JP6861383B2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP6861383B2
JP6861383B2 JP2017025367A JP2017025367A JP6861383B2 JP 6861383 B2 JP6861383 B2 JP 6861383B2 JP 2017025367 A JP2017025367 A JP 2017025367A JP 2017025367 A JP2017025367 A JP 2017025367A JP 6861383 B2 JP6861383 B2 JP 6861383B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
substrate
emitting elements
circuit components
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017025367A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018133178A (ja
Inventor
古川 高司
高司 古川
友博 杉浦
友博 杉浦
徹人 秋月
徹人 秋月
寿光 車谷
寿光 車谷
勝義 仁保
勝義 仁保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2017025367A priority Critical patent/JP6861383B2/ja
Priority to CN201820159342.1U priority patent/CN207999734U/zh
Priority to TW107104220A priority patent/TWI731217B/zh
Publication of JP2018133178A publication Critical patent/JP2018133178A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6861383B2 publication Critical patent/JP6861383B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Description

本発明は、基板に配置された複数の発光素子及び1以上の回路部品を有する発光モジュールを備える照明器具に関する。
従来、例えば、天井に配置される照明器具であるシーリングライトが知られている。例えば、特許文献1に記載の従来のシーリングライトは、器具本体と、器具本体を造営材に取り付けるための器具取付部と、器具本体に支持された光源基板及び回路基板を備えている。光源基板には、複数の発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が実装されている。回路基板には、複数のLEDの各々を点灯させるための点灯回路を構成する複数の回路部品が実装されている。
回路基板は、器具取付部の周囲を囲むように器具本体にリング状に配置されている。光源基板は、回路基板の周囲を囲むように器具本体にリング状に配置されている。
特開2012−146666号公報
上記従来のシーリングライトを組み立てる際には、まず、光源基板及び回路基板をそれぞれ器具本体に対して位置決めする位置決め作業を行った後に、光源基板と回路基板とをリード線で接続する配線作業を行う必要がある。そのため、例えば、シーリングライトの組み立て効率を向上させることが困難である。
そこで、光源基板と回路基板とを1枚の基板で実現することも考えられるが、この場合、基板の裏面に、例えば回路部品、回路部品のリード線、または、はんだ等の要素が存在するため、これらの収容スペースが必要である。この収容スペースの存在は、照明器具の厚みを増加させる要因となり得る。
本発明は、上記従来の課題を考慮し、基板に配置された複数の発光素子及び1以上の回路部品を有する発光モジュールを備える照明器具であって、薄型化が可能な照明器具を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る照明器具は、器具本体と、前記器具本体に取り付けられた発光モジュールとを備える照明器具であって、前記発光モジュールは、基板と、前記基板の主面に配置された1以上の回路部品と、前記基板の前記主面において、前記1以上の回路部品を囲むように環状に並んで配置された複数の発光素子とを有し、前記器具本体は、前記基板の前記主面とは反対側の面である裏面における、前記複数の発光素子の裏側の領域及び前記1以上の回路部品の裏側の領域に接触する面を形成する取付面部を有する。
本発明によれば、基板に配置された複数の発光素子及び回路部品を有する発光モジュールを備える照明器具であって、薄型化が可能な照明器具を提供することができる。
