JP4432672B2 - 自動車の前部車体構造 - Google Patents
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Description
ラジエタシュラウドの後方にモノコック構造とされたキャビン部が配設されて,該ラジエタシュラウドと該キャビン部との間の空間がパワートレンが配設されるエンジンルームとされた自動車の前部車体構造であって,
前記ラジエタシュラウドとキャビン部との間に,サスペンションダンパの上端部が取付けられる左右一対のサスペンション支持部が配設され,
前記各サスペンション支持部が,前後方向に伸びる左右一対の後アッパフレームを介して前記キャビン部の前端部に構成されている左右のヒンジピラーの上端部に連結され,
前後方向に伸びて,後端部が前記キャビン部の前下端部に連結された左右一対のアンダフレームが設けられ,
前記各サスペンション支持部から前下がりに延設され、下端部が前記アンダフレームに連結された左右一対の前サスタワーフレームが設けられ,
前記各前サスタワーフレームに,パワートレンが取付けられる左右一対のマウント部が設けられ,
前記各マウント部から後下がりに傾斜して伸びて,下端部が前記アンダフレームに連結された左右一対のエンジンマウントフレームが設けられている,
ようにしてある。
前記左右のサスペンション支持部同士が,車幅方向に伸びる上クロスメンバによって連結され,
前記左右の前サスタワーフレームの下端部同士が,車幅方向に伸びる下クロスメンバによって連結され,
前後方向から見たときに,前記左右の前サスタワーフレームと上下のクロスメンバとによって略矩形の枠形形状が構成されている,
ようにすることができる(請求項2対応)。この場合、左右一対の前サスタワーフレームが,上下のクロスメンバと共働して略矩形の枠形形状を構成するため,パワートレインの支持剛性をより一層高めることができる。
前記ラジエタシュラウドの左右上端部が,左右一対の前アッパフレームを介して前記サスペンション支持部に連結され,
前記左右一対のアンダフレームの前端部が,前記ラジエタシュラウドの左右下端部に連結されている,
ようにすることができる(請求項3対応)。この場合、前方衝突時には,ラジエタシュラウドの広い面積範囲に渡って効果的に衝突荷重を受けつつ,衝突荷重をアンダフレームを介してキャビン部の下端部で受け止めると共に,前後のアッパフレームを介してヒンジピラー上端部つまりキャビン部の上端部でも受け止めて,衝突初期時からキャビン部によって衝撃吸収を効果的に行う上で好ましいものとなる。
前記後サスタワーフレームの下端部が前記アンダフレームに連結され,
前記エンジンマウントフレームの下端部が,前記後サスタワーフレームの下端部に連結されて,該後サスタワーフレームを介して前記アンダフレームに連結されている,
ようにすることができる(請求項4対応)。この場合、前後一対のサスタワーフレームを設けることにより,サスペンション支持部回りの剛性をより高めて,パワートレインの支持剛性をより一層高めることができる。また,エンジンマウントフレームを直接アンダフレームに連結する場合に比して,アンダフレームへの応力集中を抑制する上で好ましいものとなる。
前記左右一対のマウント部は,エンジンの慣性主軸上に位置するように設定されている,
ようにすることができる(請求項7対応)。この場合、エンジンの振動が極力車体に伝達されないようにする上で好ましいものとなる。
前記左右一対のマウント部は,前記パワートレンの慣性主軸上に位置するように設定されている,ようにすることができる(請求項8対応)。この場合、パワートレインの振動が極力車体に伝達されないようにする上で好ましいものとなる。
。
2 ダッシュパネル
3 サイドシル
4 フロアフレーム
4a 前方への延設部
5 ヒンジピラー
10 ラジエタシュラウド
11 エンジン
12 変速機
13 サスペンション支持部
14 前輪
15 車軸
16 車輪支持部材
17 サスペンションアーム
18 サスペンションダンパ
21 前アッパフレーム
22 後アッパフレーム
23 アンダフレーム
23a アンダフレームの傾斜部
24 前連結フレーム部
25 後連結フレーム部
26 前サスタワーフレーム
27 後サスタワーフレーム
28 下クロスメンバ
29 上クロスメンバ
30 エンジンマウントフレーム
31 クラッシュカン支持フレーム
32 補強部材
32B 補強部材
33 クラッシュカン
34 バンパレインフォースメント
35 補強フレーム
36 ベースプレート(マウント部材)
37 マウント部材(左右一対)
