JP6237863B1 - フロントサブフレーム構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】パワートレインを迂回する形状のサブフレームでありながら、剛性(固有振動数)の向上と前突荷重伝達性向上を両立すること。【解決手段】サスペンションを支持するサブフレーム本体2とサブフレーム本体2から前方へ延びる左右一対の前後メンバ3とを備え、サブフレーム本体2の後部に該サブフレーム本体2をその後退荷重を利用して車体側から離脱させる離脱手段62が設けられ、前後メンバ3の後部、且つサスペンションのロアアーム50の前部を支持するアーム前側支持部17よりも車幅方向外側に屈曲部7が設けられ、該屈曲部7の後面部7aと、ロアアーム50における、後方へ延びる前後方向延設アーム部52の正面側に位置する前面部53aとが車幅方向に略平行に延び、後面部7aにおける前面部53aとの対面部位に補強ガセット21が設けられた。【選択図】図4

Description

この発明は、車両前部において前後方向に延びる左右一対のフロントサイドフレームの下方に配設されてサスペンションを支持するフロントサブフレームを備えた車両のフロントサブフレーム構造に関する。
従来、車両前部において前後方向に延びる左右一対のフロントサイドフレームの下方にサスペンションやステアリング機構、パワートレイン等を支持するフロントサブフレーム(以下、「サブフレーム」という。)を設けて、車両の前面衝突時において、フロントサイドフレームの変形により衝突エネルギーを吸収することに加えてサブフレームにて補助的な衝突エネルギー吸収を行う構造が知られている。
また、サブフレーム構造には、走行時の車輪支持剛性を高めるために頑強に構成されている一方で、頑強なサブフレームが車両の前面衝突時にフロントサイドフレームの変形を阻害しないように、衝突中期から後期にかけてサブフレーム後端を車体から離脱させるように構成したものが知られている。
例えば、特許文献1には、前面衝突時の荷重を利用して該サブフレームの後端付近を車幅方向に折り曲げて締結部材(ボルト)を引き抜くなどして車体からサブフレームを離脱させるように構成したものが提案されている。
特許文献1の車両の前部車体構造に備えたサブフレームは、前方へ突出する左右一対の前方突出部(前後メンバ(41)の後方部(41e)におけるロアアーム取付部(41a)よりも後方部分)を備えたサブフレーム本体と、該前方突出部から連結部(前後メンバ(41)の後方部(41e)におけるロアアーム取付部(41a)よりも前方部分)を介してさらに車両前方に延びる左右一対の前後メンバ(前後メンバ(41)の前方部(41c)及び湾曲部(41d)とを備え、サブフレーム本体の前部の前方突出部には、サスペンションを構成するロアアームの前部(前側連結部(53))をブッシュを介して支持するアーム前側支持部(ロアアーム取付部(41a))が設けられているとともに、サブフレーム本体の後部には、ロアアームの後部を前部と同様にブッシュを介して支持するアーム後側支持部(締結部(45))が設けられたものである。
そして、特許文献1のサブフレームは、車両の前面衝突時の荷重伝達性を高めるために、前面衝突時に、前後メンバから伝達される衝突荷重を、ロアアームを迂回しながら前方突出部からサブフレームの後端付近を車幅方向に折り曲げるように伝達する荷重と、軸圧縮しながら後退変形する前後メンバの後端がロアアームに当接することでロアアームを介してアーム後側支持部において締結部材(ボルト)を引き抜くように伝達する荷重とに分岐させ、これら2種類の荷重を利用して車両の前面衝突時に、車体からサブフレームを確実に離脱させるように構成したものである。
しかし、特許文献1のサブフレームは、屈曲部から連結部および前方突出部へと後方程車幅方向内側に傾斜した構成であり、ロアアームの前縁も同様にサブフレームを迂回するように後方程車幅方向内側に傾斜した形状であるため、車両の前面衝突時に、後退した屈曲部がロアアームに当接しても屈曲部の後面とロアアームの前面との面同士がしっかりと突き合わさり難く、屈曲部からロアアームを介した効率的な荷重伝達性に改善の余地があった。
また、特許文献2において、屈曲部を補強するためにサスペンションフレームにおける第1フレームの屈曲部にレインフォースメント(補強部材)が設けられた構成の自動車のサスペンション装置が提案されている。
しかし、このレインフォースメントは、屈曲部だけでなく該屈曲部から後方程車幅方向内側へ傾斜する第1フレームをロアアーム用の支持ブラケット(18)の前方手前まで補強したものであるため、該レインフォースメントが、車両の前面衝突により屈曲部が屈曲して後退時にロアアーム用の支持ブラケット(18)自体に当接したとしてもロアアームの前面には当接し難く、衝突荷重の伝達が困難なことが明らかである。すなわち、特許文献2において屈曲部にレインフォースメントを備えたのは、車両の前面衝突時の荷重のサブフレーム本体(第2フレーム)の側への伝達性を高めるためであり、特許文献2には、屈曲部からロアアーム前部への衝突荷重の伝達性、及びロアアーム前部からアーム後側支持部への衝突荷重の伝達性を高めるために屈曲部にレインフォースメントを備えるという着想について何ら開示されていない。
特許第5949600号公報 特開2002−200988号公報
そこでこの発明はパワートレインを迂回する形状のサブフレームでありながら、剛性(固有振動数)の向上と前突荷重伝達性向上(屈曲部補強とロアアームへの荷重伝達強化)を両立することを目的とする。
