JP6199495B2 - 鉱物原料処理設備、及び処理設備を運転するための方法 - Google Patents

鉱物原料処理設備、及び処理設備を運転するための方法 Download PDF

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Description

本発明は、鉱物原料処理に関する。本発明は、排他的ではないが、鉱物原料処理設備におけるコンベアの解決策に特に関する。
例えば岩石といった鉱物原料が、***又は掘削にる破砕によって大地から得られる。岩石は、天然の石及び砂利、又は建設廃棄物であっても良い。移動式の破砕装置及び固定式の破砕装置が、破砕では用いられている。掘削機又は車輪の付いたローダが、破砕される原料を破砕機の供給ホッパへと投入し、その供給ホッパから、破砕される原料は破砕機の顎部の中に落下し得る、又は、供給機が岩石材料を破砕機に向かって移動させる。破砕される原料は、コンクリート、ブロック、又はアスファルトなど、再生可能な材料であってもよい。
コンベアは、移動可能な鉱物原料処理設備において、設備の長さ、幅、及び/又は高さをしばしば大きくしてしまう。このため、コンベアは、運転の間は、設備の搬送又は保守の間とは別の場所に位置され得る。設備の運転位置から設備の搬送又は保守の位置へとコンベアを移動することは、場合によって、所定位置からコンベアを取り外すことを必要とする。また、コンベアは搬送のために設備に固定されている。多くの場合、コンベア全体が、例えば、許容される搬送ディメンション(高さ、幅、長さ)内に、又は、道路交通における認可を必要とする搬送ディメンション内にコンベアを保つために、その位置から移動させなければならない。
幾つかの公知の鉱物原料処理設備では、破砕機/篩は、コンベアを供給端に向かわせつつ下方へと移動することで搬送/保守の位置へと移動される単一構成のコンベアによって、供給される。公知の篩は、処理設備のフレームの上に伸縮式の作動脚によって支持されている。別の公知の篩は、篩及びフレームと共に四節リンク装置を形成する回動脚によって、処理設備のフレームに支持されている。
コンベアの移動のために使用される移動機構は、重くかつ高価な構造である。破砕機から離すようなコンベアの移動は、設備の供給端にスペースを必要とし、これは、当該設備が、いくつかの設備の処理で運転している移動式の破砕設備であり、供給機が近くにある場合、問題となり得る。この場合、設備は保守の前に移動させなければならない。スライド機構及び伸縮式の作動脚が、設備においてコンベアの長手方向の移動のために使用される。スライド機構は、非常に汚れた環境を許容し、生産の不正確性に対して敏感である。
公知の移動可能な破砕及び篩分けの設備では、破砕機で破砕される原料は、破砕機から篩への閉じたループでコンベアによって循環される。篩の残余物は破砕機へと案内される。篩を通過した生成物は、同じ設備におけるさらなる処理、鉱物原料を処理する別の設備、又は、堆積所へと案内され得る。長い単一構成のコンベアが、篩に供給するためのこの閉じたループの設備で使用され、このコンベアは、シリンダの作動によって搬送位置へと移動される。篩に供給する長いコンベアは破砕機の側にあり、これは搬送の幅を大きくし、篩が供給されるとき、原料は、例えば振動シュート又はホッパによって主コンベアから供給コンベアへと横に移動させる必要性をもたらす。そこで、処理は、余分な摩耗部品(振動シュート、ホッパ)を含み、原料は側方方向から篩へと到達する。ここで、原料が篩上で均一に広がるかが問題となる。代わって、は、設備は、コンベアを破砕機の搬送及び保守のために破砕機から移動させることができる高価で重量があり多くの場合で信頼性のない移動機構を、備えなければいけない。代わって、は、コンベアは、設備の傍らに持ち込まれなければならない別体の吊り上げ機によって持ち上げられなければならず、これは高価で時間が掛かる。
米国特許第8020691(B2)号の公報は、遠心力を利用して原料を第2のベルトコンベアの上へと持ち上げる第1のベルトコンベアを示している。
図12は、原料を上方コンベア220の上へと持ち上げる公知の遠心コンベア210を示している。上方コンベアは篩230に供給する。遠心コンベアのコンベアベルト211は、2つの遊びローラ212の周りで回るように、両側で支持されている。コンベア220の上方コンベアベルトも、同じ遊びローラによって移動される。遠心コンベアのコンベアベルト211は、上方遊びドラム213を介して循環し、下方遊びドラム214の後の到達方向へと戻る。遠心コンベアは、上方コンベアの手前で原料をコンベアベルトから供給するために、回動軸215の周りで開くように回動し、これは破線で示されている。
本発明の目的は、先行技術と関連して存在する問題を回避又は少なくとも低減することである。本発明の目的は、新規の技術的代替を提供することである。本発明の目的は、鉱物原料処理設備の保守性を高めることである。本発明の目的は、鉱物原料処理設備の運転信頼性、有用性、及び搬送性を高めることである。本発明の目的は、鉱物原料処理設備を簡素化することである。本発明の目的は、例えば、保守と関連する停止時間を短くするといった、鉱物原料の処理を高めることである。
本発明の第1の態様によれば、フレームと、破砕機と、遠心コンベアと、第1のコンベアとを備え、遠心コンベアが、第1の遊びドラムと、第2の遊びドラムと、第1の遊びドラム及び第2の遊びドラム、回動軸、ならびに、回動軸の周りに回動可能である折り畳みヘッドを取り囲む主コンベアベルトとを備え、折り畳みヘッドが、遠心コンベアを第1のコンベアと原料搬送連結で連結させるために、及び、前記原料搬送連結をさせないために、第2の遊びドラムが軸受取り付けされる移動可能フレームを備え、回動軸の回動位置が主コンベアベルトの周辺の内部の領域に配置される鉱物原料処理設備が提供される。
好ましくは、第1のコンベアは、処理設備の外部から原料を受け入れるために供給ホッパを備えている。
好ましくは、カバー板が、供給ホッパの後側に固定され、後方へと向けられる。
好ましくは、掻き取り器が、第2の遊びドラムの所で主コンベアベルトを掻き取るために配置されている。
好ましくは、遠心コンベアは、遠心コンベアの反対の搬送方向の供給の運転モードで主コンベアベルトを支持するために、遠心コンベアのフレームにおいて上向きの湾曲形態で連続的に配置される連続転向ローラを備えている。
好ましくは、転向ローラが、主コンベアベルトの搬送面の側において主コンベアベルトの両側に配置される。
好ましくは、連続転向ローラによって形成される湾曲形態の曲率半径が、一定である、又は、遠心コンベアの搬送方向において小さくなる。
好ましくは、いくつかの転向ローラが、遠心コンベアのフレームとの標準化された固定ディメンションを好ましくは備えている転向ローラセットへと組み立てられる。
好ましくは、第1のコンベアの遊びドラムと遠心コンベアの第2の遊びドラムとは、好ましくは、遠心コンベアの反対の搬送方向の供給の運転モードにおいて同じ鉛直線上に実質的にある。
好ましくは、折り畳みヘッドは、主コンベアベルトの循環部の外側において、第1の遊びドラムと第2の遊びドラムとの間で、主コンベアベルトの循環部に沿って配置される遊びローラを備えている。
好ましくは、遊びローラは、折り畳みヘッドの移動可能フレームに固定される。
