JP2001243413A - 名刺管理システム、方法、そのサーバ装置及びクライアント装置、携帯端末装置、並びに記録媒体 - Google Patents

名刺管理システム、方法、そのサーバ装置及びクライアント装置、携帯端末装置、並びに記録媒体

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JP2001243413A
JP2001243413A JP2000056411A JP2000056411A JP2001243413A JP 2001243413 A JP2001243413 A JP 2001243413A JP 2000056411 A JP2000056411 A JP 2000056411A JP 2000056411 A JP2000056411 A JP 2000056411A JP 2001243413 A JP2001243413 A JP 2001243413A
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JP2000056411A
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Kazunobu Ukikawa
和宣 浮川
Daiki Yamashita
大樹 山下
Akira Yamada
亮 山田
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JustSystems Corp
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    • G06Q10/00Administration; Management
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 交換した多数の名刺を容易に管理すると共
に、それ以降の状況の変化にも追随可能とする。 【解決手段】 ビジネスの場で面会した相手と名刺交換
する際に、個人に特有の名刺交換IDも互いに交換し、
これをその時の状況を示す情報と共に携帯電話機3から
名刺管理サーバ1に送信して登録する。名刺管理サーバ
1は、各ユーザが入力した名刺交換IDを交換した相手
に関する情報を記憶する相手情報データベースの他に、
各ユーザが入力した自己に関する情報を記憶する自己情
報データベースを有している。相手の名刺情報を閲覧す
る場合には、名刺管理クライアント2から自己の名刺交
換IDと当該相手の名刺交換IDとを名刺管理サーバ1
に送信する。名刺管理サーバ1は、受信した名刺交換I
Dに従って相手情報データベースと個人情報データベー
スとから必要な情報を抽出し、名刺情報として名刺管理
クライアント2に返送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、名刺管理システ
ム、装置、方法及びそのためのプログラムを記録した記
録媒体に関し、特にサーバで名刺その他の情報を一元管
理するものに関する。
【0002】
【従来の技術】ビジネスの場においては、互いの認識の
ために名刺が広く用いられており、通常、ビジネスの場
において初めて会った者同士が互いの名刺を交換するも
のとしている。ここで、交換される名刺は1枚だけであ
り、その1枚で相手の情報を管理することとなる。しか
し、多くの者と名刺交換を行えば、管理すべき名刺数が
増えるために名刺の管理が困難となる。また、名刺が1
枚だけしかないために、名刺交換をした者以外の秘書等
が相手の情報を管理することが困難である。
【0003】そこで、パーソナルコンピュータなどで利
用するアプリケーションプログラムの一種として、名刺
管理ツールが従来より提供されている。この名刺管理ツ
ールを用いれば、多くの者の名刺情報を容易に管理する
ことができるようになり、また、名刺交換した者以外の
秘書等も閲覧できるようにすることで、交換した1枚の
名刺で複数の者が相手の情報を管理することができるよ
うになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな名刺管理ツールでは、その利用者は、名刺に記載さ
れた相手の情報をキーボードなどから入力しなければな
らない。このため、入力作業に手間がかかるという問題
があった。
【0005】また、このような名刺管理ツールには、名
刺に記載された情報以外の付加情報を記録できるように
しているものもあるが、このような付加情報の入力は、
名刺交換をしたその場ではなく、後日行われることとな
る。このため、名刺交換をした日時や状況などを付加情
報として入力しようとしても、利用者の記憶が定かでな
く、正確に入力できない場合が生じうるという問題があ
った。
【0006】また、このような名刺管理ツールでは、昇
進、異動、転職などによって相手の状況に変化が生じた
場合に、その相手から情報を入手しない限り、その状況
の変化に追随することができなかった。仮に相手から情
報を入手したとしても、利用者がその情報をキーボード
などから入力しなければならず、入力作業に手間がかか
るという問題があった。
【0007】さらに、このような名刺管理ツールで相手
が自己の渡した名刺を管理している場合、誰にどこまで
の情報を提示してよいかを決めるのは、名刺管理ツール
の利用者の側である。また、自己の情報がどれくらい参
照されているかを、名刺を渡した者が知ることができな
かった。このため、名刺を渡した者が、安心して自己に
関する情報を相手に十分に提示することができないとい
う問題があった。
【0008】本発明は、上記従来技術の問題点を解消す
るためになされたものであり、交換した多数の名刺を容
易に管理することができる名刺管理システム、そのサー
バ装置及びクライアント装置、方法、並びにそのための
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体を提供することを目的とする。
【0009】本発明は、また、名刺交換したときの状況
を確実に管理することができる、名刺管理システム、そ
のサーバ装置及びクライアント装置、方法、並びにその
ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体を提供することを目的とする。
【0010】本発明は、また、名刺交換したとき以降の
状況の変化に追随することができる名刺管理システム、
そのサーバ装置及びクライアント装置、方法、並びにそ
のためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0011】本発明は、さらに、相手への情報の提示に
セキュリティを確保した名刺管理システム、そのサーバ
装置及びクライアント装置、方法、並びにそのためのプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかる名刺管理システムは、
サーバ装置と、前記サーバ装置に通信路を介して接続さ
れ、各利用者によってそれぞれ少なくとも1つずつが利
用される複数の第1、第2の端末装置とを備え、前記サ
ーバ装置は、各利用者の識別情報と、各利用者に関する
情報とを記憶する自己情報記憶手段と、前記第1の端末
装置のそれぞれから送られてきた相手の識別情報を受信
する第1の相手識別情報受信手段と、利用者毎に設けら
れ、前記第1の相手識別情報受信手段が受信した相手の
識別情報を、該相手に関する情報と対応付けて記憶する
相手情報記憶手段と、前記第2の端末装置のそれぞれか
ら送られてきた相手の識別情報を受信する第2の相手識
別情報受信手段と、前記第2の相手識別情報受信手段が
受信した相手の識別情報に対応した利用者の自己情報記
憶手段から情報を抽出すると共に、該相手の識別情報に
対応付けられて当該利用者の前記相手情報記憶手段に記
憶されている情報を抽出する情報抽出手段と、前記情報
抽出手段が抽出した情報を、前記相手の識別情報を送っ
てきた第2の端末装置に前記通信路を介して送信する情
報送信手段とを備え、前記複数の第1の端末装置はそれ
ぞれ、利用者が取得した相手の識別情報を入力する第1
の相手識別情報入力手段と、前記第1の相手識別情報入
力手段から入力した相手の識別情報を、前記通信路を介
して前記第1の相手識別情報受信手段に送信する第1の
相手識別情報送信手段とを備え、前記複数の第2の端末
装置はそれぞれ、利用者が情報を得たい相手の識別情報
を入力する第2の相手識別情報入力手段と、前記第2の
相手識別情報入力手段から入力した相手の識別情報を、
前記通信路を介して前記第2の相手識別情報受信手段に
送信する第2の相手識別情報送信手段と、前記第2の相
手識別情報送信手段からの相手識別情報の送信に応答し
て、前記サーバ装置の情報送信手段から送信されてきた
情報を受信する情報受信手段と、前記情報受信手段が受
信した情報を出力する情報出力手段とを備えることを特
徴とする。
【0013】上記第1の観点にかかる名刺管理システム
では、利用者が相手の識別情報を取得し、これを第1の
端末装置からサーバ装置に送信して相手記憶手段に記憶
してしまえば、後は当該相手の識別情報を第2の端末装
置からサーバ装置に送信することで、当該相手に関する
情報を得ることができる。このため、各利用者にとっ
て、相手に関する情報を自ら入力する手間をかけること
なく、相手に関する情報を管理することが可能となる。
【0014】上記第1の観点にかかる名刺管理システム
において、前記複数の第2の端末装置はそれぞれ、その
利用者に関する情報を入力する自己情報入力手段と、前
記自己情報入力手段から入力された利用者に関する情報
を前記通信路を介して前記サーバ装置に送信する自己情
報送信手段とをさらに備え、前記サーバ装置は、前記自
己情報送信手段から送信されてきた利用者に関する情報
を受信する自己情報受信手段をさらに備えるものとして
もよい。この場合、前記自己情報記憶手段は、前記自己
情報受信手段が受信した利用者に関する情報を、各利用
者の識別情報と対応付けて記憶するものとすることがで
きる。
【0015】この場合、各利用者の状況に変化が生じた
場合には、その変化した新たな情報を第2の端末装置か
らサーバ装置に送信して自己情報記憶手段に登録すれ
ば、その利用者の識別情報を取得した他の利用者は、サ
ーバ装置から第2の端末装置に送信させて、その新たな
情報を得ることができる。このため、各利用者が自分で
新たな情報を入力することなく、他の利用者の状況の変
化に追随した情報を取得できるようになる。
【0016】上記第1の観点にかかる名刺管理システム
において、前記複数の第1の端末装置はそれぞれ、識別
情報を取得した相手に関する情報を入力する相手情報入
力手段をさらに備えるものとすることができる。この場
合、前記第1の相手識別情報送信手段は、前記相手の識
別情報と共に、前記相手情報入力手段から入力された相
手に関する情報を送信し、前記第1の相手識別情報受信
手段は、前記第1の相手識別情報送信手段から送信され
た相手に関する情報を、前記相手の識別情報と共に受信
し、前記相手情報記憶手段は、相手の識別情報を送信し
た第1の端末装置の利用者のものが、前記第1の相手識
別情報受信手段が受信した相手の識別情報と相手に関す
る情報とを記憶するものとすることができる。