図1は、実施の形態に係る照明器具の分解斜視図である。 図2は、実施の形態に係る発光モジュールの構成概要を示す平面図である。 図3は、実施の形態に係る基板と器具本体との構造上の関係を示す斜視図である。 図4は、実施の形態に係る照明器具の構成概要を示す断面図である。 図5は、実施の形態の変形例1に係る発光モジュールの構成概要を示す平面図である。 図6は、実施の形態の変形例2に係る器具本体の構成概要を示す斜視図である。 図7は、実施の形態の変形例2に係る器具本体が有する溝部の断面図である。
以下、実施の形態及びその変形例について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態及び変形例のそれぞれは、本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態及び変形例で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態及び変形例における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態)
以下、実施の形態に係る照明器具100について説明する。
[照明器具の全体構成]
まず、図1及び図2を参照しながら、実施の形態に係る照明器具100の全体構成について説明する。図1は、実施の形態に係る照明器具100の分解斜視図である。図2は、実施の形態に係る発光モジュール10の構成概要を示す平面図である。
図1に示すように、本実施の形態の照明器具100は、例えば天井4に取り付けられるシーリングライトである。なお、図1における上方(Z軸のプラスの方向)が、天井4に対向する床面(図示せず)の方向に相当する。つまり、図1における照明器具100は、通常の使用時とは上下が逆の姿勢で図示されている。
本実施の形態に係る照明器具100は、器具本体106と、器具本体106に取り付けられた発光モジュール10とを備える。発光モジュール10は、基板11と、基板11の主面11aに配置された複数の発光素子20と1以上の回路部品80とを有する。本実施の形態では、基板11の主面11aに複数の回路部品80が配置されており、これら複数の回路部品80により電源回路90が構成されている。本実施の形態では、照明器具100はさらに、回路カバー150、光源カバー160、照明カバー140及び器具取付部8を備えている。
[器具本体]
図1に示すように、器具本体106は、円盤状に形成されており、例えばアルミニウム板又は鋼板等の板金を用いて作製された部材である。器具本体106の発光モジュール10等が配置される側の面には、例えば、光反射率が高い白色塗料が塗布又は反射性金属材料が蒸着されている。
また、図1に示すように、器具本体106の中央部には、円形状の開口部が形成されており、当該開口部の周縁から発光モジュール10側に延びる略円筒状の支持部126が形成されている。支持部126は、例えば樹脂により形成された部材であり、器具取付部8と嵌め合わせ可能な構造を有している。
器具本体106において、支持部126の周囲には取付面部132が形成されており、取付面部132の周囲に周縁部131が形成されている。発光モジュール10は、基板11のフラットな裏面11bが、フラットな取付面部132と面接触した状態で、図示しないネジ等によって器具本体106に固定される。発光モジュール10と器具本体106との構造上の関係については図3及び図4を用いて後述する。
[器具取付部]
器具取付部8は、器具本体106の支持部126の内部に挿入されることで、支持部126に取り付けられる。また、器具取付部8は、天井4に設置された天井側取付部材9に着脱自在に取り付けられる。このように器具取付部8が天井側取付部材9に着脱自在に取り付けられることにより、器具本体106は、着脱自在に天井4に取り付けられる。なお、器具本体106と天井4との間には、器具本体106のぐらつきを抑制するためのクッション部材(図示せず)が配置されている。
[発光モジュール]
図1及び図2に示すように、発光モジュール10は、基板11と、基板11に配置された複数の発光素子20と、基板11に配置された1以上(本実施の形態では複数)の回路部品80とを備える。
基板11は、平面視(基板11を基板11の厚み方向から見た場合)における外形が、角が切断された矩形状であり、かつ、中央部に円形の開口部12が形成されている。つまり、基板11は環状の形状を有している。基板11は、基材の主面11a側のみに導体パターン(金属配線)が設けられたプリント基板である。このような基板11としては、例えば、CEM3(Composite epoxy material−3)基板等のガラスコンポジット基板、樹脂基板、セラミック基板、または紙フェノール基板等が採用される。
本実施の形態の複数の発光素子20の各々は、例えばLEDチップがパッケージ化されたLED素子である。すなわち、発光モジュール10の実装構造は、LEDチップがパッケージ化されたLED素子を基板11上に実装したSMD(Surface Mount Device)構造である。なお、発光モジュール10が有する複数の発光素子20は、例えば色温度が互いに異なる複数種類の発光素子20を含んでいてもよい。
例えば、発光モジュール10が有する複数の発光素子20が、色温度が高い発光素子20のグループ(第一グループ)と、色温度が低い発光素子20のグループ(第二グループ)とによって構成されてもよい。この場合、第一グループの発光素子20及び第二グループの発光素子20それぞれの明るさを調整すること、つまり調光制御することで、発光モジュール10が発する光の色の調整、つまり、調色制御が行われてもよい。