38 マウント部材(ペリメータフレーム)
78 クラッシュカン(衝撃吸収部材)
F フレーム構造体
PF ペリメータフレーム
PT パワートレイン
R ラジエタ
S1,S2 フレーム部材のユニット体
Claims (9)
- ラジエタシュラウドの後方にモノコック構造とされたキャビン部が配設されて,該ラジエタシュラウドと該キャビン部との間の空間がパワートレンが配設されるエンジンルームとされた自動車の前部車体構造であって,
前記ラジエタシュラウドとキャビン部との間に,サスペンションダンパの上端部が取付けられる左右一対のサスペンション支持部が配設され,
前記各サスペンション支持部が,前後方向に伸びる左右一対の後アッパフレームを介して前記キャビン部の前端部に構成されている左右のヒンジピラーの上端部に連結され,
前後方向に伸びて,後端部が前記キャビン部の前下端部に連結された左右一対のアンダフレームが設けられ,
前記各サスペンション支持部から前下がりに延設され、下端部が前記アンダフレームに連結された左右一対の前サスタワーフレームが設けられ,
前記各前サスタワーフレームに,パワートレンが取付けられる左右一対のマウント部が設けられ,
前記各マウント部から後下がりに傾斜して伸びて,下端部が前記アンダフレームに連結された左右一対のエンジンマウントフレームが設けられている,
ことを特徴とする自動車の前部車体構造。 - 請求項1において,
前記左右のサスペンション支持部同士が,車幅方向に伸びる上クロスメンバによって連結され,
前記左右の前サスタワーフレームの下端部同士が,車幅方向に伸びる下クロスメンバによって連結され,
前後方向から見たときに,前記左右の前サスタワーフレームと上下のクロスメンバとによって略矩形の枠形形状が構成されている,
ことを特徴とする自動車の前部車体構造。 - 請求項1または請求項2において,
前記ラジエタシュラウドは,前後方向から見たときに略矩形の枠形形状とされ,
前記ラジエタシュラウドの左右上端部が,左右一対の前アッパフレームを介して前記サスペンション支持部に連結され,
前記左右一対のアンダフレームの前端部が,前記ラジエタシュラウドの左右下端部に連結されている,
ことを特徴とする自動車の前部車体構造。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において,
前記サスペンション支持部から後下がりに傾斜して伸びる後サスタワーフレームがさらに設けられ、
前記後サスタワーフレームの下端部が前記アンダフレームに連結され,
前記エンジンマウントフレームの下端部が,前記後サスタワーフレームの下端部に連結されて,該後サスタワーフレームを介して前記アンダフレームに連結されている,
ことを特徴とする自動車の前部車体構造。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において,
前記前サスタワーフレームの下端部の位置が,最大舵角時における前輪の車幅方向最内端位置に対して,該前輪の車軸側寄りでかつ車幅方向外方側となるように位置設定されている,ことを特徴とする自動車の前部車体構造。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において,
前記アンダフレームは,上下方向から見たときに枠形構造とされたペリメータフレームのうち前後方向に伸びるフレーム部によって構成されている,ことを特徴とする自動車の前部車体構造。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか1項において,
前記パワートレンは,エンジンの出力軸が車幅方向に伸びる横置きとされ,
前記左右一対のマウント部は,エンジンの慣性主軸上に位置するように設定されている,
ことを特徴とする自動車の前部車体構造。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか1項において,
前記パワートレンは,エンジンの出力軸が車幅方向に伸びる横置きとされ,
前記左右一対のマウント部は,前記パワートレンの慣性主軸上に位置するように設定されている,
ことを特徴とする自動車の前部車体構造。 - 請求項1ないし請求項8のいずれか1項において,
前記後アッパフレームと前サスタワーフレームとエンジンマウントフレームとがそれぞれ,複数の部材を結合することにより閉断面構造として構成されている,ことを特徴とする自動車の前部車体構造。
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