JP6633337B2 - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、毛髪化粧料に関し、詳しくは毛髪にべたつきや硬さを与えることなく、高湿度下でのうねり抑制効果に優れる毛髪化粧料に関する。
髪は、染毛やパーマ、縮毛矯正などによる化学的なダメージや、加齢によって生じる髪質そのものの変化などにより、様々な変化を遂げる。その結果、様々な髪悩みが発生し、それらを解決する毛髪化粧料の開発が望まれている。特に加齢に伴い、ウェーブ・くせ・ぱさつきのあるうねり毛が増加し、その結果、髪のまとまりや、髪全体の艶が悪化することが知られている。また、毛髪に対する染色や脱色などの化学的なダメージや、熱や摩擦などによる物理的なダメージなどによっても、うねり毛が増加することが知られ、特に高湿度下においては更にうねりが促進され、うねりの重なりが多くなることにより毛髪が広がり、まとまらない状態が起こることが確認されている。
これらを改善する技術として、シャンプー、ヘアリンス、ヘアトリートメント等の毛髪化粧料においては、カチオン性ポリマーやシリコーン、油剤、糖類等を配合し、毛髪の硬さや重さを出すことによってうねりを改善することが試みられている。
しかし、これらの技術では毛髪への硬さや重さは付与されるものの、うねり抑制効果が薄く、高湿度下においては更に効果が見られない。すなわち通常のシャンプーやヘアリンス等の技術だけでは、これらのニーズを満足させることは困難であり、高湿度下においてうねりを改善する効果のある毛髪化粧料を見出すことが課題であった。
これらの課題を解決する方法として、例えば、高湿度下における毛髪のまとまり感に優れ、かつ持続する毛髪化粧料(例えば、特許文献1参照。)や髪の広がりを抑制する毛髪化粧料(例えば、特許文献2参照。)が開示されている。
このように高湿度下において毛髪のまとまり感に優れたり、広がりを抑制したりする技術は年々進歩しているものの、毛髪化粧料としての使用感や、高湿度下におけるうねり抑制に対する消費者の要求も拡大し続けており、更なる進歩が望まれている。
また、毛髪へしなやかでしっとりとした仕上がり感を与えることを目的として、ピバリン酸イソデシル(ネオペンタン酸イソデシル)を配合したヘアリンス組成物(例えば、特許文献3参照。)や、毛髪のまとまり性を付与することを目的として、ハチミツを配合すること(例えば、特許文献4参照。)が知られている。ネオペンタン酸イソデシルは、皮膚に対してべたつきがなく使用感触の軽いこと(例えば、特許文献5参照。)が知られているが、ネオペンタン酸イソデシルとハチミツを組み合わせて毛髪化粧料に配合することによって、毛髪化粧料として使用感が良く、高湿度下においてうねり抑制効果に優れることは知られていなかった。
特開2011−195553号公報 特開2008−308415号公報 特開2010−24169号公報 特開2000−191455号公報 特開2012−20988号公報
本発明の目的は、高湿度下において毛髪のうねりを抑制する効果に優れ、毛髪にべたつきや重さを与えることなく、しっとりまとまる毛髪化粧料を提供することにある。
本発明者等は、上記の目的を達成するために鋭意研究した結果、ネオペンタン酸イソデシルとハチミツ、特定の高級アルコールと、特定の3級アミンまたは4級カチオンを含有する毛髪化粧料が、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成した。
(第1発明)
上記目的を達成するための本願第1発明は、下記(A)成分〜(D)成分を含有する毛髪化粧料である。
(A)ネオペンタン酸イソデシル
(B)ハチミツ
(C)炭素数12〜24の高級アルコール
(D)下記一般式(I)、(II)または(III)で表される脂肪酸アミドアミン、脂肪族アミン、アルキルカチオン、アルキルエーテル型カチオンから選ばれる一種または二種以上。
−CO−NH−(CHn−N(R ・・・(I)
−N(R−H) ・・・(II)
−N+(Me)・X- ・・・(III)
(上記式中、Rは、直鎖又は分岐した炭素数11〜24のアルキル基又はアルケニル基を示し、Rは炭素数1〜3のアルキル基、nは1〜5の整数、Rは平均重合度1〜3のオキシエチレン基又はオキシプロピレン基を示し、同一でも異なっていてもよい。Rは直鎖又は分岐した炭素数12〜24のアルキル基、アルケニル基、または炭素数12〜24のアルキルPGエーテル基を示し、Xはハロゲン原子又は炭素数1〜3のアルキル硫酸基を示す。)
(第2発明)