また、本実施の形態では、図2に示すように、基板11の主面11aにおける第一領域13aの外周の領域である第二領域13bに、複数の発光素子20が配置されている。これら複数の発光素子20は、主面11aに設けられた導体パターン(金属配線)と、はんだによって接続されている。つまり、複数の発光素子20は、基板11の主面11aにおける第二領域13bに表面実装されている。
これら複数の発光素子20は、例えば図2に示すように、基板11の第一領域13aを囲むように、環状に並んで配置されている。なお、複数の発光素子20の電気的な接続の態様に特に限定はない。例えば、直列接続されたn(nは2以上の整数)個の発光素子20のグループ(発光素子群)を複数形成し、これら複数の発光素子群を並列に接続してもよい。また、基板11に配置された全ての発光素子20が直列に接続されてもよい。また、本実施の形態において、複数の発光素子20により、発光モジュール10における発光部25が構成されている。つまり、基板11の主面11aにおける第二領域13bに発光部25が配置されている。
基板11の、平面視における中央部分(開口部12の周縁部分)の領域である第一領域13aは、1以上の回路部品80が配置された領域である。当該1以上の回路部品80は、発光部25の動作(点灯、消灯、調光率の変更等)に用いられる電気回路の少なくとも一部を構成する部品である。本実施の形態では、第一領域13aには複数の回路部品80が配置されており、これら複数の回路部品80により、発光部25に発光のための電力を供給する電源回路90が構成されている。
電源回路90は、例えば器具本体106から延設されたケーブル(図示せず)を介して供給される交流電力を、発光部25の発光に適した直流電力に変換して供給する。これにより、発光部25は発光する。
電源回路90を構成する複数の回路部品80のそれぞれは、例えば、電解コンデンサもしくはセラミックコンデンサ等の容量素子、抵抗素子、コイル素子、チョークコイル(チョークトランス)、ノイズフィルタ、及び、ダイオードもしくは集積回路素子等の半導体素子等である。
本実施の形態では、基板11の厚み方向の両面のうちの一方の面(図1及び図2における主面11a)のみに、パターン形成された金属配線(図示せず)が設けられている。また、本実施の形態では、複数の回路部品80は、例えば全て表面実装型のチップ部品であり、基板11の主面11aに設けられた金属配線(図示せず)にはんだ付けされている。つまり、電源回路90は、リードスルー実装型のリード部品(ラジアル部品又はアキシャル部品)を含まない。そのため、電源回路90は、リード線の先端及びはんだで形成される凸部を基板11の裏面11bに生じさせることなく、基板11の主面11aに配置される。
なお、例えば電解コンデンサまたはコネクタ等のリード部品のリードをフォーミングすることで、リード部品を基板11の主面11aに実装してもよい。また、この場合、例えば当該リード部品の部品本体を主面11aに接着することで、当該リード部品をより安定的に主面11aに固定することができる。つまり、本実施の形態に係る複数の回路部品80のうちの1以上の回路部品80が、リード部品であってもよい。
また、複数の発光素子20も、上述のように表面実装型のLED素子である。従って、基板11に複数の発光素子20及び回路部品80を実装した後においても、基板11の裏面11bは凹凸のないフラットな状態のままである。
このような構造を有する発光モジュール10は、例えば、リフロー方式と呼ばれるはんだ付けの方式を用いて製造することができる。
具体的には、基板11の主面11aにおける複数の実装位置(発光素子20及び回路部品80を配置すべき位置)にペースト状のはんだ(例えば「クリームはんだ」とも呼ばれる)が塗布され、各はんだと接触するように複数の発光素子20及び複数の回路部品80が配置される。その後、熱を加える工程(加熱工程)等を経ることで、各発光素子20及び各回路部品80と、主面11aに設けられた金属配線とが接続される。このようにして、複数の発光素子20及び複数の回路部品80は、リフロー方式で基板11にはんだ付けされる。
なお、図2において一点鎖線で表現されている、第一領域13a及び第二領域13bの境界は、基板11に視認可能に表示されている必要はなく、また、形状も基板11の外形に沿った形状である必要はない。例えば、平面視において、複数の回路部品80で構成された電源回路90に外接する仮想線によって、第一領域13aと第二領域13bとの境界が規定されてもよい。
[回路カバー]
図1に示すように、回路カバー150は、基板11に配置された複数の回路部品80を覆うように配置された部材である。つまり、回路カバー150は、基板11の第一領域13aに配置された電源回路90を覆う部材である。回路カバー150は、本実施の形態では鉄またはアルミニウム等の金属により形成されており、不燃性を有している。
また、回路カバー150の外側面を形成する部分が、発光部25から放出される光を反射する反射面として機能する。
