JP6369140B2 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システムに関する。
名刺に記載された文字列を、OCR(Optical Character Recognition)処理により、光学的に読み取り、得られた情報を管理する名刺管理システムがある。このような名刺管理システムは、名刺に記載された、組織を構成する部門名と、その部門に所属する人物の名前とを、関連付けて管理することができる。
特許文献1は、OCR処理により名刺を読み取り、読取によって得られた情報を名刺ごとにデータベースに格納し、要求に応じて、その情報を修正、加工又は削除を行える名刺OCR処理システムを開示している。
特許文献2は、複数の名刺を一度に読み取った読み取り画像から、名刺ごとの画像と情報を取得し、取得画像と取得情報とに基づき、ページ単位で名刺を管理する名刺管理データを生成/更新するシステムを開示している。
名刺管理システムに登録された情報を用いて、ある企業の組織図を把握し、営業活動に活用したいという要求がある。しかしながら、従来の名刺管理システムでは、実際に名刺を取得している人物の情報しか管理することができない。従って、本来、重点的に営業活動を行うべきである可能性のある、名刺を取得としていない人物又は該人物の属する組織に対して、効果的な営業活動を行うことができなかった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、名刺の情報を用いて、効果的な営業活動を行えるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決し目的を達成するため、本発明の一実施形態における情報処理装置は、
名刺の情報を得る名刺読取装置、前記名刺から得た情報を処理する情報処理装置、及び前記情報処理装置と通信可能な端末装置とがネットワークを介して接続される情報処理システムにおける情報処理装置であって、
組織を構成する区分を表す区分情報と該区分の構成員の情報とを有する組織情報を、組織ごとに記憶する記憶部と、
前記組織情報と、前記名刺読取装置によって名刺から得られた前記区分情報および該区分の構成員の情報とに基づき、名刺情報が取得された組織情報と取得されていない組織情報とが識別可能となるよう前記組織情報を更新する更新部と、
前記更新部による更新に基づき、前記名刺情報が取得された組織情報と取得されていない組織情報とに応じた態様で出力するための出力情報を生成する生成部と、
前記生成部により生成された出力情報を前記端末装置に出力する出力部と
を有する。
本発明によれば、名刺の情報を用いて、効果的な営業活動を行えるようになる。
本発明の一実施形態に係るシステムの概略図。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置又は情報端末のハードウェア構成図。 本発明の一実施形態に係るシステムの機能ブロック図。 組織情報を格納する組織情報管理テーブルの例を表す図。 役職情報を格納する役職情報管理テーブルの例を表す図。 会社情報を格納する会社情報管理テーブルの初期状態の例を表す図。 会社情報を格納する組織情報管理テーブルの例を表す図。 出力設定情報を格納する出力設定情報管理テーブルの例を表す図。 ユーザ設定情報を格納するユーザ設定情報管理テーブルの例を表す図。 本発明の一実施形態に係る名刺読取装置が表示する名刺読取画面の例を表す図。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置が出力する出力画面の例を表す図。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置が出力する出力画面の別の例を表す図。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置が実行する初期処理の例を表す図。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置が実行する更新処理の例を表す図。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置が実行する出力処理の例を表す図。 本発明の一実施形態に係るシステムが実行する動作例を表すシーケンス図。 本発明の一実施形態に係るシステムの概略図。
以下、図を用いて、本発明の実施形態について説明する。
1.システム
2.ハードウェア構成
3.機能
4.動作例
初期処理
更新処理
出力処理
システムの動作例
5.効果
≪1. システム≫
図1は、本発明の一実施形態に係るシステム1の概略図である。システム1は、名刺の情報を管理する情報処理装置100と、名刺を読み取る名刺読取装置200と、投資家向け情報や人事情報を電子媒体で提供する情報提供装置300と、営業活動を行う営業員の情報端末400とを有する。情報処理装置100と、名刺読取装置200と、情報提供装置300と、情報端末400とは、ネットワーク2を介して、互いに通信することができる。なお、情報処理装置100は、図17に示されるように、1以上の情報処理装置100−1〜100−nにより構成されてもよい。
情報処理装置100は、管理対象となる組織が有する、所定の下位組織を予め定義して管理する。例えば、情報処理装置100は、管理対象が会社である場合、営業活動を行う上で重要となる、所定の下位組織である、経営企画、総務、法人営業、情報システム、資材(資材調達)の5つの部門又は部署を予め定義する。
さらに、情報処理装置100は、下位組織ごとに一般的に設けられる、役割を予め定義して管理する。例えば、情報処理装置100は、管理対象が会社である場合、役員、事業部長、部長、課長、担当者の5つの役職を予め定義する。そして、情報処理装置100は、全ての下位組織の、全ての役職ごとに、名刺の取得有無を管理することができる。以下では、情報処理装置100が、会社を管理対象とする場合の例を用いて説明する。
