JP7091953B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、照明装置に関する。
省エネルギー化や長寿命化などの観点から、光源にLED(Light Emitting Diode)を用いた照明装置の普及が進んでいる。
LEDを用いた照明装置は、工場、倉庫、体育館などの天井や、工場内に設置される天井クレーンなどにも設けられるようになってきている。この様な高所に設けられる照明装置は、高天井用照明装置などとも称される。
高所に設けられる照明装置は、小型、軽量であることが好ましい。また、LEDを点灯させると熱が発生するが、発生した熱の放熱が悪いと、LEDが故障したり、LEDの寿命が短くなったり、LEDの機能が低下したりするおそれがある。
そのため、一般的には、照明装置には放熱フィンが設けられている。しかしながら、放熱フィンを設けると、照明装置の小型化や軽量化を図ることが困難となる。
そこで、放熱性の向上、小型化、および軽量化を図ることができる照明装置の開発が望まれていた。
特開2015-79642号公報
本発明が解決しようとする課題は、放熱性の向上、小型化、および軽量化を図ることができる照明装置を提供することである。
実施形態に係る照明装置は、四角形の板状を呈し、四角形の面の複数の辺には前記面と交差する方向に延びる屈曲部が設けられ、一対の取付部を前記屈曲部が設けられた前記面の周縁に固定するベースプレートと;前記ベースプレートの一方の面に設けられた基板と;前記基板の、前記ベースプレート側とは反対側に設けられた複数の発光素子と;を具備している。前記ベースプレートの前記基板側とは反対側の面は、放熱フィンが設けられず前記ベースプレートの前記基板側とは反対側の空間に全面が露出している。
本発明の実施形態によれば、放熱性の向上、小型化、および軽量化を図ることができる照明装置を提供することができる。
本実施の形態に係る照明装置を例示するための模式斜視図である。 本実施の形態に係る照明装置を例示するための模式斜視図である。 基板および発光素子を例示するための模式平面図である。 回路部を例示するための模式部分断面図である。 (a)、(b)は、ベースプレートの、基板側とは反対側に設けられる空間の寸法を例示するための模式図である。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本実施の形態に係る照明装置1を例示するための模式斜視図である。
なお、図1は、照明装置1を光源部2側から見た図である。
図2は、本実施の形態に係る照明装置1を例示するための模式斜視図である。
なお、図2は、照明装置1を取付部4側から見た図である。
図3は、基板22および発光素子23を例示するための模式平面図である。
図4は、回路部3を例示するための模式部分断面図である。
図1および図2に示すように、照明装置1には、光源部2、回路部3、および取付部4が設けられている。
光源部2には、ベースプレート21、基板22、発光素子23、リフレクタ24、およびカバー25が設けられている。
ベースプレート21は、板状を呈するものとすることができる。ベースプレート21の平面形状は、例えば、四角形とすることができる。また、四角形の四隅の角部には、いわゆる「R面取り」を施すことができる。ベースプレート21の一方の面には、複数の発光素子23が設けられた基板22が取り付けられる。
この場合、複数の発光素子23は、熱源となるので、ベースプレート21は、放熱板の機能を有するものとすることが好ましい。また、照明装置1は、工場の天井や、天井クレーンなどの高所に取り付けられる場合があるため、できるだけ軽くすることが好ましい。そのため、ベースプレート21は、熱伝導率が高く、且つ、比重の小さい材料から形成することが好ましい。ベースプレート21は、例えば、アルミニウムやアルミニウム合金などから形成することができる。
ただし、熱伝導率が高く、且つ、比重の小さい材料は、剛性が低いものが多い。そのため、例えば、アルミニウム合金などを用いてベースプレート21を形成し、さらなる軽量化のために厚みを薄くすると、ベースプレート21の剛性が低くなりすぎて、照明装置1の故障の要因となるおそれがある。そのため、ベースプレート21の周縁には、屈曲部21aが設けられている。屈曲部21aは、ベースプレート21の面と交差する方向に延びている。例えば、屈曲部21aは、ベースプレート21の面から、基板22側、および基板22側とは反対側の少なくともいずれかに向けて突出している。この場合、屈曲部21aが、基板22側に突出していると、基板22やカバー25などの取り付け作業がやりにくくなる。一方、屈曲部21aが、基板22側とは反対側に突出していると、ベースプレート21の、基板22側とは反対側の面の近傍を流れる空気の流れが阻害されやすくなる。そのため、屈曲部21aは、基板22側とは反対側に突出し、且つ、屈曲部21aの側方にスペースが形成されるようにすることが好ましい。