なお、回路カバー150の内面に、例えば、樹脂製の絶縁シートが配置されていてもよい。これにより、回路カバー150の内面を、回路カバー150の内部の回路部品80に近づけることができ、その結果、回路カバー150の小型化が図られる。また、回路カバー150が金属ではなく、例えば、難燃性の樹脂によって形成されていてもよい。これにより、例えば、回路カバー150の小型化または軽量化が図られる。
本実施の形態では、回路カバー150は、例えば、図示しない複数のネジにより、光源カバー160及び発光モジュール10とともに、器具本体106に取り付けられる。
[光源カバー]
図1に示すように、光源カバー160は、発光モジュール10の複数の発光素子20を覆う部材であり、透光性を有する(例えば透明の)樹脂等で形成されている。光源カバー160は、ドーナツ状に形成されており、回路カバー150の周囲を囲み、かつ、環状に配置された複数の発光素子20を覆う状態で、発光モジュール10の主面11aに固定される。
また、光源カバー160は、複数のレンズ部161を有する。複数のレンズ部161は、複数の発光素子20と一対一に対応して設けられている。レンズ部161は、例えば、対応する発光素子20からの光の配光角を拡大する。すなわち、レンズ部161は、光を発散させる機能を有する。このように、個々の発光素子20に対応してレンズ部161を配置することで、例えば、複数の発光素子20それぞれからの光の拡散を緻密に制御することができる。
なお、光源カバー160はレンズ部161を有しなくてもよい。光源カバー160は、例えば、複数の発光素子20の全てを一括して覆う形状及び大きさに形成されていてもよい。
[照明カバー]
照明カバー140は、器具本体106の発光モジュール10等が取り付けられた側を覆う部材であり、透光性を有する樹脂で形成されている。照明カバー140は、例えば乳白色の樹脂で形成されており、各発光素子20からの光を拡散して外部に放出することができる。また、照明カバー140は、例えば、器具本体106に対して着脱自在に取り付けられる。
[発光モジュールと器具本体との構造上の関係]
次に、本実施の形態に係る発光モジュール10と器具本体106との構造上の関係について、図3及び図4を用いて説明する。
図3は、実施の形態に係る基板11と器具本体106との構造上の関係を示す斜視図である。なお、図3では、当該構造上の関係を分かりやすくするために、基板11と器具本体106とを離し、かつ、基板11の裏面11bが見えるように基板11を傾けた状態で、基板11及び器具本体106が図示されている。また、図3では、取付面部132における内側領域132a及び外側領域132bを認識しやすいように、内側領域132a及び外側領域132bのそれぞれを、ドットを付した領域で表している。
図4は、実施の形態に係る照明器具100の構成概要を示す断面図である。なお、図4は、図3に示すIV−IV線を通るYZ平面における照明器具100の断面が図示されている。
本実施の形態に係る発光モジュール10は、上述のように、基板11の主面11aのみに、発光素子20及び回路部品80が表面実装されている。つまり、基板11の裏面11bには、回路部品及び回路部品のリード線等が配置されておらず、そのため、裏面11bは、実質的に凹凸のない平面を形成している。
これにより、図3及び図4に示すように、基板11の裏面11bの全域(またはほぼ全域)を取付面部132に面接触させた状態で、発光モジュール10を器具本体106に固定すること(例えばネジ留めすること)ができる。
具体的には、図3に示すように、基板11の裏面11bは、複数の回路部品80の裏側の領域である第三領域13cと、複数の発光素子20の裏側の領域である第四領域13dとを含む。本実施の形態では、基板11の主面11aにおける、複数の回路部品80(電源回路90)が配置された第一領域13a(図2参照)の裏側の領域が、第三領域13cに相当する。また、基板11の主面11aにおける、複数の発光素子20が配置された第二領域13b(図2参照)の裏側が、第四領域13dに相当する。
このように構成された基板11を、器具本体106の取付面部132に取り付けた場合、基板11の裏面11bの第三領域13cが、取付面部132の内側領域132aに接触し、基板11の裏面11bの第四領域13dが、取付面部132の外側領域132bに接触する。
このように、本実施の形態に係る照明器具100は、器具本体106と、器具本体106に取り付けられた発光モジュール10とを備える。発光モジュール10は、基板11と、基板11の主面11aに配置された1以上の回路部品80と、基板11の主面11aにおいて、当該1以上の回路部品80を囲むように環状に並んで配置された複数の発光素子20とを有する。器具本体106は、基板11の主面11aとは反対側の面である裏面11bにおける、複数の発光素子20の裏側の領域(第四領域13d)及び当該1以上の回路部品80の裏側の領域(第三領域13c)に接触する面を形成する取付面部132を有する。
