JP6419386B1 - プリント基板 - Google Patents

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Abstract

プリント基板(10)は、回路基材(11)と、回路基材に載置され、放熱部材(20)に接合される実装部品(12)とを備える。回路基材は、放熱部材との位置関係が固定されている領域である第1の領域部分と、実装部品が載置されている領域を含む第2の領域部分とを有する。第2の領域部分のうち実装部品が載置されている領域同士の間に、回路基材の外縁から第1の領域部分へ向けて切り込まれた切り込み部(13)が設けられている。

Description

本発明は、回路基材に実装部品が載置されたプリント基板に関する。
電子機器では、実装部品で発生した熱を電子機器の外部へ放出するために、放熱部材であるヒートシンクを実装部品に接合させた構造が採用されることがある。実装部品を高い効率で冷却するためには、ヒートシンクの平面部と実装部品とが互いに隙間なく密着されることで、実装部品から放熱部材へ効率良く熱が伝わるようにすることが望まれる。特許文献1には、回路基材に取り付けられた電子部品に、熱管理のための構造体を結合させることが開示されている。
特表2010−506409号公報
実装部品のサイズの個体差、あるいは回路基材に実装部品が載置される際の加工誤差に起因して、回路基材から、実装部品のうちヒートシンクに接合される面までの高さに、ばらつきが生じることがある。回路基材に載置された実装部品同士にて、回路基材から、ヒートシンクに接合される面までの高さにばらつきがある場合に、回路基材に歪みが生じることがある。回路基材に歪みが生じた場合に、実装部品とヒートシンクとの間に隙間が生じ易くなることで、所望とする放熱効果を得られなくなることがあり得る。また、高さのばらつきが少なくなるように実装部品ごとの厳密な高さ調整を行うことは困難である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、放熱部材を用いて効率良く実装部品を冷却可能とするプリント基板を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のプリント基板は、1つの平板からなる回路基材と、回路基材に載置され、放熱部材に接合される実装部品とを備える。回路基材は、放熱部材との位置関係が固定されている領域である第1の領域部分と、実装部品が載置されている領域を含む第2の領域部分とを有する。第2の領域部分のうち実装部品が載置されている領域同士の間に、回路基材の外縁から第1の領域部分へ向けて切り込まれて、実装部品が載置されている領域ごとに独立して第2の領域部分を撓ませることを可能とする切り込み部が設けられている。
本発明にかかるプリント基板は、放熱部材を用いて効率良く実装部品を冷却できるという効果を奏する。
実施の形態1にかかるプリント基板を示す斜視図 実施の形態1の回路基材の平面図 実施の形態2にかかるプリント基板を示す斜視図 実施の形態2の回路基材の平面図 実施の形態3にかかるプリント基板を含む構造体を示す斜視図
以下に、本発明の実施の形態にかかるプリント基板を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかるプリント基板10を示す斜視図である。X軸、Y軸およびZ軸は、互いに垂直な3軸とする。X軸に平行な方向を第1の方向であるX軸方向、Y軸に平行な方向を第2の方向であるY軸方向、Z軸に平行な方向を第3の方向であるZ軸方向とする。X軸方向のうち図中矢印で示す方向をプラスX方向、プラスX方向の逆の方向をマイナスX方向とし、Y軸方向およびZ軸方向についてもX軸方向の場合と同様とする。
プリント基板10は、回路基材11と、回路基材11に載置された実装部品12とを備える。回路基材11は、絶縁体基材である平板に配線パターンが印刷されたものである。絶縁体基材の1つの例は、ガラスエポキシ樹脂である。回路基材11は、ガラスエポキシ樹脂以外の絶縁体基材を用いたものであっても良い。
