JP6711724B2 - 車両用前照灯 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用前照灯に関し、具体的には、互いに異なる方向に光を照射する2つの光源からの光の配光に隙間ができることを抑制し得る車両用前照灯に関する。
自動車用ヘッドライトに代表する車両用前照灯は、夜間に前方を照らすためのロービーム用の光源の他に、当該ロービームよりも遠方を照らすためのハイビーム用の光源や、昼間に車両の存在を示すためのデイタイムランニングランプ(DRL)等を搭載したものが知られている。ハイビームやデイタイムランニングランプからの光は、ロービームよりも上方に照射される光を含んでいる。このためハイビームは上記のようにロービームよりも遠方を照らし、デイタイムランニングランプからの光はロービームよりも高い位置から視認することができる。また、車両用前照灯には、これらの光源が1つの灯具ユニットに備えられるものがある。
例えば下記特許文献1には、放物線を幅方向に延長してなる放物柱状反射面を有するリフレクタと、当該リフレクタの上方に位置すると共に前後方向の複数列に配置された複数のLEDと、を備える自動車用灯具が開示されている。より具体的には、前後方向に3列に配置される複数のLEDがそれぞれ互いに重なる配光を形成できる自動車用灯具が開示されている。このように複数の配光が形成されることによって、ロービームやハイビームとすることができる。
特開2015−185232号公報
しかし、灯具の製造コスト削減等の観点からは、少ない光源で様々な配光を形成できることが好ましい。そこで、上記特許文献1に記載の自動車用灯具において、2つの光源によってロービームやハイビーム等の複数の配光を形成しようとすると、2つの光源から互いに異なる方向に照射される光の配光に隙間ができるという懸念がある。例えば、1つの光源をロービーム用とし、他の1つの光源をハイビーム用とする場合、2つの光源からの光の配光が重ならずに隙間ができるという懸念がある。
そこで、本発明は、互いに異なる方向に光を照射する2つの光源からの光の配光に隙間ができることを抑制し得る車両用前照灯を提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、本発明の車両用前照灯は、ロービームとなる第1の光を出射する第1光源と、前記第1の光が透過する導光体と、前記導光体から出射した前記第1の光を前方に反射させる凹状の第1反射面を有する第1リフレクタと、前記第1光源の前方に配置され前記第1の光より上方に照射される光となる第2の光を出射する第2光源と、を備え、前記導光体は、前記第1の光が入射する第1入射面と、前記導光体に入射する前記第1の光を前記第1反射面に向けて出射する出射面と、前記出射面の前端の縁部を共有し前記導光体に入射する前記第1の光を内部全反射する内部反射面と、前記内部反射面の外表面である第2入射面と、を有し、前記第2の光の一部は、前記導光体のうち前記縁部を含む部位に照射されると共に前記第2入射面から前記導光体を通って前記出射面から出射して前記第1反射面で前方に反射され、前記第2の光の他の一部は、前記縁部の前方を通って前記第1反射面で前方に反射されることを特徴とする。
上記車両用前照灯では、導光体のうち出射面の前端の縁部が、導光体に入射する第1の光を内部全反射する内部反射面に共有されている。すなわち、出射面の前端には内部反射面が連続して形成される。このため、導光体に入射する第1の光のうち出射面の前端の縁部よりも前方に向かう第1の光は内部反射面で後方に内部全反射される。したがって、導光体に入射する第1の光は導光体の縁部よりも後方を通って第1反射面に向けて出射され、導光体の縁部は第1の光の配光のカットラインを形成する。ここで、上記車両用前照灯では、第2の光の一部が導光体のうち縁部を含む部位に照射されると共に内部反射面の外表面である第2入射面から導光体を通って出射面から出射し、第1反射面で前方に反射される。このように第2の光の一部も導光体の縁部より後方を通って第1反射面で反射されるため、第1の光の配光の一部と第2の光の配光の一部とが互いに重なる。すなわち、互いに異なる方向に光を照射する第1光源からの光の配光と第2光源からの光の配光とに隙間ができることを抑制し得る。なお、縁部の前方を通って第1反射面で前方に反射される第2の光の他の一部は、上記カットラインより上方に照射される傾向がある。したがって、例えば、第1の光と第2の光とを合わせてハイビームとすることができ、この場合にハイビームの配光に隙間ができることを抑制し得る。
