JP6967470B2 - 制御装置 - Google Patents
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Description
本発明は、制御装置に関する。
インバータ等の電力変換装置は、多相の回転電機の電流をパルス幅変調(PWM)により制御する。回転電機が三相モータの場合には、三相の巻線にそれぞれ印加する電圧指令値とPWMの基準となるキャリア信号を比較して、三相インバータのスイッチング素子のオンとオフを切り替えることで、三相の巻線電流が制御される。三相モータの出力トルク及び回転速度は、三相の巻線電流により、所望の値に制御される。
出力トルクの制御には、印加電圧の位相を適切に制御する必要があり、そのためにはモータの回転子位置を正確に把握する必要がある。回転子位置を検出するには、励磁コイルからの磁界を検出コイルで検出するレゾルバや高感度な磁気センサを用いるGMRなどの位置センサが用いられている。加えて、位置センサが故障しても駆動を継続可能とするために、2個以上のセンサ出力が得られる冗長化された位置センサが用いられつつある。
冗長化された位置センサの故障判定では、位置センサの出力を比較することで故障出力を判定する。しかし、2出力のみを比較した場合に、故障判定は可能であるが故障した出力を特定することは困難である。そこで、3出力以上を比較して故障出力を特定することが要求される。
特許文献1に記載の従来例1には、モータ駆動制御装置の位置検出センサの不具合における課題が示されている。この解決手段として、インバータの通電期間で位置検出センサの正常と異常を判定し、異常である位置センサの影響を受けずに駆動する方法(位置検出センサの異常検出方法)が述べられている。
従来例1では、ホールICまたはホール素子を位置センサとして用いた場合に、不具合が生じても異常である位置センサの出力の影響を受けることなく、モータを回転させる内容が開示されている。ホールICまたはホール素子は、電気角で120度毎に360度を検出するため最小3個を用いる必要がある。従来例1では、ホールICの3個のうち1個の故障を特定し、残る2個での運転継続を可能にする内容が開示されている。
しかし、位置の分解能は電気角60度となり、レゾルバやGMRなどの磁気センサと比較して検出分解能が低い。また、電気角60度未満の分解能を有した位置センサの故障を特定する技術の開示はない。
本発明の目的は、モータの中性点電圧を用いて位置センサの故障を判定することができる制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、第1の位置センサによって検出されるモータの回転子の位置に基づいてインバータが前記モータに印加する電圧の第1の指令値を決定する処理と、第2の位置センサによって検出される前記回転子の位置又は前記モータの中性点電圧に基づいて前記インバータが前記モータに印加する電圧の第2の指令値を決定する処理とを並列に行う印加電圧決定部と、前記第1の指令値に応じた第1のパルス幅変調信号と前記第2の指令値に応じた第2のパルス幅変調信号とを交互に前記インバータへ出力する変調部と、前記第1の位置センサによって検出される前記回転子の位置と前記モータの中性点電圧から推定される前記回転子の位置とを比較することにより前記第1の位置センサが故障しているか否かを判定する判定部と、を備える。
本発明によれば、モータの中性点電圧を用いて位置センサの故障を判定することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下、図を参照しながら、本発明の第1〜第3の実施形態による制御装置の詳細を説明する。制御装置は、モータを駆動するインバータを制御する。
(第1実施形態)
図1に、本発明の第1実施形態の全体構成図を示す。図1のモータ1は、U、V、Wの三相巻線と三相の接続点である中性点Nを引き出した中性線を有している。インバータ2は、各相の上下アームにそれぞれスイッチング素子を備えた6素子で構成され、モータ1のU、V、Wの各相に接続されることで、インバータ2の入力であるPN間の電圧がモータ1の各相に通電される。
