JP6528969B2 - ステアリング装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ステアリング装置に関する。
下記特許文献1に記載されたラックピニオン式舵取装置のラック軸には、ピニオンシャフトのピニオンに噛合するラックが形成されている。ピニオンシャフトは、ギヤハウジングによって支持されている。ラック軸は、ギヤハウジングを貫通する挿通穴に挿通されている。ラック軸の両端のそれぞれは、ボールジョイント等を介して車輪に連結されている。ハンドルの回転動作は、ピニオンとラックとによってラック軸の軸方向移動に変換される。ラック軸は、ラックガイドによってピニオンシャフトと反対側の背後からピニオンシャフトに押し付けられている。ギヤハウジングにおける挿通穴の途中には、ラック軸用ブッシュが嵌合される第1の嵌合部と、ラックブッシュが嵌合される第2の嵌合部とが設けられている。ラックブッシュは、ラック軸用ブッシュよりもラックガイドの近くに位置している。
特開2012−188005号公報
特許文献1のラックピニオン式舵取装置では、ラック軸が軸方向に移動する際、ギヤハウジングの第2の嵌合部に嵌合されたラックブッシュがラック軸と摺動する。そのため、このラックブッシュは、ギヤハウジングとラック軸との間に挟まれることによるギヤハウジング側への押さえつけ力や、ラック軸との間の摺動摩擦によって発生する摺動力等の荷重を長期的に受ける。
また、ラック軸では、ラックガイド等のガイド部材によって押し付けられた部分において特にがたつきが発生しやすいので、ラック軸用ブッシュよりもガイド部材に近い位置に配置されたラックブッシュは、このがたつきを吸収する役割がある。また、車両が悪路を走行する際や車輪が縁石等に乗り上げる際に、逆入力等の大荷重が車輪等を介してラック軸に瞬間的に作用した場合、ガイド部材に近い位置に配置されたラックブッシュは、この大荷重を受けやすい。
ガイド部材付近のラックブッシュでは、このような長期的な荷重や突然の大荷重を受けることによって、歪みや摩耗が発生し劣化してしまう虞がある。
この発明は、かかる背景のもとでなされたものであり、ガイド部材の近くに配置されたラックブッシュの劣化を抑制できるステアリング装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、ピニオン歯(13)が形成され、操舵部材(2)の操舵に伴って回転するピニオン軸(5)と、前記ピニオン軸と交差した軸方向(X)を有し、前記ピニオン歯と噛み合う複数のラック歯(14)が前記軸方向に並んで形成されたラック軸(6)と、前記ラック軸を収容するハウジング(7)と、前記ラック軸に対する前記ピニオン軸の反対側から前記ラック軸に対向し、前記軸方向への前記ラック軸の移動をガイドするガイド部材(40)と、前記ガイド部材に対する前記ラック軸の反対側で前記ハウジングに取り付けられ、第1間隔(L1)を隔てて前記ガイド部材に対向する対向部材(41)と、前記対向部材と前記ガイド部材との間で圧縮され、前記ガイド部材を介して前記ラック軸を前記ピニオン軸へ向けて付勢する付勢部材(42)と、前記ハウジングの内面(7A)と前記ラック軸との間に配置され、前記ラック軸を前記軸方向に摺動可能に支持する第1ラックブッシュ(9)と、前記軸方向において前記第1ラックブッシュよりも前記ガイド部材に近い位置において前記ラック軸を前記軸方向に摺動可能に支持し、前記内面から離れて配置された第2ラックブッシュ(10)であって、前記ラック軸に対する前記ピニオン軸の反対側に配置されて前記第1間隔よりも大きい第2間隔(L2)を隔てて前記内面に対向する対向部(59)を有する第2ラックブッシュと、前記内面と前記第2ラックブッシュの間に配置され、弾性変形可能な弾性部材(11)と、を含む、ステアリング装置(1)である。
請求項2に記載の発明は、前記第2ラックブッシュは、前記軸方向において、前記ガイド部材に対する前記第1ラックブッシュの反対側に配置されている、請求項1に記載のステアリング装置である。
なお、上記において、括弧内の数字等は、後述する実施形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
