JP6664208B2 - 梁と柱の接合構造 - Google Patents

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Description

本発明は、梁と柱の接合構造に関するものである。
スタジアムやホール等の建築構造物においては、客席が設置される、最後方上段からグラウンドやステージ等に向けて下方に傾斜するように構築された段床部は、水平面に対し斜め方向に延在する斜梁を、柱に対して接合することで施工される傾斜面上に設置される場合がある。
このような斜梁と柱の接合構造の一例を、図5に示す。接合構造100においては、斜梁106A、106Bが、鋼管柱である柱101に接合されている。柱101は、柱本体102と柱頭部103を備えている。柱本体102と柱頭部103間、及び柱頭部103の上端面には、柱101に対して垂直に、それぞれ下部鋼板105及び上部鋼板104が介装、接合されている。このような柱101に対して、斜め上方向から斜梁106Aが、斜め下方向から斜梁106Bが、それぞれ接合されている。
例えば、背景技術として、図6のような柱111と梁112の接合構造110が存在する。
しかし、図5に示されるような接合構造100においては、柱101の上端において、傾斜面に、斜め方向から水平方向に屈曲する部分が形成されてしまうため、傾斜面上に段床や客席が均等に収まらなくなるという問題がある。
また、一般的に斜梁106A、106Bは上階から下階に連続して計画されており、筋かい材のように働くため、地震時には、斜梁106A、106Bに大きな軸力が作用し、上記のような傾斜面の水平に屈曲する部分が、傾斜面の延在する斜め方向に伸びようとする。結果として、図5に示される側面図上においては略矩形形状である柱頭部103の、右側が下方向に、左側が上方向に歪み、柱頭部103が平行四辺形形状に変形してしまう可能性がある。
上記の問題に対応する構造として、図7に示されるような接合構造120が考えられる。接合構造120においては、柱121は、柱本体122と柱頭部123を備えている。柱本体122と柱頭部123間、及び柱頭部123の上端面には、斜梁126A、126Bの延在する方向に平行になるように、それぞれ下部鋼板125及び上部鋼板124が介装、接合されている。このような柱121に対して、斜め上方向から斜梁126Aが、斜め下方向から斜梁126Bが、それぞれ接合されている。これにより、接合構造120は、柱121の上部においても、傾斜面となる上面が水平方向に屈曲せずに、斜め方向に連続した平面形状を有することが可能となる。
しかし、図7に示されるような接合構造120において、斜梁126A、126Bに対し水平方向に接合される水平梁127を、柱頭部123で取り付けようとすると、以下のような問題がある。
まず、本接合構造120において、水平梁として流通品であるロール材、例えばH形鋼の使用を仮定して、梁と柱の応力伝達を適切に行うために、H形鋼のウェブの幅方向が柱121の軸方向に平行になるように取り付ける場合を考える。この場合には、H形鋼においてはウェブとフランジが垂直に接合されているため、接続構造120では柱の軸方向に対し傾斜して設けられている下部鋼板125及び上部鋼板124と、H形鋼のフランジを接合することが難しい。すなわち、接合構造120においては、水平梁としてH形鋼の使用は適切ではなく、その代わりに、フランジ127aとウェブ127bを別個の鋼板として用意し、これらを傾斜させて溶接したビルド材を使用しなくてはならない。この作業は容易ではなく、しかも一傾斜面の施工に対し多くの数の水平梁127が必要となるため、水平梁127の製作作業に多大な工数を必要とする。
また、水平梁127を他の部材にボルトなどで固定する場合には、水平梁127にボルト孔を開設する必要があるが、水平梁127のフランジ127aとウェブ127bが垂直に接合されていないため、機械によるボルト孔の開設が困難であり、手作業に依存することとなる。したがって、水平梁127の製作作業に多大な工数が必要という上記の問題が、更に顕著なものとなる。
また、水平梁127のフランジ127aとウェブ127bが垂直に接合されてしていないため、上記のボルトによる締め付け等において、施工性に懸念が生じる。