【0017】この場合、相手の識別情報を入手した利用
者は、その場で当該相手に関する情報を第1の端末装置
からサーバ装置に送信して、相手情報記憶手段に登録す
ることができる。これにより、各利用者が他の利用者と
面会したときの状況を、正確に記録し、後にこれを参照
することができるようになる。
【0018】上記第1の観点にかかる名刺管理システム
において、前記複数の第1の端末装置はそれぞれ、他の
第1の端末装置との間で前記サーバ装置を介さずに直接
的に情報を授受する通信手段を備えるものであてもよ
い。この場合、前記第1の相手識別情報入力手段は、前
記通信手段が他の第1の端末装置の通信手段から受信し
た相手の識別情報を、利用者が取得した相手の識別情報
として入力するものとすることができる。
【0019】上記第1の観点にかかる名刺管理システム
において、 前記サーバ装置は、要求に応じて、その利
用者以外の者の識別情報を、前記通信路を介して前記複
数の第1の端末装置のいずれかに送信する識別情報送信
手段をさらに備えるものであってもよい。この場合、前
記第1の相手識別情報入力手段は、前記識別情報送信手
段が送信した識別情報を、利用者が取得した相手の識別
情報として入力するものとすることができる。
【0020】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点にかかる名刺管理システムは、サーバ装置と、前記
サーバ装置に通信路を介して接続され、各利用者によっ
てそれぞれ少なくとも1つずつが利用される複数の第
1、第2の端末装置とを備え、前記サーバ装置は、各利
用者の識別情報と、各利用者に関する情報とを記憶する
自己情報記憶手段と、前記第2の端末装置のそれぞれか
ら送られてきた相手の識別情報を受信する第1の相手識
別情報受信手段と、利用者毎に設けられ、前記第1の相
手識別情報受信手段が受信した相手の識別情報を、該相
手に関する情報と対応付けて記憶する相手情報記憶手段
と、前記第2の端末装置のそれぞれから送られてきた相
手の識別情報を受信する第2の相手識別情報受信手段
と、前記第2の相手識別情報受信手段が受信した相手の
識別情報に対応した利用者の自己情報記憶手段から情報
を抽出すると共に、該相手の識別情報に対応付けられて
当該利用者の前記相手情報記憶手段に記憶されている情
報を抽出する情報抽出手段と、前記情報抽出手段が抽出
した情報を、前記相手の識別情報を送ってきた第2の端
末装置に前記通信路を介して送信する情報送信手段とを
備え、前記複数の第1の端末装置はそれぞれ、利用者が
取得した相手の識別情報を入力する第1の相手識別情報
入力手段と、前記第1の相手識別情報入力手段から入力
された相手の識別情報を、記憶媒体に蓄積させる相手識
別情報蓄積手段とを備え、前記複数の第2の端末装置は
それぞれ、前記記憶媒体に蓄積された相手の識別情報を
読み出す相手識別情報読出手段手段と、前記相手識別情
報読出手段が読み出した相手の識別情報を、前記通信路
を介して前記第1の相手識別情報受信手段に送信する第
1の相手識別情報送信手段と、利用者が情報を得たい相
手の識別情報を入力する第2の相手識別情報入力手段
と、前記第2の相手識別情報入力手段から入力した相手
の識別情報を、前記通信路を介して前記第2の相手識別
情報受信手段に送信する第2の相手識別情報送信手段
と、前記第2の相手識別情報送信手段からの相手識別情
報の送信に応答して、前記サーバ装置の情報送信手段か
ら送信されてきた情報を受信する情報受信手段と、前記
情報受信手段が受信した情報を出力する情報出力手段と
を備えることを特徴とする。
【0021】上記第2の観点にかかる名刺管理システム
において、前記第2の相手識別情報入力手段は、前記相
手情報読出手段が読み出した相手の識別情報を、利用者
が情報を得たい相手の識別情報として入力するものとす
ることができる。
【0022】上記第2の観点にかかる名刺管理システム
では、各利用者は、相手の識別情報の登録を一括して行
うことができるようになる。また、各利用者は、識別情
報を得た複数の相手の情報を、容易な操作で一度期に閲
覧することができるようになる。
【0023】上記第1、第2の観点にかかる名刺管理シ
ステムにおいて、前記第2の相手識別情報送信手段は、
入力した相手の識別情報と共に、その利用者の識別情報
を送信し、前記第2の相手識別情報受信手段は、相手の
識別情報と共に、その利用者の識別情報を受信し、前記
情報抽出手段は、前記第2の相手識別情報受信手段が受
信した利用者の識別情報に対応する相手情報記憶手段に
受信した相手の識別情報が記憶されている場合に、前記
自己情報記憶手段及び前記相手情報記憶手段から情報を
抽出するものとすることができる。
【0024】この場合、相手の識別情報の他に自己の識
別情報もなければ、他の利用者に関する情報を取得でき
ない。このため、各利用者が識別情報を渡した他の利用
者以外の第三者が、当該利用者に関する情報を容易に取
得できなくなる。これにより、個人情報に対するセキュ
リティが確保される。
【0025】上記第1、第2の観点にかかる名刺管理シ
ステムにおいて、前記サーバ装置は、各利用者が取得し
た相手の識別情報を、当該相手が設定した情報開示レベ
ルと対応付けて記憶する識別情報レベル記憶手段をさら
に備えるものとすることができる。この場合、前記自己
情報記憶手段に記憶された各利用者に関する情報には、
情報開示レベルが付されたものとすることができ、前記
情報抽出手段は、前記識別情報レベル記憶手段を参照
し、受信した相手の識別情報に対応した情報開示レベル
までの情報を、前記自己情報記憶手段から抽出するもの
とすることができる。
【0026】この場合、各利用者は、自己の情報をどの
相手にどの程度まで提供するかを自分でコントロールす
ることができる。このため、自己の情報の第三者による
不正利用を防ぐことが可能となり、個人情報に対するセ
キュリティが確保される。
【0027】上記第1、第2の観点にかかる名刺管理シ
ステムにおいて、前記相手情報記憶手段は、前記情報抽
出手段が情報を抽出し、前記情報送信手段から送信した
履歴を、相手の識別情報にそれぞれ対応付けてさらに記
憶していてもよい。この場合、前記複数の第2の端末装
置はそれぞれ、その利用者に関する情報が参照された履
歴を閲覧するための要求を前記通信路を介して前記サー
バ装置に送信する履歴要求送信手段と、前記履歴要求送
信手段から送信した要求に応答して、前記サーバ装置か
ら送られてきた履歴を受信する履歴受信手段と、前記履
歴受信手段が受信した履歴を出力する履歴出力手段とを
さらに備えるものとすることができ、前記サーバ装置
は、前記履歴要求送信手段から送信された要求を受信す
る履歴要求受信手段と、前記履歴要求受信手段が受信し
た要求をした利用者の識別情報に対応付けられて、他の
利用者の相手情報記憶手段に記憶されている履歴を抽出
する履歴抽出手段と、前記履歴抽出手段が抽出した履歴
を、前記通信路を介して前記履歴受信手段に送信する履
歴送信手段とをさらに備えるものとすることができる。
【0028】この場合、各利用者は、自己の情報がどの
相手からどの程度閲覧されているかといった履歴を得る
ことができる。これにより、各利用者は、他の者による
自己の情報の閲覧履歴から、その他の者にとっての自己
の重要性を知る手掛かりを得ることができる。
【0029】なお、上記第1、第2の観点にかかる名刺
管理システムにおいて、前記第1の端末装置は、携帯電
話機によって構成されていてもよい。
【0030】また、前記第1の端末装置は、前記第2の
端末装置と物理的に同一のコンピュータ装置によって構
成されていてもよい。
【0031】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点にかかる名刺管理方法は、利用者毎に、自己に関す
る情報を自己の識別情報と対応付けてサーバ装置内に登
録する第1ステップと、各利用者が他者から取得した相
手の識別情報を、前記サーバ装置内に登録する第2ステ
ップと、利用者が他者から取得した相手の識別情報を前
記サーバ装置に送り、該相手の識別情報に対応する相手
に関する情報の閲覧を要求する第3ステップと、前記第
3ステップでの要求に対して前記サーバ装置が受け取っ
た相手の識別情報を基に、閲覧の要求された相手に関す
る情報を、前記第1ステップでその相手が自己に関する
情報として登録したものの中から抽出する第4ステップ
と、前記第4ステップで抽出した相手に関する情報を、
閲覧の要求元の利用者に送る第5ステップと、前記第5
ステップで要求元の利用者に送られてきた相手に関する
情報を出力し、該利用者の閲覧に供させる第6ステップ
とを含むことを特徴とする。
【0032】上記名刺管理方法において、前記第2ステ
ップは、相手の識別情報と共に、当該相手に関する情報
を前記サーバ装置内に登録し、前記第4ステップは、前
記第3ステップでの要求に対して前記サーバ装置が受け
取った相手の識別情報を基に前記第2ステップで相手に
関する情報として登録した情報をさらに抽出するものと
することができる。
【0033】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点にかかる名刺管理サーバ装置は、各利用者によって
利用され、相手の識別情報を送信することにより、該相
手に関する情報を要求する端末装置に通信路を介して接
続されたサーバ装置であって、各利用者の識別情報と、
各利用者に関する情報とを記憶する自己情報記憶手段
と、利用者毎に設けられ、各利用者が取得した相手の識
別情報を、該相手に関する情報と対応付けて記憶する相
手情報記憶手段と、前記端末装置のそれぞれから送られ
てきた相手の識別情報を受信する相手識別情報受信手段
と、前記相手識別情報受信手段が受信した相手の識別情
報に対応した利用者の自己情報記憶手段から情報を抽出
すると共に、該相手の識別情報に対応付けられて当該利
用者の前記相手情報記憶手段に記憶されている情報を抽
出する情報抽出手段と、前記情報抽出手段が抽出した情
報を、前記相手の識別情報を送ってきた前記端末装置に
前記通信路を介して送信する情報送信手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0034】上記目的を達成するため、本発明の第5の
観点にかかる名刺管理クライアント装置は、上記第4の
観点にかかる名刺管理サーバ装置と接続され、前記端末
装置として機能するクライアント装置であって、利用者
が情報を得たい相手の識別情報を入力する相手識別情報
入力手段と、前記相手識別情報入力手段から入力した相
手の識別情報を、前記通信路を介して前記相手識別情報
受信手段に送信する相手識別情報送信手段と、前記相手
識別情報送信手段からの相手識別情報の送信に応答し
て、前記サーバ装置の情報送信手段から送信されてきた
情報を受信する情報受信手段と、前記情報受信手段が受
信した情報を出力する情報出力手段とを備えることを特
徴とする。
【0035】上記目的を達成するため、本発明の第6の
観点にかかる携帯端末装置は、上記第4の観点にかかる
名刺管理サーバ装置と接続される携帯端末装置であっ
て、利用者が取得した相手の識別情報を入力する相手識
別情報入力手段と、前記相手識別情報入力手段から入力
