JP6423739B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、耐偏摩耗性能を維持しつつ残留コーナリングフォースを高めた空気入りタイヤに関する。
トレッド部に、タイヤ周方向にのびる複数の主溝と、タイヤ軸方向にのびる複数の横溝とにより複数のブロックを区分したブロックパターンの空気入りタイヤが知られている。近年では、このようなブロックパターンを改善し、プライステア残留コーナリングフォース(以下、「残留CF」という場合がある。)を高めて、意図的な方向(例えば路面カント等によってタイヤが流れる方向と逆方向)へとタイヤの片流れをコントロールすることが行われている。
図5(a)、(b)に基づいて、ブロックに基づいた残留CFの発生メカニズムを簡単に述べる。先ず、図5(a)にはタイヤの部分正面図が示されている。トレッド部tの外面プロファイルは、タイヤ赤道Cを中心としてタイヤ半径方向外側に凸となる円弧状で形成されているため、タイヤ軸方向の内外の位置において回転半径が異なる。このため、タイヤの走行時、平均的な回転半径(動荷重半径)Raに比して大きい回転半径Rcのセンター側のブロックには駆動力が、小さい回転半径Rsのショルダー側のブロックには引きずりによる制動力がそれぞれ作用する。
次に、図5(b)には、菱形をなすセンター側に配されたセンターブロックa及びショルダー側に配されたショルダーブロックbの平面略図が示される。これらの各ブロックa、bの回転方向の先着側の頂部p1、p2には、それぞれ上述の駆動力f1及び制動力f2が作用し、各ブロックa、bには捻れトルクmが生じる。この捻れトルクによって、タイヤに残留CFが発生する。
従って、残留CFを大きくするには、各ブロックa及びbに同方向かつ大きな捩れトルクmを発生させることが効果的である。このため、従来では、横溝のタイヤ軸方向に対する角度を比較的大きくすることが有効と考えられていた。
しかしながら、横溝の前記角度を大きくすると、残留CFは大きくなる反面、ブロックの剛性低下や異方性が生じ、耐偏摩耗性能が悪化するという問題があった。
また、トレッド部の上記動荷重半径の位置には、前記駆動力及び制動力は作用しない。従って、この動荷重半径の位置にブロックが跨って配置されると、捩れトルクmを十分に大きくすることができない。なお、残留CFに関連する技術文献として次のものがある。
特開2004−98791号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、センター陸部の幅とショルダー陸部の幅との比を限定するとともに、該センター陸部に設けられるセンター横溝とショルダー陸部に設けられるショルダー横溝との配設角度及び配設位置を夫々限定することを基本として、耐偏摩耗性能を維持しつつ残留CFを高めうる空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、トレッド部に、タイヤ赤道上をタイヤ周方向に連続してのびる1本のセンター主溝と、該センター主溝の両側をタイヤ周方向に連続してのびる一対のショルダー主溝とが設けられることにより、前記センター主溝と前記ショルダー主溝との間をのびる一対のセンター陸部と、前記ショルダー主溝の外側に形成された一対のショルダー陸部とを具えた空気入りタイヤであって、前記センター陸部及び前記ショルダー陸部は、それぞれタイヤ周方向に隔設されたセンター横溝及びショルダー横溝によって、複数個のセンターブロック及びショルダーブロックに区分され、前記センター横溝は、タイヤ軸方向に対して35〜55度の角度で傾斜し、前記ショルダー横溝のタイヤ軸方向の内側部は、前記センター横溝とは逆向きに傾斜するとともにタイヤ軸方向に対して20〜40度の角度で前記ショルダー主溝に連通し、しかも前記ショルダー横溝の外側部は、トレッド接地端にタイヤ軸方向に対して10度以下の角度で開口し、前記センター陸部のタイヤ軸方向の幅Wcは、前記ショルダー陸部のタイヤ軸方向の幅Wsの0.65〜0.75倍であり、しかも前記センター横溝の前記ショルダー主溝への連通位置は、前記ショルダー横溝の前記ショルダー主溝への連通位置とタイヤ周方向に位置ずれし、その位置ズレ量が前記ショルダー横溝の隔設ピッチの0.3〜0.5倍であることを特徴としている。