JP6943669B2 - 名刺情報管理システム、名刺情報管理装置、名刺情報管理方法及びプログラム - Google Patents

名刺情報管理システム、名刺情報管理装置、名刺情報管理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、名刺情報管理システム、名刺情報管理装置、名刺情報管理方法及びプログラムに関する。
ネットワークに接続されたユーザ側の画像読み取り装置から名刺画像を受信し、受信された名刺画像の情報を文字等のコード情報に変換して名刺画像と関連付けて所定のデータベースに登録し、ネットワークに接続された検索端末から受け付けた検索コードに基づいてデータベースを検索し、検索された名刺画像を検索端末に返信するようにされた名刺情報管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−245047号公報
上記のような名刺情報管理システムは、例えば企業における営業部門の社員が行う営業活動のもとで利用される。このように名刺の情報を管理する名刺情報管理システムにおいて、例えば、名刺情報により示される個人に関して、名刺以外の他の情報源に基づく情報が提示できるようにすれば、名刺の情報を扱う名刺情報管理システムの利用価値がさらに高められることとなって好ましい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、名刺に関する名刺情報を扱う名刺情報管理システムにおいて、名刺情報に対応する個人に関して、名刺以外の他の情報源に基づく情報が提示できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明の一態様は、名刺に関連する情報項目を含む名刺情報と、所定のサービスの利用者であるユーザごとに登録されたユーザ情報であってユーザに関連する情報項目を含むユーザ情報とに含まれる共通の情報項目に基づいて、名刺情報に対応する個人に対し、当該個人と一致するユーザのユーザ情報を関連付ける関連付与部と、名刺情報記憶部に記憶される前記名刺情報のうちから、指定された条件に応じた名刺情報を特定する名刺情報特定部と、ユーザ情報記憶部に記憶されるユーザ情報のうち、前記名刺情報特定部により特定された名刺情報について前記関連付与部により対応付けられたユーザ情報が端末装置にて提示されるように出力する情報出力部とを備える名刺情報管理システムである。
また、本発明の一態様は、名刺に関連する情報項目を含む名刺情報と、所定のサービスの利用者であるユーザごとに登録されたユーザ情報であってユーザに関連する情報項目を含むユーザ情報とに含まれる共通の情報項目に基づいて、名刺情報に対応する個人に対し、当該個人と一致するユーザのユーザ情報を関連付ける関連付与部と、名刺情報記憶部に記憶される前記名刺情報のうちから、指定された条件に応じた名刺情報を特定する名刺情報特定部と、ユーザ情報記憶部に記憶されるユーザ情報のうち、前記名刺情報特定部により特定された名刺情報について前記関連付与部により対応付けられたユーザ情報が端末装置にて提示されるように出力する情報出力部とを備える名刺情報管理装置である。
また、本発明の一態様は、メールアドレスを含むユーザ登録情報が含まれるユーザ登録要求の受信に応じて、受信されたユーザ登録要求に含まれるメールアドレスを宛先として、ユーザ登録手順が記述された電子メールを送信し、前記ユーザ登録手順の行われたことが確認された場合に、受信されたユーザ登録要求に含まれていたユーザ登録情報に基づくユーザ情報をユーザ情報記憶部に記憶させることでユーザ登録を行うユーザ登録部と、名刺に関連する情報項目を含む名刺情報であって名刺情報記憶部に記憶される名刺情報と、ユーザ情報とに含まれる共通の情報項目に基づいて、名刺情報に対応する個人に対し、当該個人と一致するユーザのユーザ情報を関連付ける関連付与部とを備える名刺情報管理システムである。
また、本発明の一態様は、名刺に関連する情報項目を含む名刺情報と、所定のサービスの利用者であるユーザごとに登録されたユーザ情報であってユーザに関連する情報項目を含むユーザ情報とに含まれる共通の情報項目に基づいて、名刺情報に対応する個人に対し、当該個人と一致するユーザのユーザ情報を関連付ける関連付与ステップと、名刺情報記憶部に記憶される前記名刺情報のうちから、指定された条件に応じた名刺情報を特定する名刺情報特定ステップと、ユーザ情報記憶部に記憶されるユーザ情報のうち、前記名刺情報特定ステップにより特定された名刺情報について前記関連付与ステップにより対応付けられたユーザ情報が端末装置にて提示されるように出力する情報出力ステップとを備える名刺情報管理方法である。
また、本発明の一態様は、メールアドレスを含むユーザ登録情報が含まれるユーザ登録要求の受信に応じて、受信されたユーザ登録要求に含まれるメールアドレスを宛先として、ユーザ登録手順が記述された電子メールを送信し、前記ユーザ登録手順の行われたことが確認された場合に、受信されたユーザ登録要求に含まれていたユーザ登録情報に基づくユーザ情報をユーザ情報記憶部に記憶させることでユーザ登録を行うユーザ登録ステップと、名刺に関連する情報項目を含む名刺情報であって名刺情報記憶部に記憶される名刺情報と、ユーザ情報とに含まれる共通の情報項目に基づいて、名刺情報に対応する個人に対し、当該個人と一致するユーザのユーザ情報を関連付ける関連付与ステップとを備える名刺情報管理方法である。
また、本発明の一態様は、コンピュータを、名刺に関連する情報項目を含む名刺情報と、所定のサービスの利用者であるユーザごとに登録されたユーザ情報であってユーザに関連する情報項目を含むユーザ情報とに含まれる共通の情報項目に基づいて、名刺情報に対応する個人に対し、当該個人と一致するユーザのユーザ情報を関連付ける関連付与部、名刺情報記憶部に記憶される前記名刺情報のうちから、指定された条件に応じた名刺情報を特定する名刺情報特定部、ユーザ情報記憶部に記憶されるユーザ情報のうち、前記名刺情報特定部により特定された名刺情報について前記関連付与部により対応付けられたユーザ情報が端末装置にて提示されるように出力する情報出力部として機能させるためのプログラムである。
また、本発明の一態様は、コンピュータを、メールアドレスを含むユーザ登録情報が含まれるユーザ登録要求の受信に応じて、受信されたユーザ登録要求に含まれるメールアドレスを宛先として、ユーザ登録手順が記述された電子メールを送信し、前記ユーザ登録手順の行われたことが確認された場合に、受信されたユーザ登録要求に含まれていたユーザ登録情報に基づくユーザ情報をユーザ情報記憶部に記憶させることでユーザ登録を行うユーザ登録部、名刺に関連する情報項目を含む名刺情報であって名刺情報記憶部に記憶される名刺情報と、ユーザ情報とに含まれる共通の情報項目に基づいて、名刺情報に対応する個人に対し、当該個人と一致するユーザのユーザ情報を関連付ける関連付与部として機能させるためのプログラムである。
以上説明したように、本発明によれば、名刺に関する名刺情報を扱う名刺情報管理システムにおいて、名刺情報に対応する個人に関して、名刺以外の他の情報源に基づく情報が提示できるようになるという効果が得られる。
本実施形態における名刺情報管理システムの構成例を示す図である。 本実施形態における名刺情報検索画面の一例を示す図である。 本実施形態における検索結果画面の一例を示す図である。 本実施形態における名刺単位詳細画面の一例を示す図である。 本実施形態における会員情報画面の一例を示す図である。 本実施形態における名刺情報管理サーバの構成例を示す図である。 本実施形態における名刺情報データベースの構造例を示す図である。 本実施形態におけるポータルサイトサーバの構成例を示す図である。 本実施形態におけるダウンロードデータテーブルの一例を示す図である。 本実施形態における会員情報テーブルの一例を示す図である。 本実施形態における社員端末装置の構成例を示す図である。 本実施形態における名刺情報管理サーバへの名刺情報の登録の手順例を示すシーケンス図である。 本実施形態におけるポータルサイトの会員登録に関連する手順例を示すシーケンス図である。 本実施形態における社員端末装置、名刺情報管理サーバ、ポータルサイトサーバが、名刺情報ウェブサイトの利用に応じて実行する処理手順例を示すシーケンス図である。 本実施形態における購入プロセステーブルの一例を示す図である。
<実施形態>
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[名刺情報管理システムの構成例]
図1は、本実施形態における名刺情報管理システムの構成例を示している。同図の名刺情報管理システムにおいては、名刺情報管理サーバ100、社員端末装置200、ポータルサイトサーバ300、及び会員端末装置を含む。
