JP6223203B2 - アルカリ分散型ホットメルト粘着剤 - Google Patents

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Description

本発明は、長期間、高温環境下に保管してもラベルの浮きが発生しにくいアルカリ分散型ホットメルト粘着剤に関する。
従来から、清涼飲料水、液体調味料、化粧品などを収容するために、ポリエチレンテレフタレータレートなどの合成樹脂からなる容器が多く使用されている。そして、容器包装リサイクル法の施行により、容器はその使用後にリサイクルするために回収されている。回収された容器は、粉砕してフレークとし、水酸化ナトリウムなどのアルカリ金属水酸化物を含むアルカリ水溶液を用いて洗浄した後に、乾燥させ、必要に応じてペレット状に加工して、リサイクル原料とされる。
容器の外周には、商品名や絵柄、内容物の成分や効能などが印刷されたラベルが巻き付けて装着される。ラベルとしては、従来では、熱収縮性ラベルが一般的に用いられており、ヒーターや蒸気の熱によってラベルを収縮させることで、容器へ熱収縮性ラベルを装着させていた。しかしながら、ヒーターや蒸気の利用や熱収縮性ラベルは高価であるなど、熱収縮性ラベル方式にはコストがかかるという問題がある。
ホットメルト粘着剤は安価なフィルムをラベルとして使用することができる。したがって、低コストで生産できる利点が大きいことから容器へのラベルの装着にはホットメルト粘着剤を用いたホットメルト方式が普及している。しかしながら、従来のホットメルト粘着剤では、接着強度が強すぎるため、容器を温水やアルカリ水溶液に着けてもラベルを容器から剥離することができないという問題があった。そのため、ホットメルト粘着剤によって容器に装着されたラベルの易剥離性の向上が望まれていた。
そこで、特許文献1では、熱可塑性エラストマー(A)、酸価が100mgKOH/g以上300mgKOH/g以下である固体粘着付与剤(B)、ワックス(C)、及び炭素数が6以上18以下の脂肪酸グリセリド(D)を含むことを特徴とするアルカリ分散型ホットメルト粘着剤が開示されている。
アルカリ分散型ホットメルト粘着剤は、アルカリ水溶液中で微粒子状に分散することができる。したがって、このようなアルカリ分散型ホットメルト粘着剤によりラベルが装着された容器をアルカリ水溶液に入れて撹拌することにより、ラベルを容器から容易に剥離させることができる。
特開2005−220244号公報
しかしながら、従来のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤によって接着されたラベルが、長期間高温環境下にさらされると接着部分が剥離する「浮き」とよばれる現象が発生する。これはラベルの表裏面の体積収縮の違いに起因すると考えられている。例えば、通常飲料用ボトルに用いられるラベルでは、ボトルに触れる裏面に商品名など印刷が施され、ボトルには触れない表面には印刷が施されていない。ラベルの裏面にはインキ成分のひとつであるバインダー樹脂がコーティングされる。したがって、ラベルの表面と裏面とでは、表面状態が同じではないため、熱による体積収縮率に差が出る。表裏面の体積収縮率に差があるラベルが高温環境下に長期間保管されると、印刷が施されない表面の体積収縮が大きくなり、ボトル外側に向かって反り返る性質を持つ。そのため、従来のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤によってラベルが装着されたボトルを夏期などの高温環境下に長期間に亘って放置していると、ラベルの浮きによって、ラベルがボトルから部分的に又は全体的に剥離してしまう問題があった。なお、ラベルの浮きの程度が小さくても、この状態のままでボトルがトラックで輸送されると、輸送時の振動によって段ボール箱内でボトルが動き回り、他のボトルと接着してしまことがある。この接着部分が起点となり、より大きな浮きへと進行したり、ラベル剥がれを誘発することも問題となっていた。
したがって、本発明は、長期間、高温環境下に保管しても高い接着性を有し、ラベルの浮きが発生しにくいアルカリ分散型ホットメルト粘着剤を提供することを目的とする。
本発明のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤は、熱可塑性エラストマー100重量部、酸価が100〜300mgKOH/gである粘着付与剤50〜500重量部、脂肪酸グリセリド10〜150重量部、及び融点と再結晶化温度との差が10℃以上であるワックス40〜150重量部を含むことを特徴とする。
