JP6817093B2 - 作業車 - Google Patents

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本発明は、作業車に関する。
従来の作業車が、例えば、特許文献1に記載されている。同文献に記載の作業車には、機体フレームに支持され、エンジン冷却水を循環させるラジエータが備えられている。
特開2016−168023号公報
ところで、エンジン冷却水は、ある程度の使用を経ると冷却性能が低下するため、定期的な交換が必要となる。しかし、上記のような従来の作業車では、エンジン冷却水を排出させることが可能なラジエータの排水部が、アクセスし難い箇所に位置している。このため、ラジエータからエンジン冷却水を排出させるためには、ラジエータの周辺機器の取り外し等が必要となり、その結果、エンジン冷却水の点検や交換等の作業が煩雑となっていた。
上記実情に鑑み、エンジン冷却水の点検や交換等の作業を行い易い作業車が要望されていた。
本発明の作業車は、
機体フレームに支持され、エンジン冷却水を循環させるラジエータと、
前記ラジエータの排水部に接続された排水ホースと、が備えられ、
前記機体フレームのうち、前記ラジエータの下端部よりも低い位置に位置する底部材に、前記排水ホースが通過可能な開口が形成され、
前記開口を開閉可能な蓋部材が前記底部材に下側から着脱自在な状態で備えられ、
前記排水ホースの排水口側の部分が、前記蓋部材に支持されると共に、前記底部材から離脱した前記蓋部材と共に移動可能であり、
前記排水ホースの排水口側の部分が、前記蓋部材に固定されている。
本発明によると、ラジエータの排水部に排水ホースが接続されており、その排水ホースを通じてエンジン冷却水を排出させることができる。排水ホースの排水口側の部分は、機体フレームの底部材に形成された開口に取り付けられた蓋部材に支持されている。蓋部材は、底部材の下方に形成されている空きスペースを通じて下側から操作して容易に取り外すことが可能である。蓋部材を取り外すことで、蓋部材と一緒に、排水ホースの排水口側の部分を、作業の行い易い箇所まで引き出すことができる。そして、排水ホースの排水口側の部分が、ラジエータの下端部よりも低い位置にあることから、排水ホース内を自然流下させて、エンジン冷却水をスムーズに排出させることができる。よって、ラジエータの周辺機器の取り外し等の手間をかけることなく、ラジエータからエンジン冷却水を容易に排出させることができる。
したがって、本発明であれば、エンジン冷却水の点検や交換等の作業を行い易いものとなる
また、本発明において、前記底部材及び前記蓋部材が、機体前後方向及び機体左右方向に延びる板状の部材であると好適である。
本発明において、
前記開口が、前記底部材のうち機体外側寄りの箇所に形成されていると好適である。
本構成によれば、開口に対する蓋部材の着脱作業を機体外側から行い易くなるとともに、蓋部材に支持される排水ホースの排水口側の部分を機体外側の作業の行い易い箇所まで引き出し易くなる。
本発明において、
前記開口が、前記ラジエータの真下に位置していると好適である。
本構成によれば、ラジエータの排水部と排水ホースの排水口側の部分との距離が近くなるので、排水ホースの長さを短く抑えて、コンパクトな構造にできる。
本発明において、
前記蓋部材に貫通孔が形成されるとともに、前記貫通孔に前記排水ホースの排水口側の部分が上側から接続され、
前記排水ホースの排水口側の部分を前記貫通孔の下側から閉塞可能な栓部材が備えられていると好適である。
本構成によれば、開口に対する蓋部材の着脱作業と排水ホースの排水口側の部分に対する栓部材の開閉作業との両方を下側から行うものとなるので、少ないスペースで作業を行うことが可能となる。
作業車の全体を示す右側面図である。 原動部の周辺及び支持台の周辺の構造を示す右側面図である。 蓋部材の着脱、排水ホースの状態の変化等を示す下面図である。 蓋部材の着脱、排水ホースの状態の変化等を示す前面図である。 エンジン制御装置の取り外し、支持台の状態の変化等を示す上面図である。 エンジン制御装置の取り外し、支持台の状態の変化、バッテリの引き出し等を示す右側面図である。
以下、本発明の一例である実施形態を図面に基づいて説明する。なお、図中において、矢印Fが「前」、矢印Bが「後」、矢印Lが「左」、矢印Rが「右」を示している。