上記車両用前照灯において、前記導光体と前記第1リフレクタとが一体であることが好ましい。
導光体と第1リフレクタとが一体であることによって、導光体と第1反射面との相対的位置が固定されるため、所望の配光となるように導光体と第1リフレクタとを配置することが容易になる。
また、前記導光体の前記第1入射面は、前記出射面の方向に前記第1の光を収束させる集光レンズの表面で構成されることが好ましい。
導光体の第1入射面が上記のような集光レンズで構成されることによって、第1の光を第1反射面に到達させ易くなり、第1の光を有効に利用し易くなる。
また、前記第2の光の少なくとも一部を後方に反射させる第2反射面を有する第2リフレクタが前記第2光源及び前記導光体の前方に備えられることが好ましい。
上記第2リフレクタが備えられることによって、第2の光を第1反射面に到達させ易くなり、第2の光を有効に利用し易くなる。また、上記第2リフレクタが備えられることによって、導光体、第2光源、及び第2光源より後方に配置される第1光源を第2リフレクタで隠蔽することができ、車両用前照灯の意匠性を向上させることができる。
また、前記第2反射面は、前記縁部に向けて前記第2の光を収束するように形成されることが好ましい。
上記のように、導光体の縁部は第1の光の配光のカットラインを形成する。第2の光が導光体の縁部に向けて収束されることによって、第1の光の配光のカットライン近傍、すなわち第1の光の配光と第2の光の配光とが重なる位置に第2の光を集めやすくなる。
以上のように、本発明によれば、互いに異なる方向に光を照射する2つの光源からの光の配光に隙間ができることを抑制し得る車両用前照灯が提供される。
本発明の実施形態における車両用前照灯を備える車両の概略を示す正面図である。 図1のII−II線における灯具の断面図である。 図3(A)は図2に示す灯具のうち導光体及びその周囲を示す断面図であり、図3(B)は図3(A)に示す部位を下方から見る図である。 配光を示す図である。
以下、本発明に係る車両用前照灯を実施するための形態が添付図面とともに例示される。以下に例示する実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、以下の実施形態から変更、改良することができる。
まず、本実施形態の車両用前照灯の構成について説明する。
図1は、本実施形態における車両用前照灯を備える車両の概略を示す正面図である。図1に示すように車両100は、前方の左右方向のそれぞれに一対の車両用前照灯を備える。すなわち、それぞれの車両用前照灯1は、車両100の中心よりも左右方向の外側に配置されている。また、車両100に備わる一対の車両用前照灯1は、互いに左右方向に対称な形状とされる。本実施形態の車両用前照灯1では、灯具1bが車両100の最も外側に、灯具1cが車両100の最も中心側に、灯具1aが灯具1bと灯具1cとの間となるように、複数の灯具1a,1b,1cが互いに横並びに並べられている。それぞれの灯具1a,1b,1cは、後述のように配光が適宜調整されることを除いて互いに同じ構成とされる。
図2は、図1のII−II線における灯具の断面図である。図2に示すように車両用前照灯1の一部である灯具1aは、筐体10と、当該筐体10内に収容される灯具ユニットLUとを備える。
筐体10は、ランプハウジング11、フロントカバー12及びバックカバー13を主な構成要素として備える。ランプハウジング11の前方は開口しており、当該開口を塞ぐようにフロントカバー12がランプハウジング11に固定されている。また、ランプハウジング11の後方には前方よりも小さな開口が形成されており、当該開口を塞ぐようにバックカバー13がランプハウジング11に固定されている。
ランプハウジング11と、当該ランプハウジング11の前方の開口を塞ぐフロントカバー12と、当該ランプハウジング11の後方の開口を塞ぐバックカバー13とによって形成される空間は灯室LRであり、この灯室LR内に灯具ユニットLUが収容されている。
灯具ユニットLUは、支持部材30、第1光源41、第2光源42、導光体50、第1リフレクタ60、及び第2リフレクタ70を主な構成要素として備える。
