JP6445904B2 - 車両用ブレーキ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ブレーキ装置に関する。
特許文献1には、車両用の制動制御装置(車両用ブレーキ装置)が記載されている。この制動制御装置は、衝突検知センサによって自車両の衝突が検知された場合に、車速センサにより検出された車速にもとづいて自動的にブレーキ制御装置を作動させる(自動ブレーキを作動させる)。このように構成される制動制御装置によって衝突後の自車両が自動的に制動される。
特開2012−001091号公報
特許文献1に記載される制動制御装置は、自車両の衝突が検知された場合には運転者の動作によらずにブレーキ制御装置を作動させる。
例えば、衝突が検知された場合であっても、自車両の状態によっては、むしろ加速により挙動が安定する場合があり、運転者が意図的にアクセルペダルを操作することがある。
しかしながら、特許文献1に記載される制動制御装置は、このような状態であってもブレーキ制御装置を作動させるので、自車両の挙動が運転者の意図に反することになる。
そこで、本発明は、運転者の意図を反映しながら自動ブレーキを作動できる車両用ブレーキ装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、ブレーキ操作部の操作量に応じて作動油に油圧を発生させる第1油圧発生部と、前記第1油圧発生部において前記作動油に発生した前記油圧に対応して車両に制動力を発生させるブレーキ動作部と、ブレーキ制御装置からの油圧発生指令に応じて前記作動油に前記油圧を発生して前記ブレーキ動作部を作動させる第2油圧発生部と、を有する車両用ブレーキ装置とする。そして、前記ブレーキ制御装置は、前記車両に備わる所定のセンサが衝撃を検知したときに、前記第2油圧発生部に前記油圧を発生して自動ブレーキを作動し、前記自動ブレーキの作動中に、前記ブレーキ操作部と前記車両を加速するときに操作されるアクセル操作部のうちの一方が操作された場合には前記自動ブレーキを停止し、前記自動ブレーキの作動中に、前記アクセル操作部と前記ブレーキ操作部が同時に操作された場合には、前記自動ブレーキの作動を継続するようになっており、前記ブレーキ制御装置は、前記自動ブレーキの作動中に、前記アクセル操作部と前記ブレーキ操作部が同時に操作されなかったときには、前記車両が停車したと判定してから所定の判定時間が経過した後に前記自動ブレーキを停止し、前記自動ブレーキの作動中に、前記アクセル操作部と前記ブレーキ操作部が同時に操作されたときには、前記車両が停車したと判定してから前記判定時間が経過した後でも前記自動ブレーキの作動を継続することを特徴とする。
本発明によると、車両に自動的に制動力を発生させる自動ブレーキは、アクセル操作部とブレーキ操作部のうちの一方が操作されたときに停止して、運転者の意図(加速意図、減速意図)が反映される。また、アクセル操作部とブレーキ操作部が同時に操作されたときには自動ブレーキの作動が継続される。アクセル操作部とブレーキ操作部が同時に操作されることは運転者の意図的な操作でない可能性があり、このときに自動ブレーキが停止すると、車両の挙動は運転者の意図に反した挙動になる。本発明の車両用ブレーキ装置は、アクセル操作部とブレーキ操作部のうちの一方が操作されたときには自動ブレーキが停止するとともに、アクセル操作部とブレーキ操作部が同時に操作されたときには自動ブレーキの作動が継続することで、運転者の意図を反映しながら自動ブレーキを作動できる。
また、本発明に係る前記ブレーキ制御装置は、前記自動ブレーキの作動中に、前記アクセル操作部と前記ブレーキ操作部が同時に操作されなかったときには、前記車両が停車したと判定してから所定の判定時間が経過した後に前記自動ブレーキを停止し、前記自動ブレーキの作動中に、前記アクセル操作部と前記ブレーキ操作部が同時に操作されたときには、前記車両が停車したと判定してから前記判定時間が経過した後でも前記自動ブレーキの作動を継続することを特徴とする。
本発明によると、自動ブレーキは車両が停車してから所定の判定時間が経過した後で停止するが、自動ブレーキの作動中にアクセル操作部とブレーキ操作部が同時に操作されたときには判定時間が経過した後でも作動が継続される。これによって、特にアクセル操作部が、運転者の意図に反して操作されている状態であっても自動ブレーキの作動によって車両の加速が抑制される。したがって、運転者が意図しない加速が抑制されて運転者の意図が反映される。