図1に示すように、自脱型コンバイン(「作業車」の一例)には、左右一対のクローラ走行装置1によって自走する走行機体が備えられている。走行機体の前部には、植立穀稈を刈り取る刈取部2が備えられている。走行機体の前後中央部右側には、キャビン3で覆われた運転部4が備えられている。走行機体の後部には、刈取部2で刈り取られた刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置5と、脱穀処理で得られた穀粒を貯留する穀粒タンク6と、が横並び状態で備えられている。走行機体の運転部4における運転座席7の下方には、原動部8が備えられている。走行機体には、穀粒タンク6に貯留された穀粒を機外に排出可能なアンローダ9が備えられている。
図1に示す刈取部2には、刈取対象となる植立穀稈の株元を分草案内する分草具10、分草された植立穀稈を縦姿勢に引き起こす複数の引き起こし装置11、引き起こされた植立穀稈の株元を切断するバリカン型の刈取装置12、刈取穀稈を縦姿勢から徐々に横倒れ姿勢になるように姿勢変更しながら後方に搬送する縦搬送装置13等が備えられている。
刈取部2は、枠状に組まれた機体フレーム14から延出された刈取フレーム15にて全体が支持されている。刈取フレーム15は、昇降シリンダ(図示なし)の伸縮作動によって、分草具10が地面近くに下降した下降作業状態と、分草具10が地面から高く上昇した上昇非作業状態と、に昇降操作できる。
刈取部2を下降作業状態にして走行機体を走行させることにより、刈取部2は、刈取対象の植立穀稈を分草具10により後方の引き起こし装置11に導入して引き起こし処理する。引き起こし処理される植立穀稈をバリカン状の刈取装置12によって刈取処理し、刈取穀稈を縦搬送装置13により後方に搬送して脱穀装置5の脱穀フィードチェーン(図示なし)に供給する。
図1に示す脱穀装置5は、供給された刈取穀稈の株元側を脱穀フィードチェーンによって機体後方向きに挟持搬送しながら、穂先側を扱室に供給して脱穀処理する。扱室にて脱穀処理された後の処理物は、扱室の下方の選別部(図示なし)で穀粒と藁屑等とに選別され、穀粒が揚送装置(図示なし)により揚送されて穀粒タンク6の内部に搬送される。穀粒タンク6は、脱穀装置5から送り込まれる穀粒を貯留する。穀粒タンク6に貯留された穀粒は、アンローダ9により外部に排出される。
図1に示すように、運転座席7は、原動部8に備えられたディーゼル型式のエンジン19の上方を覆うエンジンボンネット20の上部に支持されている。運転部4は、エンジンボンネット20と一体的に、左後部側の上下軸心周りで揺動開閉自在に機体フレーム14に支持されている。
図1、図2に示すように、運転部構造体21には、運転部4の床部を構成する床フレーム体22が備えられており、その床フレーム体22の乗降部側箇所の下方側には、運転者が搭乗するための搭乗ステップ23が備えられている。
図1に示すように、キャビン3の天井部の後方近くには、天井部に支持される状態でプレクリーナ24が設けられている。運転座席7の後方に形成された給気室構成部には、エアクリーナ25が設けられている。エンジンボンネット20の内部におけるエンジン19の上部の機体前方側付近には、過給機が備えられている。
図1、図2に示すように、過給機をエンジン19が排出する排ガスによって駆動し、外部の空気をプレクリーナ24及びエアクリーナ25にて除塵し、除塵後の空気を過給機に吸引させて圧縮空気を発生させ、この圧縮空気をインタークーラ28に送り込んで冷却処理を行い、冷却後の圧縮空気をエンジン19に燃焼用空気として供給するようになっている。
図1〜図4に示すように、機体フレーム14に支持され、エンジン冷却水を循環させるラジエータ27が備えられている。ラジエータ27は、機体右外寄りの箇所に配置されている。吸気壁26とラジエータ27との間には、油圧式無段変速装置(HST)に供給する作動油を冷却するための第1オイルクーラ29、ミッションケースに備えられた図示しない油圧クラッチ等の油圧装置に供給する作動油を冷却するための第2オイルクーラ30が備えられている。吸気壁26とラジエータ27との間には、第2オイルクーラ30の前部側に隣接する状態で、第2オイルクーラ30に対する作動油通路に介装されるオイルフィルタ31が備えられている。インタークーラ28は、エンジンボンネット20の内部の通気を許容しながら塵埃の通過を阻止する吸気壁26とラジエータ27との間に備えられている。