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記ショルダーブロックには、前記ショルダー主溝のタイヤ軸方向の外側の溝縁からショルダー陸部の前記幅の25〜45%の距離を隔てた位置を前記ショルダー主溝よりも小さい溝深さでタイヤ周方向にのびるショルダー副溝が設けられるのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記センターブロックには、前記センター主溝の溝縁からセンター陸部の前記幅の35〜55%の距離をタイヤ軸方向外側に隔てた位置を前記ショルダー主溝よりも小さい溝深さでタイヤ周方向にのびるセンター副溝が設けられるのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記センターブロックには、そのタイヤ周方向の略中間位置に、タイヤ軸方向の外端が前記ショルダー主溝に連通するとともにタイヤ軸方向の内端が前記センター主溝に連通することなく終端するセンターラグ溝が設けられるのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤは、トレッド部に、タイヤ赤道上をタイヤ周方向に連続してのびる1本のセンター主溝と、該センター主溝の両側をタイヤ周方向に連続してのびる一対のショルダー主溝とが設けられることにより、前記センター主溝と前記ショルダー主溝との間をのびる一対のセンター陸部と、前記ショルダー主溝の外側に形成された一対のショルダー陸部とを具え、前記センター陸部及び前記ショルダー陸部は、それぞれタイヤ周方向に隔設されたセンター横溝及びショルダー横溝によって、複数個のセンターブロック及びショルダーブロックに区分される。そして、センター陸部のタイヤ軸方向の幅Wcが、前記ショルダー陸部のタイヤ軸方向の幅Wsの0.65〜0.75倍に形成される。これにより、タイヤ転動時、タイヤ赤道側のセンターブロックでは大きな駆動力が、またショルダーブロックでは大きな制動力がそれぞれ作用するため、センター及びショルダーブロックに生じる捩れトルクが大きくなる。
また、前記ショルダー横溝のタイヤ軸方向の内側部は、センター横溝とは逆向きに傾斜する。これにより、前記駆動力が作用するセンターブロック及び制動力が作用するショルダーブロックには、同方向の大きな捩れトルクが発生する。従って、本発明の空気入りタイヤは、大きな残留CFを発生させることができる。
また、本発明の空気入りタイヤは、センター横溝は、タイヤ軸方向に対して35〜55度の角度で傾斜し、ショルダー横溝は、タイヤ軸方向に対して20〜40度の角度で傾斜するため、センター陸部及びショルダー陸部の剛性を確保しつつセンター横溝及びショルダー横溝のエッジ効果が発揮される。従って、本発明の空気入りタイヤは、残留CFと耐偏摩耗性能とがバランス良く向上する。
また、ショルダー横溝の外側部は、トレッド接地端にタイヤ軸方向に対して10度以下の角度で開口する。このようなショルダー横溝は、大きな制動力の作用するトレッド接地端側のショルダー陸部の剛性を向上させるとともにトレッド接地端側への排水を容易にする。従って、本発明の空気入りタイヤは、耐偏摩耗性能と排水性能とが向上する。
また、前記センター横溝のタイヤ周方向に連続してのびるショルダー主溝への連通位置は、前記ショルダー横溝の前記ショルダー主溝への連通位置とタイヤ周方向に位置ずれし、その位置ズレ量が前記ショルダー横溝の隔設ピッチの0.3〜0.5倍である。これにより、剛性の小さいショルダーブロックのタイヤ軸方向内側の頂部は、剛性の大きいセンターブロックの側縁の中央部分と隣り合い、また、剛性の小さいセンターブロックタイヤ軸方向外側の頂部は、剛性の大きいショルダーブロックの側縁の中央部分と隣り合う。従って、ブロックのパターン剛性が向上するとともに、ショルダー主溝の溝容積が確保される。また、前記位置ズレ量が規定の範囲であるため、センター横溝を通過するセンター主溝内で生じた空気の共鳴振動(気柱共鳴音)は、ショルダーブロックに衝突・吸収されて小さくなる。従って、本発明の空気入りタイヤは、耐偏摩耗性能、排水性能及びノイズ性能が向上する。
