板101の平面図である。図1(B)は、図1(A)に対して各素子部の打ち抜きパターンを併せて示す図である。図2は、図1(A)、図1(B)におけるX−X部分の縦断面図である。図3(A)は、図1(B)、図2に示した集合基板から抜き出した複数の素子のうちの一つの素子の平面図であり、図3(B)は図3(A)におけるX−X部分の縦断面図である。
本実施形態の集合基板101は、それぞれ電気的機能を有する複数の素子部PP11,PP12,PP21,PP22,PP31,PP32と、素子部PP11−PP12間、素子部PP21−PP22間、素子部PP31−PP32間にそれぞれ連接する、電気的機能を有しない連接部CPと、を備える。ここで、「電気的機能を有しない」とは、換言すれば、集合基板101から素子として取り出されないということである。これら複数の素子部及び複数の連接部CPは規則配列されている。この「規則配列」とは、複数の素子部PP11,PP12,PP21,PP22,PP31,PP32のうち、複数の素子部と、複数の連接部CPとが一列に交互に配列されること、と言うことができる。なお、この例では、集合基板101の上記複数の素子部及び連接部CP以外の部分は残余部PP0である。
図2に表れているように、集合基板101は、絶縁性樹脂基材11,12,13を含む複数の絶縁性樹脂基材が積層されてなる積層体で構成される。
複数の素子部PP11,PP12,PP21,PP22,PP31,PP32は、本体部BPと、この本体部BPに比べて絶縁性樹脂基材11,12,13の積層数の少ない第1少数積層部LP1と、第1少数積層部LP1より更に絶縁性樹脂基材の積層数の少ない第2少数積層部LP2とを有する。つまり、第2少数積層部LP2は素子部において、積層数の最も少ない部分である。
第1少数積層部LP1は本体部BPにつながり、第2少数積層部LP2は第1少数積層部LP1と連接部CPとの間につながる。つまり、第1少数積層部LP1及び第2少数積層部LP2は本体部BPと連接部CPとの間につながる。連接部CPは、素子部間の少数積層部同士を連続的につなぐ、第2少数積層部LP2と同じ層数を有する領域である。
連接部CPの絶縁性樹脂基材の積層数は第2少数積層部LP2の絶縁性樹脂基材の積層数と同じである。
例えば、上記本体部BPにはアンテナ導体パターンやコイル導体パターン等が形成されている。つまり、本体部BPは素子としての機能部である。第2少数積層部LP2には例えば外部接続端子が形成されている。また、第1少数積層部LP1には、アンテナ導体パターンやコイル導体パターンと外部接続端子との間の線路部が形成されている。
図1(A)、図1(B)に示した集合基板101から二点鎖線で示す素子部PP21を打ち抜くことによって、図3(A)、図3(B)に示す素子部PP21が得られる。第1少数積層部LP1及び第2少数積層部LP2の形成範囲は、上記二点鎖線で示す打ち抜きラインより少し外側まではみ出る範囲に形成されている。このことによって、打ち抜き位置の精度に起因する素子部の外形状の大きなばらつきが抑制される。
その他の素子部についても同様である。集合基板101から全ての素子部PP11,PP12,PP21,PP22,PP31,PP32を打ち抜いた後は、集合基板101に連接部CP及び残余部PP0が残ることになる。
図4(A)は積層体101Pを構成する各絶縁性樹脂基材の積層前段階の断面図であり、図4(B)は複数の絶縁性樹脂基材の積層状態である積層体101Pの断面図である。絶縁性樹脂基材11の上面には導体パターンEP11A,EP11B,EP11C,EP11Dが形成されている。また、絶縁性樹脂基材12の上面には導体パターンEP12A,EP12B,EP12Cが形成されている。各絶縁性樹脂基材は例えば液晶ポリマー等の熱可塑性樹脂シートである。上記導体パターンは、絶縁性樹脂基材に貼付された例えばCu箔がパターンニングされたものである。
絶縁性樹脂基材13には、本体部BPの周囲に相当する位置に第1切り込みS1が形成される。また、絶縁性樹脂基材12には、第1少数積層部LP1となる箇所の周囲に相当する位置に第2切り込みS2が形成される。これら切り込みS1,S2は例えばプレス金型によって、絶縁性樹脂基材毎に一括形成される。
