JP2013183747A - 椅子 - Google Patents

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一毅 大木
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Abstract

【課題】把持することが容易な椅子を提供する。
【解決手段】背フレーム体41は、両側方に配置される一対の側方背フレーム部411と、各側方背フレーム部411の上端部間に架設される上方背フレーム部414とを備え、各側方背フレーム部411は、上端部に、後方に向けて湾曲する湾曲部411bを備え、上方背フレーム部414は、板状に形成されると共に、上下方向と直交又は略直交するように配置され、弾性の張材は、各側方背フレーム部411に固定される。
【選択図】図9

Description

本発明は、背フレーム体に弾性の張材を固定させている椅子に関する。
従来、枠状に形成される背フレーム体と、背凭れ面を形成すべく、背フレーム体に固定される弾性の張材とを備える椅子が知られている(例えば、特許文献1)。斯かる椅子によれば、背フレーム体には、両側方に配置される一対の側方背フレーム部と、各側方背フレーム部の上端部に架設される上方背フレーム部とが設けられており、例えば、椅子を移動させたり、回転させたりする際に、上方背フレーム部が把持される。
特開2011−45567号公報
ところで、特許文献1に係る椅子においては、板状に形成されている上方背フレーム部が、前後方向と略直交するように立設されているため、上方背フレーム部を把持することが困難である。それゆえ、上方背フレーム部を把持することが容易な椅子を提供して欲しいという要望がある。
よって、本発明は、斯かる事情に鑑み、把持することが容易な椅子を提供することを課題とする。
本発明に係る椅子は、枠状に形成される背フレーム体と、背凭れ面を構成すべく、前記背フレーム体に固定される弾性の張材とを備え、前記背フレーム体は、両側方に配置される一対の側方背フレーム部と、前記各側方背フレーム部の上端部間に架設される上方背フレーム部とを備え、前記各側方背フレーム部は、上端部に、後方に向けて湾曲する湾曲部を備え、前記上方背フレーム部は、板状に形成されると共に、上下方向と直交又は略直交するように配置され、前記張材は、前記各側方背フレーム部に固定されることを特徴とする。
本発明に係る椅子によれば、各側方背フレーム部の上端部間には、後方に向けて湾曲する湾曲部が設けられている。また、張材が各側方背フレーム部に固定されているため、張材の上部が弾性変形できる。そして、板状に形成される上方背フレーム部が、上下方向と直交又は略直交するように配置されているため、上方背フレーム部を容易に把持することができる。
また、本発明に係る椅子においては、前記上方背フレーム部は、前記張材と前後方向で離間して配置されると共に、幅方向の中央側が下方に凸状となるように湾曲して形成されてもよい。
斯かる構成の椅子によれば、上方背フレーム部が張材と前後方向で離間して配置されているため、張材の上部が後方に弾性変形できる。しかも、上方背フレーム部の幅方向の中央側が下方に凸状となるように湾曲して形成されているため、例えば、着座者が背凭れに支持され且つ背凭れを後方に傾かせた際に、着座者に対応するように張材の上部を弾性変形させることができ、しかも、このときに、着座者が上方背フレーム部に接触することを防止できる。
また、本発明に係る椅子においては、前記上方背フレーム部は、上面が上方に凸状となるように形成されてもよい。
斯かる構成の椅子によれば、上方背フレーム部の上面が上方に凸状となっている。これにより、把持される手の形に対応して、上方背フレーム部が形成されているため、上方背フレーム部をさらに容易に把持することができる。
また、本発明に係る椅子においては、前記上方背フレーム部は、下面が下方に凸状となるように形成されてもよい。
斯かる構成の椅子によれば、上方背フレーム部の下面が下方に凸状となっている。これにより、把持される手の形に対応して、上方背フレーム部が形成されているため、上方背フレーム部をさらに容易に把持することができる。
また、本発明に係る椅子においては、前記上方背フレーム部に着脱されるハンガー具をさらに備え、前記ハンガー具は、前記上方背フレーム部と離間して配置され且つ幅方向に沿って配置される長尺なハンガー本体を備えてもよい。
斯かる構成の椅子によれば、上方背フレーム部に着脱されるハンガー具が設けられているため、幅方向に沿って配置される長尺なハンガー本体に、衣類等を掛けることができる。しかも、ハンガー本体が上方背フレーム部と離間して配置されているため、ハンガー具が設けられているにも関わらず、上方背フレーム部を把持することができる。
