JP6822910B2 - 車両用スライドドア - Google Patents

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Description

本発明は、車両用スライドドアに関する。
電動スライド式の車両用スライドドアとして、特許文献1に記載のものが挙げられる。特許文献1には、インナパネルの車内側に、ドア開閉機構や窓ガラス昇降装置等のモジュールを備えたモジュールパネルを配置したスライドドアが記載されている。
国際公開2016/084808号公報
従来、モジュールパネルは複数のねじによりインナパネルに取り付けられている。インナパネルの車外側にはナットが溶接され、作業者は、車内側からねじをモジュールパネル、インナパネルの各ねじ通し孔に通して前記ナットに締結する。しかしながら、モジュールパネルは、形状が大きいうえに各種モジュールが取り付けられて重量があるため、ねじ通し孔同士の位置合わせ作業に手間がかかるという問題がある。また、インナパネルに対するモジュールパネルの位置精度を確保するため、前記ナットの溶接位置も高精度を要する。
また、例えば、モジュールパネルを仮保持させた状態でインナパネルをライン搬送する工程がある場合、ねじでモジュールパネルを仮止めする必要があり、手間がかかりやすいという問題がある。
本発明は、モジュールパネルを容易かつ迅速に位置決めしてインナパネルに組み付けることが可能な車両用スライドドアを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、インナパネルと、前記インナパネルに配置されるモジュールパネルと、を備え、前記モジュールパネルは、前記インナパネルに対して、車両の前後方向および高さ方向の位置決めを行う主位置決め手段と、高さ方向の位置決めを行う副位置決め手段とを備え、前記主位置決め手段は、車幅方向に係止する係止部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、モジュールパネルを容易かつ迅速に位置決めしてインナパネルに組み付けることができる。また、係止部によりモジュールパネルを容易にインナパネルに仮保持させることができる。
車内側から見た本発明に係るスライドドアの側面図である。 車内側から見たインナパネルの側面図である。 車外側から見たモジュールパネルの側面図である。 主位置決め手段の外観斜視図である。 副位置決め手段の外観斜視図である。 (a),(b)は、車外側から見た主位置決め手段、副位置決め手段の側面図である。 図4におけるA−A断面図である。 段差部の断面図である。
本発明を車両の右側のスライドドアに適用した形態について説明する。図1において、スライドドア1は、インナパネル2と、インナパネル2の車幅方向内側(車内側)に配置されるモジュールパネル3とを備えている。インナパネル2は鋼板等で形成され、モジュールパネルは樹脂材等で形成されている。インナパネル2の車幅方向外側(車外側)には図示しないアウタパネルが取り付けられ、インナパネル2の車内側には、モジュールパネル3を覆うように図示しない内装パネルが取り付けられる。
インナパネル2は、縦長の略矩形状を呈しており、上部には図示しない窓ガラス用の窓開口部4が形成され、窓開口部4の下部には、図2に示すように、モジュールパネル3を取り付けるための開口部5が形成されている。開口部5は、縁部に若干の凹凸はあるものの、概ね、車両前後方向に延びる上縁部5Aと、上縁部5Aの前端から下方に延びる前縁上部5Bと、前縁上部5Bの下端から下方かつ後方に向けて傾斜状に延びる前縁下部5Cと、上縁部5Aの後端から下方に延びる後縁上部5Dと、後縁上部5Dよりも後方の位置で下方に延びる後縁下部5Eと、前縁下部5Cと後縁下部5Eとの下端同士間で延びる下縁部5Fとで囲まれた形状からなる。これら開口部5の縁部周りには、モジュールパネル3をねじ止めするためのねじ通し孔6が複数(図2では9カ所)形成されており、各ねじ通し孔6の車外側にはナット(図示せず)が溶接されている。
