JP6219447B1 - ワーク保持ツールの着脱支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単かつ低コストで、軽量コンパクトな構成でありながら、容易かつ円滑に、長期に亘ってガタツキ無く、ワークを保持するワーク保持ツールをクロスバーに対して着脱可能に支持させる。【解決手段】 本発明に係るワーク保持ツールの着脱支持装置1は、「クロスバー100に設けられ、本体111にスライド自在に収容されるピストン112と、鞘部11Aと、複数の開口111Bとピストンの小径部112Dの間に収容される複数のボール113と、を含んで構成されるボールロックジョイント部110と」、「前記鞘部11Aを収容するボールロック穴213と、絞り部216と、を含んで構成されるボールロックジョイント係合部210と」、前記位置決め手段と、を備えると共に、ピストン側テーパー部112Eと、絞り部側テーパー部216Aと、が備えられることを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、ワークを保持して搬送するワーク搬送装置におけるワーク保持ツールの着脱支持装置に関する。
従来より、プレスマシン間などにおけるワークの搬送装置として、種々のものが提案されている。
例えば、ワーク搬送方向に略直交する方向に延在されるクロスバーユニットを備えたワーク搬送装置があり、かかる装置では、例えば、ワーク搬送方向を横断するように配設されると共にワーク搬送方向に往復移動されるクロスバーに、真空吸着や磁気吸着などによってワークを保持・解放するワーク保持ツールが取り付けられて構成されている。
なお、このようなワーク保持ツールは、ワークのサイズや形状などに応じて複数種類が準備され、段取り中に、ワークに対応して、使用するワーク保持ツールに交換するといった作業が行われている。
特開2013−6185号公報 欧州特許公報第1862237号(EP1862237B1)
ここで、ワーク保持ツールの交換を自動的に行えるようにした装置があり、本出願人は例えば特許文献1にて、クロスバーに対して、ラッチ機構によりワーク保持ツールをチャック、アンチャックさせることができるようにした装置を提案している。
ラッチ機構を利用する場合、ワーク保持ツールのフレーム等をミスチャックしないように、図15(A)に示すように、隙間を設ける必要がある。
しかし、かかる隙間が存在すると、この隙間分で、ワーク保持ツールのフレーム等がクロスバーに対して相対移動(遊動)するため、ワーク搬送動作によりクロスバーが移動される際に振動が大きくなり安定した搬送が困難となって、ワーク搬送速度をあるレベル以上に高速化することが難しくなるといったおそれがある。
なお、隙間を小さくすると、前述したようにミスチャックが発生し易くなると共に、アンチャックの際にラッチが半掛りになってワーク保持ツールがクロスバーからうまく外れず、ミスアンチャックになるおそれもある(図15(B)参照)。
また、特許文献2には、クロスバーに対してワーク保持ツールを自動的に着脱させる機構を備えた装置が記載され、この装置では、クロスバーの長手方向に対してワーク保持ツールを相対移動させる駆動部(電動モータ等)と、クロスバーに対してワーク保持ツールを位置固定させる鎖錠手段と、を備え、自動的にワーク保持ツールを着脱する際には、クロスバーをレリースプレート(台車等)と係合させることで前記鎖錠手段を解放させると共に、その状態で前記駆動部によりワーク保持ツールを相対移動させることでクロスバーとワーク保持ツールの連結を解くように構成されている(図16(A)参照)。
このため、特許文献2の装置では、クロスバーに重量物である駆動部(電動モータ等)を搭載しているため、可動部の重量が嵩むため高速化すると振動が大きくなりワークの搬送速度を高めることが難しいといった問題がある。
また、特許文献2の装置では、図16(B)に示すように、ワーク保持ツール側のピン(38)にスリット(41)があり、クロスバー(6)側の接触子(45)とスリット(41)とを嵌合させることでワーク保持ツールをクロスバー(6)に対して位置決め固定するため、嵌合部にはある程度の隙間が必要であるため、この隙間分でワーク保持ツールがクロスバーに対して遊動するため、ワーク搬送動作によりクロスバーが移動される際に振動が大きくなり安定した搬送が困難となって、ワーク搬送速度をあるレベル以上に高速化することが難しくなるといったおそれがある。
更に、接触子(45)がピン(38)を強制的に係合位置まで引き込むといった構成でないため、ワーク保持ツールをミスチャックするおそれが高いといった問題がある。
本発明は、かかる実情に鑑みなされたもので、簡単かつ低コストで、軽量コンパクトな構成でありながら、容易かつ円滑に、長期に亘ってガタツキ無く、ワークを保持するワーク保持ツールをクロスバーに対して着脱可能に支持させることができるワーク保持ツールの着脱支持装置を提供することを目的とする。
また、当該ワーク保持ツールの着脱支持装置を利用することで、簡単にワーク保持ツールをクロスバーなどに対して交換可能として、段取り作業を容易かつ迅速で効率の良い正確なものとすること、延いては段取り作業時間の短縮により生産効率の向上等を図ることを目的とする。
このため、本発明に係るワーク保持ツールの着脱支持装置は、
プレスマシンのワーク搬送方向に略直交して略水平配置されるクロスバーに着脱可能に支持されてワークを保持・解放するワーク保持ツールの着脱支持装置であって、
クロスバー或いはワーク保持ツールの一方に設けられるボールロックジョイント部であって、
クロスバーの長手方向に沿って延在され、ボールロックジョイント部の本体にスライド可能に収容されると共に、弾性要素によりクロスバー或いはワーク保持ツールの他方に向かって弾性付勢されるピストンと、
前記本体から前記他方に向かって突出され前記ピストンの先端側をスライド可能に収容する鞘部であって、該鞘部の内周側と外周側とを連通する複数の開口を有する鞘部と、
前記鞘部の複数の開口に対応して配設され前記開口より径の大きな複数のボールであって、前記鞘部の複数の開口と、前記鞘部に収容されているピストンに形成されている小径部と、の間に鞘部の外側への脱落を規制されつつ遊動可能に保持される複数のボールと、
を含んで構成されるボールロックジョイント部と、
前記他方に設けられるボールロックジョイント係合部であって、
前記鞘部を収容するボールロック穴と、
該ボールロック穴の通常の内径を有する部分から内側に突出して内径を小さく絞る絞り部と、
を含んで構成されるボールロックジョイント係合部と、
