JP6638423B2 - レギュレータ用半導体集積回路 - Google Patents

レギュレータ用半導体集積回路 Download PDF

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Description

本発明は、直流電源装置における基準電圧回路に関し、特にバイポーラ・トランジスタで構成された基準電圧回路を備えたシリーズレギュレータ制御用の半導体集積回路に利用して有効な技術に関する。
直流電源装置のひとつに、出力電圧に応じて制御用トランジスタを制御して入力電圧を降圧し所定の電圧を出力するシリーズレギュレータがある。かかるシリーズレギュレータを電源とするシステムのうち特にノイズを気にするシステム(例えば高感度イメージセンサ)に使用されるシリーズレギュレータにおいては、回路を構成するトランジスタとしてバイポーラ・トランジスタを使用するのが有利であると考えられている。
また、シリーズレギュレータを構成する制御用の半導体集積回路においては、一般に、出力電圧に応じたフィードバック電圧と所定の基準電圧との電位差を検出し、該電位差に応じて制御用トランジスタを制御する誤差アンプが設けられている。
従来のレギュレータ用半導体集積回路には、誤差アンプに供給する基準電圧(固定)を発生する基準電圧回路を、図8に示すように、チップ内部に設ける方式がある。
また、近年、多種多様なシステムに対応できるように、例えばフィードバック電圧を生成するための分圧抵抗(図8のR6またはR7)の抵抗値を切り替えることで、1.5Vや2.0V,2.5V……のような複数段階の出力電圧を容易に生成することができるようにしたレギュレータ用半導体集積回路の設計技術が知られている。
特開2011−22689号公報 特開2001−84043号公報
ところで、図8に示すように基準電圧回路12を内蔵しかつフィードバック用の分圧回路(R6,R7)における抵抗値の切り替えで複数の出力電圧を生成する方式(製品のランク分け)を採用した場合、誤差アンプ11と出力電圧制御用トランジスタQ0と分圧回路(R6,R7)とがゲイン切替え型の増幅回路として機能する。この方式の場合、抵抗R6またはR7の抵抗値を切り替えることによって、次式
G=Vout/Vref=1+(R7/R6)
で示されるように、ゲインGが変化する。そのため、基準電圧回路12の出力に含まれるノイズのレベルが、上記ゲインすなわち出力電圧のランクに応じて変化してしまうという課題がある。
なお、基準電圧回路から出力される電圧のノイズを低減するために、基準電圧回路と誤差アンプとの間にローパスフィルタを設けた定電圧回路(シリーズレギュレータ)に関する発明が提案されている(特許文献1参照)。ただし、特許文献1のものは、バイポーラ・トランジスタに比べて低ノイズ化の点で劣るMOSトランジスタによって回路が構成されているとともに、出力電圧を切り替えるという発想およびそれに伴う上記のような課題については開示されていない。
一方、特許文献2には、バイポーラ・トランジスタで構成されたシリーズレギュレータ制御用半導体集積回路において、基準電圧回路としてバンドギャップ型の回路を使用したものが開示されている。ただし、特許文献2のものは、リップルリジェクション特性を向上させるために、基準電圧回路の動作電圧を生成する電源回路(本発明のバイアス回路に相当)を工夫したものである。また、特許文献2にも、出力電圧を切り替えるという発想およびそれに伴う上記のような課題については開示されていない。
この発明は上記のような背景の下になされたもので、その目的とするところは、出力電圧を切り替えた場合にも、出力電圧のノイズのレベルが大きく変化することのないレギュレータ用の半導体集積回路を提供することにある。
本発明の他の目的は、入力電圧が変動したとしても出力電圧が変動するのを抑制できるレギュレータ用の半導体集積回路を提供することにある。
上記目的を達成するため、この発明は、
直流電圧が印加される入力端子と出力端子との間に接続された制御用トランジスタと、
出力電圧に応じたフィードバック電圧と所定の基準電圧との電位差に応じて出力電圧が一定になるように前記制御用トランジスタを制御する制御回路と、
前記基準電圧を生成する基準電圧回路と、
