JP6753748B2 - 経路検索サーバ、経路検索方法、および経路検索プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、経路検索サーバ、経路検索方法、および経路検索プログラム
に関する。
従来、複数の目的地を経由する経路を検索する際、複数の施設ジャンルを経由順に設定し、設定された検索対象エリアから最初の目的地候補を抽出し、最初の目的地候補から所定の距離範囲内に位置する複数の施設を2番目の目的地候補として抽出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、ユーザに随伴する機器からユーザの行動に応じて変化する所定の情報を取得し、取得した情報に基づき、所定の事象(例えば、「ドライブスルーを利用したこと」)の発生を検出し、検出した事象に対応する提案をユーザに提供するため、検出した事象に予め対応付けられた情報(例えば、ドライブスルー後に近くの公園で食べることを提案するために「近くの公園に関する情報」)を取得し、ユーザに提供する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−184095号公報 特開2008−20980号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、経由したい施設ジャンルを、ユーザが予め設定しておく必要があり、手間であった。また、特許文献2に記載の技術では、ユーザが予定している将来の行動に応じて、役立つ情報を提供することができなかった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、ユーザの手間を最小限に抑えながら、目的地までの経路を検索するユーザに対して検索により得られた経路を利用する際に役立つ情報を提供することができる経路検索サーバ、経路検索方法、および経路検索プログラムを提供することを目的としている。
本発明の一態様は、ユーザの端末装置から少なくとも前記ユーザの目的地を示す情報を受信する通信部と、前記通信部により受信された情報に基づき、少なくとも前記目的地までの移動経路を含む経路情報を作成する経路情報作成部と、前記通信部により受信された情報と、前記経路情報作成部により作成された経路情報に含まれる情報とに基づき、前記目的地に関連する立ち寄りスポットを抽出する立ち寄りスポット抽出部と、前記立ち寄りスポット抽出部により抽出された立ち寄りスポットを、前記端末装置に送信する提供部と、を備える経路検索サーバである。
本発明の一態様によれば、ユーザの手間を最小限に抑えながら、目的地までの経路を検索するユーザに対して検索により得られた経路を利用する際に役立つ情報を提供することができる。
本実施形態に係る経路検索システム1の構成図である。 本実施形態に係る端末装置10の構成図である。 本実施形態の経路検索サーバ200の構成図である。 エリア条件テーブル223の内容の一例を示す図である。 施設に応じた立ち寄りスポットの種類を定義するスポット条件テーブル224Aの内容の一例を示す図である。 移動条件に応じた立ち寄りスポットの種類を定義するスポット条件テーブル224Bの内容の一例を示す図である。 ユーザの目的に応じた立ち寄りスポットの種類を定義するスポット条件テーブル224Bの内容の一例を示す図である。 ユーザ利用履歴テーブル225の内容の一例を示す図である。 ユーザ登録情報テーブル226の内容の一例を示す図である。 ユーザ設定情報テーブル228の内容の一例を示す図である。 位置情報テーブル229の内容の一例を示す図である。 端末装置10の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 経路検索サーバ200の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 経路検索画面の一例と、経路検索画面を用いた検索の結果の一例とを示す。 地図検索画面の一例と、地図検索画面を用いた検索の結果の一例を示す。
以下、本発明を適用した経路検索システム1を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る経路検索システム1の構成図である。経路検索システム1は、例えば、複数の端末装置10と、経路検索サーバ200と、ウェブサーバ400とを備える。複数の端末装置10は、ネットワークNWを介して、経路検索サーバ200やウェブサーバ400と通信する。ネットワークNWは、WAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)、インターネット、専用回線、無線基地局、プロバイダなどを含む。
図2は、本実施形態に係る端末装置10の構成図である。端末装置10は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等である。端末装置10は、例えば、通信部11と、入力部12と、表示部13と、記憶部14と、測位部15と、制御部16とを備える。
通信部11は、ネットワークNWを介して経路検索サーバ200またはウェブサーバ400と通信する。通信部11は、経路検索サーバ200またはウェブサーバ400により送信された情報を受信した場合、受信した情報を制御部16に出力する。また、通信部11は、制御部16の指示に従って、経路検索サーバ200またはウェブサーバ400に情報を送信する。
入力部12は、例えば、ボタン、キーボード、マウス、マイク、タッチパネル等のユーザインターフェースである。また、入力部12は、例えば、音声による入力を受け付けるものであってもよい。なお、表示部13がタッチパネルである場合、入力部12の一部は表示部13と一体として形成される。
表示部13は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどの表示装置である。表示部13は、制御部16から入力される情報に基づいて各種画像を表示する。表示部13は、例えば、経路検索サーバ200による検索結果を表示する。
記憶部14は、例えば、フラッシュメモリ、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、SDカード、HDD(Hard Disc Drive)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性の記憶媒体と、レジスタ等の揮発性の記憶媒体等により実現される。
測位部15は、例えばGNSS(Global Navigation Satellite System)受信機を含む。測位部15は、衛星から受信した電波に基づく測位を行って、端末装置10の位置(すなわちユーザの位置)を特定し、位置情報を制御部16に出力する。
制御部16は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが、記憶部14に記憶されたウェブブラウザ等のプログラム(ソフトウェア)を実行することで実現される。プログラムは、例えば、ネットワークNWを介してアプリケーションサーバからダウンロードされてもよいし、端末装置10にプリインストールされていてもよい。制御部16の機能のうち一部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
制御部16は、例えば、ウェブブラウザを利用して、経路検索サーバ200やウェブサーバ400から受信した情報に基づきインターフェース画面を作成して、表示部13に表示させる。また、制御部16は、例えば、インターフェース画面に対してユーザにより入力された情報を経路検索サーバ200やウェブサーバ400に送信するとともに、経路検索サーバ200やウェブサーバ400から受信した情報を表示部13に表示させる。
