JP6492507B2 - 電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、動作モードとして通常モードと低消費電力モードを有するマイコンと、動作モードとして通常モードと低消費電力モードを有する電源回路と、を備える電子制御装置に関する。
特許文献1には、動作モードとして通常モード(通常動作モード)と低消費電力モード(待機モード)を有するマイコンと、動作モードとして通常モード(通常電流モード)と低消費電力モード(低電流モード)を有する電源回路と、を備える電子制御装置が開示されている。
特開2009−184423号公報
特許文献1では、外部装置からの入力に基づいて、マイコンが低消費電力モードから通常モードに切り替わる。また、マイコンが、電源回路へ動作モードを切り替えるための信号を出力し、これにより電源回路が通常モードに切り替わる。このため、電源回路が通常モードに切り替わる前に、マイコンが起動する虞がある。この場合、電源電圧が低下し、マイコンが正常動作可能な電源電圧範囲外で意図しない動作をすることを防止するために備えたリセット機能により、マイコンがリセットしてしまう。
これに対し、電源回路の出力にコンデンサを追加することで、電源回路が通常モードになるまでの間、電圧低下を抑制することも考えられる。しかしながら、大容量のコンデンサが必要となる。また、コンデンサやマイコンの消費電流のばらつきを考慮する必要がある。これらのため、製造コストが増加してしまう。なお、消費電流ばらつきの要因としては、初期公差、温度特性、経年劣化などがある。
本発明は上記問題点に鑑み、大容量のコンデンサを追加することなく、通常モードに切り替える際のマイコンのリセットを抑制することのできる電子制御装置を提供することを目的とする。
ここに開示される発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲及びこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。
開示された発明のひとつは、動作モードとして、通常モードと、通常モードよりも消費電力が小さい低消費電力モードと、を有するマイコン(11)と、
動作モードとして、通常モードと、通常モードよりも消費電力の小さい低消費電力モードと、を有し、マイコンを作動させるための電源を供給する電源回路(12)と、
外部装置(101)からの入力信号に応じて、マイコンの動作モード及び電源回路の動作モードを切り替えるモード切替回路(13)と、を備える。
モード切替回路は、マイコン及び電源回路の動作モードがともに低消費電力モードの場合に、外部装置から動作モードを通常モードに切り替えるための信号が入力されると、先に電源回路を通常モードに切り替えてから、マイコンを通常モードに切り替える。電源回路は、入力電圧を降圧するトランジスタ(31)を有するシリーズ電源(30)を含む。シリーズ電源は、トランジスタを制御する制御回路(33)として、シリーズ電源の出力電圧のばらつきが小さい高精度制御回路(33b)と、高精度制御回路よりも少ない素子数で構成され、シリーズ電源の出力電圧のばらつきが高精度制御回路よりも大きい低精度制御回路(33a)と、を含む。そして、通常モードにおいて高精度制御回路がトランジスタを制御し、低消費電力モードにおいて低精度制御回路がトランジスタを制御することを特徴とする。
これによれば、マイコンとは別にモード切替回路を備えており、モード切替回路は、マイコンよりも先に電源回路を通常モードに切り替える。このため、マイコンの起動時には、電源回路が通常動作をしており、マイコン起動時に必要な電源を供給することができる。したがって、先にマイコンが起動し、これにより電源電圧が低下してマイコンがリセットするのを抑制することができる。また、大容量のコンデンサを用いなくとも、マイコンがリセットするのを抑制することができる。
第1実施形態に係る電子制御装置の概略構成を示す図である。 マイコンの動作状態など示すタイミングチャートである。 第2実施形態に係る電子制御装置のうち、シリーズ電源周辺を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。なお、各実施形態において、共通乃至関連する要素には同一の符号を付与するものとする。
(第1実施形態)
先ず、図1及び図2を用いて、本実施形態に係る電子制御装置の概略構成を説明する。
図1に示す電子制御装置10は、車両(自動車)に搭載される。この電子制御装置10は、マイコン11と、電源回路12と、モード切替回路13と、を備えている。さらに、電子制御装置10は、コンデンサ14と、入出力回路15と、を備えている。
