JP6367394B1 - 加飾成形品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】位置合わせが容易であり、2枚目に供給するシートの位置合わせの精度が高い加飾成形品の製造方法を提供する。
【解決手段】透明窓部と窓枠部とを有する加飾成形品の製造方法であって、凹凸付シートの凹凸面に第1転写層が積層された第1転写シートを金型の成形面に配置する配置工程と、基体シートに第2転写層が積層され透明窓部に対応する箇所が打ち抜かれて開口部が形成された第2転写シートを、基体シートを第1転写シートの接着層に対向させて開口部を成形面の所定の箇所に位置合わせして配置する位置決め工程と、型締めして形成された成形空間内に溶融樹脂を射出して、開口部を通った溶融樹脂と第1転写層とを接着するとともに第2転写層と一体化した成形品を成形する成形工程と、型開きする型開き工程と、第1転写シートと第2転写シートを成形品から別々にまたは同時に剥離する剥離工程と、成形品を取り出す取出工程とを備えるように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、加飾成形品の製造方法に関する。
透明窓部を有する加飾成形品を製造する方法として、たとえば、特許文献1に示すような製造方法がある(図11参照)。まず、1枚目のシートとして、転写シート100を一対の金型のうち一方の成形面に配置する。転写シート100は、基体シート101と、基体シート101の上に積層された図柄層102と、図柄層102の上であって透明窓部301以外の箇所に積層された接着層103と、接着層103の上であって窓枠状に積層された仮接着層104とを備える。次に、2枚目のシートとして、透明窓部301より少し大きい加飾シート200を、加飾シート200の外周部と転写シート100の仮接着層104とが対向するように成形面に配置し、仮接着する(図11(a)参照)。次に、一対の金型を型締めし、形成された空間内に溶融樹脂を射出して、転写シート100および加飾シート200と一体成形する(図11(b)参照)。最後に、型開きして透明窓部301を有する加飾成形品300を取り出す(図11(c)参照)。特許文献1の製造方法によれば、成形品の中央部とその周辺部に異材質感を持たせた加飾成形品を得ることができる。
特開2016−203516号公報
しかし、従来の加飾成形品の製造方法は、まず、1枚目のシートの仮接着層を金型の成形面に対して位置合わせし、次に、仮接着層に対して2枚目のシートを位置合わせする必要があった。1枚目の位置が金型の成形面に対して少しでもずれると、2枚目のシートの位置はそれよりも大きくずれてしまうため、2枚のシートの位置合わせが難しく、位置合わせの精度が低いという問題があった。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、2枚のシートの位置合わせが容易であり、位置合わせの精度が高い加飾成形品を得ることができる製造方法を提供することを目的とする。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は必要に応じて任意に組み合わせることができる。
本発明の加飾成形品の製造方法は、
反射防止層が形成された透明窓部と、透明窓部の周囲に形成された窓枠部とからなる加飾面を有する加飾成形品の製造方法であって、
凹凸付シートの凹凸面に機能層と接着層を含む第1転写層が順に積層された第1転写シートを一対の金型のうち加飾面を形成する成形面を有する一方の金型の成形面に配置する配置工程と、
基体シートに図柄層と接着層を含む第2転写層が順に積層され透明窓部に対応する箇所が打ち抜かれて開口部が形成された第2転写シートを、基体シートを第1転写シートの接着層に対向させて開口部を成形面の所定の箇所に位置合わせして配置する位置決め工程と、
一対の金型を型締めし、型締めによって形成された成形空間内に溶融樹脂を射出して、開口部を通った溶融樹脂と第1転写層とを接着するとともに第2転写層と一体化した成形品を成形する成形工程と、
一対の金型を型開きする型開き工程と、
第1転写シートと第2転写シートを成形品から別々にまたは同時に剥離する剥離工程と、
成形品を取り出す取出工程とを備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の加飾成形品の製造方法は、
反射防止層が形成された透明窓部と、透明窓部の周囲に形成された窓枠部とからなる加飾面を有する加飾成形品の製造方法であって、