図1、図3において、モジュールパネル3は、インナパネル2の開口部5に略倣った形状を呈している。すなわち、モジュールパネル3は、概ね、車両前後方向に延びる上縁部3Aと、上縁部3Aの前端から下方に延びる前縁上部3Bと、前縁上部3Bの下端から下方かつ後方に向けて傾斜状に延びる前縁下部3Cと、上縁部3Aの後端から下方に延びる後縁上部3Dと、後縁上部3Dよりも後方の位置で下方に延びる後縁下部3Eと、前縁下部3Cと後縁下部3Eとの下端同士間で延びる下縁部3Fとを備えた形状からなる。これらモジュールパネル3の縁部周りには、インナパネル2のねじ通し孔6の位置に対応して複数のねじ通し孔7が形成されている。
図1において、モジュールパネル3の車内側パネル面には、ドア開閉操作用のインナハンドル8と、スライドドア1の開閉を制御するドア開閉機構9と、スライドドア1のスライド駆動源であるパワースライドドアユニット10とが取り付けられ、車外側パネル面には、窓ガラスを昇降させる窓ガラス昇降装置11が取り付けられている。
インナハンドル8は、モジュールパネル3の上部前寄りの角部に取り付けられており、ドア開閉機構9は、インナハンドル8の後下寄りに取り付けられている。パワースライドドアユニット10は、モジュールパネル3の後下寄り近傍に取り付けられている。窓ガラス昇降装置11は、パワースライドドアユニット10の前寄りに位置する車外側パネル面にモータが取り付けられ、昇降用ケーブルが上方向に延設されている。モジュールパネル3は、以上の各モジュールが予め取り付けられた状態で、縁部がインナパネル2の開口部5の縁部にあてがわれ、車内側からねじ12をねじ通し孔7,6に通して前記ナットに締結するすることで、開口部5を覆うようにインナパネル2の車内側に取り付けられる。勿論、ねじ通し孔6,7は、インナパネル2に対するモジュールパネル3の取付位置を調整可能なように、ねじ12の軸径よりも大径に形成されている。
モジュールパネル3は、インナパネル2に対して、車両の前後方向および高さ方向の位置決めを行う主位置決め手段21と、高さ方向の位置決めを行う副位置決め手段22とを備えている。主位置決め手段21は、インナパネル2に車幅方向に係止する係止部23(図4)を備えている。主位置決め手段21は、モジュールパネル3の上縁部の一方の角部に設けられている。本実施形態では、主位置決め手段21は、モジュールパネル3の上縁部の前寄りの角部の近傍に設けられており、インナハンドル8の取付部の近傍に設けられている。副位置決め手段22は、モジュールパネル3の上縁部の他方の角部、本実施形態では後寄りの角部の近傍に設けられている。
図4、図6(a)、図7を参照して、主位置決め手段21は、モジュールパネル3の車外側パネル面に突設された第1突起体24を備えて構成されている。モジュールパネル3が樹脂パネルである場合、第1突起体24はパネルと一体成形で形成できる。第1突起体24は、車両前後方向に長手となる略直方体形状を呈した前後方向位置決め部25と、前後方向位置決め部25の車外側端面および下方において前後方向位置決め部25よりもさらに車外側に突出形成された高さ方向位置決め部26と、高さ方向位置決め部26の車外側端部から下方に延びる鉤爪状の前記係止部23と、を備えて構成されている。
前後方向位置決め部25の前後方向一端面(本実施形態では前端面25A)は、後述する第1位置決め孔27の前縁下部27Cに突き当たることにより、モジュールパネル3を前後方向に位置決めする。高さ方向位置決め部26の下端面26Aは、第1位置決め孔27の下縁部27Eに突き当たることにより、モジュールパネル3を高さ方向に位置決めする。高さ方向位置決め部26は、その前端面および後端面がそれぞれ前後方向位置決め部25の前端面25Aおよび後端面よりも後方、前方に収まるように、車幅方向視で幅狭に形成されている。つまり、前後方向位置決め部25と高さ方向位置決め部26とは、図6(a)から判るように、車幅方向視で略T字形状を呈するように形成されている。このような形状とすることで、第1突起体24の成形誤差を抑えて前端面25Aおよび下端面26Aの精度を確保でき、かつ第1突起体24の強度を確保できる。
