JP6770930B2 - コンバイン - Google Patents

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Description

本発明は、ラジエータが備えられているコンバインに関する。
従来のコンバインが、例えば、特許文献1に記載されている。同文献に記載のコンバインには、ラジエータを支持するラジエータフレームと、ラジエータの機体外側に位置する空冷式の冷却装置(同文献では「オイルクーラー」)と、冷却装置に接続されて冷却装置の冷媒を移送する複数のホース(同文献では「配管ホース」)と、が備えられている。
特開2012−130324号公報
しかし、従来の技術では、冷却装置に接続されるホースが自在に動きうる構造となっているため、例えば、作業中等の走行機体の振動によってホースがバタつき易い。その結果、ホースが他の部材と接触して摩耗したり、ホースが動くことで冷却装置の取付箇所に負荷がかかり易くなったりする等の不都合を招くおそれがあった。
上記実情に鑑み、冷却装置に接続されるホースを好適に位置保持させることができるコンバインが要望されていた。
本発明のコンバインは、
ラジエータと、
前記ラジエータを支持するラジエータフレームと、
前記ラジエータの機体外側に位置する空冷式の冷却装置と、
前記冷却装置に接続されて前記冷却装置の冷媒を移送する複数のホースと、が備えられ、
前記ラジエータフレームに、機体内外方向に沿って貫通する開口が設けられ、
前記開口に複数の前記ホースを通してあり、
前記開口の機体外側に、前記ホースの外形に沿った形状に形成されて前記ホースを機体内外方向に沿って貫通させる貫通孔を有するカバーを取り付け可能になっており、
前記ラジエータ及び前記冷却装置を覆う開閉可能な防塵ケースが備えられ、
前記カバーは、前記ラジエータフレームに取り付け可能になっており、
前記防塵ケースを閉じた状態で、前記カバーが前記防塵ケースと前記ラジエータフレームとにより挟持されるものである。
本発明によると、ラジエータフレームに比較的大きな開口を設けていることにより、例えば、ラジエータフレームにホースと略同じ大きさの挿通孔を設けてその挿通孔にホースを挿通させるものに比べて、冷却装置に接続されるホースの配索を行い易くなる。さらに、ホースをカバーの貫通孔に貫通させ、そのカバーを開口の機体外側に取り付けることで、カバーによって開口の余分な部分が塞がれると共に、カバーによってホースの動きを抑えることができる。これにより、例えば、作業中等の走行機体の振動によってホースがバタつくことが防止され、ホースの摩耗や冷却装置の取付箇所に大きな負荷がかかる等の不都合を回避できる。
よって、本発明であれば、冷却装置に接続されるホースを好適に位置保持させることができるものとなる。
また、本構成によれば、防塵ケースを利用して、防塵ケースとラジエータフレームとでカバーを挟み込むことで、カバーが動かないように保持されるので、カバーをラジエータフレームに取り付ける専用部材が不要となり、簡素な構造となる。
本発明において、
前記ラジエータフレームに、前記開口が複数設けられていると好適である。
本構成によれば、複数のホースを別々の開口に分けて通す構造となるので、ホースが捻れたり互いに交差した状態で誤って配索したりしてしまう可能性が低減され、ホースの配索作業を行い易くなる。
本発明において、
ラジエータと、
前記ラジエータを支持するラジエータフレームと、
前記ラジエータの機体外側に位置する空冷式の冷却装置と、
前記冷却装置に接続されて前記冷却装置の冷媒を移送する複数のホースと、が備えられ、
前記ラジエータフレームに、機体内外方向に沿って貫通する開口が設けられ、
前記開口に複数の前記ホースを通してあり、
前記開口の機体外側に、前記ホースの外形に沿った形状に形成されて前記ホースを機体内外方向に沿って貫通させる貫通孔を有するカバーを取り付け可能になっており、
前記ラジエータフレームに、前記開口が複数設けられ、
前記冷却装置がサイズ違いで複数備えられ、
複数の前記冷却装置は、サイズの小さな前記冷却装置である程、前記開口の近くに配置され、
複数の前記冷却装置のうちの第1冷却装置に接続される一方側の前記ホースと他方側の前記ホースとの間に、複数の前記冷却装置のうちの前記第1冷却装置よりもサイズの小さな第2冷却装置に接続される一方側の前記ホースと他方側の前記ホースが位置し、
前記第1冷却装置の前記一方側のホースと前記第2冷却装置の前記一方側のホースとが複数の前記開口のうちの第1開口を通され、
前記第1冷却装置の前記他方側のホースと前記第2冷却装置の前記他方側のホースとが複数の前記開口のうちの第2開口を通されていると好適である。
