JP6296336B2 - 用紙処理装置および画像形成装置 - Google Patents
用紙処理装置および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6296336B2 JP6296336B2 JP2014028293A JP2014028293A JP6296336B2 JP 6296336 B2 JP6296336 B2 JP 6296336B2 JP 2014028293 A JP2014028293 A JP 2014028293A JP 2014028293 A JP2014028293 A JP 2014028293A JP 6296336 B2 JP6296336 B2 JP 6296336B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- sheet
- processing apparatus
- pressing
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Pile Receivers (AREA)
Description
図1は、本実施形態に係る用紙処理装置200と、この用紙処理装置200に画像形成後のシート材である用紙Pを供給する複写機またはプリンタ等の画像形成部100とからなる画像形成装置の概略構成図である。
シフトモードは、用紙に対し綴じ処理を行うことなく、排紙トレイ5上にて画像形成装置側面(図2 A視)から見て左右に所定枚数毎に用紙を仕分けするモードである。シフトモードでは、用紙はストレート搬送路3に配置されたシフト機構を有する搬送ローラ対12により搬送される。搬送ローラ対12は、図示しない駆動手段により、搬送中に搬送方向と直角方向に一定量移動することによって用紙はストレート搬送路3上で一定量シフトする。用紙先端が排紙ローラ26と従動ローラ27とに到達する前は、排紙ガイド32が開状態となっている。シフト動作が完了した後、排紙ガイド32を閉状態に変位させて排紙ローラ26と従動ローラ27とにより用紙を挟持して排紙し、排紙トレイ5に順次スタックする。このような動作により、排紙トレイ5に積載されたとき、所定枚数毎に排紙位置が交互にずれて、用紙の仕分けが行われる。
ステープルモードは、用紙を排紙する際に所定枚数毎にステープラによって綴じて、排紙するモードである。ステープルモードでは、ストレート搬送路3に搬送されてきた用紙は用紙後端が搬送ローラ対12を通過する前にクランプ401により用紙後端を把持されて、用紙搬送手段が搬送ローラ対12からクランプユニット400に受け渡される。クランプ401は用紙を把持してクランプガイド402に沿って移動することで、用紙を押し出して、下方のステープルトレイ21上に移動させる。そして、把持した用紙後端が所定に位置まで移動するとクランプ401による把持を解放して、用紙をステープルトレイ21上の所定の位置に積載する。これにより、ステープルトレイ21上で搬送方向位置(縦方向位置)が揃えられる。
ストレートモードでは、画像形成部100から受け入れた用紙に後処理なしに排紙トレイ5へ排出するモードである。ストレートモードでは、クランプユニット400は使用しない。用紙は、搬送ローラ対12、排紙ローラ26で搬送され、排紙トレイ5へ直接排紙される。
<実施例1>
図4、5は、実施例1に係るクランプユニット400の動作を説明する模式図である。用紙Pのストレート搬送路3への搬入時は、クランプ401は搬送経路の妨げにならない位置で開いた状態で待機している(図4(a))。用紙Pの用紙先端が搬送ローラ対12を通過すると、クランプ401はクランプガイド402に沿って搬送面に移動し、用紙後端を把持する(図4(b))。このとき、搬送ローラ対12は圧解除を行い、用紙Pの搬送手段を搬送ローラからクランプ401へと受け渡す。用紙後端を把持したクランプ401は、クランプガイド402に沿って移動し、クランプ401で把持された用紙Pはステープルトレイ21上へ移動する(図4(c))。
クランプ401はベース501、突き当て部502、開閉部503とで主に構成されており。開閉部503が閉まっている場合は、トーションスプリング504によって用紙を把持できる圧がかかるようになっている。また、開閉部503を開く場合には、ベース501に備わっているソレノイド505で開閉部503の後端部を押すことで、回転中心506を支点として開閉部503を回転させる。
実施例2は、実施例1のクランプユニット400において、ステープルトレイ21に積載する用紙を、上方から押さえる用紙押さえ手段700を備えたものである。
なお、図8では、後端フェンス24は設けていないが、整合したい位置に設けた用紙センサ25にて用紙後端を検知してクランプ401を停止させ、用紙を押圧状態に保ってクランプ401の把持解除を行うため、用紙の位置に応じて正確に用紙が解放される。このため、良好な整合が行われる。
