JP6167865B2 - 硬貨処理装置、及び硬貨処理方法 - Google Patents

硬貨処理装置、及び硬貨処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、硬貨処理装置、及び硬貨処理方法に関する。
例えば店舗等に設置されたレジスターの硬貨を管理する硬貨処理装置が利用されている。硬貨処理装置は、硬貨を受け入れた後、鑑別部により硬貨の金種を鑑別する。そして、硬貨処理装置は、鑑別結果に応じた搬送先に硬貨を搬送する。
硬貨処理装置において、硬貨の搬送が停止する場合がある。例えば、特許文献1に記載のように硬貨の搬送異常が発生した場合には、搬送が停止され、操作者は搬送路等にある硬貨を装置外に除去することになる(特許文献1参照)。
特開2007−249840号公報
しかし、操作者が、搬送路の除去すべき硬貨を除去し忘れることがある。例えば、搬送路において操作者が見難い位置に硬貨が残留している場合には、操作者が硬貨を見つられず除去し忘れることがある。硬貨を除去し忘れた場合には、当該硬貨(残留硬貨と呼ぶ)によって、その後の処理において違算等が発生することになる。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、除去されずに残留する残留硬貨を適切に除去することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、硬貨を搬送する搬送路と、前記搬送路における硬貨の搬送異常を検出する搬送異常検出部と、前記搬送異常が検出された場合に、硬貨の除去を促す第1報知を行う第1報知部と、前記第1報知の後に、除去されずに残留する残留硬貨の有無を判定する残留硬貨判定部と、前記残留硬貨が有ると判定された場合に、前記残留硬貨に関する第2報知を行う第2報知部と、を備える、硬貨処理装置が提供される。
かかる硬貨処理装置において、残留硬貨判定部は、硬貨の除去を促す第1報知の後に、除去されずに残留する残留硬貨の有無を判定する。これにより、搬送路から除去されずに残留する残留硬貨(操作者が除去し忘れた硬貨)を検出できる。そして、第2報知部は、残留硬貨が有ると判定された場合に、残留硬貨に関する第2報知を行う。これにより、操作者は、第2報知によって、除去し忘れた残留硬貨の存在を認識できる。このため、操作者が、残留硬貨を再度除去するための方策をとることになり、この結果、搬送路から残留硬貨を除去することが可能となる。
また、上記の硬貨処理装置は、リジェクト硬貨を収納するリジェクト部と、前記残留硬貨判定部により前記残留硬貨が有ると判定された場合に、前記残留硬貨を前記リジェクト部に搬送させる搬送制御部と、を更に備えても良い。
また、上記の硬貨処理装置において、前記第2報知部は、前記第2報知として、前記残留硬貨が前記リジェクト部に収納されていることを報知しても良い。
また、上記の硬貨処理装置において、前記リジェクト部は、前記硬貨処理装置の外部に露出するように設けられても良い。
また、上記の硬貨処理装置において、前記第2報知部は、前記第2報知として、前記残留硬貨の除去を促す報知を行っても良い。
また、上記の硬貨処理装置において、前記第2報知部は、表示画面に前記残留硬貨に関する表示を行う表示部であっても良い。
また、上記の硬貨処理装置は、駆動することで前記搬送路の硬貨を搬送する搬送機構を更に備え、前記残留硬貨判定部は、前記第1報知の後に、前記搬送機構を駆動させて前記残留硬貨の有無を判定しても良い。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、搬送路における硬貨の搬送異常を検出するステップと、前記搬送異常が検出された場合に、硬貨の除去を促す第1報知を行うステップと、前記第1報知の後に、除去されずに残留する残留硬貨の有無を判定するステップと、前記残留硬貨が有ると判定された場合に、前記残留硬貨に関する第2報知を行うステップと、を有する、硬貨処理方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、除去されずに残留する残留硬貨を適切に除去することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る硬貨処理装置10の概略構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る硬貨繰り出し部20、硬貨鑑別部30、及び硬貨選別部40の構成の一例を示す概略平面図である。 第1の実施形態に係る硬貨繰り出し部20、硬貨鑑別部30、及び硬貨選別部40の構成の一例を示す概略断面図である。 第1の実施形態に係る計数処理時の硬貨処理装置10の動作例を示すフローチャートである。 硬貨のジャムが発生して計数処理が停止した際の搬送路310の状態の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る硬貨処理装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る第1報知部110による第1報知の一例を示す模式図である。 第1の実施形態に係る第2報知部112による第2報知の一例を示す模式図である。 第1の実施形態に係る硬貨のジャム発生時の硬貨処理装置10の動作例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る第2報知部112による第2報知の一例を示す模式図である。 第2の実施形態に係る硬貨のジャム発生時の硬貨処理装置10の動作例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.第1の実施形態>
(1−1.硬貨処理装置の構成)