また、本発明に係る前記ブレーキ制御装置は、前記センサが前記衝撃を検知してから所定の待機時間が経過するまで、前記ブレーキ操作部と前記アクセル操作部のうちの一方が操作された場合でも前記自動ブレーキを停止しないことを特徴とする。
本発明によると、センサが衝撃を検知してから所定の待機時間が経過するまでは、ブレーキ操作部やアクセル操作部が操作されても自動ブレーキが停止しない。したがって、センサが衝撃を検知したときの車速(車体速)が高い場合であっても、自動ブレーキで発生する制動力で車両を制動できるので、車速が高い車両を効果的に制動(減速)できる。
本発明によると、運転者の意図を反映しながら自動ブレーキを作動できる車両用ブレーキ装置を提供できる。
本実施形態に係る車両用ブレーキ装置を備える車両を示す図である。 車両安定化装置の構成を示す図である。 ブレーキ制御装置が自動ブレーキを作動する手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本実施形態に係る車両用ブレーキ装置を備える車両を示す図である。
車両10は、車両用ブレーキ装置1を備える。この車両用ブレーキ装置1は、広く知られた一般的な構造(油圧ブレーキ)であり、その構造を簡単に説明する。
図1に示すように、本実施形態の車両用ブレーキ装置1は、ブレーキペダル2と、ブレーキブースタ3と、マスタシリンダ4と、車両安定化装置5と、ブレーキ動作部6と、ブレーキ制御装置7と、を有する。
ブレーキペダル2は運転者が操作(踏み込み操作)するブレーキ操作部である。
ブレーキブースタ3は、運転者がブレーキペダル2を踏み込み操作したときの操作力(踏み込み操作力)を増力して、運転者によるブレーキペダル2の踏み込み操作をアシストする増力部である。ブレーキブースタ3は、負圧発生手段に接続されるブースタ本体3aを有する。本実施形態において、ブースタ本体3aは内燃機関(エンジン8)の吸気管8aに接続される。そして、本実施形態においてはエンジン8の吸気管8aが負圧発生手段になる。ブレーキブースタ3は、エンジン8(吸気管8a)で発生してブースタ本体3aの内部に供給される負圧で、ブレーキペダル2が踏み込み操作されたときの踏み込み操作力を増力する。なお、負圧発生手段として、図示しないバキュームポンプ(負圧ポンプ)がブースタ本体3aに接続されているブレーキブースタ3であってもよい。
マスタシリンダ4は、運転者によるブレーキペダル2の踏み込み操作に応じて作動油に油圧を発生する第1油圧発生部である。マスタシリンダ4は、円筒状の本体部4aの内部にピストン4bを収容する。ピストン4bは本体部4aの内部を摺動し、本体部4aの内部で作動油を圧縮して油圧を発生する。
マスタシリンダ4は、ブレーキペダル2の踏み込み操作量(ブレーキストローク)に応じて作動油に油圧を発生する。
ピストン4bは、ブレーキブースタ3で増力された踏み込み操作力で動作する。
運転者がブレーキペダル2を踏み込み操作すると、そのときの踏み込み操作力がブレーキブースタ3で増力され、増力された踏み込み操作力でマスタシリンダ4のピストン4bが動作して作動油に油圧が発生する。
マスタシリンダ4には、2つのピストン4bが直列に配置される。本体部4aの内部は2つのピストン4bによって2つの油圧室4cに区切られ、2つの油圧室4cのそれぞれで油圧が発生するように構成されている。
2つの油圧室4cで発生した油圧は、それぞれの油圧室4cに接続される2つの配管5aを介して車両安定化装置5に供給される。
また、マスタシリンダ4にはリザーバタンク40が備わっている。リザーバタンク40は作動油を貯留する。リザーバタンク40は、その内部がマスタシリンダ4に形成される2つの油圧室4cと連通する。
車両安定化装置5は、配管5aを介して入力された油圧を配管6aを介してブレーキ動作部6に供給する。また、車両安定化装置5は、ブレーキ制御装置7から入力される指令(油圧発生指令Ctl1)に応じてブレーキ動作部6に供給する油圧を発生する第2油圧発生部として機能する。本実施形態において、ブレーキ制御装置7は車両安定化装置5(第2油圧発生部)を制御して作動油に油圧を発生させる制御部となる。
車両安定化装置5の詳細は後記する。
ブレーキ動作部6は車輪11の回転を止めることで車両10の制動力を発生する。ブレーキ動作部6は油圧で動作する。ブレーキ動作部6は、例えば、車輪11とともに回転するディスク11aを挟み込んで制動力を発生するキャリパ60である。