請求項1に記載の発明によれば、ピニオン軸に形成されたピニオン歯と、ピニオン軸と交差した軸方向を有するラック軸に形成された複数のラック歯とが噛み合う。そのため、操舵部材の操舵に伴ったピニオン軸の回転が、ハウジングに収容されたラック軸の軸方向への移動に変換される。
ラック軸には、ラック軸に対するピニオン軸の反対側からラック軸の軸方向への移動をガイドするガイド部材が対向している。ガイド部材と、ガイド部材に対するラック軸の反対側でハウジングに取り付けられた対向部材との間で付勢部材が圧縮されている。付勢部材は、ガイド部材を介してラック軸をピニオン軸へ向けて付勢している。
ハウジングの内面とラック軸との間に配置された第1ラックブッシュは、ラック軸を摺動可能に支持している。さらに、ラック軸は、ハウジングとラック軸との間に配置された第2ラックブッシュによっても摺動可能に支持されている。ラック軸では、ガイド部材によって押し付けられた部分において特にがたつきが発生しやすいが、軸方向において第1ラックブッシュよりもガイド部材に近い位置の第2ラックブッシュによってラック軸のがたつきが抑制される。
第2ラックブッシュは、ハウジングの内面から離れて配置されているので、第2ラックブッシュは、ラック軸およびハウジングによって挟まれることによるハウジングの内面側への押さえつけ力を受けにくい。さらに、ハウジングの内面と第2ラックブッシュとの間に配置された弾性部材が弾性変形することによって、ラック軸やハウジングからの力を吸収する。よって、押さえつけ力に起因して第2ラックブッシュとラック軸との間の摺動力が過大になることを抑制できる。
また、対向部材は、ラック軸の径方向に第1間隔を隔ててガイド部材に対向しており、第2ラックブッシュでは、対向部材と同様にラック軸に対してピニオン軸の反対側に配置された対向部が、第2間隔を隔ててハウジングの内面に対向している。第2間隔は、第1間隔よりも大きいため、逆入力等の大荷重によってガイド部材付近で径方向の分力が発生した場合、対向部がハウジングの内面に接触するよりも先に、ガイド部材と対向部材とが接触する。これにより、大荷重は、ガイド部材と対向部材とによって受けられるので、第2ラックブッシュは大荷重を受けずに済む。
以上の結果、ガイド部材に近い位置に配置された第2ラックブッシュの劣化を抑制できる。
請求項2に記載の発明によれば、第2ラックブッシュは、軸方向において、ガイド部材に対して第1ラックブッシュの反対側に配置されている。そのため、ラック軸は、第1ラックブッシュおよび第2ラックブッシュによって軸方向においてバランス良く支持された状態でピニオン軸へ向けて付勢されるので、ラック軸のがたつきを一層抑制できる。
図1は、本発明の一実施形態のステアリング装置の概略正面図である。 図2は、図1のII−II線に沿った断面図であり、ラック軸の周辺の概略断面図である。 図3は、図2において、ガイド機構および第2ラックブッシュの周辺を拡大した図である。 図4は、第2ラックブッシュの概略斜視図である。 図5は、図3のV−V線に沿った概略断面図である。 図6は、図3においてラック軸が大荷重を受けたときの状態を示した図である。
以下では、本発明の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態のステアリング装置1の概略正面図である。
図1を参照して、ステアリング装置1は、操舵部材2と、ステアリングシャフト3と、中間軸4と、ピニオン軸5と、ラック軸6と、ハウジング7と、ガイド機構8と、第1ラックブッシュ9と、第2ラックブッシュ10と、弾性部材11とを主に含んでいる。図1では、ガイド機構8は、ラック軸6よりも紙面の奥側に配置されているので、破線で図示している。
操舵部材2として、たとえば、ステアリングホイールを用いることができる。操舵部材2には、ステアリングシャフト3の一端が連結されている。ステアリングシャフト3の他端と中間軸4の一端とが自在継手12Aによって連結されている。また、中間軸4の他端とピニオン軸5の一端とが自在継手12Bによって連結されている。ピニオン軸5の他端の外周面には複数のピニオン歯13が一体的に形成されている。