実施例3は、実施例2のクランプユニット400において、用紙押さえ手段の構成が異なるものである。実施例3の用紙押さえ手段は、押さえ部材としてパドルなどの可撓性回転部材800を用いている。図10は、実施例3の用紙押さえ手段としての可撓性回転部材800の概略構成を示すものであり、(a)は斜視図、(b)は上面図である。可撓性回転部材800は、軸803に取り付けられたホルダ801の周面に弾性体であるゴム板802を有している。軸803がプーリ804、ベルト805を介して駆動源806により回転することで、ゴム板802が回転して、用紙後端に接触して押さえる。これにより、用紙をステープルトレイ21内に留める。ゴム板802は弾性体であるため、揃え時の用紙束の厚さに対応可能となっている。また、ホルダ801には検知板807を有しており、センサ808で可撓性回転部材800の位置を検出する。
実施例4は、実施例3と同様の可撓性回転部材800、後端フェンス24を備えた構成である。実施例4では、用紙センサ25で用紙後端を検知した際、クランプ401を停止させずに移動した状態のまま、把持を解除することで、生産性を向上させるものである。しかしながら、クランプ401を移動させながらクランプ401を解除して用紙Pをステープルトレイ21上に積載すると、用紙Pは慣性力により解除した位置よりもクランプの移動方向にずれる。このため、ずれ分を予測して所定距離はなれた位置で用紙後端を検知するよう、用紙センサ25を配置する。しかし、この方法は、クランプ401を停止させて解除する構成に比べて、積載位置のバラツキが大きくなる。バラツキを補正して用紙整合位置に揃えるために、用紙整合位置である後端フェンス24の用紙揃え面まで用紙後端を運ぶ機構として、可撓性回転部材800を用いている。
実施例5は、実施例4と同様にクランプ401を停止させずに移動した状態のまま、把持を解除することで、生産性を向上させるものである。実施例5では、積載位置のバラツキを補正して用紙整合位置に揃えるため、用紙移動手段として、クランプ401が把持した用紙後端とは反対側の用紙先端を押す用紙先端押し手段900を用いている。
実施例6は、実施例2のクランプユニット400において、用紙押さえ手段の構成に係る点が異なるものである。実施例6の用紙押さえ手段は、押さえ部材として回転自在な押さえコロ851を有したコロ回動機構850からなる。そして、用紙P先端をクランプ401で把持した状態で用紙P上面から回転自由な押さえコロ851を当てて、用紙Pを引き伸ばし撓みを解消しながら搬送し、後端フェンス24に突き当てることで用紙P全体を揃えて積載する構成になっている。
図14(a)、(b)に示すように、実施例6の用紙押さえ手段であるコロ回動機構850は、上下に昇降可能な押さえコロ851を有している。そして、後端フェンス24で用紙束P’又は一時積載トレイとして機能するステープルトレイ21上に、クランプ401で搬送されて揃えられる用紙Pの用紙先端近傍に、押さえコロ851が接離可能なように構成されている。
この実施例6の用紙押させ手段では、上記したように、クランプ401で用紙Pの後端が把持された状態で搬送されながら、押さえコロ851による搬送方向逆向きの力が作用することで、撓みを解消しながら用紙Pのが搬送される。また、用紙Pが搬送方向に対し引き伸ばされる方向の力を受けながら後端フェンス24に突き当てられる。このため、用紙Pの後端が揃えられると同時に、用紙Pの全体が揃えられ、その瞬間にクランプ401が用紙Pの把持を解除し退避することで、後端フェンス24に沿って用紙Pを用紙束P’に落下させ、精度良く用紙Pを積載させることができる。
図16の制御フロー図に示すように、用紙Pは、クランプユニット400のクランプ401で、その後端を把持され、後端フェンス24に向けて搬送される(S101)。その後、クランプ401が押さえコロ851を通過したか否かの判断を行う(S102)。
一方、クランプ401が押さえコロ851を通過した場合(S102のYes)には、コロ回動機構850を動作させて回転自由な押さえコロ851を降下させて用紙Pの上面に当てる(S103)。このように押さえコロ851を降下させて、クランプ401により搬送されている用紙Pの上面に当てることで、用紙Pに用紙搬送方向逆向きの力を作用させ、用紙Pにの撓みを解消しながら用紙Pにを搬送することができる。
そして、用紙Pの後端が後端フェンス24に到達していない場合(S104のNo)には、用紙Pの後端が後端フェンス24に到達するまでこの判断を繰り返す。
