JP6172234B2 - 電動機および送風装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動機および送風装置に関する。
従来、電動機としては、特開昭63−253846号公報(特許文献1)に記載されているものがある。この電動機は、ステータと、ロータと、ステータの軸方向の一方側に位置して、ロータに取り付けられると共にファンが取り付けられている取付部とを備えている。この取付部を介して、電磁力によって生じるロータの回転力をファンに伝えて、ファンを回転させている。
特開昭63−253846号公報
上記従来の電動機では、上記ファン取付部の一方側の端面の全面がファンの取付面と接触している。このため、電磁力に起因する振動が上記ロータから上記ファンまで伝わって、電磁力に起因する騒音が発生するという問題があった。
そこで、本発明の課題は、電磁力に起因する騒音を低減できる電動機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の電動機は、
ステータと、
上記ステータの径方向外側に配置される筒状のロータと、
上記ステータの軸方向の一方側に位置して、上記ロータに取り付けられているファン取付部と
を備え、
上記ファン取付部の一方側の端面は、ファンの取付面と接触する接触領域と、上記ファンと接触しない非接触領域とを有し、
上記ロータの振動が上記ファンに伝わる経路上において、上記非接触領域は上記ロータと上記接触領域の間に位置し、
上記接触領域は金属部材からなり、かつ、上記非接触領域は樹脂部材からなることを特徴としている。
上記構成によれば、上記ファン取付部の一方側の端面は、ファンの取付面と接触する接触領域と、ファンの取付面と接触しない非接触領域とを有する。このため、上記ファン取付部の端面の全面がファンの取付面と接触する場合よりも、ファン取付部の端面とファンの取付面との接触面積を低減できる。したがって、電磁力に起因する振動が上記ロータから上記ファンまで伝わるのを抑制し、電磁力に起因する騒音を低減できる。
また、上記接触領域は、金属部材からなるので、例えば上記接触領域が樹脂部材からなる場合に比べて、上記接触領域の面精度を向上できる。したがって、上記ファン取付部の端面とファンの取付面との密着度を向上でき、ファン取付部の端面とファンの取付面との間に生じるびびり振動を抑制でき、騒音をさらに低減できる。
また、一実施形態の電動機では、
上記接触領域は、上記ロータよりも径方向内側、かつ、上記非接触領域の径方向内側に位置している。
上記実施形態によれば、上記接触領域は、上記ロータよりも径方向内側、かつ、上記非接触領域の径方向内側に位置している。このため、上記ファン取付部の端面の全面がファンの取付面と接触する場合よりも、上記ロータから上記ファンまでの距離を大きくすることができる。したがって、電磁力に起因する振動が上記ロータから上記ファンまで伝わるのを抑制し、電磁力に起因する騒音をさらに低減できる。
また、一実施形態の電動機では、
上記接触領域は、上記非接触領域よりも上記軸方向に突出している。
上記実施形態によれば、上記接触領域は、上記非接触領域よりも上記軸方向に突出しているので、上記電動機側に上記非接触領域を確実に設けることができ、電磁力に起因する騒音を確実に低減できる。
また、一実施形態の送風装置では、
上記電動機と、
上記電動機の上記ファン取付部の端面に取り付けられたファンと
を備える。
上記実施形態によれば、上記送風装置は、上記電動機から上記ファンに伝わる振動を抑制できるので、電磁力に起因する騒音を低減できる。
また、一実施形態の送風装置では、
上記電動機の上記ファン取付部は、上記端面から上記軸方向に突出する突起部を有し、
上記ファンは、上記ファンを上記軸方向に貫通する貫通孔を有し、
上記突起部は、上記貫通孔内に、この貫通孔の内周面と間隔を空けて挿入されている。
上記実施形態によれば、上記突起部は、上記貫通孔内に、この貫通孔の内周面と間隔を空けて挿入されているので、上記ファンに接触しない。したがって、電磁力に起因する振動が上記突起部から上記ファンまで伝わるのを防止し、電磁力に起因する騒音の発生を防止できる。
また、例えば、上記電動機に上記ファンを取り付けるときの目印として、上記突起部を利用できる。
本発明の電動機によれば、ファン取付部の一方側の端面は、ファンの取付面と接触しない非接触領域とを有するので、電磁力に起因する騒音を低減できる。