凹凸付シートの凹凸面に機能層と接着層を含む転写層が順に積層された転写シートを一対の金型のうち加飾面を形成する成形面を有する一方の金型の成形面に配置する配置工程と、
基体シートに図柄層と接着層が順に積層され透明窓部に対応する箇所が打ち抜かれて開口部が形成された加飾シートを、基体シートを転写シートの接着層に対向させて開口部を成形面の所定の箇所に位置合わせして配置する位置決め工程と、
一対の金型を型締めし、型締めによって形成された成形空間内に溶融樹脂を射出して、開口部を通った溶融樹脂と転写層とを接着するとともに加飾シートと一体化した成形品を成形する成形工程と、
一対の金型を型開きする型開き工程と、
転写シートを成形品から剥離する剥離工程と、
成形品を取り出す取出工程とを備えたことを特徴とするものである。
上述の加飾成形品の製造方法においては、位置決め工程よりも前に、加飾シートを加飾面の形状にする予備成形工程をさらに備えてもよい。
また、上述の加飾成形品の製造方法においては、成形工程よりも前に、第1転写シートと第2転写シートを密着し、または転写シートと加飾シートを密着する密着工程をさらに備えてもよい。
密着工程は、第2転写シートまたは加飾シートの全面に形成された粘着層を介して行うものであってもよい。
本発明の加飾成形品の製造方法は、反射防止層が形成された透明窓部と、透明窓部の周囲に形成された窓枠部とからなる加飾面を有する加飾成形品の製造方法であって、凹凸付シートの凹凸面に機能層と接着層を含む第1転写層が順に積層された第1転写シートを一対の金型のうち加飾面を形成する成形面を有する一方の金型の成形面に配置する配置工程と、基体シートに図柄層と接着層を含む第2転写層が順に積層され透明窓部に対応する箇所が打ち抜かれて開口部が形成された第2転写シートを、基体シートを第1転写シートの接着層に対向させて開口部を成形面の所定の箇所に位置合わせして配置する位置決め工程と、一対の金型を型締めし、型締めによって形成された成形空間内に溶融樹脂を射出して、開口部を通った溶融樹脂と第1転写層とを接着するとともに第2転写層と一体化した成形品を成形する成形工程と、一対の金型を型開きする型開き工程と、第1転写シートと第2転写シートを成形品から別々にまたは同時に剥離する剥離工程と、成形品を取り出す取出工程とを備えたように構成した。
したがって、本発明の加飾成形品の製造方法によれば、2枚のシートの位置合わせが容易であり、位置合わせの精度が高い加飾成形品を得ることができる。
また、本発明の加飾成形品の製造方法は、反射防止層が形成された透明窓部と、透明窓部の周囲に形成された窓枠部とからなる加飾面を有する加飾成形品の製造方法であって、凹凸付シートの凹凸面に機能層と接着層を含む転写層が順に積層された転写シートを一対の金型のうち加飾面を形成する成形面を有する一方の金型の成形面に配置する配置工程と、基体シートに図柄層と接着層が順に積層され透明窓部に対応する箇所が打ち抜かれて開口部が形成された加飾シートを、基体シートを転写シートの接着層に対向させて開口部を成形面の所定の箇所に位置合わせして配置する位置決め工程と、一対の金型を型締めし、型締めによって形成された成形空間内に溶融樹脂を射出して、開口部を通った溶融樹脂と転写層とを接着するとともに加飾シートと一体化した成形品を成形する成形工程と、一対の金型を型開きする型開き工程と、転写シートを成形品から剥離する剥離工程と、成形品を取り出す取出工程とを備えたように構成した。
したがって、本発明の加飾成形品の製造方法によれば、2枚のシートの位置合わせが容易であり、位置合わせの精度が高い加飾成形品を得ることができる。
加飾成形品の製造方法の第一実施形態を示す断面図である。 第一実施形態における加飾成形品の一例を示す斜視図である。 第2転写シートまたは加飾シートに開口部を形成する態様を示す断面図である。 金型の吸引孔の箇所の一例を示す平面図である。 第2転写シートまたは加飾シートを吸引によって固定する態様を示す断面図である。 第2転写シートまたは加飾シートの供給態様を示す模式図である。 加飾成形品の製造方法の第二実施形態を示す断面図である。 第二実施形態における加飾成形品の一例を示す斜視図である。 加飾シートの予備成形の態様を示す断面図である。 粘着層が形成された第2転写シートまたは加飾シートを示す模式図である。 従来の加飾成形品の製造方法を示す断面図である。
以下、本発明の加飾成形品の製造方法について、図面を参照しながら実施形態の一例を説明する。
<第一実施形態>