図1に、本発明の第1実施形態の全体構成図を示す。図1のモータ1は、U、V、Wの三相巻線と三相の接続点である中性点Nを引き出した中性線を有している。インバータ2は、各相の上下アームにそれぞれスイッチング素子を備えた6素子で構成され、モータ1のU、V、Wの各相に接続されることで、インバータ2の入力であるPN間の電圧がモータ1の各相に通電される。
図2にインバータ2の回路構成を示す。インバータ2は、U相出力UIに接続される上アームSupと下アームSun、V相出力VIに接続される上アームSvpと下アームSvn、W相出力WIに接続される上アームSwpと下アームSwnで構成される。
図1に示す直流電圧電源3は、バッテリやDC/DCコンバータなどで構成される。また、直流電圧の安定化や電圧リプル低減のために、電解コンデンサなどの整流素子がバッテリなどに並列に接続されて用いられることがあるが、本実施形態では直流電圧電源3に含めて図示している。直流電流検出器4は、インバータ2の保護用のシャント抵抗や、それとは別に直流電流センサを付加してインバータ2を介してモータ1の電流を検出する。また、同じ目的のために、モータ1とインバータ2の間に交流電流センサを付加しても良い。
直流電流検出器4による検出電流I0と、直流電圧電源3の直流電圧V0は、ともに制御装置5に入力され、インバータ2のスイッチングタイミングが決定される。さらに、制御装置5には、モータ1の回転子位置を検出する位置センサ6のセンサ出力と、中性点Nの中性点電圧VNが入力される。なお、制御装置5は、例えば、マイコン等であり、プロセッサ、メモリ等から構成される。
図3に、制御装置5の構成を示す。トルク/電流換算部501は、トルク指令を電流指令に換算する。相電流演算部502は、直流電流検出器4によって検出される検出電流I0からモータ1の相電流を演算する。トルク/電流換算部501の出力と相電流演算部502の出力との偏差を入力として、この偏差が0になるように電流制御部503は電流を制御する。電流制御部503の出力と直流電圧V0および速度(モータの回転速度)を用いて電圧指令演算部504は電圧指令を演算する。回転子の位置にもとづく位相と固定子座標であるd軸およびq軸の電圧指令Vd*およびVq*とによりdq/三相変換部506は三相交流指令Vu*、Vv*、Vw*を求める。
PWM変調部507は、それら三相交流指令を入力として、キャリア波形と比較してインバータ2のスイッチング信号を生成する。電圧指令演算部504とdq/三相変換部506は、インバータ2で駆動する印加電圧を決定する印加電圧決定部510とみなせる。位相/速度演算部505は速度と位相を決定(演算)する。詳細には、位相/速度演算部505は、位置センサ6の出力であるA、Bから検出位相を演算する。また、位相/速度演算部505は、中性点電圧と位相の対応関係を表すマップを用いて中性点電圧VNから推定位相を検索し又は近似式を用いて推定位相を演算する。ここで、モータ1の中性点電圧VNから推定される回転子の位置は、出力Aの位置センサ6(第1の位置センサ)によって検出される回転子の位置及び出力Bの位置センサ6(第2の位置センサ)によって検出される回転子の位置を利用しないため、それらに依存しない。これにより、モータ1の中性点電圧VNから推定される回転子の位置(推定位相)は、位置センサ6の故障に影響されない。なお、マップは、実験又はシミュレーション等の結果から事前に作成され、メモリ等に記憶される。
図4に、PWM変調部507の詳細を示す。位相/速度演算部505は、位置センサ6の出力Aから位相(検出位相)と速度(検出速度)を演算する。印加電圧決定部510は、これらの検出位相と検出速度から三相交流指令を演算し、出力[1]としてPWM変調部507へ出力する。また、並列処理として、位相/速度演算部505は、中性点電圧VNから位相(推定位相)と速度(推定速度)を演算する。印加電圧決定部510は、推定位相と推定速度から三相交流指令を演算し、出力[2]としてPWM変調部507へ出力する。
換言すれば、印加電圧決定部510は、出力Aの位置センサ6(第1の位置センサ)によって検出されるモータ1の回転子の位置に基づいてインバータ2がモータ1に印加する電圧の三相交流指令V1u*、V1v*、V1w*(第1の指令値)を決定する処理と、モータ1の中性点電圧VNに基づいてインバータ2がモータ1に印加する電圧の三相交流指令V2u*、V2v*、V2w*(第2の指令値)を決定する処理とを並列に行う。ここで、三相交流指令(第2の指令値)は、出力Aの位置センサ6の故障に影響されない。
