JP6236161B2 - 鉱物材料処理設備および処理設備の稼働方法 - Google Patents

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Description

本発明は、鉱物材料の処理に関する。本発明は、特に、ただし非限定的に、鉱物材料処理設備のコンベアの解決策に関する。
粉砕対象の鉱物材料、例えば岩石、は***または掘削によって大地から得られる。この岩石は、天然の岩石および砂利でも建設廃材でもよい。粉砕には、可動式の粉砕機と据え置き型の粉砕設備とが用いられている。掘削機または車輪付きローダが粉砕対象の材料を粉砕機の投入ホッパに積み込み、そこから粉砕対象の材料が粉砕機のジョーに落下する。あるいは、フィーダが岩石材料を粉砕機に向けて移動する。粉砕対象の材料は、コンクリート、煉瓦、またはアスファルトなどの再生可能材料でもよい。
可動式の鉱物材料処理設備において、コンベアは設備の長さ、幅、および/または高さを増大させることが多い。したがって、コンベアは、設備の稼働中、設備の輸送または整備中とは異なる場所に位置付けられ得る。コンベアを設備の稼働時の位置から設備の輸送または整備時の位置に移動するには、場合によっては、コンベアを所定位置から取り外す必要がある。更に、輸送のために、コンベアは設備に固定される。多くの場合、例えばコンベアを道路交通上許されている輸送寸法(高さ、幅、長さ)内に保つために、コンベア全体をその位置から移動させる必要がある。さもなければ、道路交通上の許可が必要となる。
公知のいくつかの鉱物材料処理設備においては、粉砕機/スクリーンへの投入は、単一部品コンベアによって行われている。このコンベアを輸送/整備位置に移動するには、コンベアを投入端に向けて、かつ下方に移動する必要がある。公知の一スクリーンは、複数の伸縮式脚部によって処理設備のフレーム上に支持されている。公知の別のスクリーンは、スクリーンおよびフレームと共に四節リンクを形成する複数の枢着脚部によって処理設備のフレームに支持されている。
コンベアの移動のために用いられている移動機構は、重く高価な構造である。コンベアを粉砕機から遠ざけるには、設備の投入端に空間を必要とする。これは、この設備がいくつかの設備の一工程で稼働する可動式の粉砕設備であり、かつ投入設備が受入設備に近い場合は、問題となり得る。この場合、受入設備の整備の前に、投入設備を移動する必要がある。設備内でコンベアを長手方向に移動するために、複数の摺動機構と複数の伸縮式脚部とが用いられている。これら摺動機構は、不潔な環境に弱く、製造誤差を起こし易い。
公知の可動式の一粉砕および篩分け設備において、粉砕機で粉砕された材料は、複数のコンベアによって粉砕機からスクリーンへと閉ループ内を循環される。スクリーンのオーバは、粉砕機に案内される。スクリーンを通過した製品は、同じ設備内で更なる処理に案内されることも、鉱物材料を処理する別の設備に案内されることも、または堆積場所に案内されることも可能である。この閉ループ設備においては、スクリーンへの投入のために長尺の単一部品コンベアが使用されている。このコンベアは、シリンダの動作によって輸送位置に移動される。スクリーンに投入するこの長尺コンベアは、粉砕機の側面に位置するため、輸送幅を増大させるほか、スクリーンへの投入時、材料を主コンベアから投入コンベアに、例えば振動シュートまたはホッパによって、横に移動する必要がある。この場合、プロセスは更なる摩耗部品(振動シュート、ホッパ)を含み、材料は側方からスクリーンに達するので、スクリーン上への材料の均一拡散には問題がある。あるいは、設備は、粉砕機の輸送および整備のためにコンベアを粉砕機から取り外すことができる移動機構を含む必要があるが、この移動機構は、高価で、重く、多くの場合、信頼性が低い。
本発明の一目的は、従来技術に関連して存在する問題を回避する、または少なくとも減らす、ことである。本発明の一目的は、新しい技術代替案を提供することである。本発明の一目的は、鉱物材料処理設備の整備性を高めることである。本発明の一目的は、鉱物材料処理設備の動作信頼性、有用性、および輸送性を高めることである。本発明の一目的は、鉱物材料処理設備を簡素化することである。本発明の一目的は、鉱物材料の処理を向上させることである。
摘要
本発明の第1の態様によると、鉱物材料処理設備が提供される。この処理設備は、フレームと、処理設備のフレーム上に支持されるスクリーンと、このスクリーンによって処理される材料を搬送するためにスクリーンに関連付けて固着されるコンベアとを備える。スクリーンに対してコンベアを支持する支持体は、四節リンク機構を備える。この四節リンク機構の複数の枢支点は、スクリーンに関連付けて枢動可能に固着される複数の支持アームに配置される。コンベアは、四節リンクの動きによってスクリーンから遠ざけられる、およびスクリーンに近づけられる、べく配置される。
好ましくは、本処理設備は、コンベアをスクリーンの上方に備える。このコンベアの支持体は、スクリーンの上方のコンベアに対して第3枢支点において枢動可能に、かつスクリーンに対して第4枢支点において枢動可能に、互いに離して固着されて可動式の第2四節リンク機構を形成する第3支持アームと第4支持アームとを備える。