インナパネル2には、第1突起体24の位置に対応して第1位置決め孔27が形成されている。第1位置決め孔27は、車両前後方向に延びる上縁部27Aと、上縁部27Aの前端から若干下方に鉛直状に下がったうえで下方かつ後方に向けて傾斜状に延びる前縁上部27Bと、前縁上部27Bの下端から下方に鉛直状に延びる前縁下部27Cと、上縁部27Aの後端から下方に鉛直状に延びる後縁部27Dと、前縁下部27Cと後縁部27Dの下端同士間で車両前後方向に延びる下縁部27Eとを備えた形状からなる。前縁下部27Cと後縁部27Dとの間の孔幅寸法L2は、第1突起体24の前後方向位置決め部25の前後幅寸法L1よりも大きい。
図5、図6(b)を参照して、副位置決め手段22は、モジュールパネル3の車外側パネル面に突設された第2突起体28を備えて構成されている。モジュールパネル3が樹脂パネルである場合、第2突起体28もパネルと一体成形で形成できる。第2突起体28は、車幅方向視で略T字形状を呈している。第2突起体28の下端面28Aは、第2位置決め孔29の下縁部29Aに突き当たることにより、インナパネル2に対してモジュールパネル3を高さ方向に位置決めする。
インナパネル2には、第2突起体28の位置に対応して第2位置決め孔29が形成されている。第2位置決め孔29は矩形状に形成されており、その下縁部29Aは車両前後方向に沿うように形成されている。第1位置決め孔29は、第1突起体24の前端面25Aが第1位置決め孔27の前縁下部27Cに突き当たったときに、第2突起体28の前端面および後端面との間でそれぞれ隙間Sが形成されるように形成されている。
次に、インナパネル2とモジュールパネル3とは、開口部5周りの重なり部において、図3に示すように、シール部材30が介設されている。シール部材30は、水や塵等がインナパネル2の車外側から開口部5を通して車内側に浸入することを防止するものであり、ゴム材等で形成されている。シール部材30は、上縁部3Aを除いた略全ての縁部、すなわち前縁上部3Bの上端近傍から後縁上部3Dの上端近傍までにわたる下方の縁部に沿って連続的に設けられる第1シール部材30Aと、上縁部3Aの一部に沿って設けられる第2シール部材30Bとを備えて構成されている。詳細はしないが、図示しない他のシール構造により上縁部3A周りは比較的水等が浸入し難くなっている一方、残りの縁部(前縁上部3B、前縁下部3C、後縁上部3D、後縁下部3E、下縁部3F)については第1シール部材30Aによる高いシール性が要求される。
ここで、モジュールパネル3は、各種のモジュールや部品の取付スペースを効率化する目的で、部位によって車幅方向に凹凸となる段差部31が形成されている。この段差部31が第1シール部材30Aの配置部にかかる場合には、インナパネル2側にも段差部31と重なるように、図2に示すように段差部32を形成することで、モジュールパネル3とインナパネル2との間隔を一定に保ち、第1シール部材30Aのシール性を確保できる。しかし、モジュールパネル3を前記した第1突起体24により車両前後方向に位置調整した場合には、段差部31と段差部32の段差面同士の間隔が変化し、第1シール部材30Aのシール性が損なわれるおそれがある。
この問題に対して、本実施形態の段差部31,32は、それぞれ車両前後方向に延びる、具体的には、第1突起体24の摺動方向つまり第1位置決め孔27の下縁部27Eに沿って延びる稜線部33,34(図1)を有している。第1シール部材30Aはこれら稜線部33,34に交差して設けられている。
本実施形態では、段差部31,32は複数設けられている。その内の1つの段差部31,32の断面図を図8に示す。モジュールパネル3には、車幅一方向側に突出する段差部31が形成されている。段差部31は車両前後方向(図8の紙面直交方向)に一定断面で延びている。段差面35の上下には車両前後方向に延びる2つの稜線部33が形成される。インナパネル2にも、車幅一方向側に突出する段差部32が形成されている。段差部32も車両前後方向に一定断面で延びている。段差面36の上下には車両前後方向に延びる2つの稜線部34が形成され段差面35と段差面36とは間隔C1で隔てられている。