一方、用紙Pの後端が後端フェンス24に到達した場合(S104のYes)には、クランプ401による用紙Pの把持の解除と、コロ回動機構850を動作させて押さえコロ851を用紙Pから退避(離間)させる(S105)。これらのように、クランプ401の把持の解除と、押さえコロ851の退避を行うことで、用紙Pを後端フェンス24に沿って落下させ、用紙束P’上に積載することができる。
これらのように、クランプ401による用紙Pの把持の解除前、または把持を解除すると共に、押さえコロ851を上昇させて用紙Pから離間させることで、次のような効果を奏することができる。後端フェンス24に沿って用紙Pを用紙束P’やステープルトレイ21上に落下させ精度良く用紙Pを積載させることができる。
実施例7は、実施例6のクランプユニット400において、用紙押さえ手段であるコロ回動機構850の構成、及び動作制御に係る点が異なるものである。実施例7のコロ回動機構850では、用紙後端を後端フェンス24に突き当て揃えた後、用紙搬送方向に対し逆回転させた押えコロ851を用紙先端付近に当てて用紙Pを引き伸ばし、撓みを解消してから積載させる構成になっている。
図17は、実施例7に係る用紙押さえ手段の動作説明のための模式図である。図18は、実施例7に係る用紙押さえ手段であるコロ回動機構850の押さえコロ851の回転動作の制御フロー図である。
図17を用いて実施例7のコロ回動機構850の構成、及び動作について説明する。図17(a)に示すように、クランプ401にて把持された用紙Pが後端フェンス24に向けて搬送されるときには、押えコロ851はまだ停止し、退避した状態にある。その後、図17(b)に示すように、クランプ401が、押えコロ851を通過して用紙束P’(ステープルトレイ21)上まで到達したことを不図示のセンサで検知すると、押えコロ851の、用紙Pの搬送方向に対する逆回転を開始させる。このとき、コロ回動アーム853は回動されておらず、押えコロ851は退避位置で空転している状態にある。
すると、図17(d)に示すように、搬送方向に対し逆回転をしている押えコロ851を用紙Pの上面に当てたことで、用紙Pの撓みが解消され用紙Pが伸びきった状態になり、クランプ401は用紙Pを把持したまま停止する。
その後、図17(e)に示すように、クランプ401が用紙Pの把持を解除して退避するのと同時に、押えコロ851も用紙Pから退避し、図17(f)に示すように、後端フェンス24に沿って用紙Pが用紙束P’上に落下して積載される。このときクランプ401はさらに退避し、押えコロ851は退避後に停止する。
図18の制御フロー図に示すように、用紙Pは、クランプユニット400のクランプ401で、その後端を把持され、後端フェンス24に向けて搬送される(S201)。その後、クランプ401が押さえコロ851を通過したか否かの判断を行う(S202)。
一方、クランプ401が押さえコロ851を通過した場合(S202のYes)には、コロ回動機構850の不図示の駆動源を駆動して押さえコロ851の、用紙Pの用紙搬送方向に対する逆方向の回転を開始させる(S203)。
その後、用紙Pの後端が後端フェンス24に到達したか否かの判断を行う(S204)。
そして、用紙Pの後端が後端フェンス24に到達していない場合(S204のNo)には、用紙Pの後端が後端フェンス24に到達するまでこの判断を繰り返す。
一方、用紙Pの後端が後端フェンス24に到達した場合(S204のYes)には、コロ回動機構850のコロ回動アーム853を回動させて、搬送方向に対し逆回転している押さえコロ851を降下させて用紙Pの上面に当てる(S205)。
そして、予め設定した時間経過したら(S206のYes)、クランプ401による用紙Pの把持を解除して退避させるのと同時に、押えコロ851を退避させ、用紙Pを後端フェンス24に沿って落下させ、用紙束P’上に積載する(S207)。
その後、押えコロ851が退避したら、その回転を停止させる(S208)。
実施例8は、実施例6、7のクランプユニット400において、用紙押さえ手段であるコロ回動機構850の構成、及び動作制御に係る点が異なるものである。実施例8のコロ回動機構850では、画像形成装置より出力される用紙Pの用紙サイズ情報を入手し、用紙サイズ毎に予め設定された位置に押えコロ851を移動させる構成になっている。
図19では、用紙サイズの一例として、(a)で小サイズ、(b)で中サイズ、(c)で大サイズに対応させた位置に、押えコロ851を移動させた状態を示している。
このように、キャリッジ855には押さえコロ851を保持する機構を有し、キャリッジ855が移動することで押さえコロ851の位置が決まる構成である。
図20の制御フロー図に示すように、まず、画像形成装置より出力される用紙の用紙サイズ情報を入手する(S301)。その後、用紙サイズを確認する。つまり、用紙サイズを確認できたか否かの判断を行う(S302)。