本構成によれば、互いに近い位置にある第1冷却装置の一方側のホースと第2冷却装置の一方側のホースを同じ第1開口に通し、互いに近い位置にある第1冷却装置の他方側のホースと第2冷却装置の他方側のホースを同じ第2開口に通す構造となる。これにより、一方側のホースと他方側のホースとが互いに交差した状態で誤って配索したり、対応しない開口にホースを通してしまう等のミスを招き難くなり、ホースの配索作業を行い易くなる。
コンバインを示す右側面図である。 防塵ケース等を示す右側面図である。 冷却装置等を示す斜視図である。 冷却装置等を示す後面図である。 冷却装置に接続されるホース等を示す後面図である。 エンジンマウント等を示す上面図である。 エンジンマウント等を示す右側面視の部分断面図である。 エンジンマウント等を示す断面図(図7のVIII−VIII断面図)である。
以下、本発明の一例である実施形態を図面に基づいて説明する。なお、図面において、矢印Fが「前」、矢印Bが「後」、矢印Lが「左」、矢印Rが「右」を示している。
図1に示すように、コンバインは、クローラ式の走行装置1により自走可能な走行機体を備えている。コンバインには、植立穀稈を刈り取って後方に向けて搬送する刈取搬送部2、刈取穀稈の脱穀処理を行う脱穀装置3、脱穀処理された穀粒を袋詰めするための袋詰め装置4、原動部5、操縦者が運転操作を行う運転部6等が備えられている。
図1に示す刈取搬送部2は、走行機体の前部に昇降可能に支持されている。刈取搬送部2には、回転駆動されることにより植立穀稈を掻き込む掻き込みリール7、掻き込みリール7で掻き込まれた植立穀稈の株元を切断するバリカン型の刈刃8、刈取穀稈を横方向に寄せ集めながら後方に向けて搬送する横送りオーガ9、横送りオーガ9から送られてきた刈取穀稈を脱穀装置3の入口に向けて持ち上げ搬送するフィーダ10等が備えられている。
図1に示す脱穀装置3は、刈取穀稈の全稈を脱穀処理するように構成されている。つまり、コンバインは、普通型コンバインとして構成されている。
図1に示す運転部6には、操縦者が着座可能な運転席11、操縦者が運転操作を行う各種の操作レバー12、運転席11に着座した操縦者の頭上に位置する日除けや雨除け用の前キャノピ13等が備えられている。
図1に示す袋詰め装置4には、3つの排出口14を有する穀粒を貯留可能なホッパ15、排出口14から排出される穀粒を収容する穀粒袋16を支持する受台17、折り畳み可能で袋詰め作業を行う作業者の足場となる作業台18、展開した作業台18で作業を行う作業者の頭上に位置する日除けや雨除け用の後キャノピ19等が備えられている。
図1、図2、図4等に示すように、原動部5には、動力源となるエンジン20、エンジン20の動力で駆動される冷却ファン21、外気に含まれる大きな塵埃を除去してエンジン20側へ供給するプレクリーナ22、プレクリーナ22で除塵された外気をさらに除塵してエンジン20に供給するエアクリーナ(図示なし)、エンジン20の排気を排出する排気管23等が備えられている。
図1〜図4に示すように、エンジン20は、箱状のボンネット24で覆われている。エンジン20は、運転席11の下方に配置されている。
図1、図2、図4、図5に示すように、エンジン20の右横側には、開閉可能な防塵ケース25が備えられている。防塵ケース25の横外部には、藁屑等の塵埃を除塵して外気を取り入れる防塵網26が上下に備えられている。防塵ケース25は、前側の縦軸心Z周りに回動することで開閉可能となっている。防塵ケース25は、後側の上下一対のバックル式の係止機構27により、閉じた状態で位置保持させることができる。閉じた状態の防塵ケース25内の空間には、エンジン20を冷却するためのラジエータ28の機体外側に位置する空冷式の冷却装置29と、が備えられている。つまり、防塵ケース25は、ラジエータ28及び冷却装置29を覆うものとなっている。
図2〜図4等に示すように、エンジン20の右横外側には、冷却ファン21、エンジン20の冷却水を循環させるラジエータ28、ラジエータ28を支持するラジエータフレーム30と、が備えられている。ラジエータフレーム30は、ボンネット24の一部として構成されている。ラジエータフレーム30には、機体内外方向に空気を通す通風口31が設けられている。ラジエータフレーム30には、冷却ファン21を包囲し、冷却ファン21で発生する風を案内するシュラウド32が支持されている。
また、図2〜図5に示すように、ラジエータ28の近傍には、冷却装置29に接続されて冷却装置29の冷媒を移送する複数の可撓性を有するホース33が備えられている。ホース33は、ラジエータ28の下方を通されるようになっている。