本発明の一実施形態の空気入りタイヤを示すトレッド部の展開図である。 図1の部分拡大図である。 本実施形態の各ブロックに生ずる捩れトルクを表す概略平面図である。 比較例を示すトレッド部の展開図である。 (a)は、タイヤの回転半径を表す部分正面図、(b)は残留CFの発生メカニズムを説明する平面略図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1及び図2に示されるように、本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)1は、例えば乗用車用タイヤとして好適に利用され、そのトレッド部2には、タイヤ赤道C上をタイヤ周方向に連続してのびる1本のセンター主溝3と、該センター主溝3の両側をタイヤ周方向に連続してのびる一対のショルダー主溝4とが設けられる。これにより、トレッド部2には、センター主溝3とショルダー主溝4との間をのびる一対のセンター陸部5と、ショルダー主溝4とトレッド接地端Teとの間をのびる一対のショルダー陸部6とが形成される。
ここで、前記「トレッド接地端」Teは、正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填した無負荷である正規状態のタイヤ1に、正規荷重を負荷してキャンバー角0度で平面に接地させたときの最もタイヤ軸方向外側の接地位置として定められる。そして、このトレッド接地端Te、Te間のタイヤ軸方向の距離がトレッド接地幅TWとして定められる。また、タイヤの各部の寸法等は、特に断りがない場合、前記正規状態での値とする。
また前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" とする。
また、前記「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とするが、タイヤが乗用車用である場合には180kPaとする。
さらに「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" であるが、タイヤが乗用車用の場合には前記荷重の88%に相当する荷重とする。
また、前記センター陸部5には、センター横溝7がタイヤ周方向に隔設される。本実施形態のセンター横溝7は、センター陸部5の全幅に亘ってのびる。これにより、センター陸部5は、センター主溝3、ショルダー主溝4及びセンター横溝7で区分された複数個のセンターブロック9がタイヤ周方向に並ぶブロック列をなす。
また、前記ショルダー陸部6には、ショルダー横溝8がタイヤ周方向に隔設される。本実施形態のショルダー横溝8は、ショルダー陸部6の全幅に亘ってのびる。これにより、ショルダー陸部6は、ショルダー主溝4、トレッド接地端Te及びショルダー横溝8で区分された複数個のショルダーブロック10がタイヤ周方向に並ぶブロック列をなす。
なお、本実施形態のトレッドパターンは、タイヤ赤道C上の任意の点を中心としてバリアブルピッチを除いて実質的な点対称パターンで形成されている。
本実施形態のセンター主溝3及びショルダー主溝4は、タイヤ周方向に沿った直線状をなす。このような各主溝3、4は、優れた排水性能を発揮できる点で望ましい。またセンター主溝3及びショルダー主溝4の溝幅(溝の長手方向と直角な溝幅で、以下、他の溝についても同様とする。)W1、W2及び溝深さD1、D2(図示しない)については、慣例に従って種々定めることができるが、溝幅W1、W2又は溝深さD1、D2が大きすぎると操縦安定性能が悪化するおそれがあり、逆に小さすぎると排水性が低下するおそれがある。本実施形態のように乗用車用タイヤの場合、前記溝幅W1、W2は、例えば、トレッド接地幅TWの4.0〜8.0%が望ましい。また、溝深さD1、D2は6.0〜9.0mmが望ましい。