名刺情報管理サーバ100は、企業COMの社員Wが営業活動等の業務のもとで入手した名刺の情報(名刺情報)のデータベース(名刺情報データベース)を記憶する。
企業COMにおいて、社員Wは、社員端末装置200を使用して名刺情報管理サーバ100が提供する名刺情報利用のためのウェブサイト(名刺情報ウェブサイト)を利用可能となる。
社員端末装置200は、ウェブブラウザ機能を有する。社員Wは、社員端末装置200により名刺情報管理サーバ100における名刺情報ウェブサイトにアクセスさせ、ログインを行う。
社員Wは、名刺情報ウェブサイトと接続された社員端末装置200により名刺情報を表示、印刷等により出力させることができる。
また、企業COMは、ポータルサイトを運営している。ポータルサイトサーバ300は、企業COMがポータルサイトを提供するために運用するサーバである。ポータルサイトサーバ300は、企業COMが対応する事業内容に関連した情報をインターネット上で提供するサーバである。
一例として、企業COMが、住宅、インフラなどの建築、建設に関連する各種建材、資材、材料等の製品を供給する事業を行っている場合には、ポータルサイトサーバ300は、建築、建設に関連ずる情報や、製品等に関連する情報を提供する。
ポータルサイトサーバ300により運営されるポータルサイトから情報を享受しようとするユーザは、ポータルサイトの利用者である会員としての登録を行うようにされる。ポータルサイトサーバ300には、会員として登録したユーザに関する会員情報(ユーザ情報の一例)が記憶される。
会員Yとなったユーザは、ポータルサイトサーバ300のポータルサイトにログインすることで、自分が使用する会員端末装置400によりポータルサイト内の各種ウェブページにアクセスし、各種のコンテンツを閲覧することができる。また、会員Yは、ポータルサイトにて提供するカタログ等をはじめとした各種資料のデータを、会員端末装置400にダウンロードすることもできる。
上記の説明から理解されるように、名刺情報管理サーバ100が記憶する名刺情報は社員Wが収集した名刺に基づいて得られるのに対して、ポータルサイトサーバ300が記憶する会員はユーザが自発的に登録を行うことによって得られる。即ち、名刺情報管理サーバ100が記憶する名刺情報と、ポータルサイトサーバ300が記憶する会員とでは、それぞれが取得される経路が異なる。
しかしながら、ポータルサイトサーバ300のポータルサイトから会員に提供される情報は、企業COMの業務内容に関連していることから、ポータルサイトサーバ300のポータルサイトの会員も、企業COMの業務内容に関連した職業である可能性が高い。
このため、名刺情報管理サーバ100が記憶する名刺情報に対応する個人が、ポータルサイトサーバ300が記憶する会員情報に対応する或る個人と同一人物となるケースは相当数になるといえる。
そこで、本実施形態の名刺情報管理サーバ100は、名刺情報管理サーバ100が記憶する名刺情報が示す個人と、ポータルサイトサーバ300が記憶する会員情報が示す個人とが一致する場合には、社員端末装置200に対して以下のように情報を提示できる。
つまり、名刺情報管理サーバ100は、社員端末装置200に対して名刺情報を提示するとともに、提示した名刺情報が示す個人と一致する会員情報も提示することができる。
これにより、社員Wは、社員端末装置200にて出力させた名刺情報と同じ個人を示す会員情報がポータルサイトサーバ300に記憶されている場合には、名刺情報の内容だけではなく、同じ個人についての会員情報の内容も閲覧できることになる。
例えば、社員Wが営業先として選んだ人物の名刺情報を社員端末装置200により閲覧するにあたり、この人物がポータルサイトの会員としても登録されていた場合には、名刺情報に加えて、会員情報も閲覧することができる。これにより、社員Wは、事前に、営業先として選んだ人物について、名刺情報だけではなく、会員情報に含まれる有用な情報についても入手することができる。これにより、社員Wは、例えば営業活動を有利に、また効率的に進めていくことが可能になる。
[名刺情報ウェブサイトの利用態様例]
図2〜図5を参照して、社員Wによる名刺情報ウェブサイトの利用態様例について説明する。
名刺情報ウェブサイトを利用しようとする社員Wは、社員端末装置200を操作して、名刺情報管理サーバが提供する名刺情報ウェブサイトに社員端末装置200をアクセスさせ、自分のアカウントによりログインさせる。
名刺情報ウェブサイトでは、名刺情報管理サーバ100に記憶されている名刺情報を検索することができる。名刺情報ウェブサイトにログインした社員Wは、名刺情報を検索しようとする場合には、社員端末装置200を操作して、名刺情報ウェブサイトにおける名刺情報検索ページを社員端末装置200に表示させる。
図2は、名刺情報検索画面の一例を示している。同図の名刺情報検索画面においては、タブTAB−1、TAB−2ごとに対応する検索条件入力画面が重ねられた態様で配置される。同図においては、タブTAB−1に対応する検索条件入力画面SC1が最前面となって表示された状態が示されている。
タブTAB−1に対応する検索条件入力画面SC1は、ログインした社員Wに対応付けられて管理されている名刺情報(即ち、ログインした社員Wが収集した名刺の名刺情報)の範囲内で名刺情報の検索を検索に用いられる画面である。
タブTAB−2に対応する検索条件入力画面は、名刺情報管理サーバ100が管理する全ての名刺情報(即ち、全ての社員Wにより収集された名刺の名刺情報)の検索に用いられる画面である。
検索条件入力画面SC1には、検索条件入力エリアAR1が配置されている。同図の検索条件入力エリアAR1においては、「フリーワード」、「会社名」、「氏名」、「所有者[所属]」、「所有者[氏名]」、「業種」、「都道府県」、「登録日」、「最終更新日」、「表示方法」の情報項目ごとに入力ボックス、プルダウンメニュー、ラジオボタン等のうちのいずれかによる検索条件入力部が設けられている。
ログインした社員Wは、上記の検索条件入力エリアAR1における1以上の任意の情報項目に対して検索条件を入力することができる。ログインした社員Wは、検索条件を入力し終えると、検索条件入力画面SC1に配置される検索ボタンBT1に対する操作を行う。
検索ボタンBT1の操作に応じて、名刺情報管理サーバ100は、検索条件入力エリアAR1に入力された検索条件に従って、名刺情報データベースから名刺情報の検索を実行し、検索結果を示すウェブページ(検索結果ページ)のデータを社員端末装置200に送信する。社員端末装置200は、受信された検索結果ページのデータを利用して、検索結果画面を表示する。
図3は、検索結果画面の一例を示している。同図の検索結果画面においては、検索された名刺情報ごとのリスト項目である名刺情報項目エリアAR2が配置される。1つの名刺情報項目エリアAR2においては、名刺画像、名刺に印刷されていた氏名、会社名、部署、役職等の名刺記載情報、名刺情報の所有者に関する所有者情報等が示される。名刺情報の所有者とは、対応の名刺情報の名刺を収集した社員Wである。従って、タブTAB−1に対応する検索条件入力画面SC1から検索結果画面に遷移した場合、名刺情報項目エリアAR2ごとの名刺情報の所有者の欄は、いずれもログインした社員Wを示すことになる。
検索結果ページにて配置された名刺情報項目エリアAR2ごとの項目は、検索された名刺情報ごとの見出しに相当する。社員Wは、検索された名刺情報のうちでより詳細な情報を確認したいものがある場合には、詳細を表示させたい名刺情報の名刺情報項目エリアAR2を選択する操作を行う。名刺情報項目エリアAR2を選択する操作は、例えば選択対象の名刺情報項目エリアAR2に対するクリック操作、タップ操作などであればよい。
名刺情報項目エリアAR2を選択する操作が行われたことに応じて、社員端末装置200には、名刺単位詳細画面が表示される。
図4は、名刺単位詳細画面の一例を示している。同図の名刺単位詳細画面においては、名刺情報詳細エリアAR31、関連履歴情報エリアAR32、及び同一名刺所有者リストAR33が配置される。
名刺情報詳細エリアAR31は、名刺情報について、検索結果画面における名刺情報項目エリアAR2(図3)よりも詳細な内容を提示するエリアである。
同図の名刺情報詳細エリアAR31においては、名刺画像が名刺情報項目エリアAR2よりも大きいサイズで表示される。また、名刺情報詳細エリアAR31においては、対応の名刺情報が示す個人についての氏名、メールアドレス、電話番号、携帯電話番号、メーカー、都道府県、市区町村、会社名、部署、役職等の情報が示される。また、名刺情報詳細エリアAR31においては、対応の名刺の所有者の氏名、名刺情報の登録者の氏名、登録日、名刺情報の更新者の氏名、最終更新日等が示される。