好ましくは、遠心コンベアは、破砕機などの処理設備で処理される原料を受け入れるために配置される。
好ましくは、遠心コンベアと第1のコンベアとが原料搬送連結へと連結されるとき、遠心コンベアは、遠心コンベアによって搬送される原料を上方の第1のコンベアへと持ち上げるように配置される。
好ましくは、遠心コンベアの排出端が、第1のコンベアの開始端の上方に設置される。
好ましくは、主コンベアベルトの原料排出領域が、第1のコンベアによって含まれる第1のコンベアベルトの原料受入領域と平行である。
好ましくは、折り畳みヘッドの移動可能フレームは、主コンベアベルトのための側部カバーを形成する。
好ましくは、折り畳みヘッドは、移動可能フレームと共に保護筐体を形成する端カバーを備えている。
好ましくは、遠心コンベアと第1のコンベアとは、処理設備において同じ長手方向線に配置される。
好ましくは、処理設備は、第1のコンベアによって破砕機の上方で供給可能である第2のコンベアを備えている。
好ましくは、第2のコンベアは、四節リンク機構の移動によって破砕機の長手方向に移動するように配置される。
好ましくは、第2のコンベアが、第1のコンベアの供給連結から離れる篩の長手方向に移動されるとき、処理設備は第1のコンベアによって破砕機に供給するように構成される。
好ましくは、破砕機は、開放する回動可能な側部を備えている破砕機の供給ホッパを備え、第1のコンベアの排出端が、開放する回動可能な側部を介して供給ホッパの両側部の間にある搬送位置に配置される。
好ましくは、処理設備は、移動可能な篩分け及び破砕の設備である。
本発明の第2の態様によれば、フレームと、破砕機と、遠心コンベアと、第1のコンベアとを備えている鉱物原料処理設備を運転するための方法であって、遠心コンベアが、第1の遊びドラムと、第2の遊びドラムと、第1の遊びドラム及び第2の遊びドラム、回動軸、ならびに、回動軸の周りに回動可能である折り畳みヘッドを取り囲む主コンベアベルトとを備え、折り畳みヘッドが、遠心コンベアを第1のコンベアと原料搬送連結で連結させるために、及び、前記原料搬送連結をさせないために、第2の遊びドラムが軸受取り付けされる移動可能フレームを備え、回動軸の回動位置が主コンベアベルトの周辺の内部の領域に配置され、折り畳みヘッドが、移動可能フレームに固定されると共に、主コンベアベルトの循環部の外側において、第1の遊びドラムと第2の遊びドラムとの間で、主コンベアベルトの循環部に沿って配置される遊びローラを備え、方法が、回動軸の周りに折り畳みヘッドを回動することと、遊びローラによって、第1の遊びドラムと第2の遊びドラムとの間で主コンベアベルトの循環部の張力及び走行経路を維持することとを備えている、鉱物原料処理設備を運転するための方法が提供される。
好ましくは、第1の遊びドラムを移動することで、主コンベアベルトの張力を変更する。
好ましくは、破砕機は、以下のもの、すなわち、ジョークラッシャ、水平シャフトインパクタ、鉛直シャフトインパクタ、旋動式破砕機、コーン破砕機のうちのいずれかである。
好ましくは、鉱物原料処理設備は、移動可能な篩分け及び破砕の設備などの移動可能な処理設備である。
破砕機の下方から到達する原料は、遠心コンベアによって第1のコンベアの開始端へと供給され得る。好ましくは、第1のコンベアには、破砕機及び/又は篩に加えて、設備の閉じたループ処理の外部から到達する原料が供給され得る供給ホッパが備え付けられる。
設備は、いずれの側から、又は、供給端の方向から直接的に、より自由に供給され得る。供給ホッパは、設備の中心線に備え付けられるとき、供給方向が設備の中心線の一方の側だけに限定されないため、外部からの設備の供給をより容易にする。
設備に供給するコンベアは、同じ線上に備え付けられてよく、そうでなければ、互いの上に備え付けられ、処理の観点による別の振動シュートは不要である。
ある場合には、搬送位置で破砕機の別々の側部で移動可能な第1のコンベア及び第2のコンベアが、設備の中心線におけるコンベアの備え付けを可能にし、これにより、いくつかの利点がもたらされる。コンベアの側方方向での移動が必ずしも必要とはされず、ここにおいて、設備は簡素化でき、コストが低減され得る。
篩の上方に配置されるコンベアは、搬送高さに到達するために、必ずしも取り外される必要はないが、このコンベアは、取り外すことなく、最上位のスクリーンデッキに向かって移動できる。ある場合には、コンベアは、側部の最も上の高さの下方で、篩の側方に配置される側部同士の間に設置され得る。
好ましくは、篩の上方において、長手方向及び中央で/篩備え付け可能コンベアに対する中心線で、原料を篩に排出するための別体の摩耗する排出ホッパを必要とせず、排出位置が、篩の中心線における望ましい位置に定まる。
好ましくは、処理に供給するために運転される第1のコンベアは、回動軸を備えてもよく、この回動軸を用いることで、搬送位置(搬送高さ)にあるコンベアの端の回動が、所定位置から移動することなく、又は、コンベア全体を取り外すことなく、可能とされる。回動軸を利用するため、コンベアの端は上方へと回動でき、これは、例えば、摩耗部品を交換するときに持ち上げ装置を用いることに対して、破砕機の周囲及び上方により良いメンテナンススペースを許容する。
破砕機は、第1のコンベアによって、又は、設備に依存して、例えば篩にさらに供給する例えば第2のコンベアによって、直接的に供給できる。
コンベアを移動させるように意図された高価で不便な機構は、構造から除かれたままとされている。いずれにせよ、破砕機の上方の保守スペースを損なわずに済む。
同じ第1のコンベアは、篩のある設備及び篩のない設備の両方で使用できる。
機械の搬送長さ及び/又は搬送高さは、第1のコンベア及び/又は第2のコンベアが所定位置から取り外される必要のない場合、低くされ得る。
破砕機/篩に供給するコンベアの幅は、コンベアが遠心コンベア上にあり、遠心コンベアの傍らにないため、設備の幅に直接的には影響を与えない。そのため、より幅広である高い位置の供給コンベアを使用でき、しかしながら、より小さい搬送幅が実行され得る。破砕機の下から延びる主コンベアは、供給ホッパの大きさを制限しない。
破砕機/篩に供給する第1のコンベアの線は、原料が遠心コンベアの端部分において長い鉛直距離で上昇するため、より短い距離でより高くなる。従って、提示されている解決策は、以前に知られているものより、実質的により短い処理設備を可能にする。
遠心コンベアの折り畳みヘッドは、非常にコンパクトで容易に保守可能に形成できる。いくつかの転向ローラから形成される転向ローラのセット、又は、単一の転向ローラは交換でき、メンテナンス作業は、折り畳みヘッドと、転向ローラのセットの前方の外側にある下方コンベアベルトとを回動することで、容易にされ得る。転向ローラのセットの固定システムは、下方コンベアによる異なる上昇、とりわけ、一定の半径、又は、上向き方向において半径が小さくなることを可能にし、ここにおいて、遠心力が経路での進行と共に増大し、原料は、より遅いコンベア速度でも上昇され得る、又は、短いコンベアで高く上昇され得る。コンベアベルトの周辺の内部にある領域における折り畳みヘッドの回動軸の配置は、非常に小さい長手方向のディメンション及び体積内で、折り畳みヘッドの回動を可能にする。