なお、本発明のホットメルト粘着剤において「アルカリ分散型」とは、PETボトルリサイクル推進協議会の定める「指定PETボトル自主規制ガイドライン」における熱アルカリ水によるラベルの剥離要件にてPETボトルに付着したホットメルト粘着剤が剥離することを意味する。
(熱可塑性エラストマー)
熱可塑性エラストマーとしては、スチレン系熱可塑性エラストマーが挙げられる。スチレン系熱可塑性エラストマーとしては、スチレン−ブタジエンブロック共重合体(S−B、ジブロック)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(S−B−S、トリブロック)、スチレン−イソプレンブロック共重合体(S−I、ジブロック)、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(S−I−S、トリブロック)、スチレン−ブタジエン/イソプレンブロック共重合体(S−B/I、ジブロック)、スチレン−ブタジエン/イソプレン−スチレンブロック共重合体(S−B/I−B、トリブロック)、及びこれらブロック共重合体の水添物やなどが挙げられる。水添物としては、スチレン−ブタジエン/ブチレン−スチレンブロック共重合体(SBBS)、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレンブロック共重合体(SEBS)、及びスチレン−エチレン/プロピレン−スチレンブロック共重合体(SEPS)が挙げられる。また、スチレン系熱可塑性エラストマーとしては、スチレンとα―メチルスチレンなどの芳香族系ビニル化合物との共重合体も挙げられる。これらの共重合体は、カルボン酸変性されていてもよい。スチレン系熱可塑性エラストマーは、一種単独で用いられてもよく、二種以上が併用されてもよい。
なかでも、スチレン系熱可塑性エラストマーは、高温環境下でのラベルの浮きを低減させることができることから、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−エチレン/プロピレン−スチレンブロック共重合体が好ましく、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレンブロック共重合体がより好ましい。
スチレン系熱可塑性エラストマーの25℃のトルエン溶液中における粘度は、1〜5000mPa・sが好ましく、5〜1000mPa・sがより好ましい。なお、スチレン系熱可塑性エラストマーの25℃のトルエン溶液中における粘度は、トルエン中にスチレン系熱可塑性エラストマーを10重量%含む溶液を調製し、この溶液の温度を25℃に調整した後に、JIS Z8803−1991に記載されている単一円筒回転粘度計による粘度測定方法に準拠して、上記溶液のB型粘度を60rpmの条件下にて測定することにより得られた値とする。B型粘度は、例えば、B型粘度計(東機産業社製 RB80L)、ローターNo.3を用いることができる。
(粘着付与剤)
本発明のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤は、酸価が100〜300mgKOH/gである粘着付与剤を含有している。粘着付与剤は、酸価が100〜300mgKOH/gである粘着付与剤を含んでおれば、酸価が100mgKOH/g未満又は酸価が300mgKOH/gを超える粘着付与剤を含んでいてもよい。
粘着付与剤に、必須成分として含有される粘着付与剤の酸価は、100〜300mgKOH/gに限定されるが、120〜280mgKOH/gが好ましく、150〜250mgKOH/gがより好ましい。粘着付与剤の酸価が低過ぎると、ホットメルト粘着剤組成物のアルカリ分散性が低下する虞れがある。また、粘着付与剤の酸価が高過ぎると、ホットメルト粘着剤組成物の粘度が高くなり過ぎて塗工性が低下する虞れがある。
なお、本発明において、粘着付与剤の酸価とは、粘着付与剤1gを中和するために要する水酸化カリウム(KOH)のmg数である。粘着付与剤の酸価の測定は、粘着付与剤の重量を量り、250mLのフラスコに入れ、エタノール50mLを加えて加温して溶解させ、0.1N水酸化カリウム水溶液で滴定する(指示薬:フェノールフタレイン)。滴定の終点は、液の淡紅色が30秒残存する点とする。次いで、同様の方法で空試験を行って滴定量を補正し、次式から酸価を求める。
酸価=[0.1N水酸化カリウム水溶液の消費量(mL)×5.611)]/[粘着付与剤重量(g)]