制御部16は、例えば、目的地を取得するための所定のインターフェース画面を表示部13に表示させ、このインターフェース画面に対してユーザにより入力された情報が目的地とであると判断し、目的地までの経路検索を経路検索サーバ200に依頼する。なお、制御部16は、始点と目的地の両方を取得するための所定のインターフェース画面を表示部13に表示させた場合、ユーザによる操作に基づき、所定の入力欄に入力された情報がそれぞれ始点と目的地であると判断することもできる。すなわち、「始点」は、入力部12を用いてユーザにより設定される出発地であってもよく、測位部15により測位されたユーザの現在地であってもよい。
制御部16は、例えば、始点から目的地までの経路を検索するための検索画面(以下、経路検索画面と記す)に関連する一連のインターフェース画面を用いて、始点と目的地を取得する。また、制御部16は、例えば、地図上の位置を指定して周辺の情報を検索するための検索画面(以下、地図検索画面と記す)や、入力されたキーワードに関する情報を検索するための検索画面(以下、キーワード検索画面と記す)に関連する一連のインターフェース画面を用いて、少なくとも目的地を取得してもよい。なお、これらの画面の詳細については、図13,14を参照して後述する。
次に、本実施形態の経路検索サーバ200について説明する。経路検索サーバ200は、目的地までの移動経路を検索し、少なくとも1つの移動経路を含む経路情報を端末装置10に送信する。「経路情報」とは、経路検索サーバ200の経路検索により得られる情報であって、例えば、移動手段ごとに検索された少なくとも1つの移動経路を含み、更に、各移動経路に対応する移動時刻(出発時刻、到着時刻等を含む)、移動距離、所要時間、および運賃等を含む情報である。
また、経路検索サーバ200は、経路情報を端末装置10に提供するとともに、経路検索により得られた移動経路を利用する際に役立つ情報を提供する。例えば、経路検索サーバ200は、経路検索により得られた移動経路を利用する際に役立つ情報として、立ち寄りスポットを提供する。「立ち寄りスポット」とは、目的地に関連するスポットである。立ち寄りスポットは、例えば、経路検索サーバ200により移動経路ごとに抽出される。また、立ち寄りスポットは、経路情報に応じたスポットも含んでよい。立ち寄りスポットは、例えば、目的地においてユーザが利用する可能性のある商業施設や、目的地までの移動中にユーザが利用する可能性のある商業施設、目的地の到着後においてユーザが利用する可能性のある商業施設等を含む。なお、立ち寄りスポットは、商業施設に限られず、所定のサービスを提供する施設(例えば、現金自動預け払い機(ATM:automated/automatic teller machine)、マッサージ店、美容室等を含む)であってもよく、公共施設(例えば、図書館、区役所、駅の切符売り場等を含む)であってもよい。
次に、図3を参照して、本実施形態の経路検索サーバ200の構成について説明する。図3は、本実施形態の経路検索サーバ200の構成図である。経路検索サーバ200は、例えば、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを備える。
通信部210は、ネットワークNWを介して端末装置10と通信する。通信部210は、端末装置10により送信された情報を受信した場合、受信した情報を制御部230に出力する。また、通信部210は、制御部230の指示に従って、端末装置10に情報を送信する。
記憶部220は、例えば、HDD、フラッシュメモリ、EEPROM、ROM、またはRAM等により実現される。記憶部220は、例えば、地図データ221と、時刻表テーブル222と、エリア条件テーブル223と、スポット条件テーブル224と、ユーザ利用履歴テーブル225と、ユーザ登録情報テーブル226と、電子クーポン情報227と、ユーザ設定情報テーブル228と、位置情報テーブル229とを格納する。また、記憶部220は、上記の各種情報の他、アプリケーションプログラムなどの各種プログラム、制御部230による処理結果などを格納する。
地図データ221は、例えば、道路の形状がノードとリンクによって表されたデータを含み、更に、地上にある特定の施設や場所(例えば、駅、レストラン、ショップ、遊園地、水族館、映画館、公園等)を表すPOI(Point of interest)データが、座標に対応付けられたデータを含む。POIデータには、例えば、目標物の種類を分類するジャンル(レストラン、コンビニエンスストア、本屋等)などの属性が付与されている。座標を用いて地図データ221を検索することで、POIデータを得ることができる。
時刻表テーブル222は、鉄道、路線バス、航空路線、定期航路等の公共交通機関の運転時刻をまとめた時刻表を格納するテーブルである。時刻表テーブル222では、例えば、交通機関ごとに、路線名と、出発地と、出発時刻と、到着地と、到着時刻、運賃等とが、互い対応付けられている。
エリア条件テーブル223は、移動条件に応じて予め決められている抽出エリアを定義するテーブルである。図4は、エリア条件テーブル223の内容の一例を示す図である。エリア条件テーブル223は、例えば、図4に示す通り、抽出エリアに移動条件が対応付けられている。「抽出エリア」とは、そのエリア内で立ち寄りスポットが検索される領域である。また、抽出エリアに対応付けられた「移動条件」は、各経路情報に応じた抽出エリアを設定するために予め決められている条件である。
スポット条件テーブル224は、施設のジャンルまたは移動条件に応じて予め決められている立ち寄りスポットを定義するテーブルである。図5は、施設に応じた立ち寄りスポットの種類を定義するスポット条件テーブル224Aの内容の一例を示す図である。スポット条件テーブル224Aは、例えば、図5に示す通り、施設のジャンルに、立ち寄りスポットジャンルが対応付けられたテーブルである。「施設のジャンル」とは、各施設の種類を分類する情報であって、例えば、公園、海、山、レジャーランド、映画館、霊園等が含まれる。「立ち寄りスポットジャンル」とは、立ち寄りスポットの種類を分類する情報であって、例えば、コンビニ、カフェ、ドラッグストア等が含まれる。施設のジャンルおよび立ち寄りスポットジャンルは、地図データ221に含まれるPOIデータのジャンルが援用されてもよい。
図6は、移動条件に応じた立ち寄りスポットの種類を定義するスポット条件テーブル224Bの内容の一例を示す図である。スポット条件テーブル224Bは、例えば、図6に示す通り、移動条件に、立ち寄りスポットジャンルが対応付けられたテーブルである。立ち寄りスポットジャンルに対応付けられた「移動条件」は、各経路情報に応じた立ち寄りスポットのジャンルを設定するために予め決められている条件である。
また、スポット条件テーブル224は、ユーザの目的に応じて予め決められる立ち寄りスポットを定義するスポット条件テーブル224Cを含んでもよい。図7は、条件テーブル224Cの内容の一例を示す図である。スポット条件テーブル224Cは、例えば、図7に示す通り、ユーザの目的に、立ち寄りスポットジャンルが対応付けられたテーブルである。「ユーザの目的」は、目的地におけるユーザの行動を方向付けるものであって、例えば、遊ぶ、食べる、休む、買い物等が含まれる。ユーザの目的は、入力部12を用いてユーザにより設定されてもよく、立ち寄りスポット抽出部233により推定されてもよい。立ち寄りスポット抽出部233は、例えば、各施設のジャンルに応じて予測されるユーザの行動を定義した情報を参照して、ユーザにより設定された目的地が含まれる施設のジャンルに基づき、ユーザの目的を推定する。
