JP6265927B2 - 車両用ディスクブレーキ - Google Patents

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本発明は、車両用ディスクブレーキに関し、詳しくは、制動解除時に摩擦パッドをディスクロータから強制的に離間させるパッド戻しスプリングを備えた車両用ディスクブレーキに関する。
車体に固設されるキャリパブラケットにキャリパ支持腕を延設し、該キャリパ支持腕と、ディスクロータを挟んで配置される一対の摩擦パッドの裏板両側部との間に、制動解除時に摩擦パッドを反ディスクロータ側に付勢するパッド戻しスプリングを配置した車両用ディスクブレーキが知られている。このパッド戻しスプリングとして、裏板側部に取り付けられる裏板取付部と、該裏板取付部から延出し、先端をキャリパ支持腕に当接させ、制動解除時に摩擦パッドを反ディスクロータ側に付勢するパッド戻し部とを備えたものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−220670号公報
しかし、上述の特許文献1のものでは、パッド戻しばねは、変位量に応じて付勢力が大きくなることから、例えば、摩擦パッドの摩耗が進み、フル摩耗直前の状態では、摩擦パッドをディスクロータから離間させる付勢力が大きくなり、摩擦パッドを大きく後退させてしまうことがあった。このため、摩擦パッドとディスクロータ間の距離が大きくなり、ブレーキ操作フィーリングに悪影響を与える虞があった。
そこで本発明は、摩擦パッドの新品時からフル摩耗直前に至るまで、制動解除時に摩擦パッドをディスクロータから適正に離間させることができる車両用ディスクブレーキを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の車両用ディスクブレーキは、車体に固設されるキャリパブラケットに、ディスクロータの外縁をディスク軸方向に跨ぎ、キャリパボディを支持する一対のキャリパ支持腕を延設し、該キャリパ支持腕にパッドガイド部を対応して設け、前記ディスクロータを挟んで配置される摩擦パッドの裏板両側部にそれぞれ突設した耳片を前記パッドガイド部に支承し、前記耳片と前記キャリパ支持腕との間に、制動解除時に前記摩擦パッドを反ディスクロータ側に付勢するパッド戻しスプリングを配置した車両用ディスクブレーキにおいて、前記パッド戻しスプリングは、前記耳片に係止される係止部と、該係止部から第1湾曲部を介して反ディスクロータ側に延出する第1延出片と、該第1延出片の先端部を第2湾曲部を介してディスクロータ側に曲げ戻して形成した第2延出片と、該第2延出片の先端に設けられ、前記キャリパ支持腕の反ディスクロータ側面に当接する当接部とを備え、前記第1延出片は、前記係止部を前記耳片に係止させた自由状態では、前記第1湾曲部から前記第2湾曲部に向けて、漸次、摩擦パッド外側に傾斜した状態で設けられ、前記摩擦パッド前記パッドガイド部に組み付けられると、前記当接部前記反ディスクロータ側面に当接、前記第1延出片が前記傾斜した状態からディスク軸と平行状態に近付、前記摩擦パッドが前記ディスクロータ側に移動するのにつれて、前記第1延出片は、さらにディスク軸と平行状態に近付き、変位量が漸次少なくなるとともに、前記第2延出片の変位による付勢力が増加することを特徴としている。
また、前記第2延出片の断面積は、前記第1延出片の断面積よりも小さく形成されると好ましい。さらに、前記第2延出片の幅寸法は、前記第1延出片の幅寸法よりも狭く形成されると良く、また、前記第2延出片は、長孔が形成されていても良い。
本発明のディスクブレーキによれば、パッド戻しスプリングは制動初期状態では第1延出片と第2片出片の双方の変位によって、摩擦パッドを反ディスクロータ側に押圧する付勢力が発生し、摩擦パッドがディスクロータ側に移動するにつれて、第1延出片はディスク軸と平行状態に近付き、変位量が漸次少なくなって第1延出片の付勢力の増加が小さくなり、主に、第2延出片の付勢力によって、制動解除時に摩擦パッドをディスクロータの側面から離間させる。
また、摩擦パッドのライニングがフル摩耗する直前の状態では、制動時に摩擦パッドの裏板がディスクロータに近付くが、パッド戻しスプリングは、摩擦パッドのディスク軸方向の移動に伴って付勢力が変化する、所謂、非線形特性スプリングであることから、裏板がディスクロータに近付くにつれて、パッド戻しスプリングの付勢力は緩やかに増加し、従来のように、制動解除時に摩擦パッドを大きく後退させてしまうことがなく、ブレーキ操作フィーリングを良好に保つことができる。