以上の如く、本発明に係る椅子によれば、把持することが容易であるという優れた効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る椅子の全体斜視図(正面、平面、左側面)を示す。 同実施形態に係る椅子の全体斜視図(背面、底面、右側面)を示す。 同実施形態に係る椅子の全体正面図を示す。 同実施形態に係る椅子の全体背面図を示す。 同実施形態に係る椅子の全体平面図を示す。 同実施形態に係る椅子の全体底面図を示す。 同実施形態に係る椅子の全体右側面図を示す。 同実施形態に係る椅子の全体左側面図を示す。 同実施形態に係る椅子の要部拡大背面図を示す。 同実施形態に係る椅子の要部図であって、図9のX−X線拡大断面図を示す。 同実施形態に係る椅子の要部拡大平面図を示す。 同実施形態に係る椅子の要部拡大平面図を示す。 本発明の他の実施形態に係る椅子の要部背面図を示す。 同実施形態に係る椅子の要部右側面図を示す。 本発明のさらに他の実施形態に係る椅子の要部背面図を示す。 同実施形態に係る椅子の要部右側面図を示す。
以下、本発明に係る椅子における一実施形態について、図1〜図12を参酌して説明する。
本実施形態に係る椅子は、図1〜図8に示すように、脚1と、脚1に支持される支持機構2とを備えている。また、椅子は、支持機構2に支持される座3と、支持機構2に支持される背凭れ4とを備えている。
なお、着座者が背凭れ4に背を着けて座3に座った際に、着座者の前後方向を「前後方向」とし、また、着座者の左右方向を「幅方向」とし、さらに、着座者の高さ方向を「上下方向」として、以下説明する。また、背凭れ4は、着座者の体重が作用していない状態(起立状態)で、前後方向と直交(又は、略直交)するように位置されており、前後方向に着座者の体重が作用すると、前後方向に傾動可能で前後方向と傾斜して交差するように位置される。したがって、特に記載がない場合には、背凭れ4が起立状態として、以下説明する。
脚1は、中心部に配置される脚支柱11と、脚支柱11の下部を固定する支柱固定部12とを備える。また、脚1は、支柱固定部12から放射状に突出する複数(本実施形態においては五つ)の脚羽根13と、各脚羽根13の先端部で且つ下部にそれぞれ取り付けられる複数(本実施形態においては五つ)のキャスター14とを備える。
脚1は、背凭れ4が把持されて引いたり押したりされることで、載置される床上をキャスター14が転動するため、床上を円滑に移動することができる。そして、脚支柱11は、着座者の操作により伸縮可能に構成されており、それにより、支持機構2、座3及び背凭れ4は、昇降できる。
支持機構2は、脚1の脚支柱11の上部を固定する支持基部21を備える。また、支持機構2は、背凭れ4を支持すべく、支持基部21と背凭れ4とを接続する一対の支持フレーム体22,22を備える。
支持基部21は、背凭れ4が前後方向に傾動可能とすべく、各支持フレーム体22を回転可能に接続する支持フレーム接続部211と、各支持フレーム体22と座3とを接続し、支持フレーム体22が回転することに伴って座3を移動させる座移動機構(図示していない)212とを備える。そして、支持基部21は、背凭れ4を前方向に付勢させるべく、各支持フレーム体22を付勢する付勢機構(図示していない)213を備える。
また、支持基部21は、着座者が脚支柱11を伸縮させる際に操作するための昇降レバー214と、着座者が背凭れ4を所望の角度位置でロックさせる際に操作するためのロックレバー215とを備える。さらに、支持基部21は、着座者が付勢機構213の付勢力を調整する際に操作するための反力調整グリップ216を備える。
各支持フレーム体22は、背凭れ4を支持すべく、背凭れ4と前後方向で対面する支持フレーム部221と、上下方向で離間して配置され、支持フレーム部221から背凭れ4に向けて突出する一対の突出部222,223とを備える。また、各支持フレーム体22は、支持フレーム部221の下端部に、上端部を連結されるフレーム基部224を備える。
そして、各支持フレーム体22は、フレーム基部224の下端部に連結され且つ支持基部21の支持フレーム接続部211に接続される第1の被接続部225を備える。さらに、各支持フレーム体22は、フレーム基部224から突出し且つ支持基部21の座移動機構212に接続される第2の被接続部226を備える。