ユーザ利用履歴テーブル225は、ユーザの過去の利用履歴を格納するテーブルである。図8は、ユーザ利用履歴テーブル225の内容の一例を示す図である。ユーザ利用履歴テーブル225は、例えば、図8に示す通り、ユーザIDに、利用施設名と、利用電子クーポンとが対応付けられている。ユーザIDは、各ユーザを識別する情報である。「ユーザID」は、制御部230により割り当てられたIDであってもよいし、経路検索結果を提供する提供者のサービスに既に登録されているユーザであれば、既存のユーザIDであってもよい。「利用施設名」は、ユーザにより過去に利用された商業施設等の名称を示す情報である。利用施設名は、例えば、ユーザIDを用いて過去に予約された商業施設や、ユーザIDを用いて過去に利用したことがユーザにより登録された商業施設等を含む。「利用電子クーポン」は、例えば、ユーザIDを用いて過去に利用された電子クーポンである。
ユーザ登録情報テーブル226は、ユーザにより事前に登録された登録情報を格納するテーブルである。図9は、ユーザ登録情報テーブル226の内容の一例を示す図である。ユーザ登録情報テーブル226は、例えば、図9に示す通り、ユーザIDに、利用銀行と、利用ポイントカードと、お気に入り情報とが対応付けられている。「利用銀行」または「利用ポイントカード」は、ユーザが利用している銀行またはポイントカードを示す情報であって、例えば、ユーザIDを用いて過去に利用された銀行またはポイントカードや、ユーザIDを用いてユーザにより登録された銀行またはポイントカード等を含む。「お気に入り情報」は、例えば、ユーザIDを用いてユーザにより「お気に入り」に登録された商業施設等を含む。「お気に入り」とは、ユーザIDの発行者により提供されるサービスであって、ユーザIDと対応付けて、ユーザの関心のある事項等を一時的に保存するサービスにより管理される情報である。
電子クーポン情報227は、各施設において利用可能な電子クーポンに関する情報である。電子クーポン情報227には、例えば、電子クーポンを利用可能な施設名と、電子クーポンを利用できる条件(期間、時間帯、人数、年齢、性別等)と、電子クーポンを証明する証明画像等が含まれる。
ユーザ設定情報テーブル228は、経路検索サーバ200により端末装置10に提供された情報の中から、ユーザにより設定された情報を格納するテーブルである。図10は、ユーザ設定情報テーブル228の内容の一例を示す図である。ユーザ設定情報テーブル228は、例えば、図10に示す通り、ユーザIDに、出発地と、目的地と、移動経路と、立ち寄りスポットと、時刻情報と、移動手段とが対応付けられている。なお、ユーザ設定情報テーブル228には、ユーザにより設定された立ち寄りスポットを抽出した際に用いられた情報を格納してもよい。
位置情報テーブル229は、端末装置10から受信した位置情報等を格納するテーブルである。図11は、位置情報テーブル229の内容の一例を示す図である。位置情報テーブル229では、例えば、図11に示す通り、ユーザIDに、位置情報と、日時情報とが対応付けられている。ユーザID、位置情報、および日時情報は、例えば、互いに対応付けられた状態で、端末装置10から受信される。
図3に戻り、制御部230について説明する。制御部230は、例えば、経路情報作成部231と、抽出エリア決定部232と、立ち寄りスポット抽出部233と、付加情報検索部234と、提供部235と、登録部236と、学習部237と、データ管理部238とを備える。制御部230の各機能部は、例えばCPU等のプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、制御部230の機能部のうち一部または全部は、LSI、ASIC、またはFPGA等のハードウェアにより実現されてもよい。
経路情報作成部231は、地図データ221または時刻表テーブル222を参照して、通信部210により受信された目的地に基づき、少なくとも目的地までの移動経路を含む経路情報を作成する。経路情報作成部231は、例えば、移動手段ごとに、複数の移動経路を検索し、各移動経路内における出発時刻および到着時刻、所要時間、移動距離、および運賃等を導出する。経路情報作成部231は、これらの情報を含む経路情報にユーザIDを対応付けて、抽出エリア決定部232と立ち寄りスポット抽出部233に出力する。
抽出エリア決定部232は、経路情報作成部231により作成された経路情報に基づき、抽出エリアを決定する。抽出エリア決定部232は、例えば、経路情報に含まれる情報とエリア条件テーブル223の移動条件とを比較して、経路情報に含まれる情報に合致する移動条件と対応付けられた抽出エリアを、エリア条件テーブル223から読み出し、抽出エリアに決定する。抽出エリア決定部232は、決定した抽出エリアにユーザIDを対応付けて、立ち寄りスポット抽出部233に出力する。
立ち寄りスポット抽出部233は、通信部210とネットワークNWとを介して端末装置10から受信した情報と、経路情報作成部231により作成された経路情報に含まれる情報とに基づき、以下のような手法により立ち寄りスポットを抽出する。
[手法1]立ち寄りスポット抽出部233は、例えば、端末装置10から受信した目的地に基づき、地図データ221に含まれるPOIデータを参照して、目的地のジャンルを判定する。次いで、立ち寄りスポット抽出部233は、判定した目的地のジャンルとスポット条件テーブル224Aの施設のジャンルとを比較して、目的地のジャンルと合致する施設のジャンルと対応付けられた立ち寄りスポットジャンルをスポット条件テーブル224Aから得る。そして、立ち寄りスポット抽出部233は、地図データ221を参照して、得られた立ち寄りスポットジャンルに基づき、抽出エリア決定部232により決定された抽出エリアの中から、立ち寄りスポットジャンルに含まれる施設とその位置を抽出する。
[手法2]また、立ち寄りスポット抽出部233は、経路情報に含まれる情報とスポット条件テーブル224Bの移動条件とを比較して、経路情報に含まれる情報に合致する移動条件と対応付けられた立ち寄りスポットジャンルをスポット条件テーブル224Bから得てもよい。そして、立ち寄りスポット抽出部233は、地図データ221を参照して、得られた立ち寄りスポットジャンルに基づき、抽出エリア決定部232により決定された抽出エリアの中から、立ち寄りスポットジャンルに含まれる施設とその位置を抽出してもよい。
[手法3]また、立ち寄りスポット抽出部233は、ユーザ利用履歴テーブル225やユーザ設定情報テーブル228を参照して、ユーザが過去に利用した施設に関する情報、または、過去の経路検索においてユーザにより設定された情報に基づき、経路情報に含まれる目的地が初めて訪れる場所であるか否かを判定し、判定結果に応じた立ち寄りスポットを抽出してもよい。例えば、立ち寄りスポット抽出部233は、ユーザ設定情報テーブル228を参照して、経路情報に含まれる目的地が初めて設定された目的地であるか否かを判定し、初めて設定された目的地である場合、経路情報に含まれる目的地が初めて訪れる場所であると判定し、目的地の観光スポットを、立ち寄りスポットとして抽出してもよい。「目的地の観光スポット」には、例えば、その土地の名産を売っているお店や、その地域で人気のあるお店等が含まれる。また、立ち寄りスポット抽出部233は、ユーザ利用履歴テーブル225を参照して、ユーザが過去に利用した施設に関する情報に基づき、経路情報に含まれる目的地にユーザが過去に利用した施設があるか否かを判定し、過去に利用した施設がない場合、経路情報に含まれる目的地が初めて訪れる場所であると判定し、立ち寄りスポットとして、目的地の観光スポットを抽出してもよい。
