JP6596276B2 - 高座椅子台座 - Google Patents

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Description

本発明は、畳やフローリング等の床面に載置して使用する和座椅子を、床面より一定の高さに嵩上げし、着座者が自由な姿勢をとることができる高座椅子台座に関するものである。
従来より、高座椅子台座としては、後方枠板部に形成した開口部に、和式の座椅子(和座椅子)の底面部を挿入して枠体に装着可能とするものが知られている(特許文献1)。
特開2008−220921号公報
しかしながら、このような和座椅子を装着した高座椅子台座では、着座者が和座椅子に着座して上半身を背もたれにもたれ掛かると、背もたれが撓んで上半身を支える構造であるものの、上半身のもたれ掛かり方が過度の状態では、背もたれ自体を支持する支持部材がないため、背もたれと底面部との連設部分で破断し、着座者が後方に転倒して危険であった。
また、和座椅子の底面部を開口部に挿入して固定する構造では、和座椅子の固定が不安定であり、底面部が開口部から抜けてしまう場合も後方に転倒して危険であった。
そこで、本発明の目的は、上記従来の和座椅子の問題点を解消し、和座椅子が破断することを防止すると共に、着座者が転倒することのない高座椅子台座を提供する。
本発明のうち、請求項1に記載された発明は、着座者が着座する座面部と、着座者が着座した際に上半身をもたれ掛かる背当て部とを、後方へ膨出する連結部を介して連設する和座椅子に対し、
前記座面部を設置可能とする台座と、当該台座を所定の高さに嵩上げする脚とで少なくとも構成される高座椅子台座であって、
前記台座の後端に、前記背当て部の後方非接触位置で上方に突出し、前記背当て部が後方へ傾倒した際に当接する背当て受けを形成したことを特徴とするものである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明に加え、前記背当て受けを、前記座面より30mm以上200mm以下の高さとし、
前記背当て受けの高さの頂点位置と前記背当て部との水平方向の間隔を100mm以下(0mmを除く)としたことを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は2に記載の発明に加え、前記連結部の位置で前記和座椅子を前記高座椅子台座に固定する固定手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項3に記載の発明に加え、前記固定手段を、前記背当て受けと前記連結部とに亘って巻回されるベルトとしたことを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明は、請求項3に記載の発明に加え、前記固定手段を、前記背当て受けと前記連結部とを挟持するクランプとしたことを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明は、もたれ掛かり方が過度の状態にあっても、和座椅子の破断を防止することから、着座者は転倒することがなく安全である。また、形状がシンプルであることから製作が容易であり、コストを削減することが可能である。
請求項2に記載された発明は、和座椅子の破断を更に防止することが可能となる。
請求項3に記載された発明は、和座椅子の装着が強固に行われ、和座椅子の破断を更に防止することが可能となる。加えて、着座者が着座した状態では、着座者に接触することがなく快適である。
請求項4及び5に記載された発明は、構造がシンプルであり、装着・取り外し作業が簡単である。
(a)は高座椅子台座に和座椅子を載せた状態を示し、(b)は高座椅子台座を示す説明図である。 (a)はベルトによって和座椅子を高座椅子台座に固定した状態を示し、(b)は着座者が着座した状態の側面を示す説明図である。 (a)は着座者が着座した状態を示し、(b)は着座者が上半身を背当てにもたれ掛かる状態を示す説明図である。 高座椅子台座の変更例を示す説明図である。 和座椅子の上に座布団を載置した状態を示す説明図である。 固定手段の変更例を示す説明図である。 固定手段の変更例を示す説明図である。
以下、本発明の高座椅子台座の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、高座椅子台座に和座椅子を載せた状態を示す説明図である。図2は、ベルトによって和座椅子を高座椅子台座に固定した状態を示す説明図である。図3は、着座者が着座し、上半身を背当てにもたれ掛かる状態を示す説明図である。
先ず初めに、図1(a)に示すように、高座椅子台座1は、和座椅子10を床面より所定の高さに嵩上げするもので、図1(b)に示すように、略四角形状に折り曲げたパイプ材の後端側を、上方へ湾曲状に突出させて正面視台形枠状の背当て受け3を形成すると共に、和座椅子10の座面部11を載置可能とする台座2と、この台座2の左右に縦立した状態で固着される脚4,5とで構成される。
また、和座椅子10は、着座者が着座する座面部11とくの字状に湾曲した背受け部12とを、後方へ膨出する連結部13を介して連設するL字形状の椅子である。
この場合、図2(a)に示すように、背当て受け3と連結部13とに亘って巻回するベルト6と、このベルト6の両端を締結するバックル7とからなる固定手段8を設けてもよい。この固定手段8は、図2(b)に示すように、連結部13に取り付けられ、連結部13と背当て受け3とにベルト6を巻回してバックル7で締結すると、和座椅子10が高座椅子台座1に固定手段8によって固定されることとなる。一方、和座椅子10を高座椅子台座1から取り外す場合は、上記と逆の手順によって行う。
このようにして構成される高座椅子台座1に装着した和座椅子10の破断の防止は、以下のように行われる。