各支持フレーム部221は、一対の突出部222,223間に、持ち上げられる際に掴まれる掴み部221aを備える。そして、各掴み部221aは、掴み易くなるように、背凭れ4と対面する面、即ち、前面が前方に凸状となるように(具体的には、前面全体が前方に膨出するように)形成されている。また、上方側の各突出部222は、各支持フレーム部221の上端部から前方に突出していると共に、下方側の各突出部223は、各支持フレーム部221の中間部から前方に突出している。
座3は、支持基部21に支持される硬質の座受31と、座受31の上面部に固定される軟質の座本体32と、座本体32を座受31に対して前後方向にスライドさせる座本体移動機構(図示していない)33とを備える。そして、座受31は、支持基部21の座移動機構212に接続され、各支持フレーム体22が回転する、即ち、背凭れ4が前後方向に傾動することに伴って、上下方向で傾動し且つ全体的にも昇降する。
背凭れ4は、枠状に形成される背フレーム体41を備える。また、背凭れ4は、着座者の腰部を支持するランバーサポート装置42と、背フレーム体41及びランバーサポート装置42の前方側を覆うように、背フレーム体41に固定され、前面で背凭れ面4aを構成する弾性の張材43とを備える。
背フレーム体41は、図7〜図11に示すように、背凭れ4における幅方向の両側方に配置される一対の側方背フレーム部411,411と、上下方向で離間して配置され、各側方背フレーム部411から支持フレーム部221に向けて突出する一対ずつの突出部412,413,412,413とを備える。
そして、背フレーム体41は、一対の側方背フレーム部411,411の各上端部に架設される上方背フレーム部414を備えている。さらに、背フレーム体41は、一対の側方背フレーム部411,411の各下端部に架設される下方背フレーム部415を備えている。
また、本実施形態において、背フレーム体41は、各側方背フレーム部411、各突出部412,413、上方背フレーム部414及び下方背フレーム部415を一体に成形している。なお、本明細書において、一体に成形されている背フレーム体41の各要素(各背フレーム部)を説明する上で、各背フレーム部411,414,415という名称を付している。
なお、背フレーム体41は、引いたり押したりする際に把持される把持部41aを上部に備える。斯かる把持部41aは、張材43に覆われておらず、露出されている。また、背フレーム体41は、各側方背フレーム部411の上端部の内縁と上方背フレーム部414の側端部の内縁とに跨って、円弧状に形成される円弧部41bを備える。
各側方背フレーム部411は、張材43が着座者の腰部の形状に対応して形成されるように、前方に向けて凸状に湾曲するフレーム腰部411aと、上端部に、後方に向けて湾曲する湾曲部411bを備える。また、各側方背フレーム部411は、板状に形成されている。そして、各側方背フレーム部411は、幅寸法が厚み寸法よりも大きくなるように形成されており、上方に行くほど顕著になるように形成されている。
また、各側方背フレーム部411は、張材43に覆われている部位が前後方向と略直交(又は、直交)するように配置されていると共に、湾曲部411bが上下方向と略直交(又は、直交)するように配置されている。なお、左右一対の湾曲部411b,411bは、後方(側方背フレーム部411の端部)に行くに従って、幅方向で互いに接近するように形成されている。
上方側の各突出部412は、各側方背フレーム部411のフレーム腰部411aから後方に突出すると共に、各支持フレーム体22の上方側の突出部222と連結されている。また、下方側の各突出部413は、各側方背フレーム部411の下端部から後方に突出すると共に、各支持フレーム体22の下方側の突出部223と連結されている。
上方背フレーム部414は、板状に形成されていると共に、上下方向と直交(又は、略直交)するように配置されている。また、上方背フレーム部414は、後方側に、幅方向に沿って延びる溝部414aを備えている。そして、上方背フレーム部414は、前後方向の寸法(幅寸法)が上下方向の寸法(厚み寸法)よりも大きくなるように、形成されている。さらに、上方背フレーム部414は、幅方向の中央側が下方に凸状となるように湾曲して形成されている。
また、上方背フレーム部414は、把持され易くなるように、上面414bが上方に凸状となるように(具体的には、上面414b全体が上方に膨出するように)形成されている。しかも、上方背フレーム部414は、下面414cも下方に凸状となるように(具体的には、下面414c全体が下方に膨出するように)形成されている。