営業員は、名刺を取得すると、名刺読取装置200を用いて、名刺に記載された組織、部門及び氏名の情報を読み取る。名刺読取装置200は、読み取った情報を、ネットワーク2を介して、情報処理装置100に送信する。情報処理装置100は、組織、部門及び氏名の情報を受信し、受信した情報を、予め定義された部門及び役職の何れかに対応させて、格納する。
情報処理装置100は、名刺の情報を受信した役職と、そうでない役職とを区別して管理する。そして、情報処理装置100は、営業活動を行おうとする営業員の使用する、情報端末400からの問い合わせに応じて、ある組織の全ての部門及び役職における名刺の情報の受信の有無を、視覚的に出力する。詳しくは後述するが、図11、図12は、情報処理装置100が出力する画面の例を表している。ここでは、情報処理装置100は、名刺の情報の有無を、役職及び氏名の文字色の濃淡で表している。
なお、情報処理装置100は、名刺の情報を取得していない役職の人物名を、情報提供装置300から、ネットワーク2を介して受信することができる。情報提供装置300は、例えば、人事情報や投資家向け情報を提供するWebサーバであり、情報処理装置100は、情報提供装置300から送信された情報を用いて、ある組織の、ある部門を構成する一部又は全ての役職の人物名を、予め特定することができる。
このように、本発明の一実施形態におけるシステム1は、予め定義された下位組織の役割ごとに、名刺を取得したか否かを管理する。そして、システム1は、各役割を担う人物の名刺の取得の有無を、営業員の使用する情報端末400に出力することができる。これにより、営業員は、主に、名刺を取得していない人物に対して、営業活動を行うべきであるとの示唆を得ることができ、有効な営業戦略を練ることができるようになる。
≪2. ハードウェア構成≫
図2は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置100、情報提供装置300及び情報端末400のハードウェア構成図である。情報処理装置100、情報提供装置300及び情報端末400は、CPU11と、RAM12と、ROM13と、HDD14と、NIC(Network Interface Card)15と、キーボード16と、マウス17と、ディスプレイ18とを有する。
CPU11は、情報処理装置100、情報提供装置300又は情報端末400の動作制御を行うプログラムを実行する。当該プログラムは、後述する機能の一部又はすべてを実行するよう、情報処理装置100、情報提供装置300又は情報端末400の動作を制御する。RAM12は、CPU11のワークエリアを構成する。ROM13は、情報処理装置100、情報提供装置300又は情報端末400を起動させるシステムプログラムを記憶する。HDD14は、情報処理装置100、情報提供装置300又は情報端末400の動作を管理するオペレーティング・システム(OS)や、OSの動作に必要なデータを記憶する。また、HDD14は、アプリケーションやユーザデータを記憶する。なお、情報端末400は、HDD14の代わりに、フラッシュメモリを有しても良い。
NIC15は、LANに接続するためのNIC(Network Interface Card)である。なお、情報端末400は、NIC15の代わりに、無線通信装置を備えても良い。キーボード16及びマウス17は、情報処理装置100、情報提供装置300の管理者等から入力を受け付ける装置である。なお、情報端末400は、キーボード16及びマウス17の代わりに、タッチセンサを備えていても良い。ディスプレイ18は、情報処理装置100、情報提供装置300又は情報端末400のユーザに対して情報を提示する装置である。バス19は、上記装置を電気的に接続する。
なお、情報処理装置100又は情報提供装置300は、サーバー向けのコンピュータとして動作し、ネットワークを介して接続された、他のクライアントに対して、情報を入出力してもよい。この場合、情報処理装置100又は情報提供装置300は、キーボード16、マウス17及びディスプレイ18を備えていなくても良い。
また、情報処理装置100又は情報提供装置300は、単一の筐体を有しても良いし、複数の筐体によって構成されても良い。例えば、情報処理装置100又は情報提供装置300は、データの格納領域として、HDD14の代わりに、ネットワーク上のストレージ領域を使用しても良い。
≪3. 機能≫
図3は、本発明の一実施形態に係るシステム1の機能ブロック図である。システム1の情報処理装置100は、記憶部101と、外部情報取得部102と、構成部103と、名刺情報取得部104と、更新部105と、問合せ受付部106と、読込部107と、生成部108と、出力部109とを有する。
記憶部101は、図2に示されるHDD14によって実現され、組織情報151と、役職情報152と、会社情報153と、出力設定情報154と、ユーザ設定情報155とを記憶することができる。
組織情報151は、一の会社を構成する部門の部門コードと名称とを関連付けて記憶する。図4は、組織情報151を格納する組織情報管理テーブルの例を表す。図4に示されるように、組織情報管理テーブルは、部門コードと、名称の項目を有する。部門コードは、部門を特定するための識別子である。名称は、部門の部門名の名前を表す。図4は、会社に属する5つの部門「経営企画」、「法務」、「法人営業」、「情報システム」、「資材」の部門コードと名称とを定義する例を表している。
役職情報152は、組織情報151において定義された、一の下位組織を構成する構成員の役職を表す役職コードと、その名称とを関連付けて記憶する。図5は、役職情報152を格納する役職情報管理テーブルの例を表す。図5に示されるように、役職情報管理テーブルは、役職コードと、名称の項目を有する。役職コードは、役職を特定するための識別子である。名称は、役職の名前を表す。図5は、「代表取締役社長」を除き、会社における部門ごとに設けられる役職を定義している。
会社情報153は、一の会社ごとに設けられる、社員の情報を記憶する情報である。図6、図7は、会社情報153を格納する会社情報管理テーブルの例を表す。図6、図7に示されるように、会社情報管理テーブルは、社員コードと、名前と、所属部門名と、部門コードと、役職コードと、更新日と、名刺有無との項目を有する。
