JPWO2008032415A1 - 角速度センサ - Google Patents
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Abstract
Description
前記従来例ではX軸方向(振動子の振動方向)及びY軸方向(振動子の振動方向と直角で基板と平行な方向)の振動に関して2つの振動子に配置された平板電極の静電容量変化が同相信号として出力され、角速度に関しては差動信号として出力されることを利用して、2つの振動子の差を求めることで同相成分である振動影響を取り除こうとしていた。
しかし、上記従来技術は2つの振動子がX軸方向の振動に対して非常に強く反応することに対して配慮が欠けていた。
振動型の角速度センサでは角速度に対する感度を大きくする為にX軸方向に大きく振動子が振動するようにX軸方向の粘性(ダンピング)を小さくしてQ(共振の良さを示す指数)を高くする。しかし、2つの振動子を弾性的に連結梁で結ぶ構造は差動振動と同相振動の2つの振動モードがあり、差動振動は角速度検出の感度に影響するので高いQが望まれる振動であり、同相振動は角速度検出に誤差を与える振動で低いQが望まれるが、X軸方向の粘性を小さくして差動振動のQを高くすると同相振動のQも同時に高くなってしまう。
また、2つの振動子を弾性連結梁で結ぶ構造の角速度センサでは差動振動の共振周波数よりも同相振動の共振周波数の方が低くなる。同相振動の共振周波数は2つの振動子と基板とを弾性的に支持する支持梁のバネ定数に依存し、この支持梁のバネ定数を小さくした方が基板からの応力影響を小さくすることができる利点がある。しかし、支持梁のバネ定数を小さくすると同相振動の共振周波数が低くなり、角速度センサ自身に印加されるX軸方向の振動に弱くなる。(2つの振動子の同相振動の共振周波数の振動が入力されると2つの振動子が同相振動で共振現象を起こし、角速度の検出に大きな誤差が生じる。)角速度センサ自身に加わる振動はゴム等の振動吸収材を使用して低減する方法が知られているが、振動吸収材の振動低減効果は振動の周波数が低周波になるほど下がる。
つまり、2つの振動子を弾性連結梁で結ぶ構造の角速度センサではX軸方向の粘性(ダンピング)を小さくして差動振動のQを高くすることで同相振動のQも高くなること、基板からの応力影響を低減するために支持梁のバネ定数を小さくすることで同相振動の共振周波数が下がることで振動影響が悪化してしまう課題があった。
本発明の目的は、2つの振動子の差動振動のQが高く、基板からの応力影響が小さく、且つ、振動影響が小さい角速度センサを提供することにある。
本発明によれば、2つの振動子の差動振動のQが高く、基板からの応力影響が小さく、且つ、振動影響が小さい角速度センサを提供できる。
第2図は、第1の実施例の角速度センサの検出素子1のA−A′の断面図である。
第3図は、第1の実施例の角速度センサの検出素子1の機械モデルである。
第4図は、第1の実施例の角速度センサの検出素子1の周波数特性である。
第5図は、第1の実施例の角速度センサの駆動回路である。
第6図は、第2の実施例の角速度センサの検出素子1の平面図である。
第7図は、第3の実施例の角速度センサの検出素子1の平面図である。
まず、本発明の第1の実施例である角速度センサを第1図,第2図,第3図,第4図,第5図により説明する。なお、第1図は第1の実施例の角速度センサの検出素子1の平面図,第2図は第1の実施例の角速度センサの検出素子1のA−A′の断面図、第3図は第1の実施例の角速度センサの検出素子1の機械モデル、第4図は第1の実施例の角速度センサの検出素子1の周波数特性、第5図は第1の実施例の角速度センサの駆動回路である。
まず、本角速度センサの検出素子1の構成を第1図,第2図により説明する。
検出素子1はシリコン層105,絶縁膜106,シリコン基板107で構成されるSOI基板のシリコン層105に縦溝を設け、絶縁膜106の一部を取り除きシリコン層105に可動部と固定部を形成し、シリコン層105に凹部を持つガラス基板104をアノーディックボンディング等によって貼り付けることで構成される。なお、検出素子1は第1及び第2静電気力発生手段、第1及び第2振動子及び粘性力発生手段と外周部に配置されガラス基板104と接合される枠部2により構成される。以下、各々の構成について説明する。なお、振動子の振動方向をX軸、X軸と垂直でシリコン基板107と平行方向をY軸、シリコン基板107と垂直方向をZ軸と表記する。