ブレーキ動作部6に油圧を供給する配管6aには油圧計9が備わっている。油圧計9は配管6aにおける油圧を計測し、その計測信号(油圧信号Sig5)をブレーキ制御装置7に入力する。ブレーキ制御装置7は油圧信号Sig5にもとづいて配管6aにおける油圧を取得する。本実施形態では、配管6aにおける油圧が、キャリパ60を駆動するためのキャリパ圧になる。つまり、ブレーキ制御装置7は油圧信号Sig5にもとづいてキャリパ圧を取得する。
なお、図1には1つの油圧計9が記載されているが、4つの車輪11に油圧を供給する4つの配管6aのそれぞれに油圧計9が備わる構成であってもよい。この場合、ブレーキ制御装置7は、4つの油圧計9からそれぞれ入力される油圧信号Sig5にもとづいてキャリパ圧を取得する。
例えば、ブレーキ制御装置7は、4つの油圧信号Sig5からそれぞれ算出する4つの配管6aの油圧の平均値をキャリパ圧とする。
車輪11には回転速センサ61が備わる。本実施形態の回転速センサ61は、所定時間当たりの車輪11の回転数をパルス波信号(車速信号Sig6)に変換してブレーキ制御装置7に入力する。ブレーキ制御装置7は車速信号Sig6にもとづいて車輪11の回転速度を算出し、さらに、車輪11の回転速度にもとづいて車両10の車速(車体速)を算出する。
なお、図1には1つの回転速センサ61が記載されているが、4つの車輪11のそれぞれに回転速センサ61が備わる構成であってもよい。この場合、ブレーキ制御装置7は、4つの回転速センサ61からそれぞれ入力される車速信号Sig6にもとづいて車体速を算出する。
また、エンジン8を制御するエンジン制御装置8bはエンジン8の回転速度を検出し、その検出信号(回転速度信号Sig4)をブレーキ制御装置7に入力する。ブレーキ制御装置7は、回転速度信号Sig4によってエンジン8の回転速度を取得する。
ブレーキペダル2には、ブレーキストロークセンサ2aが備わる。ブレーキストロークセンサ2aは、ブレーキペダル2が踏み込み操作されたときのストローク量を計測し、ブレーキストローク信号Sig7を出力する。ブレーキストローク信号Sig7はブレーキ制御装置7に入力される。ブレーキ制御装置7はブレーキストローク信号Sig7にもとづいてブレーキペダル2の踏み込み操作量(ブレーキストローク)を算出する。
さらに、ブレーキ制御装置7にはアクセルストローク信号Sig8が入力される。アクセルストローク信号Sig8はアクセルストロークセンサ30aから入力される。アクセルストロークセンサ30aは、アクセルペダル30が踏み込み操作されたときのストローク量を計測してアクセルストローク信号Sig8を出力する。ブレーキ制御装置7はアクセルストローク信号Sig8にもとづいてアクセルペダル30の踏み込み操作量(アクセルストローク)を算出する。
アクセルペダル30は、運転者によって操作されたときにエンジン8の回転速度を高めて車両10を加速する。つまり、アクセルペダル30は、車両10を加速するときに操作されるアクセル操作部になる。
また、車両10にはエアバッグ装置20が備わる。エアバッグ装置20は、エアバッグ21と、エアバッグ制御装置22と、を有する。エアバッグ21は、折りたたまれた状態でステアリングホイール23に収容され、エアバッグ制御装置22からの信号(エアバッグ動作信号Sig2)でインフレータ(図示せず)が動作したときに膨張する。
エアバッグ制御装置22は、車両10に備わる衝突検知センサ24から入力される信号(衝撃検知信号Sig1)にもとづいてエアバッグ装置20を作動させる。具体的に、エアバッグ制御装置22は、衝突検知センサ24から衝撃検知信号Sig1が入力されたときにインフレータにエアバッグ動作信号Sig2を与えてエアバッグ21を膨張させる。衝突検知センサ24は車両10に所定の閾値より大きな衝撃が発生したとき、エアバッグ制御装置22に衝撃検知信号Sig1を入力する。つまり、本実施形態において、衝突検知センサ24は車両10に発生する衝撃を検知するセンサである。
また、本実施形態のエアバッグ制御装置22は、エアバッグ装置20を作動させたとき、ブレーキ制御装置7に所定の信号(エアバッグ作動信号Sig3)を入力する。ブレーキ制御装置7は、エアバッグ作動信号Sig3によってエアバッグ装置20の作動を検知する。
図2は車両安定化装置の構成を示す図である。
車両安定化装置5は、ブレーキ制御装置7(図1参照)の指令(油圧発生指令Ctl1)に応じて、マスタシリンダ4(図1参照)で発生する油圧を調節し、ブレーキ動作部6に供給する。
図2に示すように、車両安定化装置5は、マスタシリンダ4に形成される2つの油圧室4c(図1参照)に対応して2つの系統(油圧系統)で構成されている。2つの油圧系統は同等に構成されている。また、車両安定化装置5における1つの油圧系統は、2つの車輪11(図1参照)のブレーキ動作部6に油圧を供給する。