粘着付与剤としては、ロジン、ロジン誘導体が好ましく挙げられる。ロジン誘導体としては、(メタ)アクリル酸変性ロジン、マレイン酸変性ロジン、フマール酸変性ロジン、ロジンエステル及びこれらの水素添加物が挙げられる。なかでも、(メタ)アクリル酸変性ロジン、マレイン酸変性ロジン、フマール酸変性ロジン及びこれらの水素添加物がより好ましい。ロジン誘導体によれば、他の成分との相溶性がよく、経時的に結晶が析出して接着力が低下することを低減できる。
粘着付与剤の軟化点は、60℃以上が好ましく、70〜140℃がより好ましく、70〜100℃が特に好ましい。粘着付与剤の軟化点が低過ぎると、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤の耐熱性が低下して、高温環境下でラベルの浮きが発生する虞れがある。
なかでも、軟化点が60〜80℃の粘着付与剤と、軟化点が85〜140℃の粘着付与剤とを併用することが好ましい。これらの粘着付与剤を併用することによって、高温環境下でのラベルの浮きの発生が低減されたアルカリ分散型ホットメルト粘着剤を提供することができる。
なお、本発明において、粘着付与剤の軟化点は、JIS K2207(石油アスファルト)、6.4軟化点試験法に準拠して測定された値とする。
アルカリ分散型ホットメルト粘着剤中における粘着付与剤の含有量は、熱可塑性エラストマー100重量部に対して、50〜500重量部に限定されるが、70〜470重量部が好ましく、90〜440重量部がより好ましい。粘着付与剤の含有量が低過ぎると、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤のアルカリ分散性が低下し、PETボトルのリサイクル工程でPETの再生ペレットにアルカリ分散型ホットメルト粘着剤が不純物として残る虞れがある。また、粘着付与剤の含有量が高過ぎると、加熱状態が長く続くとアルカリ分散型ホットメルト粘着剤に着色が発生して不良品が発生しやすくなる虞れがある。
(脂肪酸グリセリド)
本発明のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤は、脂肪酸グリセリドを含んでいる。脂肪酸グリセリドとは脂肪酸とポリグリセリンとのエステルである。脂肪酸の炭素数は、6〜18が好ましく、10〜18がより好ましく、14〜18がより好ましい。脂肪酸の炭素数が低過ぎると、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤の粘度や接着力が低下する虞れがある。脂肪酸の炭素数が高過ぎると、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤の表面にグリセリドが経時的にブリードアウトする虞れがある。
脂肪酸としては、カプロン酸(炭素数6)、カプリル酸(炭素数8)、カプリン酸(炭素数10)、ラウリル酸(炭素数12)、ミリスチン酸(炭素数14)、パルミチン酸(炭素数16)、ステアリン酸(炭素数18)、リノール酸(炭素数18)、リノレン酸(炭素数18)、リシノレイン酸(炭素数18)、及びオレイン酸(炭素数18)、アラキジン酸(炭素数20)、エイコセン酸(炭素数20)、ベヘン酸(炭素数22)、及びエルシン酸(炭素数22)などが挙げられる。なかでも、不飽和脂肪酸であるリノレン酸、リシノレイン酸、オレイン酸、リノール酸、エイコセン酸、及びエルシン酸、並びに飽和脂肪酸であるカプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキジン酸、及びベヘン酸が好ましい。
脂肪酸グリセリドとして、具体的には、大豆油、亜麻仁油、菜種油、ヤシ油及びひまし油などが挙げられる。
脂肪酸グリセリドの凝固点は、0℃以下が好ましく、−10℃以下がより好ましい。脂肪酸グリセリドの凝固点は、AOCS(American Oil Chemists Society 米国油脂化学協会)の2.2.5.1に記載の凝固点測定法(ダリカン法)に準拠して測定された値とする。
アルカリ分散型ホットメルト粘着剤中における脂肪酸グリセリドの含有量は、熱可塑性エラストマー100重量部に対して、10〜150重量部に限定されるが、15〜140重量部が好ましく、20〜120重量部がより好ましい。グリセリドの含有量が低過ぎると、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤のアルカリ分散性が低下して、PETボトルのリサイクル工程でPETの再生ペレットにアルカリ分散型ホットメルト粘着剤が不純物として残る虞れがある。また、グリセリドの含有量が高過ぎると、高温時のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤の接着強度が低下する虞れがある。
