JP6525521B2 - レンジ切換制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータを駆動源としてシフトレンジを切り換えるレンジ切換制御装置に関する発明である。
近年、自動車においても、省スペース化、組立性向上、制御性向上等の要求を満たすために、機械的な駆動システムを、モータによって電気的に駆動するシステムに変更する事例が増加する傾向にある。その一例として、車両の自動変速機のレンジ切換機構をモータで駆動するようにしたものがある。このものは、モータの回転に同期して所定角度毎にパルス信号を出力するエンコーダを搭載し、レンジ切換時には、このエンコーダのパルス信号のカウント値(以下「エンコーダカウント値」という)に基づいてモータを目標レンジに相当する目標回転位置(目標カウント値)まで回転させることで、シフトレンジを目標レンジに切り換えるようにしている。
このようなシステムでは、制御装置は、モータの起動後のエンコーダカウント値に基づいてモータの起動位置からの回転量(回転角)を検出できるだけであるため、電源投入後に何等かの方法で、モータの絶対的な回転位置を検出しないと、モータを正確に目標回転位置まで回転駆動することができない。
そこで、制御装置の起動後に、レンジ切換機構の可動範囲の限界位置(壁)に突き当たるまでモータを回転させる突き当て制御を実行して、その限界位置を基準位置として学習し、この基準位置を基準にしてモータの回転角(回転量)を制御するようにしたものがある。
一方、特許文献1(特開2009−162329号公報)に記載されているように、モータの出力軸の回転角度に応じて出力電圧がリニアに変化する非接触センサ(回転角センサ)を設け、この非接触センサの出力電圧Vに応じてモータ回転位置θ(ディテント回転位置)を算出するようにしたものがある。
この特許文献1では、システム(非接触センサやレンジ切換機構等)の経時変化の影響を排除するために学習制御を行うようにしている。この学習制御では、特定レンジ位置(例えばPレンジ位置)における非接触センサの現在の出力電圧Vx と初期値V0 (工場出荷時の値)との差を補正量α(=Vx −V0 )として学習し、この学習値αを用いて非接触センサの出力電圧Vを補正するようにしている。
また、現在の学習値を用いて補正した非接触センサの出力電圧から算出したモータ回転位置θn と、前回の学習値を用いて補正した非接触センサの出力電圧から算出したモータ回転位置θn-1 との差(θn −θn-1 )を乖離量δ1 として算出する。更に、現在の学習値を用いて補正した非接触センサの出力電圧から算出したモータ回転位置θn と、工場出荷時の初期モータ回転位置θ0 との差(θn −θ0 )を乖離量δ2 として算出する。そして、乖離量δ1 が第1判定値以上の場合や、乖離量δ2 が第2判定値以上の場合には、何らかの異常が発生していると判断して、学習制御を中止することで、誤学習を防止するようにしている。
特開2009−162329号公報
ところで、レンジ切換機構の可動範囲の限界位置に突き当たるまでモータを回転させる突き当て制御を実行して基準位置を学習するシステムでは、次のような問題が発生する可能性がある。突き当て制御を実行して基準位置を学習する際に、現在のシフトレンジと異なる他のシフトレンジ側の基準位置を学習する場合がある。このような場合、現在のシフトレンジ位置から他のシフトレンジ側の限界位置に突き当たるまでモータを回転させて他のシフトレンジ側の基準位置を学習する必要がある。その際、モータのトルク低下や異物等によってモータが他のシフトレンジ側の限界位置まで回転できない異常が発生すると、他のシフトレンジ側の限界位置ではない位置を基準位置として誤学習してしまう可能性がある。基準位置を誤学習すると、シフトレンジを誤認識(例えばPレンジではないシフトレンジをPレンジと誤認識)する等の不具合が発生する可能性がある。
