JP6256215B2 - 角速度センサ - Google Patents

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Description

本発明は、振動体を有する角速度センサに関するものである。
従来より、振動片が基部に固定された振動体を有する角速度センサが提案されている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、この角速度センサは、圧電材料で構成される基板を用いて構成されており、基板に振動体と振動体を囲む外周部とが区画形成されている。そして、振動体は、外周部に複数の梁部を介して支持されている。
これによれば、振動体(基部)と外周部との間に配置された梁部により、外周部から振動体に振動や衝撃等の外乱が伝達されることを抑制でき、検出精度が低下することを抑制できる。
特開2011−75415号公報
しかしながら、上記角速度センサでは、各梁部は、それぞれ独立して外周部と接続されている。このため、各梁部によって外乱の抑制効果が異なり、検出精度が低下することを十分に抑制できない場合があるという問題がある。
本発明は上記点に鑑みて、検出精度が低下することを抑制できる角速度センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、圧電材料を用いて構成される基板(10)と、基板に形成され、基板の面方向に振動する第1、第2振動片(14a、14b)を有する振動体(12)と、基板に形成され、振動体の周囲に配置される外周部(13)と、を備え、振動体を振動させた状態で角速度が印加されると当該角速度に応じた電荷を発生する角速度センサにおいて、以下の点を特徴としている。
振動体は、基板の面方向における一方向を第1方向とし、基板の面方向のうちの第1方向と直交する方向を第2方向としたとき、少なくとも第1方向に変位可能とされた第1梁構成部材(16a〜19a)と、第1梁構成部材と連結され、少なくとも第2方向に変位可能とされた第2梁構成部材(16b〜19b)とを有する複数の梁部(16〜19)を介して外周部に支持され、第1、第2振動片を同方向に突出させた状態で支持する基部(15)を有し、複数の梁部の少なくとも一部は、第1、第2梁構成部材のうちの外周部側の梁構成部材が互いに一体化されており、第1、第2振動片の配列方向に沿った方向の衝撃が印加されたとき、第1、第2振動片および基部が同方向に振動する同相モードの共振周波数をf1、第1、第2振動片および基部が逆方向に振動する同相吸収モードの共振周波数をf3、nを整数とすると、同相吸収モードの共振周波数f3と同相モードの共振周波数f1より大きく、同相吸収モードの共振周波数f3と同相モードの共振周波数f1のn倍の値との差の絶対値Δf3が、当該絶対値Δf3を同相モードの共振周波数f1から乖離させる度合いを示す回避差Dを同相モードの共振周波数f1に対して掛けた値よりも大きくなる関係が成り立ち、かつ、回避差Dが0%より大きくされていることを特徴としている。
これによれば、梁部のうちの外周部側の梁構成部材が一体化されている部分では、変位を互いに連成し合うため、外周部から振動体に外乱が伝達されることをさらに抑制でき、検出精度が低下することを抑制できる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態における角速度センサの平面図である。 図1に示す角速度センサの作動を示す図である。 一般的な角速度センサの共振倍率の周波数特性(応答曲線)を示した図である。 第1実施形態の角速度センサの共振倍率の周波数特性(応答曲線)を示した図である。 静止状態に対する同相モードと同相吸収モードの動きを示した模式図である。 図1に示す角速度センサに対してy軸方向に衝撃が印加されたときの同相モードの動きを示した模式図である。 図1に示す角速度センサに対してy軸方向に衝撃が印加されたときの同相吸収モードの動きを示した模式図である。 Q値を変化させときの数式1のグラフである。 本発明の第2実施形態における角速度センサの平面図である。 本発明の第3実施形態における角速度センサの平面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、本実施形態の角速度センサは、車両に印加される角速度を検出するものに適用されると好適である。