支持部材30は金属製の部材であり、トッププレート31と、バックプレート32と、係止部33とを有する。トッププレート31は概ね水平に延在する板状の金属部材であり、バックプレート32は概ね鉛直に延在する板状の金属部材である。トッププレート31の後端とバックプレート32の上端は互いに接続されている。また、バックプレート32の上端近傍には、係止部33が接続されている。係止部33はバックプレート32から後方に向かって延在しており、係止部33には後方に開口するねじ孔が形成されている。このねじ孔にはランプハウジング11の外側からねじ22が螺入され、係止部33がランプハウジング11に固定されている。また、バックプレート32の下方にもねじ孔が形成されており、このねじ孔にはランプハウジング11の外側からねじ23が螺入されバックプレート32はランプハウジング11に固定されている。こうしてバックプレート32は、概ね鉛直な状態で灯室LR内に固定され、バックプレート32に接続されるトッププレート31も灯室LR内に固定されている。なお、これらのねじ22,23が調整されることで、バックプレート32の角度を微調整することができ、これに伴いトッププレート31の角度を微調整することができる。
第1光源41は、ロービームとなる第1の光Lを出射する光源である。本実施形態では、第1光源41はトッププレート31の下面に配置される。第1光源41から出射される第1の光Lは、導光体50を透過して第1リフレクタ60で反射された後にロービームとされる光である。第1光源41は、例えば、LED(Light Emitting Diode)とされる。なお、第1光源41は、不図示の回路基板に接続されており、当該回路基板からの給電により第1の光Lを出射することができる。
図3(A)は図2に示す灯具のうち導光体50及びその周囲を示す断面図であり、図3(B)は図3(A)に示す部位を下方から見る図である。導光体50は、第1光源41の下方に配置され、第1光源41から出射する第1の光Lを透過する。導光体50は、第1の光Lが入射する第1入射面51と、導光体50に入射する第1の光Lを出射する出射面52と、出射面52の前端の縁部53を共有し導光体50に入射する第1の光Lを内部全反射する内部反射面54iと、内部反射面の外表面である第2入射面54oと、を有する。本実施形態では、第1入射面51は導光体50の上方の面であり、出射面52は導光体50の下方の面であり、内部反射面54iは導光体50の前方の面である。導光体50のうち出射面52の前端の縁部53が内部反射面54iと共有されているため、出射面52の前端には内部反射面54iが連続して形成される。このため、導光体50に入射する第1の光Lのうち出射面52の前端の縁部53よりも前方に向かう第1の光Lは内部反射面54iで後方に内部全反射される。したがって、第1の光Lが縁部53よりも前方を通ることが抑制される。すなわち、導光体50に入射する第1の光Lは、縁部53よりも後方を通る。
また、本実施形態では、導光体50の第1入射面51は、出射面52の方向に第1の光Lを収束させる集光レンズの表面で構成される。具体的には、フレネルレンズの表面が第1入射面51とされ、当該フレネルレンズは凸レンズ部51aと凸レンズ部51aを囲うプリズム部51bとを有する。第1入射面51がこのような集光レンズで構成されることによって、導光体50に入射する第1の光Lは主に出射面52から出射する。また、当該集光レンズで集光される第1の光Lは、縁部53側に偏るように収束される。
また、本実施形態では、導光体50のうち後方において、プリズム部51bの下部は前方に凹んでいる。このため、プリズム部51bのうち後方に入射する第1の光Lの少なくとも一部は、プリズム部51bの下部の面51cから出射する。
上記のように、導光体50に入射する第1の光Lは、主に出射面52から出射するが、導光体50の他の部位からも出射する。図3(B)には、導光体50から出射する第1の光Lの割合がドットの疎密で概略的に示されている。ドットが密な部位からはドットが疎な部位よりも相対的に多くの第1の光Lが出射する。
第1リフレクタ60は、導光体50の下方に設けられる。本実施形態では、導光体50と第1リフレクタ60とは、連結部55を介して一体となっている。また、連結部55と一体化した固定部材58がバックプレート32に固定されることにより、第1リフレクタ60及び導光体50がバックプレート32に固定される。
第1リフレクタ60は、導光体50から出射する第1の光Lを前方に反射させる凹状の第1反射面62sを有する。本実施形態では、第1リフレクタ60の前方の面に反射部材62が設けられ、当該反射部材62の表面が第1反射面62sとされる。導光体50に入射して出射面52から出射される第1の光Lは、第1反射面62sに向けて出射され、第1反射面62sで前方に反射される。また、上記のようにプリズム部51bの下部の面51cから出射する第1の光Lは、連結部55を透過して第1反射面62sで前方に反射される。