マイコン11は、CPU、ROM、RAM、レジスタ、及びI/Oポートなどを備えて構成されたマイクロコンピュータである。マイコン11において、CPUが、RAMやレジスタの一時記憶機能を利用しつつ、ROMに予め記憶された制御プログラム、バスを介して取得した各種データなどに応じて信号処理を行う。また、この信号処理で得られた信号を、バスに出力したりする。このようにして、マイコン11は、各種機能を実行する。
本実施形態のマイコン11は、たとえば、車両の電源を遮断する際に、車両のシフトポジションを自動的にパーキングポジションとするオートパーキング制御を実行する。このオートパーキング制御により、車両が備える図示しないパーキングロック機構が作動してロック状態となり、車両の移動が制限される。
マイコン11は、動作モードとして、通常モードと、通常モードよりも消費電力の低い低消費電力モードと、を有している。低消費電力モードは、待機モード、スリープモードなどとも呼ばれる。通常モードでは、上記したCPUを含むマイコン11の全体が作動する。一方、低消費電力モードでは、CPUが停止し、I/Oポートのうちの一部のポートのみが作動する。詳しくは、後述するWAKE信号が入力され、そのパルスエッジを検出するポートのみが作動する。マイコン11の消費電流は、通常モードにおいて500mA程度、低消費電力モードにおいて1mA程度である。このように、低消費電力モードによれば、通常モードに較べ、マイコン11の消費電力が抑制される。
電源回路12は、車両に搭載された外部電源としてのバッテリ100から供給される直流電圧(以下、バッテリ電圧と示す)を降圧し、マイコン11を作動させるための電源として供給する。この電源回路12は、スイッチング電源20と、シリーズ電源30と、を有している。スイッチング電源20及びシリーズ電源30としては、後述する第1トランジスタ21、第2トランジスタ31を備えた周知のものを採用することができる。
スイッチング電源20は、第1トランジスタ21と、ダイオード22と、コイル23と、コンデンサ24と、制御回路25と、を有している。このスイッチング電源20は、12Vのバッテリ電圧を6Vまで降圧する。バッテリ電圧は、コンデンサ14にて安定化される。
本実施形態では、第1トランジスタ21として、pチャネル型のMOSFETを採用している。そして、MOSFETのソースがコンデンサ14側(バッテリ100側)に接続され、ドレインがコイル23に接続されている。また、ゲートは、制御回路25に接続されている。
第1トランジスタ21とコイル23との接続点には、グランド側をアノードとしてダイオード22が接続されている。また、コイル23の下流側には、第1トランジスタ21の出力電圧V1を安定化させるために、コンデンサ24が接続されている。このコンデンサ24は、スイッチング電源20の出力電圧V1に対応する電荷を蓄積する。
制御回路25は、モード切替回路13から通常モードへの切り替え信号が入力されると、スイッチング電源20の出力電圧V1が6Vになるように、図示しない発振回路から入力されるクロックを用いて所定デューティのPWM信号を生成し、第1トランジスタ21のスイッチング動作をフィードバック制御する。PWM信号により、第1トランジスタ21は、周期的にオン、オフ制御される。第1トランジスタ21がオンされると、バッテリ電圧に基づく電流が第1トランジスタ21を介して流れる。この電流は、コイル23にエネルギーを蓄積しながら、コンデンサ24を充電する。そして、第1トランジスタ21がオフされると、バッテリ電圧に基づく電流の流れが遮断される。この場合、コイル23に蓄積されたエネルギーにより、ダイオード22及びコイル23を介して、コンデンサ24へと電流が流れる。第1トランジスタ21が所定デューティでオン、オフされるため、コンデンサ24が発生する出力電圧、すなわち出力電圧V1は、バッテリ電圧よりも低い6Vとなる。
一方、モード切替回路13から低消費電力モードへの切り替え信号が入力されると、制御回路25は、PWM信号を生成しない。すなわち、第1トランジスタ21にスイッチング動作をさせない。これにより、制御回路25は、消費電力を低減する。クロックの供給も停止となるため、第1トランジスタ21は、常時オン又は常時オフとなる。本実施形態では、低消費電力モードへの切り替え信号が入力されると、制御回路25は、第1トランジスタ21が常時オンとなるように制御する。このため、低消費電力モードにおいて、出力電圧V1は、12Vとなる。
シリーズ電源30は、第2トランジスタ31と、コンデンサ32と、制御回路33と、を有している。このシリーズ電源30は、スイッチング電源20の出力電圧V1(6V)を、5Vまで降圧する。