第一実施形態の加飾成形品の製造方法は、反射防止層62が形成された透明窓部60と、透明窓部60の周囲に形成された窓枠部61とからなる加飾面6aを有する加飾成形品6の製造方法であって、凹凸付シート10の凹凸面に機能層11と接着層12を含む第1転写層が順に積層された第1転写シート1を一対の金型9,9のうち加飾面6aを形成する成形面を有する一方の金型の成形面に配置する配置工程と、基体シート20に図柄層21と接着層22を含む第2転写層2aが順に積層され透明窓部60に対応する箇所が打ち抜かれて開口部23が形成された第2転写シート2を、基体シート20を第1転写シート1の接着層12に対向させて開口部23を成形面の所定の箇所に位置合わせして配置する位置決め工程と、一対の金型9,9を型締めし、型締めによって形成された成形空間内に溶融樹脂を射出して、開口部23を通った溶融樹脂と第1転写層1aとを接着するとともに第2転写層2aと一体化した成形品を成形する成形工程と、一対の金型9,9を型開きする型開き工程と、第1転写シート1と第2転写シート2を成形品から別々にまたは同時に剥離する剥離工程と、成形品を取り出す取出工程とを備えたものである(図1、図2参照)。
(配置工程)
配置工程は、第1転写シート1を一対の金型9,9のうち加飾面6aを形成する成形面を有する一方の金型の成形面に配置する工程である(図1(a)参照)。第1転写シート1は、ロールツーロールで金型内へ送り込む。第1転写シート1は、凹凸付シート10の全面に機能層11と接着層12とが積層されており、これらの層はパターニングされていないため、金型の成形面に対して位置合わせをする必要がない。送り込みを停止した後は、第1転写シート1をクランプし、金型に対して固定する。
第1転写シートは、凹凸付シート10の凹凸面に機能層11と接着層12を含む第1転写層が順に積層されたものである(図1(a)参照)。凹凸付シート10は、成形後、加飾成形品から剥離するものである。凹凸付シート10の材質としては、たとえば、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、アクリル系樹脂、オレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、塩ビ系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ABS系樹脂などの熱可塑性樹脂およびこれらの積層品を用いることができる。なお、凹凸付シート10の離型性をより高めるために、凹凸付シート10の上に離型層を積層してもよい。離型層は、凹凸付シート10を剥離した際に、凹凸付シート10とともに剥離される。
機能層11は、加飾成形品6の透明窓部60となる層である。凹凸付シート10を剥離することで、表面に凹凸が形成された反射防止層62となる(図1(e)、図2参照)。機能層11の材質としては、紫外線硬化性樹脂などの光硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂などの放射線硬化性樹脂、熱硬化性樹脂のいずれかを含んで形成することができる。このような樹脂としては、ウレタンアクリレート系樹脂、シアノアクリレート系樹脂、エポキシアクリレート系樹脂、ポリエステルアクリレート系樹脂、これらの樹脂にイソシアネートなどの添加剤を加えた樹脂などを挙げることができる。機能層11の形成方法としては、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、オフセット印刷法などの通常の印刷法や、グラビアコート法、ロールコート法、ダイコート法などのコート法を用いることができる。上記硬化性樹脂で機能層11を形成した場合は、透明窓部60の反射防止層62の凹凸の摩耗、欠落といった不具合を抑制することができる。
接着層12の材質としては、感熱性または感圧性の樹脂を適宜選択して用いることができる。たとえば、アクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、塩素化ポリオレフィン樹脂、塩素化エチレン‐酢酸ビニル共重合体樹脂、環化ゴム、クマロンインデン樹脂などである。接着層の形成方法としては、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、オフセット印刷法などの通常の印刷法や、グラビアコート法、ロールコート法、ダイコート法などのコート法を用いることができる。
なお、機能層11と接着層12との間には、密着性を上げるためにアンカー層があってもよい。また、上記の各層を形成する際の乾燥温度は、たとえば、50℃〜200℃にすることができる。
