JP4922026B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷である正規状態のタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面において、タイヤ外面のプロファイルは、前記タイヤ外面とタイヤ赤道面との交点から接地端側に向かって曲率半径が漸減する複数の円弧で形成されてなり、かつ
前記トレッド部は、タイヤ周方向に連続してのびるとともに溝幅が15〜25mmの1本の中央縦溝と、その車両外側に設けられた外側パターン部と、前記中央縦溝の車両内側に設けられた内側パターン部とを含み、
前記外側パターン部は、タイヤ周方向にのびる1本の外側縦溝により、該外側縦溝と前記中央縦溝との間に設けられかつ大型ブロックがタイヤ周方向に並ぶ大型ブロック列と、前記外側縦溝と車両外側の接地端との間に設けられたリブとに区分され、
前記内側パターン部は、
タイヤ周方向に直線状でのびるとともに中央縦溝側に配された第1の内側縦溝と、
タイヤ周方向に直線状でのびるとともに車両内側の接地端側に配された第2の内側縦溝との2本の縦溝と、
前記第1の内側縦溝と前記第2の内側縦溝との間をタイヤ周方向に対して傾いてのびる第2の傾斜溝と、
第2の内側縦溝と車両内側の接地端との間をタイヤ周方向に対して傾いてのびる第3の傾斜溝とが設けられることにより、
中央縦溝と第1の内側縦溝との間に形成されたセンターリブ、
前記第1の内側縦溝と前記第2の内側縦溝との間に形成されかつ前記大型ブロックよりも幅及びタイヤ周方向長さがともに小さい小型ブロックがタイヤ周方向に並ぶ第1の小型ブロック列、及び
前記第2の内側縦溝と車両内側の接地端との間に形成されかつ前記大型ブロックよりも幅及びタイヤ周方向長さがともに小さい小型ブロックがタイヤ周方向に並ぶ第2の小型ブロック列の3つの陸部が区分されることを特徴とする。
前記波状細溝と前記中央縦溝との間には実質的な溝やサイピングが設けられていないプレーンリブが形成される請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
図1には本実施形態の空気入りタイヤ1の正規状態における断面図が示される。ここで「正規状態」とは、タイヤの姿勢を一義的に定めるもので、正規リムJにリム組みしかつ正規内圧を充填した無負荷の状態とする。特に言及が無い場合、タイヤ各部の寸法などはこの正規状態での値が示される。
0.05< Y60 /H ≦0.1
0.1< Y75 /H ≦0.2
0.2< Y90 /H ≦0.4
0.4< Y100 /H ≦0.7
ここで、Y60、Y75、Y90及びY100 は、タイヤ赤道Cからタイヤ軸方向にタイヤ最大幅の半幅(SW/2)の60%、75%、90%及び100%のタイヤ軸方向距離をそれぞれ隔てるタイヤ外面上の各点P60、P75、P90及びP100 と、前記交点CPとのタイヤ半径方向の各距離である。また、前記”H”はタイヤ断面高さである。
RY75=Y75/H
RY90=Y90/H
RY100 =Y100 /H
として上記関係を満足する範囲を図4にグラフとして示す。従って、好ましいプロファイルTLは、このグラフで示された範囲を通ることになる。
<プロファイルa>
RY60=0.06
RY75=0.08
RY90=0.19
RY100=0.57
<プロファイルb>
RY60=0.09
RY75=0.14
RY90=0.37
RY100=0.57
テスト方法は、次の通りである。
各テストタイヤが、リム(20×9.0J)及び内圧(220kPa)の条件で車両(排気量4800ccの欧州製の4WD車)の4輪に装着された。そして、ドライバー1名乗車にてドライアスファルト路面のテストコースを旋回走行を含む種々の態様で走行させた。操縦安定性及び乗り心地の評価は、それぞれドライバーの官能によるものとし、比較例1を100とする評点で示す。指数の大きい方が良好である。
前記と同一条件の車両を用い、スムース路面を速度50km/Hにて走行させ、ドライバーのフィーリングにより、パターンノイズの大きさが評価された。結果は、従来例1を100とする評点であり、数値が大きいほどパターンノイズが小さいことを示す。