本実施形態の積層体101Pは、絶縁性樹脂基材11,12に上記所定位置に導体パターンEP11A,EP12A等を形成し、絶縁性樹脂基材13の所定位置に第1切り込みS1を形成し、絶縁性樹脂基材12の所定位置に第2切り込みS2を形成し、これら絶縁性樹脂基材11,12,13を積層し、加熱・プレスすることで製造する。
図5は、図4(B)に示した状態から、集合基板101を得る製造工程における断面図である。図5は、図4(B)に示した積層体101Pから除去部PSを剥離除去する様子を示している。図5に示す例では、除去部PSは素子部PP21と素子部PP22との間に存在する。この除去部PSは吸引チャックSCで除去される。つまり、吸引チャックSCを第2少数積層部LP2および連接部CPの少なくとも一部に対向する領域に当てて吸着し、除去部PSを積層体から引き離すことによって除去部PSを除去する。
このようにして、互いに隣接する素子部PP21の第2少数積層部LP2と素子部PP22の第2少数積層部LP2との間である連接部CPを第1少数積層部LP1及び第2少数積層部LP2の除去部と共に除去する。その結果、図1(A)、図1(B)に示した集合基板101が得られる。
その後は、図1(A)に示した集合基板101から各素子部を打ち抜き加工等によって抜き出すことによって、図3(A)、図3(B)に示した素子部PP21等が得られる。この例では、本体部BPより第1少数積層部LP1の厚みが薄く、第2少数積層部LP2の厚みが更に薄い。そのため、素子部の実装先の配置スペースが縮小化できる。また、素子部の特に端部の可撓性が向上する。
本実施形態によれば、第1少数積層部LP1、第2少数積層部LP2及び連接部CPが、連続的に拡がる少数積層部であるので、この連続する少数積層部を形成するための除去部PSを積層体101Pから一括して容易に除去できる。
第2少数積層部LP2と第1少数積層部LP1とを一括除去するために、第2少数積層部LP2の領域に吸引チャックSCを当接させて除去部を除去する際、第2少数積層部LP2の面積が小さいと、吸引チャックSCを第2少数積層部LP2に当接させること自体が困難である。または、吸着力が弱くなって、除去部を除去することが困難になる。これに対し、本実施形態では、第1少数積層部LP1及び第2少数積層部LP2の除去部と、連接部CPの除去部とが共に一括して吸着、除去されることになるので、除去部PSの除去が確実かつ容易となる。
また、本実施形態によれば、隣接する素子部間(図5等に示した例では、素子部PP21−PP22間)で、第2少数積層部LP2同士が近接する。この構造によれば、連接部CPとその両側につながる第2少数積層部LP2との連続体が、積層体101Pから一括してより容易に除去できる。
また、本実施形態によれば、連接部CPの絶縁性樹脂基材の積層数が1層であり、連接部CPにつながる第2少数積層部LP2の絶縁性樹脂基材の積層数も1層である。つまり、両者の積層数は等しい。この構造によれば、除去部PSの底面の層は連続的に拡がる層となるので、除去部PSを容易に除去できる。
図4(A)、図4(B)に示すように、絶縁性樹脂基材11の上面に導体パターンEP11A,EP11B,EP11C,EP11Dが形成されている。また、絶縁性樹脂基材12の上面に導体パターンEP12A,EP12B,EP12Cが形成されている。
導体パターンEP11Aの一部は、図4(A)、図4(B)に示した向きで、後に左側の第2少数積層部LP2の表面となる位置に形成されている。また、導体パターンEP11Cの一部は、後に右側の第2少数積層部LP2の表面となる位置に形成されている。
導体パターンEP12Aは、図4(A)、図4(B)に示した向きで、後に左側の第1少数積層部LP1の表面となる位置に形成されている。また、導体パターンEP12Cは、後に右側の第1少数積層部LP1の表面となる位置に形成されている。
導体パターンEP11Dは素子部PP21,PP22等以外の連接部CPに形成されている導体パターンであり、電気的機能を有しないダミーの導体パターンである。この導体パターンEP11Dの存在によって、図5に示した除去部PSの底面の剥離性が向上し、除去部PSの除去が容易となる。なお、絶縁性樹脂基材12に形成される導体パターンEP12A,EP12Cも電気的機能を有しないダミーの導体パターンであってもよい。