した相手の識別情報を、前記通信路を介して名刺管理サ
ーバ装置に送信し、前記相手情報記憶手段に記憶させる
相手識別情報送信手段とを備えることを特徴とする。
【0036】上記目的を達成するため、本発明の第7の
観点にかかるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
各利用者によって利用され、相手の識別情報を送信する
ことにより、該相手に関する情報を要求する端末装置に
通信路を介して接続されたコンピュータ装置を、各利用
者の識別情報と、各利用者に関する情報とを記憶する自
己情報記憶手段、利用者毎に設けられ、各利用者が取得
した相手の識別情報を、該相手に関する情報と対応付け
て記憶する相手情報記憶手段、前記端末装置のそれぞれ
から送られてきた相手の識別情報を受信する相手識別情
報受信手段、前記相手識別情報受信手段が受信した相手
の識別情報に対応した利用者の自己情報記憶手段から情
報を抽出すると共に、該相手の識別情報に対応付けられ
て当該利用者の前記相手情報記憶手段に記憶されている
情報を抽出する情報抽出手段、及び前記情報抽出手段が
抽出した情報を、前記相手の識別情報を送ってきた前記
端末装置に前記通信路を介して送信する情報送信手段と
して機能させるためのプログラムを記録したことを特徴
とする。
【0037】上記第7の観点にかかるコンピュータ読み
取り可能な記録媒体は、前記第2の端末装置のそれぞれ
から送られてきた、各端末装置の利用者に関する情報を
受信する自己情報受信手段として前記コンピュータ装置
を機能させるためのプログラムをさらに記録したもので
あってもよい。この場合、前記自己情報記憶手段は、前
記自己情報受信手段が受信した利用者に関する情報を、
各利用者の識別情報と対応付けて記憶するものとするこ
とができる。
【0038】上記第7の観点にかかるコンピュータ読み
取り可能な記録媒体において、前記情報抽出手段は、前
記相手識別情報受信手段が相手の識別情報と共に自己の
識別情報を受信し、且つ当該利用者の相手情報記憶手段
に受信した相手の識別情報が記憶されている場合に、前
記自己情報記憶手段及び前記相手情報記憶手段から情報
を抽出するものとすることができる。
【0039】上記第7の観点にかかるコンピュータ読み
取り可能な記録媒体は、各利用者が取得した相手の識別
情報を、当該相手が設定した情報開示レベルと対応付け
て記憶する識別情報レベル記憶手段として前記コンピュ
ータ装置を機能させるためのプログラムをさらに記録し
たものであってもよい。この場合、前記自己情報記憶手
段に記憶された各利用者に関する情報には、情報開示レ
ベルが付されたものとすることができ、前記情報抽出手
段は、前記識別情報レベル記憶手段を参照し、受信した
相手の識別情報に対応した情報開示レベルまでの情報
を、前記自己情報記憶手段から抽出するものとすること
ができる。
【0040】上記目的を達成するため、本発明の第8の
観点にかかるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
上記第4の観点にかかる名刺管理サーバ装置と通信路を
介して接続されるコンピュータ装置を、前記端末装置と
して機能させるためのプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体であって、利用者が情報を得
たい相手の識別情報を入力する相手識別情報入力手段、
前記相手識別情報入力手段から入力した相手の識別情報
を、前記通信路を介して前記相手識別情報受信手段に送
信する相手識別情報送信手段、前記相手識別情報送信手
段からの相手識別情報の送信に応答して、前記サーバ装
置の情報送信手段から送信されてきた情報を受信する情
報受信手段、及び前記情報受信手段が受信した情報を出
力する情報出力手段として前記コンピュータ装置を機能
させるためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0041】上記目的を達成するため、本発明の第9の
観点にかかるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
上記第4の観点にかかる名刺管理サーバ装置と通信路を
介して接続されるコンピュータ装置を、利用者が取得し
た相手の識別情報を入力する相手識別情報入力手段、及
び前記相手識別情報入力手段から入力した相手の識別情
報を、前記通信路を介して名刺管理サーバ装置に送信
し、前記相手情報記憶手段に記憶させる相手識別情報送
信手段として機能させるためのプログラムを記録したこ
とを特徴とする。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。
【0043】図1は、この実施の形態にかかる名刺管理
システムの構成を示すブロック図である。図示するよう
に、この名刺管理システムは、名刺その他の情報を一元
的に管理する名刺管理サーバ1と、インターネット4を
介して名刺管理サーバ1にそれぞれ接続され、名刺管理
サーバ1が提供する名刺管理サービスを利用するユーザ
が使用する名刺管理クライアント2と、携帯電話網5を
介してそれぞれ名刺管理サーバ1に接続され、名刺管理
サーバ1と後述する情報のやりとりができる携帯電話機
3とから構成されている。
【0044】この名刺管理システムでは、携帯電話機3
を所持する者同士が対面したときに名刺交換IDを交換
し、互いの名刺交換IDを携帯電話機3から携帯電話網
5を介して名刺管理サーバ1に登録する。この名刺交換
IDの名刺管理サーバ1への登録時には、対面時の状況
などの付加情報も併せて携帯電話機3から名刺管理サー
バ1へ登録できるようになっている。
【0045】こうして交換した自己の名刺管理IDと相
手の名刺管理IDとの双方を使用して、名刺管理クライ
アント2から名刺管理サーバ1にアクセスし、名刺管理
サーバ1で管理されている名刺情報を閲覧する。この名
刺情報は、自己が入力した情報の他に相手が入力した情
報も含み、相手の最新情報を取得できるようになってい
る。
【0046】図2は、名刺管理サーバ1の構成を示すブ
ロック図である。図示するように、名刺管理サーバ1
は、CPU(Central Processing Unit)11と、メモ
リ12と、通信装置13と、名刺情報データベース14
とを備える。
【0047】CPU11は、メモリ12に記憶されてい
る後述するフローチャートに示すようなプログラムを実
行する。メモリ12は、CPU11の処理プログラムを
記憶すると共に、CPU11のプログラム実行時のワー
クエリアとして使用される。通信装置13は、CPU1
1からの指示に基づいて、インターネット4を介して名
刺管理クライアント2との間と、携帯電話網5を介して
携帯電話機3との間との通信処理を行う。通信装置13
は、名刺管理クライアント2及び携帯電話機3からの情
報について、常に受信待機状態にある。
【0048】名刺情報データベース14は、名刺情報の
提供のために必要となる情報を記憶するデータベースで
ある。名刺情報データベース14は、図3(a)に示す
名刺交換IDデータベース14aと、図3(b)に示す
自己情報データベース14bと、図3(c)に示す相手
情報データベース14cとから構成されている。
【0049】名刺交換IDデータベース14aは、自己
の名刺交換IDと、それと交換した相手の名刺交換ID
と、自己の名刺交換IDの発行時に指定したレベルとを
対応付けて記憶する。名刺交換IDは、例えば、先頭3
つのアルファベットがユーザ毎に固有のものに設定さ
れ、残りの5つの数字が相手毎に固有のものに設定され
る。レベルは、自己の名刺情報をどこまで提供するかを
指定するものである。
【0050】自己情報データベース14bは、ユーザ毎
にそれぞれ設けられ、名刺交換ID、氏名、会社名、・
・・、自宅住所、自宅TEL、・・・などの個人の情報
を登録するものである。図の3行目の欄は、どのレベル
の相手に見せてよい情報か(レベル設定)/ユーザ以外
の代理人がアクセスした場合にも見せてよい情報か(代
理人許可フラグ)、を指定するものである。また、図の
4行目の欄は、各項目の内容が最終更新された日付を示
すものである。これらの自己情報データベース14bの
内容は、名刺管理クライアント2内にも保持されてい
る。なお、自己情報データベース14bに登録する項目
は、各ユーザがカスタマイズできるようにしてもよい。
【0051】相手情報データベース14cは、ユーザ毎
にそれぞれ設けられ、ユーザが名刺交換IDの交換を行
った相手の名刺交換ID、初期登録日時、付加情報、最
終閲覧日及び閲覧回数を登録するものである。初期登録
日時と付加情報とは、名刺交換IDを交換し、これを名
刺交換IDデータベース14aに登録したときに、登録
されるものである。
【0052】図4は、図1に示す名刺管理クライアント
2の構成を示すブロック図である。図示するように、名
刺管理クライアント2は、CPU21と、メモリ22
と、入力装置23と、表示装置24と、通信装置25と
を備える。
【0053】CPU21は、メモリ22に記憶されてい
る後述するフローチャートに示すようなプログラムを実
行する。メモリ22は、CPU21の処理プログラムを
記憶すると共に、CPU21のプログラム実行時のワー
クエリアとして使用される。入力装置23は、マウス、
キーボードなどからなり、後述するメニュー画面からの
項目の選択や、名刺交換IDその他の情報の入力を行
う。通信装置25は、CPU21からの指示に基づい
て、インターネット4を介して名刺管理サーバ1との間
の通信処理を行う。
【0054】表示装置24は、入力装置23からの入
力、或いは通信装置25が名刺管理サーバ1から受信し
た情報に応じた情報を表示する。名刺管理クライアント
2のプログラムを立ち上げたとき、表示装置24は、例
えば、図5(a)に示す処理選択メニュー24aを最初
に表示する。
【0055】処理選択メニュー24aは、「What’
s New」、「名刺交換ID一覧」、「名刺情報閲
覧」、「名刺情報更新」、「被参照履歴一覧」及び「情
報転送」の項目のうちから、ユーザ或いはその秘書等の
代理人が所望する項目の処理を選択するものである。
【0056】「What’s New」は、ユーザまた
は代理人が未だ閲覧していない、他者の更新された名刺
情報を閲覧するための項目である。「What’s N
ew」で表示される内容は、ユーザがアクセスした場合
と代理人がアクセスした場合とで異なる。「名刺交換I
D一覧」は、ユーザが交換した相手の名刺交換IDを閲
覧するための項目である。ここで表示される名刺交換I
Dは、ユーザがアクセスした場合と代理人がアクセスし
た場合とで異なる。
【0057】「名刺情報閲覧」は、ユーザが名刺交換I
Dを交換した相手の名刺情報を閲覧するための項目であ
る。この項目を選択して表示される項目は、当該ユーザ
の相手情報データベース14cに登録されたものと、当
該相手の自己情報データベース14bに登録されたもの
の双方が含まれる。ここで表示される名刺情報は、ユー
ザがアクセスした場合と代理がアクセスした場合とで異
なる。
【0058】「名刺情報更新」は、自己情報データベー
ス14bに登録されているユーザの個人情報を更新する
ための項目である。この項目を選択して表示される項目