(位置決め工程)
位置決め工程は、開口部23が形成された第2転写シート2を、基体シート20を第1転写シート1の接着層12に対向させて開口部23を成形面の所定の箇所に位置合わせして配置する工程である(図1(b)参照)。第2転写シート2は、第1転写シート1と同様に、ロールツーロールで金型内へ送り込む。その際、第2転写シート2の基体シート20が、第1転写シート1の接着層12に向かい合うようにして送り込む。送り込みを停止した後は、第2転写シート2をクランプし、金型に対して固定する。第2転写シート2の幅は、第1転写シート1と同じでもよく、異なっていてもよい。第2転写シート2の開口部23を配置することで、透明窓部60の位置が決まる。そのため、第2転写シート2は、開口部23の縁を金型の成形面の所定の箇所に位置合わせする必要がある。金型の成形面の所定の箇所には、たとえば、溝または段差が形成されていてもよい。
第2転写シート2は、基体シート20に図柄層21と接着層22を含む第2転写層2aが順に積層され透明窓部60に対応する箇所が打ち抜かれて開口部23が形成されている(図1(b)参照)。開口部23は、金型に送り込む直前に金型外で形成する(図3(a)(b)参照)。図3(a)は、第2転写シート2の送り方向の上流側に穴開け機91を設置し、これにより第2転写シート2に開口部23を形成する態様である。図3(b)は、第2転写シート2が枚葉の場合に、穴開け機91によって開口部23を形成する態様である。穴開け機91の刃としては、打ち抜き刃、回転刃などを用いることができる。
基体シート20は、成形後、加飾成形品から剥離するものである。基体シート20の材質は、凹凸付シート10と同様のものを用いることができる。基体シート20の厚みは12μm以上が好ましい。12μm以上であると、射出成形時、第1転写シート1に形成された第1転写層1aの凹凸が、第2転写シート2の図柄層21に反転して形成されてしまうのを防ぐことができる。図柄層21は、加飾成形品に装飾性を付与するものであり、加飾成形品6の窓枠部61となる層である(図1(e)、図2参照)。図柄層21の材質としては、ポリビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリビニルアセタール系樹脂、ポリエステルウレタン系樹脂、セルロースエステル系樹脂、アルキド系樹脂などの樹脂をバインダーとし、適切な色の顔料または染料を着色剤として含有する着色インキを用いることができる。図柄層21の形成方法としては、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、オフセット印刷法などの通常の印刷法や、グラビアコート法、ロールコート法、ダイコート法などのコート法を用いることができる。接着層22の材質および形成方法は、第1転写シート1と同様の材質および形成方法を用いることができる。
(成形工程)
成形工程は、一対の金型9,9を型締めし、型締めによって形成された成形空間内に溶融樹脂を射出して、開口部23を通った溶融樹脂と第1転写層1aとを接着するとともに第2転写層2aと一体化した成形品を成形する工程である(図1(c)参照)。溶融樹脂の射出圧力によって、第1転写シート1と第2転写シート2とを金型の成形面に沿わせることができる。また、溶融樹脂の熱と射出圧力によって、接着層12および接着層22が樹脂と強力に接着する。樹脂としては、たとえば、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、AN樹脂などの汎用樹脂を用いることができる。また、ポリフェニレンオキシド・ポリスチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアセタール系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート変性ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、超高分子量ポリエチレン樹脂などの汎用エンジニアリング樹脂や、ポリスルホン樹脂、ポリフェニレンサルファイド系樹脂、ポリフェニレンオキシド系樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリイミド樹脂、液晶ポリエステル樹脂、ポリアリル系耐熱樹脂などのスーパーエンジニアリング樹脂を用いることもできる。さらに、ガラス繊維や無機フィラーなどの補強材を添加した複合樹脂も使用できる。
