JP6675249B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、ダウンフレームの後方にバッテリが配置された鞍乗り型車両に関する。
従来、ヘッドパイプから後方に延びるメインフレームと、ヘッドパイプから後方かつ下方に延びるダウンフレームとを有する鞍乗り型車両において、メインフレームの下方でかつダウンフレームの後方にバッテリを配置することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の鞍乗り型車両では、ダウンフレームは左右一対のダウンチューブで構成され、後端部近傍が水平方向に曲げられて後方に延びている。そして、車両へのバッテリの取付けは、バッテリの前側の上端部及び下端部を、ダウンフレームの前端側の下方かつ後方に延びている部分に連結し、後ろ側の下端部を、ダウンフレームの水平方向に延びている部分の後端部及びモータユニットに連結することにより行われる。
特許第5542626号公報
上記特許文献1の鞍乗り型車両によれば、バッテリはダウンフレームの後ろ側に取り付けられているので、バッテリの前方側から何らかの物体がバッテリに直接衝突することはダウンフレームによって回避される。しかし、バッテリの側方側については、何らかの物体がバッテリに衝突するのを阻む手段が無いので、かかる物体による直接的な衝撃がバッテリに付与されるおそれがある。
本発明の目的は、かかる従来技術の課題に鑑み、バッテリの側方側に直接的な衝撃が加わるのを防止できる鞍乗り型車両を提供することにある。
第1発明に係る鞍乗り型車両は、
前輪を操舵するためのハンドルと、
前記ハンドルを支持するヘッドパイプと、
前記ヘッドパイプから後方に延びるメインフレームと、
前記ヘッドパイプから後方かつ下方に延びるダウンフレームと、
前記メインフレームの下方でかつ前記ダウンフレームの後方に配置されたバッテリと、
前記ダウンフレームの下端部から後方に延びるロワフレームとを備える鞍乗り型車両において、
鞍乗り型車両を駆動する駆動力をドリブンシャフトから出力する駆動装置を備え、
前記ロワフレームは、前記バッテリの側方を通るサイドフレームを備え、
前記駆動装置は、前記メインフレームで該駆動装置を支持するために用いられる上下2箇所の支持部を備え、
前記上下2箇所の支持部は、前記ドリブンシャフトを上下方向において挟む位置に設けられていることを特徴とする。
第1発明によれば、バッテリの側方から何らかの物体がバッテリに衝突するのをサイドフレームによって阻止することができる。したがって、かかる衝突によってバッテリの側方側に直接的な衝撃が加わるのを防止し、バッテリを適切に保護することができる。
また、車両の駆動力を出力するドリブンシャフトには大きな負荷がかかるが、そのドリブンシャフトを上下方向において挟む位置に上下2箇所の支持部が位置するので、駆動装置をメインフレームによって安定した状態で支持することができる。
また、駆動装置がメインフレームにより少なくとも2箇所の支持部を介して支持されるので、ロワフレームを取り外す際に、駆動装置をメインフレームで安定して支持させた状態でその取外しを行うことができる。したがって、かかる取外し作業の作業性を向上させることができる。
第2発明に係る鞍乗り型車両は、
前輪を操舵するためのハンドルと、
前記ハンドルを支持するヘッドパイプと、
前記ヘッドパイプから後方に延びるメインフレームと、
前記ヘッドパイプから後方かつ下方に延びるダウンフレームと、
前記メインフレームの下方でかつ前記ダウンフレームの後方に配置されたバッテリと、
前記ダウンフレームの下端部から後方に延びるロワフレームとを備える鞍乗り型車両において、
動力源により駆動されるメインシャフトの動力をドリブンシャフトから出力する駆動装置を備え、
前記ロワフレームは、前記バッテリの側方を通るサイドフレームを備え、
前記メインシャフトは、前記ドリブンシャフトの前方かつ下方に配置されており、
前記駆動装置は、前記サイドフレームに固定される第1支持部と前記ロワフレームに固定される第2支持部とを備え、
前記第1支持部は、前記第2支持部よりも後方に位置することを特徴とする。