図2に示すように、吸気壁26の機体内側に、ラジエータ27、第1オイルクーラ29、第2オイルクーラ30、インタークーラ28が位置している。吸気壁26は、後部の縦軸心Z周りに揺動することで、原動部8の右側面を開放できる。
図1、図2に示すように、エンジン19とラジエータ27との間に配置される冷却ファン32の駆動によって、吸気壁26を通じて外部から空気が取り込まれ、取り込まれた空気により、ラジエータ27、第1オイルクーラ29、第2オイルクーラ30、インタークーラ28が冷却される。
詳しくは説明しないが、原動部8には、エンジン19の排ガス中に含まれる粒子状物質を低減する第1排ガス処理装置と、第1排ガス処理装置にて処理された後の排ガス中に含まれる窒素酸化物を低減する第2排ガス処理装置と、が備えられている。
第2排ガス処理装置は、公知技術である選択触媒還元(SCR)を利用した排気処理装置である。第2排ガス処理装置は、還元剤の一例である尿素水を排ガス中に噴射して加水分解させてアンモニアを生成し、そのアンモニア(NH)と排ガスに含まれる窒素酸化物(NO)とが化学反応して、窒素(N)と水(HO)とに還元させることでエンジン19からの排気に含まれる窒素酸化物を低減させるように排ガスの浄化処理を行う。
図1、図2、図5、図6に示すように、第2排ガス処理装置には、尿素水を貯留する尿素水タンク34が、エンジン19よりも機体前部側に備えられている。尿素水タンク34は、運転部4の床部の下方側に位置する状態で機体フレーム14に支持されている。
〔ラジエータの排水部の周辺構造について〕
図3、図4に示すように、ラジエータ27の下端部付近の箇所の機体内側には、ラジエータ27内のエンジン冷却水を排出可能な排水部35が設けられている。排水部35には、可撓性を有する排水ホース36が接続されている。排水部35には、手動操作式の排水コック35Aが備えられている。排水コック35Aを閉栓すると、ラジエータ27と排水ホース36との間が非導通状態となる。排水コック35Aを開栓すると、ラジエータ27と排水ホース36との間が導通状態となり、エンジン冷却水が排水ホース36内に流れこむ状態となる。
図3、図4に示すように、機体フレーム14のうち、ラジエータ27の下端部よりも低い位置に位置する底部材37に、排水ホース36が通過可能な開口38が形成されている。また、開口38の下面側には、開口38を開閉可能な蓋部材39が備えられている。蓋部材39は、底部材37に下側から着脱自在な状態で備えられている。蓋部材39は、矩形状の板体で構成されている。蓋部材39の後端部及び右端部には、夫々、折り返し部40が設けられている。
図3、図4に示すように、蓋部材39は、複数のボルト等の締結具41により、取り付け状態A1と、取り外し状態A2と、に切り換えることができる。取り付け状態A1の蓋部材39は、各締結具41により底部材37に締結固定されている。各締結具41の操作部は、蓋部材39の下面側に位置している。
図3、図4に示すように、開口38は、底部材37のうち機体外側寄りの箇所に形成されている。開口38は、ラジエータ27の真下に位置している。底部材37の開口38及び蓋部材39は、左のクローラ走行装置1の上方に位置している。
図3、図4に示すように、排水ホース36の排水口42側の部分であるアダプタ43が、蓋部材39に支持されている。アダプタ43は、L字状に曲げられた筒部材となっている。アダプタ43は、金属製または樹脂製である。排水ホース36は、アダプタ43とは、金属製の索状体等で構成される締付部材44により、排水ホース36の外側から締付固定されている。
図3、図4に示すように、蓋部材39には、貫通孔45が形成されている。貫通孔45に排水ホース36の排水口42側の部分であるアダプタ43が上側から接続されている。
蓋部材39の下面側には、排水ホース36の排水口42側の部分であるアダプタ43を貫通孔45の下側から閉塞可能な栓部材46が備えられている。栓部材46は、例えばドレンプラグで構成されている。栓部材46は、金属製である。栓部材46の操作部は、蓋部材39の下面側に位置している。