この構成によれば、基板11の主面11aにおける、複数の発光素子20及び1以上(本実施の形態では複数)の回路部品80の裏側の領域は、器具本体106の取付面部132に支持される。本実施の形態では、基板11のフラットな裏面11bに、裏面11bと同じくフラットな取付面部132が接触した状態で、基板11(発光モジュール10)が、取付面部132に取り付けられる。すなわち、例えば基板の裏面に存在する回路部品等を収容するための収容スペースは、器具本体106には不要であり、これにより、照明器具100の薄型化(本実施の形態ではZ軸方向の幅の短縮化)が可能となる。
また、上記構成によれば、例えば、図4において器具本体106の底面(Z軸方向の最もマイナス側の面)から、取付面部132までの距離を短くすることができ、これにより、発光モジュール10を、照明カバー140から遠ざけることができる。これにより、例えば、発光モジュール10から照明カバー140の周縁部に到達する光の量を増加させることができる。つまり、照明カバー140を平面視した場合に、照明カバー140の周縁部まで明るく光らせることができる。その結果、例えば、照明器具100から放出される光によって、より広い範囲を照らすことができる。
また、上述のように、器具本体106の取付面部132には、基板の裏面に存在する回路部品等の収容のための収用スペースが不要であるため、比較的に広い面積のフラットな取付面部132を器具本体106に設けることができる。そのため、例えば、本実施の形態において円形の領域を形成する取付面部132に対して、基板11の余剰部分(不要部分)をカットすることなく、そのままの形状で基板11を配置することができる。具体的には、例えば、基板11から、回路部品80等の実装の際の位置規制などに用いた部分(例えば、部品実装機に対する位置決めのための基準穴部を形成する捨て基板)をカットせずに、そのまま基板11(発光モジュール10)を、取付面部132に取り付けることができる。つまり、基板11の不要部分をカットする工程が不要である。このことは、例えば、照明器具100の製造効率の向上または製造コストの抑制の観点から有利である。
ここで、照明器具100の薄型化を図る場合、例えば、照明器具100が有する各種の部品間の距離が狭くなる(部品の高密度化)などの理由により、発光モジュール10で発生する熱を外部に放出し難くなることも考えられる。この点に関し、本実施の形態に係る照明器具100によれば、以下に説明するように、発光モジュール10で発生する熱(発光部25及び電源回路90のそれぞれで発生する熱)についての効率のよい放熱が行われる。
具体的には、本実施の形態では、基板11の主面11aに配置された熱源となる要素(複数の発光素子20及び複数の回路部品80)の裏側に取付面部132が接触した状態で、器具本体106に取り付けられる。そのため、発光モジュール10で発生する熱を、器具本体106を介して効率よく外部に放出することができる。その結果、例えば、複数の発光素子20または複数の回路部品80の劣化が抑制される。
より詳細には、本実施の形態では、基板11の基材として、樹脂基材等の絶縁性を有する基材が採用されており、かつ、裏面11bには金属配線は形成されていない。そのため、例えば、絶縁シート等の絶縁部材を介することなく、基板11の裏面11bを、直接的に、金属製の器具本体106に接触させることができる。このことは、発光モジュール10についての放熱効率の向上に寄与する。
ここで、器具本体に、基板の裏面の回路部品等を収容する収容スペースを設ける場合、例えば、器具本体において、基板の裏面の一部に対向する位置に、収容スペースを形成するための段差部分が設けられる。この段差部分は、基板に接触しない部分であるため、放熱効率の観点からは不利である。この点に関し、本実施の形態では、基板11の裏面11bの全域と、器具本体106の取付面部132とが実質的に接触した状態で、基板11が器具本体106に固定される。そのため、発光モジュール10の発生する熱についての、器具本体106を利用した効率のよい放熱が実現される。
また、本実施の形態では、上述のように、発光モジュール10を製造する際に、複数の発光素子20及び複数の回路部品80は、ともに基板11の主面11aに配置された状態で加熱されることで、基板11の主面11aにはんだ付けされる。簡単にいうと、1回の加熱工程で、複数の発光素子20及び複数の回路部品80の基板11へのはんだ付けを行うことができる。そのため、例えば、比較的に熱に弱い電子部品(例えば、フロー方式によるはんだ付けが保証されないリフロー専用部品)等を、回路部品80として採用することができる。
また、本実施の形態では、発光モジュール10が有する1以上の回路部品80は、複数の発光素子20と電気的に接続されており、当該1以上の回路部品80により、複数の発光素子20に発光のための電力を供給する電源回路90が構成されている。
ここで、電源回路90には、一般に、フィルタ素子、MOSFET(metal−oxide−semiconductor field−effect transistor)、コイル素子、抵抗素子、レギュレータ、または、各種制御ICなどの、高熱を発しやすい回路部品80が含まれる。そのため、これら回路部品80から発せられる熱についての放熱を効率よく行うことも重要である。この点に関し、本実施の形態では、基板11における電源回路90の裏側の領域、つまり、第三領域13c(図3参照)は、器具本体106の取付面部132に含まれる内側領域132aに接触する。これにより、電源回路90を構成する各回路部品80が発する熱は、器具本体106を介して効率よく外部に放出される。