また、名刺情報詳細エリアAR31においては、名刺情報の編集、メールアドレス変更、削除等の操作に応じたボタンが配置されている。
また、名刺情報詳細エリアAR31においては、会員通知エリアAR311と、非会員通知エリアAR312とが配置されている。
会員通知エリアAR311は、対応の名刺情報が示す個人が、ポータルサイトサーバ300が提供するポータルサイトの会員として登録している場合に強調表示が行われるエリアである。非会員通知エリアAR312は、対応の名刺情報が示す個人が、ポータルサイトサーバ300が提供するポータルサイトの会員として登録されていない場合に強調表示が行われるエリアである。
本実施形態において、対応の名刺情報が示す個人がポータルサイトの会員として登録されているか否かについては、名刺情報に含まれる情報項目であるメールアドレスと、会員情報に含まれる情報項目であるメールアドレスとが一致するか否かにより判別されればよい。
会員通知エリアAR311、非会員通知エリアAR312の強調表示としては、例えば背景色が所定の色となるようにされればよい。社員Wは、会員通知エリアAR311と非会員通知エリアAR312とのいずれが強調表示されているのかにより、名刺情報に対応する個人がポータルサイトの会員であるか否かを把握できる。
関連履歴情報エリアAR32は、対応の名刺情報に関連する履歴情報が示されるエリアである。同図においては、名刺情報の更新に関する履歴、操作履歴等が示されている。
また、関連履歴情報エリアAR32においては、表示範囲切替ボタンBT321が操作された場合には、名刺情報に関連する履歴情報のうちで、ログイン中の社員に関連する履歴情報が表示される。
一方、表示範囲切替ボタンBT322が操作された場合には、ログイン中の社員に関連するものに限定されることなく、名刺情報に関連する履歴情報の全てが表示される。
同一名刺所有者リストAR33は、対応の名刺情報が示すのと同一人物についての名刺の所有者のリストが示されるエリアである。
企業COMのもとでの各社員Wの営業活動によっては、異なる複数の社員Wが共通の人物と接触して名刺を受け取っている場合がある。名刺情報の登録は、社員W(名刺の所有者)が提示した名刺について、他の社員Wと重複した名刺の有無を特に問うことなく、全て登録するようにされている。このため、名刺情報管理サーバ100が管理する名刺情報データベースにおいては、名刺の所有者である複数の社員Wの間で、同じ人物の名刺情報が重複する場合がある。名刺管理にあたり、このような社員Wの間での名刺情報が対応する人物が重複しているということは、例えば社員W間での名刺情報が対応する人物についての情報交換のきっかけ等にもなる等、営業活動に有利な要素となり得る。このため名刺情報管理サーバ100における名刺管理では、このような所有者間での名刺情報の人物の重複は許容されている。
本実施形態において、各所有者に対応する名刺情報のうちのいずれが同一人物のものであるのかについては、名刺情報に含まれる情報項目のうちのメールアドレスの情報項目に基づいて特定されるようにしてよい。
同一名刺所有者リストAR33を見ることで、ログイン中の社員Wは、対応の名刺情報と同一人物の名刺を所有している社員Wが誰であるのかを把握することができる。
同図の名刺情報詳細エリアAR31における会員通知エリアAR311は、強調表示された状態では、操作が可能なボタンとして機能するようにされている。
社員Wは、会員通知エリアAR311が強調表示されている状態のもとで、名刺情報に対応する個人についてのポータルサイトの会員としての情報を確認したい場合には、会員通知エリアAR311に対する操作(会員情報表示操作)を行う。
会員情報表示操作が行われたことに応じて、社員端末装置200には、会員情報画面が表示される。会員情報画面は、図4の名刺単位詳細画面に表示された名刺情報に対応する個人についての、ポータルサイトの会員に関連する情報(会員情報)が示される画面である。会員情報画面にて示される会員情報は、ポータルサイトサーバ300が管理している。
図5は、会員情報画面の一例を示している。同図の会員情報画面には、基本会員情報エリアAR41、データダウンロード履歴エリアAR42、ページ閲覧履歴エリアAR43、投票結果エリアAR44が配置されている。
基本会員情報エリアAR41は、会員である個人に関する基本的な情報(基本会員情報)を示すエリアである。
同図の基本会員情報エリアAR41においては、対応の個人についての会員種別、氏名、団体名・社名、都道府県、市区町村、メールアドレス、業種、業務、分野、入会のきっかけ等の情報項目の内容が示される。このような基本会員情報に含まれる情報項目は、例えば個人が会員Yとなるために会員登録を行う際に、会員登録画面に入力する情報項目に含まれる。なお、会員種別の情報項目については、例えば会員Yのポータルサイトの利用履歴に基づいて、ポータルサイトサーバ300が設定するものであってもよい。
本実施形態のポータルサイトは、例えば、企業COMが販売する資材等の製品についてのカタログ、チラシ、承認図、CADデータ、その他各種資料等がダウンロード可能なようにされている。
データダウンロード履歴エリアAR42は、対応の会員についてのポータルサイトからのデータのダウンロードの履歴を示す。社員Wは、データダウンロード履歴エリアAR42を見ることで、対応の個人がポータルサイトからどのようなデータをいつダウンロードしたのかを把握できる。
ページ閲覧履歴エリアAR43は、対応の個人についてのポータルサイトにおけるウェブページについての閲覧履歴を示す。社員Wは、ページ閲覧履歴エリアAR43は、対応の個人がポータルサイトにおいて、どのようなウェブページをいつ閲覧したのかを把握できる。
本実施形態のポータルサイトは、例えばウェブページとして公開している記事等のコンテンツについて、会員からの評価に応じた操作(即ち、投票)を受け付けることができるようにされている。具体的には、記事が掲載されたウェブページにおいて、例えば「参考になった」、「参考にならなかった」に対応する投票ボタンを配置し、会員がボタンを操作できるようにしている。ポータルサイトサーバ300は、受け付けた投票の結果を会員情報に含めて記憶するようにされている。
投票結果エリアAR44は、対応の会員が閲覧したウェブページのうち、投票可能なウェブページについての投票結果を示す。同図の例では、例えば投票結果として、対応の会員が閲覧した、投票可能なウェブページごとについて、投票結果として、「参考になった」、「参考にならなかった」、特に投票ボタンが操作されることなく単に閲覧のみが行われた「参照」のうちのいずれであったのかが示される。
社員Wは、このような投票結果エリアAR44を見ることで、対応の個人がどのような記事が参考になっているのか、あるいは参考になっていないのかを把握できる。
このように、本実施形態の名刺情報管理システムでは、名刺情報管理サーバ100が管理する名刺情報により表される個人が、ポータルサイトサーバ300が提供するポータルサイトの会員である場合には、名刺情報に対して会員情報が関連付けられる。
このように関連付けが為されていることで、名刺情報管理システムでは、図3から図4への画面の遷移を実現できる。即ち、名刺情報ウェブサイトにおいて、名刺単位詳細画面において表示される名刺情報が示すのと同一の個人についての会員情報が示される会員情報画面を表示させることができる。
これにより、名刺情報ウェブサイトを利用している社員Wは、名刺情報の個人がポータルサイトの会員である場合には、名刺情報ウェブサイトにログインした状態のまま、名刺情報の個人についてのポータルサイトの会員情報を閲覧することができる。社員Wは、会員情報の閲覧によって、名刺情報の個人に関して、より詳細な情報を得ることができる。具体的に、例えばどのような製品に興味があるのかが把握される。また、社員Wは、例えば、或る製品についてダウンロードしたデータの内容により、製品の認識、検討、社内での承認といった製品購入までのステップにおいていずれのステップにあるのかといったことも把握できる。
[名刺情報管理サーバの構成例]
図6を参照して、名刺情報管理サーバ100の構成例について説明する。同図の名刺情報管理サーバ100は、通信部101、制御部102、及び記憶部103を備える。
通信部101は、例えばネットワーク経由で社員端末装置200、ポータルサイトサーバ300等と通信を実行する。なお、名刺情報管理サーバ100とポータルサイトサーバ300とは、企業COM内における専用の通信網を経由して通信可能に接続されてもよい。
