JP6451744B2 - 圧電モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、圧電共振器と他の回路素子とが搭載された圧電モジュールに関する。
現在、圧電共振器を用いたフィルタが各種実用化されている。このように圧電共振器を含むフィルタ等の圧電モジュールでは、圧電共振器と、他の回路素子を一体化して構成することがある。ここで、他の回路素子としては、例えば、圧電共振器用の整合回路を構成するインダクタ、キャパシタ等である。
特許文献1に記載のフィルタは、基板の表面に圧電共振器およびキャパシタが形成されている。
特開2010−93398号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたフィルタの構成では、基板表面に回路素子が形成されているため、回路素子の耐候性が低く、別途耐候性を向上させる構造を追加しなければならない。
したがって、この発明の目的は、回路素子の耐候性を向上させた、信頼性の高い圧電モジュールを提供することにある。
この発明の圧電モジュールは、機能導体が形成された圧電薄膜と、支持基板と、圧電薄膜を支持基板に固定する固定層と、圧電薄膜と支持基板との間に配置された回路素子と、を備える。
この構成では、保護用の部材を別途設けることなく、回路素子の耐候性が向上する。
また、この発明の圧電モジュールでは、回路素子は、圧電薄膜または支持基板に形成された導体パターンからなることが好ましい。
この構成では、実装型部品を用いることなく回路素子が形成される。これにより、実装型部品を圧電薄膜または支持基板に実装する構造を用いなくてもよく、実装構造に起因する不良の発生を抑制できる。
また、この発明の圧電モジュールでは、圧電薄膜における共振器用電極が形成される面に直交する方向に視て、固定層は、機能導体が形成される領域を含む形状の空隙を備えていてもよい。
この構成では、圧電共振器の特性が向上する。したがって、信頼性が高く、より優れた特性を有する圧電モジュールを実現できる。
また、この発明の圧電モジュールでは、導体パターンは空隙と重なることが好ましい。
この構成では、回路素子と圧電共振器とが近接もしくは少なくとも部分的に重なる。したがって、圧電モジュールを小型に形成することができる。
また、この発明の圧電モジュールでは、導体パターンの形成領域は、機能導体の形成領域と重なっていることが好ましい。
この構成では、圧電モジュールをさらに小型に形成することができる。
また、この発明の圧電モジュールでは、導体パターンの形成領域の全体は、機能導体の形成領域と重なっている。
この構成では、圧電モジュールをより一層小型に形成することができる。
また、この発明の圧電モジュールでは、固定層は、音響インピーダンスが異なる複数種類の層を積層した音響反射層であってもよい。
この構成であっても、回路素子の耐候性が向上し、信頼性の高い圧電モジュールを実現できる。
この発明によれば、回路素子の耐候性を向上させた、信頼性の高い圧電モジュールを実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係る圧電モジュールの構成を示す側面断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る圧電モジュールにおける機能導体が形成される面および回路素子が形成される面の平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る圧電モジュールにおける層間配線の構成を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る圧電モジュールの製造方法における各工程での形状を示す側面断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る圧電モジュールの製造方法における各工程での形状を示す側面断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る圧電モジュールの構成を示す側面断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る圧電モジュールにおける機能導体が形成される面および回路素子が形成される面の平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る圧電モジュールの製造方法における各工程での形状を示す側面断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る圧電モジュールの構成を示す側面断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る圧電モジュールの構成を示す側面断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る圧電モジュールにおける回路素子が形成される面の平面図である。 本発明の第5の実施形態に係る圧電モジュールの構成を示す側面断面図である。 本発明の第6の実施形態に係る圧電モジュールの構成を示す側面断面図である。 本発明の第7の実施形態に係る圧電モジュールの構成を示す側面断面図である。 本発明の第8の実施形態に係る圧電モジュールの構成を示す側面断面図である。