車両安定化装置5には、第1共通液圧路51と第2共通液圧路52とが配管されている。第1共通液圧路51はブレーキ動作部6に油圧を供給する。配管5aは、レギュレータバルブ51aを介して第1共通液圧路51と接続する。
レギュレータバルブ51aと並列に第1チェックバルブ510aが備わる。第1チェックバルブ510aは配管5aから第1共通液圧路51に向かう一方向に作動油を流通可能とする一方向弁である。
第1共通液圧路51は、インバルブ51bを介して配管6aと接続されている。インバルブ51bはソレノイドバルブである。また、インバルブ51bと並列に第2チェックバルブ510bが備わる。第2チェックバルブ510bは配管6aから第1共通液圧路51に向かう一方向に作動油を流通可能とする一方向弁である。
なお、レギュレータバルブ51a及びインバルブ51bは、通電状態でないときに開弁するノーマルオープンタイプのソレノイドバルブである。
レギュレータバルブ51a及び第1チェックバルブ510aは、サクションバルブ52aを介して第2共通液圧路52に接続される。また、インバルブ51b及び第2チェックバルブ510bはアウトバルブ52bを介して第2共通液圧路52に接続される。
なお、サクションバルブ52a及びアウトバルブ52bは、通電状態でないときに閉弁するノーマルクローズタイプのソレノイドバルブである。
第2共通液圧路52にはリザーバ装置53が備わる。リザーバ装置53は作動油を一時的に貯留する。
第2共通液圧路52において、リザーバ装置53とサクションバルブ52aの間には第3チェックバルブ510cが備わる。第3チェックバルブ510cは、リザーバ装置53からサクションバルブ52aに向かう一方向に作動油を流通可能とする一方向弁である。
車両安定化装置5には、第2共通液圧路52から第1共通液圧路51に作動油を送り込むポンプ50と、ポンプ50を駆動するモータ50aと、が備わっている。また、車両安定化装置5には、ポンプ50の吸込み側において第2共通液圧路52に備わる吸入弁54aと、ポンプ50の吐出側において第1共通液圧路51に備わる吐出弁54bと、が備わっている。
車両安定化装置5に備わるレギュレータバルブ51a、インバルブ51b、サクションバルブ52a、アウトバルブ52b、及びモータ50aはブレーキ制御装置7(図1参照)で制御される。
通常時、ブレーキ制御装置7(図1参照)は、レギュレータバルブ51aとインバルブ51bを開弁するとともに、サクションバルブ52aとアウトバルブ52bを閉弁するように車両安定化装置5を制御する。
マスタシリンダ4(図1参照)で発生した油圧は、配管5aを通して車両安定化装置5に入力されると、レギュレータバルブ51aを介して第1共通液圧路51に供給される。第1共通液圧路51に供給された油圧はインバルブ51bを介して配管6aに供給され、さらに、ブレーキ動作部6に供給される。
また、ブレーキ制御装置7(図1参照)は、エアバッグ制御装置22(図1参照)からエアバッグ作動信号Sig3が入力されると、車両安定化装置5を制御して自動ブレーキを作動する。ブレーキ制御装置7は、エアバッグ作動信号Sig3が入力されると、サクションバルブ52aを開弁するとともにレギュレータバルブ51aを閉弁するように車両安定化装置5を制御する。その後、ブレーキ制御装置7はモータ50aを駆動する。
モータ50aが駆動すると、第2共通液圧路52の作動油がポンプ50で加圧されて油圧が発生する。この油圧は、第1共通液圧路51、及びインバルブ51b、及び配管6aを介してブレーキ動作部6に供給される。ブレーキ動作部6は供給された油圧で作動して制動力を発生する。
また、サクションバルブ52aが開弁しているので、ポンプ50には、マスタシリンダ4の油圧室4c(図1参照)やリザーブタンク40(図1参照)からも作動油が供給される。
このとき、ブレーキ制御装置7(図1参照)は、油圧計9から入力される油圧信号Sig5にもとづいてキャリパ圧(配管6aにおける油圧)を取得し、キャリパ圧が所定の圧力となるようにポンプ50を駆動する。
例えば、車両10(図1参照)の走行性能等にもとづいて、自動ブレーキの作動時における標準のキャリパ圧(以下、標準油圧という)が予め設定されている。ブレーキ制御装置7(図1参照)は、自動ブレーキを作動するとき、油圧計9から入力される油圧信号Sig5にもとづいてキャリパ圧(配管6aにおける油圧)が標準油圧を維持するようにポンプ50を駆動する。
標準油圧は、例えば車両10の走行性能に応じた設計値として適宜設定される。
このようにして、図1に示すブレーキ制御装置7は、エアバッグ制御装置22からエアバッグ作動信号Sig3が入力されると自動ブレーキを作動する。