(ワックス)
本発明のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤は、融点と再結晶化温度との差が10℃以上であるワックスを含んでいる。このようなワックスを用いることによって、加熱溶融された後に塗工されたアルカリ分散型ホットメルト粘着剤が、塗工後の温度の低下に伴って急激に硬化せずに緩やかに硬化することができ、オープンタイムが長くなる。そのため、塗工後のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤にラベルが貼り合わされる際に、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤がラベル表面の細孔内や凹凸部内に浸入し易くなり、これによりアンカー効果によるアルカリ分散型ホットメルト粘着剤とラベルとの密着性が向上する。また、硬化後はワックスによってアルカリ分散型ホットメルト粘着剤が硬くなり、高温保管時のラベル浮きを低減することができる。したがって、本発明のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤によって接着されたラベルが高温環境下に長期間に亘って放置されたとしても、接着状態を保持して、ラベル接着部分において浮きが発生することを高く低減することが可能となる。また、浮きが発生したとしても、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤のベタツキが少なくなるため、輸送時などにおいて隣接する他のボトルにラベルが再付着して、ラベルの剥がれを促進させることを防止することができる。
ワックスの融点と再結晶化温度との差は、10℃以上に限定されるが、10〜50℃が好ましく、20〜50℃がより好ましく、30〜50℃が特に好ましい。ワックスの融点と再結晶化温度との差が10℃未満であると、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤のアンカー効果が不十分なまま直ちに硬化するため、高温時のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤の接着強度が低下する虞れがある。また、ワックスの融点と再結晶化温度との差が大き過ぎると、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤の流動性が低下して、塗工が困難となる虞れがある。
なお、本発明において、ワックスの融点とは、示差走査熱量測定(DSC)において測定されるワックスの吸熱ピークの最高温度のピークトップの温度を意味する。また、ワックスの再結晶化温度とは、ワックスが溶融した後に再結晶化する時のワックスの発熱ピークの最大ピークのピークトップの温度を意味する。
具体的には、ワックス3mgを示差走査熱量測定装置(例えば、島津製作所社製 製品名「DSC−60」など)にセットして、180℃まで30℃/分で1分間加熱した後、20℃で1分間保持し、再度、180℃まで5℃/分のスピードで昇温し、この時のDSC曲線の吸熱ピークの最高温度のピークトップの温度を融点とする。
また、ワックス3mgを示差走査熱量測定装置(例えば、島津製作所社製 製品名「DSC−60」など)にセットして、始めに20℃で5分保持し、180℃まで30℃/分のスピードで昇温後、180℃で1分間保持し、その後30℃まで5℃/分のスピードで降温し、この時のDSC曲線の発熱ピークの最大ピークのピークトップの温度を再結晶化温度とする。
ワックスとしては、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、及びペトロラタムなどの石油ワックス;ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、フィッシャートロプッシュワックス、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体ワックス、エチレン−α−オレフィン共重合体ワックス(例えば、エチレン−プロピレン共重合体ワックス、エチレン−ブテン共重合体ワックス、及びエチレン−オクテン共重合体ワックスなど)などの合成ワックスが挙げられる。(メタ)アクリル酸とは、アクリル酸又はメタクリル酸を意味する。ワックスは一種単独で用いられてもよく、二種以上が併用されてもよい。