制御部102は、名刺情報管理サーバ100における各種制御を実行する。制御部102としての機能は、名刺情報管理サーバ100が備えるCPU(Central Processing Unit)にプログラムを実行させることにより実現される。制御部102は、名刺情報管理部121、名刺情報特定部122、関連付与部123、及び情報出力部124を備える。
名刺情報管理部121は、名刺情報の管理を行う。名刺情報管理部121が行う名刺情報の管理には、例えば名刺情報の登録と、登録された名刺情報の更新とが含まれる。
名刺情報の登録とは、名刺ごとに対応する名刺情報を作成し、作成した名刺情報を名刺情報データベースに格納することである。名刺情報データベースは、名刺情報記憶部131が記憶する。
社員Wは、図4の名刺単位詳細画面に対する操作によって名刺情報の内容を変更(編集)することができる。名刺情報管理部121は、名刺単位詳細画面に対して行われた編集の操作に応じて、名刺情報記憶部131に記憶される名刺情報の内容を更新する。
名刺情報特定部122は、名刺情報記憶部131に記憶される名刺情報のうちから、指定された条件(例えば、検索条件入力エリアAR1(図2)に入力された検索条件)に応じた名刺情報を特定する。即ち、名刺情報特定部122は、検索条件入力エリアAR1に入力された検索条件に該当する名刺情報を名刺情報記憶部131から検索することができる。
関連付与部123は、名刺情報と、ポータルサイトサーバ300に登録されている会員情報とに含まれる共通の情報項目(例えば、メールアドレスの情報項目)に基づいて、名刺情報に対応する個人に対し、当該個人と一致する会員(ユーザの一例)の会員情報(ユーザ情報の一例)を関連付ける。
情報出力部124は、会員情報記憶部333(ユーザ情報記憶部の一例)に記憶される会員情報のうち、名刺情報特定部122により特定された名刺情報について関連付与部123により対応付けられた会員情報が社員端末装置200(端末装置の一例)にて提示されるように出力する。
名刺情報管理サーバ100は、名刺情報ウェブサイトのウェブページにより会員情報を提示する。情報出力部124は、会員情報の提示のための名刺情報ウェブサイトを提供するウェブサーバとしての機能を有する。
記憶部103は、制御部102が利用する各種の情報を記憶する。同図の記憶部103は、名刺情報記憶部131を備える。
名刺情報記憶部131は、名刺情報を記憶する。本実施形態の名刺情報記憶部131は、名刺情報をデータベース化した名刺情報データベースとしての構造により名刺情報を記憶する。
なお、購入プロセステーブル記憶部132は、後述の第1変形例に対応する構成であることから、ここでの説明は省略する。
図7は、本実施形態の名刺情報記憶部131が記憶する名刺情報データベースの構造例を示している。名刺情報データベースは、図7(A)の所有者情報テーブルと、図7(B)の名刺情報テーブルとを含む。
図7(A)の所有者情報テーブルは、名刺情報の所有者ごとに所有者情報を格納する。所有者テーブルは、所有者を一意に示す所有者IDごとに所有者情報を格納した構造である。
所有者IDは、社員Wが名刺情報ウェブサイトにログインする際のアカウントにおけるユーザ名などとして使用されてもよい。また、所有者IDは、例えば企業COMにて社員に割り当てられる社員番号等が用いられてもよい。
所有者IDに対応付けられた所有者情報は、所有者である社員Wに関する所定の情報項目を含む。所有者情報に含まれる情報項目としては、例えば氏名、部署、役職、メールアドレスなどを挙げることができる。
本実施形態において、所有者情報テーブルは、予め名刺情報ウェブサイトを利用する社員ごとに対応して登録されていてよい。
図7(B)の名刺情報テーブルは、所有者IDごとに1つの名刺情報を対応付けたレコード(名刺情報レコード)を有する構造である。例えば、或る1人の社員Wが100枚の名刺に応じた100の名刺情報の所有者である場合、名刺情報テーブルは、社員Wの所有者IDの名刺情報レコードを100個有する。
同図においては、1つの名刺情報に含まれる情報項目の一例が示される。1つの名刺情報には、対応の名刺に関する情報項目として、名刺画像データ、氏名、メールアドレス、会社名、住所、業種、役職、部署、電話番号、携帯電話番号、登録日、最終更新日等が含まれている。このように名刺情報に含まれる情報項目のうち、名刺画像データは、名刺をスキャナによりスキャニングして得られる。また、氏名、メールアドレス、会社名、住所、業種、役職、部署、電話番号、携帯電話番号等の情報は、名刺の印刷内容についてOCR(Optical Character Recognition)を行うことによって得られる。登録日については名刺情報の登録に応じて得られ、最終更新日については、名刺情報の更新が行われるごとに更新される。
[ポータルサイトサーバの構成例]
図8を参照して、ポータルサイトサーバ300の構成例について説明する。同図のポータルサイトサーバ300は、通信部301、制御部302、及び記憶部303を備える。
通信部301は、ネットワーク経由で、名刺情報管理サーバ100、会員端末装置400と通信を行う。なお、前述のように、ポータルサイトサーバ300と名刺情報管理サーバ100とは企業COM内における専用の通信網を経由して通信可能に接続されてもよい。
制御部302は、ポータルサイトサーバ300における各種制御を実行する。制御部302としての機能は、ポータルサイトサーバ300が備えるCPUにプログラムを実行させることにより実現される。制御部302は、ポータルサイト提供部321、会員情報管理部322を備える。
ポータルサイト提供部321は、ポータルサイトを提供する。即ち、ポータルサイト提供部321は、ネットワーク経由でアクセスした会員端末装置400に対してポータルサイトのウェブページを送信するウェブサーバとしての機能を有する。
会員情報管理部322(ユーザ登録部の一例)は、ポータルサイトの会員として登録した個人についての情報(会員情報)を管理する。
また、会員情報管理部322は、会員情報の管理として、例えば会員登録に関する処理、会員情報記憶部333に記憶された会員情報の更新に関する処理等を行う。
記憶部303は、制御部302が利用する各種の情報を記憶する。記憶部303は、ウェブページデータ記憶部331、ダウンロードデータ記憶部332、及び会員情報記憶部333を備える。
ウェブページデータ記憶部331は、ポータルサイトを構成するウェブページのデータ(ウェブページデータ)、あるいはウェブページデータの作成に用いられるテンプレートのデータ等を記憶する。ウェブページデータは、特定のURL(Uniform Resource Locator)と一意に対応付けられて管理される。
ポータルサイト提供部321は、会員端末装置400からのアクセスに応じて、要求されたウェブページデータをウェブページデータ記憶部331から取得し、取得されたウェブページデータを、会員端末装置400に送信することができる。また、ポータルサイト提供部321は、会員端末装置400からの要求に応じて、ウェブページデータ記憶部331から取得したテンプレートを用いてウェブページデータを作成し、会員端末装置400に送信することができる。
ダウンロードデータ記憶部332は、ポータルサイトにてダウンロードが可能なファイル等のデータ(ダウンロードデータ)を記憶する。ダウンロードデータ記憶部332に記憶されるウェブページデータは、特定のURLと一意に対応付けられている。
ダウンロードデータ記憶部332は、ダウンロードデータをテーブル化したダウンロードデータテーブルの構造により記憶する。
図9は、ダウンロードデータ記憶部332が記憶するダウンロードデータテーブルの一例を示している。同図における1レコード(1行)が1つのダウンロードデータに対応する。
1つのダウンロードデータに対応する1レコードは、ダウンロードデータとしてのファイルごとに所定数の属性を対応付けた構造である。同図では、ダウンロードデータに対応付けられる属性として、第1属性、第2属性、及び第3属性の3つの属性が設定された例が示されている。
以下に、第1属性、第2属性、及び第3属性の例について説明する。ここでは、企業COMが、住宅、インフラなどの建築、建設に関連する各種建材、資材、材料等の製品を供給する事業を行っている場合を例に挙げる。
第1属性は、ダウンロードデータの内容に応じた書類種別についての属性となる。第1属性よっては、書類種別について、例えばカタログ、チラシ、承認図、技術資料、CADデータ、消防/認定評定、動画、実績・展示会、施工レポート、施工ハンドブック等のうちのいずれかに分類される。
第2属性は、ダウンロードデータの内容が対応する業務分野についての属性となる。第2属性よっては、ダウンロードデータについて、例えば公共インフラ部門、住宅部門、工場部門等のうちのいずれかの分野に分類される。