また、水平梁127のフランジ127aとウェブ127bが垂直に接合されてしていないため、水平梁127の製作精度の管理が困難である。また、製作後の水平梁127はかさばるため、仮置きや運搬も容易に行うことができず、施工も容易ではなくなる。
更に、柱本体122や柱頭部123と、上部鋼板124及び下部鋼板125との接合が、全ての箇所において、柱本体122や柱頭部123の軸方向に対して斜めになっているため、柱本体122や柱頭部123と、上部鋼板124及び下部鋼板125との溶接において、欠陥を生じやすいという問題もある。
本発明が解決しようとする課題は、施工品質を高め、施工コストを低減可能な、梁と柱の接合構造を提供することである。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。すなわち、本発明による梁と柱の接合構造は、水平面に対し斜め方向に延在する斜梁と、該斜梁に対し水平方向に接合される水平梁と、前記斜梁と前記水平梁の接合部に接合される柱の接合構造であって、前記柱の柱頭部には、前記斜梁と前記水平梁に直交する第1の方向に延在する接合部材が接続されており、前記斜梁及び水平梁は、前記接合部材に接合され、前記水平梁は、フランジとウェブを備えた形鋼であり、前記水平梁は、前記ウェブの幅方向が前記第1の方向に一致し、かつ、前記フランジの幅方向が前記斜梁の延在する方向に一致するように配されている。
このような構成によれば、斜梁は、柱の柱頭部ではなく、柱の柱頭部に接続された、斜梁に直交する第1の方向に延在する接合部材に接合されているため、必要に応じて接続部材の柱への接続端とは反対側に第1の方向に直交する平板を接続して、斜梁が連続する一平面に収まるように、すなわち、傾斜面に屈曲する部分を形成せずに、接合部材と斜梁を接合することが可能である。したがって、傾斜面上に段床や客席を均等に配置することができるとともに、大きな荷重による接合部材の変形を防止する構造を実現することが容易である。
このとき、斜梁の延在する方向と、接合部材の延在する第1の方向が直交しているため、水平梁として例えばH形鋼、T形鋼などの流通品であるロール材を使用する場合においても、水平梁のウェブの幅方向が第1の方向に一致し、かつ、フランジの幅方向が斜梁の延在する方向に一致するように配することにより、梁柱間の応力伝達を損なわずに、水平梁の各部位と接合部材や斜梁との取り合いが斜め方向になることを防止できる。すなわち、水平梁をビルド材として製作する必要がなくなり、また、これにより水平梁の製作精度の管理も基本的には不要となる。したがって、作業工数を低減することが可能である。
また、上記のように、水平梁として例えばH形鋼、T形鋼などの、フランジとウェブが垂直に接合されている部材を使用することができるため、ボルト孔の開設を機械で行うことができ、作業工数を低減することが可能であるとともに、ボルトによる締め付け等において、施工品質を高めることが可能である。更に、水平梁の仮置きや運搬も容易であるため、建築構造物の施工も容易である。
本発明の一態様においては、前記斜梁は、フランジとウェブを備えた形鋼であり、前記接合部材は、前記柱頭部から前記第1の方向に延在するように、前記柱頭部に接合された第1の鋼板と、該第1の鋼板の先端に、前記第1の鋼板に垂直に接合された上部鋼板を備えており、前記第1の鋼板は、前記斜梁のウェブと同一平面をなすように位置づけられて、前記斜梁のウェブに接続されており、前記上部鋼板は、前記斜梁のフランジと同一平面をなすように位置づけられて、前記斜梁のフランジに接続されている。
このような構成によれば、斜梁はフランジとウェブを備えた形鋼であり、上部鋼板は、斜梁のフランジと同一平面をなすように位置づけられて、斜梁のフランジに接続されているため、傾斜面に屈曲する部分を形成せずに、接合部材と斜梁を接合することが可能である。したがって、傾斜面上に段床や客席を均等に配置することができるとともに、大きな荷重による接合部材の変形を防止する構造を実現することが、更に容易となる。
また、上部鋼板は斜梁のフランジと同一平面をなすように位置づけられて斜梁のフランジに接続され、第1の鋼板は斜梁のウェブと同一平面をなすように位置づけられて斜梁のウェブに接続される構造であるため、斜梁と接合部材の接合を容易に、かつ確実に行うことが可能である。また、斜梁と接合部材の力の伝達も確実に行うことが可能となる。
また、第1の鋼板と上部鋼板は垂直に接合されており、斜めになっていないため、これらの部材の溶接による接合が容易であり、欠陥が生じることなく品質の高い接合構造を得ることが可能である。