角速度センサは、図1に示されるように、圧電材料としての水晶やPZT(チタン酸ジルコン鉛)等で構成される基板10を備えている。そして、基板10には、周知のマイクロマシン加工が施されて溝部11が形成され、溝部11によって振動体12および外周部13が区画形成されている。なお、外周部13は、振動体12の周囲に位置するように、振動体12と区画形成されている。
振動体12は、第1、第2振動片14a、14bが基部15に保持された構成とされている。具体的には、基部15は、長手方向(図1中紙面上下方向)を有する平面矩形状とされている。そして、第1、第2振動片14a、14bは、基部15における長手方向の両端部において同じ方向に突出するように配置されている。つまり、本実施形態の振動体12は、いわゆる音叉型とされている。
また、各振動片14a、14bには、図示しない駆動電極および検出電極が形成されている。例えば、各振動片14a、14bのうちの基部15側に駆動電極が形成され、各振動片14a、14bのうちの基部15側と反対側に検出電極が形成されている。
そして、振動体12は、第1、第2梁部16、17を介して外周部13に支持されている。ここで、第1、第2梁部16、17の具体的な構成について説明する。なお、以下では、第1、第2振動片14a、14bの基部15に対する突出方向(図1中紙面左右方向)をx軸方向とし、基板10の面内において当該突出方向と直交する方向(第1、第2振動片14a、14bの配列方向)をy軸方向とし、基板10の面方向に対する法線方向をz軸方向として説明する。また、本実施形態では、y軸方向が本発明の第1方向に相当し、x軸方向が本発明の第2方向に相当し、z軸方向が本発明の第3方向に相当している。
第1梁部16は、x軸方向およびy軸方向に対して傾いた第1、第2梁構成部材16a、16bにて構成されている。言い換えると、第1梁部16は、x軸方向およびy軸方向に変位可能とされた第1、第2梁構成部材16a、16bにて構成されている。そして、第1梁部16は、第1梁構成部材16aが振動体12側に配置されると共に第2梁構成部材16bが外周部13側に配置され、第1、第2梁構成部材16a、16bが連結された略V字状とされている。
同様に、第2梁部17は、x軸方向およびy軸方向に対して傾いた第1、第2梁構成部材17a、17bにて構成されている。言い換えると、第2梁部17は、x軸方向およびy軸方向に変位可能とされた第1、第2梁構成部材17a、17bにて構成されている。そして、第2梁部17は、第1梁構成部材17aが振動体12側に配置されると共に第2梁構成部材17bが外周部13側に配置され、第1、第2梁構成部材17a、17bが連結された略V字状とされている。なお、第2梁部17は、第1梁部16が構成する略V字状と反対側に凸部を有する略V字状とされている。
そして、第1梁部16および第2梁部17は、各第1梁構成部材16a、17aにおける振動体12側の端部が連結されて一体化された状態で振動体12と連結されている。また、第1梁部16および第2梁部17は、各第2梁構成部材16b、17bにおける外周部13側の端部が連結されて一体化された状態で外周部13と連結されている。つまり、本実施形態では、第1、第2梁部16、17により、平面枠状の梁部が構成され、当該枠状の梁部の相対する2組の角部のうちの1組の角部が振動体12および外周部13と連結されているともいえる。
さらに本実施形態では、第1、第2梁部16、17は、バネ定数が第1、第2振動片14a、14bの有するバネ定数より小さくなるように、適宜断面積や長さ等が調整されている。
このような角速度センサでは、角速度を検出する際には、第1、第2振動片14a、14bに形成された駆動電極に駆動信号が印加される。なお、第1、第2振動片14a、14bに印加される駆動信号は、所定の振幅、周波数を有するパルス状の駆動信号であり、互いに位相が180°異なるものである。これにより、図2に示されるように、第1、第2振動片14a、14bは、y軸方向に沿って逆向きに駆動振動する。言い換えると、第1、第2振動片14a、14bは、互いに開閉するように駆動振動する。
そして、この状態において、x軸方向周りの角速度が印加されると、コリオリ力によって第1、第2振動片14a、14bは、z軸方向に逆向きに振動する。例えば、第1振動片14aが図2中紙面垂直方向向こう側に振動する場合は、第2振動片14bが図2中紙面垂直方向手前側に振動する。そして、第1、第2振動片14a、14bに形成された図示しない検出電極に振動に応じた電荷が発生する。このため、各検出電極に発生した電荷を差動増幅することにより、角速度の検出が行われる。なお、図2中において、丸の中に黒丸を示した記号は紙面垂直方向向こう側を示し、丸の中に×印を示した記号は紙面垂直方向手前側に振動することを示している。