先ず初めに、図1(b)に示す高座椅子台座1の台座2に、図1(a)に示すように、和座椅子10の座面部11を設置する。その後、図3(a)に示すように、着座者30が座面部11に着座すると、着座者30の背中(上半身)が背当て部12に当接する状態となる。
この状態から、着座者30が上半身を矢印が示す方向に更にもたれ掛かると、背当て部12が後方に曲げられることとなる。更に後方へ上半身をもたれ掛かると、図3(b)に示すように、背当て部12の付け根部分が背当て受け3に当接し、背当て部12がそれ以上後方に曲がらない状態となる。ここで、図2(b)に示すように、背当て受け3の高さHは台座2の座面から30mm以上200mm以下とし、背当て受け3の頂点位置と背当て部12との水平方向の間隔Lは、高さHが約30mmの位置では30mm以下とし、約200mmの位置では100mm以下とするのが望ましい。
上記の如く構成される高座椅子台座1は、台座2の後端に、背当て部12の後方非接触位置で上方に突出し、この背当て部12が後方へ傾倒した際に当接する背当て受け3を形成したことにより、着座者30のもたれ掛かり方が過度の状態であっても、和座椅子10の破断を防止することから、着座者30が転倒することがなく安全である。また、形状がシンプルであることから製作が容易であり、コストを削減することが可能である。特に、背当て受け3を、正面視台形枠状に形成したことにより、背当て部12の背当て受け3への当接が点接触ではなく、線接触で行われることで外力が分散され、和座椅子10の破断を更に防止することが可能となる。
他にも、背当て受け3を、座面2より30mm以上200mm以下の高さとし、背当て受け3の高さの頂点位置と背当て部12との水平方向の間隔Lを100mm以下(0mmを除く)としたことにより、和座椅子10の破断を更に防止することが可能となる。
更に、連結部13の位置で和座椅子10を高座椅子台座1に固定する固定手段8を備えたことにより、和座椅子10の高座椅子台座1への固定が強固に行われ、和座椅子10の破断を更に防止することが可能となる。加えて、着座者30が着座した状態では、着座者30に接触することがなく快適である。
また、固定手段8を、背当て受け3と連結部13とに亘って巻回されるベルト6としたことにより、構造がシンプルであり、固定・取り外し作業が簡単である。
なお、本発明にかかる高座椅子台座は、上記した実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、台座や脚、背当て受け部の形状、大きさ等を適宜変更することができる。
例えば、図1(b)では、高座椅子台座1は、金属製のパイプ材を折り曲げ形成したものであるが、必ずしもこのような材質である必要はなく、図4に示すように、木材を組み立てて高座椅子台座25としても良く、適宜変更可能である。
また、図5に示すように、和座椅子10の座面部11上に座布団21を載置して、着座するようにしても良い。
他にも、固定手段8は、ベルト6を巻回してバックル7で締結する構成であるが、クランプで挟持する構成としても良い。この場合、図6に示すように、固定手段38は、背当て受け3と連結部13とをクランプ挟持したことにより、構造がシンプルであり、固定・取り外し作業が簡単である。
具体的には、背当て受け3の湾曲部分の一方に、固定バー35の係止片36を回動可能に係止し、矢印が示す方向に回転すると、連結部13に当接した後、先端のコーナーキャッチクリップ37が背当て受け3側に設けられるクリップ片(図示せず)に係止して、背当て受け3と被背当て部13とを一体に固定する。
また、ベルト6の締結は、バックル7によるものである必要はなく、面ファスナーによるものとしても良く、適宜変更可能である。
他にも、図1(a)に示す状態において、表側からボルトを挿入して背当て受け3に螺合し、連結部13を一体に固定する構造としても良い。
また、図7に示すように、背当て受け3を直角に湾曲させても良い。この場合、背当て部12を後方に曲げられるようにするために、連結部13の膨出部分と背当て受け3の湾曲部分との間に隙間を設ける必要がある。従って、これらの間に移動防止部材40を設置した後、ベルト6を巻回してバックル7で締結する固定手段8によって、背当て受け3と連結部13と共に挟持する。
1・・高座椅子台座、2・・台座、3・・背当て受け、4・・脚、5・・脚、6・・ベルト、7・・バックル、8・・固定手段、10・・和座椅子、11・・座面部、12・・背当て部、13・・連結部、20・・和座椅子、21・・座布団、25・・和座椅子、30・・着座者、35・・固定バー、36・・係止片、37・・コーナーキャッチクリップ、38・・固定手段、40・・移動防止部材。

Claims (5)

  1. 着座者が着座する座面部と、着座者が着座した際に上半身をもたれ掛かる背当て部とを、後方へ膨出する連結部を介して連設する和座椅子に対し、
    前記座面部を設置可能とする台座と、当該台座を所定の高さに嵩上げする脚とで少なくとも構成される高座椅子台座であって、
    前記台座の後端に、前記背当て部の後方非接触位置で上方に突出し、前記背当て部が後方へ傾倒した際に当接する背当て受けを形成したことを特徴とする高座椅子台座。
  2. 前記背当て受けを、前記座面より30mm以上200mm以下の高さとし、
    前記背当て受けの高さの頂点位置と前記背当て部との水平方向の間隔を100mm以下(0mmを除く)としたことを特徴とする請求項1に記載の高座椅子台座。
  3. 前記連結部の位置で前記和座椅子を前記高座椅子台座に固定する固定手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の高座椅子台座。
  4. 前記固定手段を、前記背当て受けと前記連結部とに亘って巻回されるベルトとしたことを特徴とする請求項3に記載の高座椅子台座。
  5. 前記固定手段を、前記背当て受けと前記連結部とを挟持するクランプとしたことを特徴とする請求項3に記載の高座椅子台座。
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