本発明の一態様においては、前記斜梁及び水平梁は、フランジとウェブを備えた形鋼であり、前記接合部材は、前記柱頭部から前記第1の方向に延在するように、前記柱頭部に接合された第1及び第2の鋼板と、該第1及び第2の鋼板の先端に、前記第1及び第2の鋼板に垂直に接合された上部鋼板を備えており、前記第1の鋼板は、前記斜梁のウェブと同一平面をなすように位置づけられて、前記斜梁のウェブに接続されており、前記第2の鋼板は、前記水平梁のウェブと同一平面をなすように位置づけられて、前記水平梁のウェブに接続されており、前記上部鋼板は、前記斜梁及び水平梁のフランジと同一平面をなすように位置づけられて、前記斜梁及び水平梁のフランジに接続されている。
このような構成によれば、斜梁はフランジとウェブを備えた形鋼であり、上部鋼板は、斜梁のフランジと同一平面をなすように位置づけられて、斜梁のフランジに接続されているため、傾斜面に屈曲する部分を形成せずに、接合部材と斜梁を接合することが可能である。したがって、傾斜面上に段床や客席を均等に配置することができるとともに、大きな荷重による接合部材の変形を防止する構造を実現することが、更に容易となる。
また、上部鋼板は斜梁及び水平梁のフランジと同一平面をなすように位置づけられて斜梁及び水平梁のフランジに接続され、第1、第2の鋼板は斜梁及び水平梁のウェブと同一平面をなすように位置づけられて斜梁及び水平梁のウェブに接続される構造である。したがって、斜梁及び水平梁と接合部材の接合を容易に、かつ確実に行うことが可能である。また、斜梁及び水平梁と接合部材の力の伝達も確実に行うことが可能となる。
また、第1及び第2の鋼板と上部鋼板は垂直に接合されており、斜めになっていないため、これらの部材の溶接による接合が容易であり、欠陥が生じることなく品質の高い接合構造を得ることが可能である。
本発明の一態様においては、前記斜梁及び水平梁は、第1及び第2のフランジとウェブを備えたH形鋼であり、前記柱は鋼管柱であり、前記柱の先端面は、前記斜梁の延在する方向に切截された形状とされており、前記接合部材は、前記先端面に接合された下部鋼板と、前記下部鋼板から前記第1の方向に延在するように、前記下部鋼板に接合された第1及び第2の鋼板と、該第1及び第2の鋼板の先端に、前記第1及び第2の鋼板に垂直に接合された上部鋼板を備えており、前記第1の鋼板は、前記斜梁のウェブと同一平面をなすように位置づけられて、前記斜梁のウェブに接続されており、前記第2の鋼板は、前記水平梁のウェブと同一平面をなすように位置づけられて、前記水平梁のウェブに接続されており、前記上部鋼板は、前記斜梁及び水平梁の第1のフランジと同一平面をなすように位置づけられて、前記斜梁及び水平梁の第1のフランジに接続されており、前記下部鋼板は、前記斜梁及び水平梁の第2のフランジと同一平面をなすように位置づけられて、前記斜梁及び水平梁の第2のフランジに接続されている。
このような構成によれば、斜梁はフランジとウェブを備えたH形鋼であり、上部鋼板は、斜梁の第1のフランジと同一平面をなすように位置づけられて、斜梁の第1のフランジに接続されているため、傾斜面に屈曲する部分を形成せずに、接合部材と斜梁を接合することが可能である。したがって、傾斜面上に段床や客席を均等に配置することができるとともに、大きな荷重による接合部材の変形を防止する構造を実現することが、更に容易となる。
また、下部鋼板は斜梁の第2のフランジと同一平面をなすように位置づけられて斜梁の第2のフランジに接続されているため、大きな荷重による接合部材の変形を更に効果的に防止することが可能である。
また、上部鋼板、下部鋼板は斜梁及び水平梁の第1、第2のフランジの各々と同一平面をなすように位置づけられて斜梁及び水平梁の第1、第2のフランジの各々に接続され、第1、第2の鋼板は斜梁及び水平梁のウェブの各々と同一平面をなすように位置づけられて斜梁及び水平梁のウェブの各々に接続される構造である。したがって、斜梁及び水平梁と接合部材の接合を容易に、かつ確実に行うことが可能である。また、斜梁及び水平梁と接合部材の力の伝達も確実に行うことが可能となる。
また、第1及び第2の鋼板と上部鋼板、下部鋼板は垂直に接合されており、斜めになっていないため、これらの部材の溶接による接合が容易であり、欠陥が生じることなく品質の高い接合構造を得ることが可能である。