前記ボールロックジョイント部と、前記ボールロックジョイント係合部と、の間で前記ピストンの長手方向廻りの位置決めを行う位置決め手段と、
を備えると共に、
前記ピストンの小径部と、該小径部より径の大きな部分と、をテーパー形状にて接続するピストン側テーパー部と、
前記絞り部の最小内径部を挟んで前記一方とは反対側と、前記ボールロック穴の通常の内径を有する部分と、をテーパー形状にて接続する絞り部側テーパー部と、
が備えられることを特徴とする。
本発明において、
前記ボールロックジョイント部と、前記ボールロックジョイント係合部と、を非係合状態から係合させる場合には、
前記ピストンを鞘部に対してスライドさせることでボールを小径部に収容させて鞘部の外周からのボールの突出を所定以下とし、かかる状態にて鞘部をボールロック穴に挿入することでボールを前記絞り部を通過させてボールロックジョイント部とボールロックジョイント係合部とを密着状態とし、この密着状態にて前記ピストンを鞘部に対してスライドさせて、前記ピストン側テーパー部によりボールを鞘部の外周方向に押圧することで、ボールを前記絞り部側テーパー部に押圧させることを特徴とすることができる。
本発明において、
前記ボールロックジョイント部と、前記ボールロックジョイント係合部と、を係合状態から非係合させる場合には、
前記ピストンを鞘部に対してスライドさせることでボールを小径部に収容させて鞘部の外周からのボールの突出を所定以下とし、かかる状態にて鞘部をボールロック穴から抜き出すことを特徴とすることができる。
本発明において、前記ピストンを鞘部に対してスライドさせる動作を、ワーク保持ツールを載置するワーク保持ツール交換台車に立設される棒状部材を前記ピストンの先端に設けられたテーパー形状部に当接させることにより行わせることを特徴とすることができる。
本発明において、前記ピストンを鞘部に対してスライドさせる動作を、ワーク保持ツールを載置するワーク保持ツール交換台車に立設されるロック解除ドグを前記ピストンの基端側に取り付けられたテーパー形状部に当接させることにより行わせることを特徴とすることができる。
本発明において、前記ピストンを鞘部に対してスライドさせる動作を、圧縮エアにより行わせることを特徴とすることができる。
本発明によれば、簡単かつ低コストで、軽量コンパクトな構成でありながら、容易かつ円滑に、長期に亘ってガタツキ無く、ワークを保持するワーク保持ツールをクロスバーなどに対して着脱可能に支持させることができるワーク保持ツールの着脱支持装置を提供することができる。
また、本発明によれば、本発明に係るワーク保持ツールの着脱支持装置を利用することで、簡単にワーク保持ツールをクロスバーなどに対して交換可能として、段取り作業を容易かつ迅速で効率の良い正確なものとすること、延いては段取り作業時間の短縮により生産効率の向上等を図ることができる。
本発明に係る一実施の形態(実施例1)に係るプレス機械のワーク搬送装置の全体構成を概略的に示す斜視図である。 同上実施例1のプレス機械のワーク搬送装置(クロスバー、ワーク保持ツール)及びワーク保持ツール交換台車に備えられたワーク保持ツール交換支持台をワーク搬送方向上流側(若しくは下流側)から見た正面図である。 プレス機械間に配置された同上実施例1のワーク搬送装置をワーク搬送幅方向から見た図(図2の側面図)である。 (A)は、同上実施例1に係るクロスバーとワーク保持ツールとの着脱動作を説明するための平面図であり、(B)は正面図(ワーク搬送方向上流側(若しくは下流側)から見た図)である。 同上実施例1に係るクロスバー(ボールロックジョイント部)とワーク保持ツール(ボールロックジョイント係合部)との着脱動作を説明するための正面断面図(ワーク搬送方向上流側(若しくは下流側)から見た図)である。 (A)は同上実施例1に係るボールロックジョイント部とワーク保持ツール(ボールロックジョイント係合部)の着脱動作(係合動作:ボールの外側への突き出し)を説明するための正面断面図であり、(B)は同着脱動作(非係合動作:ボールの外側への突き出しの縮小)を説明するための正面断面図である。 同上実施例1に係るクロスバー(ボールロックジョイント部)とワーク保持ツール(ボールロックジョイント係合部)との着脱動作を経時的に説明するための正面断面図である。 同上実施例1に係るクロスバー(ボールロックジョイント部)とワーク保持ツール(ボールロックジョイント係合部)との着脱動作(ツール交換動作)を経時的に説明するための正面図である。 同上実施例1に係るプレス機械のワーク搬送装置(クロスバー、ワーク保持ツール)とワーク保持ツール交換台車によるツール交換動作を経時的に説明するための正面図である。 (A)は同上実施例1に係るワーク搬送装置(クロスバー、ワーク保持ツール)及びワーク保持ツール交換台車に備えられたワーク保持ツール交換支持台をワーク搬送方向上流側(若しくは下流側)から見たツール交換中の正面図であり、(B)は(A)の側面図であり、(C)は(A)の平面図である。 (A)は実施例2に係るボールロックジョイント部とワーク保持ツール(ボールロックジョイント係合部)の着脱動作(非係合動作:ボールの外側への突き出しの縮小)を説明するための正面断面図であり、(B)は同着脱動作(係合動作:ボールの外側への突き出し)を説明するための正面断面図である。 実施例3に係るボールロックジョイント部の構成例及び着脱動作を説明する正面断面図である。 (A)は実施例3に係るボールロックジョイント部とワーク保持ツール(ボールロックジョイント係合部)の着脱動作(非係合動作:ボールの外側への突き出しの縮小)を説明するための正面断面図であり、(B)は同着脱動作(係合動作:ボールの外側への突き出し)を説明するための正面断面図である。 実施例3に係るプレス機械のワーク搬送装置(クロスバー、ワーク保持ツール)とワーク保持ツール交換台車によるツール交換動作(ボタンスイッチをベース(押し棒)により押す動作)を説明するための正面図である。 (A)は従来(特許文献1)のラッチ機構を用いたワーク保持ツールの着脱支持装置におけるすきまの問題を説明する図であり、(B)はラッチ機構の半掛りの状態を説明する図である。 (A)は従来(特許文献2)のワーク搬送ロボットの全体斜視図であり、(B)はクロスバーとワーク保持ツールの着脱を説明する断面図である。
以下に、本発明に係るプレス機械(プレスマシン)のワーク搬送装置に利用されるワーク保持ツールの着脱支持装置の一例を示す実施の形態について、添付の図面を参照しつつ説明する。なお、以下で説明する実施の形態により、本発明が限定されるものではない。
本実施の形態に係るプレス機械のワーク搬送装置は、例えばプレスマシン間においてワークWを搬送するために利用される。