また、屈曲部21aは、ベースプレート21の複数の辺の少なくともいずれかに1つ以上設けることができる。この場合、図1および図2に例示をしたように、ベースプレート21の複数の辺ごとに屈曲部21aを設けることができる。また、ベースプレート21の複数の辺ごとに複数の屈曲部21aを設けるようにしてもよい。
屈曲部21aが、ベースプレート21の、基板22側とは反対側に突出し、且つ、屈曲部21aの側方にスペースが形成されていると、基板22やカバー25などの取り付け作業が容易となり、且つ、ベースプレート21の面の近傍を流れる空気の流れが阻害されるのを抑制することができる。
また、図1および図2に示すように、ベースプレート21の基板22側とは反対側の面は、ベースプレート21の基板22側とは反対側の空間に露出している。後述するように、ベースプレート21の面は、基板22、リフレクタ24、およびカバー25が設けられるため、比較的大きな面積を有している。そのため、ベースプレート21の基板22側とは反対側の面が、ベースプレート21の基板22側とは反対側の空間に露出していれば、必要となる放熱性を確保することができる。そのため、本実施の形態に係る照明装置1には、放熱フィンが設けられていない。すなわち、本実施の形態に係る照明装置1とすれば、放熱性の向上、小型化、および軽量化を図ることができる。
また、ベースプレート21には、取付部4、基板22、リフレクタ24、カバー25などを取り付けるための孔やネジ孔、および、配線を通すための孔などを設けることができる。この場合、ベースプレート21に凸状のボスを設け、凸状のボスにネジ孔を設けることができる。
また、ベースプレート21には、例えば、アルマイト処理などの表面処理を施したり、塗装を施したりすることができる。
基板22は、板状を呈し、ベースプレート21の一方の面に設けられている。基板22は、例えば、ベースプレート21にネジ止めすることができる。基板22は、例えば、セラミックス(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなど)などの無機材料、紙フェノールやガラスエポキシなどの有機材料などから形成することができる。また、基板22は、金属板の表面を絶縁性材料で被覆したものであってもよい。発光素子23の発熱量が多い場合には、放熱の観点から熱伝導率の高い材料を用いて基板22を形成することが好ましい。熱伝導率の高い材料としては、例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなどのセラミックス、高熱伝導性樹脂、金属板の表面を絶縁性材料で被覆したものなどを例示することができる。
また、照明装置1が、工場の天井や、天井クレーンなどの高所に取り付けられる場合には、基板22に衝撃が加わる場合がある。この様な場合には、ガラスエポキシなどの有機材料から形成された基板22とすることが好ましい。有機材料から形成された基板22とすれば、耐衝撃性の向上、耐熱性の向上、半田付け性の向上、低コスト化などを図ることができる。また、基板22は、単層構造を有するものであってもよいし、多層構造を有するものであってもよい。
図3に示すように、基板22の平面形状は、四角形の3つの辺のそれぞれに、曲線状の括れ部22aが設けられたものとすることができる。後述するように、複数の発光素子23が略円形の領域の内部に設けられる場合には、括れ部22aは、略円形の領域の外側に所定の間隔を空けて設けることができる。基板22の残りの辺は、直線状とすることができる。基板22に直線状の辺が設けられていれば、基板22の取り付け方向を確認するのが容易となる。また、四角形の四隅の角部には、いわゆる「R面取り」を施すことができる。
基板22の表面には、配線パターンが設けられている。配線パターンは、例えば、銅などの導電性材料から形成することができる。
基板22の中心部分には、配線孔22bを設けることができる。配線の一方の端部側は回路部3と電気的に接続され、配線の他方の端部側は配線孔22bを介して光源部2と電気的に接続されている。この場合、配線孔22bが基板22の中心部分に設けられていれば、発光素子23の複数の群23aまでの距離を均等にするのが容易となる。