実装部品12は、冷却が要求される電子部品であるパワーモジュールあるいはダイオードスタックである。実装部品12は、稼働によって発熱するいずれの電子部品であっても良い。実装部品12は、半田付けにより回路基材11に接合されている。図1に示す例では、実装部品12である2つの実装部品12A,12Bがプリント基板10に実装されている。第1の実装部品である実装部品12Aと、第2の実装部品である12Bとは、間隔を空けてX軸方向へ並べられている。なお、プリント基板10に実装される実装部品12の数は2つに限られず、1つあるいは3つ以上であっても良い。
実装部品12A,12Bは、放熱部材であるヒートシンク20の平面部21に接合される。平面部21は、X軸方向およびY軸方向に平行な平面である。ヒートシンク20は、プラスZ方向へ平面部21を向けて配置されている。ヒートシンク20の複数のフィン部22は、平面部21の裏側に設けられている。
回路基材11には、回路基材11を貫く4つの穴14が設けられている。固定部材であるねじ15は、穴14を通されて、平面部21上のスペーサ16にねじ込まれる。スペーサ16は、平面部21のうち穴14の直下の位置に配置されており、平面部21に固定されている。ねじ15を用いて回路基材11がスペーサ16にねじ止めされることにより、回路基材11と平面部21との間に実装部品12A,12Bに相当する間隔を確保しながら、回路基材11がヒートシンク20に固定される。切り込み部13は、回路基材11のうち、実装部品12Aが載置された領域と、実装部品12Bが載置された領域との間に設けられている。
図2は、実施の形態1の回路基材11の平面図である。回路基材11の外形は、長方形に切り込み部13が付加された形状をなしている。外縁E1,E2は、回路基材11のうち、長方形の長辺に相当する外縁とする。図2において、外縁E1,E2は、X軸に平行な直線をなしている。外縁E3,E4は、回路基材11のうち、長方形の短辺に相当する外縁とする。図2において、外縁E3,E4は、Y軸に平行な直線をなしている。なお、回路基材11は、長方形以外の形状に切り込み部13が付加されたものであっても良い。
回路基材11は、ヒートシンク20との位置関係が固定されている領域である第1の領域部分17と、実装部品12が載置された領域を含む第2の領域部分18とを有する。実施の形態1では、第1の領域部分17は、ヒートシンク20に固定されている。穴14は、第1の領域部分17の4つの隅に設けられている。4つの穴14のうちマイナスY方向側にある2つの穴14が設けられている位置から外縁E1までが、Y軸方向における第1の領域部分17の範囲である。外縁E2から、4つの穴14のうちマイナスY方向側にある2つの穴14が設けられている位置の手前までが、Y軸方向における第2の領域部分18の範囲である。第2の領域部分18は、第1の領域部分17のマイナスY方向側における隣に位置している。
第1の領域部分17は、図1に示すねじ15によってヒートシンク20に固定される。なお、第1の領域部分17における穴14の数は4つに限られず、複数であれば良いものとする。第1の領域部分17は、ねじ15に代えて、ねじ15以外の固定部材を用いてヒートシンク20に固定可能であっても良い。
第2の領域部分18は、実装部品12が載置された領域19を含む。図2に示す例では、第2の領域部分18には、図1に示す2つの実装部品12A,12Bに対応する領域19である2つの領域19A,19Bが含まれる。2つの領域19A,19Bは、間隔を空けてX軸方向へ並べられている。
切り込み部13は、第2の領域部分18のうち領域19Aと領域19Bとの間に設けられている。切り込み部13は、外縁E2から第1の領域部分17へ向けて直線状に切り込まれたスリット形状を備える。切り込み部13は、外縁E2からプラスY方向へ延伸され、第1の領域部分17および第2の領域部分18の境界に到達している。
1つの例では、切り込み部13は、ルータを用いた溝切り加工によって形成される。切り込み部13は、溝切り加工以外の手法により形成されたものであっても良い。第2の領域部分18は、切り込み部13によって、領域19Aを含む部分と領域19Bを含む部分とに分割されている。
回路基材11の表面から、実装部品12A,12Bのうち平面部21に接合される面までの高さには、ばらつきが生じることがある。高さのばらつきは、実装部品12A,12Bのサイズの個体差、あるいは回路基材11に実装部品12A,12Bが載置される際の加工誤差に起因して生じ得る。
