JP6686825B2 - 評価装置、半導体装置の評価方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば半導体ウエハ又は半導体ウエハを個片化して得られるチップの電気的特性の評価に用いられる評価装置と、その評価装置を用いた半導体装置の評価方法に関する。
ウエハ又はチップなどの半導体装置の電気的特性を評価する際、真空吸着等により半導体装置の下面をチャックステージの表面に接触して固定した後に、半導体装置の上面の一部に設けた電極にプローブを接触させ電気的な入出力を行う。半導体装置の縦方向に大きな電流を流す縦型構造の半導体装置の検査においては、チャックステージの表面が電極となる。そして、プローブを多ピン化することで大電流および高電圧印加の要求に応えている。
チップ状態の縦型構造の半導体装置の評価中に、例えば、半導体装置の上面の電極と、チャックステージと同電位の領域との間に部分放電現象が生じて、半導体装置にダメージを与えることがある。このような部分放電を抑制することは重要である。部分放電の発生を見逃して、部分放電の生じた半導体装置が良品としてそのまま後工程に流出した場合、後工程にて部分放電があったことを抽出することは非常に困難であるため、部分放電を抑制できる措置を施すことが望ましい。
特許文献1〜3には、部分放電を抑制する技術が開示されている。
特開2003−130889号公報 特開2001−51011号公報 特開2010−10306号公報
特許文献1には、絶縁性の液体中で半導体装置を評価することで放電を防止することが開示されている。しかし、このような方法を実現するためには高価な評価装置が必要である。さらに、液体中での評価のため評価に要する時間が増大し低コスト化に向かないといった問題点もあった。また、被測定物がウエハテスト又はチップテストにおける半導体素子である場合、評価後に被測定物から絶縁性の液体を完全に除去する必要もあり、その適用は困難であった。
特許文献2には、シリコーンラバーを半導体チップの終端部分に押し当てて検査を実施し、放電を防止することが開示されている。しかしながら、特許文献2では終端部分の領域全面にシリコーンラバーを押し当てているため、評価の際にかみ込んだ異物又はシリコーンラバー痕であるゴム痕が半導体チップ表面に転写され、後工程で不具合となる問題があった。
特許文献3には、特許文献2と同様に絶縁部材を被測定物であるウエハに押し当てて、放電を防止することが開示されている。上述のように、評価の際にかみ込んだ異物又はゴム痕がウエハの表面に転写され、後工程で不具合となる問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、半導体装置の電気的特性の評価の際、部分放電の発生を抑制しつつ、半導体装置の表面への異物又はゴム痕の転写を抑制できる利便性の高い評価装置と半導体装置の評価方法を提供することを目的とする。
本願の発明に係る評価装置は、絶縁板と、該絶縁板に固定された複数のプローブと、該絶縁板に着脱可能に接続された接続部分と、該接続部分につながる先端部分とを有し、該接続部分よりも該先端部分が細く形成された絶縁部と、該絶縁部を複数組み合わせて平面視で該複数のプローブを囲むように形成された絶縁物と、該複数のプローブに電流を流して被測定物の電気的特性を評価する評価部と、を備え、該絶縁板の下面に該絶縁物の嵌合のための溝部が設けられ、該溝部の一部に該絶縁物が嵌合した結果、該絶縁物が嵌合していない該溝部は予備溝部となっていることを特徴とする。
本願の発明に係る半導体装置の評価方法は、半導体装置の活性領域に、絶縁板に固定された複数のプローブを接触させるとともに、該半導体装置の該活性領域を囲む部分である終端領域の一部に、該絶縁板に着脱可能に接続され該複数のプローブを囲む絶縁物を直接又は保護部材を介して接触させながら、該複数のプローブに電流を流して該半導体装置の電気的特性を評価し、該絶縁板の下面に該絶縁物の嵌合のための溝部が設けられ、該溝部の一部に該絶縁物が嵌合した結果、該絶縁物が嵌合していない該溝部は予備溝部となっていることを特徴とする。
本発明によれば、絶縁物の先端部分を細くすることで半導体装置の終端領域の一部に絶縁物を接触させるので、半導体装置の電気的特性の評価の際、部分放電の発生を抑制しつつ、半導体装置の表面への異物又はゴム痕の転写を抑制できる。また、絶縁物を複数の絶縁部で構成したので利便性が高い。