好ましくは、本処理設備のフレーム上のスクリーンの支持体は、スクリーンに対して第1枢支点において枢動可能に、かつフレームに対して第2枢支点において枢動可能に、互いに離して固着されて可動式の第1四節リンク機構を形成する第1支持アームと第2支持アームとを備える。
好ましくは、本処理設備は、排出コンベアをスクリーンの下方に備える。排出コンベアは、その第1端部においてスクリーンに関連付けて支持される。排出コンベアは、コンベア枢軸をスクリーンの中心領域に、または前記第1端部に、備える。排出コンベアは、スクリーンに関連付けてコンベア枢軸において支持される。排出コンベアは、排出端を備える。排出端は、スクリーンから遠ざかるべく、またはスクリーンに近づくべく、コンベア枢軸を中心として枢動可能である。排出端は、第1四節リンク機構の支持アームに形成された支持構造によってスクリーンから遠ざけられるべく、およびスクリーンに近づけられるべく配置される。
好ましくは、四節リンク機構は、コンベアをスクリーンに近づけるために四節リンク機構の各枢支点によってその間に形成された面積を減らすべく、かつ前記コンベアをスクリーンから遠ざけるために各枢支点によってその間に形成された面積を増やすべく、構成された、制御可能なアクチュエータを更に備える。
好ましくは、四節リンク機構の動きによってもたらされた、スクリーンに最も近い位置にあるコンベアの位置は、コンベアの輸送位置である。
好ましくは、第1四節リンク機構は、ターンバックルなどの調節可能な反力棒を係止要素として備える。この反力棒は、第1四節リンクの上方位置においてフレームと支持アームとの間に取り付けられる。
好ましくは、第2四節リンク機構は、ピンと穴の組み合わせを係止要素として備える。この場合、ピンは、スクリーンの固着用ベースとして働くサブフレームと支持アームとに形成された複数の穴に装着可能である。
好ましくは、スクリーンの上方のコンベアの支持体は、スクリーンの長手方向の両側に設けられた四節リンク機構と、この四節リンク機構に属する、伸縮可能な油圧シリンダなどの、制御可能なアクチュエータとを備える。
好ましくは、本処理設備は、粉砕機と第1コンベアとを更に備える。第1コンベアによって粉砕機の上方でスクリーンの上方のコンベアに投入可能である。
好ましくは、スクリーンの上方に配置されたコンベアは、四節リンク機構の動きによって、スクリーンの長手方向に移動するべく配置される。
好ましくは、本処理設備は、スクリーンの上方のコンベアが第1コンベアの投入用接続部からスクリーンの長手方向に遠ざけられているときに、第1コンベアによって粉砕機に投入するべく構成される。
好ましくは、粉砕機は、粉砕機の投入ホッパを備える。この投入ホッパは、枢動開口可能な側面を備える。輸送位置において、第1コンベアの排出端は、枢動開口可能な側面によって投入ホッパの側面間に位置付けられる。
本発明の第2の態様によると、鉱物材料処理設備の稼働方法が提供される。本処理設備は、フレームと、処理設備のフレーム上に支持されるスクリーンと、スクリーンによって処理される材料を搬送するためにスクリーンに関連付けて固着されるコンベアとを備え、スクリーンに対するコンベアの支持体は四節リンク機構を備え、四節リンク機構の複数の枢支点は、スクリーンに関連付けて枢動可能に固着される複数の支持アームに配置され、四節リンクの動きによってコンベアをスクリーンから遠ざける、およびスクリーンに近づける。
好ましくは、四節リンクは、制御可能なアクチュエータを更に備える。四節リンク機構の各枢支点によってその間に形成された面積を制御可能なアクチュエータによって減らすことによってコンベアを輸送位置までスクリーンに近づけ、各枢支点によってその間に形成された面積を制御可能なアクチュエータによって増やすことによって前記コンベアを稼働位置までスクリーンから遠ざける。
好ましくは、本処理設備は粉砕機と第1コンベアとを更に備え、第1コンベアによって粉砕機の上方でスクリーンの上方のコンベアに投入する。
好ましくは、四節リンク機構を動かすことによって、スクリーンの上方に配置されたコンベアをスクリーンの長手方向に移動する。
好ましくは、スクリーンの上方に配置されたコンベアを第1コンベアの投入用接続部からスクリーンの長手方向に遠ざけ、第1コンベアによって粉砕機に投入する。
好ましくは、粉砕機は、ジョークラッシャ、水平シャフトインパクタ、鉛直シャフトインパクタ、ジャイラトリクラッシャ、コーンクラッシャのうちの何れかである。
好ましくは、本鉱物材料処理設備は、可動式の篩分けおよび粉砕設備などの可動式の処理設備である。
輸送高さにするために、スクリーンの上方に(同様に下方に)位置するコンベアを必ずしも取り外す必要はなく、このコンベアを、取り外さずに、一番上の(同様に一番下の)スクリーンデッキに向けて移動できる。場合によっては、このコンベアをスクリーンの両側面の間に、両側面の最大(同様に最小)高さより下に(同様に上に)設置できる。
コンベアをスクリーンおよびスクリーンメッシュに対して鉛直方向に遠ざけることができると、一番上および一番下のスクリーンメッシュの交換がより容易になる。コンベアをスクリーンメッシュにできる限り近づけることができると、輸送姿勢がコンパクトになり、コンベアのために確保すべき空間を最小化できる。粉砕機とスクリーンとの間、およびスクリーンと可動式装置との間、に保守用空間ができる限り大きく確保されるので、操作者は狭い作業環境で作業する必要がない。