図2〜図5に示すように、ラジエータフレーム30には、機体内外方向に沿って貫通する開口34が設けられている。開口34は、ラジエータフレーム30の下部に設けられている。ラジエータフレーム30には、開口34が複数設けられている。開口34に複数のホース33が通されている。開口34の機体外側には、ホース33の外形に沿った形状に形成されてホース33を機体内外方向に沿って貫通させる貫通孔35を有するプレート状のカバー36を取り付け可能になっている。
図2〜図5に示すカバー36は、ラジエータフレーム30に取り付け可能になっている。図4、図5に示すように、カバー36は、防塵ケース25を閉じた状態で、防塵ケース25とラジエータフレーム30とにより挟持される。
図2、図3等に示すように、カバー36は、前後方向に沿って長く延びている。図5等に示すように、カバー36の上端部には、横方向に向けて折り曲げられた折り曲げ部36Aが設けられている。図2〜図5に示すように、カバー36の各貫通孔35には、夫々、ホース33を保護するためにリング状のグロメット37が取り付けられている。
図2〜図4に示すように、複数の冷却装置29としては、作業部用オイルクーラである第1冷却装置38、ミッション用オイルクーラである第2冷却装置39が備えられている。第1冷却装置38は、刈取搬送部2等の駆動に係る静油圧式無段変速装置(HST)の作動油の冷却を行うように構成されている。第2冷却装置39は、エンジン20の動力を変速するトランスミッションの作動油の冷却を行うように構成されている。冷却ファン21で発生する風により、ラジエータ28、第1冷却装置38、第2冷却装置39が冷却される。
図2〜図4に示すように、第1冷却装置38は、第2冷却装置39よりも大きい。つまり、冷却装置29は、サイズ違いで複数備えられている。第2冷却装置39は、第1冷却装置38の下方に配置されている。説明を加えると、第2冷却装置39は、第1冷却装置38よりも開口34の近くに配置されている。つまり、複数の冷却装置29は、サイズの小さな冷却装置29である程、開口34の近くに配置されている。
図2〜図4等に示すように、ラジエータフレーム30には、前後方向に沿って延びる上架設フレーム40と、上架設フレーム40の下方に位置して前後方向に沿って延びる下架設フレーム41と、が夫々取り付けられている。また、下架設フレーム41には、上下方向に沿って延びる前後一対の片持ちフレーム42が取り付けられている。片持ちフレーム42の下端部は自由端となっている。
図2、図3に示すように、第1冷却装置38は、上架設フレーム40における前後2箇所、及び、下架設フレーム41における前後2箇所に、ボルト連結等により固定されている。第2冷却装置39は、前後一対の片持ちフレーム42の各上端箇所、及び、前後一対の片持ちフレーム42の各下端箇所に、ボルト連結等により固定されている。つまり、第2冷却装置39は、前後一対の片持ちフレーム42を介して、上架設フレーム40に片持ち状に支持されている。
図2〜図4に示すように、第1冷却装置38の下端部の前後2箇所には、ホース33を接続するための第1接続部43が設けられている。第2冷却装置39の下端部の前後2箇所には、ホース33を接続するための第2接続部44が設けられている。
図2〜図4に示すように、第1冷却装置38には、往路管としての一方側のホース45と、復路管としての他方側のホース46とが接続されるようになっている。第2冷却装置39には、往路管としての一方側のホース47と、復路管としての他方側のホース48とが接続されるようになっている。
図2、図3に示すように、複数の冷却装置29のうちの第1冷却装置38に接続される一方側のホース45と他方側のホース46との間に、複数の冷却装置29のうちの第1冷却装置38よりもサイズの小さな第2冷却装置39に接続される一方側のホース47と他方側のホース48が位置している。
図2、図3に示すように、第1冷却装置38の一方側のホース45と第2冷却装置39の一方側のホース47とが、複数の開口34のうちの第1開口59を通されている。第1冷却装置38の他方側のホース46と第2冷却装置39の他方側のホース48とが、複数の開口34のうちの第2開口60を通されている。
図2、図3に示すように、第1開口59は、前後方向に延びている。第2開口60は、前後方向に延びている。第1開口59の方が、第2開口60よりも前後長が長くなっている。第1開口59の前側に第2開口60が位置している。
図3に示すように、ラジエータフレーム30の内側から各開口34を通して各ホース33を引っ張り出し、各ホース33をカバー36の対応する貫通孔35に通す。そして、各ホース33の端部を対応する冷却装置29に接続する。そして、防塵ケース25を閉じて、ラジエータフレーム30の下部の横外面30Aと防塵ケース25の下部の横内面25Aでカバー36を挟み込む。これにより、カバー36がラジエータフレーム30に取り付けられる。