前記したように、エアバッグ制御装置22は衝突検知センサ24から衝撃検知信号Sig1が入力されたときにエアバッグ装置20を作動させる。衝突検知センサ24は車両10に発生した衝撃を検知したときに衝撃検知信号Sig1をエアバッグ制御装置22に入力する。そして、ブレーキ制御装置7は、エアバッグ装置20を作動させたエアバッグ制御装置22からエアバッグ作動信号Sig3が入力されたときに自動ブレーキを作動する。つまり、本実施形態のブレーキ制御装置7は、車両10に備わる衝突検知センサ24が衝撃力を検知したときに、車両安定化装置5に指令(油圧発生指令Ctl1)を与えて油圧を発生し、自動ブレーキを作動するように構成されている。
しかしながら、衝突検知センサ24が衝撃力を検知してエアバッグ装置20が作動する状態のとき、運転者が意図的にアクセルペダル30を踏み込み操作して車両10を加速させる場合がある。このようなときに自動ブレーキが作動して制動力が発生すると、車両10の挙動が運転者の意図(加速意図)に反することになる。したがって、自動ブレーキが作動している状態であってもアクセルペダル30が踏み込み操作されたときには、車両10に対する制動力の発生が停止すること(つまり、自動ブレーキが停止すること)が好ましい。
また、衝突検知センサ24が衝撃力を検知してエアバッグ装置20が作動する状態のとき、自動ブレーキの作動で生じる制動力(キャリパ圧が標準油圧となって生じる制動力)よりも大きな制動力が必要と運転者が判断してブレーキペダル2を強く踏み込み操作する場合がある。このようなときに自動ブレーキによる制動力のみしか発生しないと、車両10の挙動が運転者の意図(減速意図)に反することになる。したがって、自動ブレーキが作動している状態であってもブレーキペダル2が強く踏み込み操作されたときには、ブレーキペダル2の踏み込み操作量に対応した制動力が発生することが好ましい。
一方、衝撃の反動等で、運転者が意図することなく、ブレーキペダル2及びアクセルペダル30を同時に踏み込み操作してしまう場合もある。このような状態のときに自動ブレーキが停止して制動力が消失すると車両10の挙動が不安定になることがある。
なお、本実施形態における「同時の踏み込み操作」は、ブレーキペダル2と、アクセルペダル30の踏み込み操作の開始が同時というだけでなく、ブレーキペダル2が踏み込み操作された状態のときに後からアクセルペダル30が踏み込み操作された場合、及び、アクセルペダル30が踏み込み操作された状態のときに後からブレーキペダル2が踏み込み操作された場合も含む。
そこで、本実施形態のブレーキ制御装置7は、ブレーキペダル2の踏み込み操作量と、アクセルペダル30の踏み込み操作量と、にもとづいて運転者の意図を反映するように自動ブレーキを作動する。
図3はブレーキ制御装置が自動ブレーキを作動する手順を示すフローチャートである。
図3を参照して、ブレーキ制御装置7(図1参照)が自動ブレーキを作動する手順を説明する(適宜図1,2参照)。
ブレーキ制御装置7は、エアバッグ制御装置22からエアバッグ作動信号Sig3が入力されるまで待機し(ステップS1→No)、エアバッグ作動信号Sig3が入力されると(ステップS1→Yes)、車両安定化装置5を制御して自動ブレーキを作動する(ステップS2)。
前記したように、ブレーキ制御装置7は、車両安定化装置5のサクションバルブ52aを開弁するとともにレギュレータバルブ51aを閉弁してモータ50aを駆動する。モータ50aの駆動によってポンプ50が駆動する。
このときブレーキ制御装置7は、キャリパ圧(配管6aにおける油圧)が、所定の標準油圧を維持するようにポンプ50を駆動する。ブレーキ制御装置7は、油圧計9から入力される油圧信号Sig5にもとづいて配管6aにおける油圧を算出し、算出した油圧が標準油圧を維持するようにポンプ50を駆動する。
ブレーキ制御装置7は、その状態で所定の待機時間が経過するまで待機する(ステップS3→No)。つまり、ブレーキ制御装置7は、衝突検知センサ24が車両10に発生した衝撃を検知してから所定の待機時間が経過するまで、車両安定化装置5において標準油圧を発生させる。これによって、キャリパ圧が標準油圧に維持される。
なお、ステップS3においてブレーキ制御装置7が待機する待機時間は限定されない。車両10に要求される走行性能等に応じて適宜設定される設計値であればよい。