モード切替部511は、出力[1]と出力[2]を例えばキャリア周期毎に交互に切り替え、キャリア比較部512に入力する。キャリア比較部512は、出力[1]と出力[2]のいずれかとキャリア信号とを比較してインバータ2を駆動するスイッチング信号を決定し、所望の電圧をパルス出力としてインバータ2を介してモータ1に印加する。
換言すれば、PWM変調部507(変調部)は、三相交流指令V1u*、V1v*、V1w*(第1の指令値)に応じたPWM信号(第1のパルス幅変調信号)と三相交流指令V2u*、V2v*、V2w*(第2の指令値)に応じたPWM信号(第2のパルス幅変調信号)とを交互にインバータ2へ出力する。これにより、分解能の高い検出位相に基づくPWM信号と分解能の低い推定位相に基づくPWM信号(第2のパルス幅変調信号)が交互に出力される。
図5に、スイッチング信号と位相の関係を示す。位相θが反時計回りに正回転する場合に、インバータ2に通電する電圧は、60度毎の矢印で示される通電ベクトルV1、V2、V3、V4、V5、V6と、原点のゼロベクトルとなるV0、V7の組合せで決定される。組合せで得られる合計ベクトルの示す領域をそれぞれ通電ベクトル領域a〜fとして図示している。各電圧ベクトルは、”1”は上アームがオンとなり、”0”が下アームがオンとなるスイッチングモードとして、各アームの状態を表現している。例えば、図4のV1は、(U,V,W)の順に(1,0,0)となるスイッチングモードを示している。位相θが異なれば異なる通電モードでインバータ2に電圧が印加される。
図6に、中性点電圧と位相の関係を示す。中性点電圧は、通電ベクトル領域a〜fに対して60度毎に切り替わり、位相に対する位置依存性がある。この中性点電圧の位置依存性を利用して、位相をマップもしくは演算式(近似式)等で逆算することで、位相を推定することができる。例えば、位相/速度演算部505は、あらかじめ図6のマップを通電ベクトル領域毎に備えておき、検出した中性点電圧VNと比較することで、位相を推定する。
図6の中性点電圧はモータ1に通電することで得られ、回転速度に依存しないため、ゼロ速度および極低速回転からの位置推定が可能になる。また、中・高速回転の領域でも同様の特性が得られるので、全速度域で位相の推定を行っても良いが、一般的に、中・高速回転ではモータ1の誘起電圧が得やすくなるため、誘起電圧にもとづく位置推定を行う方が簡易である。
そこで、誘起電圧による位置推定が困難になる定格速度の10%程度を閾値として、その閾値以下において、中性点電圧にもとづく位置推定を行うのが望ましい。ここで、印加電圧決定部510は、モータ1の回転数が所定回転数以下の場合、モータ1の中性点電圧VNに基づいてインバータ2がモータ1に印加する電圧の第2の指令値を決定する。これにより、誘起電圧に基づく位置(位相)の推定が困難な場合にのみ、モータ1の中性点電圧VNに基づく推定位相から三相交流指令V2u*、V2v*、V2w*(第2の指令値)を決定することができる。
図7に、PWM出力のデューティ波形を印加して得られる中性点電圧VNの波形を、モード切替部511でPWMキャリア1周期毎に切り替えた波形の一例を示す。出力[1]と出力[2]のデューティは、位相/速度演算部505の入力によって変化する。ここで、出力[2]のデューティで電圧を印加することで得られる中性点電圧VNを検出し、検出結果を用いて再びPWM出力デューティを演算する。
このように、中性点電圧VNから求める推定位相と、位置センサから求める検出位相を、PWM出力期間で分けることでインバータ2の印加電圧を演算するループを分離することができる。この様な構成とすることで、仮に位置センサ6の位置センサ出力Aが故障により誤差を生じていた場合に、通電ベクトル領域が真の位相と異なる場合が考えられる。
この様な場合、中性点電圧は図6のように60度毎に位置依存特性が変化するため、故障により誤差を持つ位置センサ出力Aにもとづく通電ベクトル領域では正確な位置推定ができない問題がある。そこで、本実施形態により、位置センサ出力Aの検出位相と中性点電圧VNからの推定位相を分離することで、位置センサ出力Aが故障した場合にも、中性点電圧VNからの推定位相を正確に演算することが可能になる。