スクリーンの上方で長手方向かつ中心に搭載可能なコンベアは、材料をスクリーン上に排出するための別個の摩耗性排出ホッパを必要としない。排出箇所は、スクリーンの中心線上の所望の箇所に設定される。
スクリーンの下方のアンダーフローコンベアは、本願明細書において排出コンベアとも称され、好ましくはコンベア枢軸を備える。このコンベアの枢軸を使用することによって、このコンベアを別の場所に移動せずに、または取り外さずに、スクリーンの下面に接する輸送位置(輸送高さ)までアンダーフローコンベアの端部を枢動させることができる。
好ましくは、投入のために稼働される第1コンベアは、枢軸を備える。この枢軸を使用することによって、コンベア全体を別の場所に移動せずに、または取り外さずに、コンベアの端部を輸送位置(輸送高さ)に枢動できる。
この枢軸を利用すると、コンベアの端部を上方に枢動できる。これにより、例えば摩耗部品の交換時に昇降用装置を用いるためのより良好な保守空間が粉砕機の周囲および上方にもたらされる。
粉砕機への投入は、第1コンベアによって直接行えるが、設備によっては、例えばスクリーンに投入する第2コンベアによって行うこともできる。
コンベアを移動するための高価で不便な機構が本構造から排除される。何れにせよ、粉砕機の上方の整備空間を犠牲にせずに済む。
スクリーンの有無に拘らず、同じ第1コンベアを複数の設備で使用できる。
設備の輸送長および/または輸送高さを減らすことができる。第1コンベアおよび/または第2コンベアを所定位置から取り外す必要がないので、素早く輸送状態にすることができる。
本発明のさまざまな実施形態を、本発明のいくつかの態様に単に関連付けて、例示する、または例示してきた。本発明の一態様の何れの実施形態も、本発明の同じ態様および他の態様に、単独で、または他の実施形態と組み合わせて、適用され得ることを当業者は理解されるであろう。
添付の図面を参照して本発明を一例として説明する。
本発明の第1の好適な実施形態による鉱物材料処理設備の篩分けおよび粉砕姿勢を示す。 図1の処理設備の輸送姿勢を示す。 図1の処理設備の斜視図を示す。 図1の処理設備のスクリーンの上方に配置されたコンベアの第1のスクリーン投入位置を示す。 図1の処理設備のスクリーンの上方に配置されたコンベアの第2のスクリーン投入位置を示す。 図1の処理設備の上方に配置されたコンベアの第3の位置を示す。 図1の処理設備のコンベアの別の位置を示す。 図1の処理設備のコンベアの別の位置を示す。 図1の処理設備のコンベアの別の位置を示す。 図1の処理設備のコンベアの別の位置を示す。
詳細説明
以下の説明において、同じ番号は同じ要素を示す。なお、例示されている図面は完全には同じ縮尺ではなく、これら図面は主に本発明のいくつかの例示的実施形態を説明することを目的としている。
図1〜3に示されている鉱物材料処理設備100は、フレーム1と、このフレームに固着された粉砕機10と、モータモジュール50と、モータ51と、主コンベア60と、第1コンベア30と、第2コンベア40と、スクリーン20と、排出コンベア61とを備える。この実施形態において、フレーム1は、本処理設備を移動するための無端履帯ベースを更に備える。処理設備100においては、粉砕機またはスクリーンを、またはこの両方を同時に、処理装置として稼働させることができる。
図1において、第1コンベア30および第2コンベア40は粉砕および篩分け中の稼働位置にある。第1コンベア30は第2コンベア40を介してスクリーン20に投入し、スクリーンのオーバは一番上のスクリーンデッキから粉砕機10の投入ホッパ12内に移動される。スクリーンを通って落下した材料は、少なくとも、スクリーンの下にある排出コンベア61によって、設備100の外側に移動される。存在し得る下方スクリーンデッキ22、23(図9)などのオーバは、これらスクリーンデッキに対応する複数の排出コンベア61'(図3)によって設備の外側に移動される。粉砕および/または篩分け可能な材料は、設備100の外側から第1コンベア30の投入ホッパ34内に運び込まれるか、または粉砕機の投入ホッパ12に直接運び込まれるか、または両投入ホッパ12、34に運び込まれる。図1では、粉砕された材料は粉砕機10から主コンベア60に移動され、そこから第1コンベア30に移動される。
互いに独立に移動可能な第1コンベア30および第2コンベア40は、機能的に連接されてスクリーン用の投入コンベアを形成する。この投入コンベアは設備100の真ん中でモータモジュールおよびスクリーンの上方を通過する。両コンベア30、40は、主に、粉砕機によって形成された設備の最高点のそれぞれ異なる側で移動させることができる。
粉砕動作のみの場合は、第2コンベア40を第1コンベア30の投入用接続部から遠ざけることによって、スクリーンを迂回できる。この場合、第1コンベアは粉砕機10に直接投入できる。代わりに、または加えて、粉砕対象の材料は、設備100の外側から粉砕機の投入ホッパ12に直接投入される。スクリーンを用いない粉砕動作のみの場合は、主コンベア60と第1コンベア30との間の投入用接続を遮断することによって、粉砕された材料を主コンベア60によって設備の外側に移動できる。これは、例えば、粉砕された材料を、第1コンベア30にではなく、設備100の外側に直接排出するべく主コンベアを制御することによって実現可能である。これは、図3に、主コンベア60に関して破線領域60'によって示されている。