第3属性は、ダウンロードデータの内容が対応する製品の種別(製品種別)についての属性となる。第3属性よっては、ダウンロードデータについて、ポリエチレン管、塩ビ管、バルブ等のいずれかの製品に該当するものとして分類される。
説明を図8に戻す。会員情報記憶部333は、会員情報を記憶する。会員情報記憶部333は、会員情報をテーブル化した会員情報テーブルの構造により会員情報を記憶する。
図10は、会員情報記憶部333が記憶する会員情報テーブルの一例を示している。同図の会員情報テーブルは、会員IDごとに会員情報が対応付けられた構造である。会員IDは、会員IDを一意に示す識別子である。会員IDは、例えばポータルサイトへのログインのためのアカウント情報に基づいて設定されてよい。
同図に示されるように、会員IDに対応付けられた1つの会員情報は、例えば、氏名、メールアドレス、電話番号、携帯電話番号、業種、住所、会社名、部署、役職、及びサイト利用履歴等の情報項目を含む。このような会員情報に含まれる情報項目のうち、サイト利用履歴以外の情報項目は、例えば、会員登録に際して、会員として必要な情報を入力する会員情報入力画面に対して、会員により入力された情報が反映される。
サイト利用履歴は、対応の会員がポータルサイトを利用したことに応じて履歴情報が追加されていくようにして更新される情報である。サイト利用履歴には、例えば図5において示されるようなデータダウンロード履歴、ページ閲覧履歴、投票結果の履歴等に関する情報が含まれる。
[社員端末装置の構成例]
図11を参照して、社員端末装置200の構成例について説明する。同図の社員端末装置200は、通信部201、制御部202、記憶部203、出力インターフェース204、及び入力インターフェース205を備える。
通信部201は、例えばネットワーク経由でポータルサイトサーバ300と通信を行う。
制御部202は、社員端末装置200における各種制御を実行する。制御部202としての機能は、社員端末装置200が備えるCPUにプログラムを実行させることにより実現される。制御部202は、ウェブブラウザ部221を備える。ウェブブラウザ部221は、例えば社員端末装置200にウェブブラウザのアプリケーションソフトウェアをインストールすることによって実現されてよい。
記憶部203は、制御部202が利用する各種の情報を記憶する。
出力インターフェース204は、制御部202の制御に応じて表示、音などによる情報の出力を行う。
入力インターフェース205は、操作等の入力を受け付ける。
なお、会員端末装置400の機能構成は、同図の社員端末装置200と同様でよい。
[名刺情報登録手順例]
図12のシーケンス図を参照して、名刺情報管理サーバ100への名刺情報の登録の手順例について説明する。
ステップS101:同図において、名刺情報利用者は、企業COMにおける社員Wを代表して名刺情報の登録の業務を行う者である。名刺情報利用者は、社員Wが収集した名刺を、社員Wから受け取る。社員Wから名刺情報利用者が受け取る名刺は、紙媒体のものであればよい。名刺利用者は、社員Wから受け取った名刺を、名刺情報登録センターに送付する。送付は、例えば郵送、宅配便等、社内配送システムによる配達によって行われてよい。
ステップS102:名刺情報登録センターは、例えば、企業COMにおいて名刺情報管理サーバ100を運用する者が運営している名刺情報登録のための部署である。
名刺情報登録センターは、名刺情報利用者から送付されてきた名刺を、スキャナにより読み取らせるスキャニングを行う。スキャニングにあたっては、高速スキャンが可能なスキャナが用いられることが好ましい。スキャニングによって名刺ごとの画像データ(名刺画像データ)が得られる。
スキャニングによって得られた名刺画像データは、所有者と対応付けられて管理される。
ステップS103:名刺情報登録センターは、ステップS102のスキャニング作業によって得られた名刺ごとの名刺画像データを、名刺情報登録センターに設置された端末から名刺情報管理サーバ100に送信する。
なお、ステップS103においては、スキャニングにより得られた名刺画像データをデータインターフェース経由で取得し、取得された名刺画像データを名刺情報管理サーバ100に送信するまでの処理について、コンピュータ装置の処理として行われるようにしてよい。
ステップS104:名刺情報管理サーバ100において、名刺情報管理部121は、ステップS103により送信された画像データのそれぞれについて文字認識処理を実行する。
ステップS105:名刺情報管理部121は、ステップS104により認識された名刺画像データの文字情報を利用して、名刺画像データごとの名刺情報レコード(図7(B))を作成する。
ステップS106:名刺情報管理部121は、ステップS105により作成された名刺情報レコードを、記憶部103に記憶させる。即ち、名刺情報管理部121は、名刺情報の仮登録を行う。
ステップS107:ステップS106により仮登録された名刺情報レコードにおける名刺情報の情報項目には、ステップS104による文字認識処理によって得られたものが含まれる。このため、文字認識処理によって得られた情報項目については、誤った文字認識が為されたことで、誤字が存在している可能性がある。
そこで、名刺情報登録センターにおいて、作業者は、端末によりステップS106により仮登録が行われた名刺情報レコードにおける名刺情報を呼び出し、手元にある名刺と名刺情報の内容とを照らし合わせて、名刺情報における誤字の有無を確認していく作業を行う。作業者は、名刺情報において誤字が発見されたのであれば、誤字を修正する操作を行う。このような作業は、例えば仮登録の名刺情報を修正するためのウェブページに対して行われるようにされてよい。
ステップS108:ステップS107により修正の操作が行われたことに応じて、名刺情報管理サーバ100の名刺情報管理部121は、修正対象とされた仮登録の名刺情報における情報項目を修正する処理を実行する。
ステップS109:名刺情報管理部121は、ステップS108による修正が完了した名刺情報レコードを、名刺情報記憶部131の名刺情報データベースに格納するように記憶させる。つまり、名刺情報レコードの本登録が行われる。
このような手順によって、名刺情報管理サーバ100に対して名刺情報の登録が行われる。
[会員登録手順例]
図13のシーケンス図を参照して、ポータルサイトサーバ300が提供するポータルサイトの会員登録に関連する手順例について説明する。
ステップS201:会員登録を行おうとするユーザは、会員端末装置400を操作して、ポータルサイトサーバ300が提供する会員登録画面のウェブページに会員端末装置400をアクセスさせる。これにより、会員端末装置400に、会員登録画面が表示される。
ステップS202:会員登録画面においては、例えば会員情報における情報項目を入力する入力欄が設けられている。そこて、ユーザは、会員登録画面にて配置された入力欄ごとに情報を入力する操作を行う。会員端末装置400は、このような会員情報の入力操作を受け付ける。本実施形態において、会員情報における情報項目として、メールアドレスの入力は必須である。
ステップS203:ユーザは、会員登録画面に対して会員情報を入力し、例えば同意事項に同意する操作を行ったうえで、入力した会員情報をポータルサイトサーバ300に送信させるための登録操作を行う。登録操作に応じて、会員端末装置400は、会員登録画面に入力された会員情報を、会員登録情報としてポータルサイトサーバ300に送信する。
ステップS204:ポータルサイトサーバ300において、会員情報管理部322は、ステップS203により送信された会員登録情報を記憶部303に記憶させる。これにより、仮会員登録が行われたことになる。
ステップS205:また、会員情報管理部322は、ステップS203により送信された会員登録情報の受信に応じて、受信された会員登録情報に情報項目の1つとして含まれていたメールアドレスを取得する。会員情報管理部322は、取得されたメールアドレスを宛先とする本登録確認用の電子メール(本登録確認メール)の送信を実行する。
ステップS206:ユーザは、会員端末装置400にて受信された本登録確認メールを開封する操作を行う。会員端末装置400は操作に応じて本登録確認メールを開封する。
ステップS207:開封された本登録確認メールには、登録手順が記述されている。即ち、開封された本登録確認メールの本文には、本登録のためにアクセスするべきウェブページ(本登録ページ)のURLの記載が含まれている。ユーザは、本登録確認メールに記載された本登録ページのURLへのアクセスを指示するアクセス指示操作を行う。アクセス指示操作に応じて、会員端末装置400は、本登録ページにアクセスする。これにより、会員端末装置400にて本登録ページが表示される。