第2発明によれば、通常は大型の部材として構成されるメインシャフトをドリブンシャフトの前方及び下方に配置したので、駆動装置を全体的に三角形状として装置上部を小型化し、駆動装置が全体的に大型化するのを回避することができる。
また、このように駆動装置の上方を小型化できるので、第1支持部を第2支持部よりも後方に配置し、第1支持部に固定されるサイドフレームの端部の位置や長さをバッテリ保護の点で適切なものとすることができる。
発明に係る鞍乗り型車両は、第1又は第2発明において、前記ロワフレーム及び前記サイドフレームは相互に一体形成されたものであることを特徴とする。
発明によれば、ロワフレーム及びサイドフレームが一体形成により1つの部品とし
て形成されるので、部品点数及び組立工数を削減することができる。
第4発明に係る鞍乗り型車両は、第1〜第3発明において
記駆動装置は、前記バッテリに近接した位置に設けられており、
前記ロワフレームは、前記バッテリ及び前記駆動装置の双方を支持していることを特徴とする。
第4発明によれば、バッテリ及び駆動装置の支持においてロワフレームが共用されるので、部品点数を削減することができる。
本発明の一実施形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。 図1の鞍乗り型車両の要部を示す斜視図である。 図1の鞍乗り型車両の要部を示す側面図である。 図1の鞍乗り型車両の駆動装置の駆動機構の部分を示す斜視図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。図1に示すように、実施形態の鞍乗り型車両1は、前輪2を操舵するためのハンドル3と、ハンドル3を回転自在に支持するヘッドパイプ4と、ヘッドパイプ4から後方に延びるメインフレーム5と、ヘッドパイプ4から後方及び下方に延びるダウンフレーム6とを備える。
図2及び図3に示すように、メインフレーム5は、パイプ材を加工して形成された左メインパイプ7及び右メインパイプ8を用いて構成され、それぞれの前端部は、ヘッドパイプ4(図1)に固定される。左メインパイプ7及び右メインパイプ8は、中間部においてやや下方に曲折し、さらにその下端部が前方側に曲げられた形状を有する。なお、図2及び図3においては、チェーンカバー等の部材又はその一部を省略して示している。
左メインパイプ7及び右メインパイプ8は、適宜の箇所において、左右方向に相互に連結される。例えば、左メインパイプ7及び右メインパイプ8は、これらの下端部の手前において、それぞれの内側に第1クロスパイプ9の両端を溶接することによって相互に連結される。また、左メインパイプ7及び右メインパイプ8の下端部は、第2クロスパイプ10により同様にして連結される。
ダウンフレーム6は、1本のパイプ材を用いて構成され、その上端部がヘッドパイプ4に対して固定される。図1のように、ダウンフレーム6の上部からヘッドパイプ4の下端部にかけてガセットプレート11が溶接され、ヘッドパイプ4及びダウンフレーム6相互間の十分な結合力が確保される。
また、ヘッドパイプ4、メインフレーム5及びダウンフレーム6が結合している部分の近傍には、これらの間にわたって溶接されたパッチプレート12が設けられ、これらの間の十分な結合力が確保される。
図2及び図3のように、ダウンフレーム6の下端部には、そこから後方に延びるロワフレーム13の前端部が結合される。ロワフレーム13は、パイプ材を加工して形成された左ロワパイプ(左のロワフレーム)14及び右ロワパイプ(右のロワフレーム)15を用いて構成され、中間部で後方に曲げられ、中間部よりも後方側の部分は、中間部より前方側の部分よりも緩やかな傾斜で後方に延びている。
左ロワパイプ14及び右ロワパイプ15の上端部は、それぞれダウンフレーム6下端部の左と右側に対し、ダウンフレーム6の長さ方向に間隔を置いた2箇所でボルトを用いて締結される。この締結は、左ロワパイプ14及び右ロワパイプ15の上端部においてその長さ方向に間隔を置いた2箇所でそれぞれ左右に突出し、左右方向に貫通したボルト孔を有する取付ボス16を介して行われる。
メインフレーム5の下方でかつダウンフレーム6の後方には、バッテリケース17内にリチウムイオン二次電池等を収納して構成されたバッテリ18が配置される。バッテリケース17は、ダウンフレーム6の下部、パッチプレート12及びロワフレーム13に対し、ボルト等を用いて固定される。