衝突検知センサ24が車両10に発生した衝撃を検知してから待機時間が経過するまでの間、ブレーキ制御装置7は、アクセルペダル30やブレーキペダル2が踏み込み操作されても自動ブレーキを停止しない。したがって、衝突検知センサ24が衝撃を検知したときに車両10の車体速が高い場合であっても、車両10が自動ブレーキによって効果的に制動される。
ブレーキ制御装置7は、待機時間が経過したら(ステップS3→Yes)、アクセルペダル30が踏み込み操作されているか否かを判定する(ステップS4)。
ブレーキ制御装置7は、アクセルペダル30が踏み込み操作されていなければ(ステップS4→No)、手順をステップS5に進めてブレーキペダル2が踏み込み操作されたか否かを判定する。また、ブレーキ制御装置7は、アクセルペダル3が踏み込み操作されたとき(ステップS4→Yes)、手順をステップS9に進めてブレーキペダル2が踏み込み操作されたか否かを判定する。
なお、ブレーキ制御装置7は、アクセルストロークセンサ30aから入力されるアクセルストローク信号Sig8にもとづいて算出するアクセルストロークが所定の閾値以上のときにアクセルペダル30が踏み込み操作されたと判定する。
また、ブレーキ制御装置7は、ブレーキストロークセンサ2aから入力されるブレーキストローク信号Sig7にもとづいて算出するブレーキストロークが所定の閾値以上のときにブレーキペダル2が踏み込み操作されたと判定する。
ブレーキ制御装置7は、ステップS5においてブレーキペダル2が踏み込み操作されていないと判定した場合(ステップS5→No)、アクセルペダル30及びブレーキペダル2が踏み込み操作されていないと判定して手順をステップS6に進める。
そして、ブレーキ制御装置7は、車両10が停車したと判定し、かつ、停車した状態で所定の判定時間が経過したら(ステップS6→Yes)、自動ブレーキを停止する(ステップS7)。なお、ブレーキ制御装置7は、車両10が停車して所定の判定時間が経過するまでは(ステップS6→No)、手順をステップS4に戻して自動ブレーキの作動を継続する。
ブレーキ制御装置7は、自動ブレーキを停止すると、車両安定化装置5のポンプ50(モータ50a)を停止してサクションバルブ52aを閉弁する。
なお、ブレーキ制御装置7は、回転速センサ61から入力される車速信号Sig6にもとづいて算出する車両10の車体速が所定値より低くなったときに車両10が停車したと判定する。
また、ブレーキ制御装置7によって、車両10が停車したと判定されてから自動ブレーキが停止するまでの所定の判定時間は限定されない。この判定時間は、車両10に要求される制動能力等に応じて適宜決定される設計値であればよい。
ブレーキ制御装置7は、ステップS5においてブレーキペダル2が踏み込み操作されていると判定した場合(ステップS5→Yes)、ブレーキペダル2が運転者の意図で踏み込み操作されたと判定して手順をステップS8に進める。
ブレーキ制御装置7はキャリパ圧と標準油圧を比較する(ステップS8)。すなわち、ブレーキ制御装置7はステップS8において、油圧計9が計測する配管6aの油圧と標準油圧を比較する。そして、キャリパ圧(配管6aの油圧)が標準油圧より高い場合(ステップS8→Yes)、ブレーキ制御装置7は手順をステップS7に進めて自動ブレーキを停止する。
ステップS8において、キャリパ圧(配管6aの油圧)が標準油圧以下の場合(ステップS8→No)、ブレーキ制御装置7は手順をステップS6に進めて自動ブレーキの作動を継続する。
ステップS5においてブレーキペダル2が踏み込み操作されていると判定した場合(ステップS5→Yes)、つまり、ブレーキペダル2のみが踏み込み操作されていると判定した場合、キャリパ圧が標準油圧より高くなったときには(ステップS8→Yes)、自動ブレーキが停止するので、運転者がブレーキペダル2を踏み込み操作したときのペダルストロークに応じたキャリパ圧が発生する。
つまり、自動ブレーキが作動しているときに、運転者がブレーキペダル2を踏み込み操作してキャリパ圧が標準油圧より高くなると自動ブレーキが停止する。これによって、運転者が所望する高い制動力が発生する。
また、ブレーキ制御装置7は、ステップS9においてブレーキペダル2が踏み込み操作されていないと判定した場合(ステップS9→No)、つまり、アクセルペダル30のみが踏み込み操作されている場合、アクセルペダル30が運転者の意図で踏み込み操作されたと判定して自動ブレーキを停止する(ステップS7)。これによって、自動ブレーキの作動で発生する制動力が消失する。したがって、車両10は、アクセルペダル30の踏み込み操作量(アクセルストローク)に応じて加速する。つまり、運転者が所望するように車両10が加速する。