処理装置として機能する粉砕機10に投入する第1コンベア30は、枢軸33により輸送、稼働、および整備位置に枢動する。第1コンベアは、第1材料搬送部31と、第2材料搬送部32と、第2材料搬送部を第1材料搬送部に対して枢動可能に固着する枢軸33とを備える。
第1コンベア30の始端部、すなわち第1材料搬送部31、は設備に固定的に取り付けられる。第1コンベアの一端部、すなわち第2材料搬送部32、はモータモジュール50の上方の輸送位置に枢動して水平姿勢になり、輸送高さ(図2および図9)に収まる。
好適な一実施形態によると、第1コンベア30は、第1材料搬送部31と第2材料搬送部32とにわたって連続する搬送面を形成するベルトなどの無端搬送部材を備える。好ましくは、第2コンベア40は、ベルトなどの無端搬送部材を備える。
別の好適な実施形態によると、第1コンベア30は、第1ベルトなどの第1無端搬送部材を第1材料搬送部31に備え、第2ベルトなどの第2無端搬送部材を第2材料搬送部32に備える。両搬送部材は、第1コンベアにわたって連続する搬送面を形成する。
粉砕機10の最高点は、粉砕機に固着された、または粉砕機の上側フレームに固定的に組み込まれた、投入ホッパ12によって規定される。投入ホッパは、枢動開口可能な側面11を第1コンベア30の第2材料搬送部32側に備える。
いくつかの好適な実施形態によると、第1コンベア30はダストカバー(図示せず)を備える。このダストカバーは、第1および第2材料搬送部31、32の上方に形成され、枢軸33において折畳み可能であり、好ましくは、一様なダストシールドを第1コンベアの搬送面の上方に形成する。いくつかの好適な実施形態によると、第2コンベア40はダストカバー(図示せず)を備える。このダストカバーは、ほぼ一様なダストシールドを第2コンベアの搬送面の上方に形成する。
第2コンベア40は、スクリーン20のサブフレーム27に固着され、スクリーンと共に輸送位置の方向に少なくとも途中まで移動する。スクリーン20は、好ましくは柔軟にサブフレーム27に固着される。スクリーンとサブフレームとによって形成されたスクリーン組立体20、27は、フレーム1およびサブフレーム27と共に第1四節リンクを形成する第1支持アーム25および第2支持アーム26によって設備のフレーム1に支持される。スクリーンが輸送位置に移動されるとき、スクリーンは前方および下方の両方に移動する。更に、四節リンクが所望どおりに寸法設計されていると、必要であれば、水平に対するスクリーンの傾斜を変えることができる。これらの図の例において、第1四節リンクは、支持アーム25とフレーム1との間で作動する油圧シリンダ28によって、動かされることが好ましい。
水平に対するスクリーンの傾斜を変えるとき、コンベアと粉砕機との間の距離を相殺するべくスクリーンの上方のコンベアを移動できると便利である。この場合、スクリーンと粉砕機との間の水平面および鉛直面の距離が変わるので、前の投入コンベアへの距離は好適なまま、コンベアを再位置決めできる。
第1四節リンク25、26、27、1は、稼働中、上方位置に係止されている。係止要素29は、篩分け中の荷重を受け止め、設備の稼働を安全にする。係止要素は、長さの調節が可能なターンバックルなどの反力棒29によって実現されることが好ましい。第1四節リンクの上方位置において、ターンバックル29は、支持アーム25とフレーム1との間に取り付けられ、適した長さを有するべく、例えば所望のプリテンショニングに、調整される。ターンバックルの固着の一例は、ターンバックルの両端のループを複数のピンによってフレーム1および支持アーム25の複数の固着用穴に固着することである。係止要素によって各シリンダ28を稼働中の荷重に対して保護できる。この荷重は、例えばスクリーン組立体における材料の不均一な分散およびスクリーンの振動による篩分け運動によって発生する。
第2コンベア40は、スクリーン20の上方に取り付けられることが好ましい。枢支された第3支持アーム41および第4支持アーム42は、第2コンベアを支持する。枢支された支持アーム41、42は、好ましくは、スクリーンおよび第2コンベアの側面に対で配置され、サブフレーム27および第2コンベア40と共に第2四節リンク機構を形成する。これらの図の例においては、支持アーム41とサブフレーム27との間で作動する油圧シリンダ対43などの制御可能な1つの移動アクチュエータによって第2四節リンクを動かすことができるので、多くのシリンダを有する複雑なコンベア移動機構を回避できる。これら支持アーム41、42によって第2コンベアをできる限りスクリーンに近い輸送位置に下げることができるので、輸送高さを最小化できる。
第2四節リンク機構は、ピンと穴の組み合わせを係止要素として備える。ピンは、支持アーム41、42およびサブフレーム27に形成された複数の穴に装着可能である。図1および図2の例において、油圧シリンダ43は第3支持アーム41を動かし、ピン・穴係止要素は第4支持アーム42に配置されている。