なお、照明器具100が備える発光モジュール10及び器具本体106の構成は、上記実施の形態で説明された構成に限定されない。そこで、以下に、発光モジュール10及び器具本体106についての変形例を、上記実施の形態との差分を中心に説明する。
(変形例1)
図5は、実施の形態の変形例1に係る発光モジュール10aの構成概要を示す平面図である。なお、基板11を貫通するスリット16は、図5において、別の要素と識別しやすいように、ドットを付して表している。
図5に示す発光モジュール10aにおいて、基板11には、複数のスリット16が設けられている。具体的には、基板11の、複数の発光素子20と1以上(本変形例では複数)の回路部品80との間の位置に、スリット16が形成されている。
これにより、例えば、複数の発光素子20で発生した熱が、基板11を介して複数の回路部品80に伝わり難くなる。つまり、複数の回路部品80と比較して、より高熱を発しやすい複数の発光素子20からの、複数の回路部品80に対する熱の影響を低減することができる。その結果、例えば複数の回路部品80それぞれの、熱による劣化が抑制される。また、この場合であっても、基板11における複数の発光素子20の裏側の第四領域13d(図3参照)は、器具本体106の取付面部132に接触するため、複数の発光素子20で発生した熱は、器具本体106を介して効率よく外部に放出される。
より詳細には、器具本体106には、例えば図3に示すように、取付面部132の周囲に周縁部131が存在する。そのため、基板11の裏面11bの第四領域13dから、取付面部132の外側領域132bに伝導した熱は、さらに周縁部131に伝導される。これにより、複数の発光素子20で発生した熱を、効率よく外部に放出することができる。
なお、基板11の、複数の発光素子20と1以上の回路部品80との間の位置に、スリット16に換えて溝(基板11を厚み方向(Z軸方向)に貫通していない溝)を設けることでも、上記の各種の効果は奏される。
また、本変形例では、スリット16は、複数の発光素子20の並び方向に長尺状であり、かつ、当該並び方向に沿って配置されている、ということができる。より詳細には、4つのスリット16が、複数の発光素子20の並び方向に沿って配置されている。
基板11が有するスリット16の形状、数、及び配置位置は、図5に示す形状、数、及び配置位置には限定されない。例えば、平面視において、複数の発光素子20の配列に沿った湾曲状のスリット16または溝が基板11に形成されていてもよい。
(変形例2)
図6は、実施の形態の変形例2に係る器具本体106aの構成概要を示す斜視図である。なお、図6では、基板11と器具本体106aとを離し、かつ、基板11の裏面11bが見えるように基板11を傾けた状態で、基板11及び器具本体106aが図示されている。また、図6では、取付面部132における内側領域132a及び外側領域132bを認識しやすいように、内側領域132a及び外側領域132bのそれぞれを、ドットを付した領域で表している。
図7は、実施の形態の変形例2に係る器具本体106aが有する溝部134の断面図である。具体的には、図7は、図6におけるVII−VII断面が図示されている。
図6に示す器具本体106aは、取付面部132に形成された溝部134を有する。具体的には、取付面部132は、平面視における、複数の発光素子20に対応する外側領域132bと、1以上の回路部品80に対応する内側領域132aとを含む。取付面部132は、外側領域132bと内側領域132aとの間に、基板11とは反対側に膨出状に形成された溝部134を有する。
この構成によれば、例えば、基板11の裏面11bとの面接触のためにフラットに形成された取付面部132の剛性が向上する。その結果、比較的に薄型に形成された器具本体106の剛性が向上する。これにより、例えば、照明器具100の製造時または運搬時などにおける、器具本体106の撓みの発生が抑制される。
また、上記構成によれば、主として1以上(本変形例では複数)の回路部品80からの熱を受ける内側領域132aと、主として複数の発光素子20からの熱を受ける外側領域132bとの間の、熱伝導経路が延ばされる。これにより、例えば、上記変形例1と同じく、複数の発光素子20から複数の回路部品80への熱の影響を低減することができる。その結果、例えば複数の回路部品80それぞれの、熱による劣化が抑制される。また、この場合であっても、上記変形例1で説明したように、取付面部132の周囲に周縁部131が存在することによる放熱効果も奏される。
(他の実施の形態)
以上、本発明について実施の形態及びその変形例に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態及び各変形例に限定されるものではない。
例えば、基板11の裏面11b及び器具本体106の取付面部132のそれぞれはフラットである必要はない。例えば、器具本体106の取付面部132が湾曲している場合、基板11の裏面11bも、取付面部132に沿うように湾曲していてもよい。つまり、取付面部132は、基板11の裏面11bにおける第四領域13d及び第三領域13cに接触する面を形成していればよい。これにより、例えば、取付面部132に、回路部品等を収容するための段差を設ける場合と比較すると、器具本体106の薄型化が容易である。また、上述の器具本体106による放熱効果も奏される。