図2は、図1の右側のトレッド部2の拡大図である。図2に示されるように、センター横溝7は、右下がりに傾斜しており、そのタイヤ軸方向に対する角度θ1は35〜55度に設定されている。これにより、センターブロック9は、平面視、右下がりの平行四辺形状に区画される。特に好ましい態様として、センター横溝7は、本実施形態のようにタイヤ軸方向の外側に向かって前記角度θ1が漸減するように滑らかに円弧状に湾曲するものが望ましい。このようなセンター横溝7は、旋回時に大きな横力が作用するブロックのタイヤ軸方向の外側の横剛性を大きく確保するとともに旋回時の遠心力を利用した排水性能の向上に役立つ。
他方、ショルダー横溝8のタイヤ軸方向の内側部(例えば、ショルダー横溝8のタイヤ軸方向の内端8sからショルダー陸部6の幅Wsの50%よりも大の部分)8aは、センター横溝7とは逆向き(右上がり)に傾斜するとともに、タイヤ軸方向に対して20〜40度の角度θ2aでショルダー主溝4に連通している。なお、ショルダー横溝8の外側部8bは、トレッド接地端Teにタイヤ軸方向に対して10度以下の小さい角度θ2bで開口している。この例では、ショルダー横溝8の内側部8a及び外側部8bは、ともに右上がりの傾斜でのびている。これにより、ショルダーブロック10は、平面視、右上がりの平行四辺形状に区画される。なお、ショルダー横溝8も、トレッド接地端Te側に向かって前記角度θ2が漸減する円弧状をなすものが好適である。
なお、センター横溝7及びショルダー横溝8の溝幅W3、W4及び溝深さD3、D4(図示しない)は、慣例により夫々定められるが、排水性能と耐偏摩耗性能とを高く維持するため、センター横溝7及びショルダー横溝8の溝幅W3、W4は、好ましくはショルダー主溝4の溝幅W2の15%以上、より好ましくは20%以上が望ましく、また好ましくは70%以下、より好ましくは60%以下が望ましい。また、溝深さD3、D4は、好ましくはショルダー主溝4の溝深さD2の60%以上、より好ましくは70%以上が望ましく、また好ましくは95%以下が望ましい。本実施形態のショルダー横溝8の溝幅W4は、センター横溝7の溝幅W3よりも大きいので、トレッド接地端Te側への排水性能が高められている。本実施形態のセンター横溝7及びショルダー横溝8の溝幅W3、W4は、長さ方向に亘って同じ溝幅で形成されている。
以上のように構成されたタイヤ1では、センターブロック9及びショルダーブロック10は、夫々、傾斜方向が異なる平行四辺形状に形成される結果、図3に示されるように、走行時、駆動力f1がセンターブロック9の先着側の頂部p1に作用する一方、制動力f2がショルダーブロック10の先着側の頂部p2に作用するため、センターブロック9及びショルダーブロック10には、ともに同方向(この例では反時計回り)の捩れトルクmを生じさせることができる。
さらに本発明では、センターブロック9及びショルダーブロック10に生じる同方向の捻れトルクmを最大限に高めるために、センター陸部5のタイヤ軸方向の幅Wcが、ショルダー陸部6のタイヤ軸方向の幅Wsの0.65〜0.75倍に形成されている。
種々の実験の結果、乗用車用タイヤの一般的なトレッド部の外面のプロファイル(曲率半径300〜800mm程度、キャンバー量5.0〜8.0mm程度)においては、上述のような陸部幅の比を実現することにより、ショルダー主溝4を、ほぼタイヤ1の動荷重半径の位置に設定することができる。これにより、タイヤ転動時、ショルダー主溝4を境界として、センターブロック9には、タイヤ回転半径に起因したより大きな駆動力を、またショルダーブロック10にはより大きな制動力をそれぞれ作用させることができる。好ましい態様では、各ブロック9及び10に、それぞれ単一の駆動力及び制動力を作用させることができる。従って、各ブロック9及び10に発生する捩れトルクがさらに大きくなる。
以上のように、本発明の空気入りタイヤ1は、より大きな残留CFを発生させ、意図的な方向へとタイヤの片流れをコントロールすることができる。また、各ブロック9及び10に作用する捻れトルクmが同一方向であるため、ブロックの変形も同方向となり、捻れトルクの向きに起因した偏摩耗を防止するのにも役立つ。なお、タイヤ赤道からタイヤ軸方向外側へ、タイヤ構成部材であるカーカスのタイヤ半径方向外側に配されるベルト層(図示省略)の幅の25%離間した位置、とりわけ、最も幅の小さいベルトプライの幅の25%離間した位置が、一般的に、駆動制御の境界位置になるので、この位置にショルダー主溝4を設けることにより、捻れトルクmをより効果的に最大限にすることができる。