この固定を行うことができるように、ダウンフレーム6の下部には、左右に円筒状に突出したフレーム側嵌合部19が設けられる。バッテリケース17には、左右のフレーム側嵌合部19に嵌合する左右のケース側嵌合部20が設けられる。
また、パッチプレート12にバッテリケース17を固定するために、一端側がパッチプレート12の左右の側面にボルトで締結され、他端側がバッテリケース17にボルトで締結される左右のブラケット21が用いられる。
また、ロワフレーム13にバッテリケース17を固定するために、ロワフレーム13の左ロワパイプ14及び右ロワパイプ15のそれぞれの下端部には、ボルト孔を有する左取付部22及び右取付部23が、上方かつ後方に向けて立設される。これに対応して、バッテリケース17の下端部には、ロワフレーム13側に突出し、ボルト孔を有する左右の突出部24が設けられる。
左右の突出部24の間には、バッテリケース17とロワフレーム13を締結する際に左右の突出部24の間でともにボルトで締結される補強パイプ25が配置される。補強パイプ25は、この締結のための左右に貫通したボルト孔を有する。メインフレーム5の後部及びロワフレーム13の後端部により、鞍乗り型車両1を走行させるための駆動力を発生する駆動装置26が支持される。
駆動装置26は、図4に示すように、原動機により回転されるメインシャフト27の動力を、カウンタシャフト28を介して減速し、ドリブンシャフト29から出力するものである。なお、図4においては、これらのシャフトや減速ギア等で構成される駆動機構の部分が、そのケースのカバーを取り外した状態で示されており、該カバーとの接合面にはハッチングが施されている。
メインシャフト27は、ドリブンシャフト29の前方でかつ下方に配置される。原動機として、ここではバッテリ18から供給される電力で駆動する電動モータが用いられる。電動モータの回転軸は、メインシャフト27に直結している。
メインシャフト27には、駆動ギア27aが固定され、カウンタシャフト28には、駆動ギア27aと噛み合う大ギア28a及び小ギアが固定され、ドリブンシャフト29には、小ギアと噛み合う被動ギア29bが固定される。小ギアは大ギア28aの背後に位置しており、図示されていない。これらのギアを介して、メインシャフト27の駆動力が減速されてドリブンシャフト29に伝達される。
図3のように、駆動装置26は、メインフレーム5により支持される上側支持部30及び下側支持部31を備える。上側支持部30及び下側支持部31は、左右方向に貫通したボルト孔を有する。メインフレーム5の第1クロスパイプ9(図2)には、上側支持部30に対応して、ボルト孔を有する左右の上側支持ブラケット9aが溶接される。また、メインフレーム5の第2クロスパイプ10(図2)には、下側支持部31に対応して、ボルト孔を有する左右の下側支持ブラケット10aが溶接される。
上側支持部30及び下側支持部31は、駆動装置26のドリブンシャフト29の上方及び下方にそれぞれ位置する。すなわち、上側支持部30及び下側支持部31は、ドリブンシャフト29を上下方向に挟む位置に設置される。
図2及び図3のように、ロワフレーム13には、その上端部から延びてバッテリ18の側方を通るサイドフレーム32が、ロワフレーム13と一体形成して設けられる。サイドフレーム32は、パイプ材を用いて形成した左サイドパイプ(左のサイドフレーム)33及び右サイドパイプ(右のサイドフレーム)34により構成される。
左サイドパイプ33は、前端が、左ロワパイプ14の2つの取付ボス16の中間の左側に接続するように左ロワパイプ14と一体形成されており、該前端から左方向にやや延びてから後方に曲り、駆動装置26の上端部に至る。この一体形成は、例えば、左ロワパイプ14に左サイドパイプ33の前端部を溶接することにより行われる。
左サイドパイプ33の後端部には、左右に貫通したボルト孔を有し、ボルトにより駆動装置26に固定されるサイド側取付部35が設けられる。右サイドパイプ34は、左サイドパイプ33と左右対称で同様の構成を有する。
駆動装置26の上端部には、該上端部を左右のサイド側取付部35の間に固定するための左右に貫通したボルト孔を有する第1支持部36が設けられる。