ここでは、図1、図2に示すように、ベースフレーム(水平梁1A)と、リニア移動機構20と、多関節アーム30と、水平アーム40と、クロスバー100と、を含んで構成されるワーク搬送装置1を例に説明する。
ベースフレームは、例えば、隣接するプレス機械の間に配設され、門型形状(下方開放のコ字形状)を有し、上部の水平方向に延びる水平梁1Aが、ワーク搬送方向に対し略直交する方向に設置される。
リニア移動機構20は、ベースフレーム(水平梁1A)の下側に吊り下げられて設置され、該水平梁1Aの長手方向に沿って水平移動可能に構成されている。すなわち、リニア移動機構20は、多関節アーム30を垂直軸廻りに回動自在に支持しており、多関節アーム30をワーク搬送方向に対して略直交する方向に動作(水平移動)させることができるようになっている。
リニア移動機構20の動作機構は、例えば、直線移動をガイドするリニアガイドと、サーボモータの回転運動を直線運動に変換する回転−直線運動変換機構(例えば、ラック&ピニオン若しくはボールネジを用いた機構)を利用することができる。また、例えばリニアモータなどを採用することも可能である。
多関節アーム30 は、回転ベース60と、駆動アーム70と、該駆動アーム70と水平アーム40とを連結する連結具80と、を含んで構成されている。
回転ベース60は、その基端側(上端側)が、リニア移動機構20の下側に、リニア移動機構20延いてはベースフレーム(水平梁1A)に対して略垂直軸廻りに回転自在に支持される。
回転ベース60の先端側(下端側)には、駆動アーム70が上下方向に揺動自在に支持されている。すなわち、駆動アーム70は、その基端側が、所定の垂直面内において揺動自在に、回転ベース60の先端側に軸支(枢支)されている。
駆動アーム70には、回転ベース60に軸支(連結)される基端側にサーボモータ等が備えられ、先端側は駆動アーム70本体の長軸方向廻りに回動される先端アーム71が備えられていると共に、その先端アーム71の先端には水平アーム40との連結具80が備えられている。
なお、水平アーム40が連結される連結具80は、先端アーム71延いては駆動アーム70に対して、所定の面内において回動(揺動)自在に軸支(枢支)されていて、これに連結される水平アーム40は、連結具80の先端に、連結具80の揺動平面と交差(略直交)する平面内にて揺動可能に支持(軸支)されている。
そして、水平アーム40の先端側には、図1、図2に示すように、クロスバー100が支持されており、クロスバー100に支持されているワーク保持ツール200によりワークが解放自在に保持されるようになっている。
クロスバー100は、水平アーム40の先端部に設けられた回転チルト機構50を介して水平アーム40に支持され、回転チルト機構50は、水平アーム40の揺動面と略直交する回転軸の廻りに回転可能に、かつ、水平アーム40の揺動面と交差する方向にチルト(傾動)可能に、クロスバー100を支持している。
クロスバー100には、ワークを保持するワーク保持ツール200が着脱可能に備えられ、当該ワーク保持ツール200は、クロスバー100の長手方向に沿って延在されるパイプフレーム(フレーム部材)201に取り付けられている吸着保持要素202により、真空若しくは磁力等の吸着によってワーク(例えば金属製の薄板状部材)を自在に保持・解放できるように構成されている。
かかる構成のワーク搬送装置1によれば、図3に示すように、リニア移動機構20、多関節アーム30、水平アーム40、回転ベース60、駆動アーム70、連結具80等を操作して、ワーク保持ツール200にて、前工程のワークWを吸着把持した後、次工程へワークWを搬送してそこで解放するようになっている。
ここにおいて、例えば、プレスマシンで成形するワークW(ブランク、中間加工品、完成品が含まれる)を変更する場合、ワークWの形状やサイズなどの変更を伴うため、ワークWの形状やサイズに適合したワーク保持ツールに交換することが必要になる場合がある。
このような場合、本実施の形態(実施例1)では、プレスマシン(図示せず)の外側(プレスラインの退避場所)にワーク保持ツール交換台車300を配置し、クロスバー100に取り付けるワーク保持ツール200を自動的に着脱して交換することができるように構成されている。
このため、本実施の形態(実施例1)に係るクロスバー100には、図4に示すように、ワーク保持ツール200を着脱自在に保持するボールロックジョイント部(ツールホルダー)110と、ロケートピン(位置決めピン)120と、が備えられている。
ボールロックジョイント部110は、クロスバー100に略一体的に取り付けられていて、クロスバー100の長手方向(図4(A)の左右方向)から相対的に接近されるワーク保持ツール200のボールロックジョイント係合部210と係合可能に構成されている(図4、図5等参照)。
また、ロケートピン(位置決めピン)120は、クロスバー100に略一体的に取り付けられていて、ボールロックジョイント部110とボールロックジョイント係合部210が係合する際に、クロスバー100の長手方向から接近されるワーク保持ツール200のロケートピン係合部220と係合可能に構成されている。
すなわち、図4に示したように、ボールロックジョイント部110とロケートピン120はクロスバー100の長手方向において異なる位置においてクロスバー100に取り付けられていると共に、ボールロックジョイント部110とボールロックジョイント係合部210との係合動作の邪魔にならないように、ボールロックジョイント部110とロケートピン120はクロスバー100の幅方向(図4(A)の上下方向)において異なる位置にて(オフセットされて)クロスバー100に取り付けられている。
このようにボールロックジョイント部110とロケートピン120が幅方向においてオフセットして配設すると、ワーク保持ツール200の長手方向中心廻りに回転モーメントやねじりモーメントが作用した場合であっても、クロスバー100とワーク保持ツール200との間の取り付け剛性を高めることができるため、これらモーメントに対して高い剛性をもって対抗できることになる。
ボールロックジョイント部110は、図5に示すように、クロスバー100に固定的に取り付けられるボールロックジョイント部110の本体(ボディ)111と、これに嵌挿保持されると共に該本体(ボディ)111に対してクロスバー100の長手方向に沿ってスライド(移動)可能なピストン112と、クロスバー100の長手方向に沿って延在される一対のボールロックジョイント部ロケートピン(位置決めピン)116と、を備えている。