本発明の異なる実施形態が、本発明の一部の態様との関連のみにおいて、図示される、又は、図示されている。当業者は、本発明の態様のいずれかの実施形態が、本発明の同じ態様、及び、他の態様のみに適用できる、又は、同様に他の実施形態との組合せで適用できることを理解する。
本発明は、例を用いて、添付の図面を参照して説明されることになる。
図1は、篩分け及び破砕の位置にある本発明の第1の好ましい実施形態による鉱物原料処理設備を示している。 図2は、搬送位置にある図1の処理設備を示している。 図3は、開位置に回動されている、処理設備の遠心コンベアに形成された折り畳みヘッドの図。 図4は、閉位置に回動されている図3の折り畳みヘッドを示している。 図5は、図3の折り畳みヘッドの移動状態を示している。 図6は、保守位置にある図3の折り畳みヘッドを示している。 図7は、コンベアの異なる位置での図1の処理設備を示している。 図8は、コンベアの異なる位置での図1の処理設備を示している。 図9は、コンベアの異なる位置での図1の処理設備を示している。 図10は、コンベアの異なる位置での図1の処理設備を示している。 図11は、コンベアの異なる位置での図1の処理設備を示している。 図12は、先行技術の遠心コンベアを示している。
以下の記載では、同様の符号は同様の部材を表している。示されている図面が完全に縮尺通りではないこと、及び、図面が、本発明の一部の例示の実施形態を示す目的を主に供することは、理解されるべきである。
図1及び図2に示されている鉱物原料処理設備100は、フレーム1と、このフレームに固定された破砕機10と、モータモジュール50と、主コンベアとしての遠心コンベア60と、さらに第1のコンベア30とを備えている。さらに、設備は、四節リンク装置を形成している、支持アームによって夫々フレームに装着されている第2のコンベア40と、篩20と、及び排出コンベア61とを備えている。前記フレーム1は、この実施形態では、処理設備を移動させるための軌道ベースをさらに備えている。前記破砕機、篩、又は又は、これら両方は、処理装置として、処理設備100で同時に運転され得る。
前記遠心コンベアは、処理された原料を破砕機10又は篩20から受けとる。原料は、他のコンベアなどの、設備のほぼ中心線に好ましくは配置されている第1のコンベア30の上へと、遠心コンベアによって上昇される。
第1のコンベア30及び第2のコンベア40は、搬送連結で連結可能であって2つの部品に分離可能である1つのコンベアを形成している。破砕機が処理装置として運転され、又、篩が運転されないのが望まれるとき、前記第2のコンベアは、第1のコンベアの搬送連結から離され、第1のコンベアが破砕機10に供給する。破砕機と篩とが処理装置として運転されるのが望まれるとき、第1のコンベアの排出位置32’は、第2のコンベアの開始端の上方(好ましくは破砕機の上方)にあり、第2のコンベアは篩へと排出し、篩の残余物は破砕機へと供給される。これらコンベア30、40の連結された搬送運転における後半のコンベアである第2のコンベア40の排出位置は、好ましくは、篩の幅方向で見たときの篩の中心線に配置されている。篩が処理装置として運転され、又、破砕機が運転されないのが望まれるとき、第2のコンベアは第1のコンベアとの搬送連結にあり、篩の残余物は破砕機へと案内されない。
前記第2のコンベア40は、篩20と共に移動されるように、好ましくは、篩20が取り付けられているサブフレーム27に配置されている。従って、第2のコンベアは、篩と共に破砕機の前側における搬送位置へと、即ち、以下においてより詳細に説明される第1のコンベアの搬送位置に対する反対側へと移動する。篩組立体が、四節リンク装置を形成している支持アームによって設備100のフレームに支持されており、篩がフレームに向かって搬送位置へと移動されているとき、篩と、篩と共に移動する第2のコンベアとは、前方及び下方に移動する。
本記載において、用語「前方方向」、「前側」、「設備の前端」、及び対応する言葉は、第1及び第2のコンベアにおける原料搬送方向と同じ方向を指している。
前記第1のコンベア30及び第2のコンベア40は、図1における破砕及び篩分けの間の運転位置にある。第1のコンベア30は、第2のコンベア40を介して篩20に供給し、篩の残余物は、最上位のスクリーンデッキから破砕機10の供給ホッパ12へと移動する。篩を通って落下した原料は、篩の下方にある排出コンベア61に少なくともよって、設備100の外部に移動する。スクリーンデッキ22、23(図6)などのおそらく下方の残余物は、排出コンベアによって設備の外部へと移動され得る。破砕可能な原料が、外部から設備100に、第1のコンベア30の供給ホッパ34の中へと、破砕機の供給ホッパ12へと直接的に、又は、破砕機10と供給ホッパ34の両方へと持たらされる。図1において、破砕された原料は、破砕機10から、原料を第1のコンベア30へと移動させる主コンベア60へと移動する。
互いに独立して移動可能である第1のコンベア30及び第2のコンベア40は、篩のための機能的に連続して連結した供給コンベアを形成し、この供給コンベアは、好ましくは、設備の幅方向で見たときに設備100の中間にあるモータモジュール及び篩の上を通過している。コンベア30、40は、破砕機によって形成されている設備の最も高い位置(例えば、破砕機の供給ホッパ12)の別々の側部で主に移動され、即ち、破砕機の後側に第1のコンベアがあり、破砕機の前側に第2のコンベアがある。
破砕運転だけの場合、篩は、第2のコンベア40を第1のコンベア30の供給連結から離すように移動することで、通過させることができる。従って、第1のコンベアは、破砕機10に直接的に供給できる。代替又は追加で、破砕される原料は、設備100の外部から破砕機の供給ホッパ12へと直接的に供給される。
破砕及び/又は篩分けされた原料は、遠心コンベア60によって、第1のコンベア30へと、又は、遠心コンベア60と第1のコンベア30との間の供給連結を遮断することで設備の外部へと、移動され得る。これは、例えば、破砕された原料を、第1のコンベア30の代わりに設備100の外部へと直接的に排出するために、遠心コンベアを制御することで実施でき、これは、図3に示されている、遠心コンベア60の折り畳みヘッド60’の開回動位置で示されている。
一部の好ましい実施形態によれば、第1のコンベア30は、搬送位置及び運転位置へと、及び、一部場合には保守位置へも、回動軸33のおかげで回動する。従って、第1のコンベアは、第1の原料搬送部31と、第2の原料搬送部32と、第2の原料搬送部が第1の原料搬送部に対して回動可能に装着される回動軸33とを備えている。
好ましくは、第1のコンベア30の開始端、即ち、第1の原料搬送部31は設備に固定的に備え付けられ、第1のコンベアの端、即ち、第2の原料搬送部32は、水平位置においてモータモジュール50の上方で搬送位置に回動し、そのため、搬送高さに一致する(図2及び図9)。
好ましい実施形態によれば、第1のコンベア30は、第1の原料搬送部31及び第2の原料搬送部32の全体に渡って連続した搬送面を形成するベルトのような無端搬送部材を備えている。好ましくは、第2のコンベア40は、ベルトのような無端搬送部材を備えている。
別の好ましい実施形態によれば、第1のコンベア30は、第1のコンベアの全体に渡って連続している搬送面を形成している、第1の原料搬送部31における第1のベルトのような第1の無端搬送部材と、第2の原料搬送部32における第2のベルトなどの第2の無端搬送部材とを備えている。