上記特許文献1の技術は、特定レンジ位置における非接触センサの現在の出力電圧Vx と初期値V0 との差を補正量αとして学習するシステムにおいて誤学習を防止する技術であり、上述した問題(突き当て制御を実行して基準位置を学習するシステムの問題)を解決することはできない。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、突き当て制御を実行して基準位置を学習するシステムの基準位置の誤学習による不具合を防止することができるレンジ切換制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、モータ(12)を駆動源としてシフトレンジを切り換えるレンジ切換機構(11)と、モータ(12)の回転に同期してパルス信号を出力するエンコーダ(46)と、このエンコーダ(46)の出力信号のカウント値(以下「エンコーダカウント値」という)に基づいてモータ(12)を目標のシフトレンジに相当する回転位置まで回転させる制御手段(41)とを備え、制御手段(41)は、レンジ切換機構(11)の可動範囲の限界位置に突き当たるまでモータ(12)を回転させて基準位置を学習するレンジ切換制御装置において、制御手段(41)は、基準位置を学習するために限界位置のうち現在のシフトレンジと異なる他のシフトレンジ側の限界位置に突き当たるまでモータ(12)を回転させる制御を行ったときにエンコーダカウント値の変化量が、前記現在のシフトレンジに相当する回転位置から前記他のシフトレンジ側の限界位置に相当する回転位置までの回転量に対応する第1の所定値に達していない場合には、基準位置の学習禁止と異常通知のうちの少なくとも一方を実施するようにしたものである。
つまり、基準位置を学習するために現在のシフトレンジと異なる他のシフトレンジ側の限界位置に突き当たるまでモータを回転させる制御を行ったときに、エンコーダカウント値の変化量が第1の所定値に達したか否かを判定する。その結果、エンコーダカウント値の変化量が第1の所定値に達していない場合には、モータのトルク低下や異物等によってモータが他のシフトレンジ側の限界位置まで回転できない異常が発生したと判断して、他のシフトレンジ側の基準位置の学習禁止や異常通知を実施する。これにより、他のシフトレンジ側の基準位置の誤学習による不具合(例えばシフトレンジの誤認識等)を防止することが可能となる。
図1は本発明の一実施例におけるレンジ切換機構の斜視図である。 図2はレンジ切換制御システムの概略構成を示す図である。 図3は学習制御ルーチンの処理の流れを示すフローチャート(その1)である。 図4は学習制御ルーチンの処理の流れを示すフローチャート(その2)である。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した一実施例を説明する。
まず、図1及び図2に基づいてレンジ切換制御システムの構成を説明する。
図1に示すように、レンジ切換機構11は、自動変速機27(図2参照)のシフトレンジをPレンジ(パーキングレンジ)とNotPレンジとの間で切り換える2ポジション式のレンジ切換機構である。このレンジ切換機構11の駆動源となるモータ12は、例えばスイッチトリラクタンスモータにより構成されている。このモータ12には、減速機構26(図2参照)が内蔵され、その出力軸12a(図2参照)に、レンジ切換機構11のマニュアルシャフト13が接続されている。このマニュアルシャフト13に、ディテントレバー15が固定されている。
ディテントレバー15には、ディテントレバー15の回転に応じて直線運動するマニュアルバルブ(図示せず)が接続され、このマニュアルバルブによって自動変速機27の内部の油圧回路(図示せず)を切り換えることで、シフトレンジを切り換えるようになっている。
また、ディテントレバー15にはL字形のパーキングロッド18が固定され、このパーキングロッド18の先端部に設けられた円錐体19がロックレバー21に当接している。このロックレバー21は、円錐体19の位置に応じて軸22を中心にして上下動してパーキングギヤ20をロック/ロック解除するようになっている。パーキングギヤ20は、自動変速機27の出力軸に設けられ、このパーキングギヤ20がロックレバー21によってロックされると、車両の駆動輪が回り止めされた状態(パーキング状態)に保持される。
一方、ディテントレバー15を各レンジ(PレンジとNotPレンジ)の位置に保持するためのディテントバネ23が支持ベース17に固定され、ディテントレバー15には、Pレンジ保持凹部24とNotPレンジ保持凹部25が形成されている。ディテントバネ23の先端に設けられた係合部23aがディテントレバー15のPレンジ保持凹部24に嵌まり込んだときに、ディテントレバー15がPレンジの位置に保持される。ディテントバネ23の係合部23aがディテントレバー15のNotPレンジ保持凹部25に嵌まり込んだときに、ディテントレバー15がNotPレンジの位置に保持される。これらディテントレバー15とディテントバネ23等からディテントレバー15の回転位置を各レンジの位置に係合保持する(つまりレンジ切換機構11を各レンジの位置に保持する)ためのディテント機構14(節度機構)が構成されている。