ステップS208:本登録ページには、例えば本登録を行ってよいか否かの意思確認をユーザに求めるダイアログが表示されている。ユーザは、本登録を行ってもよい場合、ダイアログに対して本登録を行ってもよい旨の意思表示に対応する本登録指示操作を行う。このような本登録指示操作は、例えばダイアログに配置された本登録指示のためのボタン等に対するクリック操作であればよい。
本登録指示操作に応じて、会員端末装置400は、本登録要求をポータルサイトサーバ300に対して送信する。
ステップS209:ポータルサイトサーバ300の会員情報管理部322は、本登録要求の受信によりユーザ登録手順の行われたことが確認されたとして、本登録としての会員登録処理を実行する。つまり、会員情報管理部322は、ステップS204により記憶部303に記憶された会員登録情報の情報項目を含む会員情報を生成する。会員情報管理部322は、生成された会員情報を会員IDと対応付けて、会員情報記憶部333が記憶する会員情報テーブルに対して新規に格納する。
[名刺情報ウェブサイトの利用に応じた処理手順例]
図14のシーケンス図を参照して、名刺情報ウェブサイトの利用に応じて社員端末装置200、名刺情報管理サーバ100、ポータルサイトサーバ300が実行する処理手順例について説明する。また、同図の処理手順は、図2〜図5により説明したように、名刺情報検索画面を利用した検索、検索結果画面の閲覧、名刺単位詳細画面の閲覧、会員情報画面の閲覧の順に応じて社員Wによる操作が行われる場合を例に挙げる。
ステップS301:前述のように、名刺情報ウェブサイトを利用して名刺情報を検索しようとする社員Wは、名刺情報ウェブサイトにログインしたうえで、名刺情報検索画面を表示させるための操作を行う。
社員端末装置200において、ウェブブラウザ部221は、名刺情報検索画面を表示させるための操作が行われたことに応じて、名刺情報管理サーバ100の名刺情報検索画面へのアクセスを実行する。これにより、社員端末装置200における出力インターフェース204における表示部にて、名刺情報検索画面(図2)が表示される。
ステップS302:社員Wは、名刺情報検索画面における検索条件入力画面に対して検索条件を入力する操作(検索条件入力操作)を行う。ウェブブラウザ部221は、このように行われる検索条件入力画面に対して行われる検索条件入力操作を受け付ける。
ステップS303:社員Wは、検索条件入力画面に対して検索条件の入力を終えると、検索ボタンBT1に対する操作を行う。検索ボタンBT1に対する操作が行われたことに応じて、ウェブブラウザ部221は、名刺情報管理サーバ100に検索要求を送信する。検索要求には、ステップS302にて受け付けられた入力操作により入力された検索条件が含まれる。
ステップS304:名刺情報管理サーバ100において名刺情報特定部122は、検索要求が受信されたことに応じて、受信された検索要求に含まれる検索条件に該当する名刺情報を、名刺情報記憶部131から検索する。
ステップS305:情報出力部124は、ステップS304による名刺情報の検索結果が反映された検索結果画面のウェブページデータを生成し、生成されたウェブページデータを社員端末装置200に送信する。
ステップS306:社員端末装置200において、ウェブブラウザ部221は、受信された検索結果画面のウェブページデータをレンダリングし、出力インターフェース204の表示部に出力する。これにより、社員端末装置200にて検索結果画面(図3)が表示される。
ステップS307:この場合、社員Wは、検索結果画面が表示されている状態のもとで、検索結果画面にて配置される名刺情報項目エリアAR2のうちから、名刺情報の詳細を確認したい名刺に対応する名刺情報項目エリアAR2に対する操作を行う。即ち、社員Wは、名刺単位詳細画面表示操作を行う。ウェブブラウザ部221は、名刺単位詳細画面表示操作を受け付ける。
ステップS308:ウェブブラウザ部221は、名刺単位詳細画面表示操作を受け付けたことに応じて、名刺単位詳細画面要求を名刺情報管理サーバ100に対して送信する。名刺単位詳細画面要求には、名刺単位詳細画面表示操作により選択された名刺情報項目エリアAR2に対応する名刺情報のファイル名(名刺情報ID)が含まれる。
ステップS309:名刺情報管理サーバ100において、関連付与部123は、名刺単位詳細画面要求の受信に応じて、ポータルサイトサーバ300に対して共通人物問合せ要求を送信する。名刺単位詳細画面要求により指定された名刺情報が示す個人と共通人物がポータルサイトの会員として登録されているか否かを問い合わせるリクエストコマンドである。共通人物問合せ要求には、名刺単位詳細画面要求により指定された名刺情報に情報項目の1つとして格納されているメールアドレスが含められる。
ステップS310:共通人物問合せ要求の受信に応じて、ポータルサイトサーバ300の会員情報管理部322は、会員情報記憶部333に記憶される会員情報のうちで、登録問合せ要求に含まれているのと同じメールアドレスや、氏名、会社名などを情報項目として含む会員情報の検索を実行する。
会員情報管理部322は、会員情報が検索されれば、共通人物がポータルサイトの会員として登録されている(共通人物の登録有り)と判定することになる。一方、会員情報が検索されなければ、共通人物がポータルサイトの会員として登録されていない(共通人物の登録無し)と判定する。
会員情報管理部322は、共通人物の登録有無の判定結果に応じて、共通人物の登録の有無を示す共通人物問合せ応答を名刺情報管理サーバ100に対して送信する。
名刺情報管理サーバ100の関連付与部123は、ポータルサイトサーバ300から送信された共通人物問合せ応答を受信する。
ステップS311:名刺情報管理サーバ100において、情報出力部124は、名刺単位詳細画面のウェブページデータを作成する。
名刺単位詳細画面のウェブページデータの作成にあたり、情報出力部124は、名刺単位詳細画面要求により指定された名刺情報の内容を名刺単位詳細画面に反映させる。
また、情報出力部124は、ステップS310に応じて受信された共通人物問合せ応答の内容を名刺単位詳細画面に反映させる。即ち、情報出力部124は、受信された共通人物問合せ応答が共通人物の登録有りを示していた場合には、名刺単位詳細画面における会員通知エリアAR311が強調表示された状態とする。一方、情報出力部124は、受信された共通人物問合せ応答が共通人物の登録無しを示していた場合には、名刺単位詳細画面における非会員通知エリアAR312が強調表示された状態とする。
ステップS312:情報出力部124は、ステップS311により作成された名刺単位詳細画面のウェブページデータを社員端末装置200に対して送信する。
ステップS313:社員端末装置200のウェブブラウザ部221は、受信された名刺単位詳細画面のウェブページデータを利用してレンダリングを行い、名刺単位詳細画面(図4)を表示させる。
ステップS314:ここでは、ステップS313により表示された名刺単位詳細画面においては、会員通知エリアAR311について強調表示されている場合を例に挙げる。この場合において、社員Wは、名刺単位詳細画面に対応する個人についての会員情報についても確認するため、会員通知エリアAR311に対する操作を行った。即ち、社員Wは、会員情報表示操作を行った。ウェブブラウザ部221は、上記のように行われた会員情報表示操作を受け付ける。
ステップS315:ウェブブラウザ部221は、会員情報表示操作を受け付けたことに応じて、会員情報画面要求を名刺情報管理サーバ100に送信する。会員情報画面要求には、会員情報表示操作が行われた名刺単位詳細画面に対応する個人のメールアドレスの情報が含められる。
ステップS316:名刺情報管理サーバ100において関連付与部123は、会員情報画面要求を受信したことに応じて、ポータルサイトサーバ300に会員情報要求を送信する。会員情報要求には、受信された会員情報画面要求に含まれていたのと同じメールアドレスが含められる。
ステップS317:ポータルサイトサーバ300において会員情報管理部322は、会員情報要求の受信に応じて、受信された会員情報要求に含まれているメールアドレスを情報項目に含む会員情報を会員情報記憶部333から検索する。会員情報管理部322は、検索された会員情報を名刺情報管理サーバ100に送信する。
ポータルサイトサーバ300から送信された会員情報が名刺情報管理サーバ100にて受信されることで、関連付与部123により、名刺情報に対応する個人に対し、当該個人と一致する会員情報が関連付けられたことになる。