第1反射面62sは、例えば、開口方向が前方とされる放物線を基調とする自由曲面から成る凹状の形状とされる。より具体的には、第1反射面62sの鉛直方向の断面における形状は中心軸を水平にした放物線の頂点よりも下側の形状とされ、第1反射面62sの水平方向の断面における形状は、放物線の頂点を含む形状とされる。ただし、第1反射面62sの鉛直方向の断面における放物線と、水平方向の断面における放物線とは互いに異なる放物線とされても良い。このように第1反射面62sが放物線を基調とする場合、上記導光体50の縁部53が当該放物線の焦点と重なることが好ましい。
第1リフレクタ60は、第1反射面62sにおいて光が反射する部材であれば、その材質は特に限定されなく、例えば、樹脂や金属から成るリフレクタ本体に、金属蒸着等による鏡面加工がなされた反射部材62が設けられたものを挙げることができる。ただし、光を透過する導光体50及び連結部55と一体に第1リフレクタ60を形成する観点からは、第1リフレクタ60は、透光性を有する樹脂等からなるリフレクタ本体に金属蒸着等による反射部材62が設けられるものであることが好ましい。
第2光源42は、第1光源41よりも前方に配置され、第1の光Lより上方に照射される光となる第2の光Lを出射する。この第2の光Lは、第1リフレクタ60で反射後に第1の光Lよりも上方に照射され、ハイビームの一部とされる光である。第2の光Lは、一部が第2リフレクタ70で後方に反射された後に第1リフレクタ60で前方に反射され、他の一部が第2リフレクタ70に達することなく第1リフレクタ60で前方に反射される。また、上記のように第2リフレクタ70で後方に反射される第2の光Lのうち一部は、導光体50のうち縁部53を含む部位に照射されると共に第2入射面54oから導光体50を通って出射面52から出射する。一方、第2の光Lのうち他の一部は、縁部53の前方を通って第1反射面62sで前方に反射される。このような第2光源42は、例えば、LED(Light Emitting Diode)とされる。なお、第2光源42は、不図示の回路基板に接続されており、当該回路基板からの給電により第2の光Lを出射することができる。
第2リフレクタ70は、第2の光Lの一部を後方に反射させる第2反射面72を有しており、第2光源42及び導光体50の前方に配置される。本実施形態では、第2リフレクタ70はトッププレート31の下面に固定されている。また、第2反射面72は、第2の光Lを導光体50の縁部53に向けて収束するように形成されることが好ましい。このような第2反射面72は、例えば、放物線を基調とする自由曲面から成る凹状の形状とされ、当該放物線の焦点が縁部53に重なるように形成されることが好ましい。
第2リフレクタ70は、第2反射面72において光が反射する部材であれば、その材質は特に限定されなく、例えば、樹脂や金属から成るリフレクタ本体に、金属蒸着等による鏡面加工がなされた第2反射面72が設けられたものを挙げることができる。
灯具1aは、以上のように構成される。また、灯具1b,1cは、導光体50及び第1反射面62sの形状等が適宜調整されることによって後述するように配光が灯具1aと異なる以外は、同様の構成である。
次に車両用前照灯1による光の出射について説明する。
図4(A)は灯具1aから出射されるロービーム及びハイビームの一部となる配光を示す図であり、図4(B)は灯具1bから出射されるロービーム及びハイビームの一部となる配光を示す図であり、図4(C)は灯具1cから出射されるロービーム及びハイビームの一部となる配光を示す図である。図4(A)から図4(C)において、ハッチが入れられた部分が第2の光Lの配光であり、破線より下において太線で囲われる部分が第1の光Lの配光である。したがって、破線は第1の光Lの配光の上端となるカットラインである。図4(A)から図4(C)に示すように、本実施形態では、それぞれの灯具1a〜1cから出射する光による配光は互いに異なるものとされる。それぞれの灯具1a〜1cにおいて、導光体50や第1反射面62sの形状等が適宜変更されることにより、このようにそれぞれの灯具1a〜1cから出射する光による配光を互いに異なるものとすることができる。互いに異なる配光とされる灯具1a〜1cから出射する第1の光Lによりロービームの配光が合成され、互いに異なる配光とされる灯具1a〜1cから出射する第1の光L及び第2の光Lによりハイビームの配光が合成される。以下にロービーム点灯時及びハイビーム点灯時についてより詳細に説明する。