好ましくは、前記破砕機10の最も高い位置は、設備の運転の間に破砕機に固定又は一体化されている供給ホッパ12によって定められ、この供給ホッパは、第1のコンベア30の第2の原料搬送部32に開放された回動可能な側部11を備えている。
幾つかの好ましい実施形態によれば、第1のコンベア30は、第1の原料搬送部31及び第2の原料搬送部32の上方に形成され、回動軸33において折り畳み可能で、好ましくは第1のコンベアの搬送面の上方に均一な粉塵の遮蔽を形成する粉塵カバー(図示せず)を備えている。幾つか幾つかの実施形態では、第1の原料搬送部31に供給ホッパはない。幾つかの実施形態では、第1の原料搬送部31における粉塵カバーは、原料搬送方向において供給ホッパの後から始まるように配置される。一部の好ましい実施形態によれば、第2のコンベア40は、第2のコンベアの搬送面の上方に実質的に均一な粉塵の遮蔽を形成する粉塵カバー(図示せず)を備えている。
図に示されている第2のコンベア40は、篩20のサブフレーム27に装着され、篩と共に、搬送位置への経路の少なくとも一部で移動する。篩20は、好ましくは柔軟性を有するようにしてサブフレーム27に固定されている。篩及びサブフレームによって形成された篩組立体20、27は、フレーム1及びサブフレーム27と共に第1の四節リンク装置を形成する第1の支持アーム25及び第2の支持アーム26によって、設備のフレーム1に支持されている。
篩が搬送位置へと移動されるとき、篩は、前方及び下方の両方に移動する。さらに、水平に対する篩の傾斜は、四節リンク装置が所望の方法でディメンション決めされるとき、必要に応じて変更できる。第1の四節リンク装置は、好ましくは、図の例では支持アーム25とフレーム1との間で作用する油圧シリンダ28によって移動される。篩が搬送位置へと移動されたとき、破砕機の上方側が自由なままとされるため、摩耗部品の交換のための保守スペースが作り出される。さらに、破砕機と篩との間にスペースが作り出されるため、篩の網を交換するためのスペースが作り出される。
好ましくは、第1の四節リンク装置25、26、27、1は、運転の時間の間、上方位置にロックされる。ロック具29が篩分けの間に負荷を受け入れ、設備の運転を安全にしている。好ましくは、このロックは、長さが調節可能であるターンバックルなど、リアクションバー29によって実施される。第1の四節リンク装置の上方位置では、ターンバックル29が、支持アーム25とフレーム1との間に備え付けられ、例えば所望のプリテンションへと、適切な長さを有するように調節される。ターンバックルの固定の例は、ターンバックルの端において、支持アーム25及びフレーム1における固定穴へのピンによるループの固定である。シリンダ28は、例えば、篩組立体における原料の不均一な分布のために起こる運転と、篩の振動する篩分け動作との間、負荷に対して固定されることで保護され得る。好ましくは、ターンバックルの上方端は、支持アーム25に回動可能に固定され、下方端は、フレーム1に固定される固定ブラケットに固定した状態で設置される。搬送位置へと移動するとき、ターンバックルの下方端は、フレームの上方面で、フレームの上方面と実質的に平行である搬送位置へと滑るように配置されている。
第2のコンベア40は、篩20の上方に備え付けられている。第2のコンベアは、篩に対して所定位置に固定的に備え付けられるが、好ましくは、篩の上方の第2のコンベアの支持は、搬送高さを低くするのを容易にするために、及び、篩の移動距離に加えて、設備100の長手方向に第2のコンベアを移動するために、移動可能である。長手方向及び高さ方向に第2のコンベアが移動できることで、例えばメンテナンス及び持ち上げといったために破砕機の周りに、及び、篩の網を交換するために篩に、追加のスペースを提供している。
好ましくは、移動可能で回動される第3の支持アーム41と第4の支持アーム42とが、第2のコンベアを支持している。回動される支持アーム41、42は、好ましくは、第2のコンベア及び篩の側部に対で配置され、サブフレーム27及び第2のコンベア40と共に第2の四節リンク機構を形成している。第2の四節リンク装置は、支持アーム41とサブフレーム27との間で図の例では作用する油圧シリンダ対43などの1つの制御可能な動作アクチュエータによって動作でき、多くのシリンダを備えた複雑なコンベア動作機構は回避され得る。第2のコンベアは、これら支持アーム41、42によって、篩にできるだけ近い搬送位置に低下でき、そのため搬送高さを最低限にする。
好ましくは、第2の四節リンク機構は、支持アーム41、42及びサブフレーム27に形成されている穴にピンが備え付け可能であるピン−穴の組合せをロック具として備えている。図1及び図2の例では、油圧シリンダ43が第3の支持アーム41を移動させ、ピン−穴のロック具が、第4の支持アーム42に配置されている。
排出コンベア61は、好ましくは、支持アーム25の固定位置に近い篩20の下方において、排出コンベアの第1の端62でサブフレーム27に固定されている。排出コンベア61は、好ましくは篩の中心領域に形成されるコンベアの回動軸63の所での篩20の下方において(長手方向における篩の中心領域において)、第2の位置でもサブフレーム27に装着されている。排出コンベア61の排出端64は、コンベアの回動軸によって、サブフレーム27に対して調節可能な距離である。排出端64は、排出端のサブフレームからの最大距離を定めると共に、サブフレーム及び篩に向かう排出端の移動をさらに許容する支持体65によって、運転位置でサブフレーム27(サブフレームの延長部)に支持される。好ましくは、この支持体は、チェーン65である。搬送位置では、排出端64は、フレームの支持アーム26に、好ましくは、平行な支持アーム26同士の間の支持構造26’に、対応している。篩組立体がリンクアーム機構により下方へと下げられるとき、排出コンベアの排出端64は、支持構造26’に依存し、排出端64は篩に向かってより近くに移動する。排出コンベア61と篩20との間の隙間は、篩が上昇されるときに若干開く。
図2では、処理設備100の第1のコンベア30は、搬送位置において、主に破砕機の第1の側部へと、第2の位置に(下方に)回動されている。第2のコンベア40は、図1の位置から、好ましくは篩の両側に配置された側部同士の間において、主に破砕機の第2の側へと、篩の最上位のスクリーンデッキに向かってより近くに、さらに下方へと下げられ、ここにおいて、第2のコンベア40は搬送位置にもある。第1のコンベア30の第2の原料搬送部32の排出端32’は、好ましくは破砕機上で、供給ホッパの両側の間において、破砕機の供給ホッパ12の開放された回動可能な側部11によって形成された開口を通じて、主に破砕機10の後側へと下げられている。従って、第1のコンベア30及び第2のコンベア40の最も高い位置は、処理装置の最も高い位置によって定められる高さを実質的に越えないような高さにある。図2の場合では、設備100の最も高い位置、即ち、搬送高さは、破砕機の供給ホッパの側部によって定められている。
図3〜図6及び図11は、この設備100で適用される遠心コンベア60と、反対の搬送方向に搬送すると共に遠心コンベアの上方に配置されている第1のコンベア30とを示している。搬送される原料の走行方向は、コンベアベルトの上方に描かれている一様な矢印で示されている。