上記目的を達成するための本願第2発明は、さらに下記(E)成分を含有する第1発明に記載の毛髪化粧料である。
(E)25℃における動粘度が10,000,000mm/s以上のシリコーン誘導体。
本発明によれば、毛髪にべたつきや硬さを与えることなく、高湿度下において毛髪のうねりを抑制する効果に優れた毛髪化粧料を提供することができる。
以下、本発明の毛髪化粧料について詳細に説明する。
本発明の毛髪化粧料に配合される(A)ネオペンタン酸イソデシルはIOB=0.22のネオペンタン酸とイソデシルアルコールのエステルである。具体的なものとしては、「ネオライト100P」(高級アルコール工業株式会社製)が挙げられる。本発明では、その配合量は特に限定されないが、好ましくは0.001〜10質量%(以下、特に記載のあるもの以外は、質量%を単に「%」で示す。)、更に好ましくは、0.1〜5%の範囲である。より好ましくは、0.5〜3%の範囲である。この配合量の範囲であれば、毛髪に対して、べたつきや重さを感じることなく、うねりを抑制するという本発明の効果を十
分に発揮することができる。
本発明の毛髪化粧料に配合される(B)ハチミツは、ミツバチにより花蜜及び/または糖液から生成される物質を意味する。種々の成分の含有量は、その供給源に応じて変化するが蜂蜜は、通常は、少なくとも糖類(ブドウ糖、果糖、イソマルトオリゴ糖等)を含有するものであり、その他に水分、各種ビタミン、アミノ酸、ミネラル等も含有している。蜂蜜は、任意の供給源から生成される。なたね、れんげ、さくら、アカシア、ライム、ラベンダー、栗花、針葉樹、オレンジ等の草木、および山岳地帯の花等から得られた蜂蜜であって良い。具体的なものとしては、「精製蜂蜜」(商品名:アピ株式会社製)が挙げられる。その配合量は特に限定されないが、好ましくは0.001〜10%、更に好ましくは0.1〜5%の範囲である。より好ましくは、0.5〜3%の範囲である。この配合量の範囲であれば、毛髪に対して、べたつきや重さを感じることなく、うねりを抑制するという本発明の効果を十分に発揮することができる。
また本発明の毛髪化粧料に配合される(A)ネオペンタン酸イソデシルと(B)ハチミツの配合比率は、(A):(B)=5:1〜1:2であることが好ましく、この配合比率の範囲であれば、うねり抑制効果を十分に発揮することができる。
本発明の毛髪化粧料に配合される(C)炭素数12〜22の高級アルコールとして、例えば直鎖状又は分岐鎖状の飽和又は不飽和の脂肪族アルコールが挙げられる。これらのうち、好ましいものは、炭素数16〜22の飽和高級アルコール、例えばセチルアルコール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールである。これらの高級アルコールは、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、その配合量は特に限定されないが、好ましくは1〜20%、更に好ましくは、2〜10%の範囲である。より好ましくは、3〜8%の範囲である。この配合量の範囲であれば、毛髪に対して、べたつきや重さを感じることなく、しなやかでしっとりとした仕上がり感を与える効果を十分に発揮することができる。
本発明の毛髪化粧料に使用する成分(D)は、一般式(I)で表される脂肪酸アミドアミン、一般式(II)で表される脂肪族アミン、または一般式(III)で表されるアルキルカチオンまたはアルキルエーテル型カチオンから選ばれる一種、または二種以上である。
−CO−NH−(CHn−N(R ・・・(I)
−N(R−H) ・・・(II)
−N+(Me)・X- ・・・(III)
(上記式中、Rは、直鎖又は分岐した炭素数11〜24のアルキル基又はアルケニル基を示し、Rは炭素数1〜3のアルキル基、nは1〜5の整数、Rは平均重合度1〜3のオキシエチレン基又はオキシプロピレン基を示し、同一でも異なっていてもよい。Rは直鎖又は分岐した炭素数12〜24のアルキル基、アルケニル基、または炭素数12〜24のアルキルPGエーテル基を示し、Xはハロゲン原子又は炭素数1〜3のアルキル硫酸基を示す。)
一般式(I)で表される脂肪酸アミドアミンを具体的に示すと、ラウリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド、オレイン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ヤシ脂肪酸ジメチルアミノプロピルアミド、パーム脂肪酸ジメチルアミノプロピルアミド、牛脂脂肪酸ジメチルアミノプロピルアミド、イソステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ラウリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘニン
酸ジエチルアミノエチルアミド、オレイン酸ジエチルアミノエチルアミド、ヤシ脂肪酸ジエチルアミノエチルアミド、パーム脂肪酸ジエチルアミノエチルアミド、牛脂脂肪酸ジエチルアミノエチルアミド、イソステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ラウリン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノプロピルアミド、オレイン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ヤシ脂肪酸ジエチルアミノプロピルアミド、パーム脂肪酸ジエチルアミノプロピルアミド、牛脂脂肪酸ジエチルアミノプロピルアミド、イソステアリン酸ジエチルアミノプロピルアミド等の脂肪酸アミドアミンが挙げられる。これらの中でもRが炭素数17〜21、Rがメチル基、nが3の整数であるベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミドが特に好ましい。その配合量は特に限定されないが、好ましくは0.1〜10%、更に好ましくは、0.3〜5%の範囲である。より好ましくは、0.5〜3%の範囲である。この配合量の範囲であれば、毛髪に対して、べたつきや重さを感じることなく、指通りが良く、しなやかでしっとりとした仕上がり感を与える効果を十分に発揮することができる。
一般式(II)で表される脂肪族アミンを具体的に示すと、PPG−1/PEG−1ラウラミン、PPG−1/PEG−1ミリスタミン、PPG−1/PEG−1パルミタミン、PPG−1/PEG−1ステアラミン、PPG−1/PEG−1エイコサミン、PPG−1/PEG−1ベヘナミン、PPG−1/PEG−1オレアミン、PPG−1/PEG−1リノレアミン、PPG−1/PEG−1リノレナミン、PPG−1/PEG−2ラウラミン、PPG−1/PEG−2ミリスタミン、PPG−1/PEG−2パルミタミン、PPG−1/PEG−2ステアラミン、PPG−1/PEG−2エイコサミン、PPG−1/PEG−2ベヘナミン、PPG−1/PEG−2オレアミン、PPG−1/PEG−2リノレアミン、PPG−1/PEG−2リノレナミン、PPG−1/PEG−3ラウラミン、PPG−1/PEG−3ミリスタミン、PPG−1/PEG−3パルミタミン、PPG−1/PEG−3ステアラミン、PPG−1/PEG−3エイコサミン、PPG−1/PEG−3ベヘナミン、PPG−1/PEG−3オレアミン、PPG−1/PEG−3リノレアミン、PPG−1/PEG−3リノレナミン、PPG−2/PEG−1ラウラミン、PPG−2/PEG−1ミリスタミン、PPG−2/PEG−1パルミタミン、PPG−2/PEG−1ステアラミン、PPG−2/PEG−1エイコサミン、PPG−2/PEG−1ベヘナミン、PPG−2/PEG−1オレアミン、PPG−2/PEG−1リノレアミン、PPG−2/PEG−1リノレナミン、PPG−2/PEG−2ラウラミン、PPG−2/PEG−2ミリスタミン、PPG−2/PEG−2パルミタミン、PPG−2/PEG−2ステアラミン、PPG−2/PEG−2エイコサミン、PPG−2/PEG−2ベヘナミン、PPG−2/PEG−2オレアミン、PPG−2/PEG−2リノレアミン、PPG−2/PEG−2リノレナミン、PPG−2/PEG−3ラウラミン、PPG−2/PEG−3ミリスタミン、PPG−2/PEG−3パルミタミン、PPG−2/PEG−3ステアラミン、PPG−2/PEG−3エイコサミン、PPG−2/PEG−3ベヘナミン、PPG−2/PEG−3オレアミン、PPG−2/PEG−3リノレアミン、PPG−2/PEG−3リノレナミンPPG−3/PEG−1ラウラミン、PPG−3/PEG−1ミリスタミン、PPG−3/PEG−1パルミタミン、PPG−3/PEG−1ステアラミン、PPG−3/PEG−1エイコサミン、PPG−3/PEG−1ベヘナミン、PPG−3/PEG−1オレアミン、PPG−3/PEG−1リノレアミン、PPG−3/PEG−1リノレナミン、PPG−3/PEG−2ラウラミン、PPG−3/PEG−2ミリスタミン、PPG−3/PEG−2パルミタミン、PPG−3/PEG−2ステアラミン、PPG−3/PEG−2エイコサミン、PPG−3/PEG−2ベヘナミン、PPG−3/PEG−2オレアミン、PPG−3/PEG−2リノレアミン、PPG−3/PEG−2リノレナミン、PPG−3/PEG−3ラウラミン、PPG−3/PEG−3ミリスタミン、PPG−3/PEG−3パルミタミン、PPG−3/PE