一方、ブレーキ制御装置7は、ステップS9においてブレーキペダル2が踏み込み操作されていると判定した場合(ステップS9→Yes)、アクセルペダル30とブレーキペダル2が同時に踏み込み操作されていると判定し、手順をステップS10に進める。
ブレーキ制御装置7はキャリパ圧を標準油圧まで低下させる(ステップS10)。例えば、ブレーキペダル2の踏み込み操作等によって、油圧計9が計測する配管6aの油圧(キャリパ圧)が標準油圧よりも高くなっている場合、ブレーキ制御装置7は、ポンプ50を停止してアウトバルブ52bを開弁し、配管6aの油圧(キャリパ圧)を標準油圧まで低下させる。そしてブレーキ制御装置7は、手順をステップS6に進めて自動ブレーキの作動を継続する。なお、ブレーキ制御装置7は、ステップS10においてキャリパ圧が標準油圧になっている場合、そのキャリパ圧を維持する。
ブレーキ制御装置7は、ステップS10においてキャリパ圧が標準油圧よりも高い場合、車両安定化装置5のアウトバルブ52bを開弁し、配管6aの作動油の一部をリザーバ装置53に貯留する。これによって、配管6aにおける油圧が低下する。
以上のように、図1に示す本実施形態のブレーキ制御装置7は、図3に示すステップS1〜S10の手順で自動ブレーキを作動する。
そして、ブレーキ制御装置7は、自動ブレーキが作動しているときに、アクセルペダル30やブレーキペダル2が踏み込み操作されたときには、各ペダルの踏み込み状態に応じて自動ブレーキを作動する。
例えば、自動ブレーキが作動しているときにアクセルペダル30とブレーキペダル2が同時に踏み込み操作された場合(図3においてステップS4→Yes、及びステップS9→Yesの場合)、ブレーキ制御装置7は、衝撃の反動等で、運転者が意図することなく両方のペダルが踏み込み操作されたと判定する。そして、ブレーキ制御装置7はキャリパ圧が標準油圧となるように車両安定化装置5を制御し(ステップS10)、手順をステップS6に進める。これによって、キャリパ圧が標準油圧となった後、自動ブレーキの作動が継続する。
つまり、ブレーキ制御装置7は、自動ブレーキの作動中にアクセルペダル30及びブレーキペダル2が操作された場合には、自動ブレーキの作動を継続する。
また、自動ブレーキの作動中にアクセルペダル30のみが踏み込み操作された場合(図3においてステップS4→Yes、及びステップS9→Noの場合)、ブレーキ制御装置7は運転者が意図的にアクセルペダル30を踏み込み操作したと判定する。そして、ブレーキ制御装置7は、運転者に加速する意図(加速意図)があると判定して自動ブレーキを停止する。車両10の制動力が消失するので、運転者が意図するように車両10が滑らかに加速する。
また、自動ブレーキの作動中にブレーキペダル2のみが踏み込み操作された場合(図3においてステップS4→No、及びステップS5→Yesの場合)、ブレーキ制御装置7は運転者が意図的にブレーキペダル2を踏み込み操作したと判定する。つまり、ブレーキ制御装置7は運転者が減速意図を有してブレーキペダル2を踏み込み操作したと判定する。そして、ブレーキ制御装置7は、キャリパ圧と標準油圧を比較する。
ステップS8において、ブレーキ制御装置7は、油圧計9から入力される油圧信号Sig5にもとづいて算出する配管6aの油圧と標準油圧を比較する。
そして、キャリパ圧(配管6aの油圧)が標準油圧より大きい場合(ステップS8→Yes)、ブレーキ制御装置7は、運転者が自動ブレーキで発生する制動力よりも大きな制動力を所望していると判定して自動ブレーキを停止する。
自動ブレーキが停止すると、車両安定化装置5のサクションバルブ52aが閉弁するので、マスタシリンダ4の油圧室4cで発生した油圧が配管6aに供給される。マスタシリンダ4の油圧室4cで発生した油圧がキャリパ圧となってブレーキ動作部6に供給され、運転者が所望する制動力が発生する。
なお、自動ブレーキの作動中に、アクセルペダル30とブレーキペダル2が同時に踏み込み操作されたときには、車両10が停車して所定の判定時間が経過した後も自動ブレーキの作動が継続される構成であってもよい。このような構成であれば、運転者が意図することなくアクセルペダル30を踏み込み操作した状態であっても、自動ブレーキの作動で発生する制動力によって車両10の加速が抑制される。したがって、運転者が意図しない加速が抑制されて車両10の安定した状態が維持される。
このように、本実施形態の車両用ブレーキ装置1(図1参照)は、自動ブレーキが作動しているときに、ブレーキペダル2(図1参照)やアクセルペダル30(図1参照)が踏み込み操作されたときには、各ペダルの踏み込み操作に応じてキャリパ圧が発生するので、運転者が所望する制動力が発生する。