また、第2延出片の断面積を、第1延出片の断面積よりも小さく形成することによって、摩擦パッドの裏板がディスクロータに近付くにつれて、パッドスプリングの付勢力をより緩やかに増加させることができる。さらに、第2延出片の幅寸法を第1延出片の幅寸法よりも狭く形成することによって、第2延出片の断面積を第1延出片の断面積よりも容易に小さくすることができると共に、省スペース化を図ることができる。また、第2延出片に長孔を形成したことにより、第2延出片の断面積を第1延出片の断面積よりも容易に小さくすることができ、長孔の長さや形状を変えることにより、第2延出片の付勢力の調整を図ることができる。さらに、第2延出片に捩れ方向の外力が掛かることがあっても、長孔の両側部に分散されることから、外力に起因する応力が一部に集中することを極力回避することができる。
本発明の第1形態例を示す車両用ディスクブレーキの要部断面平面図である。 同じく車両用ディスクブレーキの要部断面正面図である。 同じく車両用ディスクブレーキの要部断面背面図である。 同じくパッド戻しスプリングの変位状態を示す説明図である。 同じく車両用ディスクブレーキの断面平面図である。 摩擦パッドがフル摩耗する直前の車両用ディスクブレーキの断面平面図である。 本発明の第1形態例を示す車両用ディスクブレーキの正面図である。 同じく車両用ディスクブレーキの一部断面背面図である。 同じく車両用ディスクブレーキの平面図である。 同じくパッド戻しスプリングを組み付けた摩擦パッドの斜視図である。 本発明の第2形態例を示す車両用ディスクブレーキの要部断面正面図である。 同じく車両用ディスクブレーキの要部断面平面図である。 同じくパッド戻しスプリングを組み付けた摩擦パッドの斜視図である。
図1乃至図10は本発明の車両用ディスクブレーキの一形態例を示す図で、矢印Aは、車両前進時に車輪と一体に回転するディスクロータの回転方向であり、以下で述べるディスク回出側及びディスク回入側とは車両前進時におけるものとする。
本形態例のディスクブレーキ1は、車輪と一体に回転するディスクロータ2と該ディスクロータ2の一側部で車体に固設されるキャリパブラケット3と、該キャリパブラケット3のキャリパ支持腕3a,3aに、一対のスライドピン4,4を介してディスク軸方向へ移動可能に支持されるキャリパボディ5と、該キャリパボディ5の作用部5aと反作用部5bの内側で、ディスクロータ2を挟んで対向配置される一対の摩擦パッド6,6とからなっている。
キャリパボディ5は、ディスクロータ2の両側に配置される上述の作用部5a及び反作用部5bと、これらをディスクロータ2の外縁を跨いで連結するブリッジ部5cとからなっていて、作用部5aには、ディスクロータ2側を開口したシリンダ孔5dが、反作用部5bには反力爪5eがそれぞれ設けられている。シリンダ孔5dには、有底円筒状のピストン7が収容され、ピストン7は、シリンダ孔底部側に画成される液圧室8に供給される液圧によって、シリンダ孔5dをディスクロータ方向へ移動するようになっている。また、作用部5aの側部には、車体取付け腕5f,5fが突設されており、各車体取付け腕5fの先端には、それぞれ上述のスライドピン4が、取付ボルト9にて突設されている。
キャリパ支持腕3a,3aは、キャリパブラケット3の両側部から、ブリッジ部5cの両側を挟みながら、ディスクロータ2の外縁をディスク軸方向に跨ぎ、さらにディスクロータ2の他側部で、反作用部5bの側壁に沿ってディスク中心方向へ延びる形状となっている。
各キャリパ支持腕3aには、上述のスライドピン4を収容するガイド孔3bが穿設され、また、双方のキャリパ支持腕3a,3aには、ディスクロータ2のそれぞれの側部で互いに向き合う4つのパッドガイド溝3c(本発明のパッドガイド部)が設けられている。各パッドガイド溝3cは、ディスク半径方向外側面3dとディスク半径方向内側面3eと両側面3d,3eを結ぶ対向面3fとを有するコ字状に形成され、各パッドガイド溝3cには、パッドリテーナ10を介して摩擦パッド6の耳片6aがそれぞれ挿入される。
各摩擦パッド6は、裏板6bの両側部に耳片6a,6aが突設され、また、裏板6bの一側面にはライニング6cが貼着されている。耳片6aは、双方のディスク回転方向端面6d,6dを、ディスク半径方向外側の突出長さが、ディスク半径方向内側の突出長さよりも短くなる段付き形状に形成されている。各耳片6aの他側面のディスク半径方向外側には、円筒状凸部の一部を軸方向に切り欠いて形成した係合凸部6eが形成され、該係合凸部6eにパッド戻しスプリング11がそれぞれ取り付けられる。