G−3ステアラミン、PPG−3/PEG−3エイコサミン、PPG−3/PEG−3ベヘナミン、PPG−3/PEG−3オレアミン、PPG−3/PEG−3リノレアミン、PPG−3/PEG−3リノレナミン、ビスPPG−1ラウラミン、ビスPPG−1ミリスタミン、ビスPPG−1パルミタミン、ビスPPG−1ステアラミン、ビスPPG−1エイコサミン、ビスPPG−1ベヘナミン、ビスPPG−1オレアミン、ビスPPG−1リノレアミン、ビスPPG−1リノレナミン、ビスPPG−2ラウラミン、ビスPPG−2ミリスタミン、ビスPPG−2パルミタミン、ビスPPG−2ステアラミン、ビスPPG−2エイコサミン、ビスPPG−2ベヘナミン、ビスPPG−2オレアミン、ビスPPG−2リノレアミン、ビスPPG−2リノレナミン、ビスPPG−3ラウラミン、ビスPPG−3ミリスタミン、ビスPPG−3パルミタミン、ビスPPG−3ステアラミン、ビスPPG−3エイコサミン、ビスPPG−3ベヘナミン、ビスPPG−3オレアミン、ビスPPG−3リノレアミン、ビスPPG−3リノレナミン、ビスPEG−1ラウラミン、ビスPEG−1ミリスタミン、ビスPEG−1パルミタミン、ビスPEG−1ステアラミン、ビスPEG−1エイコサミン、ビスPEG−1ベヘナミン、ビスPEG−1オレアミン、ビスPEG−1リノレアミン、ビスPEG−1リノレナミン、ビスPEG−2ラウラミン、ビスPEG−2ミリスタミン、ビスPEG−2パルミタミン、ビスPEG−2ステアラミン、ビスPEG−2エイコサミン、ビスPEG−2ベヘナミン、ビスPEG−2オレアミン、ビスPEG−2リノレアミン、ビスPEG−2リノレナミン、ビスPEG−3ラウラミン、ビスPEG−3ミリスタミン、ビスPEG−3パルミタミン、ビスPEG−3ステアラミン、ビスPEG−3エイコサミン、ビスPEG−3ベヘナミン、ビスPEG−3オレアミン、ビスPEG−3リノレアミン、ビスPEG−3リノレナミンが挙げられる。これらの中でもPPG−1/PEG−1ステアラミンが特に好ましい。その配合量は特に限定されないが、好ましくは0.1〜10%、更に好ましくは、0.3〜5%の範囲である。より好ましくは、0.5〜3%の範囲である。この配合量の範囲であれば、毛髪に対して、べたつきや重さを感じることなく、指通りが良く、しなやかでしっとりとした仕上がり感を与える効果を十分に発揮することができる。
一般式(III)で表されるアルキルカチオンまたはアルキルエーテル型カチオンを具体的に示すと、ラウリルトリモニウムクロリド、ミリスチルトリモニウムクロリド、セチルトリモニウムクロリド、セトステアリルトリモニウムクロリド、ステアリルトリモニウムクロリド、アラキジルトリモニウムクロリド、ベヘントリモニウムクロリド、オレイルトリモニウムクロリド、ラウリルトリモニウムブロミド、ミリスチルトリモニウムブロミド、セチルトリモニウムブロミド、セトステアリルトリモニウムブロミド、ステアリルトリモニウムブロミド、アラキジルトリモニウムブロミド、ベヘントリモニウムブロミド、オレイルトリモニウムブロミド、ラウリルトリモニウムメトサルフェート、ミリスチルトリモニウムメトサルフェート、セチルトリモニウムメトサルフェート、セトステアリルトリモニウムメトサルフェート、ステアリルトリモニウムメトサルフェート、アラキジルトリモニウムメトサルフェート、ベヘントリモニウムメトサルフェート、オレイルトリモニウムメトサルフェート、ラウリルトリモニウムエトサルフェート、ミリスチルトリモニウムエトサルフェート、セチルトリモニウムエトサルフェート、セトステアリルトリモニウムエトサルフェート、ステアリルトリモニウムメエトサルフェート、アラキジルトリモニウムエトサルフェート、ベヘントリモニウムエトサルフェート、オレイルトリモニウエトサルフェート等のアルキル型カチオン、またはラウリルPGトリモニウムクロリド、ミリスチルPGトリモニウムクロリド、セチルPGトリモニウムクロリド、セトステアリルPGトリモニウムクロリド、ステアリルPGトリモニウムクロリド、アラキジルPGトリモニウムクロリド、ベヘニルPGトリモニウムクロリド、オレイルPGトリモニウムクロリド、ラウリルPGトリモニウムブロミド、ミリスチルPGトリモニウムブロミド、セチルPGトリモニウムブロミド、セトステアリルPGトリモニウムブロミド、ステアリルPGトリモニウムブロミド、アラキジルPGトリモニウムブロミド、ベヘニルPGトリモニウムブロミド、オレイルPGトリモニウムブロミド、ラウリルPGトリモニウムメトサルフ