この発明は、車両前部において前後方向に延びる左右一対のフロントサイドフレーム下方に配設されてサスペンションを支持するサブフレーム本体とサブフレーム本体から前方へ延びる左右一対の前後メンバを備え、該サブフレーム本体に、上記サスペンションを構成するロアアームの前後各部をブッシュを介して支持するアーム前側支持部およびアーム後側支持部が設けられ、且つ該アーム後側支持部においてサブフレーム後退荷重を利用して当該サブフレーム本体を上記フロントサイドフレームから離脱させる離脱手段が設けられたフロントサブフレーム構造において、上記前後メンバの後部、且つ上記アーム前側支持部よりも車幅方向外側に屈曲部が設けられ、前後方向延設部上記ロアアームの後部には前後方向に延びる前後方向延設部を備え、該屈曲部の後面部と、上記ロアアームにおける上記前後方向延設部の正面側に位置する前面部とが車幅方向に略平行に延び、上記後面部における上記前面部との対面部位に補強ガセットが設けられたものである。
上記構成によれば、パワートレインを迂回する形状のサブフレームでありながら、剛性(固有振動数)の向上と前突荷重伝達性向上(屈曲部の補強とロアアームへの荷重伝達強化)を両立することができる。
この発明の態様として、上記補強ガセットは上記ロアアームの上記前面部と上下方向で重なる位置に略水平に配された構成とすることができる。
上記構成によれば、衝突荷重の上記ロアアームへの伝達構造における重量効率を向上させることができる。
またこの発明の態様として、上記補強ガセットは、上記アーム前側支持部よりも車幅方向外側にオフセットして配設された構成とすることができる。
上記構成によれば、重量効率とアーム揺動自由度とを向上することができる。
またこの発明の態様として、上記アーム前側支持部と上記ロアアームのナックル支持部との前後位置が重なり、これらを直線状に結ぶように上記ロアアームが車幅方向に延びた構成とすることができる。
上記構成によれば、車輪支持剛性と衝突荷重の伝達性とを両立することができる。
またこの発明の態様として、上記前後メンバの中間部に車幅方向内側への屈曲促進部が設けられた構成とすることができる。
上記構成によれば、スモールオーバーラップ衝突時における前後メンバの内折れの促進と、スモールオーバーラップ衝突以外の前面衝突時の衝突荷重の優れた伝達性とを両立することができる。
この発明によれば、パワートレインを迂回する形状のサブフレームでありながら、剛性(固有振動数)の向上と前突荷重伝達性向上を両立することができる。
本実施形態のフロントサブフレーム構造の左側要部を示す平面図。 本実施形態のフロントサブフレーム構造を示す側面図。 図2においてロアアームを取外して図示した側面図。 図2中のB−B線の要部断面図。 屈曲部の後面とロアアームの前面とが対向する構造を説明する説明図。 図1中のA−A線の要部断面図。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
図1は本実施形態のフロントサブフレーム構造の左側部分の要部を示す平面図、図2は本実施形態のフロントサブフレーム構造を示す左側面図、図3は図2においてロアアームを取外して図示した左側面図、図4は図2中のB−B線の要部断面図、図5は屈曲部の後面とロアアームの前面とが対向する構造の説明図であってサブフレームのアッパパネルを取外して図示した拡大平面図、図6は図1中のA−A線の要部断面図である。なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両右方を示し、矢印Lは車両左方を示し、矢印Uは車両上方を示すものとする。また、本実施形態の前部車体構造の要部は左右対称形状であるため、車両左側の構成に基づいて説明し、車両右側の構成については省略するものとする。
本実施形態に係る車両Vは、フロントノーズが短く設定された小型車であり、図2、図3に示すように、その前部において、車両前後方向に延びる左右一対のフロントサイドフレーム100の下方に配設され、サスペンションの一部を構成する左右一対のロアアーム50を支持するフロントサブフレーム1(以下「サブフレーム1」と称する)を備えている。
フロントサイドフレーム100は、車両前後方向に延びる閉断面形状の筒状体で構成されており、その前端には、フランジ100a及び上側クラッシュカン102側のフランジ102aを介して上側クラッシュカン102が取り付けられている。
上側クラッシュカン102は、車両前後方向に延びる閉断面形状の筒状体で構成され、フロントサイドフレーム100の前部に連接している。左右の上側クラッシュカン102の前端は、車幅方向に延びるバンパーレインフォースメント103によって連結されている。
また図1〜図3に示すように、フロントサイドフレーム100の底面には、後述するサブフレーム1の前端が前端支持部材107及びフランジ100aを介して連結されるとともに、サブフレーム1の車両前後方向の中間部が、中間支持部材108(図2、図3参照)を介して締結部材(図示省略)により連結されている。
また、フロントサイドフレーム100の車両後方には、エンジン等のパワートレインを収容する収容空間と車室とを仕切るダッシュパネル104が配設され、このダッシュパネル104の前面には、フロントサイドフレーム100の後端が接続されている。そして、ダッシュパネル104の下部には、フロントサイドフレーム100の後端から車両前後方向に延びるフロアフレーム105が配設されている。このフロアフレーム105の下部には、側面視でクサビ状をなすガセット106が接合固定され、フロアフレーム105とガセット106とにより閉断面を形成している。上述したサブフレーム1の後端は、締結部63を介して車体側のフロアフレーム105及びガセット106に連結されている。
サブフレーム1は、図1〜図3に示すように、サブフレーム本体2と、サブフレーム本体2から連結部31を介して前方へ延びる左右一対の前後メンバ3と、前後メンバ3の前部を車幅方向に連結するフロントクロスメンバ35(図1参照)とサブフレーム1の前方において車幅方向に連結するセンタクロスメンバ36(同図参照)とで井桁状に構成されている。