なかでも、ワックスとしては、ポリエチレンワックス、及びポリプロピレンワックスが好ましい。これらのワックスによれば、長期間、高温環境下に保管してもラベルの浮きが発生しにくいアルカリ分散型ホットメルト粘着剤を提供することができる。
ポリエチレンワックスの合成方法としては、例えば、(I)高圧法:最も代表的なものはICI法で、その他BASF、Du Pont法、Union Carbide法など、(II)中圧法:フィリップス法、スタンダード(インジアナ)法など、(III)低圧法:チーグラー法などが挙げられる。他にメタロセン系触媒を使用して重合されるものもよい。
アルカリ分散型ホットメルト粘着剤中におけるワックスの含有量は、熱可塑性エラストマー100重量部に対して、40〜150重量部に限定されるが、50〜140重量部が好ましく、60〜120重量部がより好ましい。ワックスの含有量が低過ぎると、高温時のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤の接着強度が低下する虞れがある。また、ワックスの含有量が高過ぎると、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤の粘着性が低下する虞れがある。
(軟化剤)
本発明のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤は、軟化剤をさらに含んでいることが好ましい。
軟化剤としては、パラフィン系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイル、及び芳香族系プロセスオイルなどのプロセスオイル、液状ポリブテン、液状ポリブタジエン、及び液状ポリイソプレンなどが挙げられる。これらは一種単独で用いられてもよく、二種以上が併用されてもよい。
なかでも、軟化剤としては、プロセスオイルが好ましく、パラフィン系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイルがより好ましく、ナフテン系プロセスオイルが特に好ましい。プロセスオイルによれば、熱安定性及び耐候性に優れるアルカリ分散型ホットメルト粘着剤を得ることができる。
軟化剤は、市販品を用いることもできる。例えば、Kukdon Oil&Chem社製 商品名「LP350」、出光興産社製 商品名「ダイアナフレシアN90」、出光興産社製 商品名「PS−32」、出光興産社製 商品名「ダイアナプロセスオイルPW−90」、BPケミカルズ社製 商品名「EnerperM1930」、Crompton社製 商品名「Kaydol」、東燃ゼネラル石油社製 商品名「ホワイトレックス335」、及びエッソ社製 商品名「Primol352」などが挙げられる。
アルカリ分散型ホットメルト接着剤中における軟化剤の含有量は、熱可塑性エラストマー100重量部に対して、60〜180重量部が好ましく、80〜150重量部がより好ましい。軟化剤の含有量が低過ぎると、アルカリ分散型ホットメルト接着剤が硬くなり、低温時のアルカリ分散型ホットメルト接着剤の接着強度が低下する虞れがある。また、軟化剤の含有量が高過ぎると、アルカリ分散型ホットメルト接着剤が柔らかくなりすぎて、高温時のアルカリ分散型ホットメルト接着剤の接着強度が低下する虞れがある。
本発明のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤は、リサイクルが必要とされる製品の表面にラベルを接着するために好適に用いられる。本発明のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤によってラベルが接着された製品が、夏期などの高温環境下に長期間に亘って保管しても、ラベルが製品から剥離することを高く低減することができる。さらに、本発明のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤は、流通時には製品からラベルが剥がれないように十分な接着強度でラベルを製品に接着することができる一方で、ラベルが接着されている製品の使用後に製品を熱アルカリ水溶液中に浸漬させることによって、製品からラベルを容易に剥離することができる。したがって、使用後の製品は、ラベルを剥離した後、リサイクル原料として有効に使用することが可能となる。
製品としては、内容物を収容するための容器などが挙げられる。容器の構成材料としては、ポリエチレンテレフタラート(PET)及びポリ乳酸などのポリエステル系樹脂、ガラス、及び金属などが挙げられる。容器に収容される内容物としては、飲料水、油脂、調味料、医薬品、化粧品、及び洗剤などが挙げられる。