Pレンジでは、パーキングロッド18がロックレバー21に接近する方向に移動して、円錐体19の太い部分がロックレバー21を押し上げてロックレバー21の凸部21aがパーキングギヤ20に嵌まり込んでパーキングギヤ20をロックした状態となる。それによって、自動変速機27の出力軸(駆動輪)がロックされた状態(パーキング状態)に保持される。
一方、NotPレンジでは、パーキングロッド18がロックレバー21から離れる方向に移動して、円錐体19の太い部分がロックレバー21から抜け出てロックレバー21が下降する。それによって、ロックレバー21の凸部21aがパーキングギヤ20から外れてパーキングギヤ20のロックが解除され、自動変速機27の出力軸が回転可能な状態(走行可能な状態)に保持される。
図2に示すように、モータ12には、ロータの回転角(回転位置)を検出するためのエンコーダ46が設けられている。このエンコーダ46は、例えば磁気式のロータリエンコーダにより構成されており、モータ12のロータの回転に同期して所定角度毎にA相とB相のパルス信号を出力するように構成されている。レンジ切換制御回路42のマイコン41(制御手段)は、エンコーダ46から出力されるA相信号とB相信号の立ち上がり/立ち下がりの両方のエッジをカウントして、そのカウント値(以下「エンコーダカウント値」という)に応じてモータドライバ37によってモータ12の通電相を所定の順序で切り換えることでモータ12を回転駆動する。尚、モータ12の3相(U相,V相,W相)の巻線とモータドライバ37の組み合わせを2系統設けて、一方の系統が故障しても、他方の系統でモータ12を回転駆動できる構成にしても良い。
モータ12の回転中は、A相信号とB相信号の発生順序によってモータ12の回転方向を判定し、正回転(Pレンジ→NotPレンジの回転方向)ではエンコーダカウント値をカウントアップし、逆回転(NotPレンジ→Pレンジの回転方向)ではエンコーダカウント値をカウントダウンする。これにより、モータ12が正回転/逆回転のいずれの方向に回転しても、エンコーダカウント値とモータ12の回転角との対応関係が維持されるため、正回転/逆回転のいずれの回転方向でも、エンコーダカウント値によってモータ12の回転位置を検出して、その回転位置に対応した相の巻線に通電してモータ12を回転駆動できるようになっている。
レンジ切換制御回路42には、シフトスイッチ44で検出したシフトレバー操作位置の信号が入力される。これにより、レンジ切換制御回路42のマイコン41は、運転者のシフトレバー操作等に応じて目標レンジ(目標のシフトレンジ)を切り換え、その目標レンジに応じてモータ12を駆動してシフトレンジを切り換え、切り換え後の実際のシフトレンジをインストルメントパネル(図示せず)に設けられたレンジ表示部45に表示する。
レンジ切換制御回路42には、車両に搭載されたバッテリ50(電源)から電源リレー51を介して電源電圧が供給される。電源リレー51のオン/オフは、電源スイッチであるIGスイッチ52(イグニッションスイッチ)のオン/オフを手動操作することで切り換えられる。IGスイッチ52がオンされると、電源リレー51がオンされてレンジ切換制御回路42に電源電圧が供給され、IGスイッチ52がオフされると、電源リレー51がオフされてレンジ切換制御回路42への電源供給が遮断(オフ)される。
ところで、エンコーダカウント値は、マイコン41のRAM47に記憶されるため、レンジ切換制御回路42の電源がオフされると、エンコーダカウント値の記憶値が消えてしまう。そのため、レンジ切換制御回路42の電源投入直後のエンコーダカウント値は、実際のモータ12の回転位置(通電相)に対応したものとならない。従って、エンコーダカウント値に応じて通電相を切り換えるためには、電源投入後にエンコーダカウント値と実際のモータ12の回転位置とを対応させて、エンコーダカウント値と通電相とを対応させる必要がある。
そこで、マイコン41は、電源投入後に初期駆動を行ってモータ12の通電相とエンコーダカウント値との対応関係を学習する。この初期駆動では、オープンループ制御でモータ12の通電相の切り換えを所定のタイムスケジュールで一巡させることで、いずれかの通電相でモータ12の回転位置と該通電相とを一致させてモータ12を回転駆動してエンコーダ46のA相信号及びB相信号のエッジをカウントする。そして、初期駆動終了時のエンコーダカウント値とモータ12の回転位置と通電相との対応関係を学習する。