サブフレーム本体2および前後メンバ3は、上面を構成するとともに該上面の縁部が適宜下方へ延出するように折り曲げられたアッパパネル1Aと、下面を構成するとともに該下面の縁部が適宜上方へ延出するように折り曲げられたロアパネル1Bとを備え、ロアパネル1Bとアッパパネル1Aとの対向部分を接合することで中空状に形成されている。
サブフレーム本体2は、図1に示すように、車幅方向に延びるサスクロス4(サスペンションクロスメンバ4)と、該サブフレーム本体2の左右両側の前部から前方へ突出する左右一対の前方突出部5と、該サブフレーム本体2の後部から車幅方向外側へ突出する車幅外方突出部6とを備えている。
本実施形態において前方突出部5は、前方程車幅方向外側へ略水平に突出するとともに、車幅外方突出部6は、車幅方向と略平行に車幅方向外側へ略水平に突出している。
前後メンバ3は、前方突出部5の前端に連結部31を介して連設されている。詳しくは、連結部31は、前方突出部5の前端から該前方突出部5の突出方向と同じ方向である前方程車幅方向外側へ略直線状に連続して延びており、後記のアーム前側支持部17よりも前方位置において前後メンバ3と一体に形成されている。前後メンバ3は、連結部31の前端から車両前後方向と略平行にさらに前方へ延びている。前後メンバ3の後部には、連結部31に対して屈曲する屈曲部7が形成されている。
本実施形態では、図2に示すように、前後メンバ3の前端の車両前後方向(長手方向)に直交する向きの断面が、前後メンバ3の後端の車両前後方向に直交する向きの断面と正面視で少なくとも部分的に重複するよう構成されている。
また図1〜図3に示すように、前後メンバ3の前後方向の中間部であって車幅方向外側の縦壁状の側面部3aには、車両V前面からのオフセット衝突時に前後メンバ3の中間部が車幅方向内側へ屈曲変形することを促進する屈曲促進部としての凹状ビード8が設けられている。
凹状ビード8は、前後メンバ3の車幅方向外側の側面部3aの表面に対して車幅方向内側へ凹状且つ、上下方向に沿って縦長に形成されたものである。
また同図に示すように、前後メンバ3の前端には、上方へ突の前端支持部材107が接合固定され、この前端支持部材107の前面には、前側フランジ部107aが設けられている。そして前側フランジ部107aの下部前面には下側クラッシュカン11が、プレート状のフランジ11aを介して取り付けられている。
図2に示すように、下側クラッシュカン11は、上面を構成するアッパパネル11Aと下面を構成するロアパネル11Bとにより、四角錘台状に形成されており、その後端がそれぞれフランジ11aに接合固定されている。これにより、下側クラッシュカン11は、車両前方から入力される衝突荷重に対して圧縮変形可能とされている。なお図1〜図3中の符号12は、左右一対の下側クラッシュカン11の各前端を車幅方向に連結する下側バンパビームである。
また図1〜図3に示すように、前端支持部材107に備えた前側フランジ部107aは、その上端から下部へ向けて車幅方向外側へ徐々に延出され、その下部が下側バンパビーム12の車幅方向外端と略同じ車幅方向の位置まで延出されている(図1参照)。そして前後メンバ3の前部であって、前側フランジ部107aの下部における車幅方向外側への延出部分と前後メンバ3の車幅方向外側の側面部3aとで構成されるコーナー部分には、前方程車幅方向外側へ延出する平面視三角形状、且つ上下方向に厚みを有する三角柱状の車幅方向外側延出部材13を備え、該車幅方向外側延出部材13の前端が、前側フランジ部107aの車幅方向外側への延出部分の後面に接合されるとともに車幅方向内端が、前後メンバ3の車幅方向外側の側面部3aの前部に接合されている。
また図1、図3中のX部拡大図、図4、図5に示すように、前方突出部5の前部には、ロアアーム50の前部を前側連結部55(前側ブッシュ55)(図4、図5参照)を介して軸支するアーム前側支持部17を、前方突出部5におけるロアパネル1Bとアッパパネル1Aとで構成される内部空間S5に略全体が収容された状態で備えている。
アーム前側支持部17は、図3中のX部拡大図に示すように、アーム前側支持ブラケット18と、ロアアーム50の前側連結部55を軸支するボルト19およびナット20を備えている。
前方突出部5の前面には、図1、図3、図5に示すように、アッパパネル1Aとロアパネル1Bとの間に、車両前方および車幅方向内方に開口する前面開口部15が形成されているとともに、前方突出部5の後面には、図3、図5に示すように、車両後方および車幅方向外方に開口する後面開口部16が形成されている。
前面開口部15は、主にアーム前側支持ブラケット18に前側連結部55の軸支用のボルト19を締結するためのサービスホール(作業用孔)である。
後面開口部16は、前方突出部5の前部の後面部から連結部31および屈曲部7の各後面部にかけて連続して開口形成されており、このうち前方突出部5の前部の後面部の開口部分は、車幅方向外側に開口し、図1、図4、図5に示すように、該開口部分からロアアーム50の後記の車幅方向延設アーム部51の車幅方向内側が前方突出部5の内部空間S5に差し込まれるようにして配置されている。
上記のアーム前側支持ブラケット18は、図3〜図5に示すように、基底部18aと、該基底部18aの前端から立ち上がる前壁部18bと、該基底部18aの後端から立ち上がる後壁部18cとで側面視で上方に開口したコ字状に一体に形成されている(図3中のX部拡大図参照)。基底部18aは、前方突出部5における前部においてロアパネル1Bの下面に設置され、該下面に対してボルトおよびナットにより締結固定されている。