は、ユーザがアクセスした場合と代理人がアクセスした
場合とで異なることがなく、ユーザまたは代理人は、表
示された項目に応じて入力装置23から所望の情報を入
力する。
【0059】「被参照履歴一覧」は、ユーザ自身の名刺
情報がどのような相手から何回、最後はいつ参照された
かを閲覧するための項目である。この項目を選択して表
示される項目は、ユーザがアクセスした場合と代理人が
アクセスした場合とで異なることがない。「情報転送」
は、例えば、代理人が名刺管理クライアント2を操作し
ているときに、必要な情報を名刺管理サーバ1を介して
携帯電話機3にメールとして送信するための項目であ
る。
【0060】処理選択メニュー24aにおいて、「Wh
at’s New」、「名刺交換ID一覧」または「名
刺情報閲覧」の項目が選択されたときには、表示装置2
4は、図5(b)に示すポップアップウィンドウ24b
を表示する。「名刺情報閲覧」の項目が選択されたとき
には、表示装置24は、図5(c)に示すポップアップ
ウィンドウ24cをさらに表示する。
【0061】ポップアップウィンドウ24bの中には、
ユーザIDを入力する欄とパスワードを入力する欄とが
設けられている。ユーザID及びパスワードを入力し、
これらを名刺管理サーバ1に送信することで、各項目の
処理にログインすることができる。ユーザと代理人とに
は、別々のユーザIDとパスワードとが割り当てられて
おり、いずれのユーザID及びパスワードを用いたかに
よって、名刺管理サーバ1から名刺管理クライアント2
に提供される情報の内容が異なることとなる。
【0062】ポップアップウィンドウ24cの中には、
自己の名刺交換IDを入力する欄と相手の名刺交換ID
を入力する欄とが設けられている。両方の名刺交換ID
を入力し、これらを名刺管理サーバ1に送信すること
で、相手の名刺交換IDに対応する名刺情報を取得する
ことができる。なお、自己の名刺交換IDの入力には、
ワイルドカードを使用することができる。
【0063】図6は、「名刺交換ID一覧」の項目を選
択することによって表示装置24上に表示される名刺交
換IDの一覧を示す図であり、(a)は、ユーザ本人の
ユーザID及びパスワードでログインした場合のもの
を、(b)は、代理人のユーザID及びパスワードでロ
グインした場合のものを示す。
【0064】これらの図に示すように、ユーザ本人がロ
グインした場合には、名刺交換IDとして、XXWW0
0005、MLNK00119、PPQP00083、
・・・と表示されるのに対して、代理人がログインした
場合には、XXWW00005、PPQP00083、
・・・と表示され、MLNK00119が表示されな
い。これは、名刺交換IDとしてMLNK*****を
有する×田×彦が、名刺交換IDデータベース14aに
おいて、代理人許可フラグを“No”としていることに
よるものである。
【0065】図7は、「名刺情報閲覧」の項目を選択す
ることによって表示装置24上に表示される他者の名刺
情報を示す図であり、(a)は、ユーザ本人のユーザI
D及びパスワードでログインした場合のものを、(b)
は、代理人のユーザID及びパスワードでログインした
場合のものを示す。ここでは、図3(b)に示す自己情
報データベース14bに登録されているものに、レベル
Aで設定されている相手がログインした場合を示す。
【0066】これらの図に示すように、ユーザ本人がロ
グインした場合には、自己情報データベース14bのレ
ベル設定がAとなっている項目の情報は、すべて表示さ
れることとなる。これに対して、代理人がログインした
場合には、自己情報データベース14bのレベル設定が
Aとなっている項目であっても、代理人許可フラグが
“No”となっている項目の情報は表示されない。
【0067】図8は、図1に示す携帯電話機3の構成、
特に名刺管理サーバ1との情報のやりとりに関する部分
の構成を示すブロック図である。図示するように、携帯
電話機3は、CPU31と、メモリ32と、入力装置3
3と、表示装置34と、通信装置35とを備えるもので
あり、一種のコンピュータ装置としての機能を有する。
【0068】CPU31は、メモリ32に記憶されてい
る後述するフローチャートに示すようなプログラムを実
行する。メモリ32は、CPU31の処理プログラムを
記憶すると共に、CPU31のプログラム実行時のワー
クエリアとして使用される。入力装置33は、電話番号
の入力などに用いる番号キーなどからなり、相手の名刺
交換IDその他の情報の入力を行う。通信装置35は、
通常携帯電話機が備えている機能として基地局と情報の
交換をするものであり、CPU31からの指示に基づい
て、携帯電話網5を介して名刺管理サーバ1との間の通
信処理を行う。
【0069】表示装置34は、LCD(Liquid Crystal
Display)パネルなどによって構成され、発信者の電話
番号の表示、他人の電話番号の登録、送受信されるメー
ルなどの文字情報を表示する他に、名刺交換IDの発
行、交換から名刺管理サーバ1への登録を行うためのメ
ニュー画面(以下、名刺交換IDの発行−交換画面とい
う)を表示する。
【0070】図9は、名刺交換IDの発行−交換画面を
示す図である。ユーザが入力装置33から所定の操作を
行うと、表示装置34は、図9(a)に示す名刺交換I
Dの発行−交換画面の第1ページを表示する。この第1
ページでは、発行すべき名刺交換IDに対応して設定す
るレベルを選択する。そして、レベルを選択し、入力装
置33の送信キーを操作することによって、名刺交換I
Dの発行要求と対応するレベルとが通信装置35から名
刺管理サーバ1に送信される。
【0071】この名刺交換IDの発行要求に応答して、
名刺管理サーバ2から名刺交換IDを受信すると、表示
装置34は、図9(b)に示す名刺交換IDの発行−交
換画面の第2ページを表示する。この第2ページでは、
受信した自己の名刺交換IDが表示されると共に、他者
から得た相手の名刺交換IDを入力する欄が設けられて
いる。
【0072】相手の名刺交換IDを入力し、さらに入力
装置33のセットキーを操作すると、表示装置34は、
図9(c)に示す名刺交換IDの発行−交換画面の第3
ページを表示する。この第3ページでは、現在の日時が
表示されていると共に、相手に関する付加情報を入力す
る欄が設けられている。なお、付加情報は、入力装置3
3から所望の文字を入力するだけでなく、所定の項目を
選択して入力するものとしてもよい。そして、この第3
ページが表示された状態で送信キーを操作し、名刺交換
IDと付加情報とを通信装置35から名刺管理サーバ1
に送信する。
【0073】以下、この実施の形態にかかる名刺管理シ
ステムにおける動作を説明する。この名刺管理システム
における動作として、(1)名刺交換IDの発行及び交
換、(2)自己の名刺情報の更新、(3)他者の名刺情
報の閲覧、(4)その他の処理、がある。
【0074】(1)名刺交換IDの発行及び交換 名刺交換IDの発行及び交換は、携帯電話機3から名刺
管理サーバ1にアクセスすることによって行う。図10
は、携帯電話機3と名刺管理サーバ1とによって実行さ
れる名刺交換IDの発行−交換プロセスを示すフローチ
ャートである。
【0075】まず、携帯電話機3のユーザは、入力装置
33を操作することによって、名刺交換IDの発行−交
換画面の第1ページを、表示装置34に表示させる。こ
の状態で入力装置33を操作することによって、対面し
ている相手に提供してよい情報のレベルを設定する(ス
テップS101)。
【0076】次に、ユーザが入力装置33の送信キーを
操作することによって、通信装置35は、携帯電話網5
を介して名刺管理サーバ1に、名刺交換IDの発行要求
と設定したレベルとを送信する(ステップS102)。
名刺管理サーバ1の通信装置13は、この名刺交換ID
の発行要求とユーザが設定したレベルとを受信する(ス
テップS151)。
【0077】次に、名刺管理サーバ1のCPU11は、
この要求に応答して名刺交換IDを発行する。詳細に説
明すると、CPU11は、名刺交換IDデータベース1
4aを参照し、当該ユーザの未だ使用されていない名刺
交換IDを発行すると共に、発行した名刺交換IDを、
発行要求と共に受信したレベルと対応付けて名刺交換I
Dデータベース14aに登録する(ステップS15
2)。
【0078】次に、CPU11は、発行した名刺交換I
Dを通信装置13に渡し、通信装置13は、これを携帯
電話網5を介して当該ユーザの携帯電話機3に送信する
(ステップS153)。携帯電話機3の通信装置35
は、この名刺交換IDを自己の名刺交換IDとして受信
し、これにより、表示装置34上に名刺交換IDの発行
−交換画面の第2ページが表示される(ステップS10
3)。なお、対面している相手も、同様にして自己の名
刺交換IDを取得している。
【0079】次に、携帯電話機3のユーザは、対面して
いる相手と互いに名刺交換IDを交換し、表示装置34
に表示されている名刺交換IDの発行−交換画面の第2
ページに従って、交換した名刺交換IDを相手の名刺交
換IDとして入力する(ステップS104)。次に入力
装置33のセットキーを操作すると、名刺交換IDの発
行−交換画面の第3ページに切り替わり、ユーザは、必
要な場合には、顧客重要度や面会している場所などの付
加情報を入力装置33から入力する(ステップS10
5)。
【0080】そして、ユーザが入力装置33の送信キー
を操作すると、通信装置35は、自己の名刺交換ID、
相手の名刺交換ID、入力した付加情報及び内部タイマ
が計時している現在日時を携帯電話網5を介して名刺管
理サーバ1に送信する(ステップS106)。携帯電話
機3側の処理は、これで終了する。名刺交換サーバ1の
受信装置13は、携帯電話機3から送信された自己の名
刺交換ID、相手の名刺交換ID、付加情報及び現在日
時を受信する(ステップS154)。
【0081】次に、CPU11は、受信した情報の中か
ら相手の名刺交換IDを抽出し、自己の名刺交換IDに
対応付けて名刺交換IDデータベース14aに登録す
る。さらに、CPU11は、受信した情報の中から相手
の名刺交換ID、付加情報及び現在日時を抽出し、自己
の名刺交換IDに対応する相手情報データベース14c
の名刺交換ID、付加情報及び初期登録日時の欄に、そ
れぞれ登録する(ステップS155)。以上で、名刺交
換IDの発行−交換のプロセスがすべて終了する。
【0082】(2)自己の名刺情報の更新 自己の名刺情報の更新は、名刺管理クライアント2から
名刺管理サーバ1にアクセスすることによって行う。図
11は、名刺管理クライアント2と名刺管理サーバ1と
によって実行される名刺情報の更新プロセスを示すフロ
ーチャートである。
【0083】名刺管理クライアント2の表示装置24上
に処理選択メニュー24aが表示された状態で、ユーザ
または代理人は、入力装置23を操作することにより、
「名刺情報更新」の処理を選択する(ステップS20
1)。「名刺情報更新」の処理が選択されると、CPU
21は、内部に保持されている自己情報データベース1
4bと同一内容の情報に基づいて、所定の入力画面を表
示装置24に表示させる(ステップS202)。
【0084】次に、名刺管理クライアント2のユーザ
は、表示装置24に表示された入力画面に従って入力装