ここで、回路基材11に切り込み部13が設けられていない場合を想定して、かかる想定の場合において生じ得る問題について説明する。実装部品12Bのうち平面部21との接合面が、実装部品12Aのうち平面部21との接合面に比べて高い位置である場合に、ヒートシンク20に回路基材11が固定されたとする。回路基材11には、領域19Bを中心として持ち上げられるような歪みが生じる。第2の領域部分18が領域19Aを含む部分と領域19Bを含む部分とに分割されていない状態にて回路基材11に歪みが生じたことで、領域19Bを含む部分とともに、領域19Aを含む部分が持ち上げられることがあり得る。この場合、回路基材11から平面部21へ向けて実装部品12Aを押し下げる応力がかかりにくくなることで、実装部品12Aと平面部21との間に隙間が生じ易くなる。
このように、切り込み部13が設けられていないことで、1つの実装部品12によって回路基材11に生じた撓みの影響が、他の実装部品12が載置されている領域にまで及ぶことがある。この場合、回路基材11は、各実装部品12をヒートシンク20に隙間なく密着させることが困難となり、ヒートシンク20による放熱効率が低下することがあり得る。放熱効率の低下により所望の放熱効果が得られない場合、実装部品12での蓄熱による電子機器の性能劣化あるいは故障が起き易くなる。さらに、回路基材11の歪みは、プリント基板10に実装されている部品のいずれかに過度の応力がかかることによって部品の破損を招く可能性もある。
実施の形態1のプリント基板10では、領域19Aと領域19Bとの間に切り込み部13が設けられていることで、第2の領域部分18のうち領域19Aを含む部分と領域19Bを含む部分とを互いに独立して撓ませることが可能である。領域19Aを含む部分には、実装部品12Aの接合面の高さに対応する撓みを生じさせ、かつ領域19Bを含む部分には、実装部品12Bの接合面の高さに対応する撓みを生じさせる。
プリント基板10は、1つの実装部品12によって回路基材11に生じた撓みの影響を、他の実装部品12が載置されている領域19に及ばせないようにすることができる。1つの実装部品12が載置されている領域19に撓みが生じても、他の実装部品12が載置されている領域19では、他の実装部品12とヒートシンク20との間に隙間を生じさせるような歪みの発生が低減される。
第1の領域部分17とヒートシンク20とは、スペーサ16の高さに相当する一定の間隔を空けて互いに固定される。第1の領域部分17が固定された状態において領域19がプラスZ方向へ撓む場合、領域19のうち第1の領域部分17に近い位置ほど、実装部品12をマイナスZ方向へ押し下げる応力が強くなる。回路基材11から平面部21へ向けて実装部品12を押し下げる応力がかかり易くなることで、実装部品12と平面部21との間に隙間を生じにくくさせ、平面部21に実装部品12を密着させることができる。実装部品12が配置される位置は、回路基材11からの応力のかかり易さを考慮して決定されても良い。
プリント基板10は、各実装部品12をヒートシンク20に密着させることで、ヒートシンク20による高い放熱効果を得ることができる。プリント基板10を備える電子機器は、実装部品12での蓄熱による性能劣化および故障を低減可能とし、また回路基材11の歪みによる部品の破損を低減できる。さらに、プリント基板10は、高さのばらつきを少なくさせるための実装部品12の厳密な高さ調整が不要となることで、実装部品12をヒートシンク20に密着させるための調整作業を簡易化できる。
実施の形態1によると、プリント基板10は、第2の領域部分18に切り込み部13が設けられたことで、領域19を含む部分ごとに、実装部品12の高さに対応する撓みを生じさせる。プリント基板10は、実装部品12をヒートシンク20へ向けて押し下げる応力がかかり易くなることで、実装部品12をヒートシンク20へ密着させ、ヒートシンク20による高い放熱効果を得ることができる。これにより、プリント基板10は、放熱部材を用いて効率良く実装部品12を冷却できるという効果を奏する。
なお、切り込み部13は、直線状に切り込まれたスリット形状であるものに限られない。切り込み部13の形状は、曲線部分を含む形状、あるいは折り曲げられた部分を含む形状であっても良く、適宜変形しても良い。切り込み部13の形状を任意に設定可能とすることで、実装部品12およびその他の部品の位置を回避して高い自由度で切り込み部13を設けることができる。
実施の形態2.