本発明によれば、施工品質を高め、施工コストを低減可能な、梁と柱の接合構造を提供することが可能となる。
本発明の実施形態として示した梁と柱の接合構造の、(a)は側面図、(b)は上面図である。 本発明の実施形態として示した梁と柱の接合構造における、接合部材の斜視図である。 本発明の実施形態として示した梁と柱の接合構造の、第1の変形例の、(a)は側面図、(b)は上面図である。 本発明の実施形態として示した梁と柱の接合構造の、第2の変形例において使用される接合部材の斜視図である。 従来の梁と柱の接合構造の側面図である。 従来の梁と柱の接合構造の側面図である。 従来の梁と柱の接合構造の、(a)は側面図、(b)は上面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態として示した梁と柱の接合構造1の、(a)は側面図、(b)は上面図である。
梁と柱の接合構造1は、水平面に対し斜め方向Aに延在する斜梁2(2A、2B)と、斜梁2に対し水平方向Cに接合される水平梁3と、斜梁2と水平梁3の接合部に接合されている柱4を備えている。本実施形態においては、柱4は断面形状が円形の鋼管柱である。また、斜梁2及び水平梁3は、第1のフランジ2a、3a、第2のフランジ2b、3bと、これらに垂直に接合されているウェブ2c、3cを備えたH形鋼である。
柱4は垂直に立設されており、その上端となる先端面は、斜梁2の延在する方向Aに切截された形状となっている。柱4は断面形状が円形の鋼管柱であるため、斜めに切截されたこの先端面は、楕円形の形状を有している。柱4の柱頭部には、斜梁2と水平梁3に直交する第1の方向Bに延在する接合部材5が接続されており、斜梁2及び水平梁3は、接合部材5に接合されている。
図2に、接合部材5の斜視図を示す。接合部材5は、下部鋼板7と、下部鋼板7に接合された第1及び第2の鋼板8、9と、第1及び第2の鋼板8、9に垂直に接合された上部鋼板6を備えている。
下部鋼板7は、柱4の先端面の楕円形形状よりも少し大きな楕円形に形成されている。上部鋼板6は、下部鋼板7と略同一形状となるように形成されている。上部鋼板6、及び下部鋼板7は、後述する斜梁2のフランジ2a、2bと略同程度の厚さを有している。
第1の鋼板8は、反対方向を向く一組の側辺8a、8bの各々が下部鋼板7の長軸と略同等の長さを有する矩形形状を成しており、この内の一方の側辺8bが下部鋼板7の上面7aの長軸上に、下部鋼板7に垂直になるように接合されている。第1の鋼板8の、側辺8bとは反対側の側辺8aには、上部鋼板6の下面6bが垂直に、かつ側辺8aが上部鋼板6の長軸に沿って位置するように、接合されている。
第2の鋼板9は、反対方向を向く一組の側辺9a、9bの各々が下部鋼板7の短軸と略同等の長さを有する矩形形状を成しており、この内の一方の側辺9bが下部鋼板7の上面7aの短軸上に、下部鋼板7に垂直になるように接合されている。このように、下部鋼板7に第1及び第2の鋼板8、9が接合された時に、第1及び第2の鋼板8、9は交差して、かつ、図1に示される斜梁2のウェブ2cと同じ高さを有するように、第1及び第2の鋼板8、9は形成されている。第2の鋼板9の、側辺9bとは反対側の側辺9aには、上部鋼板6の下面6bが垂直に、かつ側辺9aが上部鋼板6の短軸に沿って位置するように、接合されている。
下部鋼板7の上面7aと、上部鋼板6の下面6bの間には、上記のように設置された第1及び第2の鋼板8、9によって、4つに区切られた空間が形成されている。これらの空間の各々に対して、これらの空間を下部鋼板7と上部鋼板6の外周の少し内側で塞ぐように、計4枚の、下部鋼板7と上部鋼板6の外周に沿って湾曲した側板10が、下部鋼板7と上部鋼板6に垂直に設置されている。
図1に示されるように、接合部材5は、柱4の柱頭部に、柱4の先端面に接合部材5の下部鋼板7の下面7bが接するように配されて、接合されている。柱4の先端面は、上記のように斜梁2の延在する方向Aに切截されており、第1及び第2の鋼板8、9は、下部鋼板7に垂直に接合されているため、第1及び第2の鋼板8、9は、下部鋼板7から、方向Aに直交する第1の方向Bに延在するように、接合部材5は設置されている。