ピストン112の先端部112Aは、本体111の図5の右端に設けられた鞘部(円筒状のガイド部)111Aに嵌挿され鞘部111Aの図5の右端より所定量突出可能に構成され、先端部112Aの先端は先端先細りのテーパー状に形成されている。
一方、ピストン112の基端部112Bは、本体111の図5の左端から所定に突出されていると共に、手動操作を可能にするためのハンドル112aが取り付けられている。
また、ピストン112は、その径が拡張されている鍔部112Cの図5左側と、本体111に形成されているシリンダ部(空隙)114に面した図5左側の壁と、の間に配設されるコイルスプリング等の弾性要素115により、図5の右側に向かって弾性付勢(押圧)されている。弾性要素115はエアを利用して付勢するエアクッション等とすることもできる。
また、ピストン112には、該ピストン112が鞘部111Aに収容されている部分に、径が縮小された小径部112Dが形成されている。小径部112Dと、これに続く通常の径のピストン112の部分(小径部112Dより径の大きな部分)と、はテーパー形状等により接続されている。
そして、本体111の鞘部111Aには、鞘部111Aと小径部112Dとの間に収容されるボール113を収容する開口111Bが設けられている。開口111Bの内径は、ボール113の外径より小さく設定され、ボール113の外周が鞘部111Aの外周より外側に突出可能ではあるが、ボール113が鞘部111Aから外側へ脱落しないように構成されている。
このような構成によれば、ピストン112が弾性要素115により図6の右方向(ピストンの先端側)に向けて弾性付勢されている(押し付けられている)ときには、小径部112Dが右側(ピストンの先端側)へスライド(移動)しているため、左側のテーパー部112Eの径拡張によりボール113が外周側へ押されて、鞘部111Aの外周面からボール113の外周が外側に所定に突出した状態とされる(図6(A)参照)。
なお、テーパー部112Eが、本発明に係るピストン側テーパー部に相当する。
この一方、ピストン112が弾性要素115の弾性付勢に抗して図6左側(ピストンの基端側)に向けてスライド(移動)されると、小径部112D延いてはテーパー部112Eも左側(ピストンの基端側)へスライド(移動)されるため、テーパー部112Eによるボール113の外周側への押圧作用が徐々に無くなり、テーパー部112Eが左側へ所定以上移動されると、ボール113は開口111Bに収容されつつ小径部112Dに落下して遊動自在(フリー)となり、鞘部111Aの外周側へのボール113の突出が所定以下となるようになっている(図6(B)参照)。
次に、本実施の形態(実施例1)に係るボールロックジョイント係合部210の構成例について説明する。
図5、図6等に示すように、ワーク保持ツール200のボールロックジョイント係合部210は、クロスバー100側に取り付けられるボールロックジョイント部110と係合するように対応して設けられていて、鞘部111Aやピストン112の先端部112Aを収容して係合する係合ブロック211を備えて構成されている。係合ブロック211は、ワーク保持ツール200のパイプフレーム201の図4左端(図5左端)に取り付けられている。
係合ブロック211は、クロスバー100の長手方向に延在されてクロスバー100側のボールロックジョイント部ロケートピン116を嵌挿して位置決めを行う位置決め穴212と、クロスバー100の長手方向に延在されてクロスバー100側の鞘部111Aやピストン112の先端部112Aを収容するボールロック穴213と、該ボールロック穴213と交差されつつ略垂直方向に延在されるハンガー用穴214と、が備えられている。
ここで、少なくとも一つのボールロックジョイント部ロケートピン116と、これに対応する少なくとも一つの位置決め穴212と、が本発明に係る位置決め手段の一例に相当する。ボールロックジョイント部ロケートピン116と、位置決め穴212と、が係合されることで、ボールロックジョイント部110と、ボールロックジョイント係合部210と、の間におけるピストン112の長手方向中心廻りの回転方向に関する位置決めが行われる。なお、鞘部111Aとボール113が係合することで端面117と端面217の当接面内での回転方向以外の移動が規制されるため、これと他の少なくとも一つの位置決め手段と協働することで、前記回転方向に関する位置決めを行うことができる。
なお、ハンガー用穴214は、ワーク保持ツール交換台車300に搭載されているワーク保持ツール交換支持台301A(301B)に略垂直に立設される棒状部材であるハンガーピン310が挿入される穴である(図5、図6等参照)。
ここで、ハンガーピン310が本発明に係る棒状部材の一例に相当する。
このような構成を有する本実施の形態(実施例1)においては、以下のようにして、ワーク保持ツール200を交換する。
ここにおいて、本実施の形態(実施例1)に係るボールロックジョイント部110、ボールロックジョイント係合部210が、本発明に係るワーク保持ツールの着脱支持装置の一例に相当する。
<ステップ1>
図7(A)に示すように、ワーク保持ツール200を携えていない空のクロスバー100(ボールロックジョイント部110)と、次にクロスバー100に取り付けられるワーク保持ツール200(ボールロックジョイント係合部210)と、を、クロスバー100の長手方向に沿ってボールロックジョイント部110の鞘部111Aとボールロックジョイント係合部210のボールロック穴213とが対面した状態で接近させる。
なお、クロスバー100全体としては、図8(A)〜図8(B)のように動作される。
このとき、当該ワーク保持ツール200は、係合ブロック211のハンガー用穴214にハンガーピン310が挿通された状態で、ワーク保持ツール交換台車300のワーク保持ツール交換支持台301A(301B)に支持されている。
なお、上述した接近動作は、ワーク搬送装置1を操作してクロスバー100を移動させる場合の他、図2、図10等に示すように、クロスバー100を所定位置へ持ち来たした後、ワーク保持ツール交換台車300に搭載されているワーク保持ツール交換支持台301A(301B)をハンガースライド駆動用アクチュエータ(エアシリンダ或いは油圧シリンダ、又は電動モータなど)320により水平移動させることで接近させることが可能である(図8(B)、図8(C)参照)。ワーク保持ツール交換支持台301A(301B)は、ワーク保持ツール交換台車300に対して、スライドガイド330を介してクロスバー100の長手方向に沿ってスライド自在に搭載されている。
<ステップ2>