置23から自己の新たな名刺情報、すなわち各項目の新
たな情報を入力する。この際、図3(b)の3行目に示
したレベル設定/代理人許可フラグの変更も行うことが
できる(ステップS203)。なお、ここでは情報の更
新としていたが、全く新たにユーザ自身の名刺情報を入
力することもできる。
【0085】次に、CPU21からの指示の下、通信装
置25は、入力された新たな名刺情報をインターネット
4を介して名刺管理サーバ1に送信する(ステップS2
04)。名刺管理クライアント2側の処理は、これで終
了である。そして、受信待機状態にあった名刺管理サー
バ1の通信装置13は、こうして名刺管理クライアント
2から送信されてきた名刺情報を受信し(ステップS2
51)、この情報がどのような情報であるかを判定する
(ステップS252)。
【0086】受信した情報が更新された新たな名刺情報
であると判定したときは、次のステップS253の処理
に進む。一方、受信した情報が更新された新たな名刺情
報でないと判定したときは、名刺管理サーバ1は、他の
処理を実行することとなる。これら他の処理は、「自己
の名刺情報の更新」とは関係ないので、説明を省略す
る。
【0087】ステップS253では、名刺管理サーバ1
のCPU11は、通信装置13が受信した新たな名刺情
報を、当該ユーザに対応した自己情報データベース14
bに登録する。この際、図3(b)の2行目の欄で内容
に変更のあった項目については、4行目の欄に示す最終
更新された日付を、内部タイマが計時している時間に書
き換える。以上で、自己の名刺情報の更新プロセスがす
べて終了する。
【0088】(3)他者の名刺情報の閲覧 他者の名刺情報の閲覧は、名刺管理クライアント2から
名刺管理サーバ1にアクセスすることによって行う。図
12は、名刺管理クライアント2と名刺管理サーバ1と
によって実行される名刺情報の閲覧プロセスを示すフロ
ーチャートである。
【0089】名刺管理クライアント2の表示装置24上
に処理選択メニュー24aが表示された情報で、ユーザ
または代理人は、入力装置23を操作することにより、
「名刺情報閲覧」の処理を選択する(ステップS30
1)。「名刺情報閲覧」の処理が選択されると、CPU
21は、ポップアップウィンドウ24b、24cを表示
装置24上に表示させる(ステップS302)。
【0090】次に、ユーザまたは代理人は、ポップアッ
プウィンドウ24bに従って入力装置23を操作するこ
とにより、ユーザまたは代理人のユーザIDとパスワー
ドを入力する(ステップS303)。さらに、ユーザま
たは代理人は、ポップアップウィンドウ24cに従って
入力装置23を操作することにより、自己の名刺交換I
Dと、名刺情報を閲覧したい相手の名刺交換IDとを入
力する(ステップS304)。
【0091】次に、CPU21からの指示の下、通信装
置25は、入力されたユーザID及びパスワード、並び
に自己及び相手の名刺交換IDをインターネット4を介
して名刺管理サーバ1に送信する(ステップS30
5)。受信待機状態にあった名刺管理サーバ1の通信装
置13は、こうして名刺管理クライアント2から送信さ
れてきた名刺情報を受信し(ステップS251)、この
情報がどのような情報であるかを判定する(ステップS
252)。
【0092】受信した情報が自己及び相手の名刺交換I
Dであると判定したときは、次のステップS351の処
理に進む。一方、受信した情報が自己及び相手の名刺交
換IDでないと判定したときは、名刺管理サーバ1は、
他の処理を実行することとなる。これら他の処理は、
「他者の名刺情報の閲覧」とは関係ないので、説明を省
略する。
【0093】ステップS351では、CPU11は、受
信したユーザIDとパスワード、すなわちログインに用
いられたユーザIDとパスワードとが、ユーザ本人のも
のであるか、それとも代理人のものであるかを判定す
る。
【0094】ユーザ本人のものであると判定した場合に
は、CPU11は、当該ユーザの相手情報データベース
14cに受信した相手の名刺交換IDと対応付けられて
記憶されている情報を抽出する。また、CPU11は、
相手の名刺交換IDを先、自己の名刺交換IDを後とし
て、名刺交換IDデータベース14aに設定されている
レベルを取得する。CPU11は、取得したレベルに応
じて、相手の名刺交換IDに対応する自己情報データベ
ース14bに登録されている情報を抽出する(ステップ
S352)。そして、ステップS354の処理に進む。
【0095】一方、代理人のものであると判定した場合
は、CPU11は、当該ユーザの相手情報データベース
14cに受信した相手の名刺交換IDと対応付けられて
記憶されている情報を抽出する。また、CPU11は、
相手の名刺交換IDを先、自己の名刺交換IDを後とし
て、名刺交換IDデータベース14aに設定されている
レベルを取得する。CPU11は、代理人許可フラグが
“Yes”となっている項目に関してのみ、取得したレ
ベルに応じて、相手の名刺交換IDに対応する自己情報
データベース14bに登録されている情報を抽出する
(ステップS353)。そして、ステップS354の処
理に進む。
【0096】ステップS354では、CPU11は、ス
テップS352またはS353で抽出した情報を所定の
フォーマットにまとめた名刺情報を生成し、通信装置1
3は、生成した名刺情報をインターネット4を介して名
刺管理クライアント2に送信する。名刺管理サーバ1側
の処理は、これで終了である。
【0097】次に、名刺管理クライアント2の通信装置
25は、名刺管理サーバ1から送られてきた名刺情報を
受信する(ステップS306)。そして、CPU21
は、受信した名刺情報を表示装置24上に表示させ、ユ
ーザまたは代理人の閲覧に供させる(ステップS30
7)。以上で、他者の名刺情報の閲覧プロセスがすべて
終了する。
【0098】(4)その他の処理 名刺管理クライアント2のユーザまたは代理人が「Wh
at’s New」の処理を選択した場合、その旨の情
報を受信した名刺管理サーバ1では、CPU11は、当
該ユーザの相手情報データベース14cを検索し、相手
毎の最終閲覧日を取得する。そして、各相手の自己情報
データベース14bの各項目についての最終更新された
日付とそれぞれ比較する。
【0099】ここで、最終更新された日付が最終閲覧日
よりも新しい項目があった場合には、CPU11は、相
手の名刺交換ID及び氏名と共に、レベル設定/代理人
許可フラグに従い、当該ユーザまたは代理人に閲覧させ
てもいい情報である場合に、その項目の情報を新たなデ
ータとして取得する。CPU11は、こうして取得した
情報を通信装置13からインターネット4を介して名刺
管理クライアント2に送信する。名刺管理クライアント
2では、通信装置25によってこの情報が受信される
と、表示装置24に表示され、ユーザまたは代理人の閲
覧に供される。
【0100】また、名刺管理クライアント2のユーザま
たは代理人が「名刺交換ID一覧」の処理を選択した場
合、その旨の情報を受信した名刺管理サーバ1では、C
PU11は、当該ユーザの名刺交換IDと対応付けられ
て名刺交換IDデータベース14aに記憶されている相
手の名刺交換IDと相手の氏名とを取得する。代理人が
ログインした場合には、さらに各相手の名刺交換IDに
対応する自己情報データベース14bを調べ、代理人許
可フラグが“No”に設定されているものを破棄する。
【0101】CPU11は、取得した名刺交換ID及び
氏名のうちで破棄されずに残ったものを一覧形式とし
て、通信装置13からインターネット4を介して名刺管
理クライアント2に送信する。名刺管理クライアント2
では、通信装置25によってこの名刺交換IDの一覧が
受信されると、表示装置24に表示され、ユーザまたは
代理人の閲覧に供される。
【0102】また、名刺管理クライアント2のユーザま
たは代理人が「被参照履歴一覧」の処理を選択した場
合、その旨の情報を受信した名刺管理サーバ1では、C
PU11は、他者の相手情報データベース14cをすべ
て検索し、当該ユーザの名刺交換IDが記憶されている
かどうかを調べる。当該ユーザの名刺交換IDが記憶さ
れていた場合には、CPU11は、当該ユーザの名刺交
換IDに対応付けられて自己情報データベース14cに
記憶されている最終閲覧日と閲覧回数とを、相手の名刺
交換IDおよび/または氏名と共に、被参照履歴として
取得する。
【0103】CPU11は、こうして取得した被参照履
歴を、最終閲覧日が新しいものの順、或いは閲覧回数が
多いものの順に並び替えて一覧形式として、通信装置1
3からインターネット4を介して名刺管理クライアント
2に送信する。名刺管理クライアント2では、通信装置
25によってこの被参照履歴の一覧が受信されると、表
示装置24に表示され、ユーザまたは代理人の閲覧に供
される。
【0104】また、名刺管理クライアント2の代理人が
「情報転送」の処理を選択した場合、名刺管理クライア
ント2の表示装置24には、さらに「What’s N
ew」、「名刺情報閲覧」及び「被参照履歴一覧」のい
ずれかの処理を選択させるメニューが表示される。この
メニューから上記と同様の処理を行うことにより、名刺
管理クライアント2の表示装置24上に、名刺管理サー
バ1から送られてきた情報が表示される。
【0105】次に、当該代理人は、表示された情報のう
ちで転送すべき情報の範囲を指定し、入力装置23から
所定の操作を行うことにより、指定した範囲の情報の転
送を指示する。この指示に基づき、CPU21は、指定
した範囲の情報と転送要求とをインターネット4を介し
て名刺管理サーバ1に送信する。
【0106】名刺管理サーバ1の通信装置13がこの転
送要求を受信すると、CPU11は、転送要求とともに
送られてきた情報を抽出し、当該ユーザの携帯電話機3
を宛先として、携帯電話網5を介して送信する。そし
て、当該ユーザの携帯電話機3の通信装置35がこの情
報を受信すると、それが表示装置34上に表示され、ユ
ーザの閲覧に供される。
【0107】以上説明したように、この実施の形態にか
かる名刺管理システムでは、相手の名刺情報を閲覧する
のに先立って必ず行わなければならない処理は、互いの
名刺交換IDを交換し、これを携帯電話機3から名刺管
理サーバ1に送信する処理だけである。このため、名刺
管理クライアント2及び携帯電話機3のユーザは、相手
の情報の入力作業に手間をかける必要がない。また、相
手の状況に変化が生じた場合でも、各ユーザがその情報
を入力するという手間が必要ない。
【0108】また、名刺交換IDを交換し、これを携帯
電話機3から名刺管理サーバ1へ送信する際には、携帯
電話機3から入力した付加情報も名刺管理サーバ1へ送
ることができる。つまり、お互いが対面したその時点に
おける状況を付加情報として入力し、名刺管理サーバ1
内の相手情報データベース14cに登録することができ
るので、その時の状況を正確に記録しておくことができ
る。
【0109】また、名刺管理サーバ1内の名刺情報デー
タベース14は、各ユーザが自己の情報を登録すること
ができる自己情報データベース14cを含んでいる。こ
のため、状況の変化のあったユーザが、「名刺情報更
新」の処理を選択して、その変化を自己情報データベー
ス14cに登録しておけば、他のユーザは、そのものに