また、マイコン41は、モータ12の起動後のエンコーダカウント値に基づいてモータ12の起動位置からの回転量(回転角)を検出できるだけであるため、電源投入後に何等かの方法で、モータ12の絶対的な回転位置を検出しないと、モータ12を正確に目標回転位置まで回転駆動することができない。
そこで、マイコン41は、初期駆動の終了後に、レンジ切換機構11の可動範囲の限界位置に突き当たるまでモータ12を回転させる突き当て制御を実行して、その限界位置を基準位置として学習し、この基準位置のエンコーダカウント値を基準にしてモータ12の回転量(回転角)を制御する。
具体的には、ディテントバネ23の係合部23aがレンジ切換機構11の可動範囲のPレンジ側の限界位置であるPレンジ壁(Pレンジ保持凹部24の側壁)に突き当たるまでモータ12を回転させる“Pレンジ壁突き当て制御”を実施して、Pレンジ側の限界位置をPレンジ側の基準位置として学習する。或は、ディテントバネ23の係合部23aがレンジ切換機構11の可動範囲のNotPレンジ側の限界位置であるNotPレンジ壁(NotPレンジ保持凹部25の側壁)に突き当たるまでモータ12を回転させる“NotPレンジ壁突き当て制御”を実施して、NotPレンジ側の限界位置をNotPレンジ側の基準位置として学習する。
基準位置を学習した後、マイコン41は、運転者のシフトレバー操作等により目標レンジが切り換えられると、それに応じて目標回転位置(目標カウント値)を変更する。そして、エンコーダカウント値に基づいてモータ12の通電相を順次切り換えることでモータ12を目標レンジに相当する目標回転位置まで回転駆動するフィードバック制御を実行して、シフトレンジを目標レンジに切り換える(レンジ切換機構11の切換位置を目標レンジの位置に切り換える)。
また、マイコン41は、マイコン41の電源オン中にシフトレンジが切り換えられる毎に切り換え後のシフトレンジをバックアップRAM48(記憶手段)に更新記憶する。このバックアップRAM48は、マイコン41の電源オフ中も記憶データを保持する書き換え可能な不揮発性メモリである。従って、レンジ切換制御回路42の電源オフ後(マイコン41の電源オフ後)は、マイコン41の終了時(電源オフ直前)のシフトレンジがバックアップRAM48に記憶保持される。
ところで、レンジ切換機構11の可動範囲の限界位置に突き当たるまでモータ12を回転させる突き当て制御を実行して基準位置を学習するシステムでは、次のような問題が発生する可能性がある。突き当て制御を実行して基準位置を学習する際に、現在のシフトレンジと異なる他のシフトレンジ側の基準位置を学習する場合がある。このような場合、現在のシフトレンジ位置から他のシフトレンジ側の限界位置に突き当たるまでモータ12を回転させて他のシフトレンジ側の基準位置を学習する必要がある。その際、モータ12のトルク低下や異物等によってモータ12が他のシフトレンジ側の限界位置まで回転できない異常が発生すると、他のシフトレンジ側の限界位置ではない位置を基準位置として誤学習してしまう可能性がある。基準位置を誤学習すると、シフトレンジを誤認識(例えばNotPレンジをPレンジと誤認識)する等の不具合が発生する可能性がある。
そこで、本実施例では、レンジ切換制御回路42のマイコン41により後述する図3及び図4の学習制御ルーチンを実行することで、次のような学習制御を行う。
基準位置を学習するために現在のシフトレンジと異なる他のシフトレンジ側の限界位置に突き当たるまでモータ12を回転させる突き当て制御を行ったときに、エンコーダカウント値の変化量が第1の所定値に達したか否かを判定する。その結果、エンコーダカウント値の変化量が第1の所定値以上の場合には、モータ12が他のシフトレンジ側の限界位置まで回転したと判断して、他のシフトレンジ側の限界位置を他のシフトレンジ側の基準位置として学習する。これに対して、エンコーダカウント値の変化量が第1の所定値に達していない場合には、モータ12のトルク低下や異物等によってモータ12が他のシフトレンジ側の限界位置まで回転できない異常が発生したと判断して、他のシフトレンジ側の基準位置の学習を禁止すると共に異常を通知する。
また、基準位置を学習するために現在のシフトレンジ側の限界位置に突き当たるまでモータ12を回転させる突き当て制御を行ったときに、エンコーダカウント値の変化量が第1の所定値よりも小さい第2の所定値に達したか否かを判定する。その結果、エンコーダカウント値の変化量が第2の所定値以上の場合には、モータ12が現在のシフトレンジ側の限界位置まで回転したと判断して、現在のシフトレンジ側の限界位置を現在のシフトレンジ側の基準位置として学習する。これに対して、エンコーダカウント値の変化量が第2の所定値に達していない場合には、モータ12のトルク低下や異物等によってモータ12が現在のシフトレンジ側の限界位置まで回転できない異常が発生したと判断して、現在のシフトレンジ側の基準位置の学習を禁止すると共に異常を通知する。