社員コードは、社員を特定するための識別子である。名前は、社員の名称である。所属部門名は、名刺に記載された、社員の属する実際の部門名である。部門コードは、図4に示される組織情報151において定義される部門のうち、社員の属する実際の部門名と対応する部門の部門コードを表す。役職コードは、図5に示される役職情報152のうち、社員の役職と対応する役職の役職コードを表す。更新日は、当該エントリが最後に更新された日の日付を表す。名刺有無は、当該エントリに係る社員の名刺を取得しているか否かを表す(「有」は、名刺を取得しており、「無」は、名刺を取得していないことを表す)。
なお、図6は、ある会社に対する会社情報153が作成された直後の状態の会社情報153を表し、図7は、その会社の会社情報153が、営業員が読み取った名刺の情報により、更新された例を表している。
出力設定情報154は、各会社の情報を出力する際に用いられる設定情報である。図8は、出力設定情報154を格納する出力設定情報管理テーブルの例を表す。図8に示されるように、出力設定情報管理テーブルは、会社コードと、会社名と、表示順と、子会社コードとの項目を有する。
会社コードは、会社を特定するための識別子である。会社名は、会社の名前である。表示順は、ある会社の部門の情報を出力する場合の、部門を出力する順序を、部門コードで指定する。例えば、表示順が、「101,102,103,104,105」である場合、「経営企画、総務、法人営業、情報システム、資材」の順序で、部門の情報が出力される。子会社コードは、その会社に子会社(関連会社)が存在する場合、その子会社の会社コードを表す。
ユーザ設定情報155は、当該情報処理装置100を利用するユーザ(営業員)ごとの、部門の情報の出力設定を定義する。図9は、ユーザ設定情報155を格納するユーザ設定情報管理テーブルの例を表す。図9に示されるように、ユーザ情報管理テーブルは、ユーザ名と表示順の項目を有する。
ユーザ名は、当該情報処理装置100にログインするユーザを識別するユーザ名であり、表示順は、このユーザに対して部門の情報を出力すする場合の、部門を出力する順序を指定する。ユーザ設定情報155における表示順は、図8に示される出力設定情報154において定義された表示順より優先されても良い。ユーザ設定情報155は、ユーザにより、適宜変更可能である。
図3に戻り、外部情報取得部102は、図2に示されるCPU11又はNIC15の処理によって主に実現され、情報提供装置300の送信部301から送信された、人事情報又は投資家向け情報のような、外部情報を取得する。外部情報は、会社名と、所属部門名と、役職の名称と、社員の名前とを含む。外部情報は、例えば、XML(Extensible Markup Language)形式で、ネットワークを介して取得される。
また、外部情報取得部102は、名刺読取装置200の読取部201が、紙媒体(例えば、新聞、冊子又は配布資料等)をスキャンすることによって得た、外部情報を取得しても良い。外部情報取得部102は、OCR処理によって電子化された外部情報を取得することができる。
構成部103は、図2に示されるCPU11の処理によって主に実現され、記憶部101に予め構成された組織情報151と役職情報152を用いて、ある会社の会社情報153を格納する会社情報管理テーブルを構成する。また、構成部103は、外部情報取得部102から外部情報を受け取り、会社情報管理テーブルを更新する。これにより、例えば、図6に示されるように、会社情報管理テーブルが構成される。
具体的には、構成部103は、図4に示される組織情報管理テーブルと、図5に示される役職情報管理テーブルとを読み込む。そして、構成部103は、何れの部門にも属さない「代表取締役社長」のエントリと、5つの部門に対する5つの役職「役員」、「事業部長」、「部長」、「課長」、「担当者」のエントリを有する、会社情報管理テーブルを作成する。
構成部103は、作成した各エントリに対して「社員コード」を割り当て、「名前」、「所属部門名」の項目を空欄にし、「部門コード」又は「役職コード」の項目に、図4、図5に示される「部門コード」又は「役職コード」を格納する。そして、構成部103は、「更新日」の項目に、会社情報管理テーブルを作成した日付を格納し、「名刺有無」の項目に、「無」を格納する。ここでは、構成部103は、合計26個のエントリを作成することができる。
その後、構成部103は、外部情報が利用可能である場合、外部情報取得部102から取得した外部情報のうち、会社名を用いて、会社情報管理テーブルを特定する。次いで、構成部103は、外部情報に含まれる、所属部門名と、役職の名称と、社員の名前とを、作成した会社情報管理テーブルに格納する。外部情報に含まれる人物の所属部門名と対応する部門コードは、予め用意された、所存部門名と部門コードとを関連付けるデータベースにより、自動的に対応付けられてもよいし、営業員により手動で対応付けられてもよい。
ここでは、社員「佐藤 一郎」、「中村 二郎」、「小林 三郎」、「加藤 四郎」、「坂本 八」、「林 九子」の、各所属部門名と、役職とが、外部情報から取得できたものとして、図6の会社情報管理テーブルが更新されている。なお、組織の代表「代表取締役社長」である「佐藤 一郎」の「所属部門名」は、空欄とする。
名刺情報取得部104は、図2に示されるCPU11及びNIC15の処理により実現され、名刺読取装置200の読取部201から送信された名刺情報を取得する。
ここで、名刺読取装置200の読取部201から送信される名刺情報を説明する。名刺読取装置200の読取部201は、営業員が指定した名刺を読み込み、図10に示される操作画面を通じて、名刺の情報を読み取る。営業員は、まず、読み取る名刺を選択し、さらに、その名刺の人物の所属する部門の部門名を、予め用意された5つの選択肢から選択する。