推定位相を正確に演算することが可能になることで、位置センサ6の出力Aおよび出力Bを比較して両者が異なる場合に、中性点電圧VNからの推定位相と出力Aおよび出力Bを比較して、予め定めた閾値を超えた方を故障出力と特定することが可能になる。故障出力を特定後には、非故障出力を用いて運転を継続することが可能である。
換言すれば、制御装置5は、出力Aの位置センサ6(第1の位置センサ)によって検出される回転子の位置と出力Bの位置センサ6(第2の位置センサ)によって検出される回転子の位置との差が閾値を超える場合に、出力Aの位置センサ6によって検出される回転子の位置とモータ1の中性点電圧VNから推定される回転子の位置とを比較して出力Aの位置センサ6が故障しているか否かを判定し、かつ、出力Bの位置センサ6によって検出される回転子の位置とモータ1の中性点電圧VNから推定される回転子の位置とを比較して出力Bの位置センサ6が故障しているか否かを判定する判定部として機能する。これにより、2つの検出位相が異なる場合に、故障している位置センサ6を特定することができる。なお、出力Bの位置センサ6を第1の位置センサ、出力Aの位置センサ6を第2の位置センサと考えてもよい。
制御装置5は、出力Aの位置センサ6(第1の位置センサ)によって検出される回転子の位置とモータ1の中性点電圧VNから推定される回転子の位置とを比較することにより出力Aの位置センサ6が故障しているか否かを判定する判定部としてのみ機能してもよい。なお、出力Bの位置センサ6を第1の位置センサと考えてもよい。
位置センサの出力は一般的に高分解能であるので、仮に出力Aが故障出力である場合には、位置センサ出力A、位置センサ出力B、中性点電圧VNによる推定位相の順に使用することが望ましい。
また、最も位置検出精度の高いレイアウトへの配置を出力Aとなる条件とし、最も時間遅れの小さい通信手段を適用した場合には最も検出精度が高く、かつ、遅れの小さい検出位相を優先して使用することができる。換言すれば、出力Aの位置センサ6(第1の位置センサ)は、検出精度が最も高い位置に配置され、信号伝達遅れ時間が閾値より小さい通信媒体を介して回転子の位置を示す信号を出力する。これにより、安定かつ、トルクリプルを抑制できるなど優れた駆動特性を得ることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、モータの中性点電圧を用いて位置センサの故障を判定することができる。
ここで、本実施形態では、モータ1のトルクは、位置センサ6の出力Aに基づくPWM信号(第1のパルス幅変調信号)によって制御される。すなわち、モータ1の中性点電圧VNに基づくPWM信号(第2のパルス幅変調信号)に基づくモータ1のトルクの不足分は、位置センサ6の出力Aに基づくPWM信号(第1のパルス幅変調信号)を補正することによって制御される。これにより、高分解能な位置センサ6の出力Aに基づいてモータ1のトルクが制御される。
(第2実施形態)
図8に、2系統の場合におけるモータ1を示す。図1のモータ1は、三相巻線にインバータ2が接続される1対1の1系統構成となっている。これが2対2、…、N対Nというように2系統、…、N系統であっても同様であり、図8に2系統の例を示す。
図8に、2系統の場合におけるモータ1を示す。図1のモータ1は、三相巻線にインバータ2が接続される1対1の1系統構成となっている。これが2対2、…、N対Nというように2系統、…、N系統であっても同様であり、図8に2系統の例を示す。
モータ1は第1巻線11と第2巻線12の独立した2巻線を有しており、モータ1の固定子を介して1つの回転子を共有する磁気回路を有している。複数系統を持つことで、インバータ2の故障時も継続した運転が可能になる。
また、図は省略するが、位置センサ6はN個の位置センサ出力を持っていても良い。N個であれば、相互に比較することで故障出力の特定が容易である。さらに、中性点電圧VNにもとづく推定位相と比較することで、位置センサの共通した故障要因に左右されないため、より正確な故障出力の特定が可能になる。
(第3実施形態)
図9に、位置センサ6の出力のうち、出力Aと出力A以外の位置センサ出力を用いた例として、出力Bを用いた例を示す。本実施形態では、印加電圧決定部510は、出力Bの位置センサ6(第2の位置センサ)によって検出される回転子の位置に基づいて三相交流指令V2u*、V2v*、V2w*(第2の指令値)を決定する。これにより、高分解能な位置センサ6の出力Bに基づいて三相交流指令(第2の指令値)が決定される。