図1は本発明の電動機の概略的な構成を示す断面図である。 図2は上記電動機のステータおよびロータの概略的な構成を示す断面図である。 図3は本発明の送風装置の分解斜視図である。 図4は上記送風装置の概略的な構成を示す断面図である。 図5は上記送風装置の運転周波数と騒音値との関係を示す図である。 図6は比較例の送風装置の運転周波数と騒音値との関係を示す図である。
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は本発明の電動機1の概略的な構成を示し、仮想的な回転軸Pを含む断面における断面図を示している。
上記電動機1は、ロータ10とステータ20とシャフト30と複数の軸受41,42とを備えている。
シャフト30は回転軸Pに沿って延在する棒状(例えば円柱状)の部材であり、導電性を有する。シャフト30は例えば金属(例えばステンレス鋼など)で形成される。
なお以下では、回転軸Pに沿う方向を軸方向と呼び、回転軸Pを中心とした周方向および径方向をそれぞれ単に周方向および径方向と呼ぶ。
ステータ20はステータコア21と巻線22とを備えている。ステータコア21は軟磁性体で形成されており、導電性を有する。ステータコア21は複数のティース211とバックヨーク212とを有している。
図2はステータ20とロータ10との概略的な構成の一例を示す断面図である。図2においては、回転軸Pに垂直な断面であって、ティース211を通る断面が示されている。
ティース211は複数設けられており、これら複数のティース211はシャフト30(回転軸P)の周囲に配置される。より具体的には、複数のティース211は周方向に沿って間隔を空けて並んで配置され、回転軸Pを中心として放射状に配置される。
バックヨーク212は複数のティース211の一端(図1では内周側の一端)同士を磁気的に連結する。バックヨーク212は例えば回転軸Pを中心とした筒状(略円筒状)の形状を有している。
ステータコア21は例えば軸方向に沿って積層される複数の積層鋼板によって形成されてもよい。これにより、ステータコア21に生じる渦電流を低減することができる。なおステータコア21は必ずしも積層鋼板によって構成される必要はなく、例えば樹脂を含んで形成される圧粉磁心であってもよい。これによっても、渦電流は低減される。
巻線22は、例えばインシュレータ23を介してティース211に巻回される。この巻線22は径方向に沿う軸を巻回軸としてティース211に巻回される。インシュレータ23は絶縁性の材料によって形成されており、巻線22とティース211との間を絶縁する。なお、本明細書で特に断りのない限り、巻線はこれを構成する導線の1本1本を指すのではなく、導線が一纏まりに巻回された態様を指す。これは図面においても同様である。また、巻始め及び巻終わりの引出線、及びそれらの結線も図面においては適宜に省略している。
ロータ10はステータ20の径方向外側に配置され、回転軸Pを中心とした略円筒形状を有している。ロータ10は磁極部材11を有している。磁極部材11はステータ20に対して界磁磁束を供給する部材であり、エアギャップを介してステータ20に対面する。
図1に示すように、磁極部材11は、ステータ20よりも外周側(シャフト30とは反対側)に設けられている。言い換えれば、ロータ10はステータ20よりもシャフト30から遠い位置に設けられる。かかる電動機1はいわゆるアウターロータ型の電動機である。
磁極部材11は、例えば永久磁石によって形成され、周方向において交互に異なる極性の磁極面をステータ20に向けて呈する。磁極部材11は例えばボンド磁石である。磁極部材11には、自身を貫通する孔13が形成され、ステータ20はこの孔13の内部に配置されることになる。ボンド磁石における磁石片としては、例えばフェライト磁石を採用することができる。
このようなロータ10およびステータ20において、巻線22へと適切に交流電圧が印加されることにより、ステータ20はロータ10へと回転磁界を供給することができる。これに伴ってロータ10はステータ20に対して回転することとなる。
ステータ20は、ステータ固定部25によってシャフト30に固定される。つまりステータ固定部25はステータ20に固定されるとともに、シャフト30にも固定される。例えばステータ固定部25は樹脂によって形成されており、ステータ20およびシャフト30と一体に成形される。