このように、冷却装置29に接続される各ホース33をカバー36で位置保持させる構造としてあるので、例えば、走行機体の振動等でホース33がバタつくことがなく、ホース33が他の部品と擦れて損傷する等の不都合が生じることを防止できる。また、ラジエータフレーム30に設けられた開口34のうち余分な部分を、カバー36で塞ぐことができる。
〔エンジンマウントについて〕
図6に示すように、エンジン20は、走行装置1に支持される枠状に組まれた主フレーム65のうち前後一対の左右方向に沿って延びる搭載フレーム66に、防振用のマウント構造67を介して支持されている。マウント構造67には、4つのエンジンマウント68が備えられている。図7、図8に示すように、各エンジンマウント68は、上方に向かうにつれて支持の中心軸心Xがエンジン20側に寄るように、傾斜した姿勢で取り付けられている。
図6〜図8に示すように、各エンジンマウント68には、夫々、エンジン20を支持するための枠状に組まれた搭載フレーム66に固定される下部材69、エンジン20の側面に固定される上部材70、下部材69と上部材70との間に介装される円筒状のマウントゴム71、下部材69に固定されてマウントゴム71の変形を規制する規制部材72、ボルト・ナットで構成される締結具73が備えられている。締結具73の締結軸心が、エンジンマウント68の中心軸心Xとなっている。
図6〜図8に示すように、規制部材72には、L字状に曲げられたアングル材74、アングル材74の外側に設けられた補強リブ材75、アングル材74を下部材69に取り付ける取付片76が備えられている。アングル材74には、横向きの横部分77と、横部分77に連設される縦向きの縦部分78と、が備えられている。補強リブ材75は、アングル材74の横部分77と縦部分78とに亘って取り付けられている。アングル材74の縦部分78の下部は、取付片76を挟み込んだ状態で、下部材69に取り付けられている。
図8等に示すように、各エンジンマウント68において、下部材69、マウントゴム71、上部材70、規制部材72の横部分77とは、締結具73により共締め連結されている。
図6に示すように、各エンジンマウント68のうち右側に位置するエンジンマウント68の規制部材72は、マウントゴム71の右側に位置している。各エンジンマウント68のうち左側に位置するエンジンマウント68の規制部材72は、マウントゴム71の左側に位置している。
エンジン20の回転速度が所定速度の場合のエンジン20の振動に、例えば、バリカン型の刈刃8の左右方向に沿った往復運動による振動が加わることで、エンジンマウント68に左右方向について大きな力が掛かることがある。そのような場合、エンジンマウント68が左右方向に大きく変形して、変形に耐えられなくなって切れるおそれがある。
しかし、上記のような規制部材72を備えているため、エンジン20が左右方向に大きく振動しても、図6から理解されるように、規制部材72の縦部分78により下部材69と上部材70の左右方向の相対動が規制される。これにより、マウントゴム71に過度な引張力が作用することが阻止され、マウントゴム71が切れることを防止でき、高い耐久性を有するエンジン20の支持構造を構成可能となる。
〔別実施形態〕
以下、上記実施形態の一部を変更した別実施形態を例示する。上記実施形態及び各別実施形態は、矛盾が生じない限り、複数選択して組み合わせ可能である。なお、本発明の範囲は、各実施形態の内容に限定されるものではない。
(1)上記実施形態では、防塵ケース25を閉じた状態で、カバー36が防塵ケース25とラジエータフレーム30とにより挟持されるものを例示しているが、これに限られない。例えば、防塵ケース25を閉じた状態にしても、防塵ケース25にカバー36が当たらない構造にしてもよい。この場合、カバー36は、ラジエータフレーム30に直接取り付けてあるとよい。
(2)上記実施形態では、複数の冷却装置29として、第1冷却装置38と第2冷却装置39が備えられているものを例示しているが、これに限られない。例えば、第1冷却装置38と第2冷却装置39とも異なる他の冷却装置を備えるようにしてもよい。この場合、ラジエータフレーム30の開口34に、他の冷却装置に接続されるホースを通し、そのホースをカバー36で位置保持させるようにしてもよい。他の冷却装置としては、例えば、インタークーラ等が挙げられる。