まず、第1静電気力発生手段はシリコン基板107から浮いた状態で配置されたフレーム20,シリコン基板107に固定されたフレーム12,14、フレーム20とフレーム12に各々設けられた櫛歯電極を噛み合わせることで構成される櫛歯電極6,18、フレーム20とフレーム14に各々設けられた櫛歯電極を噛み合わせることで構成される櫛歯電極8,23、フレーム12から電気的接続を取り出すパッド11,フレーム14から電気的接続を取り出すパッド13,シリコン基板107に固定されるアンカー部3,4、アンカー部3,4からフレーム20を弾性的に支持する支持梁5,シリコン基板107に固定されるアンカー部9,10、アンカー部9,10からフレーム20を弾性的に支持する支持梁7、フレーム20と第1振動子の外フレーム28を連結する連結梁21により構成される。なお、支持梁5,7は大きなストロークが取れるように折り返し梁を採用した。また、連結梁21はX軸方向に硬くY軸方向に柔らかくなるように直線梁を採用した。こうすることで、櫛歯電極6,8,18,23で発生する静電気力にアンバランスが生じて第1振動子を斜め方向に引っ張ることを防いだ。
次に、第2静電気力発生手段はシリコン基板107から浮いた状態で配置されたフレーム83,シリコン基板107に固定されたフレーム93,103、フレーム83とフレーム93に各々設けられた櫛歯電極を噛み合わせることで構成される櫛歯電極81,96、フレーム83とフレーム103に各々設けられた櫛歯電極を噛み合わせることで構成される櫛歯電極86,99、フレーム93から電気的接続を取り出すパッド92,フレーム103から電気的接続を取り出すパッド102,シリコン基板107に固定されるアンカー部94,95、アンカー部94,95からフレーム83を弾性的に支持する支持梁97,シリコン基板107に固定されるアンカー部100,101、アンカー部100,101からフレーム83を弾性的に支持する支持梁98,フレーム83と第2振動子の外フレーム71を連結する連結梁84により構成される。なお、支持梁97,98は大きなストロークが取れるように折り返し梁を採用した。また、連結梁84はX軸方向に硬くY軸方向に柔らかくなるように直線梁を採用した。こうすることで、櫛歯電極81,86,96,99で発生する静電気力にアンバランスが生じて第2振動子を斜め方向に引っ張ることを防いだ。
次に、第1振動子はシリコン基板107から浮いた状態で配置された外フレーム28,外フレーム28を支持する弾性支持梁15,26,33,45、弾性支持梁15をシリコン基板107に固定するアンカー部16,17、弾性支持梁26をシリコン基板107に固定するアンカー部25,27、弾性支持梁33をシリコン基板107に固定するアンカー部34,35、弾性支持梁45をシリコン基板107に固定するアンカー部44,46、外フレーム28の内側にシリコン基板107から浮いた状態で配置される内フレーム24、外フレーム28に対して内フレーム24がY軸方向に変位できるように内フレーム24を支持する連結梁29,30,31,32、シリコン基板107に固定されたフレーム37,42、フレーム37と内フレーム24に各々設けられた平板電極を噛み合わせることで構成される平行平板電極19,38、フレーム42と内フレーム24に各々設けられた平板電極を噛み合わせることで構成される平行平板電極22,41、フレーム37から電気的接続を取り出すパッド36、フレーム42から電気的接続を取り出すパッド43により構成される。なお、弾性支持梁15,26,33,45はX軸方向に大きなストロークが取れるように折り返し梁を採用し、Y軸方向に硬くなるように片側に2個づつ合計4個配置した。また、パッド43は第2図に示すようにガラス基板104に空けられたスルーホールを介して電気配線がガラス基板104の外に引き出せるようにしている。この様にパッド43の電気接続をガラス基板104を介して取り出すことで、外フレーム28,内フレーム24に配線の引き出し部としての切り欠きを設ける必要が無くなり、外フレーム28及び内フレーム24の剛性を高めることで不要な振動モードを低減できるようにした。なお、他のパッドについても同様な構造を採用した。