前記基準電圧回路の動作電流を供給する電流源回路と、
前記入力端子に入力される電圧が変動しても前記基準電圧回路の動作電流が増減しないように抑制する動作電流変動抑制回路と、
を備えたレギュレータ用半導体集積回路であって、
前記動作電流変動抑制回路は、前記基準電圧回路へ動作電流を供給する電源線と接地電位点に接続された接地線との間に直列形態で接続された第1トランジスタを備え、該第1トランジスタのベース端子は前記基準電圧が出力されるノードに接続され、
前記基準電圧回路は、
前記電源線と接地線との間に直列形態で接続された第2トランジスタと第1抵抗および第2抵抗と、
前記電源線と接地線との間に直列形態で接続された第3トランジスタおよび第4トランジスタと第3抵抗および第4抵抗と、
前記電源線と前記第3抵抗および第4抵抗の接続ノードとの間に直列形態で接続された第5トランジスタおよび第6トランジスタと、
を備え、前記第5トランジスタはベース端子とコレクタ端子とが結合されて電流−電圧変換素子として機能すると共にベース端子が前記第3トランジスタのベース端子と結合され、
前記第2トランジスタのベース端子は前記第3トランジスタと第4トランジスタとの接続ノードに結合され、
前記第4トランジスタと第6トランジスタのベース端子は、前記第1抵抗と第2抵抗との接続ノードまたは前記第2トランジスタと第1抵抗との接続ノードに結合され、前記第2トランジスタと前記第1抵抗との接続ノードの電位または前記第1抵抗と第2抵抗との接続ノードの電位が前記基準電圧として取り出され、
前記第1抵抗の抵抗値に応じてゲインが決定されるように構成した。
上記した手段によれば、出力電圧を切り替えた場合にも、出力電圧のノイズのレベルが大きく変化することのないレギュレータを実現することができる。また、基準電圧を発生する回路とそれを増幅する回路とを一体にした可変型基準電圧回路として構成しているため、回路を構成する素子数を減らすことができ、回路の専有面積ひいてはチップサイズを低減することができる。さらに、基準電圧回路の動作電流を抑制する動作電流変動抑制回路を設けているので、入力電圧が変動したとしても基準電圧回路により生成される基準電圧を安定化させ、出力電圧が入力変動によって変動することがないというリップルリジェクション効果を得ることができる。
さらに、動作電流変動抑制回路を、基準電圧回路へ動作電流を供給する電源線と接地電位点に接続された接地線との間に接続された第1トランジスタにより構成し、該トランジスタのベース端子は前記基準電圧が出力されるノードに接続されているようにしているので、入力電圧が変動しても基準電圧回路に流される動作電流が変動しないように抑制することができるとともに、かかる回路を、素子数の少ない簡単な回路で実現することができる。
また、望ましくは、前記基準電圧回路と前記制御回路との間に、前記基準電圧に含まれるノイズを除去するためのローパスフィルタを設ける。
これにより、基準電圧回路で生成される基準電圧に含まれるノイズをローパスフィルタによって除去することができ、これによって、制御回路のゲインを変更する従来方式に比べて、出力電圧を切り替えた際に出力電圧のノイズレベルが変化する度合いを小さくすることができる。すなわち、出力電圧の電位に応じてランク分けした製品(シリーズレギュレータ)間のノイズレベル差を小さくすることができる。
また、望ましくは、出力電圧を分圧して制御回路(誤差アンプ)へ供給するフィードバック電圧を生成する直列形態の抵抗からなる分圧回路を設け、出力電圧のレベルの段階的な変更は前記基準電圧回路を構成する前記第1抵抗の抵抗値の調整によるゲインの変更で行い、製造バラツキに伴う出力電圧のずれを微調整するトリミングはフィードバック電圧を生成する分圧回路を構成する抵抗の抵抗値の調整で行うようにする。
これにより、可変型の基準電圧回路を備え、出力電圧のレベルの段階的な変更が可能なレギュレータ用半導体集積回路において、出力電圧のずれの微調整を行う場合に、出力電圧の精度を出し易くすることができる。
本発明によると、出力電圧を切り替えた場合にも、基準電圧回路から出力される電圧のノイズのレベルが大きく変化することのないレギュレータ用の半導体集積回路を実現することができる。また、入力電圧が変動したとしても出力電圧が変動するのを抑制できるレギュレータ用の半導体集積回路を実現することができる。さらに、基準電圧が可変な基準電圧回路を少ない素子数で実現することができるという効果がある。