実施の形態1に係る評価装置の構成概略図である。 半導体装置の平面図である。 プローブの正面図である。 絶縁物等の底面図である。 半導体装置の評価方法を示す図である。 変形例に係る絶縁物等の底面図である。 実施の形態2に係る絶縁物等の底面図である。 実施の形態3に係る評価装置の断面図である。 実施の形態4に係る絶縁部等の断面図である。 絶縁部の底面図である。 実施の形態5に係る評価装置の断面図である。 絶縁物の底面図である。 絶縁板と絶縁物の平面図である。
本発明の実施の形態に係る評価装置と半導体装置の評価方法について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る評価装置の構成概略図である。チャックステージ3は半導体装置5を真空吸着する台座である。半導体装置5の保持手段は真空吸着に限るものではなく、静電吸着等でもよい。図1では1つの半導体装置5を示しているが、複数の半導体装置をチャックステージ3の上にのせてもよい。チャックステージ3の表面は、チャックステージの側面に設けた接続部8と、接続部8に取り付けられた信号線6bを介して、評価部4に電気的に接続されている。
半導体装置5は、半導体装置5の縦方向、つまり面外方向に大きな電流を流す縦型構造を有している。半導体装置5の上面には電極パッド18が形成されており、半導体装置5の下面にも電極が形成されている。半導体装置5の中央部は活性領域であり、その外側が終端領域20である。
図2は半導体装置5の平面図である。半導体装置5は、特に限定されないが例えば縦型のIGBTである。半導体装置5は、終端領域20と活性領域19に分けられる。終端領域20は、半導体装置5の耐圧を保持するために、半導体装置5の外周部分に設けられるものである。活性領域19は終端領域20に囲まれた領域である。活性領域19に、所望の素子、つまりここでは縦型のIGBTが形成される。活性領域19の表面には外部との電気的な入出力のために電極パッド18が設けられる。電極パッド18は、導電性を有した材料である例えばアルミニウムによって作製される。縦型のIGBTにおいては、半導体装置5の上面にエミッタ電極とゲート電極を形成し、下面にコレクタ電極を設けるが、各電極の位置及び個数はこれに限るものではない。
図1の説明に戻る。チャックステージ3の上方には絶縁板16が設けられている。絶縁板16にはソケットを介して複数のプローブ10が固定されている。複数のプローブ10は絶縁板16の下面側に設けられる。絶縁板16の上面には複数のプローブ10に電気的に接続された接続部8が設けられている。接続部8と複数のプローブ10は、例えば絶縁板16の上面に設けた金属板等の配線により接続する。複数のプローブ10は、接続部8と信号線6aとを通じて、評価部4に電気的に接続されている。プローブ10は例えば5以上の大電流を印加することを想定して複数個設置されている。各プローブ10に加わる電流密度が略一致するように、接続部8からチャックステージ3の側面に設けた接続部8までの距離が、どのプローブ10を介しても略一致する位置に接続部8、8を設けるのがよい。つまり、プローブ10を介して、接続部8と接続部8が対向することが望ましい。
絶縁板16はアーム9により任意の方向へ移動可能となっている。これにより、絶縁板16に固定されたプローブ10をチャックステージ3上に載置された半導体装置5の電極パッド18に接触させることが可能となっている。ここでは、1つのアーム9で絶縁板16を保持する構成としたが、複数のアームにてより安定的に絶縁板16を保持してもよい。また、アーム9で絶縁板16を移動するのではなく、半導体装置5、つまりはチャックステージ3を移動させてもよい。
図3は、プローブ10の動作を示す図である。プローブ10は、基台として形成され絶縁板16又は絶縁板16に設けられたソケットと接続する基体設置部14、半導体装置5の表面に設けられた電極パッド18と機械的かつ電気的に接触するコンタクト部11を有した先端部12、基体設置部14の内部に組み込まれたスプリング等のばね部材によりz方向に伸縮が可能な押し込み部13、先端部12と電気的に通じて外部への出力端となる電気的接続部15を備える。プローブ10は導電性を有する材料で形成する。プローブ10は、例えば銅、タングステン又はレニウムタングステンといった金属材料により作製されるがこれらに限るものではない。導電性向上又は耐久性向上等の観点から、コンタクト部11に例えば金、パラジウム、タンタル、又はプラチナ等を被覆してもよい。