図9に、位置センサ6の出力のうち、出力Aと出力A以外の位置センサ出力を用いた例として、出力Bを用いた例を示す。本実施形態では、印加電圧決定部510は、出力Bの位置センサ6(第2の位置センサ)によって検出される回転子の位置に基づいて三相交流指令V2u*、V2v*、V2w*(第2の指令値)を決定する。これにより、高分解能な位置センサ6の出力Bに基づいて三相交流指令(第2の指令値)が決定される。
出力Bを用いた場合でも、図4の中性点電圧VNを入力とした場合と同様に、出力Aとの演算を分離する。図10に、モード切替部511でPWMキャリア1周期毎に切り替えた波形の一例を示す。出力[1]で得られる検出中性点電圧をVN−A、出力[2]で得られる検出中性点電圧をVN−Bとする。出力A比較部520は、VN−Aから推定した位相と出力Aの検出位相を比較して差を出力する。同様に、出力B比較部521は、VN−Bの推定位相と出力Bの検出位相を比較した差を出力する。故障出力判定部523は、出力A比較部520と出力B比較部521の両出力を比較することで、予め定めた閾値を超えて差が大きい方を故障出力と判定する。
印加電圧決定部510は、例えば、出力Aの位置センサ6(第1の位置センサ)が故障していると判定される場合、出力Bの位置センサ6(第2の位置センサ)によって検出される回転子の位置に基づいて第1の指令値を決定する。これにより、インバータ2の制御及びモータ1の駆動を継続することができる。さらに、制御装置5は、出力Bの位置センサ6によって検出される回転子の位置とモータ1の中性点電圧VNから推定される回転子の位置との差が閾値を超える場合に、出力Bの位置センサ6が故障していると判定する判定部として機能してもよい。これにより、出力Bの位置センサ6の故障を特定することができる。
また、制御装置5(判定部)は、出力Aの位置センサ6(第1の位置センサ)によって検出される回転子の位置とモータ1の中性点電圧VNから推定される回転子の位置との第1の差が、出力Bの位置センサ6(第2の位置センサ)によって検出される回転子の位置とモータ1の中性点電圧VNから推定される回転子の位置との第2の差より大きい場合、出力Aの位置センサ6が故障していると判定し、第1の差が、第2の差より小さい場合、出力Bの位置センサ6(第2の位置センサ)が故障していると判定してもよい。これにより、推定位相からの偏差に基づいて故障している位置センサ6を特定することができる。
本実施の形態とすることで、位置センサ出力を用いた高精度な駆動を実現しながら、故障出力を特定して継続した運転が可能になる。
ここで、モータ1のトルクは、位置センサ6の出力Bに基づくPWM信号(第2のパルス幅変調信号)によって制御される。すなわち、位置センサ6の出力Bに基づくPWM信号に基づくモータ1のトルクの不足分は、出力Bに基づくPWM信号(第2のパルス幅変調信号)を補正することによって制御される。これにより、高分解能な位置センサ6の出力Bに基づいてモータ1のトルクが制御される。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能(手段)等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能(手段)等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
なお、本発明の実施形態は、以下の態様であってもよい。
(1).直流を交流に変換するインバータと、該インバータにより駆動されるモータを備え、該モータの回転子の位置を相互に独立して検出する2つ以上の位置センサ出力、または、前記モータの中性点電圧を検出して回転子の位置を推定する位置推定部の出力、のいずれかの出力にもとづいて前記インバータの交流出力をパルス幅変調により決定されたパルスで出力する電力変換装置において、前記交流出力のパルスは、前記位置センサ出力のうち第1の出力にもとづく第1のパルスと、前記位置センサ出力のうち第1以外の出力にもとづく第2のパルスと、を交互に出力し、前記第2のパルスの前記モータの中性点電圧を検出して得られる前記位置推定部の出力を、前記位置センサ出力と比較することで異常判定を行うことを特徴とする電力変換装置。