本発明に係る可変型の基準電圧回路を設けたシリーズレギュレータ制御用ICの一実施形態を示す回路構成図である。 本実施形態のシリーズレギュレータ制御用IC(図1)においてクランプ回路を設けた場合と設けなかった場合の増幅回路のPSRR特性の違いを示すグラフである。 従来のシリーズレギュレータ制御用ICと本発明の実施形態のシリーズレギュレータ制御用ICにおける出力電圧−ノイズ特性を示すグラフである。 可変型の基準電圧回路と増幅回路を別々に構成したシリーズレギュレータ制御用ICの一例を示す回路構成図である。 従来の一般的な基準電圧回路と増幅回路を用いた可変基準電圧回路を設けた場合のシリーズレギュレータ制御用ICの構成例を示す回路構成図である。 本発明を負電源用シリーズレギュレータに適用した場合の制御用ICの第1の変形例を示す回路構成図である。 本発明を負電源用シリーズレギュレータに適用した場合の制御用ICの第2の変形例を示す回路構成図である。 従来のシリーズレギュレータの制御用ICの一例を示す回路構成図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用したシリーズレギュレータ(LDOを含む)の一実施形態を示す。なお、特に限定されるわけではないが、図1において一点鎖線で囲まれている部分の回路を構成する素子は、1個の半導体チップ上に形成され、レギュレータの制御用半導体集積回路(以下、レギュレータ用ICと称する)10として構成される。
この実施形態におけるレギュレータ用IC10は、直流電圧源からの直流電圧Vinが印加される電圧入力端子INと出力端子OUTとの間にPNPバイポーラ・トランジスタからなる出力電圧制御用トランジスタQ0が接続され、出力端子OUTと接地電位が印加されるグランド端子GNDとの間には、出力電圧Voutを分圧するブリーダ抵抗R6,R7が直列に接続されている。このブリーダ抵抗R6,R7により分圧された電圧VFBが、上記出力電圧制御用トランジスタQ0のゲート端子を制御する誤差アンプ11の非反転入力端子にフィードバックされている。
上記誤差アンプ11はフィードバック電圧VFBと基準電圧Vrefとの電位差に応じて出力電圧制御用トランジスタQ0を制御して、出力電圧Voutが所望の電位になるように制御する。この実施形態のシリーズレギュレータは、上記のようなフィードバック制御によって、出力電圧Voutを所定の電圧に保持するように動作する。そして、出力電圧Voutの電位は、基準電圧回路12からの基準電圧Vrefの大きさとブリーダ抵抗R6,R7の抵抗比とによって設定される。なお、出力端子OUTには、出力電圧Voutを安定化させる外付けの出力コンデンサが接続される。
また、本実施形態のレギュレータ用IC10には、外部からレギュレータをオン/オフ制御するための信号ON/OFFが入力される端子Pcと、基準電圧Vrefを生成するバンドギャップ型の基準電圧回路12と、該基準電圧回路12の動作電流を生成するバイアス回路13と、基準電圧回路12と誤差アンプ11との間に設けられ基準電圧回路12の出力に含まれるノイズを抑制するローパスフィルタ14とが設けられている。
バイアス回路13は、端子Pcに外部から入力されるオン・オフ制御信号ON/OFFによってその動作が制御される。ローパスフィルタ14は、半導体基板上に形成されたオンチップの抵抗Rnと、チップに設けられた外部端子に接続された外付けのコンデンサCnとで構成されている。
次に、図1の実施例における基準電圧回路12とバイアス回路13について説明する。
この実施例の基準電圧回路12は、電圧入力端子INにエミッタ端子が接続されバイアス回路13によってベース電流が制御されるPNPトランジスタQ7のコレクタ端子に、電源ライン(電源線)LLが接続され、Q7および電源ラインLLを介して動作電流が供給される。
基準電圧回路12は、電源ラインLLと接地端子GNDに接続されたグランドラインとの間に直列形態に接続されたPNPトランジスタQ2および抵抗R1,R2と、電源ラインLLとグランドライン(GND)との間に直列形態に接続されたPNPトランジスタQ3、NPNトランジスタQ4および抵抗R3,R4と、電源ラインLLと上記抵抗R3,R4の接続ノードN3との間に直列形態に接続されたPNPトランジスタQ5、NPNトランジスタQ6と、を備えている。