本実施形態では、第2トランジスタ31として、pnp型のバイポーラトランジスタを採用している。バイポーラトランジスタのエミッタがスイッチング電源20のコンデンサ24に接続され、コレクタがマイコン11に接続されている。また、バイポーラトランジスタのベースは、制御回路33に接続されている。第2トランジスタ31の下流側には、シリーズ電源30の出力電圧V2を安定化させるために、コンデンサ32が接続されている。このコンデンサ32は、シリーズ電源30の出力電圧V2に対応する電荷を蓄積する。
制御回路33は、低精度制御回路33aと、高精度制御回路33bと、選択回路33cと、を有している。低精度制御回路33aは、オペアンプと基準電圧源を有し、出力電圧V2と基準電圧(4.6V)とを比較して、シリーズ電源30の出力電圧V2が4.6Vになるように、ベース電流を調節する。低精度制御回路33aは、4.6Vを出力するための機能のみを有しており、数十個(たとえば50個)程度の素子により構成されている。このように、低精度制御回路33aは、4.6Vを出力するためのフィードバック回路として、必要最小限の構成となっている。
高精度制御回路33bは、オペアンプと基準電圧源を有しており、出力電圧V2と基準電圧(5V)とを比較して、シリーズ電源30の出力電圧V2が5Vになるように、ベース電流を調節する機能を有している。加えて、高精度制御回路33bは、バッテリ電圧の変動を抑制するための機能、負荷変動(マイコン11側の電圧変動)を抑制するための機能、通常モード時におけるマイコン11の消費電流(500mA)に対応する機能、を有している。このため、高精度制御回路33bを用いたほうが、出力電圧V2の精度、すなわちマイコン11に供給する電源の精度を向上することができる。しかしながら、高精度制御回路33bは、数百個(たとえば300個)の素子を要するため、低精度制御回路33aを用いる場合よりも、消費電力が大きい。
選択回路33cは、ベース電流を調節するために作動する回路として、モード切替回路13からのモード切替信号に基づき、低精度制御回路33a及び高精度制御回路33bのいずれかを選択する。
モード切替回路13から、通常モードへの切り替え信号が入力されると、選択回路33cは、ベース電流を調節するために作動する回路として、高精度制御回路33bを選択する。高精度制御回路33bは、シリーズ電源30の出力電圧V2が5Vになるように、第2トランジスタ31(pnp型のバイポーラトランジスタ)のベース電流を調節する。第2トランジスタ31には、ベース電流に応じた電流が流れるため、この電流は、コンデンサ32を充電する。これにより、コンデンサ32が発生する出力電圧、すなわち出力電圧V2は、出力電圧V1よりも低い5Vとなる。
一方、モード切替回路13から低消費電力モードへの切り替え信号が入力されると、選択回路33cは、ベース電流を調節するために作動する回路として、低精度制御回路33aを選択する。低精度制御回路33aは、シリーズ電源30の出力電圧V2が4.6Vになるように、第2トランジスタ31(pnp型のバイポーラトランジスタ)のベース電流を調節する。これにより、コンデンサ32が発生する出力電圧、すなわち出力電圧V2は、出力電圧V1よりも低い4.6Vとなる。なお、マイコン11は、電源電圧が4Vを下回るとリセットされる。
モード切替回路13は、外部入力に基づいて、マイコン11及び電源回路12の動作モードを、低消費電力モードから通常モードに切り替える。モード切替回路13には、入出力回路15を介して、外部から信号が入力される。入出力回路15には、イグニッションスイッチの状態(オン又はオフ)に対応した信号であるイグニッション信号IG等の何らかのスイッチ信号が入力される。このスイッチ信号は、入出力回路15にて閾値と比較され、その比較結果がモード切替回路13に出力される。また、入出力回路15は、通信線を介して、電子制御装置10とは別のECU101と接続されており、ECU101と通信するための通信回路としての機能も果たす。
ECU101としては、たとえば、車両ドアの開閉を検知したりするドアECU、ユーザが携帯するリモートキーが車両に接近した際に該リモートキーと通信するリモートECUなどがある。また、電子制御装置10とECU101との通信方式としては、LIN(Local Interconnect Network)通信、CAN(Controller Area Network)通信などを採用することができる。なお、CANは登録商標である。