<ロービーム点灯時>
ロービームは、それぞれの灯具1a〜1cにおける第1光源41からの光により照射される。図2に示す灯具1aでの例のように、それぞれ第1光源41から出射する第1の光Lは、導光体50を透過して第1リフレクタ60の第1反射面62sで前方に反射され、フロントカバー12を透過して出射する。このとき、上記のように第1の光Lは出射面52に向けて収束されて出射面52から出射する。このため、出射面52を疑似的な光源と見做すことができる。
また、出射面52における第1の光Lの出射位置は縁部53を前端とし、第1の光Lは縁部53よりも後方の位置から第1反射面62sに向けて出射される。第1リフレクタ60のように上方から垂下する形状のパラボラ型のリフレクタの場合、出射面52から光の出射位置が縁部53より後方になるにつれて、第1反射面62sで反射された後に照射される方向が下方となる。したがって、縁部53はロービームの配光の上端となるカットラインを形成し、図4(A)から図4(C)に示すように、第1の光Lは破線で示されるカットラインよりも下方に照射される。
<ハイビーム点灯時>
本実施形態では、ハイビーム点灯時には、上記ロービーム点灯時の動作に加えて、それぞれの灯具1a〜1cにおける第2光源42から第2の光Lを出射させる。図2に示す灯具1aでの例のように、それぞれの第2光源42から出射する第2の光Lは、第1リフレクタ60の第1反射面62sで前方に反射され、フロントカバー12を透過して出射する。このとき、第2の光Lの一部は導光体50の縁部53よりも前方を通って第1反射面62sに達するため、第2の光Lの当該一部は第1反射面62sで反射後に第1の光Lよりも上方に反射する傾向にある。従って、本実施形態では、この第2の光Lは、第1リフレクタ60で反射後に第1の光Lよりも上方に照射され、ハイビームの一部とされる光である。
また、車両用前照灯1では、上記のように、第2の光Lの一部が導光体50のうち縁部53を含む部位に照射されると共に第2入射面54oから導光体50を通って出射面52から出射し、第1反射面62sで前方に反射される。このように第2の光Lの一部も導光体50の縁部53より後方を通って第1反射面62sで反射されるため、図4(A)から図4(C)に示すように、第1の光Lの配光の上側の一部と第2の光Lの配光の下側の一部とが互いに重なる。すなわち、互いに異なる方向に光を照射する第1光源41からの光の配光と第2光源42からの光の配光とに隙間ができることを抑制し得る。したがって、第1の光Lと第2の光Lとを合わせてハイビームとする場合において、ハイビームの配光に隙間ができることを抑制し得る。こうして、図4(A)から図4(C)に示すように、第1の光Lの配光と第2の光Lの配光との間に隙間がないハイビームの配光が形成される。
なお、上記のように、第1反射面62sが放物線を基調とする場合、導光体50の縁部53は当該放物線の焦点と重なることが好ましい。この場合、縁部53近傍を通って第1反射面62sで反射される光は概ね平行光となる。したがって、図2に例示する第1の光L1’及び第2の光L2’は概ね平行光となる。
また、本実施形態では、導光体50と第1リフレクタ60とが一体であることによって、導光体50と第1反射面62sとの相対的位置が固定されるため、所望の配光となるように導光体50と第1リフレクタ60とを配置することが容易になる。
また、本実施形態では、導光体50の第1入射面51が上記のような集光レンズで構成されることによって、第1の光Lを第1反射面62sに到達させ易くなり、第1の光Lを有効に利用し易くなる。
また、本実施形態では、第2リフレクタ70が備えられることによって、第2の光Lを第1反射面62sに到達させ易くなり、第2の光Lを有効に利用し易くなる。また、第2リフレクタ70が備えられることによって、導光体50、第2光源42、及び第2光源42より後方に配置される第1光源41を第2リフレクタ70で隠蔽することができ、車両用前照灯1の意匠性を向上させることができる。また、第2の光Lが第2リフレクタ70によって導光体50の縁部53に向けて収束されることにより、第1の光Lの配光のカットライン近傍、すなわち第1の光Lの配光と第2の光Lの配光とが重なる位置に第2の光Lを集めやすくなる。