図4、図5に示すように、前壁部18bは、連結部31から屈曲部7の後部にかけて前方突出部5の内部空間S5を横切るように、後面開口部16のうち連結部31および屈曲部7の各後面部に相当する開口部分を閉塞するように車幅方向外側へ延出し、その車幅方向外端部は屈曲部7の車幅方向外側の側面部7cの後端に接合されている。これにより、前壁部18bは連結部31および屈曲部7の後面部7aを形成している。前壁部18bは、連結部31から屈曲部7にかけて車幅方向と略平行に直線状に延出されており、この前壁部18bによって形成される屈曲部7の後面部7aは、車幅方向に略平行に延びている。
後壁部18cは、車両前後方向に延びる前方突出部5の内部空間S5を横切るように車幅方向内側へ延出し、その車幅方向内端部は前方突出部5の前面部にその後面から接合されている。
図4に示すように、前壁部18bと後壁部18cとの車両前後方向における対向部分、すなわち車幅方向においてオーバーラップする部分における車幅方向の略中間位置の夫々には、ボルト19を挿通する挿通孔18d,18eが前後方向に一致するように形成されている。
また図2、図3、図6に示すように、サブフレーム本体2の後部における車幅外方突出部6は、アッパパネル1Aとロアパネル1Bとで車幅方向外側へ突出する中空形状に形成されており、その前面側および車幅方向外面側に相当する部位には、これらの境界部分を含めて連続して車両前方及び車幅方向外方に開口する開口部69が形成されている。
図1〜図3、図4、図6に示すように、車幅外方突出部6には、他の部位よりも剛性が低い低剛性部61(屈曲促進部)と、車両の前面衝突時におけるサブフレーム1後退荷重を利用して当該サブフレーム本体2を上記フロントサイドフレーム100から離脱させる離脱部62とを有している。
この低剛性部61は、図1に示すように、前後メンバ3の屈曲部7と離脱部62とを結ぶ仮想線L1と、前方突出部5の後方への延長方向の仮想線L2との間の領域Xに形成されている。本実施形態では車幅外方突出部6における離脱部62よりも車幅方向内側に位置する部位であって、離脱部62の基端部と車幅外方突出部6の基端部との間の部位に形成されている。
図1、図6に示すように、離脱部62は、ロアアーム50の後端をサブフレーム1とともに車体に共締め固定する締結部63と、該締結部63よりも車両後方に取り付けられ、車体に嵌合する基準ピン64とが設けられている。
締結部63は、図6に示すように、車体側のガセット106に締結する締結部材としてのボルト65およびウェルドナット66を備え、さらに、締結部63は、アッパパネル1A及びロアパネル1Bのうち、該締結部63を形成する部位に、ボルト65を挿通するために穿設された挿通孔63a,63bを有しており、該挿通孔63a,63bが、上下方向に重なるように配置されている。締結部63に備えたボルト65は、ロアアーム50の後端に設けた後側連結部56(後側ブッシュ56)を軸支する。すなわち、この締結部63はロアアーム50の後部を後側連結部56を介して支持するアーム後側支持部を兼ねている。
また、基準ピン64は、締結部63における挿通孔63bの車両後方に取り付けられており、その先端部が略円錐状をなして上方に突出しており、ガセット106側を指向している。
また図4〜図6に示すように、前後メンバ3の後端に設けた屈曲部7には、アッパパネル7A(図6参照)とロアパネル7B(図5参照)との間に内部空間S7が構成され、該内部空間S7には鋼板製の補強ガセット21が設けられている。補強ガセット21は、水平に延びる基板部21aと、該基板部21aの車幅方向内縁から下方へ垂下する車幅方向内側フランジ部21bと、該基板部21aの車幅方向外側かつ前側の縁部から下方へ垂下する車幅方向外側フランジ部21cと、該基板部21aの後縁から下方へ垂下する後側フランジ部21dとで一体に形成されている。
車幅方向内側フランジ部21bは、図4に示すように屈曲部7の内側コーナー部に相当する、内側側面部と前面部との境界部7bに接合され、車幅方向外側フランジ部21cは、図4、図5に示すように、屈曲部7の外側側面部7cに接合され、後側フランジ部21dは、屈曲部7の後面部7a、すなわち該後面部7aを構成するアーム前側支持ブラケット18の前壁部18bの車幅方向外側延出部分に接合されている。
これにより、補強ガセット21は、屈曲部7の湾曲したコーナー部に設けられている。すなわち、補強ガセット21は、屈曲部7のみに形成されており、屈曲部7に対して車幅方向内側に位置する連結部31や、前方突出部5の例えば前面開口部15の周縁に至るまでは形成されておらず、図4に示すように、アーム前側支持部17よりも車幅方向外側にオフセットして配設されている。
さらにまた、これら車幅方向内側フランジ部21bおよび車幅方向外側フランジ部21cは、共に屈曲部7におけるアッパパネル1Aの下方への折曲げ部分の上下方向の中間位置に接合されている。これにより、図6に示すように補強ガセット21の基板部21aは、ロアアーム50と同じ高さに略水平に配設され、補強ガセット21の後側フランジ部21dは、ロアアーム50の車幅方向に延びる後記の前面部53のうち、後記の前後方向延設アーム部52の正面側に位置する前面部53a(図4参照)と上下方向で重なる位置(すなわち同じ高さ)に配されている。
また図1、図4に示すように、ロアアーム50は、その前部において車幅方向と略平行に延びる車幅方向延設アーム部51と、該車幅方向延設アーム部51の車幅方向の略中間位置から車両後方へ延びる前後方向延設アーム部52とで平面視略T字状に一体に形成されている。
図1、図2、図4に示すように、車幅方向延設アーム部51の車幅方向の外端には、車輪を支持するナックルアーム(図示せず)にボールジョイント54aを介して連結するナックル支持部54が設けられている。
図4、図5に示すように、車幅方向延設アーム部51の車幅方向の内端には、前側連結部55(前側ブッシュ55)が取り付けられている。この前側連結部55は、外筒55aと内筒55bが所定間隔を空けて入れ子状に配置され、その外筒55aと内筒55bとの間に弾性体からなる環状のラバー部材55c(ブッシュ本体)が介装されて構成したものであり、外筒55aの外面が車幅方向延設アーム部51の車幅方向の内端に一体的に固着されている(図5参照)。