モード切替回路13は、ECU101から信号が送信されてきたり、イグニッション信号IG等がアクティブに変化したりして、所定の起動条件を満たすと、低消費電力モードから通信モードに切り替えるために、マイコン11に出力するウェイクアップ信号(以下、WAKE信号と示す)として、パルス信号を出力する。マイコン11は、WAKE信号としてのパルス信号の立下りエッジ又は立ち上がりのエッジを検出することで、起動処理を開始する。そして、起動処理が完了すると、マイコン11からモード切替回路13に対して出力するKEEP信号として、起動処理の完了、すなわち通常モードへの切り替え完了を示す完了信号(アクティブ側の論理)を出力する。
また、モード切替回路13は、低消費電力モードから通常モードに切り替えるために、通常モード切り替え信号を電源回路12の制御回路25,33に出力する。これにより、制御回路25は、スイッチング電源20の出力電圧V1が6Vになるように、所定デューティのPWM信号を生成して、第1トランジスタ21のスイッチング動作をフィードバック制御する。また、選択回路33cが高精度制御回路33bを選択し、高精度制御回路33bにより、シリーズ電源30の出力電圧V2が5Vになるように、第2トランジスタ31のベース電流が調節される。
一方、マイコン11は、予め設定された終了条件を満たすと終了処理を実行する。そして終了処理を完了し、低消費電力モードになると、マイコン11は、KEEP信号として非アクティブ側の論理を出力する。これにより、モード切替回路13は、電源回路12の動作モードを、通常モードから低消費電力モードに切り替えるための信号を、制御回路25,33に出力する。これにより、制御回路25は、第1トランジスタ21が常時オンとなるように制御する。また、選択回路33cが低精度制御回路33aを選択し、この低精度制御回路33aにより、シリーズ電源30の出力電圧V2が4.6Vになるように、第2トランジスタ31のベース電流が調節される。
なお、本実施形態では、図1に一点鎖線で示すように、モード切替回路13、入出力回路15、スイッチング電源20の制御回路25、及びシリーズ電源30の制御回路33が1つのチップに集積されて、電源IC40を構成している。このように、電源IC40には、電源回路12のうち、トランジスタ21,31の駆動を制御する制御回路25,33が形成されている。
次に、図2に示すタイミングチャートに基づき、上記した電子制御装置10の動作について説明する。なお、図2では、ECU101からの入力により、動作モードが通常モードに切り替えられる例を示す。
時刻t1よりも前において、電源回路12は低消費電力モードとなっている。低消費電力モードでは、上記したように、制御回路25が第1トランジスタ21をPWM制御せず、常時オンに制御する。これにより、スイッチング電源20の消費電力を低減できる。また、スイッチング電源20の出力電圧V1は、バッテリ電圧と同じ12Vとなる。
また、選択回路33cが低精度制御回路33aを選択し、低精度制御回路33aは、シリーズ電源30の出力電圧V2が4.6Vになるように、第2トランジスタ31のベース電流を制御する。これにより、出力電圧V2は、4.6V±0.2V(4.4V〜4.8V)となる。低精度制御回路33aは、高精度制御回路33bよりも回路構成が簡素であるため、消費電力を低減できる。特に、高精度制御回路33bに較べて電源精度(電圧のばらつき)が低下するように構成されている。したがって、回路構成がより簡素化されており、これにより、消費電力をさらに低減できる。また、低精度制御回路33aは、出力電圧V2が通常モード時の5Vよりも低い4.6Vとなるように、第2トランジスタ31のベース電流を制御する。これにより、消費電力をさらに低減できる。
時刻t1よりも前において、マイコン11も低消費電力モードとなっている。低消費電力モードにおいて、マイコン11のCPUは停止し、I/Oポートのうち、WAKE信号が入力されるポートのみが作動する。このため、マイコン11の消費電力を低減できる。このようにマイコン11の消費電力が最小限に抑えられているため、低消費電力モードでは、マイコン11に対し、5Vを供給しなくともよい。マイコン11が4Vでリセットされるため、シリーズ電源30の出力電圧V2は、上記したように4.6V±0.2V(4.4V〜4.8V)となっている。
低消費電力モードにおいて、モード切替回路13は、マイコン11に対し、WAKE信号としてハイレベルの信号を出力する。このため、マイコン11は起動されない。一方、マイコン11は、モード切替回路13(電源IC40)に対し、KEEP信号としてローレベルの信号(非アクティブ側の論理)を出力する。
時刻t1において、ECU101からマイコン11を起動させるための起動指示信号(パルス)が入力される。モード切替回路13が、パルスの立下りエッジ又は立ち上がりエッジを検出すると起動条件を満たす。起動条件を満たすと、モード切替回路13は、先ず電源回路12に対して、低消費電力モードから通常モードへ切り替えるための通常モード切替信号を出力する。