これらの素子のうち、トランジスタQ5はベース端子とコレクタ端子とが結合されて電流−電圧変換素子として機能し、Q3はQ5とベース共通接続されることで、カレントミラー回路を構成している。また、トランジスタQ2のベース端子はトランジスタQ3のコレクタ端子に接続され、抵抗R1,R2に電流を流す。そして、抵抗R1とR2の接続ノードN2に、トランジスタQ6,Q4のベース端子が共通に接続されている。トランジスタQ6,Q4は、その素子サイズが1:8(Q6<Q4)のような比になるように設計されることでオフセットが与えられている。
この実施例の基準電圧回路12においては、トランジスタQ6,Q4のオフセット電圧と抵抗R3で、トランジスタQ6,Q4のベース電位すなわちノードN2の電位が、基板材料の半導体(シリコン)のバンドギャップに基づく電圧VzとなるようにQ2のベース電流が制御される。そして、Q2のベース電流が制御されることでQ2のエミッタ電流も制御され、ノードN2の電位であるバンドギャップ電圧Vzと抵抗R1,R2によって、抵抗比に応じて増幅された任意の電圧VrefがノードN1に生成される。具体的には、バンドギャップ電圧Vzを、(R1+R2)/R2倍した電圧、すなわちVref=Vz×(R1+R2)/R2で表わされる電圧がノードN1に生成され、基準電圧Vrefとして出力される。
本実施形態のレギュレータ用IC10は、基準電圧回路12を構成する上記抵抗R1,R2のうちR1の抵抗値を、例えば配線を形成するためのマスクを変えることで切り替えて、出力電圧Voutとして例えば1.5V,2.0V,2.5V……のような複数段階の電圧のいずれかを出力するランク分けされたICとして製造されるように設計されている。すなわち、抵抗R1が一種の可変抵抗とみなせるようになっている。また、抵抗R1を可変抵抗とすることで、ノードN1に生成される基準電圧Vrefを変化させることができ、これにより、基準電圧回路12は可変型基準電圧源として機能することとなる。
さらに、R2の抵抗値を切り替えて出力電圧Voutのランクを決定する一方、フィードバック電圧VFBを生成する分圧用の抵抗R6,R7の一方の抵抗値をトリミング(微調整)することで、出力電圧Voutの精度を保証するように、デバイスおよびプロセスが設計されている。出力電圧Voutが所望の値になるように調整する方法としては、抵抗R1の抵抗値をトリミングする方法も考えられるが、抵抗R1の抵抗値は基準電圧回路12のゲインに直接影響を与えるため、抵抗R1の抵抗値をトリミングするよりも抵抗R6(もしくはR7)の抵抗値をトリミングする方が、出力電圧Voutの精度が出し易いという利点がある。
バイアス回路13は、電圧入力端子INとグランドラインとの間に直列形態に接続されたPNPトランジスタQ8および抵抗R8,R9およびNPNトランジスタQ10と、電圧入力端子INと抵抗R9およびトランジスタQ10の接続ノードとの間に直列形態に接続された抵抗R10およびNPNトランジスタQ9と、オン・オフ制御信号ON/OFFが入力される制御端子Pcとグランドラインとの間に直列形態に接続された抵抗R11,R12と、を備えている。
そして、抵抗R11とR12との接続ノードN5にトランジスタQ10のベース端子が接続され、抵抗R8とR9との接続ノードN4にトランジスタQ9のベース端子が接続されている。
さらに、トランジスタQ8のコレクタ端子にトランジスタQ7のベース端子が接続され、バイアス回路13はオン・オフ制御信号ON/OFFによってオン、オフ制御され、オン状態では、トランジスタQ8のコレクタ端子に所定の電位のバイアス電圧が生成され、該バイアス電圧によってトランジスタQ7のベース電流が流され、Q7が基準電圧回路12へ動作電流を流す。
具体的には、オン・オフ制御信号ON/OFFが、図外のマイクロプロセッサのようなシステム制御装置によって5Vのような電位にされると、トランジスタQ10にコレクタ電流が流されて、バイアス回路13が活性化されて電流供給用のトランジスタQ7に電流が流されるように構成されている。従って、バイアス回路13とトランジスタQ7は、基準電圧回路12の動作電流を生成する電流源回路として機能することとなる。