ロワフレーム13の左ロワパイプ14及び右ロワパイプ15の後端には、左右に長いボルト孔を有する左下端取付部37及び右下端取付部38が溶接される。駆動装置26下部の前端部には、該前端部を左下端取付部37及び右下端取付部38の間に固定するための左右に貫通したボルト孔を有する第2支持部39が設けられる。
すなわち、駆動装置26は、バッテリ18に近接して配置され、ロワフレーム13はバッテリ18と駆動装置26を共に支持する。また、第1支持部36は、第2支持部39よりも後方に位置する。
図1のように、鞍乗り型車両1の後輪40は、駆動装置26の左右後端部から後方に延びた左右のスイングアーム41の後端部において支持される。左側のスイングアーム41の前端部は、左メインフレーム7下端部の湾曲した部分の内側に設けられたピボットプレート42により回動自在に支持される。
スイングアーム41における後輪40を支持する部分と、メインフレーム5の中間部から延びるシートフレーム43との間には、鞍乗り型車両1のシート44を支持する左右のリアクッションユニット45が設けられる。
図3のように、駆動装置26のドリブンシャフト29には、スプロケット46が設けられる。ドリブンシャフト29の駆動力は、スプロケット46に掛けられたチェーン47を介して後輪40に伝達される。
この構成において、バッテリ18の取付けに際しては、ダウンフレーム6の左右のフレーム側嵌合部19にバッテリケース17の左右のケース側嵌合部20を嵌合させる。また、バッテリケース17下端部の左右の突出部24の間に補強パイプ25を配置し、左右の突出部24をロワフレーム13の左取付部22及び右取付部23の間に配置する。そして、ボルトをこれらの間に通し、該ボルトでこれらを相互に締結する。
また、左右のブラケット21をパッチプレート12とバッテリケース17にボルトで締結し、パッチプレート12とバッテリケース17とを連結する。これにより、バッテリ18の取付けが完了する。
メインフレーム5に対する駆動装置26の取付けに際しては、ダウンフレーム6の第1クロスパイプ9に設けられた左右の上側支持ブラケット9aの間に、駆動装置26の上側支持部30を配置し、これらにボルトを通してこれらを相互に締結する。
また、メインフレーム5の第2クロスパイプ10に設けられた左右の下側支持ブラケット10aの間に駆動装置26の下側支持部31を配置し、これらにボルトを通してこれらを相互に締結する。これにより、駆動装置26の後部がメインフレーム5に取り付けられる。
サイドフレーム32に対する駆動装置26の取付けに際しては、右サイドパイプ34のサイド側取付部35と左サイドパイプ33のサイド側取付部35との間に駆動装置26の第1支持部36を配置し、これらにボルトを通してこれらを相互に締結する。これにより、駆動装置26の上端部がサイドフレーム32に取り付けられる。
また、ロワフレーム13に対する駆動装置26の取付けに際しては、ロワフレーム13の左ロワパイプの左下端取付部37と、右ロワパイプ15の右下端取付部38との間に駆動装置26の第2支持部39を配置し、これらにボルトを通してこれらを相互に締結する。これにより、駆動装置26下部の前端部がロワフレーム13の後端部に取り付けられる。
以上のように、本実施形態によれば、ロワフレーム13から延びてバッテリ18の側方を通るサイドフレーム32を備えるので、バッテリ18の側方から何らかの物体がバッテリ18に衝突するのをサイドフレーム32によって阻止することができる。したがって、かかる衝突によってバッテリ18の側方側に直接的な衝撃が加わるのを防止し、バッテリ18を適切に保護することができる。
また、駆動力を出力するドリブンシャフト29には大きな負荷がかかるが、そのドリブンシャフト29を上下方向において挟む位置に上側支持部30及び下側支持部31が位置するので、駆動装置26をメインフレーム5によって安定して支持することができる。
また、駆動装置26がメインフレーム5により上側支持部30及び下側支持部31の2箇所の支持部を介して支持されるので、ロワフレーム13を取り外す際に、駆動装置26をメインフレーム5で安定して支持させた状態でその取外しを行うことができる。したがって、ロワフレーム13を取り外す作業の作業性を向上させることができる。
また、バッテリ18及び駆動装置26の支持においてロワフレーム13が共用されるので、部品点数を削減することができる。