絶縁性樹脂基材とCu箔との接合力は絶縁性樹脂基材同士の接合力より弱く、つまり、上記Cu箔は離型層として作用するので、上記構造により、第1少数積層部LP1、第2少数積層部LP2及び連接部CPの表面の剥離性が向上し、第1少数積層部LP1、第2少数積層部LP2及び連接部CPを形成するための除去部PSの除去が容易となる。
《第2の実施形態》
第2の実施形態では、第1の実施形態で示した例とは異なる、集合基板の製造方法について示す。
図6は、積層前の絶縁性樹脂基材11,12,13の断面図である。絶縁性樹脂基材11の上面には導体パターンEP11A,EP11B,EP11Cが形成されている。また、絶縁性樹脂基材12の上面には導体パターンEP12A,EP12B,EP12Cが形成されている。
本実施形態では、絶縁性樹脂基材11,12,13の積層前の単体状態の絶縁性樹脂基材13から、隣接する第1切り込みS1間の除去部PS1を除去する。また、単体状態の絶縁性樹脂基材12から、隣接する第2切り込みS2間の除去部PS2を除去する。つまり、絶縁性樹脂基材13単体状態で、吸引チャックSCが除去部PS1の中央又は中央付近を吸着し、除去部PS1を絶縁性樹脂基材13から引き離すことによって除去部PS1を除去する。同様に、絶縁性樹脂基材12単体状態で、吸引チャックSCが除去部PS2の中央又は中央付近を吸着し、除去部PS2を絶縁性樹脂基材12から引き離すことによって除去部PS2を除去する。
この例では、各絶縁性樹脂基材の除去部の位置を同じにできるので、上記各除去部を除去する際、絶縁性樹脂基材ごとに吸引チャックSCの位置を動かす必要がなく、吸引装置の位置を固定したまま除去部PS1,PS2を除去できる。つまり、絶縁性樹脂基材12の除去部PS2は連接部(後に示す図7(B)中のCP)を含む。この連接部CPを含む領域を除去すればよいので、吸引チャックSCの吸着位置の自由度が高まり、集合基板の外形に対する除去部PS1,PS2の吸着位置を同じにでき、量産時に吸引チャックSCを動かす工数を削減できる。
図7(A)は集合基板102を構成する各絶縁性樹脂基材の積層前段階の断面図であり、図7(B)は集合基板102の断面図である。
本実施形態の集合基板102は、除去部PS1,PS2が除去された状態の絶縁性樹脂基材13,12及び絶縁性樹脂基材11を積層することで製造する。つまり、絶縁性樹脂基材11,12,13を重ね、加熱プレスすることで、互いに隣接する素子部PP21,PP22の第2少数積層部LP2間に当該第2少数積層部LP2に連続する連接部CPを形成する。
その後は、図1(A)、図1(B)に示した例と同様に、集合基板102から打ち抜き加工等によって素子部PP21,PP22等を抜き出す。
《第3の実施形態》
第3の実施形態では、第1少数積層部、第2少数積層部及び連接部CPの層数が第1、第2の実施形態で示した例とは異なる集合基板の例を示す。
図8(A)、図8(B)はいずれも第3の実施形態に係る集合基板103の平面図である。図8(B)は、図8(A)に対して各素子部の打ち抜きパターンを併せて示す図である。図9は、図8(A)、図8(B)におけるX−X部分の縦断面図である。図10(A)は、図8(B)、図9に示した集合基板から抜き出した複数の素子のうちの一つの素子の平面図であり、図10(B)は図10(A)におけるX−X部分の縦断面図である。
本実施形態の集合基板103は、それぞれ電気的機能を有する複数の素子部PP11,PP12,PP21,PP22,PP31,PP32と、素子部PP11−PP12間、素子部PP21−PP22間、素子部PP31−PP32間に連接する、電気的機能を有しない連接部CPと、を備える。これら複数の素子部及び上記複数の連接部は規則配列されている。集合基板103の複数の素子部及び連接部CP以外の部分は残余部PP0である。
図9に表れているように、集合基板103は、絶縁性樹脂基材11,12,13を含む複数の絶縁性樹脂基材が積層されてなる積層体で構成される。
複数の素子部PP11,PP12,PP21,PP22,PP31,PP32の各素子部は、本体部BPと、この本体部BPに比べて絶縁性樹脂基材11,12,13の積層数の少ない第1少数積層部LP1と、第1少数積層部LP1に比べて絶縁性樹脂基材の積層数が更に少ない第2少数積層部LP2とを有する。