パッドリテーナ10は、ディスク回入側又はディスク回出側で、ディスクロータ両側のパッドガイド溝3c,3cに付設され、耳片6aのディスク軸方向の移動を案内する一対のリテーナ部10a,10aと、ディスクロータ2の外縁を跨いで、一対のリテーナ部10a,10aを繋ぐ連結片10bとを備えている。各リテーナ部10aの内側片10cは、ディスクロータ半径方向外側に傾斜して形成され、耳片6aのディスク半径方向外側に付勢し、摩擦パッド6,6のガタ付きを防止している。
前記パッド戻しスプリング11は、前記耳片6aに係止される係止部11aと、該係止部11aから第1湾曲部11bを介して反ディスクロータ側に延出する第1延出片11cと、該第1延出片11cの先端部を第2湾曲部11dを介してディスクロータ側に曲げ戻して形成した第2延出片11eと、第2延出片11eの先端に設けられ、キャリパ支持腕3aの反ディスクロータ側面3gに当接する当接部11fとを備えている。また、係止部11aには、係合凸部6eの断面形状と同一形状の挿通孔11gが形成されている。第2延出片11eの幅寸法は、第1延出片11cの幅寸法よりも狭く形成されており、また、当接部11fは、キャリパブラケット側が凸となる円弧状に形成されている。
パッド戻しスプリング11は、耳片6aの係合凸部6eに挿通孔11gを挿通し、係合凸部6eをカシメることによって、回り止めされた状態で耳片に組み付けられ、パッド戻しスプリング11の自由様態において、第1延出片11cは、第1湾曲部11bから第2湾曲部11dに向けて、漸次、摩擦パッド外側に傾斜した状態となっている(図4のP1)。さらに、反ディスクロータ側から、摩擦パッド6の耳片6a,6aを、パッドリテーナ10をそれぞれ取り付けた状態のパッドガイド溝3c,3cに挿入し、当接部11fをキャリパ支持腕3aの反ディスクロータ側面3gに当接させて、各摩擦パッド6がパッドガイド溝3cに組み付けられる。このとき、第1延出片11cは、傾斜状態から、ディスク軸CL1と平行状態に近付く(図4のP2)。
上述のように形成されたディスクブレーキ1は、運転者の制動操作によって、昇圧した作動液が液圧室8に供給されると、ピストン7がシリンダ孔5dを前進して、作用部5a側の摩擦パッド6を、ディスクロータ2の一側面に押圧する。次に、この反力によって、キャリパボディ5がスライドピン4,4に案内されながら、作用部方向へ移動し、反力爪5eが反作用部側の摩擦パッド6をディスクロータ2の他側面に押圧する。一方、上述の制動を解除すると、ピストン7と反力爪5eとが制動開始時の位置へ後退する。
このとき、パッド戻しスプリング11は、摩擦パッド6のディスク軸方向の移動に伴って変位するが、制動初期状態では第1延出片11cが第1湾曲部11bを介してディスク軸CL1と平行状態に近付くように変位するとともに、第2出片11eが第2湾曲部11dを介して摩擦パッド6と平行状態に近付くように変位し、第1延出片11cと第2延出片11eの双方によって、摩擦パッド6を反ディスクロータ側に押圧する付勢力が発生する。さらに、摩擦パッド6がディスクロータ側に移動するのにつれて、第1延出片11cは、さらに、ディスク軸CL1と平行状態に近付き、変位量が漸次少なくなり、主に、第2延出片11eの変位による付勢力が増加して、摩擦パッド6を反ディスクロータ側に押圧する。(図4のP3)。
また、ライニング6cがフル摩耗する直前となった際には、摩擦パッド6の裏板6bがディスクロータ2に近付いた状態となり、制動時に、パッド戻しスプリング11は、第1延出片11cの付勢力の増加が漸次小さくなるとともに、第2延出片11eに主に負荷が掛かると、第2延出片11eがディスクロータ側に向けて、漸次、突状に湾曲して付勢力が増加する。このように、パッド戻しスプリング11は、所謂、非線形特性スプリングの特性を発揮し、裏板6bがディスクロータ2に近づくに連れて、付勢力が緩やかに増大することにより、従来のように、制動解除時の摩擦パッド6を大きく後退させてしまうことがなく、ブレーキ操作フィーリングを良好に保持することができる。さらに、第2延出片11eの幅寸法を狭く形成していることから、省スペース化を図ることができる。(図4のP4、及び、図6)