さらに、本実施例のレギュレータ用IC10においては、上記電源ラインLLとグランドライン(GND)との間に接続されたNPNトランジスタQ1からなるクランプ回路15が設けられており、このクランプ回路15は、入力端子INに印加される直流電圧Vinが変動しても、基準電圧回路12の動作電流が変動しないように抑制する機能を有する。例えば入力電圧Vinが高くなると、トランジスタQ7から基準電圧回路12側へ向かって流れる動作電流が増加するが、このときクランプ回路15に流れる電流が増加して基準電圧回路12の動作電流の変化を抑制し、逆に入力電圧Vinが低くなると、トランジスタQ7から基準電圧回路12側へ向かって流れる動作電流が減少するが、このときクランプ回路15に流れる電流が減少して基準電圧回路12の動作電流の変化を抑制するように機能する。つまり、クランプ回路15は、入力電圧Vinが変化しても基準電圧回路12の動作電流が変化しないように電流をクランプする機能を有する。
次に、基準電圧回路12およびクランプ回路15の動作をより詳しく説明する。
入力電圧Vinが高くなりトランジスタQ7の電流が増加すると、電源ラインLLの電位が高くなりQ2のコレクタ電流が増加し、ノードN1,N2の電位が上がる。すると、トランジスタQ6,Q4のコレクタ電流が増加しようとする。しかし、トランジスタQ4とQ6のエミッタ間にR4が接続されているため、トランジスタQ4のコレクタ電流は、Q4とQ6のオフセット電圧と抵抗R3で制限されており、Q6ほどコレクタ電流は増えない。また、Q6のコレクタ電流が増加しようとすると、ダイオード接続のトランジスタQ5から電流を引き込み、Q5の電流が増加し、Q5とカレントミラーを構成しているQ3も同様に電流が増加する。しかるに、Q4のコレクタ電流は、抵抗R3で制限されているため、Q2のベースから引き込む電流が減少する。Q2のベース電流が減少すると、Q2のコレクタ電流も減少し、その結果、ノードN1、N2の電位の上昇を抑え、基準電圧Vrefの変動が抑制される。
また、入力電圧Vinが高くなると、トランジスタQ7の電流が増え、電源ラインLLの電位も高くなろうとするが、N1のノードは、基準電圧回路の動作により、基準電圧Vrefの変動が抑制される為、Q1のエミッタ・ベース間の電圧が大きくなろうとするが、トランジスタのVbe−Ic特性からQ1のコレクタ電流が増加し、電源ラインLLの電圧を下げる。なお、電源ラインLLは、ノードN1の電圧+Q1のエミッタ・ベース間電圧Vfで安定する。
入力電圧Vinが低くなってトランジスタQ7の電流が減少した場合には、上記動作と逆の動作で、基準電圧回路12のノードN1,N2の電位が下がろうとするが、Q2のベース電流が増え、Q2のコレクタ電流が増加することでノードN1,N2の電位の降下が抑制される。また、クランプ回路15を構成するトランジスタQ1は、入力電圧Vinが低くなると、Q1のエミッタ・ベース間の電圧が小さくなろうとするが、トランジスタのVbe−Ic特性よりQ1のコレクタ電流が減少し、電源ラインLLの電圧を上げ、基準電圧回路15の電源電圧の変動を抑制する。
上記のように、クランプ回路15は、入力電圧Vinが変化しても基準電圧回路12の動作電流が変化しないように電流をクランプする機能を有する。また、入力電圧Vinの変動に応じてクランプ回路15に流れる電流が変化することで、基準電圧回路12の電源電圧を与える電源ラインLLの電位は安定化するので、クランプ回路15は、入力電圧Vinが変化しても基準電圧回路12の電源電圧が変化しないように電圧をクランプする機能を有すると言い換えることもできる。
さらに、クランプ回路15が上記のような動作をすることによって、入力電圧Vinが変動しても、基準電圧回路12により生成される基準電圧Vrefが変動しないようにされ、出力電圧Voutのリップルが抑制される。すなわち、上記クランプ回路(トランジスタQ1)によって出力電圧のリップルリジェクション効果がもたらされるようになっている。