ここで、前記センター横溝7の角度θ1が35度未満、又はショルダー横溝8の内側部8aの前記角度θ2aが20度未満では、十分に大きな捻れトルクmを発生させることができず、残留CFが小さくなる。逆に、前記角度θ1が55度を超える場合又は前記角度θ2aが40度を超える場合、センターブロック9及びショルダーブロック10の横剛性が著しく低下し、耐偏摩耗性能が悪化する。このような観点より、前記角度θ1は、好ましくは40度以上、好ましくは50度以下である。前記角度θ2aは、好ましくは25度以上、好ましくは35度以下である。
また、センター陸部5のタイヤ軸方向の幅Wcが、ショルダー陸部6のタイヤ軸方向の幅Wsの0.65倍未満又は0.75倍よりも大になると、各ブロック9及び10に作用する駆動力及び制動力が小さくなり、やはり残留CFが小さくなる。好ましくは、センター陸部5のタイヤ軸方向の幅Wcは、ショルダー陸部6のタイヤ軸方向の幅Wsの0.67〜0.73倍であるのが特に望ましい。
また、ショルダー横溝8の外側部8bの前記角度θ2bが10度を超えると、大きな制動力が作用するショルダー陸部6のトレッド接地端Te側の剛性が小さくなり、耐偏摩耗性能が悪化する他、旋回時の遠心力によるスムーズな排水が抑制されて、排水性能が悪化する。このような観点より、前記角度θ2bは、好ましくは内側部8aと同方向に傾斜しつつ8度以下に設定されるのが望ましい。
さらに、本発明のタイヤ1では、図1に示されるように、センター横溝7のショルダー主溝4への連通位置K1は、ショルダー横溝8の前記ショルダー主溝4への連通位置K2とタイヤ周方向に位置ずれしている。そして、この位置ズレ量Lがショルダー横溝8の隔設ピッチPの0.3〜0.5倍に設定されている。
上記構成により、剛性が小さいショルダーブロック10のタイヤ軸方向内側の鋭角側の頂部10aには、ショルダー主溝4を介して剛性の大きいセンターブロック9の外側側縁9eの中央部分が向かい合う。同様に、剛性の小さいセンターブロック9のタイヤ軸方向外側の鋭角側の頂部9aには、ショルダー主溝4を介して剛性の大きいショルダーブロック10の内側側縁10eの中央部分が向かい合う。この結果、両ブロック9、10が構成するパターン部分の剛性がタイヤ周方向に均一化されかつ向上する。これは、偏摩耗の発生を抑えるのに役立つ。また、溝の連通位置K1、K2をずらせたことで、各ブロック9及び10が同時に同方向に捻れた場合でも、ショルダー主溝4の溝容積が前記連通位置で局部的に減少するのも防止でき、排水性能の悪化を防止できる。さらに、前記位置ズレ量Lが上述の範囲に設定されることにより、センター主溝3内を通過する空気の一部がセンター横溝7を通過してショルダーブロック10の前記内側側縁10eに衝突・吸収されて減じられる他、ショルダー主溝4の気柱流れを攪乱し、ノイズ性能が向上する。このような効果を有効に発揮させるために、前記位置ズレ量Lは、より好ましくは隔設ピッチPの0.4倍以上が望ましい。
このように、本発明のタイヤ1は、センター陸部5とショルダー陸部6との幅Wc、Wsの比を限定するとともに、センター横溝7及びショルダー横溝8の配設角度、配設位置を限定することにより、センターブロック9及びショルダーブロック10に生じる残留CFを高めて、タイヤの片流れを意図的な方向へとコントロール可能にするとともに、耐偏摩耗性能、排水性能及びノイズ性能がバランス良く向上する。
図2に示されるように、本実施形態のタイヤは、点対称パターンであるため、タイヤ赤道Cの両側のセンター横溝7A、7Bは、ともに同方向(この例では右下がり)に傾斜している。同様に、タイヤ赤道Cの両側のショルダー横溝8についても、ともに同方向(この例では右上がり)に傾斜している。このようなパターンでは、図3に模式的に示されるように、例えば、回転方向に係わらず、全てのブロックに同方向の捩れトルクmを発生させることができる。
前記センターブロック9には、タイヤ周方向にのびる1本のセンター副溝12が設けられても良い。本実施形態のセンター副溝12は、直線状をなすため排水性能を高める。また、センター副溝12により、センターブロック9は、タイヤ軸方向外側のセンター外ブロック部15とタイヤ軸方向内側のセンター内ブロック部16とに区分される。