よって、本実施形態の車両用ブレーキ装置1(図1参照)は、運転者の意図(加速意図、減速意図)を反映しながら自動ブレーキを作動させることが可能になっている。
特に、アクセルペダル30とブレーキペダル2が同時に踏み込み操作されたときには自動ブレーキの作動が継続する。このため、衝撃の反動等によって運転者が意図することなくアクセルペダル30とブレーキペダル2を踏み込み操作した場合であっても自動ブレーキの作動が継続されて車両10(図1参照)の挙動を安定させることが可能になる。
また、本実施形態のブレーキ制御装置7は、ステップS3において待機時間が経過するまで待機する。これによって、自動ブレーキが作動してから待機時間が経過するまでの間、つまり、自動ブレーキの作動初期においてはアクセルペダル30やブレーキペダル2の状態によらず、車両安定化装置5で標準油圧(配管6aにおける油圧)が発生する。したがって、自動ブレーキが作動してから待機時間が経過するまでの作動初期においては、車両10に充分大きな所定の制動力が発生し、車両10が効果的に制動される。
なお、本発明は、発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更が可能である。
例えば、本実施形態のブレーキ制御装置7(図1参照)は、エアバッグ制御装置22から入力されるエアバッグ作動信号Sig3にもとづいて自動ブレーキを作動させる。この構成に限定されず、例えば、衝突検知センサ24(図1参照)から衝撃検知信号Sig1が入力されたときに自動ブレーキを作動させる構成であってもよい。またブレーキ制御装置7は、図示しない加速度計から入力される信号にもとづいて、車両10(図1参照)に異常な加速度が生じたと判定したときに自動ブレーキを作動させる構成であってもよい。
また、本実施形態のブレーキ制御装置7(図1参照)は、図3のフローチャートにおけるステップS3において、キャリパ圧を標準油圧に維持した状態で所定の待機時間が経過するまで待機している。この構成に限定されず、ブレーキ制御装置7は、ステップS3において所定の待機時間が経過するまで待機することなく、手順をステップS4に進める構成であってもよい。つまり、所定の待機時間が「0」である構成であってもよい。
1 車両用ブレーキ装置
2 ブレーキペダル(ブレーキ操作部)
4 マスタシリンダ(第1油圧発生部)
5 車両安定化装置(第2油圧発生部)
6 ブレーキ動作部
7 ブレーキ制御装置
10 車両
24 衝突検知センサ(衝撃を検知するセンサ)
30 アクセルペダル(アクセル操作部)

Claims (2)

  1. ブレーキ操作部の操作量に応じて作動油に油圧を発生させる第1油圧発生部と、
    前記第1油圧発生部において前記作動油に発生した前記油圧に対応して車両に制動力を発生させるブレーキ動作部と、
    ブレーキ制御装置からの油圧発生指令に応じて前記作動油に前記油圧を発生して前記ブレーキ動作部を作動させる第2油圧発生部と、を有する車両用ブレーキ装置において、
    前記ブレーキ制御装置は、
    前記車両に備わる所定のセンサが衝撃を検知したときに、前記第2油圧発生部に前記油圧を発生して自動ブレーキを作動し、
    前記自動ブレーキの作動中に、前記ブレーキ操作部と前記車両を加速するときに操作されるアクセル操作部のうちの一方が操作された場合には前記自動ブレーキを停止し、
    前記自動ブレーキの作動中に、前記アクセル操作部と前記ブレーキ操作部が同時に操作された場合には、前記自動ブレーキの作動を継続するようになっており、
    前記ブレーキ制御装置は、
    前記自動ブレーキの作動中に、前記アクセル操作部と前記ブレーキ操作部が同時に操作されなかったときには、前記車両が停車したと判定してから所定の判定時間が経過した後に前記自動ブレーキを停止し、
    前記自動ブレーキの作動中に、前記アクセル操作部と前記ブレーキ操作部が同時に操作されたときには、前記車両が停車したと判定してから前記判定時間が経過した後でも前記自動ブレーキの作動を継続することを特徴とする車両用ブレーキ装置。
  2. 前記ブレーキ制御装置は、
    前記センサが前記衝撃を検知してから所定の待機時間が経過するまで、前記ブレーキ操作部と前記アクセル操作部のうちの一方が操作された場合でも前記自動ブレーキを停止しないことを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ装置。
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