そして、本実施形態では、サブフレーム本体2に備えたアーム前側支持部17に備えた車両前後方向に延びるボルト19が、挿通孔18d,18e及び前側連結部55の内筒55bの中空部に挿通され、ナット20に締め付けられている。これにより図4、図5に示すように、前側連結部55は、車幅方向延設アーム部51の車幅方向内側が車幅方向外側に開口する後面開口部16から前方突出部5の内部空間S5に差し込まれるようにしてアーム前側支持部17に揺動可能に軸支されている。
ロアアーム50は、図4、図5に示すように、アーム前側支持部17に枢支される前側連結部55と、図1、図2、図4に示すように、ナックル支持部54との前後位置が重なり、これらを直線状に結ぶように車幅方向延設アーム部51が車幅方向に延びている(図4参照)。
さらにロアアーム50の前端は、図6に示すように、下方へフランジ状に垂下する前面部53が形成されている。この前面部53はロアアーム50の車幅方向延設アーム部51における前面部53aを形成するものであり、図3、図4に示すように、前後方向延設アーム部52の正面側に位置する前面部53a(すなわち、前面部53の車幅方向における、前後方向延設アーム部52の正面側に位置する部位53a)は、車幅方向に略平行に延びるように形成している。
これにより、上記の補強ガセット21の後側フランジ部21dは、ロアアーム50における前後方向延設アーム部52の正面側に位置する前面部53aに対して車両前方でアーム前側支持ブラケット18の前壁部18bを介して対面するように該前壁部18bに接合されている(図4、図6参照)。
図4、図5に示すように屈曲部7の後面部7a(アーム前側支持ブラケット18の前壁部18b)と、ロアアーム50における前後方向延設アーム部52の正面側に位置する前面部53aとは、それぞれ車幅方向と略平行に延びているため、互いに前後方向で前壁部18bを介して対向するように平行に形成されている。
また図1、図2、図4、図6に示すように、ロアアーム50における前後方向延設アーム部52は、その後端が車幅外方突出部6における開口部69の前方開口部分からアッパパネル1Aとロアパネル1Bとの間に差し込まれるようにして締結部63に配設されている。
そして図2、図4、図6に示すように、前後方向延設アーム部52は、車幅方向延設アーム部51の車幅方向の中間位置から後方へ略水平に延び、その後端には、上記の後側連結部56が取付けられている。後側連結部56は、図4、図6に示すように、アッパパネル1Aの上面とロアパネル1Bの下面との間に固定された内筒56a、ロアアーム50の後端に固定された外筒56b、及び内筒56aと外筒56bとの間に挟まれるように配設された環状のラバー部材56cにより構成されており、内筒56aの中空部が挿通孔63a,63bと上下方向に重なるように配置されている。
また、車体側では、図6に示すように、内筒56aの中空部及び挿通孔63a,63bの位置に対応して、ガセット106の下面に、車両前後方向に対して斜めに傾斜する長穴形状の挿通孔106aが穿設されるとともに、フロアフレーム105にも、挿通孔105aが穿設されている。この挿通孔105aには、ボルト65とともに締結部63を構成するパイプ状のウェルドナット66が挿通されており、このウェルドナット66は、ガセット106の下面、及びフロアフレーム105の挿通孔105aによって、座面が挿通孔106aの周囲に配置されるように固定されている。
本実施形態では、ボルト65が、挿通孔106a,63a,63b、及び後側連結部56の内筒56aの中空部に挿通され、ウェルドナット66に締め付けられることにより、ロアアーム50の後端が、ロアアーム50の後端が、サブフレーム1の車幅外方突出部6とともに車体側のガセット106に共締め固定されている。
ところで、内筒56aの中空部および挿通孔63a,63bの各孔径は、何れもボルト65の径よりも大きく設定されており、上述した共締め固定状態では、締結部63および内筒56aとボルト65との間に、図6に示すような隙間Gが形成されている。
また、フロアフレーム105及びガセット106には、図6に示すように、基準ピン64と対応する位置に開孔105b及び基準孔106bが穿設されている。
これら開孔105b及び基準孔106bのうち、基準孔106bは、その孔径が基準ピン64の径と略同じに設定され、上述した共締め固定状態では、略隙間なく基準ピン64と嵌合するようになっている。従って、本実施形態では、上述した隙間Gが、基準孔106bと基準ピン64との隙間よりも大きく設定されている。
なお、図1〜図4、図6中の符号37は走行時の車両前後方向の剛性を確保するとともに車両前面衝突時には屈曲変形することで衝撃吸収するブレースである。
ここで、基準ピン64及び基準孔106bは、車体に対するサブフレーム1の位置決め用の基準ピン、基準孔として利用される。具体的には、サブフレーム1を車体に取付ける作業を行う際、基準ピン64を車体側のガセット106の基準孔106bに嵌合させることにより、締結部63の車体に対する位置決めを行うことができ、ひいてはサブフレーム1の車体に対する位置決めを適切に行うことができるようになっている。
次に、本実施形態に係る車両Vが前面衝突した時のサブフレーム1の変形挙動について説明する。
先ず、車両Vが前面衝突時には、フロントサイドフレーム100(図2参照)の前端に設けられた上側クラッシュカン102(同図参照)や、該フロントサイドフレーム100自体が衝突荷重によって軸圧縮することにより、衝突エネルギーが吸収される。
一方、サブフレーム1では、下側クラッシュカン11が衝突荷重によって圧縮変形し、下側クラッシュカン11の圧縮変形によっても吸収されない衝突荷重は、サブフレーム1に入力され、サブフレーム1に備えた前後メンバ3が軸圧縮することにより、補助的な衝突エネルギー吸収が行われる。