図2に、本実施形態のレギュレータ用IC10において、クランプ回路15を設けた場合と、設けなかった場合について、シミュレーションによって出力電圧VoutのPSRR(電源電圧変動除去比)特性を調べた結果を示す。図2において、横軸は入力電圧Vinのリップル成分の周波数であり、実線Aはクランプ回路15を設けた場合のPSRR特性を示し、破線Bはクランプ回路15を設けなかった場合のPSRR特性を示す。図2より、クランプ回路15を設けることによって、基準電圧回路12のリップルリジェクション効果が大幅に改善され、特にDC〜1kHzの範囲では、クランプ回路15を設けた方が20dB近く特性が良好であることが分かる。
また、本実施形態のレギュレータ用IC10は、基準電圧回路12と誤差アンプ11との間にローパスフィルタ14を設け、バンドギャップ型の基準電圧回路12の出力部にゲイン調整用の抵抗R1,R2を設け、R1の抵抗値を切り替えることで、出力電圧Voutの電位を切り替えるようにしている。そのため、フィードバック電圧VFBを生成する分圧回路を構成する抵抗R6,R7のうちR6の抵抗値を切り替えることで出力電圧Voutの電位を切り替える従来方式のものに比べて、出力電圧に含まれるノイズレベルが製品のランクにより変化する量を、図3に実線Aで示すように、小さくすることができる。図3における破線Bは、図8に示す従来方式のレギュレータ用ICにおいて出力電圧を切り替えた際に生じる出力電圧に含まれるノイズレベルが製品ランク(横軸)により変化する様子を示す。
さらに、出力電圧Voutの電位を切り替える回路としては、例えば図4に示すように、固定型の基準電圧回路12の後段に差動アンプAMPと分圧用抵抗R13,R14を有する可変ゲイン型の増幅回路16を設ける形式も考えられるが、図4の回路は、図1に示す本実施形態のレギュレータ用ICに比べて回路の専有面積が大きくなる。
具体的には、図4の回路を素子レベルで示すと、図5に示すような回路となる。図5において、符号12は基準電圧回路、符号13はバイアス回路、符号16は可変ゲイン型の増幅回路である。図5より、図1の可変型基準電圧回路12は、PNPトランジスタが4個、NPNトランジスタが2個、抵抗が4個、合計10個の素子必要であるのに対し、図4のものは、固定型基準電圧回路12として、PNPトランジスタが4個、NPNトランジスタが6個、抵抗が3個必要である上、増幅回路16を構成する素子として、PNPトランジスタが3個、NPNトランジスタが2個、抵抗が3個、合計で21個の素子が必要である。つまり、図4に示すレギュレータ用ICは、本実施形態のレギュレータ用ICに比べて、11個多くの素子を必要とする。従って、本実施形態(図1)のレギュレータ用ICは、図4のものに比べて、素子数を少なくして回路の専有面積ひいてはチップサイズを小さくすることができるという利点がある。
図6および図7は、図1の実施例のシリーズレギュレータ用ICの変形例を示す。
これらの変形例は、本発明を、負電源用のレギュレータを構成するICに適用した場合の変形例である。
図6の負電源用のレギュレータ用ICと図1の正電源用のレギュレータ用ICとの差異は、図6の変形例では、入力端子INに負の電源電圧VEEが入力される点と、出力電圧制御用トランジスタQ0および基準電圧回路12に動作電流を供給するトランジスタQ7として、導電型の異なるNPNバイポーラ・トランジスタを使用している点と、制御端子Pcへ入力されるGND(0V)〜Vccレベルのオン・オフ制御信号ON/OFFを、VEE〜GND(0V)レベルのオン・オフ制御信号に変換するレベルシフト回路17を設けている点にある。バイアス回路13は、図1に示されている回路と同じ構成でよい。
この変形例のレギュレータ用ICにおける基準電圧回路12およびクランプ回路15の動作は図1の回路と同じであり、図1の回路と同様に、出力電圧を切り替えても出力電圧に含まれるノイズのレベルの変化量を小さくすることができるとともに、回路の専有面積を小さくすることができるという利点がある。また、クランプ回路15を設けているため、出力電圧のリップルリジェクション効果を得ることができる。