ラック軸6は、車両の幅方向である図1の左右方向に延びる略円柱状である。ここで、図1においてラック軸6が延びる左右方向を、所定方向としての軸方向Xとする。軸方向Xは、ピニオン軸5が延びる方向(ピニオン軸方向)Yと交差している。以下では、図1のステアリング装置1の姿勢を基準として、図1で左右に延びる軸方向Xの右側には符号X1を付し、軸方向Xの左側には符号X2を付す。
ラック軸6は、複数のラック歯14が軸方向Xに並んで形成されたラック歯形成領域15を含む。ラック歯形成領域15は、ラック軸6において左側X2に偏った位置にある。ラック歯14は、ピニオン歯13と噛み合っている。ラック軸6は、ピニオン軸5とともにラックアンドピニオン機構16を構成している。ラック軸6は、ハウジング7に収容されている。ハウジング7は、車体(図示せず)に固定されている。
軸方向Xに関するラック軸6の両端は、それぞれ、ハウジング7から突出しており、ボールジョイント等の継手部材17およびタイロッド18等を介して転舵輪19に連結されている。
ピニオン軸5は、操舵部材2の回転に伴ってステアリングシャフト3および中間軸4とともに回転する。ピニオン軸5に伝達された回転は、ピニオン歯13とラック歯14との噛み合いによってラック軸6の軸方向Xへの移動に変換される。ラック軸6が軸方向Xに移動することで、転舵輪19が転舵される。
図2は、図1のII−II線に沿った断面図であり、ラック軸6の周辺の概略断面図である。図2では、説明の便宜上、ハッチングを付さないでピニオン軸5およびラック軸6を現わしている(後述する図3および図6も同様)。
図2を参照して、ハウジング7は、軸方向Xに延びる筒状のラックハウジング21と、軸方向Xに対して交差して延びる筒状のピニオンハウジング22と、ラック軸6の径方向Rのうちピニオン軸方向Yに直交する方向(直交方向)Zに延びる筒状の収容部23とを一体的に含む。ラックハウジング21の内部空間21Aと、ピニオンハウジング22の内部空間22Aと、収容部23の内部空間23Aとは、互いに連通している。ピニオン軸5においてピニオン歯13が形成されている部分がピニオンハウジング22の内部空間22Aに収容されている。収容部23は、ラック軸6に対してピニオン軸5の反対側に位置している。
ラックハウジング21の内部空間21Aは、軸方向Xにラックハウジング21を貫通している。ラックハウジング21は、軸方向Xの両端から内部空間21Aを外側へ露出させる一対の開口21Bを有している。ラック軸6は、ラックハウジング21の内部空間21Aに収容されている。
第1ラックブッシュ9は、軸方向Xに延びる樹脂製の円筒状であってラック軸6に外嵌されている。第1ラックブッシュ9には、右側X1の端部から左側X2へ延びる切り欠き9Aと、左側X2側の端部から右側X1へ延びる切り欠き9Bとが、ラック軸6の周方向Cに沿って交互に形成されている。第1ラックブッシュ9の外周面には、複数の環状溝9Cが軸方向Xに間隔を隔てて形成されている。各環状溝9Cには、Oリング32が1つずつ嵌め込まれている。本実施形態では、環状溝9Cが2本設けられることに応じて、Oリング32は、2本設けられている。
第1ラックブッシュ9は、前述したようにラック軸6に対して外嵌されており、詳しくは、第1ラックブッシュ9には、ラック軸6の右側X1の端部が挿通されている。この状態の第1ラックブッシュ9は、ラックハウジング21の内周面21Cとラック軸6との間に配置されている。ラックハウジング21の内周面21Cは、ハウジング7の内面7Aの一部を構成している。
第1ラックブッシュ9に関連して、ラックハウジング21の内周面21Cには、第1ラックブッシュ9を保持するための第1保持部35が設けられている。第1保持部35は、右側X1の開口21Bに左側X2から隣接した円周面である。第1保持部35には、Oリング32が径方向Rの内方から当接している。そのため、第1ラックブッシュ9は、Oリング32によって縮径されている。詳しくは、第1ラックブッシュ9は、径方向Rの外方から荷重が負荷されて切り欠き9Aおよび切り欠き9Bを狭めることによって、縮径されている。これにより、第1ラックブッシュ9の内周面がラック軸6の外周面6Aに押し付けられるので、第1ラックブッシュ9は、ラック軸6を軸方向Xにおいて摺動可能に支持している。
