JP6243324B2 - 車両用ディスクブレーキ - Google Patents

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本発明は、車両用ディスクブレーキに関し、詳しくは、摩擦パッドの裏板の両側部に突設した一対の耳片を、キャリパブラケットのキャリパ支持腕に形成したパッドガイド溝に支承させて摩擦パッドをディスク軸方向に移動可能に支承した車両用ディスクブレーキに関する。
従来、摩擦パッドの裏板の両側部に突設した一対の耳片を、キャリパブラケットのキャリパ支持腕に形成したパッドガイド溝に支承させるディスクブレーキでは、耳片とキャリパ支持腕との間に、制動解除時に前記摩擦パッドを反ディスクロータ側に付勢するパッド戻しスプリングを配置したものがあった。
このパッド戻しスプリングとして、パッドガイド溝のトルク受け面に配置され摩擦パッドの移動をガイドするリテーナ部と、該リテーナ部から延出する延出片を湾曲部を介して耳片に当接させ、制動解除時に前記摩擦パッドを反ディスクロータ側に付勢するパッド戻し部とを備えたものがあった。また、パッド戻し部としては、リテーナ部の反ディスクロータ側から細長片をディスクロータ側に曲げ戻して弾性部を形成し、前記細長片の先端側をさらにディスクロータ方向へ延出し、先端部を傾斜させると共に延出方向に沿って湾曲状に反り返らせて形成したものがあり、摩擦パッドの耳片とパッドガイド溝との間には、このパッド戻し部の作動を許容する空間部が形成されたものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
特許第5242481号公報
しかし、上述の特許文献1のものでは、パッド戻しスプリングの構造が複雑になりコストが嵩む虞があった。さらに、制動時に摩擦パッドは、ディスクロータと摺接することで発生する制動トルクにより、ディスク回出側では、ディスク半径方向内側へ沈み込む力が、ディスク回入側では、ディスク半径方向外側へ浮き上がろうとする力がそれぞれ作用し、ディスク回出側の耳片がパッドガイド溝のディスク内周側面に押圧され、ディスク回入側の耳片がパッドガイド溝のディスク外周側面に押圧されることで耳片がパッドガイド溝内で固定されるが、パッド戻し部のスプリング力によって、耳片がパッドガイド溝内で固定されることを妨げられる虞があり、ブレーキ鳴きを発生させる虞があった。
そこで本発明は、簡単な構造で、ブレーキ鳴きの抑制を図ると共に、制動解除時に摩擦パッドをディスクロータから良好に離間させることができる車両用ディスクブレーキを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の車両用ディスクブレーキは、車体に固設されるキャリパブラケットに、ディスクロータの外縁をディスク軸方向に跨ぎ、キャリパボディを支持する一対のキャリパ支持腕を延設し、該キャリパ支持腕にパッドガイド溝を対応して設け、前記ディスクロータを挟んで配置される摩擦パッドの裏板両側部にそれぞれ突設した耳片を前記パッドガイド溝に支承し、前記耳片と前記キャリパ支持腕との間に、制動解除時に前記摩擦パッドを反ディスクロータ側に付勢するパッド戻しスプリングを配置した車両用ディスクブレーキにおいて、前記耳片は、ディスク回転方向外側面のディスク半径方向外側の突出長さが、ディスク半径方向内側の突出長さよりも短くなる段付き形状に形成され、前記耳片のディスク半径方向外側と前記パッドガイド溝との間に空間部が形成されると共に、該空間部は、前記摩擦パッドの重心を通り、且つ、前記ディスクロータの中心とピストンの中心とを結ぶ中心線に直交する第1の仮想線が通る位置に配置され、前記パッド戻しスプリングは、前記耳片に係止される係止部と、該係止部から反ディスクロータ側に延出する延出片を湾曲部を介してディスクロータ側に曲げ戻して形成したスプリング部と、該スプリング部の先端に設けられ、前記キャリパ支持腕の反ディスクロータ側面に当接する当接部とを備え、前記係止部は、前記第1の仮想線が通る位置に配置されることを特徴としている。
さらに、前記空間部は、前記ピストンの中心を通り、且つ、前記中心線に直交する第2の仮想線が通る位置に配置されると好適である。