配線孔22bの周辺には複数の取付穴22cを設けることができる。複数の取付穴22cに挿入されたネジにより、基板22をベースプレート21に取り付けることができる。
発光素子23は、複数設けることができる。複数の発光素子23は、基板22の、ベースプレート21側とは反対側に設けられている。複数の発光素子23は、基板22の上に設けられている。複数の発光素子23は、基板22の表面に設けられた配線パターンと電気的に接続されている。
図3に示すように、複数の発光素子23は、複数の群23aに分けて設けることができる。複数の群23aは、例えば、基板22の中心に対して点対称となる位置に設けることができる。複数の群23aのそれぞれにおいて、複数の発光素子23は、略円形の領域の内部に並べて設けることができる。この場合、複数の発光素子23は、同心円上に並べて設けることもできるし、図3に示すように直線上に並べて設けることもできる。この場合、複数の発光素子23を直線上に並べて設ければ、複数の発光素子23の実装方向を揃えることができるので、生産性の向上、ひいては低コスト化を図ることができる。複数の群23aの数と配置は、照明装置1の大きさや用途などに応じて適宜変更することができる。ただし、基板22の中心に対して点対称となる位置に、偶数の群23aを設ければ、照射位置における光量の分布を均一化するの容易となる。
1つの群23aに設けられた複数の発光素子23は、直列接続することができる。複数の群23aは、直列接続することもできるし、並列接続することもできる。
発光素子23は、例えば、発光ダイオード、有機発光ダイオード、レーザダイオードなどとすることができる。
発光素子23の形式には特に限定はない。発光素子23は、例えば、チップ状の発光素子とすることができる。チップ状の発光素子23は、COB(Chip On Board)により実装することができる。この様にすれば、狭い領域に多くの発光素子23を設けることができる。そのため光源部2の小型化、ひいては照明装置1の小型化を図ることができる。チップ状の発光素子23は、例えば、上部電極型の発光素子、上下電極型の発光素子、フリップチップ型の発光素子などとすることができる。上部電極型の発光素子の電極、または上下電極型の発光素子の上部電極は、配線により配線パターンと電気的に接続することができる。発光素子23と配線パターンとは、例えば、ワイヤーボンディング法により電気的に接続することができる。フリップチップ型の発光素子23は、配線パターンの上に直接実装することができる。この場合、チップ状の発光素子と、発光素子と配線パターンを電気的に接続する配線と、を覆う封止部を設けることができる。封止部には、蛍光体を含めることができる。蛍光体は、例えば、YAG系蛍光体(イットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体)などとすることができる。なお、蛍光体の種類は、例示をしたものに限定されるわけではない。蛍光体の種類は、照明装置1の用途などに応じて所望の発光色が得られるように適宜変更することができる。
また、発光素子23は、例えば、PLCC(Plastic Leaded Chip Carrier)型などの表面実装型の発光素子や、砲弾型などのリード線を有する発光素子とすることもできる。ただし、前述したように、スペース効率などを考慮すると、COBにより実装されるチップ状の発光素子23とすることが好ましい。
リフレクタ24は、基板22の、ベースプレート21側とは反対側に設けられている。 リフレクタ24は、複数の反射部24a、複数の筒状部24b、連結部24c、および、複数のボス24dを有する。複数の反射部24a、複数の筒状部24b、連結部24c、および、複数のボス24dは、例えば、樹脂などの絶縁性材料を用いて形成することができる。この場合、複数の反射部24a、複数の筒状部24b、連結部24c、および、複数のボス24dは、例えば、樹脂成形法などを用いて一体に形成することができる。
反射部24aは、発光素子23の1つの群23aに対して1つ設けられている。反射部24aの中心軸に直交する方向の断面寸法は、基板22から離れるに従い漸増している。反射部24aは、基板22側から前面へ向かって放射状に広がる筒状を呈するものとすることができる。反射部24aの内面には、発光素子23から出射した光に対する反射率が高い材料からなる膜を設けることができる。反射率が高い材料からなる膜は、例えば、アルミニウム蒸着膜などとすることができる。