一方、経路情報に含まれる目的地が初めて設定された目的地である場合や、経路に含まれる目的地にユーザが過去に利用した施設がある場合、経路情報に含まれる目的地が初めて訪れる場所でないと判定し、立ち寄りスポット抽出部233は、ユーザ利用履歴テーブル225を参照して、抽出エリア決定部232により決定された抽出エリアの中から、ユーザが過去に利用したことのある施設や、ユーザが過去に電子クーポンを利用したことがある施設を抽出してもよい。また、立ち寄りスポット抽出部233は、目的地に基づき抽出された立ち寄りスポットや、経路情報に基づき抽出された立ち寄りスポットから、ユーザが過去に利用したことがある施設に絞って、立ち寄りスポットとしてもよい。
[手法4]また、立ち寄りスポット抽出部233は、経路情報に含まれる時刻情報に基づき経路情報内においてユーザが存在する予定の予定時刻を導出し、導出した予定時刻に対応する立ち寄りスポットを抽出してもよい。予定時刻には、電車やバスの乗り継ぎ地点に到達する時刻や、電車やバスを降りる時刻、立ち寄りスポットに到着する時刻等も含まれる。なお、立ち寄りスポット抽出部233は、経路情報に含まれる出発時刻や到着時刻を予定時刻として取り扱ってもよい。
[手法5]また、立ち寄りスポット抽出部233は、目的地の天候に関する天候情報に基づき、目的地の天候に応じた立ち寄りスポットを抽出してもよい。立ち寄りスポット抽出部233は、例えば、通信部210とネットワークNWとを介して、ウェブサーバ400から目的地の天気情報を取得する。
[手法6]また、立ち寄りスポット抽出部233は、ユーザ登録情報テーブル226を参照して、ユーザが登録している登録情報に基づき、登録情報に応じた立ち寄りスポットを抽出してもよく、例えば、ユーザが利用可能なATMを抽出してもよい。例えば、立ち寄りスポット抽出部233は、地図データ221を参照して抽出エリアから複数のATMを抽出し、ユーザ登録情報テーブル226を参照して、抽出したATMの中から、ユーザが登録している銀行のATMをさらに抽出してもよい。
[手法7]また、立ち寄りスポット抽出部233は、ユーザ登録情報テーブル226を参照して、ユーザが登録している登録情報に基づき、登録情報に応じた立ち寄りスポットを抽出してもよく、例えば、ユーザが所持しているポイントカードが利用可能な商業施設を抽出してもよい。例えば、立ち寄りスポット抽出部233は、地図データ221を参照して抽出エリアから複数の立ち寄りスポットを抽出し、ユーザ登録情報テーブル226を参照して、抽出した立ち寄りスポットの中から、ユーザが登録しているポイントカードが利用可能な立ち寄りスポットに絞ってもよい。
[手法8]また、立ち寄りスポット抽出部233は、ユーザの現在地または設定された出発地から目的地までの移動距離または所要時間に基づき決定されるエリアから、目的地までの移動距離または所要時間に応じた立ち寄りスポットを抽出してもよい。また、立ち寄りスポット抽出部233は、ユーザ登録情報テーブル226を参照して、ユーザのお気に入りに登録されている商業施設等を立ち寄りスポットとして抽出してもよい。
[手法9]また、立ち寄りスポット抽出部233は、目的地までの移動手段に基づき決定されるエリアから、移動手段に応じた立ち寄りスポットを抽出してもよい。立ち寄りスポット抽出部233は、移動手段が徒歩である場合と、電車である場合とでは、異なるジャンルの立ち寄りスポットを抽出してもよい。
[手法10]また、立ち寄りスポット抽出部233は、経路情報に含まれる目的地までの経路から、立ち寄りスポットを抽出してもよい。すなわち、立ち寄りスポット抽出部233は、抽出エリア決定部232により決定された移動経路上のエリアから、立ち寄りスポットを抽出してもよい。
[手法11]また、立ち寄りスポット抽出部233は、目的地を含む所定の範囲内から、立ち寄りスポットを抽出してもよい。立ち寄りスポット抽出部233は、目的地に応じて、所定の範囲の大きさを変更してもよい。
[手法12]また、立ち寄りスポット抽出部233は、経路情報に含まれる情報に応じて、ユーザが目的地に到達する前に立ち寄るための立ち寄りスポット、および、ユーザが目的地に到達した後に立ち寄るための立ち寄りスポットのうち、少なくとも一方を抽出してもよい。例えば、立ち寄りスポット抽出部233は、到着時刻や目的地のジャンルに応じて、目的地の到着後の予定が発生するか否かを判定し、予定が発生する可能性がある場合、ユーザが目的地に到達した後に立ち寄るための立ち寄りスポットを抽出してもよい。例えば、立ち寄りスポット抽出部233は、目的地への到着時刻が午前中である場合や、目的地のジャンルが飲食を含まない場所や軽食をとる場所、一次会でよく使われる場所等である場合は、目的地の到着後の予定が発生する可能性があると判定してもよい。
[手法13]また、立ち寄りスポット抽出部233は、ユーザにより登録されたユーザの頻出エリアが、抽出エリア決定部232により決定された抽出エリアに含まれる場合、頻出エリアが抽出エリアに含まれない場合と比べて、提供部235に出力する立ち寄りスポットの数を少なくしてもよい。例えば、立ち寄りスポット抽出部233は、ユーザ利用履歴テーブル225を参照して、利用回数が閾値以上である利用施設を中心とした所定範囲の一群を頻出エリアに設定してもよい。立ち寄りスポット抽出部233は、頻出エリアが抽出エリア決定部232により決定された抽出エリアに含まれる場合、抽出した立ち寄りスポットの数が閾値未満であるか否かを判定し、閾値未満でない場合は、抽出した立ち寄りスポットを絞り込んでもよい。
[手法14]また、立ち寄りスポット抽出部233は、ユーザ設定情報テーブル228と位置情報テーブル229とを参照して、ユーザが目的地に到達した時刻と経路情報の到着時刻とを比較し待ち時間を導出し、待ち時間に応じた立ち寄りスポットを抽出してもよい。立ち寄りスポット抽出部233は、例えば、位置情報テーブル229を参照して、目的地に到達した時刻を取得する。なお、立ち寄りスポット抽出部233は、これに限られず、通信部210を介して端末装置10から、目的地に到達したことを示す情報を受信した時刻を、目的地の到達した時刻としてもよい。
立ち寄りスポット抽出部233は、上述の手法1〜14のうちいずれか1つを実行してもよく、上述の手法1〜14のうち少なくとも2つを組み合わせて、立ち寄りスポットを抽出してもよい。上述した手法1〜14のうち少なくとも1つを用いることにより、立ち寄りスポット抽出部233は、目的地まで移動する際のユーザの状況に合わせた立ち寄りスポットを抽出することができる。
上述のようにして立ち寄りスポット抽出部233により抽出された施設が、立ち寄りスポットである。立ち寄りスポット抽出部233は、抽出した立ち寄りスポットとその位置にユーザIDを対応付けて、付加情報検索部234と提供部235とに出力する。
付加情報検索部234は、経路情報作成部231により作成された経路情報に基づき、ユーザ設定情報テーブル228を参照して、今回設定された目的地がユーザにより過去に設定された目的地であるか否かに応じて、異なる付加情報を作成する。例えば、付加情報検索部234は、ユーザ設定情報テーブル228を参照して、ユーザにより設定された目的地が初めてである場合、ネットワークNWを介してウェブサーバ400と通信することにより、その土地の名物やおすすめのグルメ情報等を検索し、提供部235に出力してもよい。また、付加情報検索部234は、ユーザ設定情報テーブル228を参照して、ユーザにより設定された目的地が以前にも設定されたことがある場合、例えば、「この目的地は2010年8月20日に訪れた」等の付加情報を作成し、提供部235に出力してもよい。