排出コンベア61は、その第1端部62において、スクリーン20の下方、支持アーム25の固着箇所の近くで、サブフレーム27に好ましくは固定的に固着される。排出コンベア61は、第2の箇所においても、スクリーン20の下方、スクリーンの中心領域に形成されたコンベア枢軸63において(スクリーンの長手方向中心領域において)サブフレーム27に、好ましくは固定的に固着される。排出コンベア61の排出端64は、コンベア枢軸により、サブフレーム27に対する距離の調整が可能である。排出端64は、稼働位置において、支持体65によってサブフレーム27(サブフレームの延長部分)に支持される。支持体65はサブフレームから排出端までの最大距離を規定し、更には、サブフレームおよびスクリーン側への排出端の移動を可能にする。排出端の位置の調整は好ましい。その理由は、例えば、スクリーンの傾斜の調整時、排出コンベアの位置も最適位置に変えたい場合もあり得るからである。
上記の代わりに、または上記に加えて、排出コンベア61は、その最下端において支持アーム25の上端の枢軸に枢着可能である。
支持体は、チェーン65であることが好ましいが、ワイヤなどの別の細長い部材または油圧シリンダなどの可変長のアクチュエータにすることもできる。輸送位置において、排出端64はフレームの支持アーム26に、好ましくは平行支持アーム26間の支持構造26'に、依存する。スクリーン組立体がリンクアーム機構によって下方に下げられると、排出コンベアの排出端64は支持構造26'に依存し、排出端64はスクリーン側に近づく。スクリーンが上昇すると、排出コンベア61とスクリーン20との間の隙間が広がる。
図2において、処理設備100の第1コンベア30は、第2の位置(下方)に枢動されて輸送位置にある。第2コンベア40は図1の位置からスクリーンの一番上のスクリーンデッキに向けて、好ましくはスクリーンの両側面の間に、更に下方に下げられる。第2コンベア40も輸送位置にある。第1コンベア30の第2材料搬送部32の排出端32'は、粉砕機10の投入ホッパ12の枢動開口側面11によって形成された開口部を通って、投入ホッパの両側面の間に、好ましくは粉砕機上に、下げられる。第2材料搬送部32は、粉砕機の鉛直軸線に対して直角に配置されることが好ましい。この場合、第1コンベア30および第2コンベア40の最高点は、処理装置の最高点よって規定された高さを大幅には超えない高さにある。図2の場合、設備100の最高点、すなわち輸送高さ、は、粉砕機の投入ホッパの側面によって規定される。
図4〜6は、スクリーン20の上方にある第2コンベア40のさまざまな位置を示す。材料の流れが破線矢印で示されている。
図4は、第1の実施形態による稼働位置にある第2コンベア40を示す。図4において、第2コンベア40は、図1のようにスクリーン20に投入する。第1コンベア30の第2材料搬送部の排出端32'は、材料を第2コンベア40に投入する。第2コンベアがスクリーンから最大距離に位置する第2コンベアの最高位置に比べると、支持アーム41、42は図6に示されている輸送位置の場合と同じ方向に枢動されている。輸送位置への各油圧シリンダ43の移動距離は、両支持アームのこの位置からの方が図4の位置からの場合より短い。
第3支持アーム41および第4支持アーム42は、スクリーンの上方のコンベア40に対して第3枢支点44において枢動可能に、かつスクリーン(サブフレーム27を介して)に対して第4枢支点45において枢動可能に、互いに離して固着されて可動式の四節リンク機構を形成する。
スクリーンメッシュの交換などの整備のために、支持アーム機構41、42、43によって第2コンベアを稼働位置より高い位置に上昇させることができる。第2コンベアの最高位置(これらの図には不図示)は、整備または保守位置とも称され得る。
図5は、第2の実施形態による稼働位置にある第2コンベア40を示す。図5は、スクリーンの上方の四節リンク機構の一代替配置を示す。この配置において、第2コンベア40とスクリーン20とは、図4のように機能的に連接される。支持アーム41、42は、第2コンベアの最高位置から図4とは反対方向に枢動されて第2コンベア40の稼働位置にある。図5に示されている油圧シリンダ43および支持アーム41、42の配置により、スクリーンの上方における第2コンベアの移動長は、図4の場合より長くなる。この場合、スクリーンを移動せずに第2コンベアを移動するだけで、第2コンベア40を第1コンベア30の投入距離からより容易に遠ざけることができる。スクリーンの傾斜を変える場合、必要であれば、先行コンベア30に対する上方コンベア40の位置も変えることができる。
図6において、搬送対象の材料は、第2材料搬送部の排出端32'から粉砕機10に直接投入される。油圧シリンダ43を縮めることによって、図6の視線方向に見て時計回りに、支持アーム41、42が枢動されると、第2コンベア40は第1コンベア30の投入距離から下方に遠ざけられてスクリーン20に接する。図6に示されているスクリーンに対する第2コンベアの位置で、スクリーン組立体20、27がフレーム1上の最低位置まで下げられると、第2コンベアを取り外すことなく、設備100の輸送高さを実現できる。
図7〜10の処理設備100において、スクリーン20は、第1スクリーンデッキ21と所望の数の下側スクリーンデッキ、例えば第2スクリーンデッキ22および第3スクリーンデッキ23など、を備える多層、すなわち複数デッキの、スクリーンとして示されている。スクリーンは、スクリーンおよびフレームと共に四節リンクを形成する枢支された支持アーム25、26によってフレームに支持されている。