図3は、実施の形態2にかかるプリント基板30を示す斜視図である。実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。プリント基板30は、回路基材31と、回路基材31に載置された実装部品12とを備える。プリント基板30には、実施の形態1のプリント基板10の切り込み部13に代えて、切り込み部13とは異なる形状の切り込み部32が設けられている。図3に示す例では、切り込み部32である3つの切り込み部32A,32B,32Cが回路基材31に設けられている。
図4は、実施の形態2の回路基材31の平面図である。回路基材31の外形は、長方形から切り込み部32A,32B,32Cに相当する矩形領域が取り除かれた形状である。外縁E1,E2は、元の長方形の長辺に相当する外縁とする。外縁E3,E4は、元の長方形の短辺に相当する外縁とする。
3つの切り込み部32A,32B,32Cは、第2の領域部分18に設けられている。切り込み部32Bは、領域19Aと領域19Bとの間に位置している。切り込み部32Bは、外縁E2から第1の領域部分17へ向けて矩形に切り込まれた凹形状を備える。凹形状は、外縁E2から第1の領域部分17へ向けて延伸されたY軸方向の2つの直線と、かかる2つの直線の間におけるX軸方向の直線とからなる。切り込み部32Bは、Y軸方向において、外縁E2から第1の領域部分17および第2の領域部分18の境界に到達している。第2の領域部分18は、切り込み部32Bによって、領域19Aを含む部分と領域19Bを含む部分とに分割されている。
切り込み部32Aは、領域19AのマイナスX方向側における隣に位置している。切り込み部32Aは、元の長方形のうち2つの外縁E2,E3の間の角を含む矩形領域が取り除かれた形状を備える。切り込み部32Aの形状は、外縁E2から第1の領域部分17へ向けて延伸されたY軸方向の直線と、外縁E3から延伸されたX軸方向の直線とからなる。切り込み部32Aは、切り込み部32Bと同様に、Y軸方向において、外縁E2から第1の領域部分17および第2の領域部分18の境界に到達している。第2の領域部分18のうち切り込み部32Aと切り込み部32Bとの間の部分は、第1の領域部分17からマイナスY方向へ突出された凸形状をなしている。領域19Aは、かかる凸形状の部分に含まれている。
切り込み部32Cは、領域19BのプラスX方向側における隣に位置している。切り込み部32Cは、元の長方形のうち2つの外縁E2,E4の間の角を含む矩形領域が取り除かれた形状を備える。切り込み部32Cの形状は、外縁E2から第1の領域部分17へ向けて延伸されたY軸方向の直線と、外縁E4から延伸されたX軸方向の直線とからなる。切り込み部32Cは、切り込み部32A,32Bと同様に、外縁E2から第1の領域部分17および第2の領域部分18の境界に到達している。第2の領域部分18のうち切り込み部32Bと切り込み部32Cとの間の部分は、第1の領域部分17からマイナスY方向へ突出された凸形状をなしている。領域19Bは、かかる凸形状の部分に含まれている。
1つの例では、切り込み部32A,32B,32Cは、ルータを用いた切削加工によって形成される。切り込み部32A,32B,32Cは、切削加工以外の手法により形成されたものであっても良い。なお、回路基材31は、領域19Aと領域19Bとの間に位置する切り込み部32Bを備えていれば良く、その他の切り込み部32A,32Cが設けられていなくても良い。
プリント基板30では、領域19Aと領域19Bとの間に切り込み部32Bが設けられていることで、領域19Aを含む部分と領域19Bを含む部分とを互いに独立して撓ませることができる。プリント基板30は、実施の形態1と同様に、実装部品12と平面部21との間に隙間を生じにくくさせ、平面部21に実装部品12を密着させることができる。
実施の形態2によると、プリント基板30は、第2の領域部分18に切り込み部32が設けられたことで、領域19を含む部分ごとに、実装部品12の高さに対応する撓みを生じさせる。プリント基板30は、実装部品12をヒートシンク20へ向けて押し下げる応力がかかり易くなることで、実装部品12をヒートシンク20へ密着させ、ヒートシンク20による高い放熱効果を得ることができる。これにより、プリント基板30は、放熱部材を用いて効率良く実装部品12を冷却できるという効果を奏する。
実施の形態1および2のプリント基板10,30が備えられる電子機器の1つの例は、サーボアンプである。プリント基板10,30は、サーボアンプ以外の電子機器に備えられても良い。
なお、回路基材11,31は、放熱部材に固定されているものに限られない。実施の形態3では、回路基材11,31が放熱部材に固定されていない場合のプリント基板の構成例について説明する。
実施の形態3.