図2〜図4等に示される排水ホース36に接続されるアダプタ43の先端部(栓部材46が位置する部分)は、クローラ走行装置1のクローラベルトよりも機体横外側(機体右外側)に至るまで引き出すことが可能になっている。これにより、栓部材46を開放(取り外し)した際に、エンジン冷却水がクローラ走行装置1のクローラベルトにかかることを回避できる。
〔エンジン冷却水の排出について〕
図3、図4に示すように、まず、底部材37の下方側から複数の締結具41を操作して取り外す。これにより、底部材37の開口38から蓋部材39を取り外し状態A2にできる。
次に、開口38を通じて下方に露出した排水部35の排水コック35Aにアクセスし、排水コック35Aを開栓し、ラジエータ27から排水ホース36内にエンジン冷却水が流れこむ状態にする。これとともに、蓋部材39と一緒に、排水ホース36及びアダプタ43を、開口38を通じて機体横外側に引き出す。排水ホース36の排水口42側の部分であるアダプタ43は、左のクローラ走行装置1よりも機体横外側に引き出すことができる。
次に、蓋部材39の下側から、アダプタ43の先端部を閉塞している栓部材46を操作して、開放する。これにより、左のクローラ走行装置1の機体横外側の箇所において、ラジエータ27内のエンジン冷却水を、排水部35、排水ホース36、アダプタ43を通じてスムーズに排出させることができる。なお、新しいエンジン冷却水は、図2に示すように、ラジエータ27の上端部付近の箇所に位置するキャップ47を取り外して、補給口48からラジエータ27内へ補給できる。
このように、ラジエータ27の周辺機器の取り外しを行うことなく、ラジエータ27からエンジン冷却水を排出させることができるので、エンジン冷却水の点検や交換等の作業が行い易いものとなる。
〔支持台について〕
図1、図2、図5、図6に示すように、尿素水タンク34よりも機体前部側には、バッテリ50が備えられている。尿素水タンク34及びバッテリ50の上方を迂回するように機体正面視で略逆向きU字状に形成された第1支持フレーム51と第2支持フレーム52が機体フレーム14から延設されている。第1支持フレーム51と第2支持フレーム52とは、運転部4の下方側において、前後に並べて配置されている。
図1、図2、図5、図6に示すように、バッテリ50は、機体フレーム14の前端部に支持される支持台53に支持されている。支持台53には、バッテリ50が載置される載置部54と、載置部54の後端部に連結され、エンジン19の制御を行うエンジン制御装置55(エンジンECU)を取り付け支持可能な折り畳み部56と、が備えられている。
折り畳み部56は、載置部54に対して左右方向に沿った横軸心X周りに揺動可能に連結されている。
図5、図6に示すように、支持台53は、載置部54の後端部から折り畳み部56が立設する折り畳み状態B1と、載置部54の後端部から折り畳み部56が後方に延びる展開状態B2と、に状態を切り換えることができる。通常時は、支持台53は折り畳み状態B1となっており、バッテリ50等についてメンテナンスを行う際に、支持台53は展開状態B2とされる。
図2、図5、図6等に示すように、折り畳み状態B1の支持台53は、折り畳み部56の後端部に、エンジン制御装置55が、取り付けて支持されている。支持台53の折り畳み部56は、エンジン制御装置55の支持部材として兼用されている。折り畳み状態B1の支持台53の折り畳み部56は、バッテリ50の後面の一部を覆っている。
図5、図6等に示すように、エンジン制御装置55は、箱状の収容ケース57内に収容されている。収容ケース57は、左部側面において、アングル状の第1ステー58及び第2ステー59を介して第1連結具60により、第1支持フレーム51に連結されている。
収容ケース57の右部は、アングル状の第3ステー61を介して、第2連結具62により第1支持フレーム51に連結されている。収容ケース57の後部は、アングル状の第4ステー63を介して、第3連結具64により、折り畳み部56に連結されるようになっている。第1連結具60、第2連結具62、及び、第3連結具64の連結により、支持台53は、第2支持フレーム52に折り畳み状態B1でロックされるようになっている。