(型開き工程)
型開き工程は、一対の金型9,9を開く工程である(図1(d)参照)。図では、第1転写シートおよび第2転写シートと一体化した成形品は、図の右側の金型に残っているが、型開きの後または型開きと同時に、突出しピン(図示せず)によって成形品を図の左側へ突き出してもよい。
(剥離工程)
剥離工程は、第1転写シート1と第2転写シート2を成形品から別々にまたは同時に剥離する工程である(図1(d)参照)。本実施形態においては、第1転写シート1と第2転写シート2とは、クランプされて金型に対して固定されているため、型開きの際に成形品から同時に剥離することができる。別々に剥離するときと比べて、1回の成形あたりの剥離回数を減らすことができる。
(取出工程)
取出工程は、成形品を取り出す工程である。取り出す際は、たとえば、ロボットアームを用いることができる。アームの成形品保持部分には、真空ポンプに接続された吸盤を配置し、負圧によって成形品を吸着して取り出すとよい。
(加飾成形品)
第一実施形態の製造方法によって得られる加飾成形品6は、反射防止層62が形成された透明窓部60と、透明窓部60の周囲に形成された窓枠部61とからなる加飾面6aを有する(図2参照)。反射防止層62は透明であり、表面に凹凸が施されている。凹凸により光が散乱し、反射を防止することができる。加飾成形品6は、たとえば、自動車の操作パネルのカバーとして用い、裏面にはディスプレイが配置される。透明窓部60には反射防止層62が形成されているため、光の反射を防止でき、ディスプレイの表示内容を確実に視認することができる。窓枠部61は透明窓部60の周囲に形成され、図柄層21を有する。図柄層21の色調としては、たとえば、艶のある黒色である。図柄層21により、加飾成形品6に装飾性を付与することができる。また、第1転写シート1と第2転写シート2を剥離するため、透明窓部60と窓枠部61との段差は、第1転写シート1の機能層41、接着層、および第2転写シート2の基体シート50の厚みの合計となる。厚みの合計は25〜100μmとすることができ、好ましくは38〜75μmである。
第一実施形態の製造方法では、第1転写シートは全面に第1転写層が形成されており、第1転写層はパターニングされていないため、金型の成形面に対して位置合わせの必要がなく、開口部が形成された第2転写シートだけを金型の成形面に対して位置合わせすればよい。したがって、従来技術に比べて、位置合わせが容易であり、位置合わせの精度が高い加飾成形品を得ることができる。
<第一実施形態の変形例>
上記では第1転写シート1と第2転写シート2を、溶融樹脂の射出圧力のみによって金型の成形面に沿わせたが、金型に設けた吸引孔を補助的に用いてもよい(図4参照)。吸引孔は真空ポンプに接続する。金型9の上下に設けられた吸引孔9aによって、第1転写シート1と成形面との間の空気が吸引される。次に、第1転写シートよりも幅が大きい第2転写シートを、金型9の左右に設けられた吸引孔9bによって、第1転写シート1と第2転写シート2との間の空気が吸引される。
このように、転写シートを吸引すると、第1転写シート1の凹凸付シート10の材質と第2転写シート2の基体シート20の材質のどちらか、または両方が、溶融樹脂の熱と射出圧力で成形面に沿いにくい材質であっても、本発明の製造方法を適用することができる。
転写シートを吸引する場合は、弾性体93を有する空気漏れ防止機構92を用いてもよい(図5参照)。図5(a)から(c)は、第2転写シートをロールツーロールで供給する場合である。図5(d)から(f)は、第2転写シートを枚葉で供給する場合である。弾性体93によって開口部23を塞ぐとともに、第2転写シート2を図の矢印方向へ押圧する(図5(a)(b)、図5(d)(e)参照)。押圧した状態で、第1転写シート1と成形面との間の空気を吸引して、第1転写シート1と第2転写シート2とを成形面に沿わせることができる(図5(c)、図5(f))。弾性体93は、第1転写シート1と成形面との間以外の空気が弾性体93を通って吸引されないような材質のものを用いるとよい。たとえば、シリコンゴムなどのゴム類、細孔が密に形成されているスポンジやゴムなどの多孔質材料を挙げることができる。上記のような材質の弾性体93は、第2転写シート2の張力よりも大きな押圧力を容易に加えることができるため、しっかりと第2転写シート2を押圧することができる。なお、たとえば、金属など硬度の高いものは、第2転写シート2に接触したときに第2転写層2aを傷付けてしまうため使用を避けた方がよい。しかし、金属などを上記の多孔質材料で覆った弾性体93を用いれば、第2転写層2aを傷付けることなく、しっかりと第2転写シート2を押圧することができる。