本発明の第1の実施形態に係る圧電モジュールについて、図を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る圧電モジュールの構成を示す側面断面図(図2におけるA−A断面図に相当する。)である。図2(A)は、本発明の第1の実施形態に係る圧電モジュールにおける機能導体が形成される面の平面図である。図2(B)は、本発明の第1の実施形態に係る圧電モジュールにおける回路素子が形成される面の平面図である。図3は、本発明の第1の実施形態に係る圧電モジュールにおける層間配線の構成を示す断面図(図2におけるB−B断面図に相当する。)である。
圧電モジュール10は、圧電薄膜20、固定層30、および支持基板40を備える。固定層30は、圧電薄膜20の裏面に接着しており、固定層30の裏面(圧電薄膜20が当接する面と反対側の面)には、支持基板40が接着している。この構成によって、圧電薄膜20は、固定層30によって支持基板40に支持されている。
圧電薄膜20は、LN(LiNbO)、LT(LiTaO)等の圧電体である。固定層30は、SiO等の絶縁体である。支持基板40は、Si、サファイヤ、ガラス等である。
圧電薄膜20の表面(固定層30側の面と反対側の面)には、機能導体211,212が形成されている。機能導体211,212は平面視して櫛歯形状である。機能導体211,212は、所謂IDT(Interdigital Transducer)を形成するように配置されている。この構成により、圧電共振器が構成される。
圧電薄膜20の表面には、配線導体221,222が形成されている。配線導体221は、機能導体211に接続されている。配線導体222は、機能導体212に接続されている。配線導体221,222は、機能導体211,212を外部回路に接続する導体である。機能導体211,212、配線導体221,222は、Al等の導電率の高い材料である。
固定層30には、空隙300が形成されている。空隙300は、圧電薄膜20、固定層30および支持基板40によって囲まれている。ただし、空隙300は、圧電薄膜20に設けられた貫通孔200に挿通している。この貫通孔200は、空隙300を形成する際に利用されている。
支持基板40の表面(固定層30側)には、導体パターン50が形成されている。導体パターン50は、両端が引き回し導体であり、これら両端の引き回し導体の間の部分がミアンダ形状である。この構成によって、導体パターン50は、インダクタとして機能する。導体パターン50は、機能導体211,212および配線導体221,222と同様の材料である。
導体パターン50におけるミアンダ形状の部分は、平面視して空隙300の領域内に配置されている。さらに、導体パターン50におけるミアンダ形状の部分は、機能導体211,212によって構成されるIDTの領域と重なっている。
導体パターン50の両端は、固定層30および圧電薄膜20を厚み方向に貫通する導電性ビアホール240によって、配線導体221,222に接続されている。
このような構成を用いることによって、圧電共振器に接続する回路素子であるインダクタが外部に露出しない。したがって、インダクタの耐候性を向上させることができる。
また、このような構成を用いることによって、インダクタと圧電共振器とが平面視して重なる。したがって、圧電共振器と、この圧電共振器に接続する周辺の回路素子とからなる共振回路の部分を小型にすることができる。さらに、このような構成を用いることによって、インダクタと圧電共振器とが略全面で重なる。したがって、圧電共振器と、この圧電共振器に接続する周辺の回路素子とからなる共振回路の部分をさらに小型にすることができる。
また、本実施形態の構成では、インダクタを構成する導体パターン50と圧電共振器とが空隙300によって離間されているので、それぞれの相互干渉を抑制することができる。
このような構成からなる圧電モジュール10は、次に示す工程によって形成される。図4および図5は、本発明の第1の実施形態に係る圧電モジュールの製造方法における各工程での形状を示す側面断面図である。
図4(A)に示すように、支持基板40の表面に、導体パターン50を形成する。次に、図4(B)に示すように、支持基板40の表面に、犠牲層31を形成する。犠牲層31は、例えば、ZnOである。
次に、図4(C)に示すように、支持基板40の表面に固定層30を形成する。固定層30は、犠牲層31を覆うように形成した後に、犠牲層31の段差を平坦化することによって形成される。なお、犠牲層31の表面に当接する固定層30は、平坦化の際に全て削除しなくてもよい。
次に、図4(D)に示すように、平坦化された固定層30および犠牲層31の表面に、圧電基板P20を接着する。次に、図5(A)に示すように、圧電基板P20を研磨等によって薄膜化し、圧電薄膜20を形成する。