前後メンバ3が軸圧縮すると、上記衝突荷重は、前後メンバ3の後端の屈曲部7から連結部31、前方突出部5を介してサスクロス4に伝達される第1の荷重伝達経路(図1中の太矢印D1参照)に沿って衝突エネルギーの吸収、分散が行われる。
このとき、低剛性部61では、上記衝突荷重に伴って車両前方から大きな荷重が作用することで谷折れ変形が促進される。この低剛性部61の谷折れ変形に伴って離脱部62では前傾するような変形が発生する。
ここで屈曲部7は、補強ガセット21で補強しているため、衝突荷重に対して屈曲変形し難く補強されているが、大きな衝突荷重が入力した場合には、前後メンバ3の後端に位置する屈曲部7が後退するように屈曲変形する。
このように衝突荷重に伴って屈曲部7が屈曲しても屈曲部7の後面部7a(図4、図5参照)がロアアーム50の前面部53aに当接することにより、前後メンバ3から伝わる衝突荷重の一部が、図1に太矢印D2で示すように、屈曲部7からロアアーム50を介して離脱部62に伝達される。
ここで、車両の前面衝突による屈曲部7の後退変形に伴って、屈曲部7の後面部7a(アーム前側支持ブラケット18の前壁部18b)とロアアーム50の前面部53aとは、面同士が突き合うようにして互いに当接し合い、補強ガセット21がロアアーム50の前面部53aに対して同じ高さで前方から屈曲部7の後面部7aを介して後方へ押圧するため、屈曲部7からロアアーム50へしっかりと荷重伝達することができる。
ロアアーム50は、後退変形した屈曲部7の後面部7aが当接する前面部53aが位置する車幅方向延設アーム部51の直後側に、後方へ延びる前後方向延設アーム部52が配置されているため(図4、図5参照)、後退変形した屈曲部7からの衝突荷重をしっかりと受け止めて後方に伝達することができる。
そしてこのような屈曲部7からロアアーム50を介した離脱部62への第2の荷重伝達経路(図1中の太矢印D2参照)で伝わる衝突荷重により、離脱部62では、締結部63に備えたボルト65や、基準ピン64が車両後方に押圧される。本実施形態では、ボルト65と後側連結部56の内筒56aとの間に隙間Gが形成されていることにより(図6参照)、内筒56aの車両後方への移動に伴って、締結部63が車両後方に移動する。
これにより、挿通孔63bの周囲では、既に基準ピン64がガセット106の基準孔106bを拡開する等して該挿通孔63bの周囲の支持剛性が著しく低下することとなる。
さらに第2の荷重伝達経路によって、離脱部62は前傾するような変形が生じ、車両Vの衝突がさらに進行すると、低剛性部61の谷折れ変形の進行に伴って、離脱部62の前傾がさらに促進される。これにより、離脱部62には、基準ピン64を支点として締結部63に備えたボルト65及びウェルドナット66は、所謂テコの原理によって下方かつ後方に車体側のガセット106から引き抜かれることでサブフレーム1の後端が車体(フロアフレーム105及びガセット106)から離脱する。
すなわち本実施形態では、上述したように屈曲部7に補強ガセット21を上述した態様で設けることで第1の荷重伝達経路と第2の荷重伝達経路との双方の伝達経路に沿った荷重に対して屈曲部7を補強することができるが、特に補強ガセット21によって、第2の荷重伝達経路に沿った伝達荷重に対して屈曲部7を優先的に補強することができ、屈曲部7からロアアーム50を介した離脱部62への荷重伝達性を高めることができる。
上述した本実施例の車両のサブフレーム構造は、車両前部において前後方向に延びる左右一対のフロントサイドフレーム100(図2、図3では左側のみ図示)の下方に配設されてサスペンションを支持するサブフレーム本体2と、該サブフレーム本体2から前方へ延びる左右一対の前後メンバ3を備え、該サブフレーム本体2に、サスペンションを構成するロアアーム50の前側連結部55を支持するアーム前側支持部17が設けられるとともにロアアーム50の後側連結部56を支持するアーム後側支持部を兼ねた締結部63が設けられ、且つ該締結部63においてサブフレーム1の後退荷重を利用して当該サブフレーム本体2をフロントサイドフレーム100から離脱させる離脱手段としての離脱部62が設けられたフロントサブフレーム1において(図1〜図4、図6参照)、前後メンバ3の後部、且つアーム前側支持部17よりも車幅方向外側に屈曲部7が設けられ、ロアアーム50の後部には前後方向に延びる前後方向延設アーム部52を備え、該屈曲部7の後面部7aと、ロアアーム50における前後方向延設アーム部52の正面側に位置する前面部53aとが車幅方向に略平行に延び(図4、図5参照)、後面部7aにおける前面部53aとの対面部位に補強ガセット21が設けられたものである(図4〜図6参照)。
上記構成によれば、パワートレインを迂回する形状のサブフレーム1でありながら、剛性(固有振動数)の向上と前突荷重伝達性向上(屈曲部7の補強とロアアーム50への荷重伝達強化)を両立することができる。
上記構成によれば、補強ガセット21により屈曲部7を補強することで前突荷重をしっかりと受け止めることができるとともに、前突荷重により屈曲部7が変形して後退したとしても、ロアアーム50の前面部53aと屈曲部7の後面部7aとが面同士で互いに突き合わさり、屈曲部7に備えた補強ガセット21が車幅方向に平行に延びるロアアーム50の前面部53aに対して突張ることでロアアーム50における前後方向延設アーム部52を介して締結部63(アーム後側支持部)へ荷重伝達することができる(図6参照)。
しかも後面部7aにおける前面部53aとの対面部位に補強ガセット21を設けることにより、サブフレーム1は、パワートレインを迂回する形状のでありながら、走行時の振動に対して共振し難く剛性(固有振動数)を高めることができる。