図10に示される、所属する部門の5つの選択肢は、図4に示される5つの部門と対応する。名刺読取装置200の読取部201は、選択された名刺に記載された、「会社名」、「所属部門名」、「役職の名称」、「名前」と、選択された部門名を、情報処理装置100の名刺情報取得部104に送信する(これらをまとめて「名刺情報」とする)。図10に示される例では、営業員による選択と、決定ボタンの押下により、以下の名刺情報が、情報処理装置100に送信される。
会社名 「日本株式会社」
名前 「中村 二郎」
所属部門名「経営企画部」
役職 「役員」
部門名 「経営企画」
名刺情報取得部104は、ネットワーク2を介して、上述した名刺情報を随時取得し、その名刺情報を更新部105に渡す。
更新部105は、図2に示されるCPU11の処理により実現され、名刺情報取得部104から受け取った名刺情報を用いて、記憶部101に記憶された会社情報153を更新する。
具体的には、更新部105は、名刺情報に含まれる「会社名」を用いて、例えば、図6に示される、一の会社の会社情報管理テーブルを特定する。次いで、更新部105は、名刺情報に含まれる「部門名」と「役職」を、図4に示される組織情報151及び図5に示される役職情報152を用いて、「部門コード」と「役職コード」に変換する。次いで、更新部105は、この「部門コード」と「役職コード」により特定されるエントリに、名刺情報に含まれる「名前」と「所属部門名」とを格納する。
また、更新部105は、「更新日」の項目に、名刺情報を受け取った日時を格納し、「名刺有無」の項目に、「有」を格納する。図7は、更新された会社情報管理テーブルを表す。図7の例では、図10において示した「中村 二郎」のほか、「田中 六郎」、「山田 七郎」、「林 九子」の名刺が取得されている。
なお、更新部105は、「部門コード」と「役職コード」とが同じであるが、異なる名前の社員の名刺情報を受け取った場合には、新たな社員コードを有する、新たなエントリを生成してもよい。例えば、各部門に所属する「課長」や「担当者」は、複数存在することが想定される。
更新部105は、名刺情報取得部104から名刺情報を受け取るたびに、会社情報管理テーブルを更新しても良いし、名刺情報取得部104から一定の量の名刺情報を受け取った段階で、会社情報管理テーブルをまとめて更新しても良い。
問合せ受付部106は、図2のCPU11の処理により実現され、情報端末400の問合せ送信部401から送信された問合せを受け付ける。ここで、情報端末400の問合せ送信部401から送信された問合せは、情報端末400を操作する営業員のユーザ名と、情報を表示させる対象となる会社の会社名を含む。問合せ受付部106は、問合せを受け取った旨と、問合せに含まれるユーザ名と会社名とを、読込部107に通知する。
なお、情報端末400の問合せ送信部401は、図2のCPU11の処理により実現され、ウェブブラウザやアプリケーションの画面上での、営業員の操作入力を受け付け、あるの会社の会社情報を出力するよう、情報処理装置100に要求する。営業員は、ユーザ名及び会社名を、自ら入力するか、予め用意されたリストから選択することにより、指定される。
読込部107は、図2のCPU11の処理により実現され、記憶部101から、問合せ受付部106から通知された会社名に対応する、会社情報管理テーブルを読み込む。また、読込部107は、記憶部101の出力設定情報154を参照し、問合せ受付部106から通知された会社名に対応する表示順と子会社コードとを読み込む。
ここで、読込部107は、子会社コードが存在する場合、出力設定情報154を参照し、さらに子会社コードと対応する子会社の会社コード、会社名、表示順を読み込む。そして、読込部107は、記憶部101から、その子会社の会社名に対応する、子会社の会社情報管理テーブル(図示しない)を読み込む。
さらに、読込部107は、記憶部101のユーザ設定情報を参照し、問合せ受付部106から通知されたユーザ名に対応する、表示順を読み込む。読込部107は、読み込んだこれらの情報を、生成部108に渡す。
生成部108は、図2のCPU11の処理により実現され、読込部107から受け取った情報を用いて、出力する会社情報の出力イメージを生成する。生成部108が生成する出力イメージの例を、図11、図12に示す。生成部108は、各部門に属する各役職の人物の名前を、名刺を取得しているか否かを区別できるように、出力イメージを生成する。生成部108は、生成した出力イメージを、出力部109に渡す。
図11、図12の例では、生成部108は、名刺を取得しているか否かを、役職名及び社員の名前の文字色の濃淡で表す。生成部108は、この例の他に、文字色の色や、大きさや、その他のラベルやアイコン等を使用することにより、名刺を取得しているか否かを表すことができる。
具体的に説明すると、生成部108は、読込部107から受け取った、会社情報管理テーブルに格納された情報を用いて、5つの部門に属する各役職の人物の名前を、階層的に表す出力イメージを生成する。ここで、生成部108は、「役員等」という項目を、5つの部門と同じ階層に設け、部門横断的に、各部門に属する役員の名前をリストすることができる。
また、生成部108は、読込部107から受け取った子会社の会社名を、上記の「役員等」及び5つの部門とともに、出力しても良い。図11に示される例では、子会社の会社名は、「役員等」及び5つの部門名とは、別個に出力される。また、図11のに示される例では、子会社の会社名のみが表示され、子会社を構成する部門や社員の情報は出力されない。ここでは、子会社の名前がハイパーリンクを構成し、子会社の名前の選択により、子会社の会社情報が表示されるよう構成されても良い。
また、図12に示される例では、子会社の会社情報が、「役員等」及び5つの部門名と、並列に表示される。図12に示される例では、子会社を構成する部門や社員の情報が、同一の画面上で閲覧できるよう、出力イメージが出力される。図12の例では、ユーザが明示的に選択した「日本物流株式会社」の部門等が、ツリー状に表示されている一方、選択されていない「日本情報株式会社」の部門等は、表示されていない。また、図12の例では、「日本物流株式会社」の各部門に属する社員の情報は表示されていないが、ユーザが部門名を選択することで、社員の情報が表示されても良い。