第1のコンベアは、遊びドラム37の周りを走行するように配置されている第1のコンベアベルト36を備え、第1のコンベアベルト36は、その内側の内側ローラ38と外側の外側ローラ39とによって支持されている。
好ましくは追加的に、供給ホッパ34が、例えば、第1のコンベアの両側31’の間においてコンベア81によって供給される原料流れといった、外部から供給された原料流れ80を案内するために、第1のコンベア30に配置されている。
前記遠心コンベア60は、第1の遊びドラム73及び第2の遊びドラム67の周りを走行するように配置されている主コンベアベルト66を備え、主コンベアベルト66は、その内側の内側ローラ68と外側の外側ローラ69とによって支持されている。さらに、遠心コンベア60は、折り畳みヘッド60’の移動可能なフレーム71に装着されている遊びローラ74を備えており、その遊びローラによって、主コンベアベルト66の張力及び走行経路が、折り畳みヘッド60’の異なる位置で維持される。遊びローラ74は、主コンベアベルト66の循環部の外側において、第1の遊びドラム73と第2の遊びドラム67との間で、主コンベアベルト66の循環に沿って配置されている。遊びローラは、折り畳みヘッド60’の開いた回動位置であっても、主コンベアベルトを第1の遊びドラム73と接触したまま維持し、ここにおいて、主コンベアベルトの垂れ下りを防止するために、及び、主コンベアベルトを端カバー75、76から離して維持するために、主コンベアベルトの張力を大きくすることは必要ではない。遊びローラ74によって、主コンベアベルトが内側から、とりわけ粉塵カバーとして作用する端カバー75、76へと当たることが、防止され得る。
好ましくは、第1の遊びドラム73は、処理設備のフレーム1に支持されている主コンベア60のフレーム79に軸受により取り付けられている。好ましくは、第1の遊びドラム73は、回動アーム(図では示されていない)によって回動シャフト73’に軸受により取り付けられ、これは、例えば、主コンベアベルト66の引っ張りの後、又は、折り畳みヘッドが異なる運転状態の間で移動されるとき、主コンベアベルト66の張力調節のために第2の遊びドラムを用いることを可能にする。
図11は、一実施形態と関連する第1の遊びドラム73の状況をより詳細に示している。この第1の遊びドラムは、調節機構73”によって回動シャフト73’の周りの所望の位置へと押されることができる。内側遊びローラ68’は、好ましくは、外側縁の直径が内側縁の直径より大きい円錐形である。代わって、遊びローラ68’は、円筒形であり、主コンベアベルト66が滑走台のように定まるように、傾斜した位置で備え付けられている。主コンベアベルト66は、第2の遊びドラム67と内側支持ローラ68との間の支持されていない距離が長くなり過ぎないように、遊びローラ68’によって支持され得る。アクチュエータ60”が、折り畳みヘッド60’を回動シャフト70の周りで移動させるために、遠心コンベアのフレーム79と折り畳みヘッド60’の移動可能なフレーム71との間に配置されている。
主コンベアベルト66は、転向するように両側で支持され、第1のコンベア30の遊びドラム37の周りで、連続した転向ローラ72によって支持されている。好ましくは、いくつかの転向ローラ72が、1つの転向ローラセット78を形成している。
図3〜図6では、前記転向ローラセット78の前に配置されている上方の第1のコンベア30の遊びドラム37と、転向ローラセットの上方に配置されている下方の遠心コンベア60の第2の遊びドラム67とが、好ましくは実質的に同じ鉛直線上にあり、ここにおいて、設備の長手方向におけるスペースの配分が小さくでき、供給ホッパ34は、コンベアの折り畳み位置のできるだけ近くで第1のコンベア30に配置され得る。従って、遠心コンベア60の第2の遊びドラム67の上方に掻き取り器77を配置し、カバー板35を、例えば供給ホッパに、掻き取り器の上方で固定することで、掻き取り器77によって主コンベアベルト66から開放された原料の飛散が、防止され得る、又は、少なくとも低減され得る。
好ましくは、前記転向ローラセット78は、遠心コンベア60のフレーム79に適合するために、標準化された装着方法でディメンション決めされている。転向ローラセット78は、例えば、製造、備え付け、及び取り外しとの関連において、転向ローラの取り扱いをより容易にしている。これは、設備の停止時間を短くする。例えば3つ又は4つの転向ローラのような、いくつかの転向ローラによって形成された転向ローラセット78は、メンテナンスとの関連において遠心コンベア60から取り外しでき、ローラを交換するための保守位置へと全体的に移動され得る。転向ローラセットは、図6に示されるような1つの組立体として、ベルト66の一方の側にすべての転向ローラ72を備えてもよい。転向ローラセットは、遠心コンベアのフレーム79への同じ固定ディメンションを有する、対応する転向ローラセット、又は、あらかじめ組み立てられた異なる転向ローラセットで、交換され得る。転向ローラセットの転向ローラ72は、好ましくは、端において2つの板78’へと固定され、それら板の内側は、遠心コンベアで搬送される原料と接触し、転向ローラとベルトとの間への原料の進入を防止する。外側の板は、遠心コンベアのフレーム79に固定され、コンベアの外部から到達する粉塵/石の転向ローラとコンベアベルト66との間への進入を防止する。
転向ローラのセット78の固定システムは、下方コンベアの異なる上昇を可能にする。一定の半径が図では示されている。代わって、これらの半径は、上向きの走行に沿って小さくなり、ここにおいて、遠心力が走行に沿って増加し、原料はより遅いコンベア速度でも上昇され得る。
第2の遊びドラム67は、遠心コンベア60のフレームに形成されている回動軸70を中心として回動するように、軸受により取り付けされている。折り畳みヘッド60’は、回動軸の回動位置が主コンベアベルト66の周辺の内側の領域の両方の運転状態に位置されるように、2つの運転状態の間で回動する。図12に示される公知の解決策では、回動軸215は、コンベア210、211のかなり下方にある。先行技術に対する有利な点は、回動がより小さい体積(volume)で起こることである。
好ましくは、折り畳みヘッド60’の回動軸70は、第2の遊びドラム67と第1の遊びドラム73との間の領域に配置されている。第2の遊びドラム67及び遊びローラ74は、回動軸70の周りで回動するように軸受により取り付けされている折り畳みヘッド60’の移動可能なフレーム71に軸受により取り付けされている。
折り畳みヘッド60’の領域の中心に回動軸70を配置することは、とりわけ、折り畳みヘッド60’の移動可能部品の遮蔽及び粉塵遮蔽が、構造的にコンパクトに形成でき、これが装置を短くするという利点によって支持される。作業におけるさらなる安全性が、支持アームなど、遮蔽を通じた移動可能部品が構造に形成される必要がないため、高められる。遮蔽は、漏れのないように作られ得る。操作者が回動機構の開放スロート部に陥る危険性は、低減又は回避される。遮蔽は、粉塵、石、手、足など、望ましくない粒子がコンベアベルトとローラとの間に入るのを防止する。