以下、本実施例でレンジ切換制御回路42のマイコン41が実行する図3及び図4の学習制御ルーチンの処理内容を説明する。
図3及び図4に示す学習制御ルーチンは、レンジ切換制御回路42の電源オン期間中にマイコン41により所定周期で繰り返し実行される。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ101で、基準位置学習の実施要求が発生しているか否かを判定する。この基準位置学習の実施要求は、例えば、マイコン41の電源オン後の最初の起動時やリセット後の再起動時、或は、基準位置の再学習の要求が発生したとき等に発生する。
このステップ101で、基準位置学習の実施要求が発生していないと判定された場合には、基準位置を学習する制御を行う必要がないと判断して、ステップ102以降の処理を実行することなく、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップ101で、基準位置学習の実施要求が発生していると判定された場合には、ステップ102に進み、バックアップRAM48に記憶されているシフトレンジの記憶値が正常であるか否かを判定する。
このステップ102で、バックアップRAM48に記憶されているシフトレンジの記憶値が正常ではないと判定された場合には、ステップ103に進み、異常を通知する。この場合、例えば、異常フラグをONにセットして、警告ランプや警告表示部で運転者に警告すると共に、シフトレンジの記憶値が正常ではない等の異常情報(異常コード等)をバックアップRAM48等に記憶する。
一方、上記ステップ102で、バックアップRAM48に記憶されているシフトレンジの記憶値が正常であると判定された場合には、ステップ104に進み、バックアップRAM48に記憶されているシフトレンジを現在レンジ(現在のシフトレンジ)として判定する。
この後、ステップ105に進み、基準位置を学習するために突き当て制御を実施する。この際、Pレンジ側の基準位置を学習する場合には、Pレンジ壁突き当て制御を実施する。このPレンジ壁突き当て制御では、ディテントバネ23の係合部23aがレンジ切換機構11の可動範囲のPレンジ側の限界位置であるPレンジ壁に突き当たるまでモータ12を回転させる。一方、NotPレンジ側の基準位置を学習する場合には、NotPレンジ壁突き当て制御を実施する。このNotPレンジ壁突き当て制御では、ディテントバネ23の係合部23aがレンジ切換機構11の可動範囲のNotPレンジ側の限界位置であるNotPレンジ壁に突き当たるまでモータ12を回転させる。
この後、ステップ106に進み、現在レンジ(突き当て制御開始前のシフトレンジ)がPレンジであるか否かを判定する。このステップ106で、現在レンジがPレンジであると判定された場合には、ステップ107に進み、Pレンジ壁突き当て制御を実施したか否かを判定する。
このステップ107で、Pレンジ壁突き当て制御を実施したと判定された場合(つまり現在のシフトレンジ側の限界位置に突き当たるまでモータ12を回転させる突き当て制御を行った場合)には、ステップ108に進む。このステップ108で、Pレンジ壁突き当て制御によるエンコーダカウント値の変化量が所定値A(第2の所定値)以上であるか否かを判定する。この所定値Aは、例えば、Pレンジに相当する回転位置(係合部23aがPレンジ保持凹部24に嵌まり込む位置)からPレンジ側の限界位置に相当する回転位置(係合部23aがPレンジ壁に突き当たる位置)までの回転量の設計値やモータ12の回転伝達系の遊び(ガタ)等に基づいて設定される。この所定値Aは、後述する所定値Bよりも小さい値である。
このステップ108で、エンコーダカウント値の変化量が所定値A以上であると判定された場合には、モータ12がPレンジ側の限界位置まで回転したと判断して、ステップ109に進み、Pレンジ側の限界位置をPレンジ側の基準位置として学習する。
これに対して、上記ステップ108で、エンコーダカウント値の変化量が所定値Aに達していないと判定された場合には、モータ12のトルク低下や異物等によってモータ12がPレンジ側の限界位置まで回転できない異常が発生したと判断して、ステップ110に進み、Pレンジ側の基準位置の学習を禁止する。これにより、Pレンジ側の限界位置ではない位置を基準位置として誤学習してしまうことを防止する。