筒状部24bは、複数の反射部24aのそれぞれに設けられている。筒状部24bは、反射部24aと基板22との間に設けられている。平面視において、筒状部24bの内部には、発光素子23の1つの群23aが設けられている。筒状部24bの形状は、例えば、円筒とすることができる。筒状部24bの内径寸法は、リフレクタ24の基板22側の端部の内径寸法と略同一とすることができる。筒状部24bの一方の端部は、リフレクタ24の基板22側の端部と接合されている。筒状部24bの他方の端部は、基板22と接触させることができる。
連結部24cは、複数の反射部24aの、基板22側とは反対側の端部に設けられている。連結部24cは、複数の反射部24aの、基板22側とは反対側の端部に接合されている。複数の反射部24aは、連結部24cにより一体化されている。
複数のボス24dは、連結部24cとベースプレート21との間に設けることができる。ボス24dの一方の端部は、連結部24cと接合されている。ボス24dの他方の端部は、ベースプレート21と接触させることができる。平面視において、複数のボス24dは、例えば、四角形の四隅の位置に設けることができる。平面視において、複数のボス24dは、複数の反射部24a同士の間に設けることができる。複数のボス24dは、筒状あるいは柱状を呈するものとすることができる。筒状を呈するボス24dとする場合には、ボス24dの内部にネジなどを挿入し、連結部24c、ひいてはリフレクタ24をベースプレート21に固定することができる。柱状を呈するボス24dとする場合には、ボス24dの内部にネジ孔を設け、ベースプレート21に設けられた孔に挿入されたネジにより、連結部24c、ひいてはリフレクタ24をベースプレート21に固定することができる。
カバー25は、例えば、透光性を有する樹脂から形成することができる。カバー25は、箱状を呈し、リフレクタ24を覆うように設けられている。すなわち、カバー25の内部には、リフレクタ24が設けられている。カバー25の平面形状および平面寸法は、ベースプレート21の平面形状および平面寸法と略同一とすることができる。カバー25のベースプレート21側の端部には、フランジ25aを設けることができる。フランジ25aは、ネジなどを用いてベースプレート21に固定することができる。
回路部3は、ベースプレート21の、基板22側とは反対側に設けることができる。回路部3は、ベースプレート21との間に所定の間隔を空けて設けることができる。回路部3は、ベースプレート21と対峙させて設けることができる。また、回路部3は、延在部4d(第2の延在部の一例に相当する)同士の間に設けることができる。
回路部3は、筐体31、および回路基板32を有する。
筐体31は、例えば、直方体形状を呈し、内部に回路基板32が設けられる空間を有している。筐体31の平面形状は、ベースプレート21の平面形状と略同一とすることができる。筐体31の平面寸法は、ベースプレート21の平面寸法よりも小さくすることができる。筐体31の平面寸法が、ベースプレート21の平面寸法よりも小さければ、筐体31の小型化、軽量化、低コスト化を図ることができる。筐体31は、例えば、アルミニウム板などの軽量な金属板を用いて形成することができる。筐体31には、例えば、アルマイト処理などの表面処理を施したり、塗装を施したりすることができる。
また、筐体31の、ベースプレート21側とは反対側の面は、取り外し可能とすることができる。すなわち、筐体31は、ベースプレート21側の面を含む部分と、ベースプレート21側とは反対側の面を含む部分とに分割することができる。この場合、ベースプレート21側の面を含む部分は、ネジなどを用いて取付部4に固定することができる。ベースプレート21側とは反対側の面を含む部分は、ネジなどを用いてベースプレート21側の面を含む部分に固定することができる。
回路基板32は、ネジなどを用いてベースプレート21側の面を含む部分に固定することができる。回路基板32と、ベースプレート21側の面を含む部分との間には、絶縁性を有するシートを設けることができる。回路基板32は、例えば、点灯回路や調光回路などを有するものとすることができる。回路基板32は、少なくとも1つ設けることができる。複数の回路基板32を設ける場合には、発光素子23の群23a毎に回路基板32を設けることもできるし、複数の群23aに対して1つの回路基板32を設けることもできる。
また、回路部3には、外部端子を設けることができる。筐体31の内部において、外部端子には、配線などを介して、回路基板32を電気的に接続することができる。筐体31の外部において、外部端子には、配線などを介して、照明装置1の外部に設けられた電源などを電気的に接続することができる。