第一実施形態では、第1転写シート1と第2転写シート2の両方をロールツーロールで、かつ同じ方向から金型内に供給したが、これに限定されない。たとえば、図6(a)に示すように、第1転写シート1はロールツーロールで供給し、第2転写シート2は枚葉で供給してもよい。また、図6(b)に示すように、第1転写シート1と第2転写シート2はどちらもロールツーロールで供給するが、第2転写シート2は第1転写シート1に対して直交した方向から供給してもよい。
第一実施形態では、第1転写シートと第2転写シートをクランプし、金型に対して固定したが、クランプしなくてもよい。この場合、第1転写シート1と第2転写シート2を、第1転写シート1の接着層12により接着すると、剥離工程において2枚のシートを成形品から同時に剥離することができる。第1転写シート1と第2転写シート2とが、第1転写シート1の接着層12により接着していない場合は、剥離工程において2枚のシートを成形品から別々に剥離することができる。このとき、転写シート1の接着層12は、溶融樹脂とは接着するが基体シート20とは接着しない材質を用いて形成するとよい。または、第2転写シート2の基体シート20の表面に、離型性を高める処理をすることで、第1転写シート1と第2転写シート2を別々に剥離することができる。
なお、第2転写シート2は、開口部23があらかじめ形成されロール状になったものを用いてもよい。
なお、第1転写シートの接着層は形成しなくてもよい。このようにすると、透明窓部と窓枠部との段差を、接着層の厚み分だけ減らすことができる。
<第二実施形態>
第二実施形態の加飾成形品の製造方法は、反射防止層72が形成された透明窓部70と、透明窓部70の周囲に形成された窓枠部71とからなる加飾面7aを有する加飾成形品7の製造方法であって、凹凸付シート40の凹凸面に機能層41と接着層42を含む転写層4aが順に積層された転写シート4を一対の金型9,9のうち加飾面7aを形成する成形面を有する一方の金型の成形面に配置する配置工程と、基体シート50に図柄層51と接着層52が順に積層され透明窓部70に対応する箇所が打ち抜かれて開口部53が形成された加飾シート5を、基体シート50を転写シート4の接着層42に対向させて開口部53を成形面の所定の箇所に位置合わせして配置する位置決め工程と、一対の金型9,9を型締めし、型締めによって形成された成形空間内に溶融樹脂を射出して、開口部53を通った溶融樹脂と転写層4aとを接着するとともに加飾シート5と一体化した成形品を成形する成形工程と、一対の金型9,9を型開きする型開き工程と、転写シート4を成形品から剥離する剥離工程と、成形品を取り出す取出工程とを備えたものである(図7、図8参照)。以下、第一実施形態と異なる点を中心に説明する。
(位置決め工程)
位置決め工程は、基体シート50に図柄層51と接着層52が順に積層され透明窓部70に対応する箇所が打ち抜かれて開口部53が形成された加飾シート5を、基体シート50を転写シート4の接着層42に対向させて開口部53を成形面の所定の箇所に位置合わせして配置する工程である(図7(b)参照)。
加飾シート5は、基体シート50に図柄層51と接着層52が順に積層され透明窓部70に対応する箇所が打ち抜かれて開口部53が形成されている(図7(b)参照)。基体シート50は、成形後、加飾成形品から剥離しない。そのため、基体シート50と図柄層51との間に離型性を高める処理は不要となる。厚みが50μm以上の基体シート50を用いると、加飾シート5の腰を強くすることができる。そのため、透明窓部70が大きい狭額縁の加飾成形品7であっても、加飾シート5を金型の成形面に対して精度よく位置合わせすることができる。
(剥離工程)
剥離工程は、転写シート4を成形品から剥離する工程である(図7(d)参照)。第二実施形態において、転写シート4の接着層42は、溶融樹脂とは接着するが基体シート50とは接着しない材質を用いて形成するとよい。または、加飾シート5の基体シート50の表面に、離型性を高める処理をしてもよい。このようにすると、転写シート4のみを剥離することができる。
(加飾成形品)
第二実施形態の製造方法によって得られる加飾成形品7は、反射防止層72が形成された透明窓部70と、透明窓部70の周囲に形成された窓枠部71とからなる加飾面7aを有する(図8参照)。基体シート50は加飾成形品7の窓枠部71の最表面となる(図7(e)、図8参照)ため、基体シート50によって図柄層51に防水性、耐久性などを付与することができる。