ついての最新情報を常に入手することができる。また、
各ユーザは、名刺交換IDを交換した相手の状況に変化
があれば、「What’s New」の処理を選択し
て、これを取得することができる。このように、各ユー
ザは、状況の変化に追随して相手に関する情報を得るこ
とができる。
【0110】また、他者の名刺情報を閲覧する場合に
は、名刺交換IDの交換をした者同士に関しての自己の
名刺管理IDと相手の名刺管理IDとの双方を入力しな
ければならない。従って、自己情報データベース14b
に登録した個人情報を、全く無関係な第三者が取得する
ことが困難となり、個人情報に関するセキュリティが確
保される。
【0111】しかも、レベル設定と代理人フラグの設定
とによって、自己の個人情報をどの相手にどの程度まで
参照させるかということを、各ユーザがコントロールす
ることができる。このため、自己の情報の第三者による
不正利用を防ぐことが可能となり、個人情報に関するセ
キュリティが確保される。
【0112】また、名刺管理クライアント2で「情報転
送」の処理を選択し、名刺管理サーバ1に登録されてい
る情報のうちの所望の情報を、携帯電話機3に転送する
ことができる。これにより、例えば、ユーザが面会して
いる或いはこれから面会する者に関する情報を、秘書が
名刺管理クライアント2から指定して伝えることも可能
となる。
【0113】さらに、他者の名刺情報を閲覧した場合に
は、累計の閲覧回数と最終の閲覧日とが相手情報データ
ベース14cに登録される。そして、処理選択メニュー
24aで「被参照履歴一覧」の項目を選択した場合に、
名刺管理サーバ1では、他者の相手情報データベース1
4cを検索し、当該ユーザの名刺管理IDの最終閲覧日
と累計閲覧回数とが相手の名刺管理ID(及び氏名)と
共に取得され、名刺管理クライアント2に送られること
となる。このように、自己の情報が誰から、いつ、何回
見られたかがわかるようになるので、各ユーザは、相手
にとっての自己の重要性を知る手掛かりを得ることがで
きる。
【0114】なお、この実施の形態にかかる名刺管理シ
ステムでは、ビジネスの場で対面した者同士が、このシ
ステムを利用してその場で交換するのは名刺交換IDの
みであり、それ以上の個人情報がこのシステムを利用し
て交換されることはない。このことは結局、個人の氏名
や所属を明らかにするために、紙媒体に印刷された名刺
の交換も行われることも意味する。従って、この実施の
形態にかかる名刺管理システムは、従来よりのビジネス
プロセスを踏襲しつつ、名刺管理の容易性を実現するこ
とを可能としたものである。
【0115】本発明は、上記の実施の形態に限られず、
種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可
能な上記の実施の形態の変形態様について説明する。
【0116】上記の実施の形態では、携帯電話機3の各
利用者は、相手の名刺交換IDを手操作によって入力す
るものとしていた。しかしながら、利用者が手操作入力
を行わなくても、相手の名刺交換IDを名刺交換サーバ
1から直接入力できるようにしてもよい。例えば、携帯
電話機が有するショートメール機能を利用して、名刺管
理サーバ1から自己の名刺交換IDのみならず、相手の
名刺交換IDをも取得するものとしてもよい。携帯電話
機3の各利用者が、自己の名刺交換IDを渡そうとする
相手の携帯電話機3を送り先アドレスとして、名刺管理
サーバ1から発行した名刺管理IDを自己の携帯電話機
3とともに相手の携帯電話機3にも送信するものとして
もよい。
【0117】上記の実施の形態では、各ユーザは、名刺
交換IDを他者と交換するたびに、新たなものを発行す
るものとしていた。しかしながら、各ユーザがレベルに
応じた複数の名刺交換IDを予め用意しておき、相手に
よっていずれかの名刺交換IDを渡すものとしてもよ
い。この場合、名刺交換IDデータベース14aは、自
己情報データベース14bなどと同様にユーザ毎に設け
られたものとし、相手の名刺交換IDとレベルとを対応
付けて記憶するものとすればよい。また、相手情報デー
タベース14cが名刺交換IDデータベース14aを兼
ねるものとしてもよい。また、この場合には、携帯電話
機3が携帯電話網5を介さないで他の携帯電話機と情報
を授受する通信機能を有するのであれば、この通信機能
を利用して互いの名刺交換IDを交換するものとするこ
ともできる。
【0118】上記の実施の形態では、相手の識別情報を
取得する都度、携帯電話機3から携帯電話網5を介して
名刺管理サーバ1に送信し、名刺交換IDデータベース
14aに登録するものとしていた。これに対して、例え
ば、相手の名刺交換IDを携帯電話機3に装着されたメ
モリカード内に蓄積しておき、名刺交換クライアント2
がこのメモリカードに蓄積された相手の名刺交換IDを
読み出し、インターネット4を介して名刺管理サーバ1
に送信して名刺交換IDデータベース14aに登録する
ものとしてもよい。これにより、利用者が名刺交換ID
を得る度にその登録を行わなくても、利用者が1日の間
に面会した相手から得た名刺交換IDをメモリカードに
蓄積しておき、これを一括して名刺交換IDデータベー
ス14aに登録することが可能となる。
【0119】また、このメモリカードに蓄積された名刺
交換IDを名刺管理クライアント2から名刺管理サーバ
1に送信し、各々の名刺交換IDに対応した相手の情報
を自己情報データベース14b及び相手情報データベー
ス14cから抽出して、例えば、一覧形式で名刺管理ク
ライアント2に返送するものとしてもよい。これによ
り、各利用者は、自分が面会し、名刺交換IDを取得し
た相手の個人情報を、一覧として容易に閲覧することが
できるようになる。なお、メモリカードは、携帯電話機
3に着脱可能なものであっても、着脱不可能なものであ
ってもよい。名刺管理クライアント2は、メモリカード
が着脱可能か不可能かによって、それに適した形態の読
出装置を備えるものとすればよい。
【0120】上記の実施の形態では、相手情報データベ
ース14cに記憶される付加情報は、相手の名刺交換I
Dを登録するときに、携帯電話機3から名刺管理サーバ
1に情報を送信することにより同時に行うものとしてい
た。しかしながら、これ以降のときに、名刺管理クライ
アント2から名刺管理サーバ1にアクセスして、新規登
録や内容変更をできるようにしてもよい。
【0121】上記の実施の形態では、他者の名刺情報を
閲覧する場合には、処理選択メニュー24aで「名刺情
報閲覧」の項目を選択し、これによって表示されたポッ
プアップウィンドウ24cに自己の名刺交換IDと相手
の名刺交換IDとを入力するものとしていた。これに対
して、「名刺交換ID一覧」の項目を選択して表示され
た名刺交換IDのうちで、所望の名刺交換IDを選択す
ることによって、他者の名刺情報を閲覧できるようにし
てもよい。
【0122】上記の実施の形態では、自己情報データベ
ース14bに登録した情報の更新があった場合には、そ
れに対応する名刺交換IDを有するユーザは、処理選択
メニュー24aから「What’s New」の項目を
選択することによって、この情報の変更を見ることがで
きるようにしていた。これに対して、名刺管理サーバ1
は、自己情報データベース14bの更新があった場合に
は、相手情報データベース14cを検索して、それに対
応する名刺交換IDを有するユーザに、電子メールなど
の手段で情報の更新を通知するようにしてもよい。
【0123】上記の実施の形態では、ユーザが他者と名
刺交換IDを交換しても、名刺情報データベース14へ
の登録が行われるのみであった。これに対して、名刺管
理サーバ1は、名刺情報データベース14への名刺交換
IDの登録を行うのと同時に、名刺管理クライアント2
に電子メールなどの手段によって、この新たな登録を通
知してもよい。これにより、例えば、ユーザが現時点で
面会している相手の情報を、「情報転送」の機能を利用
して、代理人が名刺管理クライアント2から名刺管理サ
ーバ1を介して、ユーザの携帯電話機3に送ることがで
きるようになる。
【0124】上記の実施の形態では、名刺交換IDの発
行及び登録は、携帯電話機3から名刺管理サーバ1にア
クセスすることによって行っていたが、図8に示した機
能を有するものであれば、PDA、腕時計などのいかな
る端末装置を用いてもよい。また、名刺交換IDの発行
及び登録を行うための端末として、携帯型のパーソナル
コンピュータやインターネット接続機能のある携帯電話
機を利用する場合は、名刺管理クライアント2と物理的
に同一の装置であってもよい。
【0125】例えば、インターネット接続機能のある携
帯電話機では、上述した携帯電話機3の機能によって取
得した相手の名刺交換IDを名刺管理サーバ1に送信
し、名刺交換IDデータベース14aに登録する。この
登録後はいつでも、仮に名刺交換IDの登録直後でも、
インターネット接続機能、すなわち上述した名刺管理ク
ライアント2の機能によって相手の名刺管理IDを名刺
管理サーバ1に送信し、名刺管理サーバ1から相手の名
刺情報をダウンロードするものとすることができる。
【0126】上記の実施の形態では、オープン環境のネ
ットワークであるインターネット4を介して、名刺管理
サーバ1から名刺管理クライアント2に名刺情報を提供
していた。しかしながら、このような名刺情報の提供サ
ービスは、例えば、クローズド環境の商用ネットワーク
を介して提供するものとしてもよい。或いは、企業グル
ープ内に属する者の名刺情報を、当該企業グループのネ
ットワークを介して提供するものとしてもよい。
【0127】また、携帯電話機3が文字情報、その他の
コンテンツ受信機能を有するものである場合に、携帯電
話機3が名刺管理クライアント2の機能を兼ねるものと
し、名刺情報の提供サービスを携帯電話網5を介して提
供するものとしてもよい。この場合、名刺管理サーバ1
を通信事業者が設置、管理し、携帯電話の付加サービス
としてこのような名刺情報の提供サービスを行うことが
できる。
【0128】上記の実施の形態では、名刺管理サーバ
1、名刺管理クライアント2及び携帯電話機3で実施さ
れるプログラムは、それぞれのメモリ12、22、32
に記憶されているものとしていた。しかしながら、この
ようなプログラムは、磁気ディスク、光ディスクや半導
体メモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に
格納して配布してもよい。或いは、ネットワーク上のサ
ーバ装置が有する固定ディスク装置に格納しておき、要
求に応じてネットワークを介して配信するものとしても
よい。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各利用者は、識別情報を得た相手に関する情報を自分で
入力しなくても、サーバ装置にアクセスして閲覧するこ
とができるようになる。
【0130】また、通信路を介して各利用者が自己に関
する情報をサーバ装置に送信し、登録できるようにする
ことで、他の利用者は、容易に当該者の最新の情報を閲
覧することができるようになる。
【0131】また、各利用者が取得した相手の識別情報
と共に、その相手に関する情報をサーバ装置に送信し、
登録できるようにすることで、その相手と対面したとき
の状況を正確に記録しておくことができる。