本発明の車両用ディスクブレーキによれば、制動時に摩擦パッドとディスクロータとが摺接することで発生した制動トルクにより、摩擦パッドのディスク回出側ではディスク半径方向内側へ沈み込む力が、ディスク回入側ではディスク半径方向外側へ浮き上がろうとする力がそれぞれ作用した際に、ディスク回出側の耳片とパッドガイド溝との間に空間部が形成されていると共に、該空間部が、摩擦パッドの重心を通り、且つ、ディスクロータの中心とピストンの中心とを結ぶ中心線に直交する仮想線が通る位置に配置されていることから、摩擦パッドのディスク回出側がディスク半径方向内側へ沈み込む力が助長され、ディスク回出側の耳片のディスク半径方向内側がパッドガイド溝のディスク回出側面に強く押圧される。これに伴い、ディスク回入側の耳片のディスク半径方向外側がパッドガイド溝のディスク半径方向外側面に強く押圧され、耳片がパッドガイド溝内で固定され、ブレーキ鳴きの発生を抑制することができる。
さらに、前記空間部が、ピストンの中心を通り、且つ、前記中心線に直交する第2の仮想線が通る位置に配置されることにより、制動トルクによって、摩擦パッドのディスク回出側がディスク半径方向内側に沈み込む力がより助長される。
また、パッド戻しスプリングは、耳片に係止される係止部と、該係止部から反ディスクロータ側に延出する延出片を湾曲部を介してディスクロータ側に曲げ戻して形成したスプリング部と、該スプリング部の先端に設けられ、キャリパ支持腕の反ディスクロータ側面に当接する当接部とを備えていることにより、従来のように、前記空間部にパッド戻しスプリングのスプリング部が配置されることがなく、パッド戻しスプリングは、制動解除時に摩擦パッドを反ディスクロータ側に付勢するスプリング力のみを有することから、制動時に耳片がパッドガイド溝内で固定されることを妨げる虞がない。さらに、パッド戻し部の係止部を第1の仮想線が通る位置に配置したことにより、制動解除時に、パッド戻しスプリングのスプリング力によって、摩擦パッドを水平方向に引き戻してディスクロータの側面から離間させることができ、ライニングの偏摩耗を防止することができる。
本発明の一形態例を示すディスクブレーキの要部断面正面図である。 同じくディスクブレーキの要部断面背面図である。 同じくディスクブレーキの要部断面平面図である。 同じくディスクブレーキの一部断面正面図である。 同じくディスクブレーキの一部断背面図である。 同じくディスクブレーキの平面図である。 図4のVII−VII断面図である。 本発明の一形態例を示す摩擦パッドの斜視図である。
図1乃至図8は本発明の車両用ディスクブレーキの一形態例を示す図で、矢印Aは、車両前進時に車輪と一体に回転するディスクロータの回転方向であり、以下で述べるディスク回出側及びディスク回入側とは車両前進時におけるものとする。
本形態例のディスクブレーキ1は、車輪と一体に回転するディスクロータ2と該ディスクロータ2の一側部で車体に固設されるキャリパブラケット3と、該キャリパブラケット3のキャリパ支持腕3a,3aに、一対のスライドピン4,4を介してディスク軸方向へ移動可能に支持されるキャリパボディ5と、該キャリパボディ5の作用部5aと反作用部5bの内側で、ディスクロータ2を挟んで対向配置される一対の摩擦パッド6,6とからなっている。
キャリパボディ5は、ディスクロータ2の両側に配置される上述の作用部5a及び反作用部5bと、これらをディスクロータ2の外縁を跨いで連結するブリッジ部5cとからなっていて、作用部5aには、ディスクロータ2側を開口したシリンダ孔5dが、反作用部5bには反力爪5eがそれぞれ設けられている。シリンダ孔5dには、有底円筒状のピストン7が収容され、ピストン7は、シリンダ孔底部側に画成される液圧室8に供給される液圧によって、シリンダ孔5dをディスクロータ方向へ移動するようになっている。また、作用部5aの側部には、車体取付け腕5f,5fが突設されており、各車体取付け腕5fの先端には、それぞれ上述のスライドピン4が、取付ボルト9にて突設されている。
キャリパ支持腕3a,3aは、キャリパブラケット3の両側部から、ブリッジ部5cの両側を挟みながら、ディスクロータ2の外縁をディスク軸方向に跨ぎ、さらにディスクロータ2の他側部で、反作用部5bの側壁に沿ってディスク中心方向へ延びる形状となっている。
各キャリパ支持腕3aには、上述のスライドピン4を収容するガイド孔3bが穿設され、また、双方のキャリパ支持腕3a,3aには、ディスクロータ2のそれぞれの側部で互いに向き合う4つのパッドガイド溝3cが設けられている。各パッドガイド溝3cは、ディスク半径方向外側面3dとディスク半径方向内側面3eと両側面3d,3eを結ぶ対向面3fとを有するコ字状に形成され、各パッドガイド溝3cには、パッドリテーナ10を介して摩擦パッド6の耳片6aがそれぞれ挿入される。