折り畳みヘッドのフレーム71は、転向ローラ72及びコンベアベルト66などの移動可能部品を側部において包囲する側部カバーを形成している。端カバーもフレーム71に取り付けられており、第1のカバー75と第2のカバー76とを備えている。好ましくは、第1のカバー75及び第2のカバー76は、例えば回動軸75’によって、互いと連結されており(図5)、ここにおいて、端カバー75、76は、折り畳みヘッドの異なる回動位置において、折り畳みヘッド60’の側部カバー71同士の間に単一のカバーを形成している。折り畳みヘッドのフレーム71及び端カバー75、76、75’は、保護筐体を形成している。保護筐体は、とりわけ、粉塵及び石などの外来物が保護筐体の内部に進入するのを防止する。
図3は、原料が堆積所82へと排出される開いた回動位置における処理設備100の遠心コンベア60に形成されている折り畳みヘッド60’を示している。転向ローラ72が露呈されており、遊びローラ74はベルト66の張力を維持している。下方カバー76は、折り畳みヘッド60’の回動の間、第1の遊びドラム73を遮蔽し続ける。原料80は、選択的な供給ホッパ34を介して設備へと供給され得る。
図4の遠心搬送位置では、折り畳みヘッド60’は、主コンベア60と第1のコンベア30とが搬送連結している閉位置へと移動されている。閉位置では、折り畳みヘッド60’のカバー75、76は、移動部材によって形成されるスロート部を有さない連結された保護筐体を形成する。原料80は、選択的な供給ホッパ34へと供給され得る。
原料は、実質的にコンベアベルトの方向において遠心コンベアから第1のコンベアベルトへと出て行くように、遠心コンベア60によって第1のコンベア30の上へと上昇され得る。従って、石は、第1のコンベアのコンベアベルト36に向かって、次に、供給ホッパ34の後壁34’に向かって、放り投げられない。好ましくは、主コンベアベルト66の原料排出領域は、遠心コンベアの上昇位置にある第1のコンベアベルト36の原料受入領域と平行である。
図5では、折り畳みヘッド60’の移動範囲の下方区域において設備の外部に供給することが可能である。転向ローラセット78は、主コンベアベルトが後方へ回動されるとき、保守ために露出される。引っ張りローラ74は、主コンベアベルト66を引っ張ったまま維持する。
コンベアからのあらゆる落下粒子から遊びローラの表面をきれいに保つ掻き取り器が、遊びローラ74(遊びドラム67の掻き取り器77など)との関連において配置でき、遊びローラとコンベアベルトとの間への落下粒子の進入を防止する。掻き取り器は、例えば、回動軸70又は73’の間に取り付けできる。
図6は、保守位置にある折り畳みヘッド60’を示している。遠心コンベアは、容易に保守可能に形成されている。転向ローラ72の取り扱いと関連して第1のコンベアを取り外すことは必要ではないが、単一の転向ローラ72であっても、必要により、取り外し及び取り付けができる。遠心コンベア及び転向ローラの状態は、折り畳みヘッド60’を保守位置へと開けるように回動することで、点検するのが容易である。
図7〜図10の処理設備100では、篩20は、第1のスクリーンデッキ21と、第2のスクリーンデッキ22及び第3のスクリーンデッキ23など、所望の数の下方スクリーンデッキとを備えている複数層又は複数デッキの篩として示されている。篩は、篩及びフレームと共に四節リンク装置を形成している回動可能な支持アーム25、26によって、フレームに支持されている。遠心コンベア60は閉位置に回動されている。
図7では、第1のコンベア30及び第2のコンベア40は、篩分け及び破砕の間、図1と同じ運転位置にある。最上位のスクリーンデッキ21の残余物は、篩から破砕機へと案内される。篩20は、篩及び第2のコンベア40を運転位置へと移動するために、及び、運転位置から離すように移動するように、支持アーム25、26を備えている。
図8では、処理設備100の第1のコンベア30は、破砕機10に直接的に供給する運転位置にある。篩20は、図8の位置における破砕の間、運転されない。篩20及び第2のコンベア40は、支持アーム25、26によって運転位置から離すように移動され、設備100の長手方向に回動可能である支持アームによって支持され、設備のフレーム1へとより近くに下げられる。第2のコンベア40は、篩を支持するリンク機構25、26の移動によって、第1のコンベア30の供給連結から離すように移動される。好ましくは、第2のコンベア40の開始端は、設備の長手方向で見たとき、第1のコンベアより破砕機の他方側へと移動され、ここにおいて、篩は、コンベア40が篩20に対してなおも運転位置にある間に、又は、支持アーム41、42によって支持される運転位置よりもさらに高く移動されている間に、保守できる。
図9では、処理設備100の第1のコンベア30は、第2の位置へと回動された搬送位置(好ましくは、水平位置)にある。また、第2のコンベア40は搬送位置(好ましくは、水平位置)にある。第2の原料搬送部32の排出端は、好ましくは破砕機上で、供給ホッパの両側の間において、破砕機の供給ホッパの開放する回動可能な側部11によって形成された開口を通じて、下げられる。従って、第1のコンベア30及び第2のコンベア40の最も高い位置は、処理装置の最も高い位置によって定められる高さを実質的に越えない高さにある。
図10では、第2の原料搬送部32の排出端は、例えば保守のために、図8の位置から、第1の位置に対して反対の回動方向(好ましくは、鉛直上向き)に回動されている。この第3の位置では、第2の原料搬送部の排出端の突出が、上方から見たとき、破砕機10及びモータモジュール50の持ち上げ中心を自由にしたままにするように配置される。持ち上げロープなどの持ち上げ装置90と把持部材とは、モータモジュール50の持ち上げの間、第2の原料搬送部32に当たらない。第3の位置は、例えば保守との関連において、第1のコンベア30を所定位置から除去すること、又は、第1のコンベア30を取り外すことを必要とせずに、破砕機、破砕機の摩耗部品、又はモータモジュールの持ち上げを可能にする。好ましくは、第3の位置では、上方から見たときの排出端の突出が、処理装置又はモータモジュールの突出と一致しない、又は、処理装置/モータモジュールの突出を自由にしたままにするように配置される。好ましくは、処理装置、モータモジュール、又はそれらの部品が中心又は重心から持ち上げられるとき、持ち上げスペースが、少なくとも処理装置の重心において、持ち上げワイヤのために自由にされている。また、第2のコンベア40は、破砕機10から離れて篩上に移動されており(図9においてなど)、保守及び持ち上げを可能にしている。
先に提示されている処理設備は、軌道ベースの代わりに、全部又は一部で、車輪に基づかれてもよく、又は、脚で移動可能であってもよい。代わって、処理設備は、例えば、トラック又は別の外部動力源によって、移動可能/牽引可能であってもよい。先の提示に加えて、処理設備は、固定式の処理設備であってもよい。
前述の記載は、本発明の幾つかの実施形態の非限定的な例を提供している。本発明が、提示されている詳細に制限されないことと、しかし本発明が他の同等の手段で実施され得ることとは、当業者には明らかである。
先に開示されている実施形態の特徴の一部は、他の特徴を用いずに利益を得るために使用されてもよい。そのため、前述の記載は、本発明の限定としてではなく、本発明の原理の単なる例示として考慮されるものである。従って、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって限定されるだけである。