一方、用紙サイズを確認できた場合(S302のYes)には、コロ回動機構850のキャリッジベルト駆動源858を動作させて、用紙サイズ毎に予め設定された位置にキャリッジ855を移動させる(S303)。
その後、キャリッジ855が正しい位置に移動したか確認する(S304)。この確認で、キャリッジ855が正しい位置に移動していない場合(S304のNo)には、キャリッジ855が正しい位置への移動(S303)に戻り、キャリッジ855が正しい位置に移動するまで繰り返す。
一方、キャリッジ855が正しい位置に移動できている場合(S304のYes)には、移動機構の制御を終了する。
また、上記した各実施例の用紙処理装置200を内蔵することで、安価な構成で用紙揃えを行うことができる画像形成装置を提供できる。
(態様A)
用紙Pを搬送する用紙搬送手段と、用紙搬送手段により搬送された用紙の端部を把持して移動するクランプ401などの用紙把持手段と、複数枚の用紙を重ねて積載可能なステープルトレイ21などの積載トレイとを備え、用紙把持手段による用紙の把持を積載トレイ上で解除することで積載トレイに用紙を積載する用紙処理装置である。この用紙処理装置において、積載トレイの所定の位置に、用紙の端部が移動してきたことを検知する用紙センサ25などの用紙検知手段を備え、用紙検知手段により用紙の端部が移動してきたことを検知した際、用紙把持手段が用紙の把持を解除するよう制御する制御手段を設ける。
(態様A)において、積載トレイの用紙把持手段による用紙の移動方向先端部が突き当たる後端フェンス24などの突き当て部材を設ける。これによれば、上記実施形態について説明したように、用紙Pの移動方向への飛び出しを規制でき、精度の良い整合が行える。
(態様A)または(態様B)において、制御手段は用紙検知手段により用紙把持手段により把持された用紙の端部が移動してきたことを検知した際、用紙把持手段を停止させ、用紙把持手段による該用紙の把持を解除する。これによれば、実施例1について説明したように、精度の良い用紙揃えが行える。
(態様C)において、積載トレイ上の用紙を押さえる用紙押さえ手段700を備え、制御手段は用紙検知手段により用紙把持手段により把持された用紙の端部が移動してきたことを検知した際、用紙把持手段を停止させ、用紙押さえ手段により用紙を押さえた後に、用紙把持手段による用紙の把持を解除する。これによれば、実施例2について説明したように、精度の良い用紙揃えが行える。
(態様D)において、用紙押さえ手段は可撓性回転部材800である。これによれば、実施例3について説明したように、精度の良い用紙揃えが行える。
(態様B)において、後端フェンス24などの突き当て部材に向かって用紙を移動させる用紙移動手段を設け、制御手段は用紙センサ25などの用紙検知手段によりクランプ401などの用紙把持手段により把持された用紙の端部が移動してきたことを検知した際、用紙把持手段を移動させたまま用紙把持手段による用紙の把持を解除し、用紙把持手段から解除された用紙を用紙移動手段により突き当て部材に向かって移動させる。これによれば、実施例4,5について説明したように、生産性を向上させつつ、整合精度を維持できる。
(態様F)において、用紙移動手段は可撓性回転部材800である。これによれば、実施例4について説明したように、良好な整合精度を得ることができる。
(態様F)において、用紙移動手段は用紙把持手段により把持された用紙後端と反対側の端部を押す用紙先端押し手段900である。これによれば、実施例5について説明したように、良好な整合精度を得ることができる。また、後端フェンス24の用紙揃え面よりも用紙Pを押し込むことはなく、用紙Pにダメージを与えない。
(態様A)または(態様B)において、積載トレイ上に搬送されてくる用紙を押さえるコロ回動機構850などの用紙押さえ手段を備え、用紙押さえ手段は、上下に昇降可能な押さえコロ851などの押さえコロを有し、用紙把持手段により把持された状態の用紙に押さえコロを下降させて押圧する。これによれば、用紙Pの撓みを解消し、その状態で後端フェンス24などの突き当て部材に沿って用紙Pを用紙束P’や積載トレイに落下させ精度良く用紙Pを積載させることができる。
(態様I)において、押さえコロを、搬送されてくる用紙の搬送方向とは逆方向に回転させた状態で、用紙把持手段により把持された状態の用紙に押さえコロを下降させる。これによれば、用紙Pを引き伸ばすことで撓みを解消し、その状態で後端フェンス24などの突き当て部材に沿って用紙Pを用紙束P’や積載トレイに落下させ精度良く用紙Pを積載させることができる。
(態様I)または(態様J)において、用紙把持手段による用紙の把持の解除前、または把持を解除すると共に、押さえコロを上昇させ、用紙から離間させる。これによれば、突き当て部材に沿って用紙Pを用紙束P’や積載トレイに落下させ精度良く用紙Pを積載させることができる。