ここで、上記のように、下部鋼板7は外周が柱4の先端面の楕円形形状よりも少し大きくなるように形成されており、側板10は下部鋼板7の外周の少し内側に位置しているため、柱4の壁面の上方向への延長面と、側板10の斜め下方向への延長面は、下部鋼板7上で交差する。すなわち、柱4と接合部材5は、一本の鋼管柱の上部が、下部鋼板7の位置で第1の方向Bに向けて折れ曲がったような形状を有している。
上記のように柱4に設置された接合部材5には、図1(a)紙面左上方向から斜梁2Aが、右下方向から斜梁2Bが、それぞれ接合されている。接合部材5の第1の鋼板8は、その側面が、斜梁2A、2Bのウェブ2cの側面と同一平面をなすように位置づけられて、斜梁2A、2Bのウェブ2cに接続されている。また、上部鋼板6は、その上面6aが、斜梁2A、2Bの第1のフランジ2aの上面と同一平面をなすように位置づけられて、斜梁2A、2Bの第1のフランジ2aに接続されている。更に、下部鋼板7は、その下面7bが、斜梁2A、2Bの第2のフランジ2bの下面と同一平面をなすように位置づけられて、斜梁2A、2Bの第2のフランジ2bに接続されている。
また、斜梁2A、2Bと同様に、接合部材5は、図1(b)に示されるように、2本の水平梁3に接合されている。接合部材5の第2の鋼板9は、その側面が、水平梁3のウェブ3cの側面と同一平面をなすように位置づけられて、水平梁3のウェブ3cに接続されている。また、上部鋼板6は、その上面6aが、水平梁3の第1のフランジ3aの上面と同一平面をなすように位置づけられて、水平梁3の第1のフランジ3aに接続されている。更に、下部鋼板7は、その下面7bが、水平梁3の第2のフランジ3bの下面と同一平面をなすように位置づけられて、水平梁3の第2のフランジ3bに接続されている。
次に、上記の実施形態として示した、梁と柱の接合構造1の作用、効果について説明する。
このような構成によれば、斜梁2A、2Bはフランジ2a、2bとウェブ2cを備えたH形鋼であり、接合部材5の上部鋼板6は、その上面6aが、斜梁2A、2Bの第1のフランジ2aの上面と同一平面をなすように位置づけられて、斜梁2A、2Bの第1のフランジ2aに接続されているため、傾斜面に屈曲する部分を形成せずに、接合部材5と斜梁2A、2Bを接合することが可能である。したがって、傾斜面上に段床や客席を均等に配置することができるとともに、大きな荷重による接合部材5の変形を防止することが容易である。
また、接合部材5の下部鋼板7は、その下面7bが、斜梁2A、2Bの第2のフランジ2bの下面と同一平面をなすように位置づけられて斜梁2A、2Bの第2のフランジ2bに接続されているため、大きな荷重による接合部材5の変形を更に効果的に防止することが可能である。
また、上部鋼板6、下部鋼板7は斜梁2A、2B及び水平梁3の第1、第2のフランジ2a、2b、3a、3bの各々と同一平面をなすように位置づけられて斜梁2A、2B及び水平梁3の第1、第2のフランジ2a、2b、3a、3bの各々に接続され、第1、第2の鋼板8、9は斜梁2A、2B及び水平梁3のウェブ2c、3cの各々と同一平面をなすように位置づけられて斜梁2A、2B及び水平梁3のウェブ2c、3cの各々に接続される構造である。したがって、斜梁2A、2B及び水平梁3と接合部材5の接合を容易に、かつ確実に行うことが可能である。また、斜梁2A、2B及び水平梁3と接合部材5の力の伝達も確実に行うことが可能となる。
また、斜梁2A、2Bの延在する方向Aと、接合部材5の延在する第1の方向Bが直交しているため、水平梁3として本実施形態のようにH形鋼などの流通品であるロール材を使用する場合においても、水平梁3のウェブ3cの幅方向が第1の方向Bに一致し、かつ、フランジ3a、3bの幅方向が斜梁2A、2Bの延在する方向Aに一致するように配することにより、梁柱間の応力伝達を損なわずに、水平梁3の各部位と接合部材5や斜梁2A、2Bとの取り合いが斜め方向になることを防止できる。すなわち、水平梁3をビルド材として製作する必要がなくなり、また、これにより水平梁3の製作精度の管理も基本的には不要となる。したがって、作業工数を低減することが可能である。
また、上記のように、水平梁3としてフランジ3a、3bとウェブ3cが垂直に接合されているH形鋼を使用することができるため、ボルト孔の開設を機械で行うことができ、作業工数を低減することが可能であるとともに、ボルトによる締め付け等において、施工品質を高めることが可能である。更に、水平梁3の仮置きや運搬も容易であるため、建築構造物の施工も容易である。