半径100mのアスファルト路面に、水深5mm、長さ20mの水たまりを設けたコース上を、速度を段階的に増加させながら前記車両を進入させ、横加速度(横G)を計測し、50〜80km/hの速度における前輪の平均横Gを算出した。結果は、比較例1を100とする指数で表示し、数値が大きい程良好である。
テストの結果等を表1に示す。
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
7 ベルト層
13 中央縦溝
20 大型ブロック列
23 第1の小型ブロック列
24 第2の小型ブロック列
B1 大型ブロック
B2、B3 小型ブロック
Po 外側パターン部
Pi 内側パターン部
Claims (4)
- トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアで折り返されて係止された少なくとも1枚のカーカスプライを有するカーカスと、該カーカスの半径方向外側かつトレッド部の内部に配されたベルト層とを有し、かつ、車両への装着の向きが定められた空気入りタイヤであって、
正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷である正規状態のタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面において、タイヤ外面のプロファイルは、前記タイヤ外面とタイヤ赤道面との交点から接地端側に向かって曲率半径が漸減する複数の円弧で形成されてなり、かつ
前記トレッド部は、タイヤ周方向に連続してのびるとともに溝幅が15〜25mmの1本の中央縦溝と、その車両外側に設けられた外側パターン部と、前記中央縦溝の車両内側に設けられた内側パターン部とを含み、
前記外側パターン部は、タイヤ周方向にのびる1本の外側縦溝により、該外側縦溝と前記中央縦溝との間に設けられかつ大型ブロックがタイヤ周方向に並ぶ大型ブロック列と、前記外側縦溝と車両外側の接地端との間に設けられたリブとに区分され、
前記内側パターン部は、
タイヤ周方向に直線状でのびるとともに中央縦溝側に配された第1の内側縦溝と、
タイヤ周方向に直線状でのびるとともに車両内側の接地端側に配された第2の内側縦溝との2本の縦溝と、
前記第1の内側縦溝と前記第2の内側縦溝との間をタイヤ周方向に対して傾いてのびる第2の傾斜溝と、
第2の内側縦溝と車両内側の接地端との間をタイヤ周方向に対して傾いてのびる第3の傾斜溝とが設けられることにより、
中央縦溝と第1の内側縦溝との間に形成されたセンターリブ、
前記第1の内側縦溝と前記第2の内側縦溝との間に形成されかつ前記大型ブロックよりも幅及びタイヤ周方向長さがともに小さい小型ブロックがタイヤ周方向に並ぶ第1の小型ブロック列、及び
前記第2の内側縦溝と車両内側の接地端との間に形成されかつ前記大型ブロックよりも幅及びタイヤ周方向長さがともに小さい小型ブロックがタイヤ周方向に並ぶ第2の小型ブロック列の3つの陸部が区分されることを特徴とする空気入りタイヤ。
- 前記大型ブロックのタイヤ周方向長さは、前記小型ブロックのタイヤ周方向長さの2.0〜4.0倍である請求項1記載の空気入りタイヤ。
- 前記第2及び第3の傾斜溝は、タイヤ周方向に対して30〜60゜で傾斜し、かつ、前記第2の傾斜溝と前記第3の傾斜溝との傾斜の向きが逆である請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
- 前記センターリブには、前記中央縦溝側に向かって凸となる円弧をタイヤ周方向に連ねることにより形成された波状細溝と、一端がこの波状細溝に連なるとともに他端が第1の内側縦溝で開口する複数本の第1の傾斜溝とが設けられ、
前記波状細溝と前記中央縦溝との間には実質的な溝やサイピングが設けられていないプレーンリブが形成される請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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