【0132】また、各利用者が他者に関する情報を閲覧
する場合は、相手の識別情報と共にその利用者自身の識
別情報をも必要とすることによって、各利用者の個人情
報を第三者が取得することが困難となる。これにより、
個人情報に対するセキュリティが確保される。
【0133】また、各利用者が識別情報に情報開示レベ
ルを設定すると共に、自己に関する情報に情報開示レベ
ルを付することによって、自己に関する情報をどの相手
にどの程度まで提供するかを、各利用者がコントロール
することができる。これにより、個人情報に対するセキ
ュリティが確保される。
【0134】さらに、各利用者の情報が他者から閲覧さ
れた履歴を記録しておき、それを要求に応じて各利用者
に提供することで、各利用者は、当該他者にとっての自
己の重要性を知る手掛かりを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる名刺管理システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の名刺管理サーバの構成を示すブロック図
である。
【図3】図2の名刺情報データベースの構造を示す図で
ある。
【図4】図1の名刺管理クライアントの構成を示すブロ
ック図である。
【図5】図4の名刺管理クライアント上に表示される処
理選択メニューを示す図である。
【図6】図4の名刺管理クライアント上に表示される名
刺交換IDの一覧を示す図である。
【図7】図4の名刺管理クライアント上に表示される名
刺管理情報を示す図である。
【図8】図1の携帯電話機の構成を示すブロック図であ
る。
【図9】図1の携帯電話機上の名刺交換IDの発行−交
換画面を示す図である。
【図10】名刺交換IDの発行−交換プロセスを示すフ
ローチャートである。
【図11】名刺情報の更新プロセスを示すフローチャー
トである。
【図12】名刺情報の閲覧プロセスを示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 名刺管理サーバ 2 名刺管理クライアント 3 携帯電話機 4 インターネット 5 携帯電話網 11 CPU 12 メモリ 13 通信装置 14 名刺情報データベース 14a 名刺交換IDデータベース 14b 自己情報データベース 14c 相手情報データベース 21 CPU 22 メモリ 23 入力装置 24 表示装置 25 通信装置 31 CPU 32 メモリ 33 入力装置 34 表示装置 35 通信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 亮 徳島県徳島市川内町平石若松108−4 株 式会社ジャストシステム内 Fターム(参考) 5B075 ND20 PP13 PQ05 UU10 5K067 AA21 BB21 DD17 DD51 EE02 EE16 FF02 HH11 HH22 HH23 5K101 KK16 LL00 LL12 MM07 NN02 NN03 NN18 NN21 PP04 TT06

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーバ装置と、前記サーバ装置に通信路を
    介して接続され、各利用者によってそれぞれ少なくとも
    1つずつが利用される複数の第1、第2の端末装置とを
    備え、 前記サーバ装置は、 各利用者の識別情報と、各利用者に関する情報とを記憶
    する自己情報記憶手段と、 前記第1の端末装置のそれぞれから送られてきた相手の
    識別情報を受信する第1の相手識別情報受信手段と、 利用者毎に設けられ、前記第1の相手識別情報受信手段
    が受信した相手の識別情報を、該相手に関する情報と対
    応付けて記憶する相手情報記憶手段と、 前記第2の端末装置のそれぞれから送られてきた相手の
    識別情報を受信する第2の相手識別情報受信手段と、 前記第2の相手識別情報受信手段が受信した相手の識別
    情報に対応した利用者の自己情報記憶手段から情報を抽
    出すると共に、該相手の識別情報に対応付けられて当該
    利用者の前記相手情報記憶手段に記憶されている情報を
    抽出する情報抽出手段と、 前記情報抽出手段が抽出した情報を、前記相手の識別情
    報を送ってきた第2の端末装置に前記通信路を介して送
    信する情報送信手段とを備え、 前記複数の第1の端末装置はそれぞれ、 利用者が取得した相手の識別情報を入力する第1の相手
    識別情報入力手段と、 前記第1の相手識別情報入力手段から入力した相手の識
    別情報を、前記通信路を介して前記第1の相手識別情報
    受信手段に送信する第1の相手識別情報送信手段とを備
    え、 前記複数の第2の端末装置はそれぞれ、 利用者が情報を得たい相手の識別情報を入力する第2の
    相手識別情報入力手段と、 前記第2の相手識別情報入力手段から入力した相手の識
    別情報を、前記通信路を介して前記第2の相手識別情報
    受信手段に送信する第2の相手識別情報送信手段と、 前記第2の相手識別情報送信手段からの相手識別情報の
    送信に応答して、前記サーバ装置の情報送信手段から送
    信されてきた情報を受信する情報受信手段と、 前記情報受信手段が受信した情報を出力する情報出力手
    段とを備えることを特徴とする名刺管理システム。
  2. 【請求項2】前記複数の第2の端末装置はそれぞれ、 その利用者に関する情報を入力する自己情報入力手段
    と、 前記自己情報入力手段から入力された利用者に関する情
    報を前記通信路を介して前記サーバ装置に送信する自己
    情報送信手段とをさらに備え、 前記サーバ装置は、 前記自己情報送信手段から送信されてきた利用者に関す
    る情報を受信する自己情報受信手段をさらに備え、 前記自己情報記憶手段は、前記自己情報受信手段が受信
    した利用者に関する情報を、各利用者の識別情報と対応
    付けて記憶することを特徴とする請求項1に記載の名刺
    管理システム。
  3. 【請求項3】前記複数の第1の端末装置はそれぞれ、 識別情報を取得した相手に関する情報を入力する相手情
    報入力手段をさらに備え、 前記第1の相手識別情報送信手段は、前記相手の識別情
    報と共に、前記相手情報入力手段から入力された相手に
    関する情報を送信し、 前記第1の相手識別情報受信手段は、前記第1の相手識
    別情報送信手段から送信された相手に関する情報を、前
    記相手の識別情報と共に受信し、 前記相手情報記憶手段は、相手の識別情報を送信した第
    1の端末装置の利用者のものが、前記第1の相手識別情
    報受信手段が受信した相手の識別情報と相手に関する情
    報とを記憶することを特徴とする請求項1または2に記
    載の名刺管理システム。
  4. 【請求項4】前記複数の第1の端末装置はそれぞれ、 他の第1の端末装置との間で前記サーバ装置を介さずに
    直接的に情報を授受する通信手段を備え、 前記第1の相手識別情報入力手段は、前記通信手段が他
    の第1の端末装置の通信手段から受信した相手の識別情
    報を、利用者が取得した相手の識別情報として入力する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載
    の名刺管理システム。
  5. 【請求項5】前記サーバ装置は、 要求に応じて、その利用者以外の者の識別情報を、前記
    通信路を介して前記複数の第1の端末装置のいずれかに
    送信する識別情報送信手段をさらに備え、 前記第1の相手識別情報入力手段は、前記識別情報送信
    手段が送信した識別情報を、利用者が取得した相手の識
    別情報として入力することを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか1項に記載の名刺管理システム。
  6. 【請求項6】サーバ装置と、前記サーバ装置に通信路を
    介して接続され、各利用者によってそれぞれ少なくとも
    1つずつが利用される複数の第1、第2の端末装置とを
    備え、 前記サーバ装置は、 各利用者の識別情報と、各利用者に関する情報とを記憶
    する自己情報記憶手段と、 前記第2の端末装置のそれぞれから送られてきた相手の
    識別情報を受信する第1の相手識別情報受信手段と、 利用者毎に設けられ、前記第1の相手識別情報受信手段
    が受信した相手の識別情報を、該相手に関する情報と対
    応付けて記憶する相手情報記憶手段と、 前記第2の端末装置のそれぞれから送られてきた相手の
    識別情報を受信する第2の相手識別情報受信手段と、 前記第2の相手識別情報受信手段が受信した相手の識別
    情報に対応した利用者の自己情報記憶手段から情報を抽
    出すると共に、該相手の識別情報に対応付けられて当該
    利用者の前記相手情報記憶手段に記憶されている情報を
    抽出する情報抽出手段と、 前記情報抽出手段が抽出した情報を、前記相手の識別情
    報を送ってきた第2の端末装置に前記通信路を介して送
    信する情報送信手段とを備え、 前記複数の第1の端末装置はそれぞれ、 利用者が取得した相手の識別情報を入力する第1の相手
    識別情報入力手段と、 前記第1の相手識別情報入力手段から入力された相手の
    識別情報を、記憶媒体に蓄積させる相手識別情報蓄積手
    段とを備え、 前記複数の第2の端末装置はそれぞれ、 前記記憶媒体に蓄積された相手の識別情報を読み出す相
    手識別情報読出手段手段と、 前記相手識別情報読出手段が読み出した相手の識別情報
    を、前記通信路を介して前記第1の相手識別情報受信手
    段に送信する第1の相手識別情報送信手段と、 利用者が情報を得たい相手の識別情報を入力する第2の
    相手識別情報入力手段と、 前記第2の相手識別情報入力手段から入力した相手の識
    別情報を、前記通信路を介して前記第2の相手識別情報
    受信手段に送信する第2の相手識別情報送信手段と、 前記第2の相手識別情報送信手段からの相手識別情報の
    送信に応答して、前記サーバ装置の情報送信手段から送
    信されてきた情報を受信する情報受信手段と、 前記情報受信手段が受信した情報を出力する情報出力手
    段とを備えることを特徴とする名刺管理システム。
  7. 【請求項7】前記第2の相手識別情報入力手段は、前記
    相手情報読出手段が読み出した相手の識別情報を、利用
    者が情報を得たい相手の識別情報として入力することを
    特徴とする請求項6に記載の名刺管理システム。
  8. 【請求項8】前記第2の相手識別情報送信手段は、入力
    した相手の識別情報と共に、その利用者の識別情報を送
    信し、 前記第2の相手識別情報受信手段は、相手の識別情報と
    共に、その利用者の識別情報を受信し、 前記情報抽出手段は、前記第2の相手識別情報受信手段
    が受信した利用者の識別情報に対応する相手情報記憶手
    段に受信した相手の識別情報が記憶されている場合に、
    前記自己情報記憶手段及び前記相手情報記憶手段から情