なお、回路部3は、必ずしも照明装置1に設ける必要がない。回路部3は、照明装置1の外部に設けることもできる。この場合、複数の照明装置1に対して1つの回路部3を設けることもできる。ただし、照明装置1に回路部3を設ければ、設置作業が容易となる。一方、照明装置1の外部に回路部3が設けられていれば、照明装置1のさらなる軽量化を図ることができる。
回路部3が、照明装置1に設けられない場合には、図5(b)に示すように、取付部4は、取付座4a、延在部4b(第1の延在部の一例に相当する)、および、取付座4eを有するものとすることができる。すなわち、屈曲部4cおよび延在部4dを省くことができる。
取付部4は、ベースプレート21に設けられている。取付部4は、複数設けることができる。例えば、取付部4は一対設けることができる。一対の取付部4を設ける場合には、図1および図2に示すように、一対の取付部4を対峙させて設けることができる。なお、取付部4は3つ以上設けることもできる。ただし、軽量化および小型化の観点からは、取付部4は一対設けることが好ましい。
取付部4は、取付座4a、延在部4b、屈曲部4c、延在部4d、および、取付座4eを有する。取付座4a、延在部4b、屈曲部4c、延在部4d、および、取付座4eは、一体に設けることができる。例えば、取付部4は、帯状の板材に曲げ加工を施すことで形成することができる。取付部4は、例えば、アルミニウム板などの軽量な金属板を用いて形成することができる。取付部4には、例えば、アルマイト処理などの表面処理を施したり、塗装を施したりすることができる。
取付座4aは、ベースプレート21の面に略平行に設けられている。取付座4aには孔が設けられ、孔に挿入されたネジなどより、取付座4aがベースプレート21に固定されている。
延在部4bは、取付座4aの、ベースプレート21の外側の端部に接続されている。延在部4bは、ベースプレート21の、基板22側とは反対側に向けて延びている。例えば、延在部4bは、ベースプレート21の面に略垂直に延びるようにすることができる。
屈曲部4cは、延在部4bの、取付座4a側とは反対側の端部に接続されている。屈曲部4cは、ベースプレート21の内側に向けて屈曲している。屈曲部4cは、ベースプレート21から離れるに従い、ベースプレート21の中心に近づく方向に傾斜している。
延在部4dは、屈曲部4cの、延在部4b側とは反対側の端部に接続されている。延在部4dは、ベースプレート21の、基板22側とは反対側に向けて延びている。例えば、延在部4dは、ベースプレート21の面に略垂直に延びるようにすることができる。
取付座4eは、延在部4dの、屈曲部4c側とは反対側の端部に接続されている。取付座4eは、ベースプレート21の外側に向けて延びている。例えば、取付座4eは、ベースプレート21の面に略平行に設けることができる。取付座4eには設置用の孔4e1が設けられ、孔4e1に挿入されたネジなどより、取付座4e、ひいては照明装置1が設置場所の部材に固定される。
照明装置1に回路部3を設ける場合には、複数の取付部4の間に筐体31を設けることができる。例えば、筐体31は、一方の取付部4の延在部4dと、他方の取付部4の延在部4dとの間に設けることができる。この場合、筐体31を延在部4dにネジ止めすることができる。
以上に説明したように、複数の取付部4のそれぞれは、ベースプレート21の、基板22側とは反対側に延びる延在部4bと、延在部4bの基板22側とは反対側、且つ、ベースプレート21の中心側に位置する延在部4dと、を有している。
次に、本実施の形態に係る照明装置1の効果について説明する。
照明装置1には、ベースプレート21の外側に向けて延びる取付座4eを有した取付部4が複数設けられている。そのため、取付座4eに設けられた設置用の孔4e1が、ベースプレート21の外側に位置することになるので、照明装置1を設置する際の作業が容易となる。この場合、ベースプレート21の内側に向けて延びる取付座4eとすると、回路部3の筐体31と、取付座4eとの間に、手を入れるためのスペースが必要となる。これに対して、ベースプレート21の外側に向けて延びる取付座4eとすると、照明装置1の外部空間が手を入れるためのスペースとなる。そのため、回路部3の筐体31と、取付座4eとの間の距離を小さくすることができるので、照明装置1の小型化、および軽量化を図ることができる。また、取付座4eを中心としたモーメントを小さくすることができるので、振動や衝撃が照明装置1に加えられた際に、照明装置1が振られるのを抑制することができる。