また、図7の変形例は、バンドギャップに基づく電圧Vzを抵抗R1,R2で増幅した基準電圧Vrefを生成する代わりに、バンドギャップに基づく電圧Vzを抵抗R1,R2で分圧した基準電圧Vrefを生成するようにしたものである。それ以外の構成は、図6の変形例と同じである。この変形例の場合、図6の変形例の効果に加えて、電圧Vzを抵抗R1,R2で分圧した基準電圧Vrefを生成するため、バンドギャップ電圧Vzに含まれるノイズを圧縮することができ、よりノイズを低減する効果が得られるという利点がある。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。例えば、図1の実施例のレギュレータ用ICに対して、図7の変形例のような特徴的な構成を採用することも可能である。
また、前記実施形態では、入力電圧の変動に応じて基準電圧回路12の動作電流が増減するのを抑制するクランプ回路15を基準電圧回路12と並列に設けているが、同様な機能を有する回路を基準電圧回路12と直列に設けるようにしてもよい。
さらに、前記実施形態では、ローパスフィルタ14を構成するコンデンサCnとして外付け素子を使用しているが、コンデンサCnをオンチップの素子として形成してもよい。
10 レギュレータ用IC
11 誤差アンプ(制御回路)
12 基準電圧回路
13 バイアス回路(電流源回路)
14 ローパスフィルタ
15 クランプ回路(動作電流抑制回路)
16 増幅回路
Q0 出力電圧制御用トランジスタ

Claims (3)

  1. 直流電圧が印加される入力端子と出力端子との間に接続された制御用トランジスタと、
    出力電圧に応じたフィードバック電圧と所定の基準電圧との電位差に応じて出力電圧が所定の電圧になるように前記制御用トランジスタを制御する制御回路と、
    前記基準電圧を生成する基準電圧回路と、
    前記基準電圧回路の動作電流を供給する電流源回路と、
    前記入力端子に入力される電圧が変動しても前記基準電圧回路の動作電流が増減しないように抑制する動作電流変動抑制回路と、
    を備えたレギュレータ用半導体集積回路であって、
    前記動作電流変動抑制回路は、前記基準電圧回路へ動作電流を供給する電源線と接地電位点に接続された接地線との間に直列形態で接続された第1トランジスタを備え、該第1トランジスタのベース端子は前記基準電圧が出力されるノードに接続され、
    前記基準電圧回路は、
    前記電源線と接地線との間に直列形態で接続された第2トランジスタと第1抵抗および第2抵抗と、
    前記電源線と接地線との間に直列形態で接続された第3トランジスタおよび第4トランジスタと第3抵抗および第4抵抗と、
    前記電源線と前記第3抵抗および第4抵抗の接続ノードとの間に直列形態で接続された第5トランジスタおよび第6トランジスタと、
    を備え、前記第5トランジスタはベース端子とコレクタ端子とが結合されて電流−電圧変換素子として機能すると共にベース端子が前記第3トランジスタのベース端子と結合され、
    前記第2トランジスタのベース端子は前記第3トランジスタと第4トランジスタとの接続ノードに結合され、
    前記第4トランジスタと第6トランジスタのベース端子は、前記第1抵抗と第2抵抗との接続ノードまたは前記第2トランジスタと第1抵抗との接続ノードに結合され、前記第2トランジスタと前記第1抵抗との接続ノードの電位または前記第1抵抗と第2抵抗との接続ノードの電位が前記基準電圧として取り出され、
    前記第1抵抗の抵抗値に応じてゲインが決定されるように構成されていることを特徴とするレギュレータ用半導体集積回路。
  2. 前記基準電圧回路と前記制御回路との間に、前記基準電圧に含まれるノイズを除去するためのローパスフィルタが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のレギュレータ用半導体集積回路。
  3. 前記出力電圧を分圧して前記制御回路へ供給するフィードバック電圧を生成する直列形態の抵抗からなる分圧回路を備え、出力電圧のレベルの段階的な変更は前記第1抵抗の抵抗値の調整によるゲインの変更で行い、製造バラツキに伴う出力電圧のずれを微調整するトリミングは前記分圧回路を構成する抵抗の抵抗値の調整で行うように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のレギュレータ用半導体集積回路。
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