また、駆動装置26のメインシャフト27は、通常は大型の部材として構成されるが、メインシャフト27をドリブンシャフト29の前方及び下方に配置したので、駆動装置26を全体的に三角形状として装置上部を小型化し、駆動装置26が全体的に大型化するのを回避することができる。
また、このように駆動装置26の上方を小型化できるので、第1支持部36を第2支持部39よりも後方に配置することができる。これにより、第1支持部36に固定されるサイドフレーム32の端部の位置や長さをバッテリ18の保護の面で適切なものとすることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ロワフレームを1本のパイプで構成し、これに左右のサイドフレーム32を接合して、これらを一体的に形成してもよい。これによれば、部品点数及び組立工数の削減を図ることができる。また、ダウンフレーム及びロワフレームを、1本のパイプ材で形成してもよい。
また、駆動装置26の原動機として、電動モータに代えて、内燃機関を用いてもよい。この場合、バッテリ18は、内燃機関のクランク軸を回転させるモータを駆動させたり、該モータからの回生電力を蓄積したりするのに使用される。
1…鞍乗り型車両、3…ハンドル、4…ヘッドパイプ、5…メインフレーム、7…左メインパイプ、8…右メインパイプ、6…ダウンフレーム、18…バッテリ、ロワフレーム、14…左ロワパイプ、15…右ロワパイプ、27…メインシャフト、29…ドリブンシャフト、32…サイドフレーム、33…左サイドパイプ、34…右サイドパイプ、36…第1支持部、39…第2支持部。

Claims (4)

  1. 前輪を操舵するためのハンドルと、
    前記ハンドルを支持するヘッドパイプと、
    前記ヘッドパイプから後方に延びるメインフレームと、
    前記ヘッドパイプから後方かつ下方に延びるダウンフレームと、
    前記メインフレームの下方でかつ前記ダウンフレームの後方に配置されたバッテリと、
    前記ダウンフレームの下端部から後方に延びるロワフレームとを備える鞍乗り型車両において、
    鞍乗り型車両を駆動する駆動力をドリブンシャフトから出力する駆動装置を備え、
    前記ロワフレームは、前記バッテリの側方を通るサイドフレームを備え、
    前記駆動装置は、前記メインフレームで該駆動装置を支持するために用いられる上下2箇所の支持部を備え、
    前記上下2箇所の支持部は、前記ドリブンシャフトを上下方向において挟む位置に設けられていることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前輪を操舵するためのハンドルと、
    前記ハンドルを支持するヘッドパイプと、
    前記ヘッドパイプから後方に延びるメインフレームと、
    前記ヘッドパイプから後方かつ下方に延びるダウンフレームと、
    前記メインフレームの下方でかつ前記ダウンフレームの後方に配置されたバッテリと、
    前記ダウンフレームの下端部から後方に延びるロワフレームとを備える鞍乗り型車両において、
    動力源により駆動されるメインシャフトの動力をドリブンシャフトから出力する駆動装置を備え、
    前記ロワフレームは、前記バッテリの側方を通るサイドフレームを備え、
    前記メインシャフトは、前記ドリブンシャフトの前方かつ下方に配置されており、
    前記駆動装置は、前記サイドフレームに固定される第1支持部と前記ロワフレームに固定される第2支持部とを備え、
    前記第1支持部は、前記第2支持部よりも後方に位置することを特徴とする鞍乗り型車両。
  3. 前記ロワフレーム及び前記サイドフレームは相互に一体形成されたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記駆動装置は、前記バッテリに近接した位置に設けられており、
    前記ロワフレームは、前記バッテリ及び前記駆動装置の双方を支持していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
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