図11乃至図13は、本発明の第2形態例を示すもので、第1形態例と同様の構成要素を示すものには、同一の符号をそれぞれ付して、その詳細な説明は省略する。本形態例のパッド戻しスプリング12は、第1延出片11cと第2延出片12aの幅寸法を同一に形成し、第2延出片12aに、略長方形状の長孔12bが形成されている。これにより、第2延出片12aの断面積を第1延出片11cの断面積よりも小さくして、第2延出片12aの変位による付勢力の増加を緩やかにすることができる。また、長孔12bの長さや形状を変えることにより、第2延出片12aの付勢力の調整を容易に図ることができる。さらに、第2延出片12aに捩れ方向の外力が掛かることがあっても、長孔12bの両側部に分散されることから、外力に起因する応力が一部に集中することを極力回避することができる。
なお、本発明は上述の各形態例に限るものではなく、パッド戻しスプリングの係止部の構造は任意であり、係止部をコ字状に形成して耳片を挟んで係合させるもの等でも良い。また、第2延出片に丸孔や長孔を複数形成して、第2延出片の断面積を第1延出片の断面積よりも小さくしたものでもよい。さらに、摩擦パッドは耳片を備えたものであれば、その他の形状は任意であり、パッドガイド部の形状も耳片を支承できるものであれば任意である。また、キャリパボディの形状も本形態例に限らず任意である。
1…車両用ディスクブレーキ、2…ディスクロータ、3…キャリパブラケット、3a…キャリパ支持腕、3b…ガイド孔、3c…パッドガイド溝、3d…ディスク半径方向外側面、3e…ディスク半径方向内側面、3f…対向面、3g…反ディスクロータ側面、4…スライドピン、5…キャリパボディ、5a…作用部、5b…反作用部、5c…ブリッジ部、5d…シリンダ孔、5e…反力爪、5f…車体取付腕、6…摩擦パッド、6a…耳片、6b…裏板、6c…ライニング、6d…ディスク回転方向端面、6e…係合凸部、7…ピストン、8…液圧室、9…取付ボルト、10…パッドリテーナ、10a…リテーナ部、10b…連結片、10c…内側片、11…パッド戻しスプリング、11a…係止部、11b…第1湾曲部、11c…第1延出片、11d…第2湾曲部、11e…第2延出片、11f…当接部、11g…挿通孔、12…パッド戻しスプリング、12a…第2延出片、12b…長孔

Claims (4)

  1. 車体に固設されるキャリパブラケットに、ディスクロータの外縁をディスク軸方向に跨ぎ、キャリパボディを支持する一対のキャリパ支持腕を延設し、該キャリパ支持腕にパッドガイド部を対応して設け、前記ディスクロータを挟んで配置される摩擦パッドの裏板両側部にそれぞれ突設した耳片を前記パッドガイド部に支承し、前記耳片と前記キャリパ支持腕との間に、制動解除時に前記摩擦パッドを反ディスクロータ側に付勢するパッド戻しスプリングを配置した車両用ディスクブレーキにおいて、
    前記パッド戻しスプリングは、前記耳片に係止される係止部と、該係止部から第1湾曲部を介して反ディスクロータ側に延出する第1延出片と、該第1延出片の先端部を第2湾曲部を介してディスクロータ側に曲げ戻して形成した第2延出片と、該第2延出片の先端に設けられ、前記キャリパ支持腕の反ディスクロータ側面に当接する当接部とを備え、
    前記第1延出片は、前記係止部を前記耳片に係止させた自由状態では、前記第1湾曲部から前記第2湾曲部に向けて、漸次、摩擦パッド外側に傾斜した状態で設けられ、
    前記摩擦パッド前記パッドガイド部に組み付けられると、前記当接部前記反ディスクロータ側面に当接、前記第1延出片が前記傾斜した状態からディスク軸と平行状態に近付、前記摩擦パッドが前記ディスクロータ側に移動するのにつれて、前記第1延出片は、さらにディスク軸と平行状態に近付き、変位量が漸次少なくなるとともに、前記第2延出片の変位による付勢力が増加する
    ことを特徴とする車両用ディスクブレーキ。
  2. 前記第2延出片の断面積は、前記第1延出片の断面積よりも小さく形成されること特徴とする請求項1記載の車両用ディスクブレーキ。
  3. 前記第2延出片の幅寸法は、前記第1延出片の幅寸法よりも狭く形成されることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用ディスクブレーキ。
  4. 前記第2延出片は、長孔が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用ディスクブレーキ。
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