第1保持部35の右側X1の端部には、径方向Rの外方に窪む嵌合溝35Aが形成されている。第1ラックブッシュ9の右側X1の端部には、径方向Rの外方へ張り出したフランジ部9Dが形成されている。第1ラックブッシュ9のフランジ部9Dは、第1保持部35の嵌合溝35Aに嵌合されている。これにより、第1ラックブッシュ9の軸方向Xへの移動が規制されている。
ここで、ラック軸6に対するピニオン軸5の反対側の領域において、直交方向Zのうちラック軸6に近づく方向を一方側Z1と、直交方向Zのうちラック軸6から離れる方向を他方側Z2ということにする。収容部23の他方側Z2の端部には、収容部23の内部空間23Aをハウジング7の外部に露出させる開口23Bが形成されている。
図3は、図2において、ガイド機構8および第2ラックブッシュ10の周辺を拡大した図である。図3を参照して、ガイド機構8は、軸方向Xへのラック軸6の移動をガイドするためのものである。ガイド機構8は、収容部23に収容されたガイド部材40、対向部材41および付勢部材42を含む。
ガイド部材40は、例えば直交方向Zに延びる略円柱状のサポートヨークである。ガイド部材40は、ラック軸6に対するピニオン軸5の反対側(図3では下側)からラック軸6に対向している。詳しくは、ガイド部材40は、ラック軸6の外周面6Aにおいて軸方向Xでラック歯形成領域15と同じ位置にある部分6Bに他方側Z2から対向している。ガイド部材40の一方側Z1の端面40Aは、ラック軸6の外周面6Aの部分6Bに沿って湾曲している。
ガイド部材40の外周面には、単数または複数の環状溝40Bが形成されている。環状溝40Bは、本実施形態では、直交方向Zに間隔を隔てて2つ形成されている。環状溝40Bのそれぞれには、Oリング43が収容されている。ガイド部材40の外径は、収容部23の内径よりも僅かに小さい。ガイド部材40は、Oリング43を収容部23の内周面に摺動させることによって内部空間23A内で直交方向Zに移動可能である。
対向部材41は、例えば、直交方向Zに延びる略円柱状のヨークプラグである。対向部材41は、ガイド部材40に対するラック軸6の反対側(図3では下側)において、開口23Bを塞ぐようにハウジング7の収容部23に取り付けられている。対向部材41は、開口23B付近で収容部23にねじ止めされることによって、収容部23に取り付けられてもよい。この状態で、対向部材41の一方側Z1の端面41Bとガイド部材40の他方側Z2の端面40Cとの間には、直交方向Zの隙間S1が設けられている。対向部材41は、直交方向Zにおいて第1間隔L1を隔てて他方側Z2からガイド部材40に対向している。
対向部材41の外周面には、単数または複数の環状溝41Aが形成されている。本実施形態では、環状溝41Aは、1つであり、環状溝41Aには、1本のOリング44が収容されている。
付勢部材42は、直交方向Zに弾性変形可能であり、例えば、コイルばねである。付勢部材42は、直交方向Zに圧縮された状態でガイド部材40と対向部材41との間で配置されている。詳しくは、ガイド部材40の他方側Z2の端面40Cには、一方側Z1に窪む凹部40Dが形成されている。付勢部材42は、ほとんどの部分が凹部40Dに収容された状態で、凹部40Dの底面40Eと対向部材41の一方側Z1の端面41Bとの間に圧縮状態で架設されている。この状態で、付勢部材42は、ガイド部材40を介してラック軸6をピニオン軸5へ向けて付勢している。これにより、ラック軸6が、ガイド部材40によって軸方向Xに摺動可能に支持され、ラック軸6のラック歯14とピニオン軸5のピニオン歯13との噛み合いが保たれる。また、ラック軸6の軸方向Xへ移動(摺動)は、ガイド部材40によってガイドされる。
ガイド部材40の一方側Z1の端面40Aには、端面40Aに沿う湾曲状の摺接板(図示せず)が取り付けられていてもよい。この場合、ラック軸6は、軸方向Xに移動する際、摺接板に対して摺動する。
図4は、第2ラックブッシュ10の概略斜視図である。図4では、右側X1が紙面の左手前側と一致しており、左側X2が紙面の右奥側と一致している。