次に、第2振動子はシリコン基板107から浮いた状態で配置された外フレーム71,外フレーム71を支持する弾性支持梁59,69,76,90、弾性支持梁59をシリコン基板107に固定するアンカー部60,61、弾性支持梁69をシリコン基板107に固定するアンカー部68,70、弾性支持梁76をシリコン基板107に固定するアンカー部77,78、弾性支持梁90をシリコン基板107に固定するアンカー部89,91、外フレーム71の内側にシリコン基板107から浮いた状態で配置される内フレーム67、外フレーム71に対して内フレーム67がY軸方向に変位できるように内フレーム67を支持する連結梁72,73,74,75、シリコン基板107に固定されたフレーム80,87、フレーム80と内フレーム67に各々設けられた平板電極を噛み合わせることで構成される平行平板電極62,82、フレーム87と内フレーム67に各々設けられた平板電極を噛み合わせることで構成される平行平板電極66,85、フレーム80から電気的接続を取り出すパッド79,フレーム87から電気的接続を取り出すパッド88により構成される。
次に、粘性力発生手段はシリコン基板107から浮いた状態で配置されたフレーム64,フレーム64と第1振動子の外フレーム28を弾性的に連結する弾性連結梁39,40、フレーム64と第2振動子の外フレーム71を弾性的に連結する弾性連結梁63,65、シリコン基板107に固定されたフレーム47,49,55,57、フレーム64とフレーム47に各々設けられた平板電極を噛み合わせることで構成される平行平板電極51,フレーム64とフレーム49に各々設けられた平板電極を噛み合わせることで構成される平行平板電極52,フレーム64とフレーム55に各々設けられた平板電極を噛み合わせることで構成される平行平板電極53、フレーム64とフレーム57に各々設けられた平板電極を噛み合わせることで構成される平行平板電極54,フレーム47から電気的接続を取り出すパッド48,フレーム49から電気的接続を取り出すパッド50,フレーム55から電気的接続を取り出すパッド56,フレーム57から電気的接続を取り出すパッド58により構成される。ここで、弾性連結梁39,40,63,65とフレーム64で構成されるバネ系は第1振動子と第2振動子を弾性的に連結する弾性連結梁を構成し、平行平板電極51,52,53,54は電極間の空気の移動で生じるスクイブフィルム効果でX軸方向の運動に対して強い粘性力を発生する。また、第2図に示すように平行平板電極51,52,53,54とガラス基板104とのギャップを狭くして空気の流れを制限することで平行平板電極51,52,53,54で生じる粘性力を大きくした。また、平行平板電極51,52,53,54の静電容量を検出することでフレーム64(第1振動子と第2振動子を弾性的に連結する弾性連結梁の中心)のX方向の変位とY方向の変位を検出することができ、且つ、静電気力でX軸方向の変位とY軸方向の変位を制御することも可能である。つまり、フレーム64に強い粘性力を働かせることで、第1及び第2振動子の高周波の同相振動を抑えて角速度センサの振動影響を低減し、フレーム64のX軸方向の変位とY軸方向の変位を制御することで角速度センサの直流加速度の影響を低減した。