また、付加情報検索部234は、立ち寄りスポット抽出部233により抽出された立ち寄りスポットに基づき、立ち寄りスポットに関連する付加情報を検索してもよい。付加情報検索部234は、例えば、電子クーポン情報227を参照して、立ち寄りスポット抽出部233により抽出された立ち寄りスポットに基づき、立ち寄りスポットにおいて利用可能な電子クーポンを検索する。この検索により得られた電子クーポンが、付加情報の一例である。また、付加情報検索部234は、ユーザ利用履歴テーブル225を参照して、立ち寄りスポット抽出部233により抽出された立ち寄りスポットにユーザが過去に利用した施設が含まれるか否かを判定し、ユーザが過去に利用した施設が含まれる場合、ユーザが過去に利用した施設に関する情報を検索する。この検索により得られた施設に関する情報が、付加情報の一例である。付加情報検索部234は、検索により得た付加情報にユーザIDを対応付けて、提供部235に出力する。
提供部235は、経路情報作成部231により作成された経路情報と、立ち寄りスポット抽出部233により抽出された立ち寄りスポットとを、通信部210とネットワークNWとを介して、端末装置10に送信する。また、提供部235は、付加情報検索部234により検索された付加情報を、通信部210とネットワークNWとを介して、端末装置10に提供してもよい。
登録部236は、端末装置10から受信した情報を互いに対応付けて、ユーザ設定情報テーブル228に書き込む。例えば、登録部236は、ユーザにより設定された1つの経路情報に関する情報を受信し、ユーザ設定情報テーブル228に書き込む。また、登録部236は、端末装置10から受信した情報に加え、経路情報作成部231により作成された経路情報に含まれる情報や、抽出エリア決定部232により決定された抽出エリアに関する情報、立ち寄りスポット抽出部233により抽出された立ち寄りスポットに関する情報を、ユーザ設定情報テーブル228に書き込んでもよい。
学習部237は、ユーザ設定情報テーブル228に書き込まれている情報に基づき、機械学習の技術を用いて、各ユーザに嗜好にあった立ち寄りスポットのジャンルや、目的地に応じてより人気のある立ち寄りスポットのジャンル、目的地に応じてより人気のある抽出エリア等を学習する。「より人気のある」とは、例えば、ユーザに提示された情報の中から選択された確率が所定の閾値以上であるものをいう。学習部237は、学習した内容を記憶部220に格納してもよく、学習した内容に基づきエリア条件テーブル223やスポット条件テーブル224を書き換えてもよい。なお、抽出エリア決定部232および立ち寄りスポット抽出部233は、学習部237により学習された内容を示す情報を参照して、抽出エリアを決定し、または、立ち寄りスポットを抽出してもよい。
データ管理部238は、通信部210を介して端末装置10から受信したユーザに関する情報を、記憶部220に格納する。データ管理部238は、例えば、端末装置10から受信したユーザIDと、位置情報と、日時情報とを、互いに対応付けて、位置情報テーブル229に格納する。
次に、端末装置10の一部の処理の流れについて説明する。図12は、端末装置10の処理の流れの一例を示すフローチャートである。端末装置10の制御部16は、ウェブブラウザを用いて、例えば、始点と目的地を取得するための所定のインターフェース画面を表示部13に表示させる(S101)。制御部16は、所定のインターフェース画面に対するユーザの操作に基づき、始点と目的地とを取得する(S102)。次いで、制御部16は、所定のインターフェース画面に対して経路検索が指示されたか否かを判定し(S103)、指示された場合、ユーザIDに始点および目的地を対応付けて、通信部11とネットワークNWとを介して経路検索サーバ200に送信する(S104)。
制御部16は、経路検索サーバ200から受信した情報に基づき、例えば、経路情報と立ち寄りスポットの両方を同一の画面に表示する画面を作成し、表示部13に表示させる(S105)。例えば、制御部16は、立ち寄りスポットのジャンルに応じたアイコンを地図上の立ち寄りスポットの位置に表示させるとともに、移動経路を地図上に表示させ、画面の一部に経路情報の内容を表示させる。次いで、制御部16は、入力部12を用いてユーザによって立ち寄りスポットが選択されたか否かを判定する(S106)。入力部12を用いてユーザによって立ち寄りスポットが選択された場合、選択された立ち寄りスポットとこれに対応する移動経路にユーザIDを対応付けて、通信部11とネットワークNWとを介して経路検索サーバ200に送信する(S107)。
次に、経路検索サーバ200の処理の流れについて説明する。図13は、経路検索サーバ200の処理の流れの一例を示すフローチャートである。制御部230は、通信部210を介して、端末装置10から経路検索の依頼があったか否かを判定する(S201)。経路検索の依頼があったと判定された場合、経路情報作成部231は、端末装置10から受信した始点および目的地に基づき、始点から目的地までの移動経路を検索し、経路情報を作成する(S202)。次いで、抽出エリア決定部232が、経路情報作成部231により作成された経路情報に基づき、抽出エリアを決定する(S203)。そして、立ち寄りスポット抽出部233は、端末装置10から受信した情報と、経路情報作成部231により作成された経路情報に含まれる情報とに基づき、立ち寄りスポットを抽出する(S204)。
付加情報検索部234は、立ち寄りスポット抽出部233により抽出された立ち寄りスポットに基づき、立ち寄りスポットに関連する付加情報を検索する(S205)。提供部235は、経路情報作成部231により作成された経路情報と、立ち寄りスポット抽出部233により抽出された立ち寄りスポットとに基づき、移動経路と立ち寄りスポットとを表示した地図を作成し、経路情報に含まれる情報と、付加情報検索部234により検索された付加情報とともに、通信部210とネットワークNWとを介して、端末装置10に送信する(S206)。
登録部236は、通信部210を介して、端末装置10から立ち寄りスポットに関する情報を受信したか否かを判定する(S207)。登録部236は、端末装置10から受信した情報を互いに対応付けて、ユーザ設定情報テーブル228に書き込む(S208)。次いで、学習部237は、学習タイミングであるか否かを判定する(S209)。学習タイミングは、予め決められた時刻であってもよく、前回の学習処理から所定時間が経過したときであってもよい。学習タイミングに到達した場合、学習部237は、ユーザ設定情報テーブル228に書き込まれている情報に基づき、機械学習の技術を用いて学習する(S210)。
上述した経路検索画面の一例について、図14を参照して説明する。図14は、経路検索画面の一例と、経路検索画面を用いた検索の結果の一例とを示す。図14(a)は、経路検索画面21の一例を示す。図示のとおり、経路検索画面21には、出発地を入力する入力欄21Aと、目的地を入力する入力欄21Bと、経路検索を指示する検索ボタン21Cとが設定されている。なお、出発地は、端末装置10の測位部15により特定されたユーザの現在位置が自動入力されてもよい。検索ボタン21Cがユーザにより入力部12を介して選択されると、経路検索画面21は、図14(b)に示す画面に遷移する。端末装置10の制御部16は、検索ボタン21Cが選択された場合、入力欄21Aに入力された情報が出発地に、入力欄21Bに入力された情報が目的地に、それぞれ設定されたとものと判断する。制御部16は、設定された出発地から設定された目的地までの経路検索を経路検索サーバ200に依頼する。