ラベルとしては、紙、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタラート、及びポリ乳酸系樹脂などの合成樹脂からなるフィルムが挙げられる。また、OPP(Oriented Polypropylene)フィルムなどの延伸された合成樹脂フィルムも挙げられる。
アルカリ分散型ホットメルト粘着剤を用いた容器へのラベルの接着は、次の通りにして行うことができる。まず、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤を加熱溶融させた後、図1に示すように、溶融状態のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤をラベル10の裏面の長さ方向における始端部11A及び終端部11Bに塗工する。次に、ラベル10の始端部11Aを塗工されたアルカリ分散型ホットメルト粘着剤を介して容器20の表面に貼り付けた後、ラベル10を容器20に巻き付ける。そして、ラベル10の終端部11Bをラベル10の始端部11A上にアルカリ分散型ホットメルト粘着剤を介して貼り付ける。その後、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤を冷却固化させることによって、図2に示すように、ラベル10が接着された容器20を得ることができる。
アルカリ分散型ホットメルト粘着剤を塗工する部位は、ラベル裏面の両端部11A、11Bに限定されず、ラベル裏面全面、ラベル表面の長さ方向における少なくとも一方の端部などであってもよい。また、ラベル10を容器20に貼り合わせる際に、ラベル10の始端部11A表面と終端部11Bの裏面が重なり合っていることが好ましいが、このような形態に限定されない。
本発明によれば、長期間、高温環境下に保管してもラベルの浮きが発生しにくいアルカリ分散型ホットメルト粘着剤を提供することができる。
本発明のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤が塗工されたラベル10の平面図である。 ラベル10が接着された容器20の正面図である。
以下に、本発明を実施例を用いてより具体的に説明するが、本発明はこれに限定されない。
後述する実施例及び比較例で使用した各成分の詳細を、以下に記載する。
(熱可塑性エラストマー)
・スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン(SEBS)ブロック共重合体1(25℃のトルエン溶液中における粘度30mPa・s、クレイトン社製 商品名「クレイトン G1652」)
・スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン(SEBS)ブロック共重合体2(25℃のトルエン溶液中における粘度50mPa・s、クレイトン社製 商品名「クレイトン G1650」)
・スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン(SEBS)ブロック共重合体3(25℃のトルエン溶液中における粘度10mPa・s、クレイトン 社製 商品名「クレイトン G1726」)
・スチレン−エチレン/プロピレン−スチレン(SEPS)ブロック共重合体(25℃のトルエン溶液中における粘度17mPa・s、クラレ社製 商品名「セプトン 2007」)
(粘着付与剤)
・ロジン誘導体1(水添酸変性ロジン、酸価180gKOH/g、軟化点72℃、ハリマ化成社製 商品名「ハリタックF」)
・ロジン誘導体2(水添酸変性ロジン、酸価230gKOH/g、軟化点129℃、荒川化学社製 商品名「パインクリスタル KE−604」)
・ロジンエステル(ロジン変性グリセリンエステル、酸価8mgKOH/g、軟化点80℃、ハリマ化成社製 商品名「ハリエスターTF」)
・水添石油樹脂(酸価0mgKOH/g、軟化点100℃、出光石油化学社製 商品名「アイマーブP100」)
(グリセリド)
・ひまし油(リノール酸、オレイン酸、リシノレイン酸、パルミチン酸、及びステアリン酸とトリグリセリンとのエステル、凝固点−10〜−18℃、伊藤製油社製 商品名「精製ひまし油」)
・大豆油(リノール酸、オレイン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、及びリノレン酸とのトリグリセリンとのエステル、凝固点−7〜−8℃、J-オイルミルズ社製 商品名「大豆白絞油」)