プローブ10が、図3のAに示す初期状態から電極パッド18に向けてz負方向に下降すると、まず、電極パッド18とコンタクト部11が接触する。図3のBには、電極パッド18とコンタクト部11が接触したことが示されている。その後、プローブ10をさらに下降させると、押し込み部13が基体設置部14内にばね部材を介して押し込まれ、コンタクト部11と電極パッド18との接触を確実なものにする。押し込み部13が縮んだ状態が図3のCに示されている。
押し込み部13をz方向に伸縮させる基体設置部14内部のばね部材は外部に設けてもよい。プローブ10の代わりに、積層プローブ又はワイヤープローブ等のZ軸方向に伸縮性を有したプローブを採用してもよい。また、上記のようなスプリング式のプローブ10に限らず、カンチレバー式のコンタクトプローブを採用してもよい。
図1の説明に戻る。絶縁板16の下面には絶縁物7が固定されている。絶縁物7は、半導体装置の評価時に半導体装置5の活性領域19を取り囲むように絶縁板16に設置される。図1では、絶縁物7が複数のプローブ10を囲むことが示されている。絶縁物7は、絶縁性を有した弾性体で作製される。絶縁物7の材料は例えばシリコーンゴムである。絶縁物7の材料をシリコーンゴムとした場合、成型加工により複数の絶縁物7を簡単に作成できるので低コストである。なお、例えば200℃程度の高温で半導体装置5を評価することもあるので、絶縁物7はそのような温度での使用に耐えうる材質であることが望ましい。
図4は、絶縁板16、絶縁物7、及び複数のプローブ10の底面図である。絶縁物7は、複数の絶縁部40、42、44、46を組み合わせたものである。複数の絶縁部40、42、44、46のうち隣接する2つの絶縁部同士が面接触したことで、環状の1つの絶縁物7が構成されている。例えば絶縁部40と絶縁部46は隣接部29においてすきまなく面接触している。他の隣接する2つの絶縁部についても隣接部29と同様に面接触する。絶縁物7は、ソケット17に固定された複数のプローブ10を囲んでいる。評価対象となる半導体装置5の外形が正方形の場合、4つの絶縁部40、42、44、46の長手方向の長さは等しく、これらが平面視で正方形の絶縁物7を構成する。
絶縁部40は、下面23aと斜面23bを有している。絶縁部42は下面24aと斜面24bを有している。絶縁部44は下面25aと斜面25bを有している。絶縁部46は下面26aと斜面26bを有している。下面23a、24a、25a、26aはxy平面と平行な面である。斜面23b、24b、25b、26bはそれぞれ下面23a、24a、25a、26aとつながり、xy平面に対して斜めになっている。
絶縁板16の下面には複数の溝部28が設けられている。この溝部28は、x方向とy方向のそれぞれの方向に直線的に伸びる。絶縁物7は溝部28に嵌合することで絶縁板16に固定されている。この場合、絶縁物7が嵌合されていない溝部28が存在することになるが、それらは予備溝部となる。予備溝部は、絶縁物の形状を変更する際に絶縁物を嵌合させるために設けられる。予備溝部はx方向に複数設けy方向に複数設けることが好ましい。
図5は、図4のA−A線における断面図である。図5には、評価対象となる半導体装置5とその下のチャックステージ3も示されている。絶縁板16に複数のソケット17が固定され、それらのソケット17のそれぞれにプローブ10が装着される。半導体装置5の電気的特性を評価する際には、半導体装置5の活性領域19に設けられた電極パッド18に複数のプローブ10を接触させる。
絶縁部40は、接続部分33と先端部分23を有している。接続部分33の上部には突起である嵌合部27が設けられている。この嵌合部27が絶縁板16の溝部28に嵌合することで、絶縁部40が絶縁板16に固定されている。嵌合部27は下方に引き抜くことで溝部28から外すことができる。つまり、接続部分33は絶縁板16に着脱可能に接続される。
先端部分23は接続部分33から連続した部分としてあり、その下面23aはチャックステージ3の表面と対向している。先端部分23は斜面23bが形成されたことで接続部分33よりも細くなっている。先端部分23の下面23aは半導体装置5の終端領域20と接する。終端領域20のx方向長さよりも、下面23aのx方向長さが短いので、下面23aは終端領域20の全体ではなく一部に接する。