ェート、ミリスチルPGトリモニウムメトサルフェート、セチルPGトリモニウムメトサルフェート、セトステアリルPGトリモニウムメトサルフェート、ステアリルPGトリモニウムメトサルフェート、アラキジルPGトリモニウムメトサルフェート、ベヘニルPGトリモニウムメトサルフェート、オレイルPGトリモニウムメトサルフェート、ラウリルPGトリモニウムエトサルフェート、ミリスチルPGトリモニウムエトサルフェート、セチルPGトリモニウムエトサルフェート、セトステアリルPGトリモニウムエトサルフェート、ステアリルPGトリモニウムエトサルフェート、アラキジルPGトリモニウムエトサルフェート、ベヘニルPGトリモニウムエトサルフェート、オレイルPGトリモニウムエトサルフェート等のアルキルエーテル型カチオンが挙げられる。これらの中でもRが炭素数18のステアリル基、炭素数22のベヘニル基、Xが塩素であるステアリルトリモニウムクロリド、ベヘントリモニウムクロリド、またはRがベヘニルPG基、Xが塩素であるベヘニルPGトリモニウムクロリドが特に好ましい。その配合量は特に限定されないが、好ましくは0.1〜10%、更に好ましくは、0.3〜5%の範囲である。より好ましくは、0.5〜3%の範囲である。この配合量の範囲であれば、毛髪に対して、べたつきや重さを感じることなく、指通りが良く、しなやかでしっとりとした仕上がり感を与える効果を十分に発揮することができる。
さらに(E)25℃における動粘度が10,000,000mm/s以上のシリコーン誘導体は、(A)成分〜(D)成分と組合されることで、本発明のうねり抑制効果とべたつきのなさをより効果的に向上させることができる。この動粘度は、この動粘度は、動的せん断モードで動作する、例えば、キャリメド、ハーケ、又はモンサントレオメータなど、既知のいずれかのレオメーターを用い測定することができる。(E)成分を具体的に示すと、ジメチコン、ジメチコノール、アモジメチコン、アミノプロピルジメチコン、ポリエーテル変性シリコーン、(ジビニルジメチコン/ジメチコン)コポリマーなどが挙げられ、その中でもジメチコン、(ジビニルジメチコン/ジメチコン)コポリマー(HMW
2220 NON−IONIC EMULSION:東レ・ダウコーニング社製)が好ましい。その配合量は特に限定されないが、好ましくは0.01〜10%、更に好ましくは、0.05〜5%の範囲である。より好ましくは、0.1〜3%の範囲である。この配合量の範囲であれば、毛髪に対して、べたつきや重さを感じることなく、指通りが良く、しなやかでしっとりとした仕上がり感を与える効果を十分に発揮することができる。
本発明の毛髪化粧料は、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアパック、ヘアマスク、ヘアクリーム、リーブオントリートメント等に用いることができる。また本発明の毛髪化粧料は、常法により製造することができる。
また、本発明の毛髪化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲で公知の成分を適宜配合することができる。公知の成分としては、例えば、ラウリル硫酸塩、ポリオキシエチレンラウリルーテル硫酸塩、ラウリルベンゼンスルホン酸塩、ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム等のアニオン性界面活性剤;2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾニウムベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油アルキルN−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム等の両性界面活性剤;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤;ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド、ジステアリルジモニウムクロリド、ベヘンジモニウムエチルリン酸ステアリル等の(D)成分以外のカチオン性界面活性剤;カチオン化セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリ(塩化ジアリルジメチルアンモニウム)、高重合ポリエチレングリコール等の高分子化合物;グリセリン、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリコシルトレハロース等の湿潤剤;ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸;ミリスチン酸イソプロピル等のエステル油;流動イソパラフィン、ワセリン、スクワラン等の炭化水素;ジメチルポリシロ