・ヤシ油(ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、カプリン酸、カプリル酸、カプロン酸、オレイン酸とトリグリセリンとのエステル、凝固点20〜28℃、不二製油社製 商品名「ヤシ油」)
・亜麻仁油(リノレン酸、リノール酸、オレイン酸、ステアリン酸、パルミチン酸とのトリグリセリンとのエステル、凝固点−17〜−18℃、日本製粉社製 商品名「業務用アマニ油S」)
・菜種油(パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、及びエルシン酸とトリグリセリンとのエステル、凝固点0〜−12℃、J-オイルミルズ社製 商品名「菜種白絞油」)
(ワックス)
・ポリプロピレンワックス1(粘度(150℃)350mPa・s、融点(Mp)82℃、再結晶化温度(Mr)55℃、差(Mp−Mr)27℃、クラリアント社製 商品名「リコセンPP 1302」)
・ポリプロピレンワックス2(粘度(150℃)3000mPa・s、融点(Mp)76℃、再結晶化温度(Mr)50℃、差(Mp−Mr)26℃、クラリアント社製 商品名「リコセンPP 1502」)
・ポリプロピレンワックス3(粘度(150℃)110mPa・s、融点(Mp)134℃、再結晶化温度(Mr)102℃、差(Mp−Mr)32℃、クラリアント社製 商品名「リコセンPP 6102」)
・ポリプロピレンワックス4(粘度(150℃)3600mPa・s、融点(Mp)153℃、再結晶化温度(Mr)106℃、差(Mp−Mr)47℃、レックスタック社製 商品名「RT−2115」)
・ポリエチレンワックス1(粘度(150℃)50mPa・s、融点(Mp)124℃、再結晶化温度(Mr)112℃、差(Mp−Mr)12℃、クラリアント社製 商品名「リコセンPE 4102」)
・ポリエチレンワックス2(粘度(150℃)10mPa・s、融点(Mp)94℃、再結晶化温度(Mr)91℃、差(Mp−Mr)3℃、日詳社製 商品名「CPW−120」)
・ポリエチレンワックス3(粘度(150℃)25mPa・s、融点(Mp)114℃、再結晶化温度(Mr)100℃、差(Mp−Mr)14℃、三井化学社製 商品名「ハイワックス110P」)
・フィッシャートロプッシュワックス(FTワックス、粘度(150℃)10mPa・s、融点(Mp)79℃、再結晶化温度(Mr)79℃、差(Mp−Mr)0℃、サゾールワックス社製 商品名「サゾール C80」)
・パラフィンワックス(粘度(150℃)3mPa・s、融点(Mp)75℃、再結晶化温度(Mr)71℃、差(Mp−Mr)4℃、日本精蝋社製 商品名「HNP9」)
(軟化剤)
・パラフィン系プロセスオイル(出光興産社製 商品名「ダイナフレシア PS90」)
・ナフテン系プロセスオイル(出光興産社製 商品名「ダイナフレシア N90」)
[実施例1〜55及び比較例1〜20]
SEBSブロック共重合体1、SEBSブロック共重合体2、SEBSブロック共重合体3、SEPSブロック共重合体、ロジン誘導体1、ロジン誘導体2、ロジンエステル、水添石油樹脂、ひまし油、大豆油、ヤシ油、亜麻仁油、菜種油、ポリプロピレンワックス1〜4、ポリエチレンワックス1〜3、FTワックス、パラフィンワックス、パラフィン系プロセスオイル、及びナフテン系プロセスオイルを、それぞれ表1〜9に示した配合量で、加熱装置を備えた攪拌混練機中に投入した後、160℃で2時間に亘って加熱しながら混練することにより、ホットメルト粘着剤を得た。
[評価]
ホットメルト粘着剤について、アルカリ分散性、ラベル浮き、及び40℃剥離強度を以下の手順に従って評価した。結果を表1〜9に示す。
(アルカリ分散性)
PETボトルの外表面にホットメルト粘着剤を塗布した後、これを8mm×8mmの正方形状に裁断することによりペレットを得た。このペレット10g、及び85℃の1.5重量%の水酸化ナトリウム溶液100gを300mLのステンレスビーカーに投入して、これらを100rpmで5分間撹拌して混合物を得た。その後、混合物をろ過することにより濾取したペレットについて糊残り状態を目視観察した。目視観察の結果、ペレットに糊残りがなかった場合は測定を終了した。
ペレットについて目視観察した結果、ペレットに糊残りがあった場合は、別のペレットを用いて攪拌時間を10分としたこと以外は上記と同様の要領で濾過したペレットについて糊残り状態を目視観察した。目視観察の結果、ペレットに糊残りがなかった場合は測定を終了した。
ペレットについて目視観察した結果、ペレットに糊残りがあった場合は、更に別のペレットを用いて攪拌時間を15分としたこと以外は上記と同様の要領で濾過したペレットについて糊残り状態を目視観察した。