第2少数積層部LP2は本体部BPにつながり、第1少数積層部LP1は第2少数積層部LP2と連接部CPとの間につながる。つまり、第1少数積層部LP1及び第2少数積層部LP2は本体部BPと連接部CPとの間につながる。
連接部CPの絶縁性樹脂基材の積層数は、第2少数積層部LP2の絶縁性樹脂基材の積層数と同じである。
例えば、上記本体部BPにはアンテナ導体パターンやコイル導体パターン等が形成されている。また、第1少数積層部LP1には例えば外部接続端子が形成されている。また、第2少数積層部LP2には、アンテナ導体パターンやコイル導体パターンと外部接続端子との間の線路部が形成されている。
図8(A)、図8(B)に示した集合基板から二点鎖線で示す素子部PP21を打ち抜くことによって、図10(A)、図10(B)に示す素子部PP21が得られる。その他の素子部についても同様である。
本実施形態で示すように、連接部CPとそれにつながる第1少数積層部LP1とで、絶縁性樹脂基材の積層数が異なっていてもよい。
《第4の実施形態》
第4の実施形態では、素子部の配列構造がこれまでに示した例とは異なる集合基板の例を示す。
図11(A)、図11(B)は第4の実施形態に係る集合基板104の平面図である。図12は、図11(B)に示す集合基板104から抜き出された一つの素子部の平面図である。
集合基板104は、それぞれ電気的機能を有する素子部PP11A,PP11B,PP12A,PP12B,PP13A,PP13B,PP21A,PP21B,PP22A,PP22B,PP23A,PP23Bと、素子部PP11A−PP11B間、素子部PP12A−PP12B間、素子部PP22A−PP22B間等の複数の素子部に連接する、電気的機能を有しない連接部CPと、を備える。連接部CPは、素子部間の少数積層部同士を連続的につなぐ、第2少数積層部LP2と同じ層数を有する領域である。これら複数の素子部及び複数の連接部CPは規則配列されている。なお、この例では、集合基板104の上記複数の素子部及び連接部CP以外の部分は残余部PP0である。
本実施形態の集合基板104は、向きが180度異なる二つの素子部が対をなして、複数対の素子部が縦横に配列されている。この例では、隣接する二つの素子部(例えば素子部PP11A,PP11B)は、第2少数積層部LP2同士が近接し、第2少数積層部LP2の積層数と連接部CPの積層数とは同じである。
図11(B)に示した集合基板104から二点鎖線で示す素子部PP11Aを打ち抜くことによって、図12に示す素子部PP11Aが得られる。その他の素子部についても同様である。
本実施形態のように、隣接する素子部の互いの向きが異なり、隣接する素子部の組が複数組規則配列されていてもよい。この構造によれば、連接部CP、第1少数積層部LP1及び第2少数積層部LP2を形成するための除去部がより集中化されるので、集合基板から除去すべき除去部の数が削減され、除去部を除去するための工数を削減できる。
図11(A)、図11(B)に示した例では、向きが180度異なる二つの素子部が対としたが、三つ以上の素子部毎に組を成してもよい。その場合にも、隣接する各素子部は、第2少数積層部LP2同士が近接し、それら第2少数積層部LP2同士の間に連接部CPが存在すればよい。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではない。当業者にとって変形及び変更が適宜可能である。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲内と均等の範囲内での実施形態からの変更が含まれる。
例えば、以上に示した例では、本体部BPと連接部CPとの間に単一の第1少数積層部LP1と単一の第2少数積層部LP2とがつながる例を示したが、第1少数積層部LP1と第2少数積層部LP2の一方または両方を複数備えてもよい。また、第1少数積層部LP1以外に、第2少数積層部LP2の絶縁性樹脂基材の積層数と本体部BPの絶縁性樹脂基材の積層数との中間的積層数の少数積層部を本体部BPと連接部CPとの間に備えてもよい。
BP…本体部
CP…連接部
EP11A,EP11B,EP11C,EP11D…導体パターン
EP12A,EP12B,EP12C…導体パターン
LP1…第1少数積層部