(態様I)乃至(態様K)のいずれかにおいて、押さえコロを下降させる位置が、積載トレイ上に積載される用紙の先端側の位置である。これによれば、用紙把持手段で把持している側と反対側の用紙Pの端部を押えコロで規制でき、用紙先端側を搬送方向の逆方向に引き戻し、用紙Pを引き伸ばすことができる。したがって、用紙Pの撓みを解消し、その状態で後端フェンス24などの突き当て部材に沿って用紙Pを用紙束P’や積載トレイに落下させ精度良く用紙Pを積載させることができる。
(態様I)乃至(態様L)のいずれかにおいて、押さえコロは、積載トレイ上に搬送されてくる用紙の搬送方向に移動可能であり、用紙の用紙サイズ情報に基づいて押さえコロを移動させ、上記用紙把持手段により把持された状態の用紙に押さえコロを下降させる。これによれば、用紙サイズ毎に最適な位置に押えコロを配置し、用紙Pの撓みを解消し、精度良く用紙Pを積載させることができる。
(態様A)乃至(態様M)において、積載トレイは複数枚の用紙を一時的に積載する一時積載トレイであり、積載した複数枚の用紙に綴じ処理をおこなうステープラ50などの綴じ手段と、綴じ手段により綴じ処理を行った用紙束を排出する放出爪29などの排出手段とを備えたステープルトレイ21である。
用紙上に画像を形成する画像形成部100と、画像形成部において画像が形成された用紙に対して処理を行う用紙処理部とを備えた画像形成装置において、用紙処理部として(態様A)乃至(態様N)の用紙処理装置を採用する。これによれば、(態様A)乃至(態様N)の用紙処理装置と同様な効果を奏することができる。また、安価な構成で、用紙揃えを行うことができる画像形成装置を提供できる。
2 上搬送路
3 ストレート搬送路
4 下搬送路
5 排紙トレイ
6 プルーフトレイ
7、8 分岐爪
10 入口ローラ対
11 搬送ローラ対
12 搬送ローラ対
13 入口センサ
21 ステープルトレイ
22 ジョガーフェンス
24 後端フェンス
25 用紙センサ
26 排紙ローラ
27 従動ローラ
28 排紙センサ
29 放出爪
30 タイミングベルト
32 排紙ガイド
50 ステープラ
100 画像形成部
200 用紙処理装置
400 クランプユニット
401 クランプ
402 クランプガイド
404 リンク回転中心
405 リンク
501 ベース
503 開閉部
504 トーションスプリング
505 ソレノイド
506 回転中心
700 用紙押さえ手段
701 押さえ部材
702 圧縮スプリング
703 カム
800 可撓性回転部材
801 ホルダ
802 ゴム板
803 軸
804 プーリ
805 ベルト
806 駆動源
807 検知板
808 センサ
850 コロ回動機構
851 押さえコロ
852 コロ回転軸
853 コロ回動アーム
855 キャリッジ
856 キャリッジガイド
857 キャリッジベルト
858 キャリッジベルト駆動源
900 用紙先端押し手段
901 押し部材
902 タイミングベルト
903 プーリ
B 用紙穿孔ユニット
P 用紙
P’ 用紙束
Claims (11)
- 用紙を搬送する用紙搬送手段と、該用紙搬送手段により搬送された用紙の端部を把持して移動する用紙把持手段と、複数枚の用紙を重ねて積載可能な積載トレイとを備え、該積載トレイ上で該用紙が該用紙把持手段から解放されることで該積載トレイに該用紙を積載する用紙処理装置において、
上記積載トレイの所定の位置に、該用紙の搬送方向後端部が移動してきたことを検知する用紙検知手段と、上記積載トレイ上の用紙を押さえる用紙押さえ手段とを備え、
該用紙検知手段により上記用紙把持手段に把持された該用紙の搬送方向後端部が移動してきたことを検知した際、該用紙把持手段を停止させ、該用紙押さえ手段により該用紙を押さえた後に、該用紙把持手段による該用紙の把持を解除するよう制御する制御手段を設けたことを特徴とする用紙処理装置。 - 請求項1に記載の用紙処理装置において、
上記積載トレイに、上記用紙把持手段による用紙の搬送方向後端部が突き当たる突き当て部材を設けたことを特徴とする用紙処理装置。 - 請求項1に記載の用紙処理装置において、
上記用紙押さえ手段は可撓性回転部材であることを特徴とする用紙処理装置。 - 用紙を搬送する用紙搬送手段と、該用紙搬送手段により搬送された用紙の端部を把持して移動する用紙把持手段と、複数枚の用紙を重ねて積載可能な積載トレイとを備え、該積載トレイ上で該用紙が該用紙把持手段から解放されることで該積載トレイに該用紙を積載する用紙処理装置において、
上記積載トレイの所定の位置に備え、該用紙の搬送方向後端部が移動してきたことを検知する用紙検知手段と、
該用紙検知手段により該用紙の搬送方向後端部が移動してきたことを検知した際、該用紙把持手段が該用紙の把持を解除するよう制御する制御手段と、
上記積載トレイ上に搬送されてくる用紙を押さえる用紙押さえ手段とを設け、