ステータ固定部25は、例えば軸方向の両側においてステータ20を密着して覆っている。また、巻線22の周方向における相互間に空隙が存在していれば、ステータ固定部25は当該空隙を埋めていてもよい。なお、巻線22の巻数(層数)を増やして、巻線22の相互間の空隙を狭くしても構わない。これにより、ティース211の間の空隙に対して巻線22が占める体積率(占積率)を向上することができ、ひいては電動機1の効率を向上できる。
ステータ固定部25はステータ20を覆うので、ステータ20を保護できる。ステータ20のロータ10との対向面(ティース211の外周面)は、ステータ固定部25によって覆われておらず、露出している。これは、ステータ20とロータ10との間の磁気抵抗を低減するためである。これにより、電動機1の効率を向上することができる。なお、ステータ固定部25はバックヨーク212の内周面26を覆っていないものの、この内周面26を覆ってもよい。これにより、バックヨーク212の内周面26も保護することができる。
バックヨーク212の内周面26は孔を形成しており、この孔は軸方向の一方側(以下、上側と呼ぶ)に開口するものの、軸方向の他方側(以下、下側と呼ぶ)において、ステータ固定部25によって、その一部が塞がれている。そして、シャフト30が孔を軸方向に貫通し、孔の底面(ステータ固定部25によって形成された面)において、シャフト30の一端部がステータ固定部25に埋め込まれて固定されている。
以上のように、ステータ固定部25はステータ20とシャフト30とを固定するので、ステータ20とシャフト30とを連結する連結部としても機能する。
ロータ10は、ファン取付部15および軸受41,42によってシャフト30に対して回転可能に取り付けられている。シャフト30には、複数の軸受41,42が取り付けられている。
軸受41,42は、シャフト30に外嵌した状態で、シャフト30に固定される。軸受41,42は軸方向で互いに間隔を空けてシャフト30に取り付けられている。なお、2つの軸受41,42が設けられているものの、一つの軸受のみが設けられてもよく、3つ以上の軸受が設けられてもよい。
ファン取付部15は、ステータ20の軸方向の上側に位置して、間隔を空けてステータ20およびステータ固定部25と対面している。このファン取付部15は、ロータ10に取り付けられると共に、軸受41,42を介してシャフト30に回転可能に取り付けられている。ファン取付部15の上側の端面15Aは、後述するファン60(図3に示す)の取付面と接触する接触領域52Aと、ファン60と接触しない非接触領域121Aとを有している。ファン取付部15は、軸受ハウジング50と連結部12とを有している。
軸受ハウジング50は、例えば導電性の部材であり、例えば金属(例えばアルミ)によって形成されている。軸受ハウジング50は、筒状部51と、この筒状部51の上側の部分から径方向外側に延在するフランジ部52とを有している。このフランジ部52の上側の端面は、ファン60の取付面と接触するようになっており、上記接触領域52Aを形成している。
筒状部51は、間隔を空けてシャフト30を囲んでいる。筒状部51の内周面には、軸受41,42が内嵌されている。
連結部12は、軸受ハウジング50とロータ10とを連結している。この連結部12は、例えば樹脂で形成されている。連結部12は、内側筒状部123と、上面部121と、突起部124と、外側筒状部122とを有している。
連結部12の内側筒状部123は、筒状形状を有している。内側筒状部123は、軸受ハウジング50のフランジ部52の外周縁部において軸受ハウジング50に固定されている。
連結部12の上面部121は、板状のリング形状を有している。上面部121は、内側筒状部123の上端部から径方向外側に延在している。上面部121の上側の端面は、上記ファンの取付面と間隔を空けて対向するようになっており、非接触領域121Aを形成する。接触領域52Aは、ロータ10よりも径方向内側、かつ、非接触領域121Aの径方向内側に位置している。また、接触領域52Aは、非接触領域121Aよりも軸方向に突出している。
連結部12の突起部124は、略円柱形状を有している。突起部124は、非接触領域121Aから軸方向の上側へ突出している。突起部124は、上面部121の外縁部に2つ設けられており、これらの突起部124は、回転軸Pに対して互いに対称に位置している。