また、生成部108は、5つの部門の情報を出力する際に、読込部107から受け取った表示順を用いる。さらに、生成部108は、ユーザ設定情報から読み込まれた表示順が存在する場合には、その表示順を優先して用いて、5つの部門の表示順序を変更する。例えば、生成部108は、図9の「山崎 経」というユーザが、「日本株式会社」の情報を出力する場合には、出力設定情報154から読み込まれた表示順を使用しない。代わりに、生成部108は、ユーザ設定情報155から読み込まれた表示順「101,103,105,104,102」を使用し、「経営企画、法人営業、資材、情報システム、総務」の順序で、情報を出力することができる(図11)。
生成部108は、既存の任意の形式を用いて、出力イメージを生成しても良い。例えば、生成部108は、Javasript(登録商標)、Flash(登録商標)、HTML5、PCやスマートフォン向けのUIキット、リンク付きの画像データ、等を用いて、出力イメージを生成することができる。
出力部109は、図2のCPU11及びNIC15の処理により実現され、生成部108が生成した出力イメージを、情報端末400の表示部402に出力する。
なお、情報端末400の表示部402は、図2のCPU11及びディスプレイ18の処理により実現され、情報処理装置100の出力部109から出力された出力イメージを、ディスプレイ18に表示する。
≪4. 動作例≫
図13−図16を用いて、本発明の一実施形態における情報処理装置100の処理と、システム1の全体の具体的な動作例を説明する。
≪初期処理≫
図13は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置100が実行する初期処理の例を表す図である。
まず、構成部103は、図4に示される組織情報151を読み込む(ステップS101)。次いで、構成部103は、図5に示される役職情報152を読み込む(ステップS102)。そして、構成部103は、何れの部門にも属さない「代表取締役社長」のエントリと、5つの部門に対する5つの役職「役員」、「事業部長」、「部長」、「課長」、「担当者」のエントリを有する、会社情報153を作成する(ステップS103)。
ここで、構成部103は、作成した各エントリに対して「社員コード」を割り当て、「名前」、「所属部門名」の項目を空欄にし、「部門コード」又は「役職コード」の項目に、図4、図5に示される「部門コード」又は「役職コード」を格納する。また、構成部103は、「更新日」の項目に、会社情報管理テーブルを作成した日付を格納し、「名刺有無」の項目に、「無」を格納する。
次に、構成部103は、外部情報取得部102を通じて、情報提供装置300から、会社名と、所属部門名と、役職の名称と、社員の名前とを含む、外部情報を取得する(ステップS104)。次いで、構成部103は、外部情報に含まれる、所属部門名と、役職の名称と、社員の名前とを、会社情報管理テーブルに格納する(ステップS105)。なお、上述したように、外部情報に含まれる人物の所属部門名と対応する部門コードは、予め用意された、所存部門名と部門コードとを関連付けるデータベースにより、自動的に対応付けられてもよいし、営業員により手動で対応付けられてもよい。
そして、構成部103は、ステップS103で作成した会社と対応するエントリを作成し、図8の出力設定情報154を更新する(ステップS106)
以上の処理によって作成された会社情報管理テーブルの例を、図6に示す。また、以上の処理によって更新された出力設定情報管理テーブルの例を図8に示す。
≪更新処理≫
図14は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置100が実行する更新処理の例を表す図である。
更新部105は、名刺情報取得部104を通じて、名刺読取装置200から、「会社名」、「所属部門名」、「役職の名称」、「名前」、及び、営業員によって選択された「部門名」を含む、名刺情報を取得する(ステップS201)。次いで、更新部105は、取得した名刺情報を用いて、記憶部101に記憶された会社情報153を更新する(ステップS202)。
具体的には、更新部105は、名刺情報に含まれる「会社名」を用いて、例えば、図6に示される、一の会社の会社情報管理テーブルを特定する。次いで、更新部105は、名刺情報に含まれる「部門名」と「役職」を、図4に示される組織情報151及び図5に示される役職情報152を用いて、「部門コード」と「役職コード」に変換する。次いで、更新部105は、この「部門コード」と「役職コード」により特定されるエントリに、名刺情報に含まれる「名前」と「所属部門名」とを格納する。また、更新部105は、「更新日」の項目に、名刺情報を受け取った日の日付を格納し、「名刺有無」の項目に、「有」を格納する。
以上の処理によって更新された会社情報管理テーブルの例を、図7に示す。
≪出力処理≫
図15は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置100が実行する出力処理の例を表す図である。
まず、問合せ受付部106は、情報端末400の問合せ送信部401から送信された、営業員のユーザ名と、情報を表示させる対象となる会社の会社名とを含む、問合せを受け付ける(ステップS301)。次いで、読込部107は、記憶部101から、受け取った会社名に対応する、会社情報153を読み込む(ステップS302)。次いで、読込部107は、出力設定情報154を参照し、受け取った会社名に対応する表示順と子会社コードとを読み込む(ステップS303)。
ここで、読込部107は、1以上の子会社コードが読み込まれたかどうかを判断する(ステップS304)。そして、子会社コードが読み込まれた場合(ステップS304のYES)、読込部107は、図8に示される出力設定情報154を参照し、さらに子会社コードと対応する子会社の会社コード、会社名、表示順を読み込む(ステップS305)。
子会社コードが読み込まれなかった場合(ステップS304のNO)、又は、ステップS305の後に、読込部107は、記憶部101のユーザ設定情報を参照し、問合せ受付部106から通知されたユーザ名に対応する表示順を読み込む(ステップS306)。