(3)上記実施形態では、ラジエータフレーム30に開口34が2つ備えられているものを例示しているが、これに限られない。例えば、ラジエータフレーム30に開口34が1つだけ備えられていてもよい。この場合、1つの開口34に全てのホース33が通されるものとなる。また、例えば、ラジエータフレーム30に開口34が3つ以上備えられていてもよい。この場合、各開口34に各ホース33が分散して通されるものとなる。各開口34の大きさは、通すホース33の数に応じて適宜変更できる。
(4)上記実施形態では、開口34が、ラジエータフレーム30の下部に設けられているものを例示しているが、これに限られない。例えば、開口34が、ラジエータフレーム30の前部、後部、または、上部に設けられていてもよい。
(5)上記実施形態では、4つのエンジンマウント68のいずれにも規制部材72が備えられているものを例示しているが、これに限られない。少なくとも、4つのエンジンマウント68のうち対角上に位置する2つのエンジンマウント68に規制部材72が備えられていればよい。これにより、エンジンマウント68が左右方向に過度に変形することを好適に抑制できるものとなる。また、規制部材72の個数が削減されることから、コストダウンを実現できる。
(6)上記実施形態では、脱穀処理された穀粒を袋詰めする袋詰め装置4が備えられているものを例示しているが、これに限られない。これに代えて、例えば、脱穀処理された穀粒を貯留するグレンタンクと、グレンタンクに貯留された穀粒を機外に排出可能なアンローダが備えられていてもよい。
(7)上記実施形態では、クローラ式の走行装置1を例示しているが、これに限られない。例えば、ホイール式の走行装置1であってもよい。
本発明は、上記普通型コンバインの他、自脱型コンバイン等の他のコンバインにも利用できる。
25 :防塵ケース
28 :ラジエータ
29 :冷却装置
30 :ラジエータフレーム
33 :ホース
34 :開口
35 :貫通孔
36 :カバー
38 :第1冷却装置
39 :第2冷却装置
45 :第1冷却装置に接続される一方側のホース
46 :第1冷却装置に接続される他方側のホース
47 :第2冷却装置に接続される一方側のホース
48 :第2冷却装置に接続される他方側のホース
59 :第1開口
60 :第2開口

Claims (3)

  1. ラジエータと、
    前記ラジエータを支持するラジエータフレームと、
    前記ラジエータの機体外側に位置する空冷式の冷却装置と、
    前記冷却装置に接続されて前記冷却装置の冷媒を移送する複数のホースと、が備えられ、
    前記ラジエータフレームに、機体内外方向に沿って貫通する開口が設けられ、
    前記開口に複数の前記ホースを通してあり、
    前記開口の機体外側に、前記ホースの外形に沿った形状に形成されて前記ホースを機体内外方向に沿って貫通させる貫通孔を有するカバーを取り付け可能になっており、
    前記ラジエータ及び前記冷却装置を覆う開閉可能な防塵ケースが備えられ、
    前記カバーは、前記ラジエータフレームに取り付け可能になっており、
    前記防塵ケースを閉じた状態で、前記カバーが前記防塵ケースと前記ラジエータフレームとにより挟持されるコンバイン。
  2. 前記ラジエータフレームに、前記開口が複数設けられている請求項に記載のコンバイン。
  3. ラジエータと、
    前記ラジエータを支持するラジエータフレームと、
    前記ラジエータの機体外側に位置する空冷式の冷却装置と、
    前記冷却装置に接続されて前記冷却装置の冷媒を移送する複数のホースと、が備えられ、
    前記ラジエータフレームに、機体内外方向に沿って貫通する開口が設けられ、
    前記開口に複数の前記ホースを通してあり、
    前記開口の機体外側に、前記ホースの外形に沿った形状に形成されて前記ホースを機体内外方向に沿って貫通させる貫通孔を有するカバーを取り付け可能になっており、
    前記ラジエータフレームに、前記開口が複数設けられ、
    前記冷却装置がサイズ違いで複数備えられ、
    複数の前記冷却装置は、サイズの小さな前記冷却装置である程、前記開口の近くに配置され、
    複数の前記冷却装置のうちの第1冷却装置に接続される一方側の前記ホースと他方側の前記ホースとの間に、複数の前記冷却装置のうちの前記第1冷却装置よりもサイズの小さな第2冷却装置に接続される一方側の前記ホースと他方側の前記ホースが位置し、
    前記第1冷却装置の前記一方側のホースと前記第2冷却装置の前記一方側のホースとが複数の前記開口のうちの第1開口を通され、
    前記第1冷却装置の前記他方側のホースと前記第2冷却装置の前記他方側のホースとが複数の前記開口のうちの第2開口を通されているコンバイン。
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