この後、ステップ111に進み、異常を通知する。この場合、例えば、異常フラグをONにセットして、警告ランプや警告表示部で運転者に警告すると共に、Pレンジ側の基準位置を学習できない等の異常情報をバックアップRAM48等に記憶する。
一方、上記ステップ107で、Pレンジ壁突き当て制御を実施していない(NotPレンジ壁突き当て制御を実施した)と判定された場合(つまり現在のシフトレンジと異なる他のシフトレンジ側の限界位置に突き当たるまでモータ12を回転させる突き当て制御を行った場合)には、ステップ112に進む。このステップ112で、NotPレンジ壁突き当て制御によるエンコーダカウント値の変化量が所定値B(第1の所定値)以上であるか否かを判定する。この所定値Bは、例えば、Pレンジに相当する回転位置(係合部23aがPレンジ保持凹部24に嵌まり込む位置)からNotPレンジ側の限界位置に相当する回転位置(係合部23aがNotPレンジ壁に突き当たる位置)までの回転量の設計値やモータ12の回転伝達系の遊び等に基づいて設定される。
このステップ112で、エンコーダカウント値の変化量が所定値B以上であると判定された場合には、モータ12がNotPレンジ側の限界位置まで回転したと判断して、ステップ113に進み、NotPレンジ側の限界位置をNotPレンジ側の基準位置として学習する。
これに対して、上記ステップ112で、エンコーダカウント値の変化量が所定値Bに達していないと判定された場合には、モータ12のトルク低下や異物等によってモータ12がNotPレンジ側の限界位置まで回転できない異常が発生したと判断して、ステップ114に進み、NotPレンジ側の基準位置の学習を禁止する。これにより、NotPレンジ側の限界位置ではない位置を基準位置として誤学習してしまうことを防止する。
この後、ステップ115に進み、異常を通知する。この場合、例えば、異常フラグをONにセットして、警告ランプや警告表示部で運転者に警告すると共に、NotPレンジ側の基準位置を学習できない等の異常情報をバックアップRAM48等に記憶する。
一方、上記ステップ106で、現在レンジがPレンジではない(NotPレンジである)と判定された場合には、図4のステップ116に進み、NotPレンジ壁突き当て制御を実施したか否かを判定する。
このステップ116で、NotPレンジ壁突き当て制御を実施したと判定された場合(つまり現在のシフトレンジ側の限界位置に突き当たるまでモータ12を回転させる突き当て制御を行った場合)には、ステップ117に進む。このステップ117で、NotPレンジ壁突き当て制御によるエンコーダカウント値の変化量が所定値C(第2の所定値)以上であるか否かを判定する。この所定値Cは、例えば、NotPレンジに相当する回転位置(係合部23aがNotPレンジ保持凹部25に嵌まり込む位置)からNotPレンジ側の限界位置に相当する回転位置(係合部23aがNotPレンジ壁に突き当たる位置)までの回転量の設計値やモータ12の回転伝達系の遊び等に基づいて設定される。この所定値Cは、後述する所定値Dよりも小さい値である。
このステップ117で、エンコーダカウント値の変化量が所定値C以上であると判定された場合には、モータ12がNotPレンジ側の限界位置まで回転したと判断して、ステップ118に進み、NotPレンジ側の限界位置をNotPレンジ側の基準位置として学習する。
これに対して、上記ステップ117で、エンコーダカウント値の変化量が所定値Cに達していないと判定された場合には、モータ12のトルク低下や異物等によってモータ12がNotPレンジ側の限界位置まで回転できない異常が発生したと判断して、ステップ119に進み、NotPレンジ側の基準位置の学習を禁止する。これにより、NotPレンジ側の限界位置ではない位置を基準位置として誤学習してしまうことを防止する。
この後、ステップ120に進み、異常を通知する。この場合、例えば、異常フラグをONにセットして、警告ランプや警告表示部で運転者に警告すると共に、NotPレンジ側の基準位置を学習できない等の異常情報をバックアップRAM48等に記憶する。
一方、上記ステップ116で、NotPレンジ壁突き当て制御を実施していない(Pレンジ壁突き当て制御を実施した)と判定された場合(つまり現在のシフトレンジと異なる他のシフトレンジ側の限界位置に突き当たるまでモータ12を回転させる突き当て制御を行った場合)には、ステップ121に進む。このステップ121で、Pレンジ壁突き当て制御によるエンコーダカウント値の変化量が所定値D(第1の所定値)以上であるか否かを判定する。この所定値Dは、例えば、NotPレンジに相当する回転位置(係合部23aがNotPレンジ保持凹部25に嵌まり込む位置)からPレンジ側の限界位置に相当する回転位置(係合部23aがPレンジ壁に突き当たる位置)までの回転量の設計値やモータ12の回転伝達系の遊び等に基づいて設定される。