そして、生成部108は、読込部107の読み込んだ情報を用いて、出力する会社情報の出力イメージを生成する(ステップS307)。生成部108が生成する出力イメージの例を、図11、図12に示す。生成部108は、各部門に属する各役職の人物の名前を、名刺を取得しているか否かを区別できるように、出力イメージを生成する。出力イメージの生成手順は、上述した通りである。その後、出力部109は、生成部108が生成した出力イメージを、情報端末400の表示部402に出力する(ステップS308)。
≪システムの動作例≫
図16は、本発明の一実施形態に係るシステム1が実行する動作例を表すシーケンス図である。以下の例では、「日本株式会社」という会社についての会社情報を新たに管理する場合の動作例を説明する。
まず、情報処理装置100の構成部103は、予め定義された、図4に示される組織情報151を読み込む(ステップS401)。次いで、構成部103は、予め定義された、図5に示される役職情報152を読み込む(ステップS402)。そして、構成部103は、何れの部門にも属さない「代表取締役社長」のエントリと、5つの部門に対する5つの役職「役員」、「事業部長」、「部長」、「課長」、「担当者」のエントリを有する、会社情報153を作成する(ステップS403)。
ここで、構成部103は、作成した各エントリに対して「社員コード」を割り当てる。また、構成部103は、「名前」、「所属部門名」の項目を空欄にし、「部門コード」又は「役職コード」の項目に、図4、図5に示される「部門コード」(101〜105)又は「役職コード」(200〜205)を格納する。また、構成部103は、「更新日」の項目に、会社情報管理テーブルを作成した日付「2014/4/1」を格納し、「名刺有無」の項目に、「無」を格納する。
次に、情報処理装置100の外部情報取得部102は、情報提供装置300の送信部301から、会社名と、所属部門名と、役職の名称と、社員の名前とを含む、外部情報を取得する(ステップS404)。ここで、外部情報は、以下のような5人の社長又は社員の情報を含むものとする。
会社名 所属部門名 役職の名称 社員の名前
・日本株式会社 − 社長 佐藤 一郎
・日本株式会社 経営企画部 役員 中村 二郎
・日本株式会社 経営企画部 事業部長 小林 三郎
・日本株式会社 総務部 事業部長 坂本 八
・日本株式会社 総務部 部長 林 九子
次いで、外部情報取得部102は、取得した外部情報を、構成部103に渡す(ステップS405)。
次に、構成部103は、外部情報に含まれる、所属部門名と、役職の名称と、社員の名前とを、会社情報管理テーブルに格納する(ステップS406)。なお、上述したように、外部情報に含まれる人物の所属部門名と対応する部門コードは、予め用意された、所存部門名と部門コードとを関連付けるデータベースにより、自動的に対応付けられてもよい。例えば、この例では、所属部門名「経営企画部」は、部門コード「101」と関連付けられており、所属部門名「総務部」は、部門コード「102」と関連付けられていてもよい。これにより、例えば、上記の「中村 二郎」は、所属部門名が「経営企画部」であることから、部門コード「101」を有し、かつ、役職の名称が「役員」であることから、役職コード「201」を有することがわかる。従って、構成部103は、部門コード「101」、役職コード「201」で特定されるエントリに、「中村 二郎」に関連する情報を格納する。図6は、ここまでの処理によって作成された、「日本株式会社」のための会社情報管理テーブルを表す。
次に、構成部103は、ステップS403で作成した会社と対応するエントリを作成し、図8の出力設定情報154を更新する(ステップS407)。ここでは、構成部103は、会社コード「AAA」を「日本株式会社」の会社コードとして割り当て、デフォルト設定である表示順「101,102,103,104,105」を設定し、子会社コード「AAB、AAC」を設定する。なお、会社コードは、例えば、情報処理装置100の管理者によって指定されるか、あるいは、自動的に割り振られる。また、子会社コードは、例えば、情報処理装置100の管理者によって指定される。
その後、ある営業員が、日本株式会社の社員と会合し、名刺を取得したものとする。名刺読取装置200の読取部201は、図10に示される画面を通じて、営業員からの入力情報を受け付け、名刺を読み取る(ステップS408)。そして、読取部201は、「会社名」、「所属部門名」、「役職の名称」、「名前」、及び、営業員によって選択された「部門名」を含む、名刺情報を、情報処理装置100の名刺情報取得部104に送信する(ステップS409)。図10に示される例では、以下の情報を含む名刺情報が、名刺情報取得部104に送信される。
・会社名 :日本株式会社
・所属部門名:経営企画部
・役職の名称:役員
・名前 :中村 二郎
・部門名 :経営企画
次に、更新部105は、受信した名刺情報を用いて、記憶部101に記憶された会社情報153を更新する(ステップS410)。例えば、上記の名刺情報の場合、部門名「経営企画」に対応する部門コードは「101」であり、役職の名称「役員」に対応する役職コードは「201」である。従って、更新部105は、「日本株式会社」の会社情報管理テーブル(図6)において、部門コード「101」、役職コード「201」により特定されるエントリに、名前「中村 二郎」(外部情報から取得済)と所属部門名「経営企画部」を格納する。また、更新部105は、「更新日」の項目に、名刺情報を受け取った日の日付「2014/4/3」を格納し、「名刺有無」の項目に、「有」を格納する。
その後、複数の営業員により、日本株式会社の社員の名刺がさらに取得されたものとする。その結果、日本株式会社の会社情報管理テーブルは、図7のようになったものとする。
情報処理装置100の問合せ受付部106は、情報端末400の問合せ送信部401から送信された、営業員のユーザ名「山崎 経」と、情報を表示させる対象となる会社の会社名「日本株式会社」とを含む、問合せを受け付ける(ステップS411)。次いで、問合せ受付部106は、問合せを受け付けた旨を、読込部107に通知し、ユーザ名と会社名とを通知する(ステップS412)。