この発明の態様として、補強ガセット21はロアアーム50の前面部53aと上下方向で重なる位置に略水平に配されたものである(図6参照)。
上記構成によれば、衝突荷重のロアアーム50への伝達構造における重量効率を向上させることができる。
詳述すると、上記構成によれば、車両の前面衝突により、仮に屈曲部7が変形して後退しても、屈曲部7に備えた補強ガセット21からこれと同じ高さで後方に有するロアアーム50に対して直接又は間接的に真直ぐに当接し合うように効率よく伝達荷重を伝達することができる。
そして補強ガセット21はロアアーム50の前面部53aと上下方向で重なる位置に略水平に配したため、すなわち上述したように、ロアアーム50へ効率よく荷重伝達できる位置および姿勢に配したため、屈曲部7だけでなく連結部31を含めたアーム前側支持部17の周辺全体を補強した構成のように該補強ガセット21自体を大型に形成する必要がなく重力効率を向上させることができる。
またこの発明の態様として、補強ガセット21は、アーム前側支持部17よりも車幅方向外側にオフセットして配設されたものである(図4、図5参照)。
上記構成によれば、補強ガセット21は、アーム前側支持部17よりも車幅方向外側にオフセットして配設されたものであるため、アーム前側支持部17に備えた前側連結部55や前面開口部15を避けるように車幅方向外側へ配置することができる。
このため、アーム前側支持部17を、例えば、ロアアーム50のナックル支持部54との前後位置が重なる程度の位置とする等、従来と比較してより前方に設けても、ロアアーム50の揺動が補強ガセット21によって阻害されることがなく、ロアアーム50の揺動自由度を高めることができる。その他にも、上記構成により、本実施形態のように前方突出部5の前部から連結部31に至るまでの大きなサービスホールとしての前面開口部15を設けることが可能となる。
またこの発明の態様として、アーム前側支持部17とロアアーム50のナックル支持部54との前後位置が重なり、これらを直線状に結ぶようにロアアーム50が車幅方向に延びたものである(図1、図4、図5参照)。
上記構成によれば、アーム前側支持部17とロアアーム50のナックル支持部54との前後位置が重なり(一致し)、これらを直線状に結ぶようにロアアーム50の車幅方向延設アーム部51が車幅方向に延びているため、例えば、車幅方向内側程後方へ湾曲する略弓形状に形成された従来のロアアームと比較して車輪の車幅方向の支持剛性をより高めることができる。
さらに、ロアアーム50の前部には、車幅方向と平行な前面部53aを形成し易くなるため、車両の前面衝突時には、屈曲部7の後面部7aがロアアーム50の前面部53aに当接することによる屈曲部7からロアアーム50への荷重伝達性を高めることができる。
従って上記構成によれば、車輪支持剛性と衝突荷重の伝達性とを両立することができる。
詳述すると、車輪の車幅方向の支持剛性を高めるには、ロアアーム50における、前側連結部55とナックル支持部54との間を車幅方向に略平行に延ばすこと、すなわちロアアーム50における車幅方向延設アーム部51を車幅方向へ直線化した構成が好ましい。さらに、サブフレーム本体2に備えたサスクロス4は、左右一対のアーム前側支持部17を車幅方向に連結するように設けることが車輪の車幅方向の支持剛性の観点ではより好ましい。
しかし、サブフレーム1は、パワートレインを避けるために、サスクロス4を後方にずらしたレイアウトとしつつアーム前側支持部17はサスクロス4に対してその左右両側から前方へ突出する前方突出部5に設けられた構成、すなわち車輪の車幅方向の支持剛性の観点で不利な構成を採らざるを得ない。
そこで、上述した特許文献1(特許第5949600号公報)のサブフレームをはじめとして公知のサブフレームでは、ナックルの支持部の位置よりも後方に位置させたアーム前側支持部においてロアアームの前部を支持することで車輪の車幅方向の支持剛性やサブフレーム本体に備えた前方突出部の前後メンバの支持剛性を確保している。
しかしこのように、アーム前側支持部の位置をナックル支持部の位置よりも後方に位置させた構成においては、車輪支持剛性の観点で改善の余地があるばかりか、ロアアームの前面が車幅方向内側程後方へ傾くため、車両の前面衝突時に、軸圧縮しながら後退変形する前後メンバの後端がロアアームの前面に当接した際における前後メンバからロアアームへの衝突荷重の伝達効率の観点で改善の余地があった。
車輪支持剛性や、車両の前面衝突時における前後メンバからロアアームへの衝突荷重の伝達効率を改善するために、無理にサブフレーム本体におけるアーム前側支持部の位置を前方に位置させたり、前方突出部から連結部を介してさらに前方へ突出する前後メンバの連結部に対する屈曲角度をより小さく(より直角化)するとサブフレーム本体における前方突出部自体の剛性が低下する。
これに対して本実施形態においては、アーム前側支持部17とロアアーム50のナックル支持部54との前後位置が重なり、これらを直線状に結ぶようにロアアーム50が車幅方向に延ばす一方で、屈曲部7に補強ガセット21を設けて屈曲部7からロアアーム50への衝突荷重の効率を高めることで、ロアアーム50の車幅方向直線化による車輪支持剛性向上と、車輪支持剛性と衝突荷重の伝達性とを両立することができる。
またこの発明の態様として、前後メンバ3の中間部に車幅方向内側への屈曲促進部としての凹状ビード8が設けられたものである(図1〜図3参照)。
上記構成によれば、スモールオーバーラップ衝突時における前後メンバ3の内折れの促進と、スモールオーバーラップ衝突以外の前面衝突時の衝突荷重の優れた伝達性とを両立することができる。
詳述すると、先ずスモールオーバーラップ衝突時においては、前後メンバ3の前端に備えた車幅方向外側延出部材13(図1参照)の車幅方向外側部分が衝突荷重を受けて平面視で該車幅方向外側延出部材13が前端支持部材107を中心に回転するように前後メンバ3を車幅方向外側から内側へ押圧する。