該用紙押さえ手段は、上下に昇降可能な押さえコロを有し、上記用紙把持手段により把持された状態の該用紙に該押さえコロを下降させて押圧することを特徴とする用紙処理装置。 - 請求項4に記載の用紙処理装置において、
上記積載トレイに、上記用紙把持手段による用紙の搬送方向後端部が突き当たる突き当て部材を設けたことを特徴とする用紙処理装置。 - 請求項4又は5に記載の用紙処理装置において、
上記押さえコロを、搬送されてくる用紙の搬送方向とは逆方向に回転させた状態で、上記用紙把持手段により把持された状態の該用紙に該押さえコロを下降させることを特徴とする用紙処理装置。 - 請求項4乃至6のいずれか一に記載の用紙処理装置において、
上記用紙把持手段による用紙の把持の解除前、または把持を解除すると共に、上記押さえコロを上昇させ、該用紙から離間させることを特徴とする用紙処理装置。 - 請求項4乃至7のいずれか一に記載の用紙処理装置において、
上記押さえコロを下降させる位置が、上記積載トレイ上に積載される用紙の先端側の位置であることを特徴とする用紙処理装置。 - 請求項4乃至8のいずれか一に記載の用紙処理装置において、
上記押さえコロは、上記積載トレイ上に搬送されてくる用紙の搬送方向に移動可能であり、該用紙の用紙サイズ情報に基づいて該押さえコロを移動させ、上記用紙把持手段により把持された状態の該用紙に該押さえコロを下降させることを特徴とする用紙処理装置。 - 請求項1乃至9のいずれか一に記載の用紙処理装置において、
上記積載トレイは複数枚の用紙を一時的に積載する一時積載トレイであり、該積載した複数枚の用紙に綴じ処理をおこなう綴じ手段と、該綴じ手段により綴じ処理を行った用紙束を排出する排出手段とを備えたステープルトレイであることを特徴とする用紙処理装置。 - 用紙上に画像を形成する画像形成部と、該画像形成部において画像が形成された用紙に対して処理を行う用紙処理部とを備えた画像形成装置において、
上記用紙処理部として請求項1乃至10のいずれか一に記載の用紙処理装置を採用することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014028293A JP6296336B2 (ja) | 2013-07-19 | 2014-02-18 | 用紙処理装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013150876 | 2013-07-19 | ||
JP2013150876 | 2013-07-19 | ||
JP2014028293A JP6296336B2 (ja) | 2013-07-19 | 2014-02-18 | 用紙処理装置および画像形成装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015038002A JP2015038002A (ja) | 2015-02-26 |
JP2015038002A5 JP2015038002A5 (ja) | 2017-03-23 |
JP6296336B2 true JP6296336B2 (ja) | 2018-03-20 |
Family
ID=52631388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014028293A Expired - Fee Related JP6296336B2 (ja) | 2013-07-19 | 2014-02-18 | 用紙処理装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6296336B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0554458U (ja) * | 1991-10-15 | 1993-07-20 | ローレルバンクマシン株式会社 | 紙幣の表裏反転装置 |
ES2089587T3 (es) * | 1992-02-19 | 1996-10-01 | Ferag Ag | Garra para un dispositivo transportador para el transporte de productos de imprenta de una o varias hojas. |
DE10345703A1 (de) * | 2002-10-25 | 2004-05-13 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Flächige Bedruckstoffe verarbeitende Maschine mit einem mit Nachgreifern ausgerüsteten Ausleger |