プローブ10を挟んで絶縁部40に対向して位置する絶縁部44は、絶縁部40と同様の形状を有したものであるので簡単に説明する。絶縁部44は接続部分35と先端部分25を有している。接続部分35の上部の嵌合部27が溝部28に嵌合することで、絶縁部44が絶縁板16に固定されている。嵌合部27は下方に引き抜くことで溝部28から外すことができる。つまり、接続部分35は絶縁板16に着脱可能に接続される。先端部分25は接続部分35から連続した部分としてあり、その下面25aはチャックステージ3の表面と対向している。先端部分25は斜面25bが形成されたことで接続部分35よりも細くなっている。下面25aは半導体装置5の終端領域20と接する。終端領域20のx方向長さよりも、下面25aのx方向長さが短いので、下面25aは終端領域20の全体ではなく一部に接する。
図4に示した絶縁部42、46についても、絶縁部40、44と同様の形状を有し、絶縁部40、44と同じ要領で絶縁板16に固定され、絶縁部40、44と同じ要領で終端領域20の一部に接する。したがって、絶縁部40、42、44、46により、4つの接続部分と4つの先端部分が提供される。そして、4つの接続部分と4つの先端部分は平面視で複数のプローブ10を囲んでいる。
次に、図5を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る半導体装置の評価方法を説明する。本実施形態のように複数のプローブ10を有する場合、評価前にまずプローブ10のコンタクト部11の平行度を揃える。そして、半導体装置5をチャックステージ3へ真空吸着させる。次いで、プローブ10を電極パッド18に接触させる。プローブ10と電極パッド18の接触に遅れて、または同時に、絶縁物7の下面23a、24a、25a、26aが、半導体装置5の終端領域20の一部に押し付けられる。この際、終端領域20の外側の部分に下面23a、24a、25a、26aが接触するが、終端領域20の内側の部分には斜面23b、24b、25b、26bが位置するので下面23a、24a、25a、26aが接触しない。なお、プローブ10と電極パッド18の接触に遅れて、または同時に、下面23a、24a、25a、26aを終端領域20の一部に押し付けるのは、プローブ10と電極パッド18を確実に接触させるためである。
次いで、半導体装置の電気的特性を評価する。具体的には、評価部4が予め定められたレシピ等に基づいて複数のプローブ10に電流を流して被測定物である半導体装置5の電気的特性を評価する。チャックステージ3側が高電位であれば、チャックステージ3の表面と半導体装置5の側面21が同電位で高電位となる。そして、電極パッド18が低電位となる。半導体装置5の終端領域20の一部に環状の絶縁物7が接触したことで、半導体装置5の上面の電極パッド18と、チャックステージ3と同電位の領域との間の沿面距離を拡大した状態で評価を進めることができる。よって、半導体装置の電気的特性の評価の際、部分放電の発生を抑制できる。
部分放電を抑制するためには沿面距離の拡大が必要であるが、終端領域20の全面に絶縁物7を接触させる必要はない。絶縁物7と終端領域20の接触面積が拡大するとその分だけ、両者の間にかみ込む異物の数が増えたり、終端領域20に大きなシリコーンゴムの痕であるゴム痕が形成されたりするおそれがある。異物のかみ込みとゴム痕の形成は、後工程における不具合の原因となる。そこで本発明の実施の形態1では、絶縁物7の先端を細くして終端領域20の一部にのみ絶縁物7を接触させることで、異物のかみ込みとゴム痕の形成を抑制した。
評価後は、アーム9を駆使して、速やかに絶縁物7とプローブ10を半導体装置5の上面から離し、ゴム痕の半導体装置5の上面への転写を抑制する。このように、複数のプローブ10とともに絶縁物7を半導体装置に接触させ、絶縁物7と終端領域20の接触面積を小さくすることで、部分放電の発生を抑制しつつ、半導体装置5の表面への異物又はゴム痕の転写を抑制できる。
また、絶縁物7は絶縁板16に対して着脱可能に設置するため、絶縁物7の劣化が起こる前に定期的に絶縁物7を交換することができる。また、評価する半導体装置の終端領域の形状が変更になるタイミングで、絶縁物7を絶縁板16から外し終端領域の形状にあった絶縁物を絶縁板16に取り付けることもできる。