図4を参照して、第2ラックブッシュ10は、軸方向Xに延びる樹脂製の円筒状であってラック軸6に対して外嵌される。第2ラックブッシュ10には、右側X1の端部から左側X2へ延びる切り欠き10Aと、左側X2側の端部から右側X1へ延びる切り欠き10Bとが、周方向Cに沿って交互に形成されている。そのため、図4に一点鎖線で示すように、第2ラックブッシュ10は、蛇行しながら周方向Cに延びている。第2ラックブッシュ10の外周面には、軸方向Xに間隔を隔てて複数の環状溝10Cが形成されている。
図3を参照して、弾性部材11は、径方向Rに弾性変形可能である。弾性部材11は、例えば、円環状の弾性体であってもよい。この場合、円環状の弾性体は、NBR(ニトリルゴム)よりも耐熱性に優れたHNBR(水素化ニトリルゴム)製のOリングであってもよい。弾性部材11は、環状溝10Cと同数設けられ、本実施形態では、2つ設けられている各環状溝10Cには、弾性部材11が1つずつ嵌め込まれている。弾性部材11の外周部は、環状溝10Cからはみ出している。
図2を参照して、第2ラックブッシュ10には、ラック軸6の左側X2の端部が挿通されている。第2ラックブッシュ10は、第1ラックブッシュ9よりも軸方向Xにおいてガイド部材40に近い位置でラック軸6に配置されている。本実施形態では、第2ラックブッシュ10は、軸方向Xにおいてガイド部材40に対する第1ラックブッシュ9の反対側(ここでは左側X2)に配置されている。なお、本実施形態とは異なり、第2ラックブッシュ10は、第1ラックブッシュ9とガイド部材40との間の位置でラック軸6に挿通されていてもよい。第2ラックブッシュ10は、第1ラックブッシュ9よりもピニオン歯13とラック歯14とが噛み合う部分に近いため、噛み合い側ブッシュとも呼ばれる。
図3を参照して、第2ラックブッシュ10は、ラックハウジング21の内部空間21A内に配置されている。第2ラックブッシュ10に関連して、ラックハウジング21の内周面21Cには、第2ラックブッシュ10を保持するための第2保持部56が形成されている。第2保持部56は、例えば、左側X2の開口21Bに右側X1から隣接した円周面である。
弾性部材11は、ラックハウジング21の内周面21Cの第2保持部56と、第2ラックブッシュ10との間に配置されており、第2保持部56に径方向Rの内方から当接している。第2ラックブッシュ10は、周方向Cにおける全域に亘って第2保持部56から径方向Rに離れて配置されている。すなわち、第2ラックブッシュ10は、ラックハウジング21から浮いた状態、いわゆるフローティング状態である。
第2ラックブッシュ10は、弾性部材11によって径方向Rに縮径されている。詳しくは、第2ラックブッシュ10は、径方向Rの外方から荷重が負荷されることによって、切り欠き10Aおよび切り欠き10Bを狭めながら縮径している。第2ラックブッシュ10は、ラック軸6を摺動可能に支持している。ラック軸6は、前述したガイド部材40および第1ラックブッシュ9と、第2ラックブッシュ10とによって、軸方向Xに間隔を隔てた3点で支持されている(図2参照)。
第2ラックブッシュ10の左側X2の端部には、径方向Rの外方に張り出したフランジ部55が形成されている(図4も参照)。第2保持部56の左側X2の端部には、径方向Rの外方に窪んだ嵌合溝56Aが形成されている。嵌合溝56Aには、フランジ部55が嵌合されている。これにより、第2ラックブッシュ10の軸方向Xへの移動が規制されている。フランジ部55が周方向Cにおける第2ラックブッシュ10の一部に設けられ、嵌合溝56Aが周方向Cにおける第2保持部56の一部に設けられている場合、第2ラックブッシュ10の周方向Cへの回転が規制される。
図5は、図3のV−V線に沿った概略断面図である。図5では、説明の便宜上、切り欠き10Aおよび切り欠き10B(図4参照)の図示を省略している。図5を参照して、第2ラックブッシュ10は、薄肉部57を含む。薄肉部57は、周方向Cにおける第2ラックブッシュ10の一部に形成されている。薄肉部57は、ラック軸6に対するガイド部材40の反対側、すなわちピニオン軸5側(図5では上側)に位置している(図3も参照)。径方向Rにおける薄肉部57の厚みは、第2ラックブッシュ10において薄肉部57以外の部分よりも薄い。