下記評価基準にてアルカリ分散性を判定した。5分間の攪拌の測定においてペレットに糊残りがなくなった場合を「◎」、5分間の攪拌の測定においてペレットに糊残りがあったが、10分間の攪拌の測定においてペレットに糊残りがなくなった場合を「○」、5分間及び10分間の攪拌の測定においてペレットに糊残りがあったが、15分間の攪拌の測定においてペレットに糊残りがなくなった場合を「△」、5分、10分及び15分間の攪拌の測定の何れにおいてもペレットに糊残りがあった場合を「×」とした。
(ラベル浮き)
帯状の延伸ポリプロピレン(OPP)ラベル10を用意した。このOPPラベル10は、その裏面に印刷が施されてバインダー樹脂がコーティングされているが、表面には印刷やバインダー樹脂のコーティングが施されていない。ホットメルト粘着剤をバーコーターにより幅2cm、塗工量30g/m2で、OPPラベル裏面10の長さ方向における始端部11A及び終端部11Bにそれぞれ塗工した。次に、OPPラベル10の始端部11Aを塗工したホットメルト粘着剤を介してPETボトル20の表面に貼り付けた後、OPPラベル10をPETボトル20に巻き付けた。そして、OPPラベル10の終端部11Bをラベル10の始端部11A上にホットメルト粘着剤を介して貼り付けた。その後、ラベル上に2kgのゴムローラーを1往復させて荷重をかけた後、ホットメルト粘着剤を冷却固化させることによって、図2に示すように、OPPラベル10が接着されたPETボトル20を得た。ラベル10が接着されたPETボトル20を60℃の環境下に1ヶ月間保管した。1ヶ月経過後、ラベルの重なり部分を観察し、剥がれた幅を1mm単位で計測した。表1及び2において、「◎」、「○」、「△」、及び「×」は、それぞれ次の通りである。
◎:剥がれた幅が0mmであった。
○:剥がれた幅が1mmであった(実用上問題なし)。
△:剥がれた幅が2〜4mmであった。
×:剥がれた幅が5mm以上であった。
(40℃剥離強度)
ホットメルト粘着剤を、延伸ポリプロピレン(OPP)フィルム(厚み25μm)に塗工量30g/m2で塗工した後、このOPPフィルムのホットメルト粘着剤を塗工した面上にPETフィルム(厚み50μm)を重ねて貼り合せた。その後、40℃環境下において、OPPフィルムとPETフィルムとの剥離強度(N/15mm)を剥離速度300mm/分で測定した。
(45℃剥離強度)
ホットメルト粘着剤を、延伸ポリプロピレン(OPP)フィルム(厚み25μm)に塗工量50g/m2で塗工した後、このOPPフィルムのホットメルト粘着剤を塗工した面上にPETフィルム(厚み50μm)を重ねて貼り合せた。その後、45℃環境下において、OPPフィルムとPETフィルムとの剥離強度(N/15mm)を剥離速度300mm/分で測定した。
(5℃剥離強度)
ホットメルト粘着剤を、延伸ポリプロピレン(OPP)フィルム(厚み25μm)に塗工量40g/m2で塗工した後、このOPPフィルムのホットメルト粘着剤を塗工した面上にPETフィルム(厚み50μm)を重ねて貼り合せた。その後、5℃環境下において、OPPフィルムとPETフィルムとの剥離強度(N/15mm)を剥離速度300mm/分で測定した。表1及び2において、「◎」、「○」、及び「△」は、それぞれ次の通りである。
◎:剥離強度が3N/15mm以上。
○:剥離強度が0.3N/15mm以上3N/15mm未満。
△:剥離強度が0.3N/15mm未満。
×:OPPフィルム又はPETフィルムが破壊した。
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10 ラベル
11A 始端部
12B 終端部
20 容器

Claims (3)

  1. 熱可塑性エラストマー100重量部、酸価が100〜300mgKOH/gである粘着付与剤50〜500重量部、脂肪酸グリセリド10〜150重量部、及び融点と再結晶化温度との差が10℃以上であるワックス40〜150重量部を含むことを特徴とするアルカリ分散型ホットメルト粘着剤。
  2. 脂肪酸グリセリドの凝固点が、0℃以下であることを特徴とする請求項1に記載のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤。
  3. ワックスの融点と再結晶化温度との差が20〜50℃であることを特徴とする請求項1又は2に記載のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤。
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