次に、図7(B)に示すように、空のクロスバー100のボールロックジョイント部110の鞘部111A、ピストン112の先端部112Aをボールロック穴213に挿入すると共に、ボールロックジョイント部ロケートピン116を位置決め穴212に挿入し、ピストン112の先端部112Aを、ハンガーピン310に当接させる。
この状態では未だ、ピストン112は弾性要素115により図7右側(ピストンの先端側)に向けて弾性付勢されているため、小径部112Dが右側(ピストンの先端側)へ移動し、左側のテーパー部112Eの径拡張によりボール113は外周側へ押され、鞘部111Aの外周面からボール113の外周が外側に所定に突出されている(図6(A)等参照)。
<ステップ3>
図7(B)の状態から、更に、クロスバー100のボールロックジョイント部110を、ワーク保持ツール200側のボールロックジョイント係合部210に接近させると、ピストン112の先端部112Aはハンガーピン310に当接されているため図7右側(ピストンの先端側)へのスライド(移動)が規制されるので、ピストン112は、弾性要素115に抗して、ボールロックジョイント部110の本体(ボディ)111に対して、図7左側(ピストンの基端部側)に相対移動を開始することになる(図7(C))。
これにより、テーパー部112Eによるボール113の外周側への押圧作用が徐々に消失し、ボール113は開口111Bに収容されつつ小径部112Dに落下して遊動自在(フリー)となり、鞘部111Aの外周側へのボール113の突出が徐々に小さくなる(図6(B)参照)。
このため、更に、ボールロックジョイント部110と、ボールロックジョイント係合部210と、が接近されると、ボール113は、ボールロックジョイント係合部210側のテーパー部215及び内径が絞られている絞り部216を乗り越える(図7左側(テーパー部215側)から絞り部216の頂点(最小内径部)を越えて図7右側(テーパー部216A側)へ移動する)ことができ、鞘部111Aは完全にボールロック穴213に挿入されることになる。
これにより、クロスバー100のボールロックジョイント部110の端面117と、ワーク保持ツール200側のボールロックジョイント係合部210の端面217と、がクロスバーの長手方向において密着されることになる(図7(D)、図8(C)参照)。
<ステップ4>
図7(D)の状態において、クロスバー100を上方に持ち上げるとワーク保持ツール200も一体となって上方に持ち上げられ、ピストン112の先端部112Aは、ハンガーピン310との係合が徐々に解かれることになる(図7(E))。
これに伴って、ピストン112が弾性要素115により図7右側(ピストンの先端側)に向かって弾性付勢されてこの方向へ相対移動を開始することから、小径部112Dも右側(ピストンの先端側)へ移動してテーパー部112Eの径拡張によってボール113が外周側へ押され、鞘部111Aの外周面からボール113の外周が外側に所定に突出されるようになる。
このとき、ボール113は、ボールロックジョイント係合部210側の小径部である絞り部216を図7右側へ乗り越えていると共に、絞り部216は図7右側にテーパー部216Aを有しているため、このテーパー部216Aとボール113とが接触すると、これらの径方向接触位置が自動的に調整されつつ、外側に押し付けられているボール113は該テーパー部216A(絞り部216延いてはボールロックジョイント係合部210)をボールロックジョイント部110側へ向かわせるスラスト力(軸方向荷重)を発生させることになる。
なお、テーパー部216Aが、本発明に係る絞り部側テーパー部に相当する。
従って、クロスバー100のボールロックジョイント部110の端面117と、ワーク保持ツール200側のボールロックジョイント係合部210の端面217と、の密着を良好かつ確実に維持しつつ、クロスバー100(ボールロックジョイント部110)と、ワーク保持ツール200(ボールロックジョイント係合部210)と、を確実に係合(略一体化)させることができる。
なお、図7(E)の状態のように、ボール113を、図7左側から、ボールロックジョイント係合部210側の小径部である絞り部216を乗り越えて図7右側に持ち来たし、ボール113をピストン112のテーパー部112Eにより内側から外側に押し付ける状態とすると、ピストン112を図7の左方向に本体111に対して相対移動させない限り、ボール113は絞り部216の左側に移動することが規制される。すなわち、この状態では、クロスバー100(ボールロックジョイント部110)と、ワーク保持ツール200(ボールロックジョイント係合部210)と、は確実に係合(略一体化)状態が維持されることになる。
<ステップ5>
図7(E)の状態から、更に、クロスバー100を上方に持ち上げることで、ハンガーピン310とワーク保持ツール200とを分離させる。これにより、クロスバー100はワーク保持ツール交換台車300からワーク保持ツール200を受け取ることになる(図7(F)、図8(D)参照)。
以上が、空のクロスバー100が、ワーク保持ツール交換台車300から次回使用するワーク保持ツール200を自動的にチャックしながら受け取る動作の説明である。
なお、上記説明と逆の動作(図7(F)→図7(A))を行なうことで、クロスバー100は、それまで使用していたワーク保持ツール200を、自動的にアンチャックしながら、空のワーク保持ツール交換台車300へ渡す動作を行うことができる。
以上のように、本実施形態によれば、鞘部111Aの外周からのボール113の突出状態と退避状態の切り換えをピストン112に設けたテーパー部112Eの軸方向移動に連動させて自動的に行わせることができると共に、クロスバー100側のボールロックジョイント部110と、ワーク保持ツール200側のボールロックジョイント係合部210と、を当接させた状態にてボール113を鞘部111Aの外周から突出させたときに、ボール113をボールロックジョイント係合部210のテーパー部216Aに接触させるようにしているので、ボール113がテーパー部112Eに押されて外側へ向かう力から、テーパー部216Aを軸方向に押圧する力の成分を発生させることができる。
従って、本実施形態によれば、クロスバー100のボールロックジョイント部110の端面117と、ワーク保持ツール200側のボールロックジョイント係合部210の端面217と、の当接状態(密着状態)を良好かつ確実に維持しつつ、クロスバー100(ボールロックジョイント部110)と、ワーク保持ツール200(ボールロックジョイント係合部210)と、を確実に係合(略一体化)させることができる。