センター副溝12は、その溝中心線12Gがセンター主溝3の溝縁3eからセンター陸部5の前記幅Wcの35〜55%の距離Lcをタイヤ軸方向外側に隔てた位置に配されるのが望ましい。センター副溝12がタイヤ軸方向の内側に近づくと、センター内ブロック部16に摩耗が集中しやすくなり、逆にセンター副溝12がタイヤ軸方向外側に近づくと、センター外ブロック部15に摩耗が集中しやすくなる。
また、センター副溝12の溝深さD5(図示しない)は、ショルダー主溝4の溝深さD2よりも小さいのが望ましい。このようなセンター副溝12は、センターブロック9の剛性を大きく確保する。しかしながら、溝深さD5が過度に小さくなると、排水性能が悪化するおそれがある。これにより、センター副溝12の溝深さD5は、好ましくは前記溝深さD2の20%以上、より好ましくは30%以上が望ましく、また、好ましくは80%以下が望ましい。同様の観点より、センター副溝12の溝幅W5は、好ましくは1.0mm以上、より好ましくは1.5mm以上が望ましく、また好ましくは3.0mm以下、より好ましくは2.5mm以下が望ましい。
また、各センターブロック9には、1本のセンターラグ溝17が設けられる。該センターラグ溝17は、タイヤ軸方向の外端17eがショルダー主溝4に連通するとともに、タイヤ軸方向の内端17iがセンター主溝3に連通することなく終端している。本実施形態では、センターラグ溝17の内端17iが、センター副溝12よりもタイヤ軸方向の内側に位置している。このため、センター外ブロック部15は、タイヤ周方向一方側に形成される第1センター外ブロック片15Aとタイヤ周方向他方側に形成される第2センター外ブロック片15Bとに区分される。このようなセンターラグ溝17は、センター副溝12の溝内の排水をショルダー主溝4側へ排出できるため、排水性能を高め得る。
また、本実施形態のセンターラグ溝17は、センターブロック9のタイヤ周方向の略中間位置に配されかつセンター横溝7と同方向に傾斜してのびる。このようなセンターラグ溝17は、そのエッジ効果を発揮して、残留CFを大きくするとともにセンターブロック9の剛性を確保して耐偏摩耗性能を維持するのに役立つ。また、第1のセンター外ブロック片15Aと第2のセンター外ブロック片15Bとの剛性バランスが確保され、耐偏摩耗性能が高く維持される。なお、前記「略中間位置」とは、センターブロック9のタイヤ周方向の中間位置にセンターラグ溝17の溝中心線17Gが配される態様の他、前記中間位置からセンターブロック9のタイヤ周方向の長さL5の±10%以内に前記溝中心線17Gが配される態様を含む。
また、センターラグ溝17のタイヤ軸方向の長さL4は、好ましくはセンター陸部5の前記幅Wcの70%以上、より好ましくは75%以上が望ましく、また好ましくは90%以下、より好ましくは85%以下が望ましい。これにより、センターブロック9の剛性低下を防止しつつ残留CFをさらに大きくすることができる。
センターラグ溝17の溝幅W6及び溝深さD6(図示しない)は、センターブロック9の剛性と排水性能とを両立させる観点より、前記溝幅W6は、好ましくは1.5mm以上、より好ましくは2.0mm以上が望ましく、また好ましくは3.5mm以下、より好ましくは3.0mm以下が望ましい。また、前記溝深さD6は、好ましくは前記ショルダー主溝4の溝深さD2の50%以上、より好ましくは60%以上が望ましく、また好ましくは90%以下、より好ましくは80%以下が望ましい。
前記ショルダーブロック10には、タイヤ周方向にのびる1本のショルダー副溝11が設けられても良い。これにより、ショルダーブロック10は、タイヤ軸方向外側のショルダー外ブロック部13とタイヤ軸方向内側のショルダー内ブロック部14とに区分される。本実施形態のショルダー副溝11は、直線状をなすため、排水性能を高める。