キサン(ジメチコン)、ポリエーテル変性シリコーン等の(E)成分以外のシリコーン類;乳酸、クエン酸等のpH調整剤;ジンクピリチオン、塩化ベンザルコニウム等の抗フケ成分;エタノール、メタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等の低級アルコール;L−アスパラギン酸、L−アスパラギン酸ナトリウム、DL−アラニン、L−アルギニン、グリシン、L−グルタミン酸、L−システイン、Lスレオニン等のアミノ酸;フェノキシエタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、メチルクロロイソチアゾリノン等の防腐剤;その他紫外線吸収剤、香料、色剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、各種薬剤等が挙げられる。
次に本発明の毛髪化粧料について実施例を用いて詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。実施例に先立ち、各実施例で採用した試験法、評価法を説明する。
(1)評価用のうねり毛束作成
ビューラックス社製アジア人同一人毛(長さ30cm、重さ10g)の毛束を10%濃度のラウレス硫酸ナトリウム溶液にて洗浄してタオルドライを行い、コーミングをして吊るした状態で自然乾燥。うねりの度合いの強さを4段階に選別し、一番うねりの強いグループを評価用毛束として選択し、長さ25cm、毛量を同一に調整し、ヘアブリーチ処理しダメージを与え、うねりを増強させたものを評価用のうねり毛束として用いた。
(2)試験法
評価用のうねり毛束を、10%のラウレス硫酸ナトリウム溶液3gを用いて洗浄した後、本発明の実施例及び比較例の組成物3gを各毛束に塗布し、40℃のお湯で洗い流した。その後、タオルドライを行い、コーミングをして吊るした状態で22℃、湿度50%の恒温恒湿室にて自然乾燥させた。乾燥後の各毛束を変化前の状態として撮影した後、30℃、湿度90%の高湿度下にて90分間静置した後を変化後の状態とした。
5名の訓練された評価者が、各毛束の変化前の状態を撮影したものと、高湿度下での各毛束の変化後の状態とを見比べ、高湿度下でのうねり抑制効果、まとまり(見た目)を評価した。また、変化後の状態の各毛束のまとまり、べたつきのなさ、硬さのなさについての官能評価を行った。評価の「良い」〜「悪い」を5点〜1点の5段階で判定し、判定結果を平均化したものを、以下のように分類・記号化して表記した。
◎:大変優れている・・・4.5点以上
○:優れている・・・・・3点以上、4.5点未満
△:劣っている・・・・・1.5点以上、3点未満
×:大変劣っている・・・1.5点未満
実施例1〜11及び比較例1〜12(ヘアリンス)
表1及び表2に記載の配合組成によるヘアリンスを調製し、高湿度下でのうねり抑制効果、まとまり(見た目、官能)、べたつきのなさ、硬さのなさについて調べ、その結果も表1及び表2に示した。なお、表1及び表2における各成分の数値は、毛髪化粧料全体を100%とした場合における含有割合(%)である。
Figure 0006633337
Figure 0006633337
表1から明らかなように、本発明の成分を用いた実施例1〜11のヘアリンスは、表2に示す比較例1〜12の組成物に比べていずれも優れた性能を見出した。
以下、本発明の毛髪化粧料のその他の処方例を実施例12,13として挙げる。なお、これらの実施例の毛髪化粧料についても、上記の高湿度下でのうねり抑制効果、まとまり(見た目、官能)、べたつきのなさ、硬さのなさの各項目を検討したところ、いずれの実施例においても優れた特性を有しており良好であった。
実施例12 ヘアコンディショナー
配合量(%)
(1)ネオペンタン酸イソデシル 1.0
(2)ハチミツ 1.5
(3)PPG−1/PEG−1ステアラミン 2.0