ステップS318:名刺情報管理サーバ100において、ステップS317によりポータルサイトサーバ300から送信された会員情報が受信されたことに応じて、情報出力部124は、受信された会員情報の内容を反映させた会員情報画面のウェブページデータを作成する。
ステップS319:情報出力部124は、ステップS318により作成された会員情報画面のウェブページデータを社員端末装置200に送信する。
ステップS320:社員端末装置200において、ウェブブラウザ部221は、受信された会員情報画面のウェブページデータをレンダリングし、出力インターフェース204が有する表示部に出力する。これにより、社員端末装置200にて会員情報画面(図5)が表示される。
<変形例>
以下、本実施形態の変形例について説明する。
[第1変形例]
本実施形態における企業COMの業務分野が前述のように建材、資材、材料等の製品の提供である場合、企業COMの顧客は企業となる。このため、社員Wが営業の対象として名刺情報を参照する個人は、顧客としての企業に所属していることになる。従って、このような顧客としての企業に所属する個人が、ポータルサイトサーバ300のポータルサイトを会員として利用するということは、会員が自分の属する企業での業務において採用する製品、サービス等を検討している可能性が高い。
ここで、例えば顧客が個人である場合には、或る商品の購入が決定されるまでの過程(購入プロセス)は、同じ個人によって行われる。一方、顧客が顧客である場合には、製品購入プロセスは、1個人によって行われるものではなく、例えば部署での合意のもとで行われたり、所定の部署の上長の承認を経るなど、複数の個人によって行われる。
社員Wは、会員情報画面において提示されるポータルサイトの利用に関する履歴(データダウンロード履歴、ページ閲覧履歴、投票結果等)を分析することで、名刺情報に対応する個人が、或る製品に関して、いずれの購入プロセスの段階にあるのかを把握できる。営業先の対象となる個人について、どの購入プロセスの段階にあるのかを把握しておくことで、例えば購入プロセスに応じた適切な提案等をはじめから行えるように準備できることから、営業活動において非常に有利となる。
そこで、本変形例の名刺情報管理サーバ100は、ポータルサイトサーバ300から取得した会員情報に基づいて、対象の個人が対応する企業での購入プロセスを判定し、判定された購入プロセスを会員情報画面にて表示させるように構成される。これにより、社員Wは、会員情報画面において提示されるポータルサイトの利用に関する履歴を分析する作業を行わなくとも、会員情報画面を閲覧することにより対象とする個人の企業における購入プロセスを把握することが可能になる。
本変形例の名刺情報管理サーバ100の記憶部103は、購入プロセステーブル記憶部132(図6)を備える。購入プロセステーブル記憶部132は、購入プロセステーブルを記憶する。
図15は、購入プロセステーブルの一例を示している。購入プロセステーブルは、ポータルサイトに閲覧あるいはダウンロードが可能なデータ(ファイル)の第1属性を、購入プロセスごとに分類したテーブルである。
本変形例においては、購入プロセスとして、初期段階から最終段階にかけて、製品調査段階、製品技術確認段階、採用検討段階、他社比較段階、製品反映発注段階の5段階とした例が示されている。
製品調査段階は、使用条件に適合する製品を調査している段階である。
製品技術確認段階は、製品調査により使用条件に適合するとされた製品についての機能、性能等を確認する段階である。
採用検討段階は、製品技術確認段階をクリアした製品が実物件で使用可能であるかどうかを確認する段階である。
他社比較段階は、採用検討段階をクリアした製品の同等品を調査する段階である。
設計反映発注段階は、採用検討段階をクリアした製品についての設計データの入手、納入条件の決定などを行う段階である。
本変形例において、図14のステップS317によりポータルサイトサーバ300から名刺情報管理サーバ100に送信される会員情報におけるデータダウンロード履歴、ページ閲覧履歴には、ダウンロードあるいは閲覧されたデータ(ファイル)に設定された第1属性を示す属性情報が含まれる。
名刺情報管理サーバ100における情報出力部124は、会員情報の受信に応じてステップS318により会員情報画面を作成するにあたり、受信された会員情報に含まれる、ダウンロードあるいは閲覧されたデータごとの属性情報を取得する。
情報出力部124は、取得された属性情報に基づいて、一例として以下のように対応の会員として個人が対応する購入プロセスを判定する。
情報出力部124は、取得された属性情報のそれぞれが示す第1属性について統計を行う。統計としては、例えば第1属性ごとの出現頻度(出現率)などを求めてもよい。情報出力部124は、統計により得られた第1属性についての出現率と、購入プロセステーブルが示す第1属性と購入プロセスとの関係に基づいて、対応の会員として個人が対応する購入プロセスについて、5段階のうちのいずれの段階であるのかについて判定する。
情報出力部124は、判定された購入プロセスの段階が反映された会員情報画面を作成する。会員情報画面において購入プロセスの段階を反映させる具体的態様としては、例えば会員情報画面における所定の位置にて、社員Wが視認可能なように、判定された購入プロセスを通知するメッセージが文字等により表されるようにしてよい。
[第2変形例]
上記実施形態においては、例えば名刺単位詳細画面における個人がポータルサイトの会員であるか否かの提示(会員通知エリアAR311または非会員通知エリアAR312の強調表示)は、名刺情報管理サーバ100が名刺単位詳細画面を作成する都度にポータルサイトサーバ300に問い合わせるようにされている(図14のステップS309、S310)。
また、上記実施形態においては、会員情報画面の作成に必要な会員情報について、会員情報を作成する都度に、ポータルサイトサーバ300から取得するようにされている(図14のステップS316、S317)。
即ち、上記実施形態において、名刺情報に対応する個人と共通となる人物の会員情報との関連付けは、名刺単位詳細画面や会員情報画面等のウェブページを作成するタイミングで、ポータルサイトサーバ300から情報を取得することにより実現されている。
本変形例としては、名刺情報管理サーバ100は、例えば、ポータルサイトサーバ300における会員情報記憶部333に記憶される会員情報のうちで、名刺情報に対応する個人と共通の人物に対応する会員情報を記憶するようにされてもよい。この場合、例えばポータルサイトサーバ300にて会員情報テーブルが更新されたことに応じて、ポータルサイトサーバ300と名刺情報管理サーバ100とで会員情報についての同期処理が行われるようにされればよい。即ち、この場合の名刺情報管理サーバ100の関連付与部123は、会員情報についての同期処理を行うことで、名刺情報に対応する個人に対し、会員の会員情報を関連付ける。
そのうえで、名刺情報管理サーバ100の情報出力部124は、名刺単位詳細画面の作成に際して、名刺情報管理サーバ100に記憶される会員情報テーブルを参照することにより、会員通知エリアAR311または非会員通知エリアAR312の強調表示を行うようにしてよい。
また、名刺情報管理サーバ100の情報出力部124は、名刺情報管理サーバ100に記憶される会員情報テーブルから会員情報を取得して会員情報画面を作成してよい。
この場合、情報出力部124は、名刺単位詳細画面や会員情報画面等のウェブページの作成にあたり、ポータルサイトサーバ300と通信を行わなくとも、会員情報に関する情報は、名刺情報管理サーバ100のローカルから取得できる。
[第3変形例]
上記実施形態では、名刺情報に対応する個人がポータルサイトの会員であるか否かの通知(会員通知エリアAR311または非会員通知エリアAR312の強調表示)は、名刺単位詳細画面が表示された段階で行われるようにされている。しかしながら、名刺情報に対応する個人がポータルサイトの会員であるか否かの通知は、例えば、検索結果画面において、名刺情報項目エリアAR2ごとに行われてもよい。これに伴って、例えば名刺情報項目エリアAR2における会員通知エリアに対する操作に応じて、対応の個人についての会員登録画面に移行できるようにされてもよい。
[第4変形例]
本実施形態において、名刺情報ウェブサイトにおいて閲覧が可能な個人についての名刺以外を情報源とする情報としては、ポータルサイトの会員に関する情報に限定されない。
例えば、名刺以外を情報源とする情報としては、企業COMの製品を販売する系列店の会員となっている顧客についての情報であってもよい。また、例えば企業COMが関連する展示会などの来場者から収集した来場者に関連する情報であってもよい。