また、前記ショルダー副溝11は、その溝中心線11Gがショルダー主溝4のタイヤ軸方向の外側の溝縁4eからショルダー陸部6の前記幅Wsの25〜45%の距離Lsをタイヤ軸方向外側に隔てた位置に配されるのが望ましい。ショルダー副溝11がタイヤ軸方向の内側に近づくと、ショルダー内ブロック部14に摩耗が集中しやすくなり、逆にショルダー副溝11がタイヤ軸方向外側に近づくと、ショルダー外ブロック部13に摩耗が集中しやすくなる。また、旋回時の横力が大きく作用するショルダー外ブロック部13の横剛性を大きく確保するため、前記溝中心線11Gは、タイヤ赤道C側に配されるのが望ましい。
また、ショルダー副溝11の溝深さD7(図示しない)は、ショルダー主溝4の溝深さD2よりも小さいのが望ましい。このようなショルダー副溝11は、ショルダーブロック10のブロック剛性を大きく確保し得る。しかしながら、溝深さD7が過度に小さくなると、排水性能が悪化するおそれがある。これにより、ショルダー副溝11の溝深さD7は、好ましくは前記溝深さD2の20%以上、より好ましくは30%以上が望ましく、また、好ましくは80%以下が望ましい。同様の観点より、ショルダー副溝11の溝幅W7は、好ましくは1.0mm以上、より好ましくは1.5mm以上が望ましく、また好ましくは3.0mm以下、より好ましくは2.5mm以下が望ましい。
また、ショルダー外ブロック部13には、トレッド接地端Teのタイヤ軸方向の外側からタイヤ軸方向の内側へ向かって傾斜してのびかつ前記ショルダー副溝11に達することなく終端するショルダー外ラグ溝18が、タイヤ周方向に複数本(本実施形態では、2本)設けられる。
また、前記ショルダー内ブロック部14には、タイヤ軸方向の内端19iがショルダー主溝4に開口するとともにタイヤ軸方向の外端19eがショルダー副溝11に連通することなく終端するショルダー内ラグ溝19がタイヤ周方向に複数本(本実施形態では、2本)、離間して設けられる。また、ショルダー内ブロック部14には、タイヤ周方向に隔設されたショルダー内ラグ溝19、19を継ぐショルダー内継溝20が設けられる。
このようなショルダー外ラグ溝18及びショルダー内ラグ溝19は、エッジ効果を発揮して、さらに残留CFを向上するのに役立つ。また、ショルダー外ラグ溝18及びショルダー内ラグ溝19は、ショルダーブロック10の剛性を高く維持させるため、ショルダー横溝8と同じ方向に傾斜しかつ実質的に同じ角度に配されるのが望ましい。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施し得る。
図1のパターンを有しかつ表1の仕様に基づいた空気入りタイヤ(サイズ:195/65R15)が製造され、それらの各性能についてテストがされた。なお、共通仕様は以下の通りである。
トレッド接地幅:130mm
<センター主溝>
溝幅W1/トレッド接地幅TW:4.6%
溝深さD1:7.0mm
タイヤ赤道Cに対する角度:0度
<ショルダー主溝>
溝幅W2/トレッド接地幅TW:6.0%
溝深さD2:8.0mm
タイヤ赤道Cに対する角度:0度
<センター横溝>
溝幅W3:2.5mm
溝深さD3:6.0mm
<ショルダー横溝>
溝幅W4:3.5mm
溝深さD4:6.0mm
<センター副溝(実施例5には設けられず)>
溝幅W5:2.0mm
溝深さD5/D2:63%
<センターラグ溝>
溝幅W6:2.5mm
溝深さD6/D2:63%
タイヤ軸方向長さL4/Wc:80%
<ショルダー副溝(実施例4には設けられず)>
溝幅W7:2.5mm
溝深さD7/D2:63%
テスト方法は、次の通りである。
<ノイズ性能>
試供タイヤをリム(6JJ)、内圧(200kPa)の条件にて、車両(国産1800cc、FF車)の全輪に装着し、ロードノイズ計測路(アスファルト粗面路)を速度60km/hで走行させたときの車内騒音を運転席窓側耳許位置に設置したマイクロホンで採取し、狭帯域240Hz付近の気柱共鳴音のピーク値の音圧レベルを測定した。評価は、比較例1を100とした指数で示し、数値が大きいほど良好である。
<耐偏摩耗性能>
上記テスト車両にて、タイヤテストコースを限界走行によって30km走行し、ブロックの欠け、偏摩耗の有無などを目視によって観察した。評価は、比較例1を100とする指数で表示し、数値が大きいほど耐偏摩耗性能が良好である。
<排水性能>