更に、本実施の形態(実施例1)では、テーパー部216Aとボール113とを接触させるので、これらの径方向接触位置が自動的に調整される構成であるため、長期に亘って余計な遊動(ガタツキ)のない確実なクロスバー100(ボールロックジョイント部110)とワーク保持ツール200(ボールロックジョイント係合部210)との係合(略一体化)の提供に貢献することができる。
また、本実施の形態(実施例1)では、ボール113を、図7左側(ボールロックジョイント部110側)から、ボールロックジョイント係合部210側の小径部である絞り部216を乗り越えて図7右側(ボールロックジョイント係合部210側)に持ち来たし、ボール113をピストン112のテーパー部112Eにより内側から外側に押し付ける状態としているので、ピストン112を図7左側(ピストンの基端側)に本体111に対して相対移動させない限り、ボール113は絞り部216の左側に移動することは規制される。すなわち、本実施の形態(実施例1)によれば、ボール113が絞り部216を乗り越えて図7右側にある状態では、クロスバー100(ボールロックジョイント部110)と、ワーク保持ツール200(ボールロックジョイント係合部210)と、は確実に係合(略一体化)状態を維持できることになる。
更に、本実施の形態(実施例1)では、このような係合状態から、ピストン112を本体111に対して図7左側(ピストンの基端側)に相対移動させると、テーパー部112Eによるボール113を外側に押し付ける力が消失するため、ボール113は開口111B内にて遊動状態となり鞘部111Aの外周から退避状態となるため、ボール113は絞り部216を乗り越えて図7左側に移動することが可能となり、クロスバー100(ボールロックジョイント部110)と、ワーク保持ツール200(ボールロックジョイント係合部210)と、の係合(略一体化)をワンタッチで簡単に解除することができる。
このように、本実施の形態(実施例1)によれば、簡単な操作により、ワーク保持ツール200をクロスバー100に対して確実に着脱することができるため、ワーク保持ツール200のクロスバー100に対する着脱(交換)作業の容易性、信頼性を高めることができると共に、段取り作業の時間短縮に貢献することができる。
すなわち、ボールロックジョイント部110、ボールロックジョイント係合部210を備えた本実施の形態(実施例1)によれば、簡単かつ低コストで、軽量コンパクトな構成でありながら、容易かつ円滑に、長期に亘ってガタツキ無く、ワークを保持するワーク保持ツールをクロスバーなどに対して着脱可能に支持させることができるワーク保持ツールの着脱支持装置を提供することができる。
また、本実施の形態(実施例1)によれば、当該ワーク保持ツールの着脱支持装置を利用することで、簡単にワーク保持ツールをクロスバーなどに対して交換可能として、段取り作業を容易かつ迅速で効率の良い正確なものとすること、延いては段取り作業時間の短縮により生産効率の向上等を図ることができる。
ところで、ワーク保持ツール交換台車300は、例えば複数台準備されており、通常、図2に示したように、他と干渉しない退避場所に退避されているが、段取り作業において、クロスバー100に取り付けるワーク保持ツール200を自動で交換する際には、以下のようにして移動されて交換作業が行われるようになっている。
例えば、図2において右側のワーク保持ツール交換支持台車300がワーク保持ツール200を保持しておらず、左側のワーク保持ツール交換支持台車300が、次に成形されるワークWに見合ったワーク保持ツール200を保持した状態となっている場合を一例として説明する。
かかる場合、ツール交換の際には、図2右側の退避位置にあるワーク保持ツール交換支持台車300が、クロスバー100が現在保持しているワーク保持ツール200を受け取りに、所定のツール交換位置Xまで移動して(図9(A)参照)、クロスバー100からワーク保持ツール200を受け取り(図9(B)参照)、その後、元の退避位置へ戻る(図9(C)参照)。
次に、図2左側の退避位置にあるワーク保持ツール交換支持台車300が、所定のツール交換位置Xまで移動される(図9(C)参照)。ワーク保持ツール200を携えていない空のクロスバー100は、所定のツール交換位置Xのワーク保持ツール交換支持台車300が保持している次回使用するワーク保持ツール200を受け取る(図9(D))。ワーク保持ツール200を渡して空となったワーク保持ツール交換支持台車300は、元の退避位置へ戻る(図9(E))。
このようなワーク保持ツール200の受け渡しを、クロスバー100に対して行うことで、ワーク保持ツール200の自動交換が完了される。
なお、本実施の形態(実施例1)では、ワーク搬送装置1を例に説明したが、本発明に係るワーク保持ツールの着脱支持装置の適用はこれに限定されるものではなく、例えば、プレスマシン間に設けられた柱等に設置されたアームを垂直面内で揺動させてワークを搬送するアーム方式のワーク搬送装置、プレスマシン間に取り付けられたレール等に支持されたフィードバーを水平方向に移動させてワークを搬送するフィードバー方式のワーク搬送装置、その他の何れの方式のワーク搬送装置に対しても本発明は適用可能である。
ところで、上記では、ピストン112の本体111に対する軸方向における相対移動(言い換えると、クロスバー100(ボールロックジョイント部110)とワーク保持ツール200(ボールロックジョイント係合部210)とのチャック・アンチャック(係合・非係合)の切り換え)を、ハンガーピン310を利用して自動的に行わせることができる場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ハンドル112aを作業者が手動により操作することで、ピストン112を本体111に対して軸方向に相対移動させて、クロスバー100(ボールロックジョイント部110)とワーク保持ツール200(ボールロックジョイント係合部210)とをチャック・アンチャック(係合・非係合)する場合も本発明の範囲に含まれるものである。
また、本実施の形態(実施例1)では、クロスバー100にボールロックジョイント部110を取り付け、ワーク保持ツール200にボールロックジョイント係合部210を取り付けたが、これに限定されるものではなく、本発明は、クロスバー100にボールロックジョイント係合部210を取り付け、ワーク保持ツール200にボールロックジョイント部110を取り付けた場合にも適用可能である。