このとき、振動体12は、第1、第2梁部16、17を介して外周部13に支持されている。このため、第1、第2梁部16、17がx軸方向およびy軸方向に変位する(撓む)ことにより、外周部13から振動体12に振動や衝撃等の外乱が伝達されることを抑制できる。
また、第1、第2梁部16、17における各第2梁構成部材16b、17bは一体化されている。このため、第1、第2梁部16、17は、変位を互いに連成し合うため、さらに外周部13から振動体12に外乱が伝達されることを抑制できる。
ここで、上記のような検出原理によって角速度の検出を行っているが、第1、第2振動片14a、14bは、z軸方向において同方向に振動する同相モードの共振周波数finと、互いに逆方向に振動する逆相モードの共振周波数fantiを有している。
なお、図2に示されるように、ここでの同相モードとは、z軸方向に沿った衝撃が印加されたときに第1、第2振動片14a、14bがz軸方向において同方向に振動させられることを意味している。また、ここでの逆相モードとは、z軸方向に沿った衝撃が印加されたときに第1、第2振動片14a、14bがz軸方向において逆方向に振動させられることを意味している。
z軸方向への衝撃が印加されたとき、第1、第2振動片14a、14bが同相モードで変化するのであれば、第1、第2振動片14a、14bに形成された検出電極に発生した電荷を差動増幅(差動出力)することにより、その衝撃に基づく振動に起因する電荷(信号)が相殺される。しかしながら、z軸方向への衝撃が印加されたとき、第1、第2振動片14a、14bが逆相モードで変化すると、差動増幅によってその衝撃に基づく振動に起因する電荷(信号)が相殺されず、出力誤差となって検出精度が低下する。
z軸方向への衝撃が印加されたときは、その衝撃に含まれる周波数成分に応じて共振倍率(応答の強さ)が変わる。具体的には、一般的な角速度センサ(共振周波数を特に考慮していない角速度センサ)では、共振倍率の周波数特性(応答曲線)は、図3に示されるように、同相モードの共振周波数finにおいて最も共振倍率が大きくなる。そして、同相モードの共振周波数finを中心として他の周波数域では急激に共振倍率が低下し、同相モードの共振周波数finから離れるほど低下してく。ただし、同相モードの共振周波数finとは別に逆相モードの共振周波数fantiが存在し、この逆相モードの共振周波数fantiでも同相モードの共振周波数finよりは十分小さいものの、共振倍率がある程度大きくなる。そして、衝撃に含まれるこの逆相モードの共振周波数fanti成分が第1、第2振動片14a、14bを逆方向へ振動させる動きを誘発し、出力誤差を発生させる。
この逆相モードの共振周波数fantiについては、同相モードの共振周波数finの近くに存在するほどその共振周波数fantiでの共振倍率が大きくなる。すなわち、図3に示されるように同相モードの共振周波数finを中心として共振倍率が減衰されていく。しかしながら、逆相モードの共振周波数fantiが同相モードの共振周波数finに近すぎると、衝撃が印加されたときにその衝撃に含まれる逆相モードの共振周波数fanti成分が十分減衰されない領域に存在することになる。このため、その衝撃における減衰しきっていない逆相モードの共振周波数fanti成分がこの振動における逆相モードの動きを誘発する。
したがって、同相モードの共振周波数finと逆相モードの共振周波数fantiとが離れるようにすることで、衝撃に含まれる逆相モードの共振周波数fanti成分が十分減衰された領域となるようにでき、逆相モードの動きの誘発を抑制することが可能になると言える。共振倍率の周波数特性ついては、z軸方向の変位を許容するバネ、つまり本実施形態の場合であれば第1、第2振動片14a、14bの設定に基づいて調整することができる。そして、図4に示すように逆相モードの共振周波数fantiが同相モードの共振周波数finから離れるようにすると、逆相モードの共振周波数fantiでの共振倍率を低下させることができる。