上記テスト車両にて、半径100mのアスファルト路面に、水深10mm、長さ20mの水たまりを設けたコース上を、速度を段階的に増加させながら前記車両を進入させ、横加速度(横G)を計測し、50〜80km/hの速度における前輪の平均横Gを算出した。結果は、比較例1を100とする指数で表示した。数値が大きいほど良好である。
<プライステア残留コーナリングフォースのパターン効果>
各試供タイヤをJASO C607に準拠してフラットベルトマシン上で10km/Hの速度かつ4.0kNの荷重で走行させテストを行った。結果は、各試供タイヤ20本の測定値の平均値と、溝のないプレーンタイヤ20本を同様に測定した測定値の平均値との差である。数値が大きいほど、例えば、路面カントに対するタイヤの片流れを効果的に抑制することができるので良好である。
テストの結果を表1に示す。
Figure 0006423739
テストの結果、実施例のタイヤは、比較例に比べて各種性能が向上していることが確認できる。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
3 センター主溝
4 ショルダー主溝
5 センター陸部
5A センターブロック
6 ショルダー陸部
6A ショルダーブロック
7 センター横溝
8 ショルダー横溝
8a ショルダー横溝の内側部
8b ショルダー横溝の外側部
C タイヤ赤道
K1 センター横溝のショルダー主溝への連通位置
K2 ショルダー横溝のショルダー主溝への連通位置
P ショルダー横溝の隔設ピッチ
Te トレッド接地端

Claims (4)

  1. トレッド部に、タイヤ赤道上をタイヤ周方向に連続してのびる1本のセンター主溝と、該センター主溝の両側をタイヤ周方向に連続してのびる一対のショルダー主溝とが設けられることにより、前記センター主溝と前記ショルダー主溝との間をのびる一対のセンター陸部と、前記ショルダー主溝の外側に形成された一対のショルダー陸部とを具えた空気入りタイヤであって、
    前記センター陸部及び前記ショルダー陸部は、それぞれタイヤ周方向に隔設されたセンター横溝及びショルダー横溝によって、複数個のセンターブロック及びショルダーブロックに区分され、
    前記センター横溝は、タイヤ軸方向に対して35〜55度の角度で傾斜し、
    前記ショルダー横溝のタイヤ軸方向の内側部は、前記センター横溝とは逆向きに傾斜するとともにタイヤ軸方向に対して20〜40度の角度で前記ショルダー主溝に連通し、しかも前記ショルダー横溝の外側部は、トレッド接地端にタイヤ軸方向に対して10度以下の角度で開口し、
    前記センター陸部のタイヤ軸方向の幅Wcは、前記ショルダー陸部のタイヤ軸方向の幅Wsの0.65〜0.75倍であり、
    しかも前記センター横溝の前記ショルダー主溝への連通位置は、前記ショルダー横溝の前記ショルダー主溝への連通位置とタイヤ周方向に位置ずれし、その位置ズレ量が前記ショルダー横溝の隔設ピッチの0.3〜0.5倍であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記ショルダーブロックには、前記ショルダー主溝のタイヤ軸方向の外側の溝縁からショルダー陸部の前記幅の25〜45%の距離を隔てた位置を前記ショルダー主溝よりも小さい溝深さでタイヤ周方向にのびるショルダー副溝が設けられる請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記センターブロックには、前記センター主溝の溝縁からセンター陸部の前記幅の35〜55%の距離をタイヤ軸方向外側に隔てた位置を前記ショルダー主溝よりも小さい溝深さでタイヤ周方向にのびるセンター副溝が設けられる請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記センターブロックには、そのタイヤ周方向の略中間位置に、タイヤ軸方向の外端が前記ショルダー主溝に連通するとともにタイヤ軸方向の内端が前記センター主溝に連通することなく終端するセンターラグ溝が設けられる請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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