図5は、実施の形態3にかかるプリント基板42を含む構造体40を示す斜視図である。実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。構造体40は、回路基材11と、回路基材11に載置された実装部品12と、回路基材11を支持する支持体41とを備える。回路基材11と実装部品12とは、構造体40に含まれるプリント基板42を構成する。
実装部品12である2つの実装部品12A,12Bは、放熱部材であるヒートシンク50の平面部51に接合される。平面部51は、X軸方向およびY軸方向に平行な平面である。ヒートシンク50は、プラスZ方向へ平面部51を向けて配置されている。フィン部22は、平面部51の裏側に設けられている。平面部51は、回路基材11の固定のためのスペースが不要であるため、実施の形態1のヒートシンク20の平面部21より小型であっても良い。
1つの例では、支持体41は、X軸方向およびY軸方向に平行に配置された平板部材である。支持体41は、回路基材11のうち図2に示す第1の領域部分17に対向している。支持体41は、プリント基板42が備えられる電子機器にて固定されているものとする。支持体41の1つの例は、電子機器の筐体を構成する部材である。スペーサ16は、穴14の直上の位置に配置されており、支持体41のうち第1の領域部分17と対向する面に固定されている。ねじ15を用いて第1の領域部分17がスペーサ16にねじ止めされることにより、第1の領域部分17が支持体41に固定される。第1の領域部分17は、支持体41に固定されることにより、ヒートシンク50との位置関係が固定されている。
なお、第1の領域部分17を支持体41に固定するねじ15の数は4つに限られず、任意であるものとする。第1の領域部分17は、ねじ15に代えて、ねじ15以外の固定部材を用いて支持体41に固定可能であっても良い。支持体41は、平板部材に限られず、回路基材11を支持可能な部材であれば良い。
第1の領域部分17は、平面部51との間に、実装部品12の高さに相当する間隔が設けられて、支持体41に固定されている。支持体41は、回路基材11のうち実装部品12が載置されている図2に示す領域19をプラスZ方向へ撓ませ得る位置に固定されている。領域19がプラスZ方向へ撓むことで、マイナスZ方向へ押し下げる応力が実装部品12にかけられる。このように、支持体41は、回路基材11から平面部51へ向けて実装部品12を押し下げ可能な位置に固定されている。
プリント基板42は、回路基材11から平面部51へ向けて実装部品12を押し下げることで、実装部品12と平面部51との間に隙間を生じにくくさせ、ヒートシンク50に実装部品12を密着させることができる。これにより、プリント基板42は、実施の形態1のプリント基板10と同様に、放熱部材を用いて効率良く実装部品12を冷却できるという効果を得ることができる。
なお、プリント基板42は、実施の形態1の回路基材11に代えて、実施の形態2の回路基材31を備えていても良い。プリント基板42は、回路基材31を備えることで、実施の形態2のプリント基板30と同様に、放熱部材を用いて効率良く実装部品12を冷却できるという効果を得ることができる。実施の形態3のプリント基板42は、サーボアンプあるいは他の電子機器に備えられる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
10,30,42 プリント基板、11,31 回路基材、12,12A,12B 実装部品、13,32,32A,32B,32C 切り込み部、14 穴、15 ねじ、16 スペーサ、17 第1の領域部分、18 第2の領域部分、19,19A,19B 領域、20,50 ヒートシンク、21,51 平面部、22 フィン部、40 構造体、41 支持体、E1,E2,E3,E4 外縁。

Claims (6)

  1. 1つの平板からなる回路基材と、
    前記回路基材に載置され、放熱部材に接合される実装部品と
    を備え、
    前記回路基材は、前記放熱部材との位置関係が固定されている領域である第1の領域部分と、前記実装部品が載置されている領域を含む第2の領域部分とを有し、
    前記第2の領域部分のうち前記実装部品が載置されている領域同士の間に、前記回路基材の外縁から前記第1の領域部分へ向けて切り込まれて、前記実装部品が載置されている領域ごとに独立して前記第2の領域部分を撓ませることを可能とする切り込み部が設けられていることを特徴とするプリント基板。
  2. 前記第1の領域部分は、前記放熱部材に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のプリント基板。
  3. 前記第1の領域部分は、前記回路基材を支持する支持体に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のプリント基板。
  4. 前記実装部品は、第1の実装部品および第2の実装部品を含み、
    前記第1の実装部品と前記第2の実装部品とは、間隔を空けて並べられており、
    前記切り込み部は、前記第2の領域部分のうち前記第1の実装部品が載置されている領域と前記第2の実装部品が載置されている領域との間に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のプリント基板。
  5. 前記切り込み部は、スリット形状であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載のプリント基板。
  6. 前記切り込み部は、矩形に切り込まれた凹形状であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載のプリント基板。
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