連結部12の外側筒状部122は、筒状形状を有している。外側筒状部122は、上面部121の外周縁部から軸方向の下側へ突出している。外側筒状部122は、ロータ10(磁極部材11)に固定されている。
このような電動機1において、巻線22に交流電圧を印加することによって、ステータ20は、ロータ10に回転磁界を供給する。これにより、ロータ10は、ステータ20に対して回転する。
電動機1は、ファンを駆動する。図3は、電動機1とファン60とを備える送風装置の分解斜視図である。図4は、上記送風装置の概略的な構成を示し、仮想的な回転軸Pを含む断面における断面図である。
図3および図4に示すように、ファン60は、取付板61と、複数の羽根63と、上部板64とを備えている。ファン60は、電動機1のファン取付部15に取り付けられ、ロータ10の回転に伴って回転する。ファン60は、遠心ファンであって、より具体的な一例としてはターボファンである。
取付板61は、中央部が盛り上がった板状の形状を有している。取付板61は、軸方向に沿って見たとき、略円形状になっている。取付板61は、電動機1のファン取付部15に取り付けられる中央部611と、この中央部611の外周端部から電動機1を囲むように略軸方向に延在する筒状部612と、この筒状部612の、中央部611と反対側の端部から、径方向外側に延在するフランジ部613とを有している。
中央部611は、径方向外側部分に、軸方向に貫通する2つの貫通孔621を有している。これらの貫通孔621には、電動機1にファン60を取り付けるとき、電動機1の突起部124が挿入される。このように、電動機1にファン60を取り付けるときの目印として、この突起部124を利用できるようになっている。ファン60が電動機1に取り付けられると、突起部124は、貫通孔621内に、貫通孔621の内周面621Aと間隔を空けて位置する。
中央部611の筒状部612側の端面は、ファン60の取付面611Aを形成している。この取付面611Aは、接触領域52Aに接触するようになっている。
複数の羽根63は、回転軸Pの周りで互いに間隔を空けて並んで配置され、取付板61に固定されている。複数の羽根63は、電動機1よりも径方向外側に取り付けられる。
上部板64は、羽根63に対して取付板61の反対側に固定されている。上部板64は、回転軸Pに沿って見て、回転軸Pを中心としたリング状の形状を有している。
かかる送風装置において、電動機1およびファン60の回転に伴って、ファン60は主として上部板64の開口部を介して上部から空気を吸い込み、径方向の外側に空気を吹き出す。
図5は、本発明の送風装置の運転周波数と騒音値との関係を示す図である。図6は、比較例の送風装置の運転周波数と騒音値との関係を示す図である。図5および図6において、横軸は運転周波数[Hz]を表し、縦軸は騒音値[dBA]を表している。ここで、比較例の送風装置は、本発明の送風装置と比べ、電動機の取付面の全面がファンの取付面と接触している点だけが異なっている。送風装置の運転周波数とは、送風装置のファンの回転周波数である。
図6に示すように、比較例の送風装置では、運転周波数が約330Hz,約410Hz,約500Hzのとき、電磁力に起因する騒音値が突出して大きくなっている。これに対し、図5に示すように、本発明の送風装置では、運転周波数が約330Hz,約410Hz,約500Hzのとき、電磁力に起因する騒音値が突出して大きくなっておらず、上記騒音値を低減できた。
上記構成の電動機1によれば、ファン取付部15の端面15Aは、ファン60の取付面611Aと接触する接触領域52Aと、ファン60の取付面611Aと接触しない非接触領域121Aとを有する。このため、ファン取付部15の端面15Aの全面がファン60の取付面611Aと接触する場合よりも、ファン取付部15の端面15Aとファン60の取付面611Aとの接触面積を低減できる。したがって、電磁力に起因する振動がロータ10からファン60まで伝わるのを抑制し、電磁力に起因する騒音を低減できる。
また、上記接触領域52Aは、上記ロータ10よりも径方向内側、かつ、上記非接触領域121Aの径方向内側に位置している。このため、ファン取付部15の端面15Aの全面がファン60の取付面611Aと接触する場合よりも、ロータ10から上記接触領域52Aまでの距離を大きくすることができる。したがって、電磁力に起因する振動がロータ10からファン60まで伝わるのを抑制し、電磁力に起因する騒音をさらに低減できる。