モード切替回路13は、電源回路12に対し、通常モード切替信号として、たとえばハイレベルの信号を出力する。通常モード切替信号が入力されると、制御回路25は、スイッチング電源20の出力電圧V1が6Vになるように、所定デューティのPWM信号を生成して、第1トランジスタ21のスイッチング動作をフィードバック制御する。これにより、出力電圧V1は、12Vから徐々に低下し、最終的に6Vに落ち着く。
また、通常モード切替信号が入力されると、選択回路33cは、高精度制御回路33bを選択する。選択された高精度制御回路33bは、シリーズ電源30の出力電圧V2が5Vになるように、第2トランジスタ31のベース電流を調節する。上記したように、高精度制御回路33bは、低精度制御回路33aよりも電圧の精度が高い(ばらつきが小さい)。このため、出力電圧V2は、低消費電力モードの値から徐々に上昇し、最終的に5V±0.05Vとなる。
時刻t1から所定時間経過すると、モード切替回路13は、マイコン11に対し、WAKE信号としてパルス信号を出力する。本実施形態では、1パルスだけ出力するのではなく、パルスを所定周期(たとえば4ms)で出力する。そして、所定期間(たとえば300ms)の間に、KEEP信号としてアクティブ側の論理が入力されない場合には、パルスの出力を停止し、低消費電力モードの状態(ハイレベル)に戻す。
マイコン11は、WAKE信号(パルス信号)の立下りエッジ又は立ち上がりエッジを検出すると起動処理を開始する。図2では、マイコン11が1パルス目の立下りエッジを検出し、起動処理を開始している。そして、時刻t2において起動処理が完了となる。
起動処理が完了すると、マイコン11の動作モードは通常モードとなる。したがって、時刻t2以後、電子制御装置10はECU101と通信を行い、マイコン11は所定処理を実行する。また、マイコン11は、起動処理の完了とともに、モード切替回路13に対し、KEEP信号としてハイレベルの信号(アクティブ側の論理)を出力する。モード切替回路13は、KEEP信号としてハイレベルの信号が入力されると、パルス信号の出力を停止し、WAKE信号としてローレベルの信号を出力する。
ECU101との通信が終了し、所定の終了条件を満たすと、マイコン11は、終了処理を開始する。そして、時刻t3において終了処理が完了すると、マイコン11は、低消費電力モードとなる。
マイコン11が低消費電力モードになると、KEEP信号はローレベルの信号(非アクティブ側の論理)となり、WAKE信号もハイレベルの信号となる。モード切替回路13に入力されるKEEP信号がローレベルに変化すると、モード切替回路13は、電源回路12に対して、通常モードから低消費電力モードへ切り替えるための信号(たとえばローレベルの信号)を出力する。制御回路25は、低消費電力モードに切り替えるための信号が入力されると、第1トランジスタ21を常時オンに制御する。これにより、出力電圧V1は、6Vから徐々に上昇し、最終的に12Vに落ち着く。
また、低消費電力モードに切り替えるための信号が入力されると、選択回路33cは、低精度制御回路33aを選択する。低精度制御回路33aは、シリーズ電源30の出力電圧V2が4.6Vになるように、第2トランジスタ31のベース電流を制御する。これにより、出力電圧V2は、5Vから徐々に低下し、最終的に4.6V±0.2Vとなる。
次に、本実施形態に係る電子制御装置10の効果について説明する。
本実施形態によれば、電子制御装置10が、マイコン11とは別にモード切替回路13を備えている。モード切替回路13は、電源IC40の一部として構成されている。そして、外部からの入力に基づいて低消費電力モードから通常モードに切り替える際に、モード切替回路13は、マイコン11よりも先に電源回路12を通常モードに切り替える。このため、マイコン11が起動処理を開始する時点で電源回路12が既に通常動作をしており、電源回路12はマイコン11の起動時に必要な電源を供給することができる。したがって、低消費電力モードから通常モードに切り替える際に、電源電圧が低下してマイコンがリセットするのを抑制することができる。また、大容量のコンデンサを用いなくとも、マイコンがリセットするのを抑制することができる。
また、低消費電力モードにおいて、マイコン11のCPUが停止し、I/Oポートの一部のみが作動する。これにより、低消費電力モードにおけるマイコン11の消費電力を、通常モードより低減することができる。しかしながら、I/Oポートの一部は作動するため、マイコン11の起動指示を示すWAKE信号(パルス)を検出することができる。
また、低消費電力モードにおいて、スイッチング電源20の制御回路25は、PWM信号を生成しない。すなわち、第1トランジスタ21をPWM制御しない。したがって、低消費電力モードにおけるスイッチング電源20の消費電力を、通常モードより低減することができる。