(4)ステアリルPGトリモニウムクロリド 0.5
(5)ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド 1.0
(6)ラノリン脂肪酸 1.0
(クロダシッド18−MEA、クローダジャパン社製)
(7)セトステアリルアルコール 6.5
(8)ベヘニルアルコール 0.5
(9)コメヌカ油脂肪酸フィトステリル 2.0
(10)ジメチコン(300mm/s) 0.5
(11)パラフィン 1.0
(12)プロピレングリコール 0.5
(13)ソルビトール 3.0
(14)グリセリン 0.5
(15)ひまわり油 1.0
(16)ヒドロキシエチルセルロース 0.4
(17)(ジビニルジメチコン/ジメチコン)コポリマー 1.2
(120,000,000mm/s)
(18)ポリクオタニウム−107 0.05
(19)フェノキシエタノール 0.2
(20)香料 0.5
(21)精製水 全量を100とする
(製法)(1)、(3)〜(15)を80℃にて均一に混合溶解し、80℃に加温した(21)に(16)を分散したものをプロペラで攪拌しながら加え、乳化を行う。徐々に冷却を行い、60℃にて(2)、(17)〜(20)を添加し、室温まで冷却して、ヘアコンディショナーを調製した。
実施例13 ヘアトリートメント
配合量(%)
(1)ネオペンタン酸イソデシル 1.5
(2)ハチミツ 2.0
(3)PPG−1/PEG−1ステアラミン 3.0
(4)ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド 1.0
(5)ラノリン脂肪酸 0.5
(クロダシッド18−MEA、クローダジャパン社製)
(6)16−メチルオクタデカン酸 0.5
(7)セトステアリルアルコール 6.0
(8)ベヘニルアルコール 3.0
(9)オレイン酸フィトステリル 0.5
(10)ヒドロキシステアリン酸コレステリル 0.5
(11)セレブロシド 0.01
(12)ジメチコン(100mm/s) 2.0
(13)ジメチコン(1000万mm/s) 1.0
(14)セリシン 0.5
(15)パラフィン 2.0
(16)ひまわり油 1.0
(17)1,3−ブチレングリコール 3.0
(18)ヒオウギエキス 0.5
(19)加水分解コムギ末 1.0
(20)LIPIDURE−C(日本油脂社製) 1.0
(21)ポリクオタニウム−107 0.001
(22)(ジビニルジメチコン/ジメチコン)コポリマー 1.2
(120,000,000mm/s)
(23)防腐剤(ケーソンCG) 0.1
(24)香料 0.5
(25)精製水 全量を100とする
(製法)(1)、(3)〜(16)を70℃にて均一に混合溶解し油相とする。(17)及び(25)を60℃にて均一に混合攪拌し水相とする。水相に油相を加えて乳化したのち、(2)、(18)〜(23)、(24)加えて、ホモミキサーを用いて均一に混合する。混合しながら徐々に冷却を行い、室温まで冷却してヘアトリートメントを調製した。

Claims (2)

  1. 下記(A)成分〜(D)成分を含有する毛髪化粧料。
    (A)ネオペンタン酸イソデシル 0.1〜10.0質量%
    (B)ハチミツ 0.1〜5.0質量%
    (C)炭素数12〜24の高級アルコール 2.0〜10.0質量%
    (D)下記一般式(I)、(II)または(III)で表される脂肪酸アミドアミン、脂肪族アミン、アルキルカチオン、アルキルエーテル型カチオンから選ばれる一種または二種以上 0.3〜5.0質量%
    −CO−NH−(CH−N(R ・・・(I)
    −N(R−H) ・・・(II)
    −N+(Me)・X- ・・・(III)
    (上記式中、Rは、直鎖又は分岐した炭素数11〜24のアルキル基又はアルケニル基を示し、Rは炭素数1〜3のアルキル基、nは1〜5の整数、Rは平均重合度1〜3のオキシエチレン基又はオキシプロピレン基を示し、同一でも異なっていてもよい。Rは直鎖又は分岐した炭素数12〜24のアルキル基、アルケニル基、または炭素数12〜24のアルキルプロピレングリコールエーテル基を示し、Xはハロゲン原子又は炭素数1〜3のアルキル硫酸基を示す。)
  2. さらに、下記(E)成分を含有する請求項1に記載の毛髪化粧料。
    (E)25℃における動粘度が10,000,000mm/s以上のシリコーン誘導体。
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