なお、上記では、ピストン112を先端部112A側(図5,6において右側)に移動させたときに、テーパー部112Eにてボール113を外周側に突出させて、ボールロックジョイント部110とボールロックジョイント係合部210とを係合させる一方、ピストン112を基端部112B側(図5,6において左側)に移動させたときに、テーパー部112Eによるボール113の外周側への押し出しを解放して、ボールロックジョイント部110とボールロックジョイント係合部210とを係合を解く構成例について説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、これとは逆に、ピストン112を基端部112B側(図5,6において左側)に移動させたときに、テーパー部112Fにてボール113を外周側に突出させて、ボールロックジョイント部110とボールロックジョイント係合部210とを係合させる一方、ピストン112を先端部112A側(図5,6において右側)に移動させたときに、テーパー部112Fによるボール113の外周側への押し出しを解放して、ボールロックジョイント部110とボールロックジョイント係合部210とを係合を解くといった構成とすることも可能であり、かかる点は後述する他の実施例についても同様である。
次に、実施例2について説明する。
実施例2では、実施例1のハンガーピン310に代えて、図11(A)、(B)に示すように、ロック解除ドグ(かけカギ)400が、ワーク保持ツール交換台車300に搭載されているワーク保持ツール交換支持台301A(301B)に略垂直に立設されている。
このロック解除ドグ400は、図11(B)に示すように、先端が開口するU字状の凹部401を有していると共に、その先端が先細りのテーパー状に形成されている。
また、実施例2では、実施例1のハンドル112aに代えて、ピストン112の基端部112Bには、縦断面形状が基端に向かうに連れて径が大きくテーパー形状に形成されたハンドル112bが取り付けられている。
そして、クロスバー100に略一体的に取り付けられたボールロックジョイント部110をワーク保持ツール交換台車300に向かって下降させると、ピストン112の基端部に取り付けられたハンドル112bのテーパー形状部分が、ワーク保持ツール交換台車300上のロック解除ドグ400に当接する。
その後、更に下降させると、ハンドル112bのテーパー形状部分と本体111との間隙に、ロック解除ドグ400の凹部401が入り込み、凹部401がハンドル112bのテーパー形状部分を押して、ピストン112が基端側(図11において左側)に移動されることになる。
これにより、ボール113が開口111Bに収容され(図11(A)参照)、ハンガースライド駆動用アクチュエータ320を作動させて、ボールロックジョイント部110と、係合ブロック210と、を接近させると、鞘部111Aが、係合ブロック210側のボールロック穴213に挿入されることになる。
この状態で、クロスバー100を上昇させると、ロック解除ドグ400と、ピストン112と、の係合が解除され、ボール113が外周側へ突出するため、鞘部111Aは係合ブロック210側のボールロック穴213から外れることができなくなり、実施例1と同様に、ボールロックジョイント部110と係合ブロック210とが係合(略一体化)されることになる。
なお、上記と逆の動作を行うことで、実施例1と同様に、ボールロックジョイント部110と係合ブロック210との係合(略一体化)をワンタッチで簡単に解除(分離)することができる。
したがって、実施例2によっても、上述した実施例1と同様の作用効果を奏することができる。
但し、実施例2によれば、ピストン112の先端部112A(先端先細りのテーパー形状部分)やハンガーピン(棒状部材)310の先端(先端先細りのテーパー形状部分)などは省略することできる。
実施例3では、エア駆動でピストン112をボールロックジョイント部110に対し相対的に左右方向に移動させる構成例について説明する。
図12に示すように、圧縮エア制御バルブ(メカニカルバルブ)550から供給される圧縮エアは、ボールロックジョイント部500のボディ511に設けられたチャックポート501を介して、ピストン112の径拡張部である鍔部112Cを摺動自在に嵌挿するシリンダ部510の係合側シリンダ510Aに送られるように構成されている。なお、鍔部112Cの外周溝には気密性を維持するためのO−リングが配設されている。
また、係合側シリンダ510Aのピストン112の鍔部112Cを挟んで反対側の解放側シリンダ510Bには、アンチャックポート502が接続されている。
かかる構成において、通常時(圧縮エア制御バルブ(メカニカルバルブ)550のボタンスイッチ551が押されていない状態)は、圧縮エアが圧縮エア制御バルブ550を介してチャックポート501に供給されており、チャックポート501から係合側シリンダ510Aに圧縮エアが供給され、解放側シリンダ510Bはアンチャックポート502を介して大気開放されていることから、ピストン112は先端部112A側に移動され、テーパー部112Eによりボール113を鞘部111Aから外側に突出させた係合状態(チャック状態)に維持されるようになっている(図12、図13(B)参照)。
実施例3において、アンチャック動作させるには、クロスバー100をワーク保持ツール交換台車300上の所定位置に下降させる(図14参照)。
この下降動作に連動して、ワーク保持ツール交換台車300上のベース(押し棒)600がボタンスイッチ551を押す(図14参照)。
これにより、圧縮エア制御バルブ(メカニカルバルブ)550の内部流路が切り替わり、アンチャックポート502に圧縮エアが供給されると共に、チャックポート501は大気開放されるようになる。従って、アンチャックポート502から解放側シリンダ510Bに圧縮エアが供給され、係合側シリンダ510Aはチャックポート501を介して大気解放されることから、ピストン112は基端部112B側に移動され、ボール113の外側への押し出しが解除された非係合状態(アンチャック状態)に維持されるようになっている(図12、図13(A)参照)。
このように、実施例3によれば、圧縮エアを用いることで、簡単に、ボールロックジョイント部500、ボールロックジョイント係合部210を係合状態(チャック状態)と非係合状態(アンチャック状態)とを切り換えることができ、以って実施例1と同様に、軽量コンパクトな構成でありながら、容易かつ円滑に、長期に亘ってガタツキ無く、ワークを保持するワーク保持ツールをクロスバーなどに対して着脱可能に支持させることができるワーク保持ツールの着脱支持装置を提供することができる。また、実施例1と同様に、簡単にワーク保持ツールをクロスバーなどに対して交換可能であり、段取り作業を容易かつ迅速で効率の良い正確なものとすること、延いては段取り作業時間の短縮により生産効率の向上等を図ることができる。
なお、実施例3では、ピストン112のボールロックジョイント部500に対する相対移動を圧縮エアによる係合側シリンダ510A、解放側シリンダ510Bの容積の拡大或いは縮小により行わせる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、係合側シリンダ510A、解放側シリンダ510Bのうち何れか一方の容積の拡大或いは縮小を、圧縮エアを大気開放した際の弾性スプリングの弾性付勢力(復元力)により行わせるようにした構成(例えば、実施例1のスプリング115を用いた構成)を採用することができる。
以上で説明した実施の形態は、本発明を説明するための例示に過ぎず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々変更を加え得ることは可能である。
1 ワーク搬送装置
100 クロスバー
200 ワーク保持ツール
201 パイプフレーム(フレーム部材)
202 吸着保持要素
110 ボールロックジョイント部
111 本体(ボディ)
111A 鞘部(円筒状のガイド部)
111B 開口
112 ピストン
112A 先端部(ピストンの先端部)
112B 基端部(ピストンの基端部)
112C 鍔部
112D 小径部
112E テーパー部(ピストン側テーパー部)
112a ハンドル(手動操作用ハンドル)
113 ボール
114 シリンダ部(空隙)
115 弾性要素(コイルスプリングやエアクッションなど)
116 ボールロックジョイント部ロケートピン
210 ボールロックジョイント係合部
211 係合ブロック
212 位置決め穴
213 ボールロック穴
214 ハンガー用穴
216 絞り部
216A テーパー部(絞り部側テーパー部)
300 ワーク保持ツール交換台車
301A ワーク保持ツール交換支持台(図2左側)
301B ワーク保持ツール交換支持台(図2右側)
310 ハンガーピン(棒状部材)
320 ハンガースライド駆動用アクチュエータ
330 スライドガイド
400 ロック解除ドグ(かけカギ)
550 圧縮エア制御バルブ(メカニカルバルブ)
W ワーク

Claims (6)

  1. プレスマシンのワーク搬送方向に略直交して略水平配置されるクロスバーに着脱可能に支持されてワークを保持・解放するワーク保持ツールの着脱支持装置であって、
    クロスバー或いはワーク保持ツールの一方に設けられるボールロックジョイント部であって、
    クロスバーの長手方向に沿って延在され、ボールロックジョイント部の本体にスライド可能に収容されると共に、弾性要素によりクロスバー或いはワーク保持ツールの他方に向かって弾性付勢されるピストンと、
    前記本体から前記他方に向かって突出され前記ピストンの先端側をスライド可能に収容する鞘部であって、該鞘部の内周側と外周側とを連通する複数の開口を有する鞘部と、
    前記鞘部の複数の開口に対応して配設され前記開口より径の大きな複数のボールであって、前記鞘部の複数の開口と、前記鞘部に収容されているピストンに形成されている小径部と、の間に鞘部の外側への脱落を規制されつつ遊動可能に保持される複数のボールと、
    を含んで構成されるボールロックジョイント部と、
    前記他方に設けられるボールロックジョイント係合部であって、
    前記鞘部を収容するボールロック穴と、
    該ボールロック穴の通常の内径を有する部分から内側に突出して内径を小さく絞る絞り部と、
    を含んで構成されるボールロックジョイント係合部と、
    前記ボールロックジョイント部と、前記ボールロックジョイント係合部と、の間で前記ピストンの長手方向廻りの位置決めを行う位置決め手段と、
    を備えると共に、
    前記ピストンの小径部と、該小径部より径の大きな部分と、をテーパー形状にて接続するピストン側テーパー部と、
    前記絞り部の最小内径部を挟んで前記一方とは反対側と、前記ボールロック穴の通常の内径を有する部分と、をテーパー形状にて接続する絞り部側テーパー部と、
    が備えられることを特徴とするワーク保持ツールの着脱支持装置。
  2. 前記ボールロックジョイント部と、前記ボールロックジョイント係合部と、を非係合状態から係合させる場合には、
    前記ピストンを鞘部に対してスライドさせることでボールを小径部に収容させて鞘部の外周からのボールの突出を所定以下とし、かかる状態にて鞘部をボールロック穴に挿入することでボールを前記絞り部を通過させてボールロックジョイント部とボールロックジョイント係合部とを密着状態とし、この密着状態にて前記ピストンを鞘部に対してスライドさせて、前記ピストン側テーパー部によりボールを鞘部の外周方向に押圧することで、ボールを前記絞り部側テーパー部に押圧させることを特徴とする請求項1に記載のワーク保持ツールの着脱支持装置。
  3. 前記ボールロックジョイント部と、前記ボールロックジョイント係合部と、を係合状態から非係合させる場合には、
    前記ピストンを鞘部に対してスライドさせることでボールを小径部に収容させて鞘部の外周からのボールの突出を所定以下とし、かかる状態にて鞘部をボールロック穴から抜き出すことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のワーク保持ツールの着脱支持装置。
  4. 前記ピストンを鞘部に対してスライドさせる動作を、ワーク保持ツールを載置するワーク保持ツール交換台車に立設される棒状部材を前記ピストンの先端に設けられたテーパー形状部に当接させることにより行わせることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1つに記載のワーク保持ツールの着脱支持装置。
  5. 前記ピストンを鞘部に対してスライドさせる動作を、ワーク保持ツールを載置するワーク保持ツール交換台車に立設されるロック解除ドグを前記ピストンの基端側に取り付けられたテーパー形状部に当接させることにより行わせることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1つに記載のワーク保持ツールの着脱支持装置。
  6. 前記ピストンを鞘部に対してスライドさせる動作を、圧縮エアにより行わせることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1つに記載のワーク保持ツールの着脱支持装置。
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