(2).(1)に記載の電力変換装置において、前記第2のパルスに、前記位置推定部の出力を用いることを特徴とする電力変換装置。
(3).(2)に記載の電力変換装置において、前記位置センサの異常判定は、前記位置センサの第1の出力と第1以外の出力を比較した結果が予め定めた閾値を超える場合に、前記位置推定部の出力に対して前記位置センサの第1および第2の両出力をそれぞれ比較した差が、それぞれの閾値を超える前記位置センサの出力を異常と判定することを特徴とする電力変換装置。
(4).(3)に記載の電力変換装置において、前記位置推定部の出力は、前記位置センサの出力にもとづく演算結果を用いないことを特徴とする電力変換装置。
(5).(2)に記載の電力変換装置において、前記第1のパルスは、前記モータのトルクを制御する制御出力であることを特徴とする電力変換装置。
(6).(5)に記載の電力変換装置において、前記第2のパルスは、前記位置推定部の出力にもとづいて演算された位置推定に適した制御出力にもとづくパルスを出力し、前記第1のパルスのトルクを制御する制御出力と、前記第2のパルスの制御出力の差分は、前記第1のパルスを修正した出力である第1のパルス修正出力とすることを特徴とする電力変換装置。
(7).(2)に記載の電力変換装置において、前記位置センサの第1の出力は、位置センサの第1以外の出力に対して、検出精度が最も高い配置、および、信号伝達遅れ時間の最も小さい通信手段とすることを特徴とする電力変換装置。
(8).(1)に記載の電力変換装置において、前記第2のパルスに、前記位置センサの第1以外の出力を用いることを特徴とする電力変換装置。
(9).(8)に記載の電力変換装置において、前記第1のパルスは、前記位置センサの第1以外の出力にもとづく前記モータのトルクを制御する制御出力であることを特徴とする電力変換装置。
(10).(8)に記載の電力変換装置において、前記位置センサの第1の出力が故障した場合は、前記位置センサの第1以外の出力を用いることを特徴とする電力変換装置。
(11).(10)に記載の電力変換装置において、前記位置センサの第1以外の出力と前記位置推定部の出力を比較した結果が予め定めた閾値を超える場合に、前記位置センサの第1以外の出力が異常と判定することを特徴とする電力変換装置。
(12).(8)に記載の電力変換装置において、前記位置センサの故障判定には、第1の差分を、前記位置センサの第1の出力と、該出力にもとづく前記第1のパルスにより発生する前記モータの中性点電圧を検出して得られた前記位置推定部の出力と、を比較した差分とし、第2の差分を、前記位置センサの第1以外の出力と、該出力にもとづく前記第2のパルスにより発生する前記モータの中性点電圧を検出して得られた前記位置推定部の出力と、を比較した差分とし、前記第1の差分と前記第2の差分を比較して、差の大きい組合せとなる前記位置センサの出力が故障していると判定することを特徴とする電力変換装置。
(13).(1)および(2)、(8)に記載の電力変換装置において、前記第2のパルスは、前記モータの回転数が所定回転数以下の時に実施することを特徴とする電力変換装置。
上記(1)〜(13)によれば、電力変換装置の位置センサの故障出力を特定し、未故障の位置センサ出力を使用してインバータの駆動を継続することができる。
1…モータ
2…インバータ
3…直流電圧電源
4…直流電流検出器
5…制御装置
6…位置センサ
11…第1巻線
12…第2巻線
501…トルク/電流換算部
502…相電流演算部
503…電流制御部
504…電圧指令演算部
505…速度演算部
506…dq/三相変換部
507…PWM変調部
510…印加電圧決定部
511…モード切替部
512…キャリア比較部
520…比較部
521…比較部
523…故障出力判定部
2…インバータ
3…直流電圧電源
4…直流電流検出器
5…制御装置
6…位置センサ
11…第1巻線
12…第2巻線
501…トルク/電流換算部
502…相電流演算部
503…電流制御部
504…電圧指令演算部
505…速度演算部
506…dq/三相変換部
507…PWM変調部
510…印加電圧決定部
511…モード切替部
512…キャリア比較部
520…比較部
521…比較部
523…故障出力判定部
Claims (13)