各摩擦パッド6は、裏板6bの両側部に耳片6a,6aが突設され、また、裏板6bの一側面にはライニング6cが貼着されている。耳片6aは、双方のディスク回転方向端面6d,6dを、ディスク半径方向外側の突出長さが、ディスク半径方向内側の突出長さよりも短くなる段付き形状に形成されている。各耳片6aの他側面のディスク半径方向外側には、円筒状凸部の一部を軸方向に切り欠いて形成した係合凸部6eが形成され、該係合凸部6eにパッド戻しスプリング11がそれぞれ取り付けられる。
パッドリテーナ10は、ディスク回入側又はディスク回出側で、ディスクロータ両側のパッドガイド溝3c,3cに付設され、耳片6aのディスク軸方向の移動を案内する一対のリテーナ部10a,10aと、ディスクロータ2の外縁を跨いで、一対のリテーナ部10a,10aを繋ぐ連結片10bとを備えている。各リテーナ部10aの内側片10は、ディスクロータ半径方向外側に傾斜して形成され、耳片6aのディスク半径方向外側に付勢し、摩擦パッド6,6のガタ付きを防止している。
パッド戻しスプリング11は、帯状の金属板を折曲して形成され、耳片6aに取り付けられる係止部11aと、該係止部11aの反ディスクロータ側の端部から、反ディスクロータ側に延出させた延出片を、湾曲部11bを介してディスクロータ側に曲げ戻して形成したスプリング部11cと、該スプリング部11cの先端に設けられ、キャリパ支持腕3aの反ディスクロータ側面3gに当接させる当接部11dとを備え、係止部11aには、係合凸部6eの断面形状と同一形状の挿通孔11eが形成され、また、当接部11dは、キャリパブラケット側が凸となる円弧状に形成されている。
このように形成されたパッド戻しスプリング11は、耳片6aの係合凸部6eに挿通孔11eを挿通し、係合凸部6eをカシメることによって、回り止めされた状態で耳片に組み付けられる。各耳片6aにパッド戻しスプリング11を取り付けた状態の摩擦パッド6は、反ディスクロータ側から耳片6a,6aを、パッドリテーナ10をそれぞれ取り付けた状態のパッドガイド溝3c,3cに挿入し、当接部11dをキャリパ支持腕3aの反ディスクロータ側面3gに当接させて組み付けられ、耳片6aのディスク半径方向外側とパッドガイド溝3cとの間には、空間部E1が形成される。
さらに、図5に示されるように、空間部E1は、摩擦パッド6の重心G1を通り、且つ、ディスクロータ2の中心とピストン7の中心P1とを結ぶ中心線CL1に直交する第1の仮想線VL1が通る位置に配置されると共に、ピストン7の中心P1を通り、且つ、中心線CL1に直交する第2の仮想線VL2が通る位置に配置される。また、パッド戻しスプリング11の係止部11aは、第1の仮想線VL1が通る位置に配置されている。
上述のように形成されたディスクブレーキ1は、運転者の制動操作によって、昇圧した作動液が液圧室8に供給されると、ピストンがシリンダ孔5dを前進して、作用部5a側の摩擦パッド6を、ディスクロータ2の一側面に押圧する。次に、この反力によって、キャリパボディ5がスライドピン4,4に案内されながら、作用部方向へ移動し、反力爪5eが反作用部側の摩擦パッド6をディスクロータ2の他側面に押圧する。
このとき、摩擦パッド6は制動トルクにより、ディスク回出側ではディスク半径方向内側へ沈み込む力が、ディスク回入側ではディスク半径方向外側へ浮き上がろうとする力がそれぞれ作用する際に、耳片6aとパッドガイド溝3cとの間に空間部E1が形成されていると共に、この空間部E1が、前記第1の仮想線VL1及び第2の仮想線VL2が通る位置に配置されていることにより、摩擦パッド6のディスク回出側がディスク半径方向内側へ沈み込む力が助長され、ディスク回出側の耳片6aのディスク半径方向内側が、リテーナ部10aの内側片10dの弾発力に抗してパッドガイド溝3cのディスク半径方向内側面3eに強く押圧される。これに伴い、ディスク回入側の耳片6aのディスク半径方向外側がパッドガイド溝3cのディスク半径方向外側面3dに強く押圧され、耳片6aがパッドガイド溝3c内で固定され、ブレーキ鳴きの発生を抑制することができる。また、このとき、パッド戻しスプリング11は、摩擦パッド6がディスクロータ2の側面に押圧されるのに伴って、スプリング部11cが耳片6aと離間する方向に変形する。