また、第1及び第2の鋼板8、9と上部鋼板6、下部鋼板7は垂直に接合されており、斜めになっていないため、これらの部材の溶接による接合が容易であり、欠陥が生じることなく品質の高い接合構造を得ることが可能である。
(実施形態の第1の変形例)
次に、図3を用いて、上記実施形態として示した梁と柱の接合構造1の、第1の変形例を説明する。図3は、第1の変形例における接合構造20の、(a)は側面図、(b)は上面図である。第1の変形例における接合構造20は、上記の接合構造1とは、斜梁2のフランジ2a、2bと接合部材21の接合辺が直線となっていること、及び、斜梁2のフランジ2a、2bの側辺と、接合部材21の上部及び下部鋼板22、23の側辺が、なだらかに連続して接続されるように、接合部材21が形成されている点が異なっている。
接合部材21は、下部鋼板23と、下部鋼板23に接合された第1及び第2の鋼板24、25と、第1及び第2の鋼板24、25に垂直に接合された上部鋼板22を備えている。
接合部材21の上部及び下部鋼板22、23は、角が切削された矩形状の鋼板である。上部及び下部鋼板22、23は、長さ方向、すなわち図3に示される方向Aにおける、中央近傍の領域では、幅が一定となっており、長さ方向に延在する両側辺は互いに平行となっている。この中央近傍の面積は、柱4の先端面の外周を覆う程度の大きさとなっている。上部及び下部鋼板22、23は、この中央近傍の領域から長さ方向に端部に向かうにつれ、幅が漸次狭くなる形状を有している。長さ方向の両端における、上部及び下部鋼板22、23の幅は、斜梁2のフランジ2a、2bの幅と略同等となっている。接合部材21の上部及び下部鋼板22、23の厚さは、斜梁2のフランジ2a、2bや、水平梁3のフランジ3a、3bよりも厚くなっている。
第1の鋼板24は、反対方向を向く一組の側辺の各々が、上部及び下部鋼板22、23の長さ方向の長さと略同等の長さを有する矩形形状を成しており、この内の一方の側辺が下部鋼板23の長さ方向に沿って、下部鋼板23の上面23aに、下部鋼板23に垂直になるように接合されている。第1の鋼板24の他方の側辺は、上部鋼板22の長さ方向に沿って、上部鋼板22の下面22bに、上部鋼板22に垂直になるように接合されている。第1の鋼板24は、上部及び下部鋼板22、23の、長さ方向に直交する幅方向の中央に位置するように設けられている。
第2の鋼板25は、反対方向を向く一組の側辺の各々が、上部及び下部鋼板22、23の中央近傍の領域における幅と略同等の長さを有する矩形形状を成しており、この内の一方の側辺が下部鋼板23の幅方向に沿って、下部鋼板23の上面23aに、下部鋼板23に垂直になるように接合されている。第2の鋼板25の他方の側辺は、上部鋼板22の幅方向に沿って、上部鋼板22の下面22bに、上部鋼板22に垂直になるように接合されている。第2の鋼板25は、上部及び下部鋼板22、23の、長さ方向の中央に位置するように設けられている。
下部鋼板23の上面23aと、上部鋼板22の下面22bの間には、上記のように設置された第1及び第2の鋼板24、25によって、4つに区切られた空間が形成されている。これらの空間の各々に対して、図2に示される接合部材5と同様に、4枚の湾曲した側板26が、これらの空間を塞ぐように、下部鋼板23と上部鋼板22に垂直に設置されている。
接合部材21は、柱4の先端面に下部鋼板23が接合されることにより、柱4上に設置される。このとき、側板26は、柱4の壁面の上方向への延長面と、側板26の斜め下方向への延長面が、下部鋼板23上で交差するような位置に設けられている。
柱4に設置された接合部材21には、2本の斜梁2が接合されている。接合部材21の第1の鋼板24は、その側面が、斜梁2のウェブ2cの側面と同一平面をなすように位置づけられて、斜梁2のウェブ2cに接続されている。また、上部鋼板22は、その上面22aが、斜梁2の第1のフランジ2aの上面と同一平面をなすように位置づけられて、斜梁2の第1のフランジ2aに接続されている。更に、下部鋼板23は、その下面23bが、斜梁2の第2のフランジ2bの下面と同一平面をなすように位置づけられて、斜梁2の第2のフランジ2bに接続されている。