第二実施形態の製造方法では、転写シートは、全面に転写層が形成されており、転写層はパターニングされていなため、金型の成形面に対して位置合わせの必要がなく、開口部が形成された加飾シートだけを金型の成形面に対して位置合わせすればよい。したがって、従来技術に比べて、位置合わせが容易であり、位置合わせの精度が高い加飾成形品を得ることができる。また、加飾シート5の基体シート50は剥離しないため、透明窓部70と窓枠部71との段差は、転写シート4の機能層41の厚み(5〜20μm)となる。したがって、触ったときに段差をほとんど感じない加飾成形品7を得ることができる。
なお、加飾シート5を位置決めした後に、たとえばヒータなどで加飾シート5を予備加熱して軟化させてもよい。このようにすると、射出成形時に加飾シート5が成形面に沿いやすくなる。
なお、第一実施形態の変形例は、第二実施形態にも適用できる。
<第二実施形態の変形例>
第二実施形態においては、位置決め工程よりも前に、加飾シートを加飾面の形状にする予備成形工程をさらに備えてもよい(図9参照)。図9(a)から(c)は、開口部53が形成された長尺の加飾シート5を予備成形する工程である。図9(d)から(f)は、開口部53が形成された枚葉の加飾シート5を予備成形する工程である。
予備成形に用いる金型の成形面は、射出成形する一対の金型9,9と同じ形状を有する。長尺の加飾シートを予備成形する場合は、型締めによって加飾シートを予備成形し(図9(a)参照)、型開きして(図9(b)参照)、加飾シートの余分な部分をトリミングする(図9(c)参照)。枚葉の加飾シートを予備成形する場合は、加飾シートを金型の間に供給し(図9(d)参照)、型締めによって加飾シートを予備成形し(図9(e)参照)、型開きして取り出す(図9(f)参照)。
なお、型締めするよりも前に、加飾シートを加熱して軟化させておいてもよい。また、金型は一対のものでなくてもよく、いずれか一方だけでもよい。その場合は、開口部が形成されていない加飾シートを用い、真空成形または圧空成形により、加飾シートを予備成形することができる。その後、開口部を形成するとよい。
上記のように、加飾シートを予備成形する工程をさらに備えると、3次元形状を有する加飾成形品であっても、金型の成形面に対して位置合わせが容易であり、また、加飾シートを金型の成形面に対して精度よく位置合わせすることができる。
上記した実施形態および変形例においては、成形工程よりも前に、第1転写シート1と第2転写シート2を密着し、または転写シート4と加飾シート5を密着する密着工程をさらに備えてもよい。密着工程は成形工程よりも前であればよく、たとえば、あらかじめ2枚のシートを密着してロール状にしておいてもよい。
2枚のシートを密着させる方法としては、第1転写シート1の接着層12または転写シート4の接着層42を用いることができる。第1転写シート1と第2転写シート2を密着する場合は、接着層12によって2枚のシートは剥がれなくなってもよいし、剥がすことが可能なようにしてもよい。また、転写シート4と加飾シート5を密着する場合は、接着層42によって2枚のシートは剥がすことが可能なようにする。剥がすことが可能なようにするためには、2枚のシートには完全に接着しない程度の低い温度と圧力を加えるとよい。
なお、2枚のシートを密着させてから予備成形する場合は、2枚のシートは完全に接着する方がよい。このようにすると、2枚のシートの延伸箇所でずれが生じる可能性が低いためである。
密着工程をさらに備えると、2枚のシートを密着させてから成形するため、開口部を通る溶融樹脂がシートとシートの間に入るといった、いわゆる樹脂の裏回りを防ぐことができる。また、密着した2枚のシートを金型に供給する際に、2枚のシートのずれを最小限に抑えることができる。上記した効果は、特に、3次元形状を有する加飾成形品の製造においてより有効である。
密着工程は、第2転写シート2または加飾シート5の全面に形成された粘着層8を介して行うものであってもよい(図10(a)参照)。粘着層8を形成するには、液状の粘着剤をコーティングする、粘着テープを貼り合わせるなどの方法を用いることができる。
なお、粘着層8は開口部23,53の周囲に部分的に形成してもよい(図10(b)参照)。