以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] フレーム(1)と、
破砕機(10)と、
遠心コンベア(60)と、
第1のコンベア(30)と
を備え、
前記遠心コンベアは、第1の遊びドラム(73)と、第2の遊びドラム(67)と、前記第1の遊びドラム及び前記第2の遊びドラム、回動軸(70)、ならびに、前記回動軸の周りに回動可能である折り畳みヘッド(60’)を取り囲む主コンベアベルト(66)とを有し、
前記折り畳みヘッド(60’)は、前記遠心コンベアを前記第1のコンベアと原料搬送連結で連結させるために、及び、前記原料搬送連結をさせないために、前記第2の遊びドラム(67)は、軸受により取り付けされる移動可能なフレーム(71)を備えた鉱物原料処理設備(100)において、
前記回動軸(70)の回動位置が前記主コンベアベルト(66)の周辺の内部の領域に配置されていることを特徴とする処理設備。
[2] 前記第1のコンベア(30)は、前記処理設備の外部から原料を受け入れる供給ホッパ(34)を備えていることを特徴とする、[1]に記載の処理設備。
[3] カバー板(35)が、前記供給ホッパ(34)の後側に固定され、後方へと向けられていることを特徴とする、[2]に記載の処理設備。
[4] 掻き取り器(77)が、前記第2の遊びドラム(67)の所で前記主コンベアベルト(66)を掻き取るために配置されることを特徴とする、[1]に記載の処理設備。
[5] 前記遠心コンベアは、前記遠心コンベアの反対の搬送方向の供給の運転モードで前記主コンベアベルト(66)を支持するために、前記遠心コンベアのフレームにおいて上向きの湾曲形態で連続的に配置されている連続した複数の転向ローラ(72)を備えていることを特徴とする、[1]に記載の処理設備。
[6] 前記複数の転向ローラ(72)は、前記主コンベアベルト(66)の搬送面の側において前記主コンベアベルトの両側に配置されていることを特徴とする、[5]に記載の処理設備。
[7] 前記連続した複数の転向ローラ(72)によって形成されている前記湾曲形態の曲率半径が、一定である、又は、前記遠心コンベアの前記搬送方向において小さくなることを特徴とする、[5]に記載の処理設備。
[8] 前記複数の転向ローラ(72)は、前記遠心コンベアの前記フレーム(79)との標準化された固定ディメンションを好ましくは有している転向ローラセット(78)へと組み立てられることを特徴とする、[5]乃至[7]のいずれか1項に記載の処理設備。
[9] 前記第1のコンベア(30)の遊びドラム(37)と前記遠心コンベア(60)の前記第2の遊びドラム(67)とは、好ましくは、前記遠心コンベアの反対の搬送方向の供給の運転モードにおいて同じ鉛直線上に実質的にあることを特徴とする、[1]に記載の処理設備。
[10] 前記折り畳みヘッド(60’)は、前記主コンベアベルトの循環部の外側において、前記第1の遊びドラム(73)と前記第2の遊びドラム(67)との間で、前記主コンベアベルト(66)の循環方向に沿って配置されている遊びローラ(74)を備えていることを特徴とする、[1]に記載の処理設備。
[11] 前記遊びローラ(74)は、前記折り畳みヘッド(60’)の前記移動可能なフレーム(71)に装着されることを特徴とする、[10]に記載の処理設備。
[12] 前記遠心コンベアは、破砕機のような前記処理設備で処理される原料を受け入れるように配置されることを特徴とする、[1]に記載の処理設備。
[13] 前記遠心コンベアと前記第1のコンベア(30)とが前記原料搬送連結へと連結されるとき、前記遠心コンベア(60)は、遠心コンベアによって搬送された前記原料を前記上方の第1のコンベアの上へと持ち上げるように配置されていることを特徴とする、[1]に記載の処理設備。
[14] 前記遠心コンベアの排出端が、前記第1のコンベアの開始端の上方に設置されていることを特徴とする、[1]に記載の処理設備。
[15] 前記主コンベアベルト(66)の原料排出領域が、前記第1のコンベアの第1のコンベアベルト(36)の原料受入領域と平行であることを特徴とする、[1]に記載の処理設備。
[16] 前記折り畳みヘッド(60’)の前記移動可能なフレーム(71)は、前記主コンベアベルトのための側部カバーを形成していることを特徴とする、[1]に記載の処理設備。
[17] 前記折り畳みヘッド(60’)は、前記移動可能なフレーム(71)と共に保護筐体を形成する端カバー(75、76、75’)を備えていることを特徴とする、[1]に記載の処理設備。
[18] 前記遠心コンベアと前記第1のコンベアとが、前記処理設備において同じ長手方向線に配置されていることを特徴とする、[1]に記載の処理設備。
[19] この処理設備は、前記第1のコンベア(30)によって前記破砕機(10)の上方で供給可能である第2のコンベア(40)を備えていることを特徴とする、[1]に記載の処理設備。
[20] 前記第2のコンベア(40)は、四節リンク機構の移動によって前記破砕機の長手方向に移動するように配置されていることを特徴とする、[19]に記載の処理設備。
[21] 前記第2のコンベア(40)は、前記第1のコンベア(30)の供給連結から離れる篩の長手方向に移動されるとき、前記処理設備が前記第1のコンベアによって前記破砕機(10)に供給するように構成されていることを特徴とする、[19]又は[20]に記載の処理設備。
[22] 前記破砕機(10)は、開放した回動可能な側部(11)を備えている前記破砕機の供給ホッパ(12)を備え、前記第1のコンベアの排出端(32’)が、前記開放する回動可能な側部(11)を介して前記供給ホッパの両側部の間にある搬送位置に配置されていることを特徴とする、[1]に記載の処理設備。
[23] この処理設備は、移動可能な篩分け及び破砕の設備であることを特徴とする、[1]に記載の処理設備。
[24] フレーム(1)と、
破砕機(10)と、
遠心コンベア(60)と、
第1のコンベア(30)と
を備えている鉱物原料処理設備を運転するための方法であって、
前記遠心コンベアが、第1の遊びドラム(73)と、第2の遊びドラム(67)と、前記第1の遊びドラム及び前記第2の遊びドラム、回動軸(70)、ならびに、前記回動軸の周りに回動可能である折り畳みヘッド(60’)を取り囲む主コンベアベルト(66)とを備え、
前記折り畳みヘッド(60’)は、前記遠心コンベアを前記第1のコンベアと原料搬送連結で連結させるために、及び、前記原料搬送連結をさせないために、前記第2の遊びドラム(67)が軸受取り付けされる移動可能なフレーム(71)を備え、ている方法において、
前記回動軸(70)の回動軸線が、前記主コンベアベルト(66)の周辺の内部の領域に配置され、前記折り畳みヘッド(60’)が、前記移動可能フレーム(71)に固定されると共に、前記主コンベアベルトの循環部の外側において、前記第1の遊びドラム(73)と前記第2の遊びドラム(67)との間で、前記主コンベアベルト(66)の循環部に沿って配置される遊びローラ(74)を備えていおり、
この方法は、前記回動軸(70)の周りに前記折り畳みヘッド(60’)を回動することと、前記遊びローラ(74)によって、前記第1の遊びドラムと前記第2の遊びドラムとの間で前記主コンベアベルト(66)循環部の張力及び走行経路を維持することとを備えている、鉱物原料処理設備を運転するための方法。