    報を抽出することを特徴とする請求項1乃至7のいずれ
    か1項に記載の名刺管理システム。
  9. 【請求項9】前記サーバ装置は、 各利用者が取得した相手の識別情報を、当該相手が設定
    した情報開示レベルと対応付けて記憶する識別情報レベ
    ル記憶手段をさらに備え、 前記自己情報記憶手段に記憶された各利用者に関する情
    報には、情報開示レベルが付されており、 前記情報抽出手段は、前記識別情報レベル記憶手段を参
    照し、受信した相手の識別情報に対応した情報開示レベ
    ルまでの情報を、前記自己情報記憶手段から抽出するこ
    とを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の
    名刺管理システム。
  10. 【請求項10】前記相手情報記憶手段は、前記情報抽出
    手段が情報を抽出し、前記情報送信手段から送信した履
    歴を、相手の識別情報にそれぞれ対応付けてさらに記憶
    し、 前記複数の第2の端末装置はそれぞれ、 その利用者に関する情報が参照された履歴を閲覧するた
    めの要求を前記通信路を介して前記サーバ装置に送信す
    る履歴要求送信手段と、 前記履歴要求送信手段から送信した要求に応答して、前
    記サーバ装置から送られてきた履歴を受信する履歴受信
    手段と、 前記履歴受信手段が受信した履歴を出力する履歴出力手
    段とをさらに備え、 前記サーバ装置は、 前記履歴要求送信手段から送信された要求を受信する履
    歴要求受信手段と、 前記履歴要求受信手段が受信した要求をした利用者の識
    別情報に対応付けられて、他の利用者の相手情報記憶手
    段に記憶されている履歴を抽出する履歴抽出手段と、 前記履歴抽出手段が抽出した履歴を、前記通信路を介し
    て前記履歴受信手段に送信する履歴送信手段とをさらに
    備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項
    に記載の名刺管理システム。
  11. 【請求項11】前記第1の端末装置は、携帯電話機によ
    って構成されていることを特徴とする請求項1乃至10
    のいずれか1項に記載の名刺管理システム。
  12. 【請求項12】前記第1の端末装置は、前記第2の端末
    装置と物理的に同一のコンピュータ装置によって構成さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか
    1項に記載の名刺管理システム。
  13. 【請求項13】利用者毎に、自己に関する情報を自己の
    識別情報と対応付けてサーバ装置内に登録する第1ステ
    ップと、 各利用者が他者から取得した相手の識別情報を、前記サ
    ーバ装置内に登録する第2ステップと、 利用者が他者から取得した相手の識別情報を前記サーバ
    装置に送り、該相手の識別情報に対応する相手に関する
    情報の閲覧を要求する第3ステップと、 前記第3ステップでの要求に対して前記サーバ装置が受
    け取った相手の識別情報を基に、閲覧の要求された相手
    に関する情報を、前記第1ステップでその相手が自己に
    関する情報として登録したものの中から抽出する第4ス
    テップと、 前記第4ステップで抽出した相手に関する情報を、閲覧
    の要求元の利用者に送る第5ステップと、 前記第5ステップで要求元の利用者に送られてきた相手
    に関する情報を出力し、該利用者の閲覧に供させる第6
    ステップとを含むことを特徴とする名刺管理方法。
  14. 【請求項14】前記第2ステップは、相手の識別情報と
    共に、当該相手に関する情報を前記サーバ装置内に登録
    し、 前記第4ステップは、前記第3ステップでの要求に対し
    て前記サーバ装置が受け取った相手の識別情報を基に前
    記第2ステップで相手に関する情報として登録した情報
    をさらに抽出することを特徴とする請求項13に記載の
    名刺管理方法。
  15. 【請求項15】各利用者によって利用され、相手の識別
    情報を送信することにより、該相手に関する情報を要求
    する端末装置に通信路を介して接続されたサーバ装置で
    あって、 各利用者の識別情報と、各利用者に関する情報とを記憶
    する自己情報記憶手段と、 利用者毎に設けられ、各利用者が取得した相手の識別情
    報を、該相手に関する情報と対応付けて記憶する相手情
    報記憶手段と、 前記端末装置のそれぞれから送られてきた相手の識別情
    報を受信する相手識別情報受信手段と、 前記相手識別情報受信手段が受信した相手の識別情報に
    対応した利用者の自己情報記憶手段から情報を抽出する
    と共に、該相手の識別情報に対応付けられて当該利用者
    の前記相手情報記憶手段に記憶されている情報を抽出す
    る情報抽出手段と、 前記情報抽出手段が抽出した情報を、前記相手の識別情
    報を送ってきた前記端末装置に前記通信路を介して送信
    する情報送信手段とを備えることを特徴とする名刺管理
    サーバ装置。
  16. 【請求項16】請求項15に記載の名刺管理サーバ装置
    と接続され、前記端末装置として機能するクライアント
    装置であって、 利用者が情報を得たい相手の識別情報を入力する相手識
    別情報入力手段と、 前記相手識別情報入力手段から入力した相手の識別情報
    を、前記通信路を介して前記相手識別情報受信手段に送
    信する相手識別情報送信手段と、 前記相手識別情報送信手段からの相手識別情報の送信に
    応答して、前記サーバ装置の情報送信手段から送信され
    てきた情報を受信する情報受信手段と、 前記情報受信手段が受信した情報を出力する情報出力手
    段とを備えることを特徴とする名刺管理クライアント装
    置。
  17. 【請求項17】請求項15に記載の名刺管理サーバ装置
    と通信路を介して接続される携帯端末装置であって、 利用者が取得した相手の識別情報を入力する相手識別情
    報入力手段と、 前記相手識別情報入力手段から入力した相手の識別情報
    を、前記通信路を介して名刺管理サーバ装置に送信し、
    前記相手情報記憶手段に記憶させる相手識別情報送信手
    段とを備えることを特徴とする携帯端末装置。
  18. 【請求項18】各利用者によって利用され、相手の識別
    情報を送信することにより、該相手に関する情報を要求
    する端末装置に通信路を介して接続されたコンピュータ
    装置を、 各利用者の識別情報と、各利用者に関する情報とを記憶
    する自己情報記憶手段、 利用者毎に設けられ、各利用者が取得した相手の識別情
    報を、該相手に関する情報と対応付けて記憶する相手情
    報記憶手段、 前記端末装置のそれぞれから送られてきた相手の識別情
    報を受信する相手識別情報受信手段、 前記相手識別情報受信手段が受信した相手の識別情報に
    対応した利用者の自己情報記憶手段から情報を抽出する
    と共に、該相手の識別情報に対応付けられて当該利用者
    の前記相手情報記憶手段に記憶されている情報を抽出す
    る情報抽出手段、及び前記情報抽出手段が抽出した情報
    を、前記相手の識別情報を送ってきた前記端末装置に前
    記通信路を介して送信する情報送信手段として機能させ
    るためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  19. 【請求項19】前記端末装置のそれぞれから送られてき
    た、各端末装置の利用者に関する情報を受信する自己情
    報受信手段として前記コンピュータ装置を機能させるた
    めのプログラムをさらに記録し、 前記自己情報記憶手段は、前記自己情報受信手段が受信
    した利用者に関する情報を、各利用者の識別情報と対応
    付けて記憶することを特徴とする請求項18に記載のコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  20. 【請求項20】前記情報抽出手段は、前記相手識別情報
    受信手段が相手の識別情報と共に自己の識別情報を受信
    し、且つ当該利用者の相手情報記憶手段に受信した相手
    の識別情報が記憶されている場合に、前記自己情報記憶
    手段及び前記相手情報記憶手段から情報を抽出すること
    を特徴とする請求項18または19に記載のコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  21. 【請求項21】各利用者が取得した相手の識別情報を、
    当該相手が設定した情報開示レベルと対応付けて記憶す
    る識別情報レベル記憶手段として前記コンピュータ装置
    を機能させるためのプログラムをさらに記録し、 前記自己情報記憶手段に記憶された各利用者に関する情
    報には、情報開示レベルが付されており、 前記情報抽出手段は、前記識別情報レベル記憶手段を参
    照し、受信した相手の識別情報に対応した情報開示レベ
    ルまでの情報を、前記自己情報記憶手段から抽出するこ
    とを特徴とする請求項18乃至20のいずれか1項に記
    載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  22. 【請求項22】請求項15に記載の名刺管理サーバ装置
    と通信路を介して接続されるコンピュータ装置を、前記
    端末装置として機能させるためのプログラムを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 利用者が情報を得たい相手の識別情報を入力する相手識
    別情報入力手段、 前記相手識別情報入力手段から入力した相手の識別情報
    を、前記通信路を介して前記相手識別情報受信手段に送
    信する相手識別情報送信手段、 前記相手識別情報送信手段からの相手識別情報の送信に
    応答して、前記サーバ装置の情報送信手段から送信され
    てきた情報を受信する情報受信手段、及び前記情報受信
    手段が受信した情報を出力する情報出力手段として前記
    コンピュータ装置を機能させるためのプログラムを記録
    したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  23. 【請求項23】請求項15に記載の名刺管理サーバ装置
    と通信路を介して接続されるコンピュータ装置を、 利用者が取得した相手の識別情報を入力する相手識別情
    報入力手段、及び前記相手識別情報入力手段から入力し
    た相手の識別情報を、前記通信路を介して名刺管理サー
    バ装置に送信し、前記相手情報記憶手段に記憶させる相
    手識別情報送信手段として前記コンピュータ装置を機能
    させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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