図6は、図4とは終端領域の形状が異なる半導体装置を評価する際の絶縁物7等の底面図である。図4の絶縁物7は4つの絶縁部40、42、44、46からなるので、これらのいずれかを変更することで絶縁物7の形状を変更することができる。図6には、図4の絶縁部42、46を絶縁部47、48に交換した絶縁物7が示されている。絶縁部47、48は、図4の絶縁部42、46よりも長いので、図6の絶縁物7は横長になっている。絶縁部47は下面34aと斜面34bを有し、絶縁部48は下面36aと斜面36bを有している。下面23a、34a、25a、36aにより環状の下面が形成されている。
図6の絶縁部44は、図4において絶縁部44を固定した溝部28よりx正方向にある溝部28に固定されている。図6の下面23a、34a、25a、36aは全体として平面視で長方形となっている。よって、外形が長方形でありその外形に沿って終端領域20が形成された半導体装置の評価が可能となる。このように、絶縁板16の下面に複数の予備の溝部28である予備溝部を設けることで、絶縁物7の形状を自在に変更できるようになる。これにより絶縁部の全体又は一部を組み替えるだけで、様々な形状の半導体装置5を評価できるので低コストとなる。当然ながら、図4、6に示す絶縁物7の形状とは異なる絶縁物を用意してもよい。
複数のプローブ10は、ソケット17を介して絶縁板16に固定されているので、複数のプローブ10を容易に着脱できる。したがって、例えば半導体装置5の大きさに応じてプローブ10の本数を変更したり、破損したプローブ10を交換したりすることができる。
本発明の実施の形態1に係る評価装置と半導体装置の評価方法は、半導体装置の終端領域20の一部に複数のプローブ10を囲む絶縁物7を接触させながら、複数のプローブ10に電流を流して半導体装置の電気的特性を評価するものである。実施の形態1の評価装置と半導体装置の評価方法は、この特徴を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。例えば、直線的な4つの絶縁部を組み合わせて絶縁物7を構成したが、5つ以上の直線的又は非直線的な絶縁部で絶縁物7を構成してもよい。複数の絶縁部で絶縁物7を構成することで、絶縁部の一部を交換して絶縁物7の形状を変更したり、劣化した絶縁部だけを交換したりすることができる。また、絶縁部の先端部分に斜面を設ける方法以外の方法で、半導体装置の終端領域と接触する絶縁物7の下面の面積を小さくしてもよい。
本発明の実施の形態1では、図5に示すように、先端部分23、25の内壁面を斜面23b、25bとすることで先端部分23、25を先細り形状とした。しかし、別の方法で、先端部分を細くしてもよい。例えば先端部分の内壁面と外壁面の両方を斜面として先端部分を細くしてもよい。先端部分をどの程度まで細くするかは、半導体装置の終端領域の幅に応じて調整する。
半導体装置5の評価の際、プローブ10とチャックステージ3のどちらを高電位としてもよい。電圧の印加の仕方は評価項目によって決まる。これらの変形は、以下の実施の形態に係る評価装置及び半導体装置の評価方法に適宜応用することができる。なお、以下の実施の形態に係る評価装置及び半導体装置の評価方法は実施の形態1との共通点が多いので、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2に係る絶縁物7等の底面図である。絶縁部64、68は、絶縁部62、66よりも長い。絶縁部64、68の長手方向の側面に、絶縁部62、66の両端が接触している。絶縁部62は下面62aと斜面62bを有し、絶縁部64は下面64aと斜面64bを有し、絶縁部66は下面66aと斜面66bを有し、絶縁部68は下面68aと斜面68bを有している。斜面62b、64b、66b、68bにより下面62a、64a、66a、68aは細くなっている。なお、実施の形態1と同様に絶縁部62、64、66、68はそれぞれ先端部分と接続部分を有しており、斜面62b、64b、66b、68bと下面62a、64a、66a、68aは先端部分に属している。
半導体装置の評価時には下面62a、66aと、下面64aの両端部分を除く部分、および下面68aの両端部分を除く部分が半導体装置の終端領域20の一部に接触する。図7に示すように長い絶縁部64、68を用意しておけば、例えば絶縁部66の絶縁板16への取り付け位置をx正方向に移動するだけで、容易に下面の平面形状を変更することができる。つまり、測定対象が変わり終端領域の形状も変更になった場合に、容易に対応できる。このように、一方向に伸延する絶縁部を長尺化しておくことで、予め用意する絶縁部の種類を減らすことが可能となり、低コストである。
実施の形態3.