次に、第3図,第4図から粘性力発生手段の効果を説明する。検出素子1の機械モデルは第3図に示すように、第1振動子109,第2振動子113,粘性力発生手段112,第1振動子109と基板との間のバネ108,第1振動子109と粘性力発生手段112との間のバネ110,第2振動子113と粘性力発生手段112との間のバネ111,第2振動子113と基板との間のバネ114により表される。なお、第1振動子109の質量をM1、第2振動子113の質量をM2、粘性力発生手段112の粘性定数をKd、バネ108のバネ定数をK1、バネ110のバネ定数をK2、バネ111のバネ定数をK3、バネ114のバネ定数をK4とした。本機械モデルは第4図に示すように差動振動と同相振動の2つの振動モードがあり、同相振動の共振周波数は差動振動の共振周波数よりも低くなる。また、角速度センサとして必要な振動モードは差動振動であり、同相振動は不要な振動で同相振動が生じることで角速度の検出に誤差が生じる。また、検出素子1をゴム等の振動吸収材で実装して検出素子1の振動を低減する場合、振動吸収材の効果は高周波の振動ほど高く低周波の振動に対しては効果が小さくなる。この為、同相振動の共振周波数を高くすることが望まれる。しかし、シリコン基板107の反り、熱膨張などによって生じる応力影響を小さくするには第1振動子109と基板の間のバネ108のバネ定数K1と第2振動子113と基板の間のバネ114のバネ定数K4を小さくする必要がある。しかし、バネ定数K1,K4を小さくすると同相モードの共振周波数が低くなってしまい振動吸収材の効果が小さくなる。そこで、同相モードの共振周波数を低くしても同相モードの共振が生じ無いように粘性力発生手段112で第1振動子109と第2振動子113の差動振動の節に粘性力(ダンピング)を発生させ、第4図に示すように同相モードの振動に対して共振現象が生じ無いようにした。こうすることで検出部1に外部振動が加えられても同相振動が大きくなることを押さえられ、且つ、バネ定数K1,K4を小さくできるのでシリコン基板107からの応力影響を低減できる。また、粘性力発生手段112を第1図で示したよう平行平板電極51,52,53,54で構成し、この平行平板電極51,52,53,54の静電容量の変化からX軸方向の変位を検出することで、共振特性の無い加速度センサを構成することが可能である。(加速度センサにおいては加速度センサ自身が共振特性を持つと非常に大きな誤差が生じる。)また、平行平板電極51,52,53,54の静電容量の変化からX軸方向及びY軸方向の変位を検出し、平行平板電極51,52,53,54の間に静電気力を働かせることが可能なので、X軸方向の変位とY軸方向の変位を常に0に保つように静電サーボを働かせることができる。これにより本角速度センサの検出部1に直流加速度が働き第1及び第2振動子が直流加速度によってX軸方向あるいはY軸方向に変位して角速度の検出特性に影響がでることを低減した。
次に、本角速度センサの検出部1の第2の特徴について説明する。本角速度センサの検出部1では第1静電気力発生手段と第1振動子をX軸方向に硬くY軸方向に柔らかくなるように直線梁で構成される連結梁21で機械的に結合した。こうすることで第1静電気力発生手段の櫛歯電極6,8,18,23で発生する静電気力にアンバランスが生じても第2振動子を真直ぐ引っ張ることができるようにした。また、第2静電気力発生手段と第2振動子をX軸方向に硬くY軸方向に柔らかくなるように直線梁で構成される連結梁84で機械的に結合し、第2静電気力発生手段の櫛歯電極81,86,96,99で発生する静電気力にアンバランスが生じても第2振動子を真直ぐ引っ張ることができるようにした。また、連結梁21,84と第1及び第2振動子の重心が一直線に成るようにすることで、第1及び第2振動子がX軸方向にのみ振動するようにした。こうすることで、第1及び第2振動子がY軸方向に振動することを抑えられ、第1及び第2振動子の振動により第1及び第2振動子の内フレーム24,67がY軸方向に振動することを防ぎ、角速度の検出精度を高められる。
次に、本角速度センサの駆動回路の構成を第5図により説明する。なお、第5図では検出部1の櫛歯電極6,8,18,23,81,86,96,99、平行平板電極19,22,38,41,51,52,53,54,62,66,82,85を便宜上コンデンサの電気記号として表記した。