特に本実施形態では、制御回路25が、第1トランジスタ21を常時オンにする。常時オフの場合、出力電圧V1は、0Vになる。低消費電力モードから通常モードへの切り替える際、第1トランジスタ21のオン、オフにより、コンデンサ24に電荷を蓄積させなければならないため、0Vから6Vに到達するのに時間がかかる。上記したように、常時オンにすると、スイッチング電源20が出力電圧V1として6Vを出力するまでのかかる時間(起動時間)を、常時オフの場合より短くすることができる。たとえば起動時間を1/10程度にすることができる。
また、低消費電力モードにおいて、シリーズ電源30は、低精度制御回路33aにより第2トランジスタ31のベース電流を調節する。低精度制御回路33aは、高精度制御回路33bよりも回路構成が簡素である。これにより、低消費電力モードにおけるシリーズ電源30の消費電力を、通常モードより低減することができる。
特に本実施形態では、低精度制御回路33aに求められる電源精度が、高精度制御回路33bよりも低い。このため、低精度制御回路33aの回路構成がより簡素化されており、これにより、シリーズ電源30の消費電力をさらに低減することができる。
さらに、低精度制御回路33aが、出力電圧V2が通常モード時の5Vよりも低い4.6Vとなるように、第2トランジスタ31のベース電流を制御する。換言すれば、マイコン11のリセットがされない範囲で、通常モードよりも低い電圧となるように、第2トランジスタ31のベース電流が制御される。このため、通常モードよりもベース電流を小さくすることができ、シリーズ電源30の消費電力をさらに低減することができる。
また、モード切替回路13は、外部からの入力信号がマイコン11の起動条件を満たすと、マイコン11に対し、WAKE信号としてパルス信号を出力する。モード切替回路13は、マイコン11から、KEEP信号として通常モードへの切り替え完了を示す信号が入力されるまで、パルス信号を出力する。したがって、マイコン11のI/Oポートが1つ目のパルスエッジを読み取り逃がした場合でも、マイコン11を確実に起動させることができる。
(第2実施形態)
本実施形態において、第1実施形態に示した電子制御装置10と共通する部分についての説明は割愛する。図3は、本実施形態に係る電子制御装置10のうち、シリーズ電源の周辺を示している。
図3に示すように、電子制御装置10のシリーズ電源30は、第2トランジスタ31を流れる電流と所定の閾値とを比較して、過電流を検出する過電流検出回路50をさらに備えている。それ以外の構成は、第1実施形態と同じである。本実施形態でも、低消費電力モードにおいて、スイッチング電源20の第1トランジスタ21を常時オンとする。過電流検出回路50は、上記した電源IC40の一部として構成されている。
過電流検出回路50は、抵抗51と、差動増幅器52と、コンパレータ53と、第1閾値Vr1を生成する第1基準電源54と、第1スイッチ55と、第1閾値Vr1よりも低い電圧である第2閾値Vr2を生成する第2基準電源56と、第2スイッチ57と、を有している。抵抗51は、コイル23と第2トランジスタ31の間に設けられている。抵抗51の両端の電圧が差動増幅器52に入力され、差動増幅器52の出力がコンパレータ53の入力端子の一方に入力される。コンパレータ53の入力端子の他方には、動作モードに応じて、第1閾値Vr1又は第2閾値Vr2が入力される。
コンパレータ53の入力端子とグランドとの間に、第1基準電源54と、第1スイッチ55と、が直列に配置されている。また、第1基準電源54と第1スイッチ55の直列回路に対し、第2基準電源56と第2スイッチ57からなる直列回路が並列に配置されている。
モード切替回路13から通常モード切替信号が出力されると、第1スイッチ55がオン(閉状態)、第2スイッチ57がオフ(開状態)となる。これにより、コンパレータ53に第1閾値Vr1(たとえば60mV)が入力される。したがって、通常モードにおいて、過電流検出回路50は、第1閾値Vr1との比較により、過電流を検出する。一方、モード切替回路13から低消費電力モードに切り替えるための信号が出力されると、第1スイッチ55がオフ(開状態)、第2スイッチ57がオン(閉状態)となる。これにより、コンパレータ53に第2閾値Vr2(たとえば30mV)が入力される。したがって、低消費電力モードにおいて、過電流検出回路50は、第2閾値Vr2との比較により、過電流を検出する。