図14(b)は、設定された出発地から設定された目的地までの経路を検索した結果を示す検索結果画面22の一例である。図示の通り、検索結果画面22には、経路の検索結果として、経路情報作成部231により作成された経路情報が表示される。検索結果画面22において表示されている経路のうち1つ(ここでは、徒歩で移動する経路)がユーザにより入力部12を用いて選択されると、検索結果画面22は、図14(c)に示す画面に遷移する。図14(c)は、検索結果画面22に表示された経路の中から選択された経路を案内するための案内画面23の一例である。図示の通り、案内画面23には、地図上に表示された経路、経路を案内する情報、移動手段、および移動距離等が含まれる。
次に、上述した地図検索画面の一例について、図15を参照して説明する。図15は、地図検索画面の一例と、地図検索画面を用いた検索の結果の一例を示す。図15(a)は、地図検索画面31の一例を示す。図示の通り、地図検索画面31には、目的地エリアを設定するためのポインタ31Aと、目的地エリアの周辺情報の検索を指示する検索ボタン31Bとが設定されている。ポインタ31Aは、ユーザにより入力部12を用いて、地図上の任意の場所に配置される。検索ボタン31Bがユーザにより入力部12を用いて選択されると、地図検索画面31は、図15(b)に示す画面に遷移する。なお、制御部16は、検索ボタン31Bが選択された場合、ポインタ31Aが示す位置を中心とした一定の範囲内が目的地エリアに設定されたとものと判断する。
図15(b)は、ユーザの目的をカテゴリから選択するためのカテゴリ選択画面32の一例を示す。図示の通り、カテゴリ選択画面32には、設定された目的地エリアを表示するともに編集を受け付ける入力欄32Aと、設定されたユーザの目的を表示するとともに編集を受け付ける入力欄32Bと、ユーザの目的の一例を表示するとともにユーザからの選択を受け付ける選択欄32Cと、設定された目的地エリア内に含まれる施設のうち、設定された目的に関する施設に関する情報の検索を指示する検索ボタン32Dとが設定されている。
入力欄32Aには、例えば、地図検索画面31においてポインタ31Aが配置されていた場所を示す情報が表示されている。選択欄32Cに表示されている目的がユーザにより入力部12を用いて選択されると、制御部16は、選択された目的が設定されたものと判断し、入力欄32Bに設定された目的を表示する。ユーザの目的には、例えば、買い物、食事、アミューズメント、美容・健康、病院、銀行・郵便、公共施設、および宿泊等が含まれる。なお、ユーザの目的には、例示のカテゴリ以外にも、具体的なキーワード(例えば、フレンチ、イタリアン等)が含まれてもよく、例えば、入力欄32Bに直接入力される。
検索ボタン32Dが、ユーザにより入力部12を用いて選択されると、カテゴリ選択画面32は、図15(c)に示す画面に遷移する。なお、制御部16は、検索ボタン32Dが選択された場合、設定された目的地エリア内に含まれる施設のうち、設定された目的に関する施設に関する情報の検索の依頼を、通信部11とネットワークNWを用いて、ウェブサーバ400に送信する。ウェブサーバ400は、検索の依頼に基づき、検索により得た検索結果を端末装置10に送信する。制御部16は、ウェブサーバ400から受信した検索結果に基づき、図15(c)に示す画面を作成し、表示部13に表示させる。
図15(c)は、目的地を選択するための目的地選択画面33の一例を示す。図示の通り、目的地選択画面33には、ユーザにより設定された目的地エリア内に含まれる施設等であって、且つ、ユーザにより設定された目的に関する施設等が表示される。施設等には、商業施設、公共施設、および駐車場等が含まれる。目的地選択画面33には、目的に関する施設等の名称や、施設等に関する画像が表示されている。目的地選択画面33に表示されている施設等の名称または画像がユーザにより入力部12を用いて選択されると、制御部16は、選択された施設等が目的地に設定されたものと判断する。制御部16は、設定された目的地までの経路検索を経路検索サーバ200に依頼する。
上述の通り、本実施形態に係る経路検索サーバ200は、端末装置10から受信された情報と、経路情報作成部231により作成された経路情報に含まれる情報とに基づき、立ち寄りスポットを抽出することにより、ユーザの手間を最小限に抑えながら、目的地までの経路を検索するユーザに対して検索により得られた経路を利用する際に役立つ情報を提供することができる。例えば、ユーザは、目的地に向かう途中に必要や物を購入するための場所や、目的地についてから必要な物を購入するための場所等を、検索せずに済むため、利便性を向上させることができる。また、経路検索サーバ200は、ユーザが購入を忘れそうなものであっても、立ち寄りスポットを提供することができるため、ユーザの買い忘れを防止することができる。また、経路検索サーバ200は、立ち寄りスポットを提供することにより、目的地までの経路だけでなく、ユーザに新たな興味を提供することができる。
また、本実施形態に係る経路検索サーバ200は、経路情報作成部231により作成された経路情報に含まれる情報に基づき決定された抽出エリアから、立ち寄りスポットを抽出することにより、移動経路や移動手段等に応じて、立ち寄りスポットが検索される場所を決定することができる。よって、経路検索サーバ200は、目的地周辺に限られず、目的地に向かう途中は、移動中においてユーザが立ち寄りやすい場所から、立ち寄りスポットを抽出することができる。
次に、上述した手法1〜14により抽出される立ち寄りスポットの具体例について説明する。
(1)立ち寄りスポット抽出部233は、例えば、目的地が公園の場合、手法1により、公園の周辺のコンビニエンスストアやカフェを立ち寄りスポットとして抽出してもよい。これにより、ユーザは、公園に行く前に、コーヒーや軽食等を購入する場所を検索しなくて済む。また、立ち寄りスポット抽出部233は、目的地が海の場合、手法1により、海までの経路の途中のコンビニエンスストアやドラッグストアを立ち寄りスポットとして抽出してもよい。これにより、ユーザは、海に向かう途中で、飲み物や日焼け止め等を購入する場所を検索しなくて済む。なお、海のように目的地が非密集地域(商店が少ない場所)である場合、立ち寄りスポット抽出部233は、目的地に到達する途中の密集地域から立ち寄りスポットを抽出することができる。よって、ユーザは目的地に到達した後で商店に行くために戻ってくるという事態を回避することができる。
(2)また、立ち寄りスポット抽出部233は、例えば、経路情報に含まれる到着時刻がランチの時間帯に含まれる場合、手法2により、目的地の周辺からレストランを立ち寄りスポットとして抽出してもよい。これにより、ユーザは、目的地においてランチする場所を検索しなくて済む。また、立ち寄りスポット抽出部233は、手法2により、同じ目的地であって、到着時刻が異なる場合、異なるジャンルの立ち寄りスポットを抽出することができる。例えば、立ち寄りスポット抽出部233は、目的地に到着する時刻が15時台であれば抽出エリア内からカフェを抽出し、目的地に到着する時刻が18時台であれば抽出エリア内からレストランを抽出してもよい。
(3)また、立ち寄りスポット抽出部233は、手法3により、目的地が初めて行く場所である場合には、その場所を知ることができるお土産屋さんや食事処を抽出し、目的地が数回行ったことがある場所である場合、前回行ったお店を抽出し、また、目的地が何度も行ったことがあるお店であれば、立ち寄りスポットをよく行くお店に絞って抽出してもよい。これにより、経路検索サーバ200は、ユーザの経験や嗜好に応じた立ち寄りスポットを提供することができる。
