JP6755618B2 - 車両用ランプ - Google Patents
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Description
同文献に記載の車両用ランプは、上下両面部に光源を搭載した基板と、複数のリフレクタとを備えている。基板は、ランプボディにボルト止めされた支持板に連設されており、このことによりその位置決め固定が図られている。複数のリフレクタとしては、基板の上側および下側にそれぞれ配された上側リフレクタ、および下側リフレクタが設けられている。基板上面部の光源から発せられた光は、上側リフレタによって前方に反射される。基板下面部の光源から発せられた光は、下側リフレクタによって前方に反射される。上側リフレクタによって反射される光と、下側リフレクタによって反射される光とでは、配光パターンを相違させることができ、ハイビーム時における視認性を良好にし得るなどの利点を得ることが可能である。
第2に、リフレクタとして、互いに別体で形成された複数のリフレクタを用いているため、車両用ランプ全体の部品点数が多いものとなる。また、複数のリフレクタの組み付け作業も煩雑なものとなる。したがって、製造コストが高くなる不具合もある。
第1に、光源および光源を搭載した基板は、リフレクタの光反射面などの前方側には位置しておらず、リフレクタの背面側に位置しており、これらは車両用ランプの正面側などから不体裁な状態に見えないようにすることが可能である。したがって、基板や光源が外部から見えていた従来技術と比較すると、車両用ランプの見栄えをよくし、上質感あるいは高級感を生じさせることができる。
第2に、光源から発せられた光については、凸状曲壁部の透光部を通過して光反射面に到達した後に、前方に向けて反射させることが可能であり、光源を背面側凹部に配置させたことに起因して、光の照射作用に不具合を生じるようなことはない。その一方、リフレクタの凸状曲壁部は、主壁部に一体化させて設けることが可能であり、従来技術とは異なり、光源を搭載した基板の上側および下側の双方にリフレクタの光反射面を配置させる手段として、複数のリフレクタを用いるような必要はない。したがって、リフレクタの部品点数を少なくし、製造コストを廉価にすることが可能である。
第3に、基板の少なくとも一部については、背面側凹部内に進入させているため、リフレクタの後方側への基板の突出寸法を小さくすることが可能である。これは、車両用ランプの全体の小型化を促進したり、あるいはリフレクタの後方スペースを広く確保するような上で好ましい。
すなわち、光源が背面側凹部内に配されていると、光源から発散する熱が背面側凹部内に籠もり易く、とくに基板の下側領域には、熱がより籠もり易くなる。このような熱の籠もりは、光源の温度を上昇させ、光源に悪影響を及ぼす虞がある。光源がLED光源などの半導体発光素子である場合には、これらが高温になることに起因して、その使用寿命が短くなる不具合を生じる。これに対し、前記構成によれば、基板の下側領域に存在する空気が熱を帯びた場合に、この空気を基板に沿ってその後方側に円滑に流れさせることが可能となる。したがって、基板の下側領域、ひいては背面側凹部内に熱を籠もり難くし、光源が高温になることを防止することができる。その結果、光源の使用寿命を長くするなどの利点を得ることができる。
図面では省略しているが、車両用ランプAは、リフレクタRを囲み、かつこのリフレクタRを支持するケーシング状のランプボディ、およびこのランプボディの前面部を塞ぐ透光性のアウタカバーなどもさらに備えている。
なお、光反射面30,40,50を構成する金属膜は、ドライバ8から発せられて前方に進行する電磁ノイズを遮断する機能を発揮する。したがって、リフレクタRよりも前方に電子・電気機器を配設する場合に、これらの機器にドライバ8からの電磁ノイズによる悪影響が及ばないようにすることも可能である。
前方に露出させた状態に配置させたことに起因して、照明機能に不備を生じたり、あるいは照明効率が低下するといった不具合もない。
第2に、上壁部4aは前下がり状であるため、基板2と上壁部4aとの隙間7aに存在する高温の空気については、上壁部4aの下面に沿って背面側凹部7の後部開口部側に流れ易い。したがって、隙間7aに熱を籠り難くすることが可能である。
第3に、基板2は、前下がり状であるため、基板2と下壁部4bとの隙間7bに存在する高温の空気については、基板2の下面に沿って背面側凹部7の後部開口部側に流れ易い。したがって、隙間7bに熱を籠り難くすることが可能である。
このようなことから、LED光源1が高温雰囲気に晒されることは適切に防止され、その使用寿命を長くすることが可能である。
本実施形態においても、前記実施形態と同様に、基板2やLED光源1が正面側などから不体裁に見えないようにしたり、リフレクタRの部品点数の少数化などを好適に図ることができる。なお、背面側凹部7が上下高さ方向に延びた形状とされ、かつ基板2が起立した姿勢とされるため、LED光源1から発散する熱が背面側凹部7に籠る不具合を、生じ難くすることが可能である。
本発明に係る車両用ランプは、フロントランプに限らず、テールランプとして構成することも可能であり、その具体的な種類は限定されない。光源は、LED光源に限定されず、これ以外の半導体発光素子、あるいは半導体発光素子以外の光源を用いてもよい。
基板には、本発明が意図する光源とは別に、たとえばポジションランプ用やターンランプ用などの光源をさらに追加して搭載した構成とすることもできる。
R リフレクタ
1 LED光源(光源)
2 基板
3 主壁部(リフレクタの)
30 光反射面(主壁部の)
4 凸状曲壁部
45a,45b 透光部
6 基板用支持部
7 背面側凹部
8 ドライバ
Claims (1)
- 光源およびこの光源の点灯駆動制御を行なうためのドライバを搭載した基板と、
前面が前記光源から発せられた光を前方に反射するための凹面状の光反射面とされた主壁部を有するリフレクタと、
を備えている、車両用ランプであって、
前記リフレクタの前記主壁部の上下高さ方向の途中位置には、前方に向けて突出するように屈曲または湾曲した凸状曲壁部が設けられ、かつこの凸状曲壁部は、前記主壁部の背面側に、前方に向けて窪んだ後部開口状の背面側凹部を形成しており、
前記基板は、前記光源が前記背面側凹部内に位置するようにして少なくともその一部分が前記背面側凹部に進入した状態に配されており、
前記凸状曲壁部には、前記光源から発せられた光を前記光反射面に向けて通過させる透光部が設けられており、
前記ドライバは、前記基板のうち、前記背面側凹部からその背後にはみ出している領域の下面部に設けられており、
前記基板は、この基板の上下両面部と前記背面側凹部の上下両内面部との間に隙間が形成されるように設けられ、かつこの車両用ランプが車両に取り付けられた状態において、前下がり状の傾斜姿勢に設定されていることを特徴とする、車両用ランプ。
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