図8は、実施の形態3に係る絶縁部40、44等の断面図である。プローブ10に高電圧を印加する場合、プローブ10の近くの高電位側で沿面距離を拡大することが好ましい。そこで、実施の形態3では、先端部分23、25の外壁面を斜面23d、25dとすることで先端部分23、25を先細り形状とした。これにより下面23c、25cを、図5の下面23a、25aよりもプローブ10側に寄せることができる。この場合、絶縁部の下面は、終端領域20の最外周部分ではなく、終端領域20の中央部に接する。
絶縁部42、46についても本実施形態の絶縁部40、44と同じ形状とする。これにより、絶縁物7と終端領域20の接触面積を小さくしつつ、部分放電を抑制する効果を高めることができる。
実施の形態4.
図9は、実施の形態4に係る絶縁部40等の拡大図である。絶縁物7を構成する絶縁部40において、その先端部分23の下面23aに下面23aを保護する保護部材80が設けられている。保護部材80は、半導体装置5との繰り返しの接触に対し耐久性があり、かつ半導体装置5との良好な接触性を有するものを採用する。そのような保護部材80は例えばテフロン(登録商標)コートである。
先端部分23の下面23aには凹部82が形成されている。図10は、先端部分23の底面図である。先端部分23の下面23aには複数の凹部82が形成されている。先端部分23だけでなく、絶縁物7を構成する絶縁部すべての先端部分下面に複数の凹部82を設ける。複数の凹部82を設けることで絶縁物7と終端領域20が保護部材80を介して接触する面積を縮小できるので、半導体装置5の表面への異物又はゴム痕の転写を抑制できる。
半導体装置5の表面への異物又はゴム痕の転写を抑制するためには、図9、10における下面23aのx方向長さをできるだけ縮小すべきである。つまり、先端部分23をできるだけ細くすべきである。しかしながら、図9、10における下面23aのx方向長さを極端に縮小すると、絶縁物7を終端領域20に押し付けたときに絶縁物7がたわんで先端部分23が倒れ先端部分23と終端領域20の安定的な接触が困難となる。そこで、本発明の実施の形態4では、下面23aのx方向長さを保ちつつ、下面23aに複数の凹部82を設けた。これにより絶縁物7と終端領域20の接触面積を縮小しつつ、先端部分23の倒れを回避できる。
凹部82の配置は適宜変更することができる。例えば、平面視で千鳥状に凹部を配置してもよい。凹部を千鳥状に配置することで、半導体装置の評価時に先端部分23の倒れを回避しつつ、絶縁物7と終端領域20の接触面積を縮小できる。
実施の形態5.