なお、上述の名刺情報管理サーバ100、社員端末装置200、ポータルサイトサーバ300、会員端末装置400等の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述の名刺情報管理サーバ100、社員端末装置200、ポータルサイトサーバ300、会員端末装置400等の処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
100 名刺情報管理サーバ、101 通信部、102 制御部、103 記憶部、121 名刺情報管理部、122 名刺情報特定部、123 関連付与部、124 情報出力部、131 名刺情報記憶部、132 購入プロセステーブル記憶部、200 社員端末装置、201 通信部、202 制御部、203 記憶部、204 出力インターフェース、205 入力インターフェース、221 ウェブブラウザ部、300 ポータルサイトサーバ、301 通信部、302 制御部、303 記憶部、321 表示範囲切替ボタンBT、321 ポータルサイト提供部、322 表示範囲切替ボタンBT、322 会員情報管理部、331 ウェブページデータ記憶部、332 ダウンロードデータ記憶部、333 会員情報記憶部、400 会員端末装置

Claims (10)

  1. 名刺に関連する情報項目を含む名刺情報と、企業が提供する製品に関連する情報を提供するポータルサイト会員であるユーザごとに登録された会員情報としてのユーザ情報であってユーザに関連する情報項目を含むユーザ情報とに含まれる共通の情報項目に基づいて、名刺情報に対応する個人に対し、当該個人と一致するユーザのユーザ情報を関連付ける関連付与部と、
    名刺情報記憶部に記憶される前記名刺情報のうちから、指定された条件に応じた名刺情報を特定する名刺情報特定部と、
    ユーザ情報記憶部に記憶されるユーザ情報のうち、前記名刺情報特定部により特定された名刺情報について前記関連付与部により対応付けられた前記会員情報としてのユーザ情報に含まれる情報項目のうちの少なくとも一部を取得し、取得された情報項目が端末装置にて提示されるように出力する情報出力部と
    を備える名刺情報管理システム。
  2. 前記製品に関連する情報は、カタログ、チラシ、承認図、技術資料、CADデータ、消防/認定評定、動画、実績・展示会、施工レポート、施工ハンドブックのうちの少なくとも一部である
    請求項1に記載の名刺情報管理システム。
  3. 前記取得された情報項目には、ユーザによるポータルサイトの利用に関する履歴を示す情報項目が含まれる
    請求項1または2に記載の名刺情報管理システム。
  4. 前記情報出力部は、
    さらに、前記名刺情報特定部により特定された名刺情報が前記端末装置にて提示されるように出力し、前記名刺情報の出力にあたり、出力対象の名刺情報に対応する個人が、前記関連付与部により当該個人と一致するユーザのユーザ情報と対応付けられている共通人物である場合に、共通人物であることに関する出力も行われるようにする。
    請求項1から3のいずれか一項に記載の名刺情報管理システム。
  5. 名刺に関連する情報項目を含む名刺情報と、企業が提供する製品に関連する情報を提供するポータルサイト会員であるユーザごとに登録された会員情報としてのユーザ情報であってユーザに関連する情報項目を含むユーザ情報とに含まれる共通の情報項目に基づいて、名刺情報に対応する個人に対し、当該個人と一致するユーザのユーザ情報を関連付ける関連付与部と、
    名刺情報記憶部に記憶される前記名刺情報のうちから、指定された条件に応じた名刺情報を特定する名刺情報特定部と、
    ユーザ情報記憶部に記憶されるユーザ情報のうち、前記名刺情報特定部により特定された名刺情報について前記関連付与部により対応付けられた前記会員情報としてのユーザ情報に含まれる情報項目のうちの少なくとも一部を取得し、取得された情報項目が端末装置にて提示されるように出力する情報出力部と
    を備える名刺情報管理装置。
  6. メールアドレスを含むユーザ登録情報が含まれるユーザ登録要求であって、企業が提供する製品に関連する情報を提供するポータルサイトの会員として登録するためのユーザ登録要求の受信に応じて、受信されたユーザ登録要求に含まれるメールアドレスを宛先として、ユーザ登録手順が記述された電子メールを送信し、前記ユーザ登録手順の行われたことが確認された場合に、受信されたユーザ登録要求に含まれていたユーザ登録情報に基づく会員情報としてのユーザ情報をユーザ情報記憶部に記憶させることでユーザ登録を行うユーザ登録部と、
    名刺に関連する情報項目を含む名刺情報であって名刺情報記憶部に記憶される名刺情報と、ユーザ情報とに含まれる共通の情報項目に基づいて、名刺情報に対応する個人に対し、当該個人と一致するユーザのユーザ情報を関連付ける関連付与部と
    を備える名刺情報管理システム。
  7. 名刺に関連する情報項目を含む名刺情報と、企業が提供する製品に関連する情報を提供するポータルサイト会員であるユーザごとに登録された会員情報としてのユーザ情報であってユーザに関連する情報項目を含むユーザ情報とに含まれる共通の情報項目に基づいて、名刺情報に対応する個人に対し、当該個人と一致するユーザのユーザ情報を関連付ける関連付与ステップと、
    名刺情報記憶部に記憶される前記名刺情報のうちから、指定された条件に応じた名刺情報を特定する名刺情報特定ステップと、
    ユーザ情報記憶部に記憶されるユーザ情報のうち、前記名刺情報特定ステップにより特定された名刺情報について前記関連付与ステップにより対応付けられた前記会員情報としてのユーザ情報に含まれる情報項目のうちの少なくとも一部を取得し、取得された情報項目が端末装置にて提示されるように出力する情報出力ステップと
    を備える名刺情報管理方法。
  8. メールアドレスを含むユーザ登録情報が含まれるユーザ登録要求であって、企業が提供する製品に関連する情報を提供するポータルサイトの会員として登録するためのユーザ登録要求の受信に応じて、受信されたユーザ登録要求に含まれるメールアドレスを宛先として、ユーザ登録手順が記述された電子メールを送信し、前記ユーザ登録手順の行われたことが確認された場合に、受信されたユーザ登録要求に含まれていたユーザ登録情報に基づく会員情報としてのユーザ情報をユーザ情報記憶部に記憶させることでユーザ登録を行うユーザ登録ステップと、
    名刺に関連する情報項目を含む名刺情報であって名刺情報記憶部に記憶される名刺情報と、ユーザ情報とに含まれる共通の情報項目に基づいて、名刺情報に対応する個人に対し、当該個人と一致するユーザのユーザ情報を関連付ける関連付与ステップと
    を備える名刺情報管理方法。
  9. コンピュータを、
    名刺に関連する情報項目を含む名刺情報と、企業が提供する製品に関連する情報を提供するポータルサイト会員であるユーザごとに登録された会員情報としてのユーザ情報であってユーザに関連する情報項目を含むユーザ情報とに含まれる共通の情報項目に基づいて、名刺情報に対応する個人に対し、当該個人と一致するユーザのユーザ情報を関連付ける関連付与部、
    名刺情報記憶部に記憶される前記名刺情報のうちから、指定された条件に応じた名刺情報を特定する名刺情報特定部、
    ユーザ情報記憶部に記憶されるユーザ情報のうち、前記名刺情報特定部により特定された名刺情報について前記関連付与部により対応付けられた前記会員情報としてのユーザ情報に含まれる情報項目のうちの少なくとも一部を取得し、取得された情報項目が端末装置にて提示されるように出力する情報出力部
    として機能させるためのプログラム。
  10. コンピュータを、
    メールアドレスを含むユーザ登録情報が含まれるユーザ登録要求であって、企業が提供する製品に関連する情報を提供するポータルサイトの会員として登録するためのユーザ登録要求の受信に応じて、受信されたユーザ登録要求に含まれるメールアドレスを宛先として、ユーザ登録手順が記述された電子メールを送信し、前記ユーザ登録手順の行われたことが確認された場合に、受信されたユーザ登録要求に含まれていたユーザ登録情報に基づく会員情報としてのユーザ情報をユーザ情報記憶部に記憶させることでユーザ登録を行うユーザ登録部、
    名刺に関連する情報項目を含む名刺情報であって名刺情報記憶部に記憶される名刺情報と、ユーザ情報とに含まれる共通の情報項目に基づいて、名刺情報に対応する個人に対し、当該個人と一致するユーザのユーザ情報を関連付ける関連付与部
    として機能させるためのプログラム。
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