次に、読込部107は、記憶部101から、受け取った会社名「日本株式会社」に対応する、会社情報153を読み込む(ステップS413)。次いで、読込部107は、出力設定情報154を参照し、受け取った会社名「日本株式会社」に対応する表示順「101,102,103,104,105」と子会社コード「AAB、AAC」とを読み込む(ステップS414)。読込部107は、図8に示される出力設定情報154を参照し、さらに子会社コード「AAB、AAC」と対応する子会社の会社コード、会社名、表示順を読み込む(ステップS415)。ここでは、「日本物流株式会社」と、「日本情報株式会社」の情報が読み込まれる。
次に、読込部107は、記憶部101のユーザ設定情報を参照し、問合せ受付部106から通知されたユーザ名「山崎 経」に対応する、表示順「101,103,105,104,102」を読み込む(ステップS416)。そして、読込部107は、ステップS413〜S416で読み込んだ情報を、生成部108に通知する(ステップS417)。
生成部108は、読込部107から受け取った情報を用いて、出力する会社情報の出力イメージを生成する(ステップS418)。ここで生成部108が生成する出力イメージの例を、図11に示す。生成部108は、ツリー状の組織図を用いて、各種情報を出力する。生成部108は、ツリーの最上位に、会社名「日本株式会社」を配置し、その配下に、会社情報153に含まれる全ての部門を配置する。また、生成部108は、「役員等」という特別の項目を設けても良い。
生成部108は、各部門の配下に、5種類の役職を有する社員の「所属部門名」と「名前」とを列挙する。ここで、生成部108は、名刺有無が「有」となっている社員の情報と、「無」となっている社員の情報とを、区別して出力する。図11の例では、生成部108は、名刺を取得済みである社員に対して、濃い色のフォントで、所属部門名及び名前を出力する。また、生成部108は、「役員等」という項目の下に、役職コードが「201」(すなわち、役員)となっている社員の情報を列挙してもよい。
また、生成部108は、ツリーの最上位の会社名「日本株式会社」の配下に、子会社の名前を列挙しても良い。図11では、子会社の名前「日本物流株式会社」、「日本情報株式会社」が、会社名「日本株式会社」の配下に示されている。ここで、各子会社の名前は、リンクとなっており、例えば営業員がこのリンクをクリックすると、子会社の会社情報が表示されても良い。
生成部108は、生成した出力データを出力部109に渡す(ステップS419)。次いで、出力部109は、出力データを、営業員の情報端末400の表示部402に出力する(ステップS420)。そして、情報端末400の表示部402は、出力データを、ディスプレイに表示する(ステップS421)。
なお、上述した情報処理装置100の構成部103は、一定期間おき(例えば、6か月おき)に、作成済みの会社情報153をバックアップし、新たに初期状態の会社情報153を生成しても良い。その際に用いられる処理は、図13のフローチャートを用いて説明した通りである。これにより、一定期間以上の前の、古い情報に基づいて、会社の情報が出力されることを防止することができる。
≪5. 効果≫
以上のように、本実施形態における情報処理装置100は、予め定義された部門と役職の情報から、顧客の組織のひな形を作成する。そして、取得した顧客の名刺の情報を順次格納し、営業員に、名刺を取得した部門・役職と、そうでない部門・役職とが、明確に区別できるような形式で、情報を出力することができる。営業員は、このような情報を確認することで、次なる営業活動を行う場合に、何れの部門・役職あたりを対象とするかを決定することができる。
なお、非図示の名刺情報読取枚数管理部を記憶部101に設け、出力部109が、この名刺情報の読取枚数と、予め定められた単価とに基づく料金情報を生成し、これを出力するようにしてもよい。
1 システム
2 ネットワーク
100 情報処理装置
101 記憶部
102 外部情報取得部
103 構成部
104 名刺情報取得部
105 更新部
106 問合せ受付部
107 読込部
108 生成部
109 出力部
151 組織情報
152 役職情報
153 会社情報
154 出力設定情報
155 ユーザ設定情報
200 名刺読取装置
300 情報提供装置
400 情報端末
特開2003−296353号公報 特開2012−049906号公報

Claims (12)

  1. 名刺の情報を得る名刺読取装置、前記名刺から得た情報を処理する情報処理装置、及び前記情報処理装置と通信可能な端末装置とがネットワークを介して接続される情報処理システムにおける情報処理装置であって、
    組織を構成する区分を表す区分情報と該区分の構成員の情報とを有する組織情報を、組織ごとに記憶する記憶部と、
    前記組織情報と、前記名刺読取装置によって名刺から得られた前記区分情報および該区分の構成員の情報とに基づき、名刺情報が取得された組織情報と取得されていない組織情報とが識別可能となるよう前記組織情報を更新する更新部と、
    前記更新部による更新に基づき、前記名刺情報が取得された組織情報と取得されていない組織情報とに応じた態様で出力するための出力情報を生成する生成部と、
    前記生成部により生成された出力情報を前記端末装置に出力する出力部と
    を有する、情報処理装置。
  2. 前記記憶部は、前記区分情報の出力順をあらわす第一の出力順情報をさらに記憶し、
    前記生成部は、前記第一の出力順情報に基づく順で、前記区分が出力されるよう前記出力情報を生成する、
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記記憶部は、利用者ごとの前記区分情報の出力順をあらわす第二の出力順情報をさらに記憶し、
    前記生成部は、前記第二の出力順情報に基づく順で、前記区分が出力されるよう前記出力情報を生成する、
    請求項2記載の情報処理装置。