一方、上述の制動を解除して、ピストン7と反力爪5eとが制動開始時に位置へ後退すると、パッド戻しスプリング11のスプリング部11cが初期の形状に復帰しようとするため、係止部11aを介して、耳片6a,6aを反ディスクロータ側に押圧し、各摩擦パッド6をディスクロータ2の側面から強制的に離間させる。これによって、各摩擦パッド6の引き摺りを防止することができる。
本形態例では、上述のように、摩擦パッド6の耳片6aが、制動時にパッドガイド溝3cに確実に固定されることから、ブレーキ鳴きの抑制を図ることができる。また、従来のように、耳片6aとパッドガイド溝3cとの間に形成された空間部E1に、パッド戻しスプリングのスプリング部が配置されることがなく、本形態例のパッド戻しスプリング11は、制動解除時に摩擦パッド6を反ディスクロータ側に付勢するスプリング力のみを有することから、パッド戻しスプリング11が制動時に、耳片6aがパッドガイド溝内で固定されることを妨げる虞がない。さらに、パッド戻しスプリング11の係止部11aを、第1の仮想線VL1が通る位置に配置したことから、制動解除時に摩擦パッド6を、パッド戻しスプリング11のスプリング力によって、水平方向に引き戻してディスクロータ2の側面から離間させることができ、ダイニング6cの偏摩耗を防止できる。
なお、本発明のディスクブレーキは、上述の形態例に限るものではなく、パッド戻しスプリングの係止部の構造は任意であり、係止部をコ字状に形成して耳片を挟んで係合させるもの等でも良い。さらに、本形態例では、ピストンの中心よりもディスク半径方向内側に摩擦パッドの重心があるが、ピストンの中心と摩擦パッドの重心とが重なっていてもよい。さらに、摩擦パッドは耳片を備えたものであれば、その他の形状は任意であり、キャリパボディの形状も任意である。
1…ディスクブレーキ、2…ディスクロータ、3…キャリパブラケット、3a…キャリパ支持腕、3b…ガイド孔、3c…パッドガイド溝、3d…ディスク半径方向外側面、3e…ディスク半径方向内側面、3f…対向面、3g…反ディスクロータ側面、4…スライドピン、5…キャリパボディ、5a…作用部、5b…反作用部、5c…ブリッジ部、5d…シリンダ孔、5e…反力爪、5f…車体取付け腕、6…摩擦パッド、6a…耳片、6b…裏板、6c…ライニング、6d…ディスク回転方向両端面、6e…係合凸部、7…ピストン、8…液圧室、9…取付ボルト、10…パッドリテーナ、10a…リテーナ部、10b…連結片、10c…内側片、11…パッド戻しスプリング、11a…係止部、11b…湾曲部、11c…スプリング部、11d…当接部、11e…挿通孔

Claims (2)

  1. 車体に固設されるキャリパブラケットに、ディスクロータの外縁をディスク軸方向に跨ぎ、キャリパボディを支持する一対のキャリパ支持腕を延設し、該キャリパ支持腕にパッドガイド溝を対応して設け、前記ディスクロータを挟んで配置される摩擦パッドの裏板両側部にそれぞれ突設した耳片を前記パッドガイド溝に支承し、前記耳片と前記キャリパ支持腕との間に、制動解除時に前記摩擦パッドを反ディスクロータ側に付勢するパッド戻しスプリングを配置した車両用ディスクブレーキにおいて、
    前記耳片は、ディスク回転方向外側面のディスク半径方向外側の突出長さが、ディスク半径方向内側の突出長さよりも短くなる段付き形状に形成され、前記耳片のディスク半径方向外側と前記パッドガイド溝との間に空間部が形成されると共に、該空間部は、前記摩擦パッドの重心を通り、且つ、前記ディスクロータの中心とピストンの中心とを結ぶ中心線に直交する第1の仮想線が通る位置に配置され
    前記パッド戻しスプリングは、前記耳片に係止される係止部と、該係止部から反ディスクロータ側に延出する延出片を湾曲部を介してディスクロータ側に曲げ戻して形成したスプリング部と、該スプリング部の先端に設けられ、前記キャリパ支持腕の反ディスクロータ側面に当接する当接部とを備え、
    前記係止部は、前記第1の仮想線が通る位置に配置され
    ことを特徴とする車両用ディスクブレーキ。
  2. 前記空間部は、前記ピストンの中心を通り、且つ、前記中心線に直交する第2の仮想線が通る位置に配置されることを特徴とする請求項1記載の車両用ディスクブレーキ。
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