また、コンパレータ53の出力は、低精度制御回路33a及び高精度制御回路33bにそれぞれ入力される。通常モード時において、過電流が検出された場合、コンパレータ53からの出力により、高精度制御回路33bの駆動が停止される。また、低消費電力モード時において、過電流が検出された場合、コンパレータ53からの出力により、低精度制御回路33aの駆動が停止される。
次に、本実施形態に係る電子制御装置10の効果について説明する。
第1実施形態に示したように、低消費電力モードにおいて第1トランジスタ21を常時オンにすると、出力電圧V1が12Vとなり、シリーズ電源30での電圧降下が大きくなる。コンパレータ53で用いる閾値が一定、すなわち、通常モードと低消費電力モードとで同じ閾値を用いる場合、低消費電力モードにおいて過電流が流れると、上記したように電圧降下が大きいため、消費電力が大きくなり、第2トランジスタ31の許容損失を超える虞がある。
これに対し、本実施形態によれば、低消費電力モードにおいて、通常モード時に設定される第1閾値Vr1よりも低い値の第2閾値Vr2を用いて、過電流を検出する。換言すれば、低消費電力モード時には、閾値を下げる。したがって、低電力消費モードにおいては、通常モード時よりも小さい値で過電流と判定し、低精度制御回路33aの駆動を停止、すなわち、第2トランジスタ31をオフ、にすることができる。これにより、第2トランジスタ31の許容損失を超えないようにすることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
電子制御装置10としては、オートパーキング制御を実行する電子制御装置に限定されるものではない。また、電子制御装置10としては、オートパーキング制御を実行するマイコン11とは別のマイコンをさらに備える構成としてもよい。
低消費電力モードにおいて、マイコン11のうち、I/Oポートの一部のみが作動する例を示したがこれに限定されない。少なくともCPUが停止状態となり、通常モードよりも消費電力が低くなればよい。
低消費電力モードにおいて、電源回路12のうち、スイッチング電源20を構成する第1トランジスタ21を常時オンにする例を示した。しかしながら、第1トランジスタ21を常時オフにしてもよい。低消費電力モードにおいて、通常モードよりもスイッチング電源20の消費電力を低減できる構成であればよい。
低消費電力モードにおいて、電源回路12のうち、シリーズ電源30を構成する制御回路33として、低精度制御回路33aを用い、通常モードにおいて、高精度制御回路33bを用いる例を示した。しかしながら、動作モードに応じて、低精度制御回路33aと高精度制御回路33bとを切り替える例に限定されるものではない。低消費電力モードにおいて、通常モードよりもシリーズ電源30の消費電力を低減できる構成であればよい。低消費電力モードにおいて、電源精度を低下させずに消費電力を低減させてもよい。
モード切替回路13は、KEEP信号として通常モードへの切り替え完了を示す信号(起動処理完了を示す信号)を取得するまで、WAKE信号としてパルス信号を出力する例を示した。しかしながら、外部からマイコン11の起動指示信号が入力されると、モード切替回路13が、WAKE信号として、1パルスだけをマイコン11に出力する構成としてもよい。
10…電子制御装置、11…マイコン、12…電源回路、13…モード切替回路、14…コンデンサ、15…入出力回路、20…スイッチング電源、21…第1トランジスタ、22…ダイオード、23…コイル、24…コンデンサ、25…制御回路、30…シリーズ電源、31…第2トランジスタ、32…コンデンサ、33…制御回路、33a…低精度制御回路、33b…高精度制御回路、33c…選択回路、40…電源IC、50…過電流検出回路、51…抵抗、52…差動増幅器、53…コンパレータ、54…第1基準電源、55…第1スイッチ、56…第2基準電源、57…第2スイッチ、100…バッテリ、101…ECU

Claims (7)

  1. 動作モードとして、通常モードと、前記通常モードよりも消費電力が小さい低消費電力モードと、を有するマイコン(11)と、
    動作モードとして、通常モードと、前記通常モードよりも消費電力が小さい低消費電力モードと、を有し、前記マイコンを作動させるための電源を供給する電源回路(12)と、
    外部からの入力信号に基づいて、前記マイコンの動作モード及び前記電源回路の動作モードを切り替えるモード切替回路(13)と、を備え、
    前記モード切替回路は、前記マイコン及び前記電源回路の動作モードがともに前記低消費電力モードの場合に、外部から前記動作モードを前記通常モードに切り替えるための信号が入力されると、先に前記電源回路を前記通常モードに切り替えてから、前記マイコンを前記通常モードに切り替え、
    前記電源回路は、入力電圧を降圧するトランジスタ(31)を有するシリーズ電源(30)を含み、