また、例えば、発光モジュール10の基板11として、上記実施の形態で例示した、ガラスコンポジット基板及び樹脂基板以外に、例えば、表面が樹脂被膜された金属材料からなるメタルベース基板が採用されてもよい。この場合、例えば、基板11の主面11aに表面実装された複数の発光素子20及び複数の回路部品80の熱が基板11を介して効率よく器具本体106に伝導される。
また、基板11の外形は、例えば図2に示される外形に限定されない。例えば、中央に開口部を有する円環状の基板11が発光モジュール10に備えられてもよい。
また、器具本体106の外形も、図3等に示される外形に限定されない。器具本体106は、例えば、平面視において、矩形等の多角形の外形を有してもよく、直線と曲線とからなる外形を有してもよい。
また、基板11に配置された1以上の回路部品80は、電源回路90とは異なる種類の電気回路(電子回路)を構成してもよい。例えば、照明器具100の外部から送信される信号に従って、複数の発光素子20を調光制御または調色制御する制御回路が、当該1以上の回路部品80によって構成されていてもよい。また、電源回路90が、上記制御回路を含んでもよい。
また、発光素子20は、SMD型のLED素子であるとしたが、これに限定されない。例えば発光モジュール10は、LEDチップを基板11に直接実装したCOB(Chip On Board)構造であってもよい。この場合、波長変換材を含有する封止部材によって、基板11上に実装された複数のLEDチップを一括に封止、または、個別に封止することで、所定の色温度の照明光を得ることができる。
また、上記実施の形態及び変形例では、発光素子20としてLEDチップがパッケージ化されたLED素子が例示された。しかしながら、半導体レーザ等の半導体発光素子、または、有機EL(Electro Luminescence)もしくは無機EL等のEL素子等の他の種類の固体発光素子が、発光素子20として採用されてもよい。
その他、上記実施の形態及びその変形例に対して当業者が思い付く各種変形を施して得られる形態、及び、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態及びその変形例における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10、10a 発光モジュール
11 基板
11a 主面
11b 裏面
13c 第三領域(基板の裏面における、1以上の回路部品の裏側の領域)
13d 第四領域(基板の裏面における、複数の発光素子の裏側の領域)
16 スリット
20 発光素子
80 回路部品
90 電源回路
100 照明器具
106、106a 器具本体
132 取付面部
132a 内側領域
132b 外側領域
134 溝部

Claims (3)

  1. 器具本体と、前記器具本体に取り付けられた発光モジュールとを備える照明器具であって、
    前記発光モジュールは、
    基板と、
    前記基板の主面に配置された1以上の回路部品と、
    前記基板の前記主面において、前記1以上の回路部品を囲むように環状に並んで配置された複数の発光素子とを有し、
    前記器具本体は、前記基板の前記主面とは反対側の面である裏面における、前記複数の発光素子の裏側の領域及び前記1以上の回路部品の裏側の領域に接触する面を形成する取付面部を有し、
    前記取付面部は、
    平面視における、前記複数の発光素子に対応する外側領域と、前記1以上の回路部品に対応する内側領域とを含み、
    前記外側領域と前記内側領域との間に、前記基板とは反対側に膨出状に形成された溝部を有する
    照明器具。
  2. 前記基板の、前記複数の発光素子と前記1以上の回路部品との間の位置に、スリットまたは溝が形成されている
    請求項1記載の照明器具。
  3. 前記1以上の回路部品は、前記複数の発光素子と電気的に接続されており、前記1以上の回路部品により、前記複数の発光素子に発光のための電力を供給する電源回路が構成されている
    請求項1または2記載の照明器具。
JP2017025367A 2017-02-14 2017-02-14 照明器具 Active JP6861383B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017025367A JP6861383B2 (ja) 2017-02-14 2017-02-14 照明器具
CN201820159342.1U CN207999734U (zh) 2017-02-14 2018-01-30 照明器具
TW107104220A TWI731217B (zh) 2017-02-14 2018-02-07 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017025367A JP6861383B2 (ja) 2017-02-14 2017-02-14 照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018133178A JP2018133178A (ja) 2018-08-23