このステップ121で、エンコーダカウント値の変化量が所定値D以上であると判定された場合には、モータ12がPレンジ側の限界位置まで回転したと判断して、ステップ122に進み、Pレンジ側の限界位置をPレンジ側の基準位置として学習する。
これに対して、上記ステップ121で、エンコーダカウント値の変化量が所定値Dに達していないと判定された場合には、モータ12のトルク低下や異物等によってモータ12がPレンジ側の限界位置まで回転できない異常が発生したと判断して、ステップ123に進み、Pレンジ側の基準位置の学習を禁止する。これにより、Pレンジ側の限界位置ではない位置を基準位置として誤学習してしまうことを防止する。
この後、ステップ124に進み、異常を通知する。この場合、例えば、異常フラグをONにセットして、警告ランプや警告表示部で運転者に警告すると共に、Pレンジ側の基準位置を学習できない等の異常情報をバックアップRAM48等に記憶する。
以上説明した本実施例では、NotPレンジ側の基準位置を学習するために現在レンジがPレンジでNotPレンジ壁突き当て制御を実施したときに、エンコーダカウント値の変化量が所定値Bに達したか否かを判定する。その結果、エンコーダカウント値の変化量が所定値Bに達していないと判定された場合には、モータ12のトルク低下や異物等によってモータ12がNotPレンジ側の限界位置まで回転できない異常が発生したと判断して、NotPレンジ側の基準位置の学習を禁止すると共に異常を通知する。これにより、NotPレンジ側の限界位置ではない位置を基準位置として誤学習してしまうことを防止することができ、基準位置の誤学習による不具合(例えばNotPレンジではないシフトレンジをNotPレンジと誤認識する不具合)を防止することができる。
一方、Pレンジ側の基準位置を学習するために現在レンジがNotPレンジでPレンジ壁突き当て制御を実施したときに、エンコーダカウント値の変化量が所定値Dに達したか否かを判定する。その結果、エンコーダカウント値の変化量が所定値Dに達していないと判定された場合には、モータ12のトルク低下や異物等によってモータ12がPレンジ側の限界位置まで回転できない異常が発生したと判断して、Pレンジ側の基準位置の学習を禁止すると共に異常を通知する。これにより、Pレンジ側の限界位置ではない位置を基準位置として誤学習してしまうことを防止することができ、基準位置の誤学習による不具合(例えばPレンジではないシフトレンジをPレンジと誤認識する不具合)を防止することができる。
更に、本実施例では、マイコン41の電源オン中にシフトレンジが切り換えられる毎に切り換え後のシフトレンジを記憶すると共にマイコン41の電源オフ中も記憶データを保持するバックアップRAM48を備えている。これにより、マイコン41の起動直後で基準位置の学習前でも、バックアップRAM48の記憶データに基づいて現在のシフトレンジ(前回のマイコン41の電源オフ直前のシフトレンジ)を判定することができる。
また、本実施例では、Pレンジ側の基準位置を学習するために現在レンジがPレンジでPレンジ壁突き当て制御を実施したときに、エンコーダカウント値の変化量が所定値Aに達したか否かを判定する。その結果、エンコーダカウント値の変化量が所定値Aに達していないと判定された場合には、モータ12のトルク低下や異物等によってモータ12がPレンジ側の限界位置まで回転できない異常が発生したと判断して、Pレンジ側の基準位置の学習を禁止すると共に異常を通知する。これにより、Pレンジ側の限界位置ではない位置を基準位置として誤学習してしまうことを防止することができ、基準位置の誤学習による不具合を防止することができる。
一方、NotPレンジ側の基準位置を学習するために現在レンジがNotPレンジでNotPレンジ壁突き当て制御を実施したときに、エンコーダカウント値の変化量が所定値Cに達したか否かを判定する。その結果、エンコーダカウント値の変化量が所定値Cに達していないと判定された場合には、モータ12のトルク低下や異物等によってモータ12がNotPレンジ側の限界位置まで回転できない異常が発生したと判断して、NotPレンジ側の基準位置の学習を禁止すると共に異常を通知する。これにより、NotPレンジ側の限界位置ではない位置を基準位置として誤学習してしまうことを防止することができ、基準位置の誤学習による不具合を防止することができる。