[25] 前記第1の遊びドラム(73)を移動することにより、前記主コンベアベルト(66)の前記張力を変更することを特徴とする、[24]に記載の方法。

Claims (22)

  1. フレーム(1)と、
    破砕機(10)と、
    遠心コンベア(60)と、
    第1のコンベア(30)と
    を備え、
    前記遠心コンベアは、第1の遊びドラム(73)と、第2の遊びドラム(67)と、前記第1の遊びドラム及び前記第2の遊びドラム、回動軸(70)、ならびに、前記回動軸の周りに回動可能である折り畳みヘッド(60’)を取り囲む主コンベアベルト(66)とを有する鉱物原料処理設備(100)において、
    前記折り畳みヘッド(60’)は、前記第2の遊びドラム(67)が、軸受により取り付けられる移動可能なフレーム(71)を備え、前記移動可能なフレーム(71)は、鉱物原料を前記第1のコンベア(30)に搬送するように、前記遠心コンベアが前記第1のコンベアに連結される閉位置と、第1のコンベア(30)の代わりに、処理設備(100)の外に直接鉱物原料を排出する、あるいはその保守をする、閉位置から離れた開位置の間で前記折り畳みヘッド(60’)を移動するように配置され、
    前記回動軸(70)の回動位置が前記主コンベアベルト(66)の周辺の内部の領域に配置されていることを特徴とする処理設備。
  2. 前記第1のコンベア(30)は、前記処理設備の外部から原料を受け入れる供給ホッパ(34)を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の処理設備。
  3. カバー板(35)が、前記供給ホッパ(34)の後側に固定され、後方へと向けられていることを特徴とする、請求項2に記載の処理設備。
  4. 掻き取り器(77)が、前記第2の遊びドラム(67)の所で前記主コンベアベルト(66)を掻き取るために配置されることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の処理設備。
  5. 前記遠心コンベアは、前記折り畳みヘッド(60’)が前記閉位置の時、前記遠心コンベアの反対の搬送方向の供給の運転モードで前記主コンベアベルト(66)を支持するために、前記遠心コンベアのフレームにおいて上向きの湾曲形態で連続的に配置されている連続した複数の転向ローラ(72)を備えていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の処理設備。
  6. 前記複数の転向ローラ(72)は、前記主コンベアベルト(66)の搬送面の側において前記主コンベアベルトの両側に配置されていることを特徴とする、請求項5に記載の処理設備。
  7. 前記連続した複数の転向ローラ(72)によって形成されている前記湾曲形態の曲率半径が、一定である、又は、前記遠心コンベアの前記搬送方向において小さくなることを特徴とする、請求項5又は6に記載の処理設備。
  8. 前記複数の転向ローラ(72)は、前記遠心コンベアの前記フレーム(79)との標準化された固定ディメンションを有している転向ローラセット(78)へと組み立てられることを特徴とする、請求項5乃至7のいずれか1項に記載の処理設備。
  9. 前記第1のコンベア(30)の遊びドラム(37)と前記遠心コンベア(60)の前記第2の遊びドラム(67)とは、前記折り畳みヘッド(60’)が前記閉位置の時、前記遠心コンベアの反対の搬送方向の供給の運転モードにおいて同じ鉛直線上に実質的にあることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の処理設備。
  10. 前記折り畳みヘッド(60’)は、前記主コンベアベルトの循環部の外側において、前記第1の遊びドラム(73)と前記第2の遊びドラム(67)との間で、前記主コンベアベルト(66)の循環方向に沿って配置されている遊びローラ(74)を備えていることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の処理設備。
  11. 前記遊びローラ(74)は、前記折り畳みヘッド(60’)の前記移動可能なフレーム(71)に装着されることを特徴とする、請求項10に記載の処理設備。
  12. 前記遠心コンベアは、破砕機のような前記処理設備で処理される原料を受け入れるように配置されることを特徴とする、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の処理設備。
  13. 前記折り畳みヘッド(60’)が前記閉位置の時、前記遠心コンベアの排出端が、前記第1のコンベアの開始端の上方に設置されていることを特徴とする、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の処理設備。
  14. 前記折り畳みヘッド(60’)が前記閉位置の時、前記主コンベアベルト(66)の原料排出領域が、前記第1のコンベアの第1のコンベアベルト(36)の原料受入領域と平行であることを特徴とする、請求項1乃至13のいずれか1項に記載の処理設備。
  15. 前記折り畳みヘッド(60’)の前記移動可能なフレーム(71)は、前記主コンベアベルトのための側部カバーを形成していることを特徴とする、請求項1乃至14のいずれか1項に記載の処理設備。
  16. 前記折り畳みヘッド(60’)は、前記移動可能なフレーム(71)と共に保護筐体を形成する端カバー(75、76、75’)を備えていることを特徴とする、請求項1乃至15のいずれか1項に記載の処理設備。
  17. 前記遠心コンベアと前記第1のコンベアとが、前記処理設備において同じ長手方向線に配置されていることを特徴とする、請求項1乃至16のいずれか1項に記載の処理設備。
  18. この処理設備は、前記第1のコンベア(30)によって前記破砕機(10)の上方で供給可能である第2のコンベア(40)を備え、それによって第2のコンベアは篩へ排出することを特徴とする、請求項1乃至17のいずれか1項に記載の処理設備。
  19. 前記第2のコンベア(40)は、四節リンク機構の移動によって前記破砕機の長手方向に移動するように配置されていることを特徴とする、請求項18に記載の処理設備。
  20. 前記第2のコンベア(40)は、前記第1のコンベア(30)の供給連結から離れる篩の長手方向に移動されるとき、前記処理設備が前記第1のコンベアによって前記破砕機(10)に供給するように構成されていることを特徴とする、請求項18又は19に記載の処理設備。
  21. 前記破砕機(10)は、開放した回動可能な側部(11)を備えている前記破砕機の供給ホッパ(12)を備え、前記第1のコンベアの排出端(32’)が、前記開放する回動可能な側部(11)を介して前記供給ホッパの両側部の間にある搬送位置に配置されていることを特徴とする、請求項1乃至20のいずれか1項に記載の処理設備。
  22. この処理設備は、移動可能な篩分け及び破砕の設備であることを特徴とする、請求項1乃至21のいずれか1項に記載の処理設備。
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