次に、図5(B)に示すように、圧電薄膜20に機能導体211,212を形成する。この際、図示していないが、配線導体221,222も圧電薄膜20に形成する。なお、導電性ビアホール240は、機能導体211,212および配線導体221,222の形成前に、圧電薄膜20および固定層30に形成する。
次に、図5(C)に示すように、圧電薄膜20に貫通孔200を形成する。そして、貫通孔200を介して、犠牲層31を除去する。例えば、犠牲層31をウェットエッチングによって除去する。この処理によって、固定層30には空隙300が形成される。
以上の製造方法を得ることによって、圧電モジュール10が形成される。
なお、本実施形態では、インダクタを形成する態様を示したが、キャパシタ、抵抗等の他の回路機能を有する素子を形成してもよい。また、本実施形態では、支持基板40の表面に導体パターンを形成することによって、回路機能を有する素子を形成する態様を示したが、実装型の回路素子を用いてもよい。ただし、実装型の回路素子では、実装型の回路素子が実装される導体パターン、この導体パターンと実装型の回路素子を接合する接合部材を必要とする。したがって、導体パターンによって回路機能を有する素子を形成する態様の方が、実装による不具合が生じず、実装型の回路素子、接合部材を別に用いなくてもよい。
次に、本発明の第2の実施形態に係る圧電モジュールについて図を参照して説明する。図6は、本発明の第2の実施形態に係る圧電モジュールの構成を示す側面断面図である。図7(A)は、本発明の第2の実施形態に係る圧電モジュールにおける機能導体が形成される面の平面図である。図7(B)は、本発明の第2の実施形態に係る圧電モジュールにおける回路素子が形成される面の平面図である。
本実施形態に係る圧電モジュール10Aは、回路素子を構成する導体パターン50Aおよび空隙300Aの構成が第1の実施形態に係る圧電モジュール10と異なる。他の構成は、第1の実施形態に係る圧電モジュール10と同じである。
導体パターン50Aは、圧電薄膜20の裏面に形成されている。平面視して、導体パターン50Aは、伸長する方向の両端を除き、空隙300Aに重なっている。また、平面視して、導体パターン50Aは、IDTの領域と重なっていない。
この構成によって、本実施形態に係る圧電モジュール10Aは、圧電モジュール10と同様に、信頼性が高く小型となる。
このような構成からなる圧電モジュール10Aは、次に示す工程によって形成される。図8は、本発明の第2の実施形態に係る圧電モジュールの製造方法における各工程での形状を示す側面断面図である。
図8(A)に示すように、圧電基板P20の裏面に導体パターン50Aを形成する。次に、図8(B)に示すように、圧電基板P20の裏面に犠牲層31Aを形成する。この際、犠牲層31Aは、導体パターン50Aの両端以外を覆うように形成されている。
次に、図8(C)に示すように、固定層30Aを形成し、支持基板40を固定層30Aおよび犠牲層31Aに接着する。
次に、図8(D)に示すように、圧電基板P20を薄膜化して圧電薄膜20を形成し、圧電薄膜20の表面に機能導体211,212を形成する。
次に、図8(E)に示すように、圧電薄膜20に貫通孔200を形成し、犠牲層31Aを除去することによって、空隙300Aを形成する。
次に、本発明の第3の実施形態に係る圧電モジュールについて図を参照して説明する。図9は、本発明の第3の実施形態に係る圧電モジュールの構成を示す側面断面図である。
本実施形態に係る圧電モジュール10Bは、第1の実施形態に係る圧電モジュール10に対して、固定層30Bの形状が異なる。固定層30Bは、導体パターン50を覆うように、支持基板40の表面の全面に形成されている。このような構成であっても、第1の実施形態に係る圧電モジュール10と同様に、圧電モジュール10Bは、信頼性が高く小型となる。
次に、本発明の第4の実施形態に係る圧電モジュールについて図を参照して説明する。図10は、本発明の第4の実施形態に係る圧電モジュールの構成を示す側面断面図である。図11は、本発明の第4の実施形態に係る圧電モジュールにおける回路素子が形成される面の平面図である。
本実施形態に係る圧電モジュール10Cは、第3の実施形態に係る圧電モジュール10Bに対して、回路素子を構成する導体パターン50Cの配置位置および形状が異なる。導体パターン50Cは、固定層30Cにおける空隙300に重ならない位置に形成されている。この際、導体パターン50Cは、空隙300に近接し且つ空隙300の外形に略沿う形状であるとよい。導体パターン50Cはミアンダ形状からなる。
このような構成であっても、第3の実施形態に係る圧電モジュール10Bと同様に、圧電モジュール10Cは、信頼性が高く小型となる。このような構成とすることによって、導体パターン50Cを長くすることができ、圧電モジュール10Cの面積の増加を抑制しながら、インダクタンスを稼ぐことができる。
次に、本発明の第5の実施形態に係る圧電モジュールについて図を参照して説明する。図12は、本発明の第5の実施形態に係る圧電モジュールの構成を示す側面断面図である。