薄肉部57に関連して、内周面10Dにおいて周方向Cでラック歯形成領域15と同じ位置には、軸方向Xの全域に亘って径方向Rの外方へ窪む逃げ部58が形成されている。逃げ部58は、ラック歯形成領域15から径方向Rの外方へ離間している。そのため、ラック軸6が軸方向Xに移動する際に、第2ラックブッシュ10は、ラック歯14に接触しないので、よりガイド部材40に近い位置に第2ラックブッシュ10を配置することができる。また、第2ラックブッシュ10は、主にラック軸6に対するピニオン軸5の反対側からラック軸6に接触するので、弾性部材11は、一方側Z1へ向けた予圧をラック軸6に与えることができる。
前述したように、ラックハウジング21の内周面21Cとラック軸6との間に配置された第1ラックブッシュ9は、ラック軸6を摺動可能に支持している(図2参照)。さらに、ラック軸6は、ラックハウジング21の内周面21Cとラック軸6との間に配置された第2ラックブッシュ10によっても摺動可能に支持されている。ラック軸6では、ガイド部材40によって押し付けられた部分において特にがたつきが発生しやすいが、軸方向Xにおいて第1ラックブッシュ9よりもガイド部材40に近い位置の第2ラックブッシュ10によってラック軸6のがたつきが抑制される。
また、ガイド部材40に対する付勢部材42の付勢は、第1ラックブッシュ9よりもガイド部材40に近い位置の第2ラックブッシュ10の環状溝10Cに嵌め込まれた弾性部材11によって補助される。これにより、ラック軸6のがたつきが一層抑制される。
弾性部材11が一方側Z1へ向けた与圧をラック軸6に与えることによって、ガイド部材40が直交方向Zの片側である他方側Z2のみからラック軸6を支持することに起因するラック軸6の暴れを抑制することができる。
第2ラックブッシュ10は、ラックハウジング21の内周面21Cから離れて配置されているので、第2ラックブッシュ10は、ラック軸6およびラックハウジング21によって挟まれることによるラックハウジング21の内周面21C側への押さえつけ力を受けにくい。さらに、ラックハウジング21の内周面21Cと第2ラックブッシュ10との間に配置された弾性部材11が弾性変形することによって、ラック軸6やラックハウジング21からの力を吸収する。よって、押さえつけ力に起因して第2ラックブッシュ10とラック軸6との間の摺動力が過大になることを抑制できる。
図5を参照して、第2ラックブッシュ10において、直交方向Zの一方側Z1から第2保持部56に対向する部分を対向部59ということにする。対向部59は、ラック軸6に対してピニオン軸5の反対側に配置されている(図3参照)。対向部59は、周方向Cでガイド部材40と同じ位置に配置されている。対向部59と部分56Bとの間には、直交方向Zの隙間S2が設けられている。対向部59は、第2保持部56において対向部59に他方側Z2から対向する部分56Bとの間に第2間隔L2を隔てている。第2保持部56の第2間隔L2は、第1間隔L1よりも大きい(図3参照)。
ここで、図1を参照して、車両が悪路を走行する際や、転舵輪19が縁石等に乗り上げる場合、ラック軸6には、転舵輪19、タイロッド18および継手部材17を順に介して、逆入力と呼ばれる大荷重が伝達されることがある。
前述したように、第2間隔L2は、第1間隔L1よりも大きいので、大荷重によってガイド部材40付近で径方向R(直交方向Z)の分力が発生すると、図6に示すように、第2ラックブッシュ10の対向部59と、ラックハウジング21の第2保持部56とが接触するよりも先に、ガイド部材40と対向部材41とが接触する。図6の状態では、対向部材41とガイド部材40との間の直交方向Zの隙間S1(図3参照)がなくなっているが、対向部59と第2保持部56の部分56Bとの間の直交方向Zの隙間S2は、維持されている。つまり、弾性部材11が環状溝10C内に完全に入り込む状態まで圧縮されることがなく、第2ラックブッシュ10がラックハウジング21の内周面21Cに当接する底付きが発生しない。したがって、大荷重は、ガイド部材40と対向部材41とによって受けられるので、第2ラックブッシュ10は、大荷重を受けずに済む。