LP2…第2少数積層部
PP0…残余部
PP11,PP12,PP21,PP22,PP31,PP32…素子部
PP11A,PP11B,PP12A,PP12B,PP21A,PP21B,PP22A,PP22B,PP23A,PP23B…素子部
PS,PS1,PS2…除去部
S1…第1切り込み
S2…第2切り込み
SC…吸引チャック
11,12,13…絶縁性樹脂基材
101〜104…集合基板
101P…積層体

Claims (6)

  1. それぞれ電気的機能を有する複数の素子部と、前記複数の素子部に連接する、電気的機能を有しない連接部と、を備え、前記素子部及び前記連接部が規則配列され、導体パターンが形成された絶縁性樹脂基材を含む複数の絶縁性樹脂基材が積層されてなる積層体で構成される集合基板であって、
    前記素子部は、本体部と、当該本体部に比べて前記絶縁性樹脂基材の積層数の少ない第1少数積層部と、前記第1少数積層部に比べて前記絶縁性樹脂基材の積層数が更に少ない第2少数積層部とを有し、
    前記第1少数積層部及び前記第2少数積層部は前記本体部と前記連接部との間につながり、
    前記連接部の前記絶縁性樹脂基材の積層数は前記第2少数積層部の前記絶縁性樹脂基材の積層数と同じである、
    集合基板。
  2. 前記第1少数積層部、前記第2少数積層部又は前記連接部の少なくともいずれかの表面に前記導体パターンが形成された、
    請求項1に記載の集合基板。
  3. 前記複数の素子部のうち隣接する素子部間で、前記第1少数積層部同士又は前記第2少数積層部同士が近接する、
    請求項1又は2に記載の集合基板。
  4. 前記隣接する素子部は互いの向きが異なり、前記隣接する素子部の組が複数組規則配列された、
    請求項3に記載の集合基板。
  5. 導体パターンが形成された絶縁性樹脂基材を含む複数の絶縁性樹脂基材が積層されてなる積層体で構成され、それぞれ電気的機能を有する複数の素子部と、前記複数の素子部に連接する、電気的機能を有しない連接部と、を備え、前記素子部及び前記連接部が規則配列され、前記素子部が、本体部と、当該本体部に比べて前記絶縁性樹脂基材の積層数の少ない第1少数積層部と、前記第1少数積層部に比べて前記絶縁性樹脂基材の積層数が更に少ない第2少数積層部とを有する、集合基板の製造方法であって、
    前記複数の絶縁性樹脂基材のうち、前記本体部の周囲に相当する前記絶縁性樹脂基材の位置に第1切り込みを形成し、
    前記複数の絶縁性樹脂基材のうち、前記第1少数積層部となる箇所の周囲に相当する前記絶縁性樹脂基材の位置に第2切り込みを形成し、
    前記複数の絶縁性樹脂基材による積層体を構成し、
    前記積層体から前記第1切り込み及び前記第2切り込み位置で前記第1少数積層部及び前記第2少数積層部及び前記連接部の除去部を剥離する、
    集合基板の製造方法。
  6. 導体パターンが形成された絶縁性樹脂基材を含む複数の絶縁性樹脂基材が積層されてなる積層体で構成され、それぞれ電気的機能を有する複数の素子部と、前記複数の素子部に連接する、電気的機能を有しない連接部と、を備え、前記素子部及び前記連接部が規則配列され、前記素子部が、本体部と、当該本体部に比べて前記絶縁性樹脂基材の積層数の少ない第1少数積層部と、前記第1少数積層部に比べて前記絶縁性樹脂基材の積層数が更に少ない第2少数積層部とを有する、集合基板の製造方法であって、
    前記複数の絶縁性樹脂基材のうち、前記本体部の周囲に相当する前記絶縁性樹脂基材の位置に第1切り込みを形成し、
    前記複数の絶縁性樹脂基材のうち、前記第1少数積層部となる箇所の周囲に相当する絶縁性樹脂基材の位置に第2切り込みを形成し、
    前記複数の絶縁性樹脂基材のうち、隣接する前記第1切り込み間を、前記連接部を含むように前記絶縁性樹脂基材から除去し、
    前記複数の絶縁性樹脂基材のうち、前記第2切り込み間を、前記連接部を含むように前記絶縁性樹脂基材から除去し、
    前記複数の絶縁性樹脂基材を積層することで、前記第1少数積層部及び前記第2少数積層部と共に前記連接部を形成する、
    集合基板の製造方法。
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