図11は、実施の形態5に係る評価装置による半導体装置の評価方法を示す図である。絶縁物7を構成する絶縁部40において、その先端部分23の下面23aに溝90が形成されたことで、先端部分23は2つの下面23aを有している。つまり、溝90により、プローブ10側にある下面23aと、溝90よりプローブ10から離れた下面23aが設けられる。先端部分25の下面25aには溝94が形成されている。これにより先端部分25は2つの下面25aを有している。つまり、溝94よりプローブ10側にある下面25aと、溝94よりプローブ10から離れた下面25aがある。
先端部分23、25だけでなく、絶縁物7を構成する絶縁部すべての先端部分下面に溝を形成する。図12は、絶縁物7の底面図である。先端部分24の下面24aには溝98が形成されたことで、先端部分24は2つの下面24aを有している。先端部分26の下面26aには溝99が形成されたことで、先端部分26は2つの下面26aを有している。4つの先端部分23、24、25、26にそれぞれ溝90、98、94、99が形成されたことで、平面視で環状の溝が設けられる。その結果、溝よりプローブ10側にある環状の下面100と、溝よりプローブ10から離れた環状の下面102が設けられる。
半導体装置の評価時には、下面100と下面102が半導体装置の終端領域20に接触する。このように、終端領域20の2箇所に下面を接触させることで、絶縁物7の倒れおよび歪みを抑制する効果を高めることができる。なお、先端部分の下面を複数設けることができれば、溝の数及び形状を変更してもよい。
図11の説明に戻る。絶縁板16には貫通孔30が設けられている。この貫通孔30に絶縁部40の上面に設けた突起部88が嵌合することで、絶縁部40は絶縁板16に固定されている。他の絶縁部42、44、46についても、絶縁部40と同じ方法で絶縁板16に固定されている。絶縁部40を絶縁板16から取り外す際は、絶縁部40の突起部88に下向きの力を及ぼすことで、貫通孔30から突起部88を抜く。
絶縁物7の内部には電磁シールド92、96を設置した。電磁シールド92、96は、外部からの電磁界を除去あるいは低減するために設ける。電磁シールド92、96は例えば薄厚のパーマロイのような強磁性部材である。絶縁物7の作製時に電磁シールド92、96を一体成型することで、容易に絶縁物7の中に電磁シールドを設けることができる。
電磁シールドが複数のプローブ10を囲むように、すべての絶縁部の中に電磁シールドを設けることが好ましい。電磁シールドは絶縁物7の表面に設置してもよい。評価の際、電磁シールドで外部からの電磁界を抑制することで、電磁界に起因した放電もしくは評価精度の悪化を抑制できる。
図13は、絶縁板16と、絶縁板16に固定された絶縁部40、42、44、46の平面図である。絶縁部40、42、44、46の大部分は絶縁板16の下にあるが、図13では、絶縁部40、42、44、46の輪郭を破線で表した。絶縁板16の貫通孔30は平面視で非環状に複数設けられている。つまり、1つの貫通孔30は直線的に形成された孔である。絶縁部40、42、44、46の上面には1つずつ突起部88が設けられ、これらが貫通孔30に嵌合している。突起部88は絶縁部の長手方向に沿って絶縁部よりは短く形成される。貫通孔30を長く設けるとその分だけ絶縁板16上での電気的な配線レイアウトの自由度が低下するので、貫通孔30の面積は縮小することが好ましい。
絶縁部40の端部には凹部40a、40bが設けられている。以下同様に絶縁部42の端部には凸部42a、42bが設けられている。絶縁部44の端部には凹部44a、44bが設けられている。絶縁部46の端部には凸部46a、46bが設けられている。凸部46aが凹部40bに嵌合することで絶縁部40と絶縁部46が隙間なく密着している。凸部42aが凹部40aに嵌合することで絶縁部40と絶縁部42が隙間なく密着している。凸部42bが凹部44aに嵌合することで絶縁部42と絶縁部44が隙間なく密着している。凸部46bが凹部44bに嵌合することで絶縁部46と絶縁部44が隙間なく密着している。
このように、一方の絶縁部に他方の絶縁部を嵌合させることで2つの絶縁部が隙間なく密着する。そのため、半導体装置5に絶縁物7を押し付けて接触させたときに、4つの隣接部29に隙間が生じることを抑制できる。
部分放電を抑制するためには、半導体装置5の近傍で沿面距離を拡大することが重要である。そこで、隣接部29のうち半導体装置5に近い位置で凹部と凸部を嵌め合うことが好ましい。そうすることで、半導体装置5の近傍において絶縁物間の隙間を確実に防止できる。例えば、絶縁部の上端から、凹部と凸部が嵌合する嵌合位置までの距離を、当該嵌合位置から絶縁部の下端までの距離より大きくする。なお、複数の凹部と複数の凸部を嵌合することで、2つの絶縁部を密着させてもよい。
実施の形態1〜5で説明した技術的特徴を適宜に組み合わせて用いてもよい。
5 半導体装置、 7 絶縁物、 10 プローブ、 16 絶縁板、 20 終端領域

Claims (16)

  1. 絶縁板と、