図5、図6等に示すように、第1連結具60、第2連結具62、及び、第3連結具64の連結を解除することにより、収容ケース57ごとエンジン制御装置55を折り畳み部56から取り外すことが可能となるとともに、支持台53のロックが解除され、支持台53を折り畳み状態B1から展開状態B2にできる。
そして、図5、図6等に示されるバッテリ50の上方に位置する位置決め用の位置決め部材65を取り外すことにより、バッテリ50を、展開状態B2の支持台53における載置部54の上面から折り畳み部56の上面をスライドさせるようにして、後方側へ引き出すことができる。
このように、支持台53を、エンジン制御装置55の支持部材と、バッテリ50の支持部材とに兼用することで、構造の簡素化を図ることが可能となる。そして、支持台53を、折り畳み状態B1から展開状態B2にすることが可能であるので、バッテリ50の交換等のメンテナンスを行い易いものとなる。
[別実施形態]
以下、上記実施形態の一部を変更した別実施形態を例示する。上記実施形態及び各別実施形態は、矛盾が生じない限り、複数選択して組み合わせ可能である。なお、本発明の範囲は、各実施形態の内容に限定されるものではない。
(1)上記実施形態では、開口38が、ラジエータ27の真下に位置しているものを例示しているが、これに限られない。例えば、開口38が、ラジエータ27の真下から逸れた箇所に位置していてもよい。
(2)上記実施形態では、開口38が、機体右外側寄りの箇所に形成されているものを例示しているが、これに限られない。開口38の位置は、ラジエータ27の配置箇所に近い箇所であればよい。例えば、ラジエータ27の配置箇所が、機体左外寄りの箇所であれば、開口38は、機体左外側寄りの箇所に形成すると好適である。
(3)上記実施形態では、蓋部材39の貫通孔45にアダプタ43を貫通支持しているものを例示しているが、これに限られない。例えば、アダプタ43が蓋部材39を貫通せず、単に、蓋部材39の表面に取り付け支持されていてもよい。
(4)上記実施形態では、排水ホース36の排水口42側の部分にL字状に曲げられた筒部材であるアダプタ43が備えられているものを例示しているが、これに限られない。例えば、排水ホース36の排水口42の端面が、アダプタ43を介さずに貫通孔45に固定されていてもよい。
(5)上記実施形態では、栓部材46の操作部が蓋部材39の下面側に位置しているものを例示しているが、これに限られない。例えば、栓部材46の操作部が蓋部材39の上面側に位置していてもよい。
本発明は、上記自脱型コンバインの他、普通型コンバイン、とうもろこし収穫機等の種々の作業車に利用できる。
14 :機体フレーム
27 :ラジエータ
35 :排水部
36 :排水ホース
37 :底部材
38 :開口
39 :蓋部材
42 :排水口
45 :貫通孔
46 :栓部材

Claims (5)

  1. 機体フレームに支持され、エンジン冷却水を循環させるラジエータと、
    前記ラジエータの排水部に接続された排水ホースと、が備えられ、
    前記機体フレームのうち、前記ラジエータの下端部よりも低い位置に位置する底部材に、前記排水ホースが通過可能な開口が形成され、
    前記開口を開閉可能な蓋部材が前記底部材に下側から着脱自在な状態で備えられ、
    前記排水ホースの排水口側の部分が、前記蓋部材に支持されると共に、前記底部材から離脱した前記蓋部材と共に移動可能であり、
    前記排水ホースの排水口側の部分が、前記蓋部材に固定されている作業車。
  2. 前記底部材及び前記蓋部材が、機体前後方向及び機体左右方向に延びる板状の部材である請求項1に記載の作業車。
  3. 前記開口が、前記底部材のうち機体外側寄りの箇所に形成されている請求項1または2に記載の作業車。
  4. 前記開口が、前記ラジエータの真下に位置している請求項1からの何れか一項に記載の作業車。
  5. 前記蓋部材に貫通孔が形成されるとともに、前記貫通孔に前記排水ホースの排水口側の部分が上側から接続され、
    前記排水ホースの排水口側の部分を前記貫通孔の下側から閉塞可能な栓部材が備えられている請求項1からの何れか一項に記載の作業車。
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