ここで、上記のように上部及び下部鋼板22、23は、長さ方向に端部に向かうにつれ、幅が漸次狭くなる形状を有しており、かつ、長さ方向の両端における幅は、斜梁2のフランジ2a、2bの幅と略同等となっている。したがって、斜梁2のフランジ2a、2bが上部及び下部鋼板22、23の長さ方向の端辺に接合された際には、斜梁2のフランジ2a、2bの側辺と、上部及び下部鋼板22、23の側辺が、なだらかに連続するようになっている。
また、接合部材21には、2本の水平梁3が接合されている。接合部材21の第2の鋼板25は、その側面が、水平梁3のウェブ3cの側面と同一平面をなすように位置づけられて、水平梁3のウェブ3cに接続されている。また、上部鋼板22は、その上面22aが、水平梁3の第1のフランジ3aの上面と同一平面をなすように位置づけられて、水平梁3の第1のフランジ3aに接続されている。更に、下部鋼板23は、その下面23bが、水平梁3の第2のフランジ3bの下面と同一平面をなすように位置づけられて、水平梁3の第2のフランジ3bに接続されている。
上記のような構成によれば、上部鋼板22、下部鋼板23の、斜梁2、水平梁3が接続される端辺が直線状となるため、斜梁2、水平梁3と接合部材21の接続を容易に、かつ確実に行うことが可能となる。
また、斜梁2のフランジ2a、2bの側辺と、接合部材21の上部及び下部鋼板22、23の側辺が、なだらかに連続するように、斜梁2は接合部材21に接合されており、また、上部及び下部鋼板22、23の厚さは、斜梁2のフランジ2a、2bや、水平梁3のフランジ3a、3bよりも厚くなっているため、斜梁2に作用する応力の伝達をより明確に、かつ確実に行うことが可能となる。
本第1の変形例が、上記実施形態と同様に、傾斜面上に段床や客席を均等に配置することができる、斜梁及び水平梁と接合部材の接合を容易に、かつ確実に行うことが可能である、斜梁及び水平梁と接合部材の力の伝達を確実に行うことが可能である、作業工数を低減することが可能である、水平梁の仮置きや運搬が容易であるため建築構造物の施工も容易である、品質の高い接合構造を得ることが可能である等の効果を奏することはいうまでもない。
(実施形態の第2の変形例)
次に、図4を用いて、上記実施形態として示した梁と柱の接合構造1の、第2の変形例を説明する。図4は、第2の変形例において使用される接合部材30の斜視図である。第2の変形例における接合構造は、上記の接合構造1とは、柱が、断面形状が長方形の鋼管柱である点が異なっている。
図1を用いて説明したように、上記実施形態においては、円形の鋼管柱である柱4の先端面は、斜梁2の延在する方向Aに切截された形状となっているため、楕円形の形状を有している。同様に、長方形の鋼管柱である図示しない柱の先端面が、斜梁の延在する方向に切截された形状を有する場合、それは矩形形状となる。したがって、図4に示される接合部材30の上部鋼板31、下部鋼板32は、これに対応した矩形形状を有している。
これに伴い、接合部材30の側板33は、図2に示される接合部材5の側板10とは異なり、2枚の平板が垂直に接合されたような形状を有している。
このような構成を有することにより、上部鋼板31、下部鋼板32の端辺が直線形状となるため、斜梁、水平梁と接合部材30の接続を更に容易に、かつ確実に行うことが可能となる。
本第2の変形例が、上記実施形態と同様に、傾斜面上に段床や客席を均等に配置することができる、斜梁及び水平梁と接合部材の接合を容易に、かつ確実に行うことが可能である、斜梁及び水平梁と接合部材の力の伝達を確実に行うことが可能である、作業工数を低減することが可能である、水平梁の仮置きや運搬が容易であるため建築構造物の施工も容易である、品質の高い接合構造を得ることが可能である等の効果を奏することはいうまでもない。
なお、本発明の梁と柱の接合構造は、図面を参照して説明した上述の実施形態及び各変形例に限定されるものではなく、その技術的範囲において他の様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態及び変形例において、斜梁や水平梁はH形鋼を使用したが、これに代えて、T形鋼等の他の鋼材を使用しても構わない。
また、上記実施形態及び変形例において、柱は断面形状が円形や長方形の鋼管柱であったが、これに代えて、コンクリート充填鋼管柱等の、他の種類の柱を使用しても構わない。