図7において、第1コンベア30および第2コンベア40は、図1と同じ稼働位置で篩分けおよび粉砕中である。一番上のスクリーンデッキ21のオーバは、スクリーンから粉砕機に案内される。スクリーン20は、スクリーンおよび第2コンベア40を稼働位置に移動するための、更には稼働位置から遠ざけるための、支持アーム25、26を備える。
図8において、処理設備100の第1コンベア30は、粉砕機10に直接投入する稼働位置にある。スクリーン20は、粉砕中、図8の位置にあり、稼働されていない。スクリーン20および第2コンベア40は、支持アーム25、26によって稼働位置から遠ざけられ、設備100の長手方向に枢動可能なこれら支持アームによって支持され、設備のフレーム1の近くまで下げられている。スクリーンを支持しているリンク機構25、26の動きによって、第2コンベア40は第1コンベア30の投入用接続部から遠ざけられている。好ましくは、第2コンベア40の始端部は、設備の長手方向に見て、粉砕機の第1コンベアの側とは反対の側に移動される。この場合、コンベア40がスクリーン20に対して依然として稼働位置にあるとき、またはコンベア40が支持アーム41、42によって稼働位置より高い位置に移動されて支持されているときに、スクリーンの整備を行うことができる。
図9において、処理設備100の第1コンベア30は、第2の位置(水平位置)に枢動されて輸送位置にある。第2コンベア40も輸送位置にある。第2材料搬送部32の排出端は、粉砕機10の投入ホッパの枢動開口側面11によって形成された開口部を通って投入ホッパの両側面の間に、好ましくは粉砕機上に、下げられる。このとき、第1コンベア30および第2コンベア40の最高点は、処理装置の最高点によって規定された高さを大幅には超えない高さにある。
図10において、第2材料搬送部32の排出端は、例えば整備のために、図8の位置から第1の位置とは反対の枢動方向に(好ましくは、鉛直方向上方に)枢動されている。この第3の位置において、第2材料搬送部の排出端の突出部は、上から見たときに、粉砕機10およびモータモジュール50の昇降用中心を空けておくべく配置されている。昇降用ロープおよび把持部材などの昇降用装置90は、モータモジュール50の昇降中、第2材料搬送部32にぶつからない。この第3の位置は、例えば整備に関連して、粉砕機、粉砕機の摩耗部品、またはモータモジュールの昇降を可能にするので、第1コンベア30を取り外したり、所定位置から移動したりする必要がない。好ましくは第3の位置において、上から見て、排出端の突出部は、モータモジュールまたは処理装置の突出部に接触しない、またはモータモジュール/処理装置の突出部を邪魔しないように配置されている。好ましくは、処理装置/モータモジュールまたはその一部が中心/重心から上昇されるとき、昇降用ワイヤのための昇降空間が処理装置の少なくとも重心に確保される。第2コンベア40もスクリーン上で粉砕機10から遠ざけられる(図9など)ので、整備および昇降が可能になる。
上に述べた各処理設備は、無端履帯ベースの代わりに、全体にまたは部分的に車輪付き、または複数の脚部で移動可能であってもよい。あるいは、処理設備は、例えばトラックまたは別の外部電源によって、移動/牽引可能にし得る。上記に加え、処理設備は据え置き型の処理設備でもよい。
スクリーンには1〜4つのスクリーンデッキが重なり合って存在することが好ましいが、更に多くのスクリーンデッキがあってもよい。
油圧シリンダおよび油圧式アクチュエータの代わりに、電気シリンダまたはウォームネジなど、他の種類の可変長アクチュエータも使用し得る。
上記説明は、本発明のいくつかの実施形態の非限定例を提供するものである。本発明は提示されている詳細に限定されるものではなく、本発明を他の同等の手段で実現可能であることは、当業者には明らかである。
上で開示された複数の実施形態の特徴のいくつかは、他の特徴を使用せずに有利に使用されうる。したがって、上記説明は、本発明の原理の単なる例示であり、本発明を制限するものではないとみなされるものとする。ゆえに、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ制限される。

Claims (20)

  1. 可動式の鉱物材料処理設備(100)であって、フレーム(1)と、前記処理設備の前記フレーム上に支持されたスクリーン(20)と、前記スクリーンによって処理される材料を搬送するために前記スクリーンの上方に前記スクリーンに関連付けて固着されたコンベア(40)とを備えた鉱物材料処理設備(100)において、前記処理設備の前記フレーム(1)上の前記スクリーン(20)の支持体は、前記スクリーン(20)に対して第1枢支点(27')において枢動可能に、および前記フレーム(1)に対して第2枢支点(1')において枢動可能に、互いに離して固着されて可動式の第1四節リンク機構を形成する第1支持アーム(25)と第2支持アーム(26)とを備え、前記コンベア(40)の支持体は、前記スクリーンの上方の前記コンベア(40)に対して第3枢支点(44)において枢動可能に、および前記スクリーンに対して第4枢支点(45)において枢動可能に、互いに離して固着されて可動式の第2四節リンク機構を形成する第3支持アーム(41)と第4支持アーム(42)とを備え、前記コンベアは、前記第2四節リンク機構の動きによって、前記鉱物材料処理設備の輸送高さを下げるように前記スクリーンに近づくべく、および前記スクリーンから遠ざかるべく、配置されることを特徴とする処理設備。