  4. 当該情報処理装置の利用を前記端末装置から受け付ける受付部
    をさらに有し、
    前記生成部は、前記受付部により受け付けた利用者の情報に関連付けられた前記第二の出力順情報が前記記憶部に記憶されている場合に、前記第二の出力順情報に基づく出力順で前記出力情報を生成し、前記受付部により受け付けた利用者の情報に関連付けられた前記第二の出力順情報が前記記憶部に記憶されていない場合に、前記第一の出力順情報に基づく出力順で前記出力情報を生成する、
    請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記生成部は、前記名刺情報が取得された組織情報と取得されていない組織情報とに応じ、文字の色、色の濃淡、文字の大きさ、及びアイコンのいずれかまたはその組み合わせを異ならせて表示するための表示情報を、前記出力情報として生成する、
    請求項1乃至4何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記組織情報が有する区分情報にかかる区分は、組織を構成する部門を含み、前記組織情報から構成される組織は、会社または当該会社の関連会社を含む、
    請求項1乃至5何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記出力部は、当該情報処理装置の利用または前記名刺読取装置の利用期間に基づく利用料金の情報をさらに出力する、
    請求項1乃至6何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記部門には、経営部門、企画部門、調達部門、営業部門、及びその他の部門のいずれかを少なくとも含む、
    請求項に記載の情報処理装置。
  9. 名刺の情報を得る名刺読取装置、前記名刺から得た情報を処理する情報処理装置、及び前記情報処理装置と通信可能な端末装置とがネットワークを介して接続される情報処理システムにおける情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    組織を構成する区分をあらわす区分情報と該区分の構成員の情報とを有する組織情報を、組織ごとに記憶する工程と、
    前記組織情報と、前記名刺読取装置によって名刺から得られた前記区分情報および該区分の構成員の情報とに基づき、名刺情報が取得された組織情報と取得されていない組織情報とが識別可能となるよう前記組織情報を更新する工程と、
    前記更新する工程における更新に基づき、前記名刺情報が取得された組織情報と取得されていない組織情報とに応じた態様で出力するための出力情報を生成する工程と、
    前記生成する工程において生成された出力情報を前記端末装置に出力する工程と
    を有する、情報処理方法。
  10. コンピュータを、名刺の情報を得る名刺読取装置、前記名刺から得た情報を処理する情報処理装置、及び前記情報処理装置と通信可能な端末装置とがネットワークを介して接続される情報処理システムにおける情報処理装置として機能させるプログラムであって、
    組織を構成する区分をあらわす区分情報と該区分の構成員の情報とを有する組織情報を、組織ごとに記憶する手順と、
    前記組織情報と、前記名刺読取装置によって名刺から得られた前記区分情報および該区分の構成員の情報とに基づき、名刺情報が取得された組織情報と取得されていない組織情報とが識別可能となるよう前記組織情報を更新する手順と、
    前記更新する工程における更新に基づき、前記名刺情報が取得された組織情報と取得されていない組織情報とに応じた態様で出力するための出力情報を生成する手順と、
    前記生成する工程において生成された出力情報を前記端末装置に出力する手順と
    を実行させる、プログラム。
  11. 名刺の情報を得る名刺読取装置、前記名刺から得た情報を処理する情報処理装置、及び前記情報処理装置と通信可能な端末装置とがネットワークを介して接続される情報処理システムであって、
    前記名刺読取装置は、
    名刺から得た情報を前記情報処理装置に送信する送信部を備え、
    前記情報処理装置は、
    組織を構成する区分をあらわす区分情報と該区分の構成員の情報とを有する組織情報を、組織ごとに記憶する記憶部と、
    前記組織情報と、前記名刺読取装置によって名刺から得られた前記区分情報および該区分の構成員の情報とに基づき、名刺情報が取得された組織情報と取得されていない組織情報とが識別可能となるよう前記組織情報を更新する更新部と、
    前記更新部による更新に基づき、前記名刺情報が取得された組織情報と取得されていない組織情報とに応じた態様で出力するための出力情報を生成する生成部と、
    前記生成部により生成された出力情報を出力する出力部と
    を有し、
    前記端末装置は、
    前記情報処理装置の出力部から出力された出力情報を取得する取得部と、
    取得した出力情報を表示する表示部と
    を有する、情報処理システム。
  12. 名刺の情報を得る名刺読取装置、前記名刺から得た情報を処理する情報処理装置、及び前記情報処理装置と通信可能な端末装置とがネットワークを介して接続される情報処理システムであって、
    名刺から得た情報を送信する送信部と、
    組織を構成する区分をあらわす区分情報と該区分の構成員の情報とを有する組織情報を、組織ごとに記憶する記憶部と、
    名刺から得られた前記区分情報および該区分の構成員の情報と前記組織情報とに基づき、名刺情報が取得された組織情報と取得されていない組織情報とが識別可能となるよう前記組織情報を更新する更新部と、
    前記更新部による更新に基づき、前記名刺情報が取得された組織情報と取得されていない組織情報とに応じた態様で出力するための出力情報を生成する生成部と、
    前記生成部により生成された出力情報を表示する表示部と
    を有する、情報処理システム。
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