また、照明装置1には、板状のベースプレート21が設けられ、熱源となる光源部2がベースプレート21の一方の面に設けられている。そのため、ベースプレート21の、基板22側とは反対側の面を放熱面とすることができる。ベースプレート21の面は、基板22、リフレクタ24、およびカバー25が設けられるため、比較的大きな面積を有している。そのため、放熱性の向上を図ることができる。また、ベースプレート21の、基板22側とは反対側には空間が設けられているので、空気が流れる流路が形成される。そのため、放熱性のさらなる向上を図ることができる。一般的には、光源部2において発生した熱を放熱させるための放熱フィンが必要となるが、本実施の形態に係る照明装置1すれば、放熱フィンを省くこともできる。以上に説明したように、本実施の形態に係る照明装置1とすれば、放熱性の向上、小型化、および軽量化を図ることができる。
また、ベースプレート21の周縁には、屈曲部21aが設けられている。そのため、ベースプレート21の厚みを薄くしても、剛性を保つことが容易となる。そのため、照明装置1の軽量化を図ることができる。
この場合、屈曲部21aが、ベースプレート21の、基板22側とは反対側に突出し、且つ、屈曲部21aの側方にスペースが形成されるようにすると、基板22やカバー25などの取り付け作業が容易となり、且つ、ベースプレート21の面の近傍を流れる空気の流れが阻害されるのを抑制することができる。そのため、照明装置1の放熱性の向上、小型化、および軽量化を図ることができる。
また、回路部3(筐体31)は、延在部4bよりもベースプレート21の内側に位置する延在部4dに設けられている。そのため、回路部3(筐体31)の平面寸法が、ベースプレート21の平面寸法より小さくなるようにしても、回路部3(筐体31)の取付を容易とすることができる。すなわち、回路部3(筐体31)の小型化が容易となるので、照明装置1の小型化、および軽量化を図ることができる。
図5(a)、(b)は、ベースプレート21の、基板22側とは反対側に設けられる空間の寸法を例示するための模式図である。
図5(a)は、回路部3が設けられる場合である。図5(b)は、回路部3が設けられない場合である。
回路部3が設けられる場合には、図5(a)に示すように、ベースプレート21の、基板22側とは反対側に設けられる空間の寸法Lは、ベースプレート21と回路部3(筐体31)との間の距離となる。
回路部3が設けられない場合には、図5(b)に示すように、ベースプレート21の、基板22側とは反対側に設けられる空間の寸法Lは、ベースプレート21と設置面との間の距離となる。
ベースプレート21の、基板22側とは反対側に設けられる空間の寸法Lは、ベースプレート21と、ベースプレート21の、基板22側とは反対側において、ベースプレート21と対峙する部材(例えば、筐体31や設置面など)との間の距離とすることができる。
本発明者の得た知見によれば、「L≧25mm」とすることが好ましい。この様にすれば、必要となる放熱性を確保するのが容易となる。
また、「30m≦L≦80mm」とすれば、充分な放熱性を確保するのが容易となる。 また、「60m≦L≦70mm」とすれば、充分な放熱性の確保と、薄型化(小型化)を図ることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 照明装置、2 光源部、3 回路部、4 取付部、4a 取付座、4b 延在部、4c 屈曲部、4d 延在部、4e 取付座、21 ベースプレート、21a 屈曲部、22 基板、23 発光素子、23a 群、24 リフレクタ、25 カバー、31 筐体

Claims (2)

  1. 四角形の板状を呈し、四角形の面の複数の辺には前記面と交差する方向に延びる屈曲部が設けられ、一対の取付部を前記屈曲部が設けられた前記面の周縁に固定するベースプレートと;
    前記ベースプレートの一方の面に設けられた基板と;
    前記基板の、前記ベースプレート側とは反対側に設けられた複数の発光素子と;
    を具備し、
    前記ベースプレートの前記基板側とは反対側の面は、放熱フィンが設けられず前記ベースプレートの前記基板側とは反対側の空間に全面が露出している照明装置。
  2. 前記ベースプレートの前記基板側とは反対側に設けられた回路部をさらに備え、
    前記回路部は、前記ベースプレートと対峙し、且つ前記一対の取付部間に設けられている請求項1記載の照明装置。
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