  2. 前記処理設備(100)は、排出コンベア(61)を前記スクリーン(20)の下方に備え、前記排出コンベア(61)はその第1端部(62)において前記スクリーンに関連付けて支持され、前記排出コンベアはコンベア枢軸(63)を前記スクリーンの中心領域に備え、前記排出コンベアは前記スクリーンに関連付けて前記コンベア枢軸において支持され、前記排出コンベアは排出端(64)を備え、前記排出端(64)は前記スクリーンから遠ざかるべく、または前記スクリーンに近づくべく、前記コンベア枢軸を中心として枢動可能であり、前記排出端は、前記第1四節リンク機構の前記支持アームに形成された支持構造(26')によって、前記スクリーンから遠ざけられるべく、および前記スクリーンに近づけられるべく、配置されることを特徴とする、請求項1に記載の処理設備。
  3. 前記処理設備(100)は、排出コンベア(61)を前記スクリーン(20)の下方に備え、前記排出コンベア(61)はその第1端部(62)において前記スクリーンに関連付けて支持され、前記排出コンベアはコンベア枢軸(63)を前記第1端部に備え、前記排出コンベアは、前記コンベア枢軸において前記スクリーンに関連付けて支持され、前記排出コンベアは排出端(64)を備え、前記排出端(64)は、前記スクリーンから遠ざかるべく、または前記スクリーンに近づくべく、前記コンベア枢軸を中心として枢動可能であり、前記排出端は、前記第1四節リンク機構の前記支持アームに形成された支持構造(26')によって、前記スクリーンから遠ざけられるべく、および前記スクリーンに近づけられるべく、配置されることを特徴とする、請求項1に記載の処理設備。
  4. 前記第1四節リンク機構は、前記排出コンベア(61)を前記スクリーンに近づけるために、前記第1四節リンク機構の前記各枢支点によってその間に形成された面積を減らすべく、および前記排出コンベア(61)を前記スクリーンから遠ざけるために前記第1四節リンク機構の前記各枢支点によってその間に形成された前記面積を増やすべく、構成された制御可能なアクチュエータ(28)を更に備え
    前記第2四節リンク機構は、前記コンベア(40)を前記スクリーンに近づけるために、前記第2四節リンク機構の前記各枢支点によってその間に形成された面積を減らすべく、および前記コンベア(40)を前記スクリーンから遠ざけるために前記各枢支点によってその間に形成された前記面積を増やすべく、構成された制御可能なアクチュエータ(43)を更に備える、
    請求項2又は3に記載の処理設備。
  5. 前記第12四節リンク機構の動きによってもたらされる、前記スクリーンに最も近い位置にあるときの前記排出コンベア(61)の位置、および、前記第2四節リンク機構の動きによってもたらされる、前記スクリーンに最も近い位置にあるときの前記コンベア(40)の位置は、前記コンベア(40)及び前記排出コンベア(61)の輸送位置であることを特徴とする、請求項2又は3に記載の処理設備。
  6. 前記第1四節リンク機構は、ターンバックルなどの調節可能な反力棒(29)を係止要素として備え、前記反力棒(29)は、前記第1四節リンク機構の上方位置において、前記支持アーム(25、26)と前記フレーム(1)との間に取り付けられることを特徴とする、請求項1に記載の処理設備。
  7. 前記第2四節リンク機構は、ピンと穴の組み合わせを係止要素として備え、前記ピンは前記支持アーム(41、42)と、前記スクリーンの固着用ベースとして働くサブフレーム(27)とに形成された複数の穴に装着可能であることを特徴とする、請求項1に記載の処理設備。
  8. 前記スクリーンの上方の前記コンベア(40)の前記支持体は、前記スクリーンの長手方向両側に設けられた第1および/または第2四節リンク機構と、前記第1および/または第2四節リンク機構に属する、伸縮可能な油圧シリンダ(43)などの制御可能なアクチュエータとを備えることを特徴とする、請求項1に記載の処理設備。
  9. 前記処理設備は、粉砕機(10)と第1コンベア(30)とを更に備え、前記第1コンベア(30)によって前記粉砕機の上方で前記スクリーンの上方の前記コンベア(40)に投入可能であることを特徴とする、請求項1に記載の処理設備。
  10. 前記スクリーンの上方に配置された前記コンベア(40)は、前記第2四節リンク機構の動きによって前記スクリーンの長手方向に移動するべく配置されることを特徴とする、請求項1〜9の何れか1項に記載の処理設備。
  11. 前記処理設備は、前記スクリーンの上方の前記コンベア(40)が前記第1コンベアの投入用接続部から前記スクリーンの長手方向に遠ざけられているときに、前記第1コンベア(30)によって前記粉砕機(10)に投入するべく構成されることを特徴とする、請求項に記載の処理設備。
  12. 前記粉砕機(10)は、前記粉砕機の投入ホッパ(12)を備え、前記投入ホッパは枢動開口可能な側面(11)を備え、前記第1コンベアの排出端(32')は前記枢動開口可能な側面(11)によって前記投入ホッパの側面間の輸送位置に位置付けられることを特徴とする、請求項9に記載の処理設備。