「作用」
モジュールパネル3をインナパネル2に組み付ける際、作業者は第1突起体24、第2突起体28をそれぞれ第1位置決め孔27、第2位置決め孔29に通す。第1位置決め孔27は傾斜状の前縁上部27Bにより上部の幅が大きく形成されており、第2位置決め孔29は第2突起体28の幅よりも十分に大きく形成されているので、第1突起体24、第2突起体28をスムーズに第1位置決め孔27、第2位置決め孔29に通すことができる。
次いで、モジュールパネル3を若干前方かつ下方に移動させると、第1突起体24の前端面25Aが第1位置決め孔27の前縁下部27Cに突き当たることで、モジュールパネル3の車両前後方向の位置が決まる。このとき、第2突起体28は第2位置決め孔29との間で前後に隙間Sが形成されるので、第1突起体24と第1位置決め孔27とによる車両前後方向の位置決め機能が妨げられることはない。また、第1突起体24の下端面26Aが第1位置決め孔27の下縁部27Eに突き当たるとともに、第2突起体28の下端面28Aが第2位置決め孔29の下縁部29Aに突き当たることで、モジュールパネル3の高さ方向の位置が決まる。車両前後方向に離間した第1位置決め孔27と第2位置決め孔29とによる2点支持により、モジュールパネル3は回転ずれをすることなく安定した状態で高さ方向の位置決めがなされる。
さらに、第1突起体24の係止部23がインナパネル2に対し車幅方向に係止するので、ねじ12の締結作業前に、モジュールパネル3を仮保持した状態でインナパネル2をライン搬送する場合であっても、モジュールパネル3がインナパネル2から外れることがない。
段差部31の稜線部33および段差部32の稜線部34は、車両前後方向に延びるように形成されているので、モジュールパネル3を車両前後方向に位置調整した場合であっても、段差面35,36同士の間隔C1が変化することはない。したがって、稜線部33,34に交差するように設けられた第1シール部材30Aの圧縮量が変化することはなく、所望のシール性が確保される。
第1突起体24と第2突起体28とにより車両前後方向および高さ方向の位置決め調整をした後、作業者はねじ12をねじ通し孔6,7に通してナットに締結し、モジュールパネル3の取付作業を完了する。第1突起体24および第2突起体28によりモジュールパネル3の正確な取付位置が決定されるため、作業者はねじ通し孔6,7同士の位置合わせを行う必要がなく、ねじ12の締結作業を迅速に行える。また、ねじ通し孔7の車外側に溶接するナットの位置精度もさほど問われなくて済む。
「効果」
インナパネル2と、インナパネル2に配置されるモジュールパネル3と、を備え、モジュールパネル3は、インナパネル2に対して、車両の前後方向および高さ方向の位置決めを行う主位置決め手段21と、高さ方向の位置決めを行う副位置決め手段22とを備え、主位置決め手段21は、車幅方向に係止する係止部23を備えるスライドドア1によれば、形状が大きく重量のあるモジュールパネル3を、車両前後方向および高さ方向に容易かつ迅速に位置決めしてインナパネル2に組み付けることができる。また、モジュールパネル3を仮保持した状態でインナパネル2をライン搬送する場合であっても、係止部23により、モジュールパネル3がインナパネル2から外れることがない。
主位置決め手段21は、モジュールパネル3の上縁部3Aの一方の角部に設けられ、副位置決め手段22は、モジュールパネル3の上縁部3Aの他方の角部に設けられる構成とすれば、作業者が位置決めの場所を認識しやすくなり、モジュールパネル3の取付作業性を向上させることができる。また、重量のあるモジュールパネル3をインナパネル2に対して安定して懸吊させて仮保持させることができる。