粘着層8を形成すると、第1転写シート1の接着層12または転写シート4の接着層42を、特別な材質にする必要がない。特別な材質としては、たとえば、溶融樹脂とは接着するが第2転写シート2の基体シート20または加飾シート5の基体シート50とは接着しない材質が挙げられる。また、粘着層によって2枚のシートの間に空気が入りにくくなるため、樹脂の裏回りを防ぐことができる。さらに、粘着層によって2枚のシートのずれを最小限に抑えることができる。
1 :第1転写シート
1a :第1転写層
10 :凹凸付シート
11 :機能層
12 :接着層
2 :第2転写シート
2a :第2転写層
20 :基体シート
21 :図柄層
22 :接着層
23 :開口部
3 :成形品
4 :転写シート
4a :転写層
40 :凹凸付シート
41 :機能層
42 :接着層
5 :加飾シート
50 :基体シート
51 :図柄層
52 :接着層
53 :開口部
6 :加飾成形品
6a :加飾面
60 :透明窓部
61 :窓枠部
62 :反射防止層
7 :加飾成形品
7a :加飾面
70 :透明窓部
71 :窓枠部
72 :反射防止層
8 :粘着層
9 :金型
91 :穴開け機
92 :空気漏れ防止機構
93 :弾性体
100 :転写シート
101 :基体シート
102 :図柄層
103 :接着層
104 :仮接着層
200 :加飾シート
201 :基体シート
202 :接着層
203 :仮接着層
300 :加飾成形品
301 :透明窓部
302 :窓枠部

Claims (7)

  1. 反射防止層が形成された透明窓部と、前記透明窓部の周囲に形成された窓枠部とからなる加飾面を有する加飾成形品の製造方法であって、
    凹凸付シートの凹凸面に機能層と接着層を含む第1転写層が順に積層された第1転写シートを一対の金型のうち前記加飾面を形成する成形面を有する一方の金型の前記成形面に配置する配置工程と、
    基体シートに図柄層と接着層を含む第2転写層が順に積層され前記透明窓部に対応する箇所が打ち抜かれて開口部が形成された第2転写シートを、前記基体シートを前記第1転写シートの前記接着層に対向させて前記開口部を前記成形面の所定の箇所に位置合わせして配置する位置決め工程と、
    前記一対の金型を型締めし、型締めによって形成された成形空間内に溶融樹脂を射出して、前記開口部を通った前記溶融樹脂と前記第1転写層とを接着するとともに前記第2転写層と一体化した成形品を成形する成形工程と、
    前記一対の金型を型開きする型開き工程と、
    前記第1転写シートと前記第2転写シートを前記成形品から別々にまたは同時に剥離する剥離工程と、
    前記成形品を取り出す取出工程とを備えた加飾成形品の製造方法。
  2. 反射防止層が形成された透明窓部と、前記透明窓部の周囲に形成された窓枠部とからなる加飾面を有する加飾成形品の製造方法であって、
    凹凸付シートの凹凸面に機能層と接着層を含む転写層が順に積層された転写シートを一対の金型のうち前記加飾面を形成する成形面を有する一方の金型の前記成形面に配置する配置工程と、
    基体シートに図柄層と接着層が順に積層され前記透明窓部に対応する箇所が打ち抜かれて開口部が形成された加飾シートを、前記基体シートを前記転写シートの前記接着層に対向させて前記開口部を前記成形面の所定の箇所に位置合わせして配置する位置決め工程と、
    前記一対の金型を型締めし、型締めによって形成された成形空間内に溶融樹脂を射出して、前記開口部を通った前記溶融樹脂と前記転写層とを接着するとともに前記加飾シートと一体化した成形品を成形する成形工程と、
    前記一対の金型を型開きする型開き工程と、
    前記転写シートを前記成形品から剥離する剥離工程と、
    前記成形品を取り出す取出工程とを備えた加飾成形品の製造方法。
  3. 前記位置決め工程よりも前に、前記加飾シートを前記加飾面の形状にする予備成形工程をさらに備えた請求項2に記載の加飾成形品の製造方法。
  4. 前記成形工程よりも前に、前記第1転写シートと前記第2転写シートを密着する密着工程をさらに備えた、請求項1に記載の加飾成形品の製造方法。
  5. 前記密着工程は、前記第2転写シートの全面に形成された粘着層を介して行うものである、請求項4に記載の加飾成形品の製造方法。
  6. 前記成形工程よりも前に、前記転写シートと前記加飾シートを密着する密着工程をさらに備えた、請求項2または3に記載の加飾成形品の製造方法。
  7. 前記密着工程は、前記加飾シートの全面に形成された粘着層を介して行うものである、請求項6に記載の加飾成形品の製造方法。
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