JP6861383B2 true JP6861383B2 (ja) 2021-04-21

Family

ID=63248476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017025367A Active JP6861383B2 (ja) 2017-02-14 2017-02-14 照明器具

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6861383B2 (ja)
CN (1) CN207999734U (ja)
TW (1) TWI731217B (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5288161B2 (ja) * 2008-02-14 2013-09-11 東芝ライテック株式会社 発光モジュール及び照明装置
JP5842440B2 (ja) * 2011-01-11 2016-01-13 東芝ライテック株式会社 照明器具
JP2013074273A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Ccs Inc Led発光装置
JP5736412B2 (ja) * 2013-06-17 2015-06-17 アイリスオーヤマ株式会社 照明装置
JP2015159020A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 アイリスオーヤマ株式会社 Led照明装置
JP6344720B2 (ja) * 2014-10-09 2018-06-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具
JP6542579B2 (ja) * 2015-05-14 2019-07-10 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 Led照明装置
JP6631904B2 (ja) * 2015-07-13 2020-01-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 点灯装置およびそれを用いた照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018133178A (ja) 2018-08-23
CN207999734U (zh) 2018-10-23
TW201829955A (zh) 2018-08-16
TWI731217B (zh) 2021-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011091033A (ja) 発光モジュール、電球形ランプおよび照明器具
JP2010135747A (ja) 発光モジュールおよび照明装置
JP6948612B2 (ja) 照明器具
JPWO2013121479A1 (ja) 照明用光源装置
JP2011146483A (ja) 車両用灯具の半導体型光源の光源ユニット、車両用灯具
EP2778501B1 (en) Illumination light source and lighting apparatus
JP7091953B2 (ja) 照明装置
JP2011181252A (ja) 照明器具
JP6861383B2 (ja) 照明器具
JP6899546B2 (ja) 照明器具
JP2017112074A (ja) 照明器具
JP6722856B2 (ja) 照明器具
JP5565151B2 (ja) 光源装置および照明器具
JP2016167436A (ja) 照明用光源及び照明装置
JP6945138B2 (ja) 照明器具
JP6865375B2 (ja) シーリングライト
JP2006269758A (ja) 発光素子実装用ホーロー基板、発光素子モジュール、表示装置、照明装置及び交通信号機
JP6566347B2 (ja) 照明装置
JP7285463B2 (ja) 照明用光源及び照明装置
JP6029067B2 (ja) 照明用光源及び照明装置
TWI719280B (zh) 照明器具
JP6671026B2 (ja) 照明器具
JP6132233B2 (ja) 発光ユニット
JP7262077B2 (ja) 発光装置及び照明器具
JP7038291B2 (ja) 照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210309

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210315

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6861383

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151