以上の結果、ガイド部材40に近い位置に配置された第2ラックブッシュ10の劣化を抑制することができる。
このように第2ラックブッシュ10は荷重を受けにくいので、本実施形態のように第2ラックブッシュ10に樹脂を用いても、第2ラックブッシュ10においてクリープや摩耗が発生しにくい。そのため、第2ラックブッシュ10は、長期的に使用された後、すなわち耐久後であっても、剛性等の樹脂の特性を維持することができる。また、樹脂製の第2ラックブッシュ10を用いることで、ラック軸6との打音を抑制することができる。また、耐久後にも弾性部材11によるラック軸6への与圧を維持することができる。
また、第2ラックブッシュ10は、軸方向Xにおいて、ガイド部材40に対して第1ラックブッシュ9の反対側に配置されている。そのため、ラック軸6は、第1ラックブッシュ9および第2ラックブッシュ10によって軸方向Xにおいてバランス良く支持された状態でピニオン軸5へ向けて付勢されるので、ラック軸6のがたつきを一層抑制できる。
また、ステアリング装置1が長期的に使用されることによって、ラック軸6とガイド部材40との接触部分や、ピニオン歯13およびラック歯14との噛み合い部分が摩耗し、第1間隔L1が大きくなることがある。一例として、第1間隔L1は、ステアリング装置1を組み立てた直後の初期管理の状態では、60μmであり、耐久後の状態では、200μm程度である。そのため、このような摩耗を加味して、第2間隔L2を200μmよりも大きく、例えば300μmに設定しておくことによって、耐久後でも第2ラックブッシュ10が大荷重を受けることを避けることができる。
この発明は、以上に説明した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、第2ラックブッシュ10は、薄肉部57が取り除かれることで周方向Cの途中で途切れるように形成され、軸方向Xから見てC字状であってもよい。この場合、第2ラックブッシュ10は、図5の二点鎖線で示すように、周方向Cに一対の端部60を有する。
1…ステアリング装置、2…操舵部材、5…ピニオン軸、6…ラック軸、7…ハウジング、7A…内面、9…第1ラックブッシュ、10…第2ラックブッシュ、11…弾性部材、13…ピニオン歯、14…ラック歯、40…ガイド部材、41…対向部材、42…付勢部材、59…対向部、L1…第1間隔、L2…第2間隔、X…軸方向

Claims (2)

  1. ピニオン歯が形成され、操舵部材の操舵に伴って回転するピニオン軸と、
    前記ピニオン軸と交差した軸方向を有し、前記ピニオン歯と噛み合う複数のラック歯が前記軸方向に並んで形成されたラック軸と、
    前記ラック軸を収容するハウジングと、
    前記ラック軸に対する前記ピニオン軸の反対側から前記ラック軸に対向し、前記軸方向への前記ラック軸の移動をガイドするガイド部材と、
    前記ガイド部材に対する前記ラック軸の反対側で前記ハウジングに取り付けられ、第1間隔を隔てて前記ガイド部材に対向する対向部材と、
    前記対向部材と前記ガイド部材との間で圧縮され、前記ガイド部材を介して前記ラック軸を前記ピニオン軸へ向けて付勢する付勢部材と、
    前記ハウジングの内面と前記ラック軸との間に配置され、前記ラック軸を前記軸方向に摺動可能に支持する第1ラックブッシュと、
    前記軸方向において前記第1ラックブッシュよりも前記ガイド部材に近い位置において前記ラック軸を前記軸方向に摺動可能に支持し、前記内面から離れて配置された第2ラックブッシュであって、前記ラック軸に対する前記ピニオン軸の反対側に配置されて前記第1間隔よりも大きい第2間隔を隔てて前記内面に対向する対向部を有する第2ラックブッシュと、
    前記内面と前記第2ラックブッシュの間に配置され、弾性変形可能な弾性部材と、を含む、ステアリング装置。
  2. 前記第2ラックブッシュは、前記軸方向において、前記ガイド部材に対する前記第1ラックブッシュの反対側に配置されている、請求項1に記載のステアリング装置。
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