そして上記構成によれば、前後メンバ3の中間部に凹状ビード8を設けたため、車幅方向外側延出部材13による前後メンバ3の車幅方向外側から内側への押圧時に凹状ビード8が前後メンバ3の曲げ変形の起点となることでスモールオーバーラップ衝突時に前後メンバ3の中間部を確実に屈曲変形させて、その衝突荷重を吸収することができる。
一方、本実施形態においては上述したように、屈曲部7の後面部7aと、ロアアーム50における前後方向延設アーム部52の正面側に位置する前面部53aとが車幅方向に略平行に延び、後面部7aにおける前面部53aとの対面部位に補強ガセット21が設けられた構成であるため、車両の前面衝突時には、屈曲部7の後面部7aが補強ガセット21を介してしっかりとロアアーム50の前面部53aに当接することにより屈曲部7からロアアーム50への荷重伝達性を高めることができる。すなわち、第1の荷重伝達経路を主体として荷重伝達する構成と異なり、ロアアーム50を介する第2の荷重伝達経路から積極的に荷重伝達する構成としたため、屈曲部7自体の曲げ剛性を過度に高くする必要がなく、前後メンバ3の中間部が屈曲部7に対して剛性が相対的に過度に低くなることを防ぐことができる。
従って、前後メンバ3における中間部と後端の屈曲部7との剛性差を低減することができるため、スモールオーバーラップ衝突ではない通常の前面衝突時においては、その伝達荷重を前後メンバ3の中間部と後端の屈曲部7とで分散することができ、前後メンバ3が前後方向の中間部に凹状ビード8が設けられた構成であっても不用意に曲げ変形することを防ぐことができる。
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではなく様々な実施形態で形成することができる。
例えば、本実施形態のサブフレーム1では、低剛性部61を設けた構成を採用したが、本発明はこの低剛性部61は必須ではなく、サブフレーム1後退荷重を利用して当該サブフレーム本体2をフロントサイドフレーム100から離脱させる離脱手段が少なくとも設けられた構成であればよい。
すなわち、本発明は、前面衝突時に、前後メンバ3からロアアーム50を迂回するように前方突出部5から低剛性部61に至までの第1の荷重伝達経路に沿って伝達する荷重を利用せずに、屈曲部7からロアアーム50を介して離脱部62に至までの第2の荷重伝達経路に沿って伝達する荷重のみを利用してサブフレーム本体2をフロントサイドフレーム100から離脱させる構成を採用してもよい。
フロントサイドフレーム100から離脱させる離脱手段としては、上述した実施形態のように、前面衝突時に、所謂テコの原理によって離脱部62における基準ピン64を支点としてボルト65及びウェルドナット66を、下方かつ後方に引き抜く実施形態に限定せず、例えば図示省略するが、前面衝突時に、荷重伝達を受けて締結部材(ボルト65及びウェルドナット66)が変位するに伴って該締結部材自体がサブフレーム1自体を押し下げるように付勢するようにガイドするガイド手段を採用する等特に限定しない。
1…サブフレーム(フロントサブフレーム構造)
2…サブフレーム本体
3…前後メンバ
7…屈曲部
7a…屈曲部の後面部
8…凹状ビード(屈曲促進部)
17…アーム前側支持部
21…補強ガセット
50…ロアアーム
52…前後方向延設アーム部(前後方向延設部)
53a…前面部(ロアアームにおける前後方向延設部の正面側に位置する前面部)
54…ナックル支持部
55…前側連結部(ロアアームの前部のブッシュ)
56…後側連結部(ロアアームの後部ブッシュ)
62…離脱部(離脱手段)
63…締結部(アーム後側支持部)
100…フロントサイドフレーム

Claims (5)

  1. 車両前部において前後方向に延びる左右一対のフロントサイドフレーム下方に配設されてサスペンションを支持するサブフレーム本体とサブフレーム本体から前方へ延びる左右一対の前後メンバを備え、該サブフレーム本体に、上記サスペンションを構成するロアアームの前後各部をブッシュを介して支持するアーム前側支持部およびアーム後側支持部が設けられ、且つ該アーム後側支持部においてサブフレーム後退荷重を利用して当該サブフレーム本体を上記フロントサイドフレームから離脱させる離脱手段が設けられたフロントサブフレーム構造において、
    上記前後メンバの後部、且つ上記アーム前側支持部よりも車幅方向外側に屈曲部が設けられ、
    上記ロアアームの後部には前後方向に延びる前後方向延設部を備え、
    該屈曲部の後面部と、上記ロアアームにおける上記前後方向延設部の正面側に位置する前面部とが車幅方向に略平行に延び、上記後面部における上記前面部との対面部位に補強ガセットが設けられた
    フロントサブフレーム構造。
  2. 上記補強ガセットは上記ロアアームの上記前面部と上下方向で重なる位置に略水平に配された
    請求項1に記載のフロントサブフレーム構造。
  3. 上記補強ガセットは、上記アーム前側支持部よりも車幅方向外側にオフセットして配設された
    請求項1又は2に記載のフロントサブフレーム構造。
  4. 上記アーム前側支持部と上記ロアアームのナックル支持部との前後位置が重なり、これらを直線状に結ぶように上記ロアアームが車幅方向に延びている
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載のフロントサブフレーム構造。
  5. 上記前後メンバの中間部に車幅方向内側への屈曲促進部が設けられた
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載のフロントサブフレーム構造。
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