    前記絶縁板に固定された複数のプローブと、
    前記絶縁板に着脱可能に接続された接続部分と、前記接続部分につながる先端部分とを有し、前記接続部分よりも前記先端部分が細く形成された絶縁部と、
    前記絶縁部を複数組み合わせて平面視で前記複数のプローブを囲むように形成された絶縁物と、
    前記複数のプローブに電流を流して被測定物の電気的特性を評価する評価部と、を備え
    前記絶縁板の下面に前記絶縁物の嵌合のための溝部が設けられ、前記溝部の一部に前記絶縁物が嵌合した結果、前記絶縁物が嵌合していない前記溝部は予備溝部となっていることを特徴とする評価装置。
  2. 絶縁板と、
    前記絶縁板に固定された複数のプローブと、
    前記絶縁板に着脱可能に接続された接続部分と、前記接続部分につながる先端部分とを有し、前記接続部分よりも前記先端部分が細く形成された絶縁部と、
    前記絶縁部を複数組み合わせて平面視で前記複数のプローブを囲むように形成された絶縁物と、
    前記複数のプローブに電流を流して被測定物の電気的特性を評価する評価部と、を備え
    前記絶縁板には前記絶縁物の嵌合のための貫通孔が設けられ、前記貫通孔の一部に前記絶縁物が嵌合した結果、前記絶縁物が嵌合していない前記貫通孔があることを特徴とする評価装置。
  3. チャックステージを備え、
    前記先端部分の下面は、前記チャックステージの表面と対向することを特徴とする請求項1又は2に記載の評価装置。
  4. 前記先端部分の内壁面を斜面とすることで前記先端部分は先細り形状になっていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の評価装置。
  5. 前記先端部分の下面に溝を形成したことで、前記下面が複数設けられたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の評価装置。
  6. 前記先端部分の下面は平面視で長方形となっていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の評価装置。
  7. 前記先端部分の外壁面を斜面とすることで前記先端部分は先細り形状になっていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の評価装置。
  8. 前記先端部分の下面に凹部を形成したことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の評価装置。
  9. 前記絶縁物はシリコーンゴムであることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の評価装置。
  10. 前記先端部分の下面に設けられた前記下面を保護する保護部材を備えたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の評価装置。
  11. 前記貫通孔は非環状に複数設けられたことを特徴とする請求項に記載の評価装置。
  12. 前記複数の絶縁部のうち隣接する2つの絶縁部が嵌合したことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の評価装置。
  13. 前記絶縁板に固定された複数のソケットを備え、
    前記複数のプローブは前記複数のソケットに固定されたことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の評価装置。
  14. 前記絶縁物の中又は表面に設けられた電磁シールドを備えたことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の評価装置。
  15. 半導体装置の活性領域に、絶縁板に固定された複数のプローブを接触させるとともに、前記半導体装置の前記活性領域を囲む部分である終端領域の一部に、前記絶縁板に着脱可能に接続され前記複数のプローブを囲む絶縁物を直接又は保護部材を介して接触させながら、前記複数のプローブに電流を流して前記半導体装置の電気的特性を評価する、前記絶縁板の下面に前記絶縁物の嵌合のための溝部が設けられ、前記溝部の一部に前記絶縁物が嵌合した結果、前記絶縁物が嵌合していない前記溝部は予備溝部となっている半導体装置の評価方法。
  16. 半導体装置の活性領域に、絶縁板に固定された複数のプローブを接触させるとともに、前記半導体装置の前記活性領域を囲む部分である終端領域の一部に、前記絶縁板に着脱可能に接続され前記複数のプローブを囲む絶縁物を直接又は保護部材を介して接触させながら、前記複数のプローブに電流を流して前記半導体装置の電気的特性を評価する、前記絶縁板には前記絶縁物の嵌合のための貫通孔が設けられ、前記貫通孔の一部に前記絶縁物が嵌合した結果、前記絶縁物が嵌合していない前記貫通孔がある半導体装置の評価方法。
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