  13. 前記鉱物材料処理設備は篩分けおよび粉砕設備であることを特徴とする、請求項1に記載の処理設備。
  14. フレーム(1)と、前記フレーム上に支持されたスクリーン(20)と、前記スクリーンによって処理される材料を搬送するために前記スクリーンに関連付けて固着された、前記スクリーンの上方のコンベア(40)とを備えた可動式の鉱物材料処理設備を稼働させる方法において、前記処理設備の前記フレーム(1)上の前記スクリーン(20)の支持体は、前記スクリーン(20)に関連付けて第1枢支点(27')において枢動可能に、および前記フレーム(1)に関連付けて第2枢支点(1')において枢動可能に、互いに離して固着されて可動式の第1四節リンク機構を形成する第1支持アーム(25)と第2支持アーム(26)とを備え、前記コンベア(40)の支持体は、前記スクリーンの上方の前記コンベア(40)に関連付けて第3枢支点(44)において枢動可能に、前記スクリーンに関連付けて第4枢支点(45)において枢動可能に、互いに離して固着されて可動式の第2四節リンク機構を形成する第3支持アーム(41)と第4支持アーム(42)とを備え、前記第2四節リンク機構の動きによって、前記鉱物材料処理設備の輸送高さを低くするように前記コンベアを前記スクリーンに近づける、および前記コンベアを前記スクリーンから遠ざけることを特徴とする方法。
  15. 前記処理設備(100)は、排出コンベア(61)を前記スクリーン(20)の下方に備え、前記排出コンベア(61)は、その第1端部(62)において前記スクリーンに関連付けて支持され、前記排出コンベアは、コンベア枢軸(63)を前記スクリーンの中心領域に備え、前記排出コンベアは、前記コンベア枢軸において前記スクリーンに関連付けて支持され、前記排出コンベアは排出端(64)を備え、前記排出端(64)は、前記スクリーンから遠ざかるべく、または前記スクリーンに近づくべく、前記コンベア枢軸を中心として枢動可能であり、前記排出端は、前記第1四節リンク機構の前記支持アームに形成された支持構造(26')によって前記スクリーンから遠ざけられるべく、および前記スクリーンに近づけられるべく配置されることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  16. 前記処理設備(100)は、排出コンベア(61)を前記スクリーン(20)の下方に備え、前記排出コンベア(61)は、その第1端部(62)において前記スクリーンに関連付けて支持され、前記排出コンベアはコンベア枢軸(63)を前記第1端部に備え、前記排出コンベアは、前記コンベア枢軸において前記スクリーンに関連付けて支持され、前記排出コンベアは排出端(64)を備え、前記排出端(64)は前記スクリーンから遠ざかるべく、または前記スクリーンに近づくべく、前記コンベア枢軸を中心として枢動可能であり、前記排出端は、前記第1四節リンク機構の前記支持アームに形成された支持構造(26')によって前記スクリーンから遠ざけられるべく、および前記スクリーンに近づけられるべく、配置されることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  17. 前記第1四節リンク機構は制御可能な第1のアクチュエータ(28)を更に備え、前記第1四節リンク機構の前記枢支点によってその間に形成された面積が前記第1のアクチュエータ(28)によって減らされることによって前記排出コンベア(61)は輸送位置になるまで前記スクリーンに近づけられ、および前記第1四節リンク機構の前記枢支点によってその間に形成された前記面積が前記第1のアクチュエータ(28)によって増やされることによって前記排出コンベア(61)は前記スクリーンから稼働位置になるまで遠ざけられ
    前記第2四節リンク機構は制御可能な第2のアクチュエータ(43)を更に備え、前記第2四節リンク機構の前記枢支点によってその間に形成された面積が前記第2のアクチュエータ(43)によって減らされることによって前記コンベア(40)は輸送位置になるまで前記スクリーンに近づけられ、および前記第2四節リンク機構の前記枢支点によってその間に形成された前記面積が前記第2のアクチュエータ(43)によって増やされることによって前記コンベア(40)は前記スクリーンから稼働位置になるまで遠ざけられる、
    請求項15または16に記載の方法。
  18. 前記処理設備は粉砕機(10)と第1コンベア(30)とを更に備え、前記第1コンベア(30)によって前記粉砕機の上方で前記スクリーンの上方の前記コンベア(40)に投入することを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  19. 前記第2四節リンク機構を動かすことによって、前記スクリーンの上方に配置された前記コンベア(40)を前記スクリーンの長手方向に移動することを特徴とする、請求項14〜18の何れか1項に記載の方法。
  20. 前記スクリーンの上方に配置された前記コンベア(40)を前記第1コンベアの投入用接続部から前記スクリーンの長手方向に遠ざけ、前記第1コンベア(30)によって前記粉砕機(10)に投入することを特徴とする、請求項18に記載の方法。
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