また、上記接触領域52Aは、上記非接触領域121Aよりも軸方向に突出しているので、上記電動機1側に非接触領域121Aを確実に設けることができ、電磁力に起因する騒音を確実に低減できる。
また、上記接触領域52Aは、金属部材からなるので、例えば上記接触領域52Aが樹脂部材からなる場合に比べて、接触領域52Aの面精度を向上できる。したがって、ファン取付部15の端面15Aとファン60の取付面611Aとの密着度を向上でき、ファン取付部15の端面15Aとファン60の取付面611Aとの間に生じるびびり振動を抑制でき、騒音をさらに低減できる。
また、上記送風装置は、上記電動機1から上記ファン60に伝わる振動を抑制できるので、電磁力に起因する騒音を低減できる。
また、上記突起部124は、上記貫通孔621内に、この貫通孔621の内周面621Aと間隔を空けて挿入されているので、上記ファン60に接触しない。したがって、電磁力に起因する振動が突起部124からファン60まで伝わるのを防止し、電磁力に起因する騒音の発生を防止できる。
なお、上記実施形態では、接触領域52Aは、ロータ10よりも径方向内側、かつ、非接触領域121Aの径方向内側に位置していたが、これに限られない。例えば、接触領域が非接触領域の径方向外側に位置していてもよい。
また、上記実施形態では、接触領域52Aは、非接触領域121Aよりも軸方向に突出していたが、これに限られない。例えば、電動機の取付面を平坦な面にする一方、ファンの取付面に凹凸を設けて、ファンの取付面が接触領域と非接触領域とを有するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、接触領域52Aは、金属部材からなっていたが、これに限らず、樹脂部材など、他の材質からなっていてもよい。
また、上記実施形態では、ファン取付部15は、2つの突起部124を有していたが、これに限らず、突起部を1つだけ有していてもよいし、3つ以上有していてもよい。また、取付部が突起部を有していなくてもよい。
本発明の具体的な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
1 電動機
10 ロータ
15 ファン取付部
15A 端面
20 ステータ
52A 接触領域
60 ファン
121A 非接触領域
124 突起部
611A 取付面
621 貫通孔
621A 内周面

Claims (5)

  1. ステータ(20)と、
    上記ステータ(20)の径方向外側に配置される筒状のロータ(10)と、
    上記ステータ(20)の軸方向の一方側に位置して、上記ロータ(10)に取り付けられているファン取付部(15)と
    を備え、
    上記ファン取付部(15)の一方側の端面(15A)は、ファン(60)の取付面(611A)と接触する接触領域(52A)と、上記ファン(60)と接触しない非接触領域(121A)とを有し、
    上記ロータ(10)の振動が上記ファン(60)に伝わる経路上において、上記非接触領域(121A)は上記ロータ(10)と上記接触領域(52A)の間に位置し、
    上記接触領域(52A)は金属部材からなり、かつ、上記非接触領域(121A)は樹脂部材からなることを特徴とする電動機。
  2. 請求項1に記載の電動機において、
    上記接触領域(52A)は、上記ロータ(10)よりも径方向内側、かつ、上記非接触領域(121A)の径方向内側に位置していることを特徴とする電動機。
  3. 請求項1または2に記載の電動機において、
    上記接触領域(52A)は、上記非接触領域(121A)よりも上記軸方向に突出していることを特徴とする電動機。
  4. 請求項1からまでのいずれか一つに記載の電動機(1)と、
    上記電動機(1)の上記ファン取付部(15)に取り付けられたファン(60)と
    を備えることを特徴とする送風装置。
  5. 請求項に記載の送風装置において、
    上記電動機(1)の上記ファン取付部(15)は、上記端面(15A)から上記軸方向に突出する突起部(124)を有し、
    上記ファン(60)は、上記ファン(60)を上記軸方向に貫通する貫通孔(621)を有し、
    上記突起部(124)は、上記貫通孔(621)内に、この貫通孔(621)の内周面(621A)と間隔を空けて挿入されていることを特徴とする送風装置
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