(4)また、立ち寄りスポット抽出部233は、手法4により、経路情報内において、電車を乗り継ぐ予定時刻を導出し、予定時刻が12時台であれば、駅の構内にあるお弁当屋さんを抽出してもよい。また、立ち寄りスポット抽出部233は、手法4により、経路情報内において、電車に乗り入れる予定時刻を導出し、予定時刻が朝の時間帯(4〜9時)であれば、駅の外にあるコンビニエンスストア等と、駅の構内にあるお弁当屋さんとを抽出してもよい。これにより、ユーザは、自宅近くでお弁当等を購入せずに、目的地に行く途中で購入することができる。また、立ち寄りスポット抽出部233は、手法4により、ネットワークNWを介してウェブサーバ400にアクセスし、立ち寄りスポットの開店時刻と閉店時刻とを取得して、立ち寄りスポットに到着する時刻に営業しているお店を抽出してもよい。これにより、経路検索サーバ200は、立ち寄りスポットに到着したユーザがお店を利用できないという事態を回避することができる。
(5)また、立ち寄りスポット抽出部233は、手法5により、目的地の天候が雨の場合、移動経路の途中において、傘を売っているコンビニエンスストアやドラッグストアを抽出してもよい。これにより、ユーザは、急な天候の変化により傘が必要になった場合であっても、目的地において傘を購入する場所を検索しなくて済む。
(6)また、立ち寄りスポット抽出部233は、手法6により、目的地がテーマパークやショッピングセンターである場合、移動経路の途中において、自分が登録している銀行のATMを抽出してもよい。これにより、ユーザは、前日にお金を用意していなかった場合であっても、目的地に向かう途中でATMによることができる。
(7)また、立ち寄りスポット抽出部233は、手法7により、立ち寄りスポット抽出部233は、地図データ221を参照して抽出エリアから複数のドラッグストアを抽出し、ユーザ登録情報テーブル226を参照して、抽出したドラッグストアの中から、ユーザが登録しているポイントカードが利用可能なドラッグストアをさらに抽出してもよい。これにより、ユーザは、よく知らない場所でも、自分が所持しているポイントカードが利用可能な施設を選んで、立ち寄ることができる。
(8)また、立ち寄りスポット抽出部233は、手法8により、目的地までの移動距離が閾値th1以上、または、所要時間が閾値th2以上であり、且つ、移動手段が電車やバスである場合、乗り入れ地点または乗継地点とその周辺のエリアから、駅構内の売店等を抽出してもよい。これにより、ユーザは、その後の長時間の移動に備えて、電車やバスに乗る前やその途中で、飲み物やお弁当等を購入することができる。また、立ち寄りスポット抽出部233は、手法8により、目的地までの移動距離が閾値th3以上、または、所要時間が閾値th4以上であり、且つ、移動手段が徒歩である場合、目的地のまでの移動経路上において、所定間隔開けた地点とその周辺のエリアから、本屋やスーパーマーケット、旅行代理店や保険代理店等を抽出してもよい。これにより、経路検索サーバ200は、長距離を移動するユーザに各所で飲み物やお弁当等を購入する場所を提供することができ、また、散歩の途中のユーザに各所で立ち寄る場所を提供することができる。
(9)また、立ち寄りスポット抽出部233は、手法9により、移動手段が徒歩である場合、目的地の周辺に加え、目的地までの中間地点とその周辺のエリアから、カフェや公園、あるいはコンビニエンスストア等を抽出してもよい。これにより、経路検索サーバ200は、徒歩で目的地に向かうユーザに、途中で休憩する場所を提供することができる。
(10)また、立ち寄りスポット抽出部233は、手法10により、選択された移動経路上から立ち寄りスポットを抽出してもよい。これにより、経路検索サーバ200は、選択された移動経路から外れない範囲内で立ち寄りスポットを抽出することができる。
(11)また、立ち寄りスポット抽出部233は、手法11により、目的地の周辺から立ち寄りスポットを抽出してもよく、目的地が非密集地である場合は、さらに広い目的地の周辺から立ち寄りスポットを抽出してもよい。これにより、ユーザは、目的地に到着してからの予定を決めるときなどに立ち寄りスポットを参考にでき、目的地に関する情報を収集する手間が省ける。
(12)また、立ち寄りスポット抽出部233は、手法12により、目的地への到着時刻が午前中である場合、ユーザが目的地に到達する前に立ち寄るための立ち寄りスポットと、ユーザが目的地に到達した後に立ち寄るための立ち寄りスポットの両方を抽出してもよい。また、立ち寄りスポット抽出部233は、目的地が映画館である場合、ユーザが目的地に到達した後に立ち寄るための立ち寄りスポットの両方を抽出してもよい。これにより、ユーザは、目的地に到着してからの予定を決めるときなどに立ち寄りスポットを参考にでき、目的地に関する情報を収集する手間が省ける。
(13)また、立ち寄りスポット抽出部233は、手法13により、抽出エリアがユーザのよく行くエリアである場合、抽出された立ち寄りスポットを絞って、提供部235により提供される立ち寄りスポットの数を減らしてもよい。これにより、経路検索サーバ200は、ユーザがよく行くエリアにおいていろいろな情報がたくさん提供されることにより、ユーザが感じる煩わしさを軽減することができる。
(14)また、立ち寄りスポット抽出部233は、手法14により、ユーザが経路情報内における到着時刻よりも早く目的地に到着した場合、到着時刻までの時間を潰せる立ち寄りスポットを抽出してもよい。例えば、立ち寄りスポット抽出部233は、待ち時間が30分程度あれば本屋やカフェ等を、2時間以上なら近くの映画館等を抽出してもよい。また、この場合、付加情報検索部234は、待ち時間と立ち寄りスポットに応じて、復帰時間を導出し、所定のタイミングでユーザに通知するような情報を提供部235に出力してもよい。復帰時間とは、立ち寄りスポットから目的地まで戻ってくるために必要な時間である。これにより、ユーザは、目的地に早く到着してしまった場合でも、約束の時間までを過ごす場所を検索しなくて済む。
経路検索サーバ200は、上述の内容に限られない。例えば、端末装置10の制御部16は、ウェブブラウザに換えて、所定のアプリケーションプログラム(以下、アプリと記す)を実行することで実現されてもよい。このアプリは、例えば、端末装置10により測位された位置情報に基づき、地図上にユーザの位置を表示させたり、ユーザの移動に伴い経路情報内における進行状況を表示したり、立ち寄りスポットまでの案内や、立ち寄りスポットに立ち寄った場合の到着時間等を表示させる。この場合、経路検索サーバ200は、ユーザの移動経路を探索して、ナビゲーションする経路探索部を備えていてもよい。
経路探索部の一例について説明する。経路探索部は、ユーザ設定情報テーブル228と位置情報テーブル229とを参照して、ユーザの移動経路と、ユーザにより設定された経路情報とを比較し、ユーザの行動が経路情報から外れたか否かを判定する。経路探索部は、位置情報テーブル229を参照して、ユーザが出発時刻までに出発地を出発したか否かを判定し、ユーザが出発時刻までに出発地を出発しない場合、ユーザの行動が経路情報から外れたと判定する。また、経路探索部は、位置情報テーブル229を参照して、ユーザの位置情報の軌跡が選択された移動経路に沿って移動しているか否かを判定し、ユーザの位置情報の軌跡が選択された移動経路に沿って移動していない場合、ユーザの行動が経路情報から外れたと判定する。ユーザの行動が経路情報から外れたと判定した場合、経路探索部は、その旨を、通信部210とネットワークNWとを介して、端末装置10に通知する。
1…経路検索システム、10…端末装置、11…通信部、12…入力部、13…表示部、14…記憶部、15…測位部、16…制御部、200…経路検索サーバ、210…通信部、220…記憶部、221…地図データ、222…時刻表テーブル、223…エリア条件テーブル、224,224A,224B…スポット条件テーブル、225…ユーザ利用履歴テーブル、226…ユーザ登録情報テーブル、227…電子クーポン情報、228…ユーザ設定情報テーブル、229…位置情報テーブル、230…制御部、231…経路情報作成部、232…抽出エリア決定部、233…立ち寄りスポット抽出部、234…付加情報検索部、235…提供部、236…登録部、237…学習部、238…データ管理部、400…ウェブサーバ