- 第1の位置センサによって検出されるモータの回転子の位置に基づいてインバータが前記モータに印加する電圧の第1の指令値を決定する処理と、第2の位置センサによって検出される前記回転子の位置又は前記モータの中性点電圧に基づいて前記インバータが前記モータに印加する電圧の第2の指令値を決定する処理とを並列に行う印加電圧決定部と、
前記第1の指令値に応じた第1のパルス幅変調信号と前記第2の指令値に応じた第2のパルス幅変調信号とを交互に前記インバータへ出力する変調部と、
前記第1の位置センサによって検出される前記回転子の位置と前記モータの中性点電圧から推定される前記回転子の位置とを比較することにより前記第1の位置センサが故障しているか否かを判定する判定部と、
を備えることを特徴とする制御装置。 - 請求項1に記載の制御装置であって、
前記印加電圧決定部は、
前記モータの中性点電圧に基づいて前記第2の指令値を決定する
ことを特徴とする制御装置。 - 請求項2に記載の制御装置であって、
前記判定部は、
前記第1の位置センサによって検出される前記回転子の位置と前記第2の位置センサによって検出される前記回転子の位置との差が閾値を超える場合に、前記第1の位置センサによって検出される前記回転子の位置と前記モータの中性点電圧から推定される前記回転子の位置とを比較して前記第1の位置センサが故障しているか否かを判定し、かつ、前記第2の位置センサによって検出される前記回転子の位置と前記モータの中性点電圧から推定される前記回転子の位置とを比較して前記第2の位置センサが故障しているか否かを判定する
ことを特徴とする制御装置。 - 請求項3に記載の制御装置であって、
前記モータの中性点電圧から推定される前記回転子の位置は、
前記第1の位置センサによって検出される前記回転子の位置及び前記第2の位置センサによって検出される前記回転子の位置に依存しない
ことを特徴とする制御装置。 - 請求項2に記載の制御装置であって、
前記モータのトルクは、
前記第1のパルス幅変調信号によって制御される
ことを特徴とする制御装置。 - 請求項5に記載の制御装置であって、
前記第2のパルス幅変調信号に基づく前記モータのトルクの不足分は、前記第1のパルス幅変調信号を補正することによって制御される
ことを特徴とする制御装置。 - 請求項2に記載の制御装置であって、
前記第1の位置センサは、
検出精度が最も高い位置に配置され、信号伝達遅れ時間が閾値より小さい通信媒体を介して前記回転子の位置を示す信号を出力する
ことを特徴とする制御装置。 - 請求項1に記載の制御装置であって、
前記印加電圧決定部は、
前記第2の位置センサによって検出される前記回転子の位置に基づいて前記第2の指令値を決定する
ことを特徴とする制御装置。 - 請求項8に記載の制御装置であって、
前記モータのトルクは、
前記第2のパルス幅変調信号によって制御される
ことを特徴とする制御装置。 - 請求項8に記載の制御装置であって、
前記印加電圧決定部は、
前記第1の位置センサが故障していると判定される場合、前記第2の位置センサによって検出される前記回転子の位置に基づいて前記第1の指令値を決定する
ことを特徴とする制御装置。 - 請求項10に記載の制御装置であって、
前記判定部は、
前記第2の位置センサによって検出される前記回転子の位置と前記モータの中性点電圧から推定される前記回転子の位置との差が閾値を超える場合に、前記第2の位置センサが故障していると判定する
ことを特徴とする制御装置。 - 請求項8に記載の制御装置であって、
前記判定部は、
前記第1の位置センサによって検出される前記回転子の位置と前記モータの中性点電圧から推定される前記回転子の位置との第1の差が、前記第2の位置センサによって検出される前記回転子の位置と前記モータの中性点電圧から推定される前記回転子の位置との第2の差より大きい場合、前記第1の位置センサが故障していると判定し、
前記第1の差が、前記第2の差より小さい場合、前記第2の位置センサが故障していると判定する
ことを特徴とする制御装置。 - 請求項2に記載の制御装置であって、
前記印加電圧決定部は、
前記モータの回転数が所定回転数以下の場合、前記モータの中性点電圧に基づいて前記インバータが前記モータに印加する電圧の第2の指令値を決定する
ことを特徴とする制御装置。
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