尚、上記実施例では、エンコーダカウント値の変化量が所定値に達していない場合に、基準位置の学習禁止と異常通知を両方とも実施するようにしたが、これに限定されず、基準位置の学習禁止と異常通知のうちの一方のみを実施するようにしても良い。
また、上記実施例では、エンコーダ46として磁気式のエンコーダを用いたが、これに限定されず、エンコーダ46は、例えば、光学式のエンコーダやブラシ式のエンコーダを用いても良い。また、エンコーダ46は、A相信号とB相信号を出力するエンコーダに限定されず、A相、B相信号に加え、補正用(インデックス用)のZ相信号を出力するエンコーダを用いても良い。
また、マニュアルシャフト13(又はディテントレバー15)の回転角(回転位置)を検出する回転センサを設けるようにしても良い。この回転センサは、マニュアルシャフト13(又はディテントレバー15)の回転角度に応じた電圧を出力するセンサ(例えばポテンショメータ)で構成し、その出力電圧によって実際のシフトレンジが、PレンジとNotPレンジのいずれであるかを確認できるようにしても良い。
また、上記実施例では、モータ12としてスイッチトリラクタンスモータ(SRモータ)を用いたが、エンコーダの出力信号のカウント値に基づいてモータの回転位置を検出してモータの通電相を順次切り換えるブラシレス型の同期モータであれば、SRモータに限定されず、他の種類のブラシレス型の同期モータであっても良い。
また、上記実施例では、シフトレンジをPレンジとNotPレンジの二つのレンジ間で切り換えるレンジ切換機構を備えたシステムに本発明を適用したが、これに限定されず、例えば、シフトレンジをPレンジとRレンジとNレンジとDレンジの四つのレンジ間で切り換えるレンジ切換機構を備えたシステムに本発明を適用しても良い。或は、シフトレンジを三つのレンジ間又は五つ以上のレンジ間で切り換えるレンジ切換機構を備えたシステムに本発明を適用しても良い。
その他、本発明は、自動変速機(AT、CVT、DCT等)に限定されず、電気自動車用の減速機のシフトレンジを切り換えるレンジ切換制御装置に適用しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
11…レンジ切換機構、12…モータ、41…マイコン(制御手段)、46…エンコーダ、48…バックアップRAM(記憶手段)

Claims (3)

  1. モータ(12)を駆動源としてシフトレンジを切り換えるレンジ切換機構(11)と、前記モータ(12)の回転に同期してパルス信号を出力するエンコーダ(46)と、前記エンコーダ(46)の出力信号のカウント値(以下「エンコーダカウント値」という)に基づいて前記モータ(12)を目標のシフトレンジに相当する回転位置まで回転させる制御手段(41)とを備え、前記制御手段(41)は、前記レンジ切換機構(11)の可動範囲の限界位置に突き当たるまで前記モータ(12)を回転させて基準位置を学習するレンジ切換制御装置において、
    前記制御手段(41)は、前記基準位置を学習するために前記限界位置のうち現在のシフトレンジと異なる他のシフトレンジ側の限界位置に突き当たるまで前記モータ(12)を回転させる制御を行ったときに前記エンコーダカウント値の変化量が、前記現在のシフトレンジに相当する回転位置から前記他のシフトレンジ側の限界位置に相当する回転位置までの回転量に対応する第1の所定値に達していない場合には、前記基準位置の学習禁止と異常通知のうちの少なくとも一方を実施することを特徴とするレンジ切換制御装置。
  2. 前記制御手段(41)の電源オン中に前記シフトレンジが切り換えられる毎に切り換え後のシフトレンジを記憶すると共に前記制御手段(41)の電源オフ中も記憶データを保持する記憶手段(48)を備えていることを特徴とする請求項1に記載のレンジ切換制御装置。
  3. 前記制御手段(41)は、前記基準位置を学習するために前記限界位置のうち現在のシフトレンジ側の限界位置に突き当たるまで前記モータ(12)を回転させる制御を行ったときに前記エンコーダカウント値の変化量が前記第1の所定値よりも小さい値であり前記現在のシフトレンジに相当する回転位置から前記現在のシフトレンジ側の限界位置に相当する回転位置までの回転量に対応する値である第2の所定値に達していない場合には、前記基準位置の学習禁止と異常通知のうちの少なくとも一方を実施することを特徴とする請求項1又は2に記載のレンジ切換制御装置。
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