Claims (18)

  1. ユーザの端末装置から少なくとも前記ユーザの目的地を示す情報を受信する通信部と、
    前記通信部により受信された前記情報に基づき、前記目的地までの移動手段ごとの移動経路と前記移動経路ごとの出発時刻と到着時刻とを含む移動時刻とを少なくとも含む経路情報を作成する経路情報作成部と、
    前記通信部により受信された前記情報と、前記経路情報作成部により作成された経路情報に含まれる情報とに基づき、前記目的地のジャンルに応じて予め決められている種類の立ち寄りスポットと、前記移動手段および前記移動時刻のうち少なくとも一方に応じて予め決められている種類の立ち寄りスポットとを抽出する立ち寄りスポット抽出部と、
    前記立ち寄りスポット抽出部により抽出された立ち寄りスポットを、前記端末装置に送信する提供部と、
    を備える経路検索サーバ。
  2. 前記立ち寄りスポット抽出部は、
    前記経路情報作成部により作成された経路情報に含まれる情報に基づき、前記経路情報に応じた立ち寄りスポットを抽出する
    請求項1に記載の経路検索サーバ。
  3. 前記立ち寄りスポット抽出部は、
    前記経路情報作成部により作成された経路情報に含まれる情報に基づき決定された抽出エリアから、前記立ち寄りスポットを抽出する
    請求項1または2に記載の経路検索サーバ。
  4. 前記立ち寄りスポット抽出部は、
    前記ユーザが過去に利用した施設に関する情報、または、過去の経路検索において前記ユーザにより設定された情報を参照して、前記経路情報作成部により作成された経路情報に含まれる情報に基づき、前記経路情報に含まれる目的地が初めて訪れる場所であるか否かを判定し、判定結果に応じた前記立ち寄りスポットを抽出する
    請求項1から3のうちいずれか一項に記載の経路検索サーバ。
  5. 前記立ち寄りスポット抽出部は、
    前記経路情報に含まれる時刻情報に基づき前記移動路においてユーザが存在する予定の予定時刻を導出し、前記導出した予定時刻に対応する立ち寄りスポットを抽出する
    請求項1から4のうちいずれか一項に記載の経路検索サーバ。
  6. 前記立ち寄りスポット抽出部は、
    前記目的地の天候に関する天候情報に基づき、前記目的地の天候に応じた前記立ち寄りスポットを抽出する
    請求項1から5のうちいずれか一項に記載の経路検索サーバ。
  7. 前記立ち寄りスポット抽出部は、
    前記ユーザが登録している登録情報に基づき、前記登録情報に応じた立ち寄りスポットを抽出する
    請求項1から6のうちいずれか一項に記載の経路検索サーバ。
  8. 前記立ち寄りスポット抽出部は、
    前記ユーザの現在地または設定された出発地から目的地までの移動距離または所要時間に基づき決定されるエリアから、前記目的地までの移動距離または所要時間に応じた前記立ち寄りスポットを抽出する
    請求項1から7のうちいずれか一項に記載の経路検索サーバ。
  9. 前記立ち寄りスポット抽出部は、
    前記目的地までの移動手段に基づき決定されるエリアから、前記移動手段に応じた立ち寄りスポットを抽出する
    請求項1から8のうちいずれか一項に記載の経路検索サーバ。
  10. 前記立ち寄りスポット抽出部は、
    前記経路情報に含まれる前記目的地までの経路から、前記立ち寄りスポットを抽出する
    請求項1から9のうちいずれか一項に記載の経路検索サーバ。
  11. 前記立ち寄りスポット抽出部は、
    前記目的地を含む所定の範囲内から、前記立ち寄りスポットを抽出する
    請求項1から10のうちいずれか一項に記載の経路検索サーバ。
  12. 前記立ち寄りスポット抽出部は、
    前記経路情報に含まれる情報に応じて、前記ユーザが前記目的地に到達する前に立ち寄るための立ち寄りスポット、および、前記ユーザが前記目的地に到達した後に立ち寄るための立ち寄りスポットのうち、少なくとも一方を抽出する
    請求項1から11のうちいずれか一項に記載の経路検索サーバ。
  13. 前記立ち寄りスポット抽出部は、
    前記ユーザにより登録されたユーザの頻出エリアが、前記経路情報作成部により作成された経路情報に含まれる情報に基づき決定された抽出エリアに含まれる場合、前記頻出エリアが前記抽出エリアに含まれない場合と比べて、前記提供部に出力する前記立ち寄りスポットの数を少なくする
    請求項1から12のうちいずれか一項に記載の経路検索サーバ。
  14. 前記立ち寄りスポット抽出部は、
    前記ユーザが前記目的地に到達した時刻と、前記経路情報の到着時刻とを比較して待ち時間を導出し、導出した待ち時間に応じた立ち寄りスポットを抽出する
    請求項1から13のうちいずれか一項に記載の経路検索サーバ。
  15. 前記経路情報作成部により作成された経路情報に含まれる情報、または、前記立ち寄りスポット抽出部により抽出された立ち寄りスポットに基づき、前記経路情報または前記立ち寄りスポットに関連する付加情報、または、前記付加情報に含まれる情報であって前記立ち寄りスポットにおいて利用可能な電子クーポンのうち少なくとも一方を検索する付加情報検索部をさらに備え、
    前記提供部は、
    前記付加情報検索部により検索された付加情報を、前記端末装置に提供する
    請求項1から14のうちいずれか一項に記載の経路検索サーバ。
  16. 前記付加情報検索部は、
    前記ユーザが過去に利用した商業施設に関する情報を参照して、前記立ち寄りスポット抽出部により抽出された立ち寄りスポットに前記ユーザが過去に利用した商業施設が含まれるか否かを判定し、前記ユーザが過去に利用した商業施設が含まれる場合、前記ユーザが過去に利用した商業施設に関する情報を検索する
    請求項15に記載の経路検索サーバ。
  17. サーバが、
    ユーザの端末装置から少なくとも前記ユーザの目的地を示す情報を受信し、
    受信した前記情報に基づき、少なくとも前記目的地までの移動手段ごとの移動経路と前記移動経路ごとの出発時刻と到着時刻とを含む移動時刻とを含む経路情報を作成し、
    受信した前記情報と、作成した経路情報に含まれる情報とに基づき、前記目的地のジャンルに応じて予め決められている種類の立ち寄りスポットと、前記移動手段および前記移動時刻のうち少なくとも一方に応じて予め決められている種類の立ち寄りスポットとを抽出し、
    作成された経路情報と、抽出した立ち寄りスポットとを、前記端末装置に送信する
    経路検索方法。
  18. コンピュータに、
    ユーザの端末装置から少なくとも前記ユーザの目的地を示す情報を受信させ、
    受信された前記情報に基づき、少なくとも前記目的地までの移動手段ごとの移動経路と前記移動経路ごとの出発時刻と到着時刻とを含む移動時刻とを含む経路情報を作成させ、
    受信された前記情報と、作成された経路情報に含まれる情報とに基づき、前記目的地のジャンルに応じて予め決められている種類の立ち寄りスポットと、前記移動手段および前記移動時刻のうち少なくとも一方に応じて予め決められている種類の立ち寄りスポットとを抽出させ、
    作成された経路情報と、抽出された立ち寄りスポットとを、前記端末装置に送信させる
    経路検索プログラム。
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