主位置決め手段21は、ドア開閉操作用のインナハンドル8の取付部の近傍に設けられる構成とすれば、インナハンドル8の位置を正確に設定できるので、室内に露出するインナハンドル8の意匠部分において位置ずれ等の影響を低減できる。
モジュールパネル3は、インナパネル2に形成された開口部5を覆うように配置され、モジュールパネル3とインナパネル2とは、開口部5周りの重なり部において第1シール部材30Aが介設されるとともに、互いに車幅方向に突出して重なり合う段差部31,32が形成され、段差部31,32は、車両の前後方向に延びる稜線部33,34を有し、第1シール部材30Aは、稜線部33,34に交差して設けられる構成とすれば、モジュールパネル3を車両の前後方向に位置調整した場合であっても、第1シール部材30Aの圧縮量が変化することはなく、所望のシール性が確保される。
段差部31,32は複数形成され、モジュールパネル3の上縁部3Aを除く全ての段差部31,32が前記稜線部33,34を有している構成とすれば、上縁部3Aを除いたモジュールパネル3の周囲のシール性を安定して確保できる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明した。係止部23は第2突起体28側にも設けてもよい。
1 スライドドア
2 インナパネル
3 モジュールパネル
5 開口部
8 インナハンドル
21 主位置決め手段
22 副位置決め手段
23 係止部
24 第1突起体
27 第1位置決め孔
28 第2突起体
29 第2位置決め孔
30 シール部材
31 段差部(モジュールパネル側)
32 段差部(インナパネル側)
33 稜線部(モジュールパネル側)
34 稜線部(インナパネル側)

Claims (5)

  1. インナパネルと、前記インナパネルに配置されるモジュールパネルと、を備え、
    前記モジュールパネルは、前記インナパネルに対して、車両の前後方向および高さ方向の位置決めを行う主位置決め手段と、高さ方向の位置決めを行う副位置決め手段とを備え、
    前記主位置決め手段は、車幅方向に係止する係止部を備え
    前記モジュールパネルは、前記インナパネルに形成された開口部を覆うように配置され、
    前記モジュールパネルと前記インナパネルとは、前記開口部周りの重なり部においてシール部材が介設されるとともに、互いに車幅方向に突出して重なり合う段差部が形成され、
    前記段差部は、車両の前後方向に延びる稜線部を有し、
    前記シール部材は、前記稜線部に交差して設けられる
    ことを特徴とする車両用スライドドア。
  2. 前記主位置決め手段は、前記モジュールパネルの上縁部の一方の角部に設けられ、
    前記副位置決め手段は、前記モジュールパネルの上縁部の他方の角部に設けられることを特徴とする請求項1に記載の車両用スライドドア。
  3. 前記主位置決め手段は、ドア開閉操作用のインナハンドルの取付部の近傍に設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用スライドドア。
  4. 前記段差部は複数形成され、前記モジュールパネルの上縁部を除く全ての段差部が前記稜線部を有していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両用スライドドア。
  5. インナパネルと、前記インナパネルに配置されるモジュールパネルと、を備え、
    前記モジュールパネルは、前記インナパネルに対して、車両の前後方向および高さ方向の位置決めを行う主位置決め手段と、高さ方向の位置決めを行う副位置決め手段とを備え、
    前記主位置決め手段は、車幅方向に係止する係止部を備え、
    前記主位置決め手段が前後方向に位置決めされた状態において、前記副位置決め手段は前後方向に拘束されていない
    ことを特徴とする車両用スライドドア。
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