また、上記実施形態においては、接合部材5の上部及び下部鋼板6、7の形状は、柱の先端面の楕円形形状よりも少し大きな楕円形であったが、上部及び下部鋼板6、7の形状は柱の先端面の形状に依存せず、矩形など、他の形状を有していてもよい。同様に、上記第2の変形例においては、接合部材30の上部及び下部鋼板31、32の形状は、柱の先端面の長方形形状に対応した矩形形状であったが、柱の先端面の形状に依存せずに他の形状を有していてもよい。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態及び各変形例で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
1 接合構造
2 斜梁
2a、2b フランジ
2c ウェブ
3 水平梁
3a、3b フランジ
3c ウェブ
4 柱
5 接合部材
6 上部鋼板
7 下部鋼板
8 第1の鋼板
9 第2の鋼板
10 側板
20 接合構造
21 接合部材
22 上部鋼板
23 下部鋼板
24 第1の鋼板
25 第2の鋼板
30 接合部材
31 上部鋼板
32 下部鋼板
33 側板
A 斜め方向
B 第1の方向
C 水平方向

Claims (4)

  1. 水平面に対し斜め方向に延在する斜梁と、該斜梁に対し水平方向に接合される水平梁と、前記斜梁と前記水平梁の接合部に接合される柱の接合構造であって、
    前記柱の柱頭部には、前記斜梁と前記水平梁に直交する第1の方向に延在する接合部材が接続されており、
    前記斜梁及び水平梁は、前記接合部材に接合され
    前記水平梁は、フランジとウェブを備えた形鋼であり、
    前記水平梁は、前記ウェブの幅方向が前記第1の方向に一致し、かつ、前記フランジの幅方向が前記斜梁の延在する方向に一致するように配されている、梁と柱の接合構造。
  2. 前記斜梁は、フランジとウェブを備えた形鋼であり、
    前記接合部材は、前記柱頭部から前記第1の方向に延在するように、前記柱頭部に接合された第1の鋼板と、該第1の鋼板の先端に、前記第1の鋼板に垂直に接合された上部鋼板を備えており、
    前記第1の鋼板は、前記斜梁のウェブと同一平面をなすように位置づけられて、前記斜梁のウェブに接続されており、
    前記上部鋼板は、前記斜梁のフランジと同一平面をなすように位置づけられて、前記斜梁のフランジに接続されている、請求項1に記載の梁と柱の接合構造。
  3. 前記斜は、フランジとウェブを備えた形鋼であり、
    前記接合部材は、前記柱頭部から前記第1の方向に延在するように、前記柱頭部に接合された第1及び第2の鋼板と、該第1及び第2の鋼板の先端に、前記第1及び第2の鋼板に垂直に接合された上部鋼板を備えており、
    前記第1の鋼板は、前記斜梁のウェブと同一平面をなすように位置づけられて、前記斜梁のウェブに接続されており、
    前記第2の鋼板は、前記水平梁のウェブと同一平面をなすように位置づけられて、前記水平梁のウェブに接続されており、
    前記上部鋼板は、前記斜梁及び水平梁のフランジと同一平面をなすように位置づけられて、前記斜梁及び水平梁のフランジに接続されている、請求項1に記載の梁と柱の接合構造。
  4. 前記斜は、第1及び第2のフランジとウェブを備えたH形鋼であり、
    前記水平梁のフランジは、第1及び第2のフランジを備え、前記水平梁はH形鋼であり、
    前記柱は鋼管柱であり、
    前記柱の先端面は、前記斜梁の延在する方向に切截された形状とされており、
    前記接合部材は、前記先端面に接合された下部鋼板と、前記下部鋼板から前記第1の方向に延在するように、前記下部鋼板に接合された第1及び第2の鋼板と、該第1及び第2の鋼板の先端に、前記第1及び第2の鋼板に垂直に接合された上部鋼板を備えており、
    前記第1の鋼板は、前記斜梁のウェブと同一平面をなすように位置づけられて、前記斜梁のウェブに接続されており、
    前記第2の鋼板は、前記水平梁のウェブと同一平面をなすように位置づけられて、前記水平梁のウェブに接続されており、
    前記上部鋼板は、前記斜梁及び水平梁の第1のフランジと同一平面をなすように位置づけられて、前記斜梁及び水平梁の第1のフランジに接続されており、
    前記下部鋼板は、前記斜梁及び水平梁の第2のフランジと同一平面をなすように位置づけられて、前記斜梁及び水平梁の第2のフランジに接続されている、請求項1に記載の梁と柱の接合構造。
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