    前記シリーズ電源は、前記トランジスタを制御する制御回路(33)として、前記シリーズ電源の出力電圧のばらつきが小さい高精度制御回路(33b)と、前記高精度制御回路よりも少ない素子数で構成され、前記シリーズ電源の出力電圧のばらつきが前記高精度制御回路よりも大きい低精度制御回路(33a)と、を含み、
    前記通常モードにおいて前記高精度制御回路が前記トランジスタを制御し、前記低消費電力モードにおいて前記低精度制御回路が前記トランジスタを制御することを特徴とする電子制御装置
  2. 前記モード切替回路は、前記動作モードを前記低消費電力モードから前記通常モードに切り替える際に、前記マイコンに対してパルス信号を出力し、
    前記マイコンは、前記パルス信号の立ち上がりエッジ若しくは立下りエッジを検出することで前記通常モードに切り替わるとともに、前記通常モードへの切り替え完了を示す完了信号を前記モード切替回路に出力し、
    前記モード切替回路は、前記完了信号を取得するまで、前記パルス信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記電源回路は、スイッチング動作する第1トランジスタ(21)を有し、外部電源(100)から供給される電圧を降圧するスイッチング電源(20)をさらに含み、
    前記シリーズ電源の前記トランジスタである第2のトランジスタは、前記スイッチング電源の出力電圧を降圧し、
    前記モード切替回路から前記低消費電力モードへの切り替え信号が入力されると、前記スイッチング電源は、前記第1トランジスタを常時オン状態にすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子制御装置。
  4. 前記シリーズ電源の前記トランジスタを流れる電流と所定の閾値とを比較して、過電流を検出する過電流検出回路(50)をさらに備え、
    前記過電流検出回路は、前記モード切替回路から前記低消費電力モードへの切り替え信号が入力されると、前記閾値として、前記通常モード時に設定される第1閾値(Vr1)よりも低い第2閾値(Vr2)を用いて、過電流を検出することを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の電子制御装置。
  5. 動作モードとして、通常モードと、前記通常モードよりも消費電力が小さい低消費電力モードと、を有するマイコン(11)と、
    動作モードとして、通常モードと、前記通常モードよりも消費電力が小さい低消費電力モードと、を有し、前記マイコンを作動させるための電源を供給する電源回路(12)と、
    外部からの入力信号に基づいて、前記マイコンの動作モード及び前記電源回路の動作モードを切り替えるモード切替回路(13)と、を備え、
    前記モード切替回路は、前記マイコン及び前記電源回路の動作モードがともに前記低消費電力モードの場合に、外部から前記動作モードを前記通常モードに切り替えるための信号が入力されると、先に前記電源回路を前記通常モードに切り替えてから、前記マイコンを前記通常モードに切り替え、
    前記モード切替回路は、前記動作モードを前記低消費電力モードから前記通常モードに切り替える際に、前記マイコンに対してパルス信号を出力し、
    前記マイコンは、前記パルス信号の立ち上がりエッジ若しくは立下りエッジを検出することで前記通常モードに切り替わるとともに、前記通常モードへの切り替え完了を示す完了信号を前記モード切替回路に出力し、
    前記モード切替回路は、前記完了信号を取得するまで、前記パルス信号を出力することを特徴とする電子制御装置。
  6. 前記電源回路は、スイッチング動作する第1トランジスタ(21)を有し、外部電源(100)から供給される電圧を降圧するスイッチング電源(20)と、該スイッチング電源の出力電圧を降圧する第2トランジスタ(31)を有するシリーズ電源(30)と、を含み、
    前記モード切替回路から前記低消費電力モードへの切り替え信号が入力されると、前記スイッチング電源は、前記第1トランジスタを常時オン状態にすることを特徴とする請求項5に記載の電子制御装置。
  7. 前記第2トランジスタを流れる電流と所定の閾値とを比較して、過電流を検出する過電流検出回路(50)をさらに備え、
    前記過電流検出回路は、前記モード切替回路から前記低消費電力モードへの切り替え信号が入力されると、前記閾値として、前記通常モード時に設定される第1閾値(Vr1)よりも低い第2閾値(Vr2)を用いて、過電流を検出することを特徴とする請求項6に記載の電子制御装置。
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