斯かる背フレーム体41においては、左右の側方背フレーム部411の上端部を後方に曲げて湾曲部411bを形成し、該湾曲部411bの後端部の対向する左右の側面部を繋ぐように、上方背フレーム部414が形成されている。具体的には、斯かる背フレーム体41においては、左右の側方部分(各側方背フレーム部411)及び上方部分(上方背フレーム部414)が断面扁平の板状に形成されており、左右の側方部分の上端が後方に曲げ且つ左(右)方向にも曲げることで、上方部分が略水平面に沿って配置されている。
なお、張材43は、上端縁が側方背フレーム部411の湾曲部411bよりも下方に位置するように配置されている。また、張材43は、上端縁が各側方背フレーム部411の湾曲部411bよりも前方に位置するように配置されている。
そして、側方背フレーム部411は、張材43の上端縁から上方及び後方に湾曲しながら延設され、その後、下方及び後方に湾曲しながら延設されている。しかも、上方背フレーム部414の左右の各端部が側方背フレーム部414の後端部の内側部と連結しているため、上方背フレーム部414は、張材43の上部が後方に弾性変形するように、張材43と前後方向で離間して配置されている。
張材43は、左右の各側端部が各側方背フレーム部411に固定されており、上縁部が自由に変位できる自由端となっている。そして、張材43は、弾性を有しており、着座者の荷重に追従して弾性変形する。本実施形態において、張材43は、合成樹脂等の糸を織成又は編成してなるメッシュ状の素材で形成されている。
以上より、本実施形態に係る椅子によれば、各側方背フレーム部411の上端部には、後方に向けて湾曲する湾曲部411bが設けられている。また、張材43が各側方背フレーム部411に固定されており、張材43の上縁部が上方背フレーム部414と前後方向で離間しているため、張材43の上部が弾性変形できる。
これにより、上方背フレーム部414と張材43との間に手を容易に入れることができる。しかも、板状に形成される上方背フレーム部414が、上下方向と略直交するように配置されているため、上方背フレーム部414を容易に把持することができる。
また、本実施形態に係る椅子によれば、上方背フレーム部414が張材43と前後方向で離間して配置されているため、張材43の上部が後方に弾性変形する。これにより、例えば、着座者が背凭れ4に支持され且つ背凭れ4を後方に傾かせた際に、着座者に対応するように張材43の上部を弾性変形させることができる。
具体的には、図12に示すように、張材43の幅方向中央側の上部が後方に凸状となるように弾性変形する。このとき、上方背フレーム部414の幅方向の中央側が下方に凸状となるように湾曲して形成されているため、着座者が上方背フレーム部414に接触することを防止できる。
また、本実施形態に係る椅子によれば、上方背フレーム部414の上面414bが上方に凸状となっている。これにより、把持される手の形に対応して、上方背フレーム部414が形成されているため、上方背フレーム部414をさらに容易に把持することができる。
また、本実施形態に係る椅子によれば、上方背フレーム部414の下面414cが下方に凸状となっている。これにより、把持される手の形に対応して、上方背フレーム部414が形成されているため、上方背フレーム部414をさらに容易に把持することができる。
なお、本発明に係る椅子は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。また、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
本発明に係る椅子においては、図13〜図16に示すように、上方背フレーム部414に着脱されるハンガー具5,6をさらに備えてもよい。斯かるハンガー具5,6は、幅方向に沿って配置される長尺なハンガー本体51,61と、上方背フレーム部414に着脱されるハンガー着脱部52,62と、上方背フレーム部414とハンガー本体51,61とを離間させるべく、ハンガー本体51,61とハンガー着脱部52,62とを接続するハンガー接続部53,63とを備える
図13〜図16に係る椅子によれば、上方背フレーム部414に着脱されるハンガー具5,6が設けられているため、幅方向に沿って配置される長尺なハンガー本体51,61に、衣類等を掛けることができる。これにより、椅子に衣類掛けの機能を付加させることができる。
しかも、ハンガー本体51,61とハンガー着脱部52,62とを接続するハンガー接続部53,63が、上方背フレーム部414とハンガー本体51,61と離間をして配置させている。これにより、ハンガー具5,6が設けられているにも関わらず、上方背フレーム部414を把持することができる。