JP4044420B2 (ja) * | 2002-11-15 | 2008-02-06 | シャープ株式会社 | 用紙後処理装置 |
JP2008280099A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Canon Inc | シート積載装置、シート積載制御方法、及びプログラム |
EP2265528B1 (de) * | 2008-01-24 | 2012-05-09 | Ferag AG | Verfahren und vorrichtung zum fördern von flächigen produkten |
JP2013220937A (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-28 | Ricoh Co Ltd | 後処理装置、及び、画像形成装置 |
JP5987458B2 (ja) * | 2012-05-01 | 2016-09-07 | 株式会社リコー | 用紙処理装置及び画像形成システム |
-
2014
- 2014-02-18 JP JP2014028293A patent/JP6296336B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015038002A (ja) | 2015-02-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3748710B2 (ja) | シート処理装置 | |
JP5625722B2 (ja) | シート折り装置及び画像形成装置 | |
US9045310B2 (en) | Sheet processing apparatus, image forming system, and method of enhancing folding of sheet bundle | |
JP6079258B2 (ja) | シート処理装置及び画像形成システム | |
CN107840180B (zh) | 片材处理装置及具备其的图像形成装置和片材排出方法 | |
JP4544112B2 (ja) | 後処理装置、後処理方法 | |
JP2003089472A (ja) | 後処理装置及び画像形成システム | |
JP5888020B2 (ja) | 用紙処理装置及び画像形成システム | |
JP5929237B2 (ja) | シート処理装置、画像形成システム及びシート積載方法 | |
JP4827506B2 (ja) | シート処理装置及び画像形成装置 | |
JP5964631B2 (ja) | シート後処理装置 | |
JP6296336B2 (ja) | 用紙処理装置および画像形成装置 | |
JP2003246536A (ja) | 用紙後処理装置及び画像形成システム | |
JP2004284716A (ja) | シート処理装置、およびシート束整合方法 | |
JP2007168926A (ja) | シート処理装置及び画像形成装置 | |
JP6163856B2 (ja) | 後処理装置および画像形成システム | |
JP2005193993A (ja) | 用紙処理装置、画像形成システム、コンピュータプログラム及び記録媒体 | |
JP4081075B2 (ja) | シート後処理装置 | |
JP5527084B2 (ja) | 用紙処理装置及び画像形成装置 | |
JP2007297186A (ja) | シート処理装置及び画像形成装置 | |
JP4045765B2 (ja) | 後処理装置及び画像形成システム | |
JP2012025049A (ja) | 用紙クランプ装置及び用紙後処理装置 | |
JPH05193823A (ja) | シート後処理装置 | |
JP2009249049A (ja) | 用紙後処理装置及び画像処理システム | |
JP4057958B2 (ja) | 用紙処理装置、画像形成システム、用紙処理方法、コンピュータプログラム及び記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170217 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171012 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171020 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180208 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6296336 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |