JP6212011B2 - 半導体製造装置 - Google Patents

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本発明の実施形態は、半導体製造装置に関する。
半導体装置の小型化、高速化、高機能化等を実現するために、1つのパッケージ内に複数の半導体チップを積層して封止したSiP(System in Package)構造の半導体装置が実用化されている。SiP構造の半導体装置においては、半導体チップ間の電気信号を高速に送受信することが求められる。このような場合、半導体チップ間の電気的な接続にはマイクロバンプが用いられる。マイクロバンプは、例えば5〜50μm程度の直径を有し、10〜100μm程度のピッチで形成される。複数の半導体チップ間をマイクロバンプで接続する場合、下段側の半導体チップの表面に設けられたバンプ電極と、上段側の半導体チップの裏面に設けられたバンプ電極とを位置合わせした後、熱を加えながら上下の半導体チップを圧着してバンプ電極同士を接続する。
半導体チップを多段に接続するために、上段側の半導体チップの表面にもバンプ電極が設けられている場合がある。上下両面にバンプ電極が設けられた半導体チップを用いてバンプ接続工程を実施する場合、バンプ電極を有する半導体チップの表面側を吸着コレットで保持して下段側の半導体チップ上に移動させ、熱と荷重を加えながらバンプ電極同士を接続する。吸着用のコレットとしては、剛体コレットと弾性体コレットとが知られている。剛体コレットでバンプ電極を有するチップ表面を吸着した場合には、凸状のバンプ電極に起因して半導体チップに曲げ応力が発生し、半導体チップにクラック等が生じるおそれがある。弾性体コレットでバンプ電極を有するチップ表面を吸着した場合には、曲げ応力の発生を抑制できる反面、バンプ電極に加える荷重が弾性体コレットにより分散してしまう。これはバンプ電極間の接続性や接続信頼性を低下させる要因となる。
米国特許出願公開第2013/0075895号明細書
本発明が解決しようとする課題は、半導体チップに生じるクラック等を抑制しつつ、上下両面にバンプ電極を有する半導体チップのバンプ接続性や接続信頼性を高めることを可能にした半導体製造装置を提供することにある。
実施形態の半導体製造装置は、チップ本体の回路面側の第1のバンプ形成領域に第1のバンプ電極が設けられ、チップ本体の非回路面側の前記第1のバンプ形成領域に対応する第2のバンプ形成領域に第2のバンプ電極が設けられ、第1のバンプ電極および第2のバンプ電極に電気的に接続された貫通電極がチップ本体を貫通するように設けられた半導体チップの回路面側の表面と当接される第1の面と、第1の面とは反対側の第2の面とを有する弾性体コレットと、弾性体コレットの第2の面と接する第1の面を有し、弾性体コレットを保持する剛体コレットホルダとを備え、弾性体コレットに当接された半導体チップを吸着するボンディングヘッドと、第2のバンプ電極に対応するように設けられた被接続電極を有する被接続部品が載置されるステージと、被接続電極に対して第2のバンプ電極を位置合わせしつつ、被接続部品上に半導体チップを移動させるように、ボンディングヘッドとステージとを相対的に移動させ、被接続部品上に移動させた半導体チップに荷重を加える駆動機構とを具備する。弾性体コレットの第2の面および剛体コレットホルダの第1の面の少なくとも一方は、第1のバンプ形成領域および第2のバンプ形成領域の直上位置する領域に凸部を備える。
第1の実施形態による半導体製造装置およびそれを用いた電極間の接続工程を示す断面図である。 図1に示す半導体製造装置を用いて接続工程が実施される半導体チップの回路面側の表面を示す平面図である。 図1に示す半導体製造装置に用いられる弾性体コレットの半導体チップとの当接面を示す平面図である。 図1に示す半導体製造装置に用いられる剛体コレットホルダの弾性体コレットと接する面側を示す平面図である。 図4に示す剛体コレットホルダのA−A線に沿った断面図である。 図1に示す半導体製造装置を用いて作製されたチップ積層体を示す断面図である。 第2の実施形態による半導体製造装置およびそれを用いた電極間の接続工程を示す断面図である。 図7に示す半導体製造装置に用いられる弾性体コレットの剛体コレットホルダと接する面側を示す平面図である。 図8に示す弾性体コレットのB−B線に沿った断面図である。
以下、実施形態の半導体製造装置について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態による半導体製造装置およびそれを用いた電極間の接続工程を示す断面図である。図1に示す半導体製造装置1は、第1の被接続部品を吸着するボンディングヘッド2と、第2の被接続部品が載置されるステージ3とを具備している。ボンディングヘッド2は、第1の被接続部品としての半導体チップ4と当接される吸着コレット5と、吸着コレット5を保持するコレットホルダ6とを備えている。吸着コレット5およびコレットホルダ6は、図示しない貫通孔(吸引孔)を有しており、これら貫通孔を介して吸引することにより半導体チップ4が吸着コレット5に吸着される。
ボンディングヘッド2は、半導体チップ4を吸着コレット5に吸着保持するための吸引機構(図示せず)を有している。さらに、ボンディングヘッド2は、接続工程に応じて半導体チップ4を加熱および冷却する加熱冷却機構(図示せず)を備えている。ボンディングヘッド2、図示しない駆動機構によりXYZθ方向に移動が可能とされている。ステージ3は、第2の被接続部品7を吸着保持する吸着機構(図示せず)と、接続工程に応じて第2の被接続部品7を加熱および冷却する加熱冷却機構(図示せず)とを備えている。ステージ3は、図示しない駆動機構によりXY方向に移動が可能とされている。加熱冷却機構は、ボンディングヘッド2およびステージ3の一方のみに設けてもよい。
図1において、ボンディングヘッド2に吸着される第1の被接続部品は、チップ本体41の上面(回路面/第1の表面)41a側に設けられた第1のバンプ電極42と、チップ本体41を貫通するように設けられ、第1のバンプ電極42と電気的に接続された貫通電極(Through Silicon Via:TSV)43と、チップ本体41の下面(非回路面/第2の表面)41b側に設けられ、貫通電極43と電気的に接続された第2のバンプ電極44とを有する第1の半導体チップ4である。ステージ3上に載置される第2の被接続部品は、チップ本体71の上面(回路面/第1の表面)71a側に設けられた第3のバンプ電極72を有する第2の半導体チップ7である。第2の被接続部品は半導体チップに限らず、接続電極を有する配線基板等であってもよい。
第1の半導体チップ4の上面41a側には、図2に示すように、複数のバンプ形成領域X1〜X5が設けられている。複数のバンプ形成領域X1〜X5内には、それぞれ第1のバンプ電極42が配置されている。第1のバンプ電極42は、第1の半導体チップ4の上面41aに対して局所的に設けられた複数のバンプ形成領域X1〜X5内にそれぞれ配置されている。第2のバンプ電極44は、貫通電極43を介して第1のバンプ電極42と接続されている。第1の半導体チップ4の下面41b側においても、上面41a側のバンプ形成領域X1〜X5と対応する位置にバンプ形成領域が設けられている。半導体チップ4の下面41bにおける複数のバンプ形成領域内には、それぞれ第2のバンプ電極44が配置されている。第2の半導体チップ7の上面71a側には、第2のバンプ電極44と対応するように第3のバンプ電極72が設けられている。
ボンディングヘッド2の吸着コレット5は、第1のバンプ電極42が設けられた第1の半導体チップ4の上面41aに当接される第1の面51と、第1の面51とは反対側の第2の面52とを有する。吸着コレット5は、第1の面(チップ当接面)51を第1の半導体チップ4の上面41aに当接させた状態で、第1の半導体チップ4を吸着保持する。吸着コレット5は、第1のバンプ電極42に基づく表面の凹凸形状を吸収するように弾性体で形成されている。吸着コレット5は、天然ゴム、合成ゴム、熱硬化性エラストマー等のゴム状弾性体を用いた弾性体コレットである。
弾性体コレット5で第1の半導体チップ4の上面(バンプ形成面)41aを吸着保持することによって、荷重を加えた際に第1のバンプ電極42に基づく凹凸が弾性体コレット5に吸収されるため、第1のバンプ電極42を支点とする曲げ応力の発生を抑制することができる。弾性体コレット5の第1の面(チップ当接面)51は、図3に示すように、第1の半導体チップ4と当接されるチップ当接領域Cと、第1の半導体チップ4の上面41a側のバンプ形成領域X1〜X5(および下面41b側のバンプ形成領域)と対応する複数のバンプ当接領域Y1〜Y5とを有している。
ボンディングヘッド2は、弾性体コレット5を保持するコレットホルダ6を備えている。コレットホルダ6は、弾性体コレット5に荷重を良好に伝えることが可能なように剛体で形成されている。コレットホルダ6は、各種鋼材、ステンレス、アルミニウム、チタン等の金属材料やセラミック材料のような剛体材料を用いた剛体コレットホルダである。剛体コレットホルダ6は、弾性体コレット5がはめ込まれる凹部61を有している。コレットホルダ6の凹部61内にはめ込まれた弾性体コレット5は、第1の面(チップ当接面)51とは反対側の第2の面52が剛体コレットホルダ6と接する。
図1に示す半導体製造装置を用いた第1の半導体チップ4と第2の半導体チップ7との接続工程について説明する。図1(a)に示すように、ステージ3上に第2の半導体チップ7を載置する。第2の半導体チップ7は、ステージ3に吸着保持される。ボンディングヘッド2で第1の半導体チップ4を吸着保持する。ボンディングヘッド2に吸着保持された第1の半導体チップ4を、第2のバンプ電極44を第3のバンプ電極72に位置合わせしつつ、ステージ3上に載置された第2の半導体チップ7上に移動させる。
図1(b)に示すように、例えばボンディングヘッド2を駆動機構により下降させることによって、第2の半導体チップ7上に移動させた第1の半導体チップ4を、第2のバンプ電極44を第3のバンプ電極72に接触させつつ、第2の半導体チップ7上に積層する。バンプ電極44、72の接続温度以上の温度に加熱しながら、もしくはバンプ電極44、72に超音波を印加しながら、駆動機構で第1の半導体チップ4に荷重を加えて第2の半導体チップ7に圧着する。このような圧着工程によって、第2のバンプ電極44と第3のバンプ電極72とを接続してバンプ接続体8を形成する。
バンプ電極44、72の形成材料としては、SnにCu、Ag、Bi、In等を添加したSn合金からなる半田材料や、Cu、Ni、Au、Ag、Pd、Sn等の金属材料が挙げられる。半田材料(Pbフリー半田)の具体例としては、Sn−Cu合金、Sn−Ag合金、Sn−Ag−Cu合金等が挙げられる。金属材料は単層膜に限らず、Cu/Ni、Cu/Ni/Cu、Cu/Ni/Au、Ni/Au、Cu/Au等の複数の金属膜の積層膜であってもよい。さらに、金属材料は上記したような金属を含む合金であってもよい。第2のバンプ電極44と第3のバンプ電極72との組合せとしては、半田/半田、金属/半田、半田/金属、金属/金属等が例示される。また、第2のバンプ電極44と第3のバンプ電極72の形状に関しては、半球状や柱状等の突起形状同士の組合せや、突起形状とパッドのような平坦形状との組合せが用いられる。
第2のバンプ電極44および第3のバンプ電極72の少なくとも一方には、半田材料を用いることが好ましい。ボンディングヘッド2による第1の半導体チップ4の吸着性等を考慮して、第1の半導体チップ4の下面41b側にSn−Cu合金、Sn−Ag−Cu合金等の半田材料からなるバンプ電極44を形成し、第2の半導体チップ7の上面71a側にCu/Ni/Cu、Cu/Ni/Au、Ni/Au等の金属材料からなるバンプ電極14を形成することが好ましい。この場合、半田材料からなるバンプ電極44は突起形状とし、金属材料からなるバンプ電極72は平坦形状とすることが好ましい。バンプ電極44、72の接続温度とは、バンプ電極44、72の少なくとも一方を半田で形成した場合、用いた半田の融点以上の温度である。
第1の半導体チップ4の上面41a側に設けられた第1のバンプ電極42は、さらに第1の半導体チップ4上に他の半導体チップを積層する際に接続電極として機能するものである。ここでは、第1の半導体チップ4と第2の半導体チップ7との積層時に第2のバンプ電極44と第3のバンプ電極72とを接続する場合について述べるが、半導体チップをさらに多段に積層する場合には、バンプ電極44、72間を仮固定し、全ての半導体チップを積層した後にリフローまたは熱圧着してバンプ電極間を本接続してもよい。
第1の半導体チップ4を第2の半導体チップ7に圧着する際に、第1の半導体チップ4には弾性体コレット5を介して荷重が付加される。弾性体コレット5の第1の面51は、第1のバンプ電極42に食い込んだ状態となっている。このような状態において、弾性体コレット5と剛体コレットホルダ6とがそれぞれ平面で接触していると、第1のバンプ電極42の形成領域の周囲に荷重が分散してしまう。その結果として、第1のバンプ電極42と対応した位置(重なる位置)に設けられている第2のバンプ電極44に対して十分に荷重を加えることができない。これは、バンプ電極42、72間の接続不良を招いたり、またバンプ電極42、72間の接続信頼性を低下させる要因となる。
実施形態の半導体製造装置1においては、弾性体コレット5と剛体コレットホルダ6との接触面に第1のバンプ電極42の形成領域、ひいては第2のバンプ電極44の形成領域に荷重を集中させる凹凸を設けている。第1の実施形態においては、図4および図5に示すように、剛体コレットホルダ6の凹部61の底面61aに、図2に示した第1の半導体チップ4のバンプ形成領域X1〜X5、ひいては図3に示した弾性体コレット5のバンプ当接領域Y1〜Y5に対応する凸部62A〜62Eを設けている。剛体コレットホルダ6の凸部62A〜62Eは、半導体チップ4の第1のバンプ電極42の形成領域(および第2のバンプ電極44の形成領域)の直上に位置している。
凸部62A〜62Eを有する剛体コレットホルダ6は、弾性体コレット5の第2の面52に対して凸部62A〜62Eの上面のみが接している。このため、剛体コレットホルダ6から凸部62A〜62Eを介して弾性体コレット5に荷重を局所的に加えることができる。第1の半導体チップ4に加えられた荷重は、凸部62A〜62Eに対応する弾性体コレット5の各領域、すなわちバンプ当接領域Y1〜Y5を介して、バンプ電極42、44の形成領域に集中して付加される。これらによって、第2のバンプ電極42と第3のバンプ電極72との接続性を高めることができ、さらにはバンプ電極42、72間の接続信頼性を向上させることができる。従って、第1の半導体チップ4と第2の半導体チップ7とを高い信頼性の下で接続したチップ積層体を作製することが可能となる。
剛体コレットホルダ6の凸部62A〜62Eを介して弾性体コレット5に荷重を加えるにあって、凸部62A〜62Eの高さは10μm以上1000μm以下とすることが好ましい。凸部62A〜62Eの高さが10μm未満であると、バンプ電極42、44の形成領域に荷重を十分に集中させることができない。凸部62A〜62Eの高さが1000μmを超えると、荷重が伝わる弾性体の距離が長くなりすぎることで、バンプ電極42、44の形成領域に加わる荷重が低下する。いずれの場合においても、バンプ電極42、72間の接続性や接続信頼性が低下するおそれがある。凸部62A〜62Eの平面形状は、バンプ電極42、44の形成領域と一致させた形状からそれより5mm程度大きい形状であることが好ましい。凸部62A〜62Eの平面形状をバンプ電極42、44の形成領域よりあまり大きくしすぎると、バンプ電極42、44に対する荷重の集中効果が低下する。
実施形態の半導体製造装置1を用いた半導体チップの積層工程は、2つの半導体チップ4、7を積層する場合に限られるものではない。例えば、図6に示すように、半導体チップ4上には第3の半導体チップ4A、さらに第4の半導体チップ4Bを積層することができる。半導体チップ4A、4Bは、半導体チップ4と同一構造を有している。半導体チップ4上に半導体チップ4A、4Bを積層する場合には、図1に示した積層工程を繰り返し実施する。図6に示すように、半導体チップ4と半導体チップ4Aとは、バンプ電極42とバンプ電極44Aとの接続体8Aにより電気的および機械的に接続される。さらに、半導体チップ4Aと半導体チップ4Bとは、バンプ電極42Aとバンプ電極44Bとの接続体8Bにより電気的および機械的に接続される。半導体チップの積層数は任意である。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態による半導体製造装置について、図7ないし図9を参照して説明する。図7は第2の実施形態による半導体製造装置およびそれを用いた電極間の接続工程を示す断面図である。図7に示す半導体製造装置21は、第1の実施形態の凸部62A〜62Eを有する剛体コレットホルダ6に代えて、凸部を有する弾性体コレット5を具備している。なお、第2の実施形態における第1の実施形態と同一部分については、同一符号を付し、それらの説明を一部省略する場合がある。
第2の実施形態の半導体製造装置21において、剛体コレットホルダ6は弾性体コレット5がはめ込まれる凹部61を有している。凹部61の底面61aは平面とされている。一方、弾性体コレット5の第2の面52には、図8および図9に示すように、図2に示した第1の半導体チップ4のバンプ形成領域X1〜X5、ひいては第2の面51におけるバンプ当接領域Y1〜Y5に対応する凸部53A〜53Eが設けられている。弾性体コレット5の凸部53A〜53Eは、半導体チップ4の第1のバンプ電極42の形成領域(および第2のバンプ電極44の形成領域)の直上に位置している。
凸部53A〜53Eを有する弾性体コレット5は、剛体コレットホルダ6の凹部61の底面61aに対して凸部53A〜53Eの上面のみが接している。このため、剛体コレットホルダ6から凸部53A〜53Eを介して弾性体コレット5に荷重を局所的に加えることができる。第1の半導体チップ4に加えられた荷重は、凸部53A〜53Eに対応する弾性体コレット5の各領域、すなわちバンプ当接領域Y1〜Y5を介して、バンプ電極42、44の形成領域に集中して付加される。これらによって、第2のバンプ電極42と第3のバンプ電極72との接続性を高めることができ、さらにはバンプ電極42、72間の接続信頼性を向上させることができる。従って、第1の半導体チップ4と第2の半導体チップ7とを高い信頼性の下で接続したチップ積層体を作製することが可能となる。
このように、バンプ電極42、44の形成領域に荷重を集中させる凹凸は、弾性体コレット5の剛体コレットホルダ6と接する面52および剛体コレットホルダ6の弾性体コレット5と接する面61aのいずれに形成してもよい。また場合によっては、弾性体コレット5および剛体コレットホルダ6の両方に凹凸を設けてもよい。ただし、荷重を集中させる凸部を形成する際の加工のしやすさや加工コスト、また消耗品である弾性体コレット5の交換頻度等を考慮すると、剛体コレットホルダ6の弾性体コレット5と接する面61aに凸部62A〜62Eを形成することが好ましい。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施し得るものであり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同時に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…半導体製造装置、2…ボンディングヘッド、3…ステージ、4,7…半導体チップ、41…チップ本体、42,44,72…バンプ電極、43…貫通電極、5…弾性体コレット、53…凸部、6…剛体コレットホルダ、61…凹部、62…凸部、8…バンプ接続体。

Claims (5)

  1. チップ本体の回路面側の第1のバンプ形成領域に第1のバンプ電極が設けられ、前記チップ本体の非回路面側の前記第1のバンプ形成領域に対応する第2のバンプ形成領域に第2のバンプ電極が設けられ、前記第1のバンプ電極および前記第2のバンプ電極に電気的に接続された貫通電極が前記チップ本体を貫通するように設けられた半導体チップの前記回路面側の表面と当接される第1の面と、前記第1の面とは反対側の第2の面とを有する弾性体コレットと、前記弾性体コレットの前記第2の面と接する第1の面を有し、前記弾性体コレットを保持する剛体コレットホルダとを備え、前記弾性体コレットに当接された前記半導体チップを吸着するボンディングヘッドと、
    前記第2のバンプ電極に対応するように設けられた被接続電極を有する被接続部品が載置されるステージと、
    前記被接続電極に対して前記第2のバンプ電極を位置合わせしつつ、前記被接続部品上に前記半導体チップを移動させるように、前記ボンディングヘッドと前記ステージとを相対的に移動させ、前記被接続部品上に移動させた前記半導体チップに荷重を加える駆動機構とを具備し、
    前記弾性体コレットの前記第2の面および前記剛体コレットホルダの前記第1の面の少なくとも一方は、前記第1のバンプ形成領域および前記第2のバンプ形成領域の直上位置する領域に凸部を備える、半導体製造装置。
  2. 前記剛体コレットホルダは、前記弾性体コレットがはめ込まれる凹部を有し、
    前記凹部の底面に前記凸部が設けられており、前記凸部の上面が前記弾性体コレットの前記第2の面と接する、請求項1に記載の半導体製造装置。
  3. 前記弾性体コレットの前記第2の面に前記凸部が設けられており、前記凸部の上面が前記剛体コレットホルダの前記第1の面と接触する、請求項1に記載の半導体製造装置。
  4. 前記凸部は10μm以上1000μm以下の高さを有する、請求項2または請求項3に記載の半導体製造装置。
  5. 前記半導体チップは、前記第1のバンプ電極と前記第2のバンプ電極と前記貫通電極とを有する第1の半導体チップであり、
    前記被接続部品は、前記被接続電極として第3のバンプ電極を有する第2の半導体チップである、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の半導体製造装置。
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