なお、図13及び図14に係る椅子によれば、ハンガー本体51が上方背フレーム部414よりも上方側に配置されている。斯かる構成によれば、ハンガー本体61に丈の長い衣類を掛けることができる。また、背フレーム体41の上方の左右両端部に、円弧部41bが設けられているため、衣類を掛けた状態でも、円弧部41bを把持することができる。
また、図15及び図16に係る椅子によれば、ハンガー本体61が上方背フレーム部414よりも下方側に配置されている。斯かる構成によれば、ハンガー本体61に衣類が掛けられた状態でも、上方背フレーム部414を把持することができる。
また、本発明に係る椅子は、着座者の頭部を後方側から支持すべく、上方背フレーム部414に着脱されるヘッドレスト具をさらに備える構成でもよい。斯かるヘッドレスト具は、上方背フレーム部414の上方に配置されるヘッドレスト本体と、上方背フレーム部414に着脱されるヘッドレスト着脱部と、上方背フレーム部414とヘッドレスト本体とを接続するヘッドレスト接続部とを備えている。
また、上記実施形態に係る椅子においては、上方背フレーム部414と張材43とが離間して配置される構成を説明したが、斯かる構成に限られない。例えば、上方背フレーム部と張材とは、当接して配置される構成でもよい。
また、上記実施形態に係る椅子においては、上方背フレーム部414は、幅方向の中央側が下方に凸状となるように湾曲して形成される構成を説明したが、斯かる構成に限られない。例えば、上方背フレーム部は、幅方向の中央側が上方に凸状になるように湾曲して形成される構成でもよく、また、幅方向で凹凸状に形成される構成でもよく、さらに、水平面に沿って形成される構成でもよい。
また、上記実施形態に係る椅子においては、上方背フレーム部414は、前後方向において、張材43の上端縁と平行(又は、略平行)となるように配置される構成を説明したが、斯かる構成に限られない。
例えば、上方背フレーム部は、幅方向の中央側が後方に向けて凸状になるように湾曲して形成される構成でもよく、また、上方背フレーム部における内縁(前端縁)の中央側が後方に凹状となるように形成される構成でもよい。斯かる構成によれば、着座者が背凭れに支持され且つ背凭れを後方に傾かせた際に、着座者が上方背フレーム部に接触することをさらに抑制できる。
また、上記実施形態に係る椅子においては、背フレーム体41は、各側方背フレーム部411、上方背フレーム部414及び下方背フレーム部415を一体に成形している構成を説明したが、斯かる構成に限られない。例えば、背フレーム体は、各側方背フレーム部、上方背フレーム部及び下方背フレーム部の少なくとも一つを別部材で成形し、複数の部材を組み合わせることで形成される構成でもよい。
また、上記実施形態に係る椅子においては、脚1には、キャスター14が設けられており、押したり引いたりすることで、脚1が床上を円滑に移動できる構成、即ち、移動脚である構成を説明したが、斯かる構成に限られない。例えば、脚は、キャスターが設けられていない構成、即ち、固定脚である構成でもよい。
1…脚、2…支持機構、3…座、4…背凭れ、4a…背凭れ面、5,6…ハンガー具、41…背フレーム体、42…ランバーサポート装置、43…張材、51,61…ハンガー本体、411…側方背フレーム部、411b…湾曲部、414…上方背フレーム部、414b…上面、414c…下面

Claims (5)

  1. 枠状に形成される背フレーム体と、背凭れ面を構成すべく、前記背フレーム体に固定される弾性の張材とを備え、
    前記背フレーム体は、両側方に配置される一対の側方背フレーム部と、前記各側方背フレーム部の上端部間に架設される上方背フレーム部とを備え、
    前記各側方背フレーム部は、上端部に、後方に向けて湾曲する湾曲部を備え、
    前記上方背フレーム部は、板状に形成されると共に、上下方向と直交又は略直交するように配置され、
    前記張材は、前記各側方背フレーム部に固定されることを特徴とする椅子。
  2. 前記上方背フレーム部は、前記張材と前後方向で離間して配置されると共に、幅方向の中央側が下方に凸状となるように湾曲して形成される請求項1に記載の椅子。
  3. 前記上方背フレーム部は、上面が上方に凸状となるように形成される請求項1又は2に記載の椅子。
  4. 前記上方背フレーム部は、下面が下方に凸状となるように形成される請求項1〜3の何れか1項に記載の椅子。
  5. 前記上方背フレーム部に着脱されるハンガー具をさらに備え、
    前記ハンガー具は、前記上方背フレーム部と離間して配置され且つ幅方向に沿って配置される長尺なハンガー本体を備える請求項1〜4の何れか1項に記載の椅子。
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