以上、本発明について、上記実施形態を例に説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、第2光源42がハイビームの一部となる光を出射する光源とされた。しかし、本発明はこれに限定される訳ではない。例えば、上記実施形態で、第2光源42からハイビームの一部となる第2の光Lが出射されずに、昼間照明用の光となる第2の光Lが出射されても良い。また、この場合、第2光源42から出射する第2の光Lの全光束量が、ハイビームとなる第2の光Lの全光束量よりも少なくなるように、それぞれの第2光源42を減光するようにしても良い。また、第2光源42はオーバーヘッドサイン用の光源とされても良い。
また、上記実施形態では、車両用前照灯が3つの灯具1a〜1cを有するものとしたが、灯具の数は3つに限らず、4つ以上でも良く2つ以下でも良い。また、上記実施形態では、灯具1a〜1cが左右方向に並べられるものとしたが、複数の灯具の並び方はこれに限らず、上下方向に並んでも良く、斜めに並んでも良く、コ字状に並んでも良い。
また、上記実施形態では、3つの灯具1a〜1cからの光によってロービーム及びハイビームの配光が合成される例を挙げて説明した。しかし、ロービーム及びハイビームの配光は、それぞれ複数の灯具ユニットからの光による合成配光でも良く、それぞれ1つの灯具ユニットからの光で形成されても良い。
また、上記実施形態では、第1リフレクタ60と導光体50と一体である例を挙げて説明した。しかし、第1リフレクタ60と導光体50とは別体であっても良く、この場合は連結部55を必要としない。
また、上記実施形態では、第2リフレクタ70が備えられる例を挙げて説明したが、第2リフレクタ70は必須の構成要素ではない。
本発明によれば互いに異なる方向に光を照射する2つの光源からの光の配光に隙間ができることを抑制し得る車両用前照灯が提供され、自動車等の車両用前照灯の分野などにおいて利用可能である。
1・・・車両用前照灯
1a〜1c・・・灯具
10・・・筐体
LU・・・灯具ユニット
30・・・支持部材
31・・・トッププレート
32・・・バックプレート
41・・・第1光源
42・・・第2光源
50・・・導光体
51・・・第1入射面
52・・・出射面
53・・・縁部
54i・・・内部反射面
54o・・・第2入射面
60・・・第1リフレクタ
62s・・・第1反射面
70・・・第2リフレクタ
72・・・第2反射面
・・・第1の光
・・・第2の光

Claims (5)

  1. ロービームとなる第1の光を出射する第1光源と、
    前記第1の光が透過する導光体と、
    前記導光体から出射した前記第1の光を前方に反射させる凹状の第1反射面を有する第1リフレクタと、
    前記第1光源の前方に配置され前記第1の光より上方に照射される光となる第2の光を出射する第2光源と、
    を備え、
    前記導光体は、前記第1の光が入射する第1入射面と、前記導光体に入射する前記第1の光を前記第1反射面に向けて出射する出射面と、前記出射面の前端の縁部を共有し前記導光体に入射する前記第1の光を内部全反射する内部反射面と、前記内部反射面の外表面である第2入射面と、を有し、
    前記第2の光の一部は、前記導光体のうち前記縁部を含む部位に照射されると共に前記第2入射面から前記導光体を通って前記出射面から出射して前記第1反射面で前方に反射され、
    前記第2の光の他の一部は、前記縁部の前方を通って前記第1反射面で前方に反射される
    ことを特徴とする車両用前照灯。
  2. 前記導光体と前記第1リフレクタとが一体である
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
  3. 前記導光体の前記第1入射面は、前記出射面の方向に前記第1の光を収束させる集光レンズの表面で構成される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用前照灯。
  4. 前記第2の光の少なくとも一部を後方に反射させる第2反射面を有する第2リフレクタが前記第2光源及び前記導光体の前方に備えられる
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用前照灯。
  5. 前記第2反射面は、前記縁部に向けて前記第2の光を収束するように形成される
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両用前照灯。
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