具体的には、逆相モードの共振周波数fantiと同相モードの共振周波数finの差分を逆相モードの共振周波数fantiで割った値(=(fanti―fin)/fanti)をデカップリング率(Decoupling Ratio(以下、D.R.という)と定義する。すると、D.R.の絶対値を0.2以上にすると、共振倍率はピーク値(Q値:共振周波数finのときの共振倍率)が大きくても小さくても1割程度の誤差で3以下となり、ロバスト性を確保できる領域とすることができる。好ましくはD.R.の絶対値が0.4以上になると逆相モードの共振周波数fantiでの共振倍率を1以下にすることが可能になり、衝撃に含まれる逆相モードの共振周波数fanti成分がより十分減衰され、逆相モードの動きの誘発を抑制することができる。例えば、同相モードの共振周波数finが10kHz、逆相モードの共振周波数fantiが16kHzとすれば、D.R.の絶対値が0.4以上となり、共振倍率が1以下となるようにできる。
このため、本実施形態では、D.R.の絶対値が0.2以上、好ましくは0.4以上となるようにしている。これにより、逆相モードの動きの誘発を抑制することができる。したがって、角速度センサの出力誤差を抑制することができ、さらに検出精度が低下することを抑制できる。
また、このような角速度センサは、y軸方向に沿った方向への衝撃の印加に対して2つの共振モードの周波数f1、f3を有している。具体的には、図5において模式的に示されるように、バネs1、s2に支持された2つの錘m1、m2が同方向へ振動させられる同相モードの共振周波数f1と、2つの錘m1、m2が逆方向へ振動させられる同相吸収モードの共振周波数f3である。
なお、図5において、バネs2は、第1、第2梁部16、17によって構成され、錘m2は基部15によって構成され、バネs1は第1、第2振動片14a、14bによって構成され、錘m1は第1、第2振動片14a、14bによって構成される。また、同相吸収モードの共振周波数f3は、同相モードの共振周波数f1よりも大きな周波数となる。
すなわち、図6Aに示されるように、角速度センサに対してy軸方向に衝撃が印加されたとき、同相モードの共振周波数f1では、y軸方向において第1、第2振動片14a、14bと基部15とが同方向に振動させられる。これに対し、図6Bに示されるように、角速度センサに対してy軸方向に衝撃が印加されたとき、同相吸収モードの共振周波数f3では、y軸方向において第1、第2振動片14a、14bと基部15とが逆方向に振動させられる。
ここで、角速度センサにy軸方向に衝撃が印加されると、第1、第2振動片14a、14bおよび基部15は、(1)非共振による振動励起、(2)共振による振動励起、(3)共振干渉による振動励起、の3つの足し合わせによる変位メカニズムにて振動させられる。つまり、第1、第2振動片14a、14bおよび基部15は、これら(1)〜(3)の振動励起が同時に足し合わされるように発生することで変位する(振動させられる)。
(1)非共振による振動励起は、単純に慣性力とバネ力から算出される変位量である。また、(2)共振による振動励起は、角速度センサが有する共振モード、主に同相モードの共振周波数f1と同じ周波数を持つ衝撃成分の印加時間と振動体12固有のQ値(共振倍率のピーク値)から算出される励起量である。そして、(3)共振干渉による振動励起は、同相モードの共振周波数f1の整数倍(n倍)と同相吸収モードの共振周波数f3での干渉による励起量である。
ここで、(3)共振干渉による振動励起の影響度合いに相当する増幅率Aは、次式によって表される。この数式は、(3)共振干渉による振動励起を(1)非共振による振動励起や(2)共振による振動励起と同等程度まで十分に低下させた状態よりもA倍変位することを意味している。
Figure 0006256215
なお、数式中のf1は同相モードの共振周波数f1、f3は同相吸収モードの共振周波数f3、nは整数、QはQ値を表している。
また、Q値を変化させて数式1をグラフ化したものが図7である。図7中の回避差Dとは、同相吸収モードの共振周波数f3と同相モードの共振周波数f1のn倍の値との差の絶対値Δf3を同相モードの共振周波数f1から乖離させる度合いを示している。図7に示されるように、回避差D=0のとき、つまり絶対値Δf3が同相モードの共振周波数f1と一致しているときに最も増幅率Aが大きくなる。このときには(3)共振干渉による振動励起が最も大きなピーク値として現れ、全振動励起中に占める寄与率も高くなる。
したがって、絶対値Δf3(=|f3−n・f1|)が同相モードの共振周波数f1と一致するような条件とならないように設計することにより、(3)共振干渉による振動励起が最も大きなピーク値とならず、全振動励起中に占める寄与率を減少できる。つまり、絶対値Δf3が同相モードの共振周波数f1に対して回避差Dを掛けた値よりも大きくなる関係(Δf3>f1×D)において、少なくとも回避差Dが0%ではなく(D≠0)、0%より大きくなるようにすればよい。これにより、(3)共振干渉による振動励起が最大変位となることを避けることができる。
そして、回避差Dが5%より大きく(D>5%)なるように設計すれば、数式1中における分母のルート内の第1項が第2項よりも十分に大きな値となり、第2項に含まれるQ値にかかわらず増幅率Aを決めることができる。具体的には、図7に示されるように、増幅率Aは20程度まで低下する。このように、Q値にかかわらず増幅率Aを設定することが可能になり、増幅率Aを十分に小さくできることから、ロバスト性を高めることが可能となる。
さらに、回避差Dが10%より大きく(D>10%)なるように設計すれば、図7に示されるように、増幅率Aはほぼ1桁まで低下する。これにより、(3)共振干渉による振動励起を(1)非共振による振動励起や(2)共振による振動励起と同等程度まで十分に低下させた状態に抑えることができる。
なお、図7においては、Q値を50〜300において変化させた場合を一例として示したが、Q値の大きさについてはここに示した範囲に限るものではない。
したがって、本実施形態では、同相モードの共振周波数f1とそれよりも大きな同相吸収モードの共振周波数f3とについて、同相吸収モードの共振周波数f3と同相モードの共振周波数f1のn倍の値との差の絶対値Δf3が以下の条件を満たすようにしている。すなわち、絶対値Δf3が同相モードの共振周波数f1に対して回避差Dを掛けた値よりも大きくなる関係(Δf3>f1×D)としつつ、少なくとも回避差Dが0%より大きくなるようにしている。これにより、(3)共振干渉による振動励起が最大変位となることを避けることができる。
好ましくは、回避差D>5%となるようにすることで、増幅率AをQ値にかかわらず低下させることが可能となり、ロバスト性を高めることができる。より好ましくは、回避差D>10%となるようにすることで、増幅率Aをほぼ1桁まで低下させることができ、(3)共振干渉による振動励起を(1)非共振による振動励起や(2)共振による振動励起と同等程度まで十分に低下させた状態に抑えることができる。
このような関係を満たす同相モードの共振周波数f1と同相吸収モードの共振周波数f3に設定されるような設計とすることにより、(3)共振干渉による振動励起を低下させられる。
なお、数式1で示されるように、増幅率Aは、同相モードの共振周波数f1の整数倍(n倍)と同相吸収モードの共振周波数f3およびQ値によって定義されることから、数式1中のQ値を低下させることによっても増幅率Aを低下させることができる。例えば、本実施形態のような角速度センサは、通常、真空封止された状態で用いられるため、そのときの真空度を低下させることでQ値を低下させられる。このようにQ値を低下させると、増幅率Aを低下させることが可能となり、さらに(3)共振干渉による振動励起を低下させることができる。また、Q値を低下させると、(2)共振による振動励起も低下させられることから、(3)共振干渉による振動励起と合せて低下させられ、更なる耐衝撃性能向上を図ることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態では、振動体12は、第1、第2梁部16、17を介して外周部13に支持されている。このため、第1、第2梁部16、17がx軸方向およびy軸方向に変位する(撓む)ことにより、外周部13から振動体12に振動や衝撃等の外乱が伝達されることを抑制できる。
また、第1、第2梁部16、17における各第2梁構成部材16b、17bは一体化されている。このため、第1、第2梁部16、17は、変位を互いに連成し合うため、さらに外周部13から振動体12に外乱が伝達されることを抑制でき、より検出精度が低下することを抑制できる。
そして、第1、第2梁部16、17は、バネ定数が第1、第2振動片14a、14bの有するバネ定数より小さくされている。このため、第1、第2梁部16、17のバネ定数が第1、第2振動片14a、14bの有するバネ定数より大きくされている場合と比較して、外周部13から振動体12に外乱が伝達されることを抑制できる。
さらに、本実施形態では、D.R.の絶対値が0.2以上とされている。このため、角速度センサにz軸方向への衝撃が印加されたとしても、逆相モードの動きの誘発を抑制することができる。このため、出力誤差が発生することを抑制でき、さらに、検出精度が低下することを抑制できる。
また、本実施形態では、絶対値Δf3が同相モードの共振周波数f1に対して回避差Dを掛けた値よりも大きくなる関係(Δf3>f1×D)としつつ、少なくとも回避差Dが0%より大きくなるようにしている。このため、共振干渉による振動励起が最大変位となることを抑制でき、耐衝撃性能を向上できる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して第1、第2梁部16、17の構成を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態では、図8に示されるように、振動体12は、第1、第2梁部16、17と、振動体12を挟んで第1、第2梁部16、17と反対側に配置される第3、第4梁部18、19とを介して外周部13に支持されている。
第1、第2梁部16、17は、x軸方向に延びる第1梁構成部材16a、17aと、第1梁構成部材16a、17aと連結され、y軸方向に延びる第2梁構成部材16b、17bとを有している。つまり、第1、第2梁部16、17は、y軸方向に変位可能とされた第1梁構成部材16a、17aと、x軸方向に変位可能とされた第2梁構成部材16b、17bとを有している。そして、第1梁部16の第2梁構成部材16bと、第2梁部17の第2梁構成部材17bとが一体化されている。
同様に、第3、第4梁部18、19は、x軸方向に延びる第1梁構成部材18a、19aと、第1梁構成部材18a、19aと連結され、y軸方向に延びる第2梁構成部材18b、19bとを有している。つまり、第3、第4梁部18、19は、y軸方向に変位可能とされた第1梁構成部材18a、19aと、x軸方向に変位可能とされた第2梁構成部材18b、19bとを有している。そして、第3梁部18の第2梁構成部材18bと、第4梁部19の第2梁構成部材19bとが一体化されている。
このように、第1〜第4梁部16〜19を備えるようにしてもよく、また、第1、第2梁構成部材16a〜19bを一方向にのみ変位するようにしてもよい。このような角速度センサとしても、第1、第2梁部16、17の第2梁構成部材16b、17bが一体化され、第3、第4梁部18、19の第2梁構成部材18b、19bが一体化されているため、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、第2実施形態に対して第2梁構成部材16b〜19bの構成を変更したものであり、その他に関しては第2実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態では、図9に示されるように、振動体12と外周部13との間には、振動体12を囲む枠部20が形成されており、当該枠部20は複数の支持部21を介して外周部13に支持されている。そして、第1梁構成部材16a〜19aはそれぞれ枠部20に連結され、第2梁構成部材16b〜19bは枠部20によって構成されている。つまり、第1〜第4梁部16〜19における第2梁構成部材16b〜19bは、全て一体化されている。
これによれば、第1〜第4梁部16〜19は、各梁部16〜19の変位が全て連成し合うため、さらに外周部13から振動体12に外乱が伝達されることを抑制しつつ、上記第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上記では、枠部20(第1〜第4梁部16〜19における第2梁構成部材16b〜19b)が複数の支持部21を介して外周部13に支持された構成について説明したが、枠部20は1つの支持部21のみを介して外周部13に支持されていてもよい。
(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
例えば、上記各実施形態において、振動体12の構成を変更してもよい。例えば、振動体12は、基部15に対して第1、第2振動片14a、14bが両方向に突出したいわゆるH型音叉とされていてもよい。
また、振動体12は、第1、第2振動片14a、14bの間に当該第1、第2振動片14a、14bと同じ方向に突出した検出片を有するいわゆる三脚音叉とされていてもよい。この場合は、第1、第2振動片14a、14bが駆動片となり、検出片に発生する電荷に基づいて角速度の検出が行われる。なお、このような振動体12とした場合には、検出片が1つしかないため、検出片に発生した電荷に基づいて角速度の検出が行われる。つまり、差動増幅を行わずに角速度の検出が行われる。
さらに、振動体12は、基部15に対して第1、第2振動片14a、14bおよび検出片が両側に突出したいわゆるダブルT型音叉とされていてもよい。
また、上記第1実施形態において、第1梁構成部材16a、17aにおける基部15側の端部は、一体化されてなくてもよく、それぞれ基部15に備えられていてもよい。
そして、上記各実施形態において、各梁部16〜19のバネ定数が第1、第2振動片14a、14bの有するバネ定数より大きくされていてもよい。
10 基板
12 振動体
13 外周部
14a、14b 第1、第2振動片
15 基部
16〜19 梁部
16a〜19a 第1梁構成部材
16b〜19b 第2梁構成部材

Claims (4)

  1. 圧電材料を用いて構成される基板(10)と、
    前記基板に形成され、前記基板の面方向に振動する第1、第2振動片(14a、14b)を有する振動体(12)と、
    前記基板に形成され、前記振動体の周囲に配置される外周部(13)と、を備え、
    前記振動体を振動させた状態で角速度が印加されると当該角速度に応じた電荷を発生する角速度センサにおいて、
    前記振動体は、前記基板の面方向における一方向を第1方向とし、前記基板の面方向のうちの前記第1方向と直交する方向を第2方向としたとき、少なくとも前記第1方向に変位可能とされた第1梁構成部材(16a〜19a)と、前記第1梁構成部材と連結され、少なくとも前記第2方向に変位可能とされた第2梁構成部材(16b〜19b)とを有する複数の梁部(16〜19)を介して前記外周部に支持され、前記第1、第2振動片を同方向に突出させた状態で支持する基部(15)を有し、
    前記複数の梁部の少なくとも一部は、前記第1、第2梁構成部材のうちの前記外周部側の梁構成部材が互いに一体化されており、
    前記第1、第2振動片の配列方向に沿った方向の衝撃が印加されたとき、前記第1、第2振動片および前記基部が同方向に振動する同相モードの共振周波数をf1、前記第1、第2振動片および前記基部が逆方向に振動する同相吸収モードの共振周波数をf3、nを整数とすると、前記同相吸収モードの共振周波数f3と前記同相モードの共振周波数f1より大きく、前記同相吸収モードの共振周波数f3と前記同相モードの共振周波数f1のn倍の値との差の絶対値Δf3が、当該絶対値Δf3を前記同相モードの共振周波数f1から乖離させる度合いを示す回避差Dを前記同相モードの共振周波数f1に対して掛けた値よりも大きくなる関係が成り立ち、かつ、前記回避差Dが0%より大きくされていることを特徴とする角速度センサ。
  2. 前記振動体と前記外周部との間には、枠部(20)が構成されており、
    前記複数の梁部は、前記第1、第2梁構成部材のうちの前記外周部側の梁構成部材が前記枠部で構成されることにより、全て一体化されていることを特徴とする請求項1に記載の角速度センサ。
  3. 前記複数の梁部は、バネ定数が前記第1、第2振動片の有するバネ定数より小さくされていることを特徴とする請求項1または2に記載の角速度センサ。
  4. 前記第1、第2振動片に発生した電荷が差動増幅されることによって前記角速度が検出され、
    前記第1、第2振動片は、前記第1方向および前記第2方向と直交する方向を第3方向としたとき、前記第1方向に駆動振動しているときに前記角速度が印加されると前記第3方向に互いに逆向きに振動し、前記第3方向に沿った方向の衝撃が印加されたとき、当該第1、第2振動片が前記第3方向において同方向に振動する同相モードの共振周波数finと、互いに逆方向に振動する逆相モードの共振周波数fantiを有し、逆相モードの共振周波数fantiと同相モードの共振周波数finの差分を逆相モードの共振周波数fantiで割った値(=(fanti−fin)/fanti)をデカップリング率と定義したとき、当該デカップリング率の絶対値が0.2以上とされていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の角速度センサ。
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