本実施形態に係る圧電モジュール10Dは、第4の実施形態に係る圧電モジュール10Cに対して、回路素子を構成する導体パターン50Dの配置位置が異なる。導体パターン50Dは、圧電薄膜20の裏面に配置されている。このような構成であっても、第4の実施形態に係る圧電モジュール10Cと同様に、圧電モジュール10Dは、信頼性が高く小型となる。
次に、本発明の第6の実施形態に係る圧電モジュールについて図を参照して説明する。図13は、本発明の第6の実施形態に係る圧電モジュールの構成を示す側面断面図である。
本実施形態に係る圧電モジュール10Eは、第4の実施形態に係る圧電モジュール10Cに対して、空隙300Eの形状が異なる。空隙300Eは、固定層30Eおよび支持基板40を貫通する形状で形成されている。導体パターン50Eは、導体パターン50Cと同じ構成である。このような構成であっても、第4の実施形態に係る圧電モジュール10Cと同様に、圧電モジュール10Eは、信頼性が高く小型となる。また、犠牲層を形成することなく空隙を形成することができるので、簡素な製造工程によって、圧電モジュール10Eを形成することができる。
次に、本発明の第7の実施形態に係る圧電モジュールについて図を参照して説明する。図14は、本発明の第7の実施形態に係る圧電モジュールの構成を示す側面断面図である。
本実施形態に係る圧電モジュール10Fは、第6の実施形態に係る圧電モジュール10Eに対して、回路素子を構成する導体パターン50Fの配置位置が異なる。導体パターン50Fは、圧電薄膜20の裏面に配置されている。このような構成であっても、第6の実施形態に係る圧電モジュール10Eと同様に、圧電モジュール10Fは、信頼性が高く小型となる。
次に、本発明の第8の実施形態に係る圧電モジュールについて図を参照して説明する。図15は、本発明の第8の実施形態に係る圧電モジュールの構成を示す側面断面図である。
本実施形態に係る圧電モジュール10Gは、第5の実施形態に係る圧電モジュール10Dに対して、固定層30が音響反射層60によって形成されている点で異なる。
音響反射層60は、音響インピーダンスが異なる複数の層を積層することによって形成されている。低音響インピーダンス層は、例えばSiO であり、高音響インピーダンス層は、例えばW等の金属、または、AlN,SiN等の誘電体である。音響反射層60は、接着層61によって支持基板40に接着されている。
このような構成であっても、第5の実施形態に係る圧電モジュール10Dと同様に、圧電モジュール10Gは、信頼性が高く小型となる。
なお、導体パターン50は、音響反射層60を構成するいずれの層に設けてもよい。
また、上述の各実施形態では、表面弾性波共振器を構成する態様を示したが、板波共振器、バルク波共振器を構成する態様に対しても、上述の導体パターンの形成態様を適用することができる。
10,10A,10B,10C,10D,10E,10F,10G:圧電モジュール
20:圧電薄膜
30,30A,30B,30C,30E:固定層
31,31A:犠牲層
40:支持基板
50,50A,50C,50D,50E,50F:導体パターン
60:音響反射層
61:接着層
200:貫通孔
211,212:機能導体
221,222:配線導体
240:導電性ビアホール
300,300A,300E:空隙

Claims (4)

  1. 互いに背向する一方主面及び他方主面を有する圧電薄膜と、
    前記一方主面に形成された機能導体と、
    前記他方主面側に位置する支持基板と、
    前記圧電薄膜を前記支持基板に固定する固定層と、
    前記圧電薄膜と前記支持基板との間に配置された回路素子と、
    前記固定層および前記圧電薄膜を厚み方向に貫通する導電性ビアホールと、
    前記一方主面に配置され、前記機能導体及び前記導電性ビアホールと接続されている配線導体と、
    を備え
    前記圧電薄膜、前記固定層および前記支持基板によって囲まれている空隙を有し、
    前記回路素子は、インダクタとして機能する導体パターンを有し、
    前記導体パターンにおいて前記インダクタとして機能する部分は、前記空隙内に配置されており、
    前記導体パターンの両端は、前記導電性ビアホールと接続されている、圧電モジュール。
  2. 前記回路素子は、前記圧電薄膜または前記支持基板に形成された導体パターンからなる、
    請求項1に記載の圧電モジュール。
  3. 前記導体パターンの形成領域は、前記機能導体の形成領域と重なっている、
    請求項1または2に記載の圧電モジュール。
  4. 前記導体パターンの形成領域の全体は、前記機能導体の形成領域と重なっている、
    請求項に記載の圧電モジュール。
JP2016556523A 2014-10-29 2015-10-22 圧電モジュール Active JP6451744B2 (ja)

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