本角速度センサの駆動回路は周波数f1の発振波形を発生させる発振器115,発振器115の信号を反転する反転器116,反転器116の出力の直流成分を除去して平行平板電極51,53に電圧を印加するコンデンサ117,発振器115の出力の直流成分を除去して平行平板電極52,54に電圧を印加するコンデンサ118,周波数f2の発振波形を発生させ平行平板電極22,41,62,82に電圧を印加する発振器128,発振器128の信号を反転して平行平板電極19,38,66,85に電圧を印加する反転器127,周波数f3の発振波形を発生させる発振器126,発振器126の出力の高周波成分を除去して櫛歯電極6,8,18,23に電圧を印加するLPF(ローパスフィルタ)124,発振器126の出力の高周波成分を除去して櫛歯電極81,86,96,99に電圧を印加するLPF125,櫛歯電極6,8,18,23,81,86,96,99及び平行平板電極19,22,38,41,62,66,82,85により構成されるコンデンサの共通端子の電位を一定に保つと共に櫛歯電極6,8,18,23,81,86,96,99及び平行平板電極19,22,38,41,62,66,82,85に印加された電圧波形によって生じる電荷を電圧に変換するCV変換器129,CV変換器129の出力と周波数f1の信号で乗算をする乗算器130,CV変換器129の出力と周波数f2の信号で乗算をする乗算器131,乗算器131の高周波成分を除去するLPF133,LPF133の出力と周波数f3の信号で乗算をする乗算器135,乗算器135の出力の高周波成分を除去して角速度に応じた信号を出力するLPF136,乗算器130の出力の高周波成分を除去するLPF132,LPF132の出力を増幅して加速度に応じた信号を出力する増幅器134,増幅器134の出力の符号を逆転する逆転器123,増幅器134の出力にバイアス電圧VBを加算する加算器122,逆転器123の出力にバイアス電圧VBを加算する加算器121,加算器122の出力を平行平板電極52,54に印加する為の抵抗119,加算器121の出力を平行平板電極51,53に印加する為の抵抗120より構成される。
以下、本駆動回路の動作を説明する。
まず、第1及び第2振動子を励振させる動作について説明する。第1及び第2振動子の励振はCV変換器129により櫛歯電極6,8,18,23,81,86,96,99の共通端子の電位を一定にし、発振器126の高周波成分をLPF124,125で除去して櫛歯電極6,8,18,23,81,86,96,99に電圧を印加して第1及び第2静電気力発生手段で静電気力を発生させて第1及び第2振動子を周波数f3で両側から引っ張ることで実現する。この時、周波数f3は第1及び第2振動子の差動振動の共振周波数に合わせ、第1及び第2振動子が大きく差動振動するようにしている。また、LPF124,125で発振器126の高周波成分除去してCV変換器129が飽和することを防いだ。これは櫛歯電極6,8,18,23と櫛歯電極81,86,96,99に同相の信号を印加すること、大きな静電気力を発生させる為に櫛歯電極6,8,18,23,81,86,96,99の静電容量が大きいこと、大きな静電気力を発生させる為に櫛歯電極6,8,18,23,81,86,96,99に大きな電圧を印加することから櫛歯電極6,8,18,23,81,86,96,99を介してCV変換器129に流れる電荷が大きく容易にCV変換器129を飽和させてしまうので、これを防ぐ為にLPF124,125で櫛歯電極6,8,18,23,81,86,96,99に印加する電圧の高周波成分を取り除き低周波成分のみ印加する様にすることと、CV変換器129の低周波のゲインを小さくすることとでCV変換器129の飽和を防いだ。なお、LPF124,125の特性は周波数f3を透過させ、周波数f1及び周波数f2を遮断する特性であり、CV変換器129のゲイン特性は周波数f3のゲインは十分小さく、周波数f1及び周波数f2のゲインは十分多くなる様にした。
次に、角速度の検出動作について説明する。角速度の検出は平行平板電極19,38,66,85の静電容量と平行平板電極22,41,62,82の静電容量との差分信号を検出して、この差分信号の周波数f3(第1及び第2振動子の励振周波数)の成分を検出することで実現できる。本駆動回路では平行平板電極19,38,66,85の静電容量と平行平板電極22,41,62,82の静電容量との差分信号を検出する為に、平行平板電極19,38,66,85と平行平板電極22,41,62,82に周波数f2の各々反転した信号を印加して平行平板電極19,38,66,85の静電容量と平行平板電極22,41,62,82の静電容量の差分に依存した電荷をCV変換器129に流す。この時、周波数f2は周波数f3よりも十分高い周波数にしてCV変換器129のゲインの高い周波数域を利用した。こうすることで、CV変換器129の出力に周波数f2の周波数成分を持ち、平行平板電極19,38,66,85の静電容量と平行平板電極22,41,62,82の静電容量の差分に依存した電圧波形が現れる。この電圧波形を乗算器131で周波数f2の信号と乗算してLPF133で高周波成分を除去することでCV変換器129の出力電圧の周波数f2の信号成分を抽出することで平行平板電極19,38,66,85の静電容量と平行平板電極22,41,62,82の静電容量の差分の信号を検出する。そして、この検出信号を乗算器135で周波数f3の信号と乗算してLPF136で高周波成分を除去することで、この検出信号の周波数f3の信号成分を抽出して角速度に応じた信号を得る。
次に、加速度の検出動作とフレーム64のサーボ動作について説明する。加速度の検出は平行平板電極51,53の静電容量と平行平板電極52,54の静電容量との差分信号を検出するだけでも可能であるが、本駆動回路では平行平板電極51,53の静電容量と平行平板電極52,54の静電容量との差分信号がゼロに成るように平行平板電極51,53と平行平板電極52,54に静電気力を印加して、この静電気力から加速度を検出する手法を採用した。この為、本駆動回路では平行平板電極52,54の静電容量と平行平板電極51,53の静電容量との差分信号を検出するために平行平板電極52,54と平行平板電極51,53に周波数f1で各々反転した信号を印加して、平行平板電極51,53の静電容量と平行平板電極51,53の静電容量の差分に依存した電荷をCV変換器129に流す。この時、周波数f1は周波数f3よりも十分高い周波数にしてCV変換器129のゲインの高い周波数域を利用した。こうすることで、CV変換器129の出力に周波数f1の周波数成分を持ち、平行平板電極51,53の静電容量と平行平板電極51,53の静電容量の差分に依存した電圧波形が現れる。この電圧波形を乗算器130で周波数f1の信号と乗算してLPF132で高周波成分を除去することでCV変換器129の出力電圧の周波数f1の信号成分を抽出して平行平板電極51,53の静電容量と平行平板電極51,53の静電容量の差分の信号を検出する。そして、この検出信号を増幅器134で増幅し、増幅器134の出力にバイアス電圧VBを加算器122で加算して平行平板電極52,54に印加し、平行平板電極51,53には増幅器134の出力を極性反転した信号にバイアス電圧VBを加算器121で加算した信号を印加する。こうすることで、平行平板電極52,54と平行平板電極51,53からフレーム64に静電気力を働かせて、平行平板電極52,54の静電容量と平行平板電極51,53の静電容量との差分がゼロに成るようにする。つまり、フレーム64を一定の位置に保つ。これにより検出素子1に働くX軸方向の加速度によって生じる慣性力と平行平板電極52,54と平行平板電極51,53からフレーム64に働く静電気力が釣り合う。また、平行平板電極52,54と平行平板電極51,53からフレーム64に働く静電気力は増幅器134の出力電圧に応じて変化するので増幅器134の出力から加速度に応じた出力を得ることができる。また、本駆動回路に示した様にフレーム64を静電気力によるサーボで一定位置に保つことで加速度によってフレーム64の位置が変位するのを防げるので第1及び第2振動子の振動の安定化を図ることができる。これにより、角速度の検出の加速度影響を低減することができる。
次に、本発明の第2の実施例である角速度センサを第6図により説明する。なお、第6図は第2の実施例の角速度センサの検出素子1の平面図である。なお、第2の実施例の角速度センサの検出部1は第2の実施励の角速度センサの検出部1の粘性力発生手段の構成を変更したものである。第2の実施例の角速度センサの検出部1の粘性力発生手段は第1振動子の外フレーム28と第2振動子の外フレーム71とを弾性的に結ぶ弾性連結梁144、シリコン基板107から浮いた状態で配置されたフレーム143,145、シリコン基板107に固定されたフレーム137,139,148,150、フレーム137とフレーム143に各々設けられた平板電極を噛み合わせることで構成される平行平板電極141,フレーム139とフレーム143に各々設けられた平板電極を噛み合わせることで構成される平行平板電極142,フレーム145とフレーム148に各々設けられた平板電極を噛み合わせることで構成される平行平板電極146、フレーム145とフレーム150に各々設けられた平板電極を噛み合わせることで構成される平行平板電極147,フレーム137から電気的接続を取り出すパッド138,フレーム139から電気的接続を取り出すパッド140,フレーム148から電気的接続を取り出すパッド149,フレーム150から電気的接続を取り出すパッド151により構成される。ここで、平行平板電極141,142,146,147は電極間の空気の移動で生じるスクイブフィルム効果でX軸方向の運動に対して強い粘性力を発生する。また、第1の実施例度と同様に平行平板電極141,142,146,147とガラス基板104とのギャップを狭くして空気の流れを制限することで平行平板電極141,142,146,147で生じる粘性力を大きくした。また、平行平板電極141,142,146,147の静電容量を検出することで第1振動子と第2振動子の中心のX軸方向とY軸方向の変位を検出することができ、且つ、静電気力でX軸方向とY軸方向の変位を制御することも可能である。つまり、強い粘性力を働かせることで、第1及び第2振動子の高周波の同相振動を抑えて角速度センサの振動影響を低減し、X軸方向とY軸方向の変位を制御することで角速度センサの直流加速度の影響を低減した。また、連結梁21と第1静電気力発生手段の接続点、連結梁21と第1振動子の接続点、弾性連結梁144と第1振動子の接続点、弾性連結梁144と第2振動子の接続点、連結梁84と第2静電気力発生手段の接続点、連結梁84と第2振動子の接続点、第1振動子の重心、第2振動子の重心が一直線に成るようにすることで、第1及び第2振動子がX軸方向にのみ振動するようにした。こうすることで、第1及び第2振動子がY軸方向に振動することを抑えられ、第1及び第2振動子の振動により第1及び第2振動子の内フレーム24,67がY軸方向に振動することを防ぎ、角速度の検出精度を高められる。
次に、本発明の第3の実施例である角速度センサを第7図により説明する。なお、第7図は第3の実施例の角速度センサの検出素子1の平面図である。なお、第3の実施例の角速度センサの検出部1は第1の実施励の角速度センサの検出部1の粘性力発生手段の構成を変更したものである。第3の実施例の角速度センサの検出部1の粘性力発生手段はシリコン基板107から浮いた状態で配置されたフレーム153,160、第1振動子の外フレーム28とフレーム153,160を弾性的に結ぶT字型の弾性連結梁156,第2振動子の外フレーム71とフレーム153,160を弾性的に結ぶ丁字型の弾性連結梁165、シリコン基板107に固定されたフレーム157,166、シリコン基板107に固定されるアンカー部152,162、アンカー部152からフレーム153を弾性的に支持する支持梁154,アンカー部162からフレーム160を弾性的に支持する支持梁161,フレーム153とフレーム158に各々設けられた平板電極を噛み合わせることで構成される平行平板電極155,フレーム153とフレーム166に各々設けられた平板電極を噛み合わせることで構成される平行平板電極163,フレーム160とフレーム158に各々設けられた平板電極を噛み合わせることで構成される平行平板電極159,フレーム160とフレーム166に各々設けられた平板電極を噛み合わせることで構成される平行平板電極167,フレーム158から電気的接続を取り出すパッド157,フレーム166から電気的接続を取り出すパッド164により構成される。ここで、弾性連結梁156,165とフレーム153,160で構成されるバネ系は第1振動子と第2振動子を弾性的に連結する弾性連結梁を構成し、平行平板電極155,159,163,167は電極間の空気の移動で生じるスクイブフィルム効果でX軸方向の運動に対して強い粘性力を発生する。また、第1の実施例度と同様に平行平板電極155,159,163,167とガラス基板104とのギャップを狭くして空気の流れを制限することで平行平板電極155,159,163,167で生じる粘性力を大きくした。また、平行平板電極155,159,163,167の静電容量を検出することで第1振動子と第2振動子の中心のX軸方向の変位を検出することができ、且つ、静電気力でX軸方向の変位を制御することも可能である。つまり、強い粘性力を働かせることで、第1及び第2振動子の高周波の同相振動を抑えて角速度センサの振動影響を低減し、X軸方向の変位を制御することで角速度センサの直流加速度の影響を低減した。また、連結梁21と第1静電気力発生手段の接続点、連結梁21と第1振動子の接続点、弾性連結梁156と第1振動子の接続点、弾性連結梁165と第2振動子の接続点、連結梁84と第2静電気力発生手段の接続点、連結梁84と第2振動子の接続点、第1振動子の重心、第2振動子の重心が一直線に成るようにすることで、第1及び第2振動子がX軸方向にのみ振動するようにした。こうすることで、第1及び第2振動子がY軸方向に振動することを抑えられ、第1及び第2振動子の振動により第1及び第2振動子の内フレーム24,67がY軸方向に振動することを防ぎ、角速度の検出精度を高められる。
Claims (8)
- 基板上に弾性的に支持された第1及び第2振動子と、
前記第1及び第2振動子を弾性的に連結する弾性連結梁と、
前記第1及び第2振動子を互いに差動振動させる手段とを有する角速度センサにおいて、
前記弾性連結梁に前記第1及び第2振動子の同相振動を抑える粘性力発生手段を配置することを特徴とする角速度センサ。 - 請求項1に記載の角速度センサおいて、
前記粘性力発生手段が前記弾性連結梁に機械的に結合された平板と前記基板に機械的に結合された平板とを対向配置した構成を有することを特徴とする角速度センサ。 - 請求項2に記載の角速度センサおいて、
前記弾性連結梁に機械的に結合された平板と前記基板に機械的に結合された平板との間の静電容量を検出する静電容量検出手段を有することを特徴とする角速度センサ。 - 請求項3に記載の角速度センサおいて、
静電容量検出手段の出力が予め決められた値になるように前記第1及び第2振動子に静電気力を働かせる手段を有することを特徴とする角速度センサ。 - 請求項1から4に記載の角速度センサおいて、
前記第1及び第2振動子を前記基板と対向するように配置したカバーで挟み、前記第1及び第2振動子と前記カバーとの間のギャップに対して前記粘性力発生手段と前記カバーとの間のギャップを狭くしたことを特徴とする角速度センサ。 - 請求項3から5に記載の角速度センサおいて、
前記弾性連結梁に機械的に結合された平板と前記基板に機械的に結合された平板との間の静電容量から前記第1及び第2振動子の振動方向の加速度に応じた信号を出力する手段を有することを特徴とする角速度センサ。 - 基板上に弾性的に支持された第1及び第2振動子と、
前記第1及び第2振動子を弾性的に連結する弾性連結梁と、
前記第1及び第2振動子に静電気力を働かせ、前記第1及び第2振動子を差動振動させる第1及び第2静電気力発生手段とを有する角速度センサにおいて、
前記第1振動子の振動方向への剛性が前記第1振動子の振動方向と垂直且つ基板と水平な方向への剛性に比べて大きくなるように前記第1振動子と前記第1静電気力発生手段を機械的に連結する第1連結梁と、
前記第2振動子の振動方向への剛性が前記第2振動子の振動方向と垂直且つ基板と水平な方向への剛性に比べて大きくなるように前記第2振動子と前記第2静電気力発生手段を機械的に連結する第2連結梁とを有し、
前記第1連結梁と前記第2連結梁と前記第1振動子の重心と前記第2振動子の重心とを直線上に配置したことを特徴とする角速度センサ。 - 請求項7に記載の角速度センサおいて、
前記弾性連結梁に前記第1及び第2振動子の同相振動を抑える粘性力発生手段を配置することを特徴とする角速度センサ。
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