図1を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係る硬貨処理装置10の構成の一例について説明する。図1は、第1の実施形態に係る硬貨処理装置10の概略構成の一例を示す図である。
硬貨処理装置10は、例えば店舗等に設置されたレジスターで取り扱われる硬貨を管理する。硬貨処理装置10は、硬貨を一括して受け入れた後、各硬貨の硬貨鑑別を行って金種を判別する。その後、硬貨処理装置10は、判別結果に応じて金種毎に硬貨を選別し、選別した硬貨を出金する。
図1に示すように、硬貨処理装置10は、硬貨繰り出し部20と、硬貨鑑別部30と、硬貨選別部40と、リジェクト硬貨収容部50と、金種別ホッパ60と、搬送ゲート70と、硬貨出金箱80と、硬貨回収庫84と、制御ユニット90とを有する。
硬貨繰り出し部20は、一括投入された硬貨Cを受けて一旦収容する。そして、硬貨繰り出し部20は、収容する硬貨Cを一枚ずつ硬貨鑑別部30へ繰り出す。なお、硬貨繰り出し部20の詳細については、後述する。
硬貨鑑別部30は、硬貨繰り出し部20から繰り出された硬貨Cの鑑別を行う。例えば、硬貨鑑別部30は、硬貨の真偽、金種等の判別を行う。硬貨鑑別部30は、鑑別した硬貨Cを硬貨選別部40に搬送する。なお、硬貨鑑別部30の詳細については、後述する。
硬貨選別部40は、硬貨鑑別部30による鑑別結果に基づいて、硬貨Cを搬送しながら選別して排出する。硬貨選別部40は、リジェクト口と硬貨排出口を有する。リジェクト口は、偽貨と鑑別されたリジェクト硬貨や、ゴミ等の異物を排出する排出口である。硬貨排出口は、真貨と鑑別された正常硬貨を金種別に排出する排出口である。なお、硬貨選別部40の詳細については、後述する。
リジェクト硬貨収容部50は、リジェクト口を通過したリジェクト硬貨や、ゴミ等の異物を収容する。操作者は、例えば硬貨処理装置10の前面に設けられた扉を開けて、リジェクト硬貨収容部50の内部に収容されたリジェクト硬貨等を回収しても良い。なお、上記に限定されず、リジェクト硬貨収容部50は、リジェクト硬貨を排出する排出口を有し、当該排出口が装置の外部に露出しても良い。かかる場合には、操作者は、リジェクト硬貨を容易に回収できる。
金種別ホッパ60は、硬貨排出口を通過した正常硬貨を金種別に収容する。金種別ホッパ60は、金種別にホッパを複数有し、複数のホッパは、対応する金種の硬貨排出口の下方に一例に配置している。また、金種別ホッパ60は、硬貨Cを一枚ずつ搬送ゲート70へ繰り出す手段を有する。
搬送ゲート70は、金種別ホッパ60の複数のホッパの各々に対して設けられ、金種別ホッパ60から繰り出された硬貨Cの搬送先を分岐する。搬送ゲート70は、搬送先として、図1の矢印Tで示すルートと矢印Uで示すルートとに分岐する。
硬貨出金箱80は、出金される硬貨を収容する。硬貨出金箱80には、搬送ゲート70により矢印Tのルートで搬送された硬貨が収容される。硬貨出金箱80は、金種別に硬貨を収納する複数の小箱を有しても良い。
硬貨回収庫84は、回収される硬貨を収容する。硬貨回収庫84には、搬送ゲート70により矢印Uのルートで搬送された硬貨が収容される。
制御ユニット90は、硬貨処理装置10の全体動作を制御する。制御ユニット90は、上述した各構成要素の動作を制御する制御部(図6に示す制御部120)と、制御部が実行するプログラムや各種のデータを記憶する記憶部(図6に示す記憶部130)と、を有する。
(1−2.硬貨繰り出し部20、硬貨鑑別部30、及び硬貨選別部40の詳細構成)
図2及び図3を参照しながら、硬貨繰り出し部20、硬貨鑑別部30、及び硬貨選別部40の詳細構成について説明する。図2は、第1の実施形態に係る硬貨繰り出し部20、硬貨鑑別部30、及び硬貨選別部40の構成の一例を示す概略平面図である。図3は、第1の実施形態に係る硬貨繰り出し部20、硬貨鑑別部30、及び硬貨選別部40の構成の一例を示す概略断面図である。
(硬貨繰り出し部20の詳細構成)
硬貨繰り出し部20は、一括投入された硬貨Cを受け、一枚ずつ硬貨鑑別部30へ繰り出す。硬貨繰り出し部20は、図2及び図3に示すように、硬貨受領部210と、収容部220と、回転円盤230とを有する。
硬貨受領部210は、硬貨繰り出し部20に投入される硬貨Cを受ける部分である。硬貨受領部210は、硬貨Cが投入される投入口212を有する。投入口212から投入された硬貨Cは、自重により、収容部220に落下する。
収容部220は、硬貨受領部210から落下した硬貨Cを収容する部分である。収容部220内(収容空間)には回転円盤230が設けられており、収容部220の内周面は、回転円盤230が回転可能なように、回転円盤230の外周に沿った形状に形成されている。収容部220の側面には、硬貨鑑別部30へ硬貨Cを1枚ずつ向かわせるための通過口222が設けられている。
回転円盤230は、回転することにより硬貨Cを硬貨鑑別部30へ導く。回転円盤230は、硬貨受領部210の真下に位置する。回転円盤230は、円盤駆動部240の回転駆動力を受けて、所定の回転方向に回転する。回転円盤230の回転により生じる遠心力を受けて、回転円盤230上の硬貨は、収容部220の側面側(回転円盤230の外周側)へ移動し、通過口222を通過する。
(硬貨鑑別部30の詳細構成)
硬貨鑑別部30は、硬貨繰り出し部20から繰り出された硬貨Cの鑑別を行う。硬貨鑑別部30は、図2及び図3に示すように、搬送路310と、送り出しローラ320と、搬送ベルト330と、鑑別部340と、上流側検出センサ351と、下流側検出センサ352を有する。
搬送路310は、硬貨繰り出し部20と硬貨選別部40の間に設けられており、硬貨Cが搬送方向に搬送される通路である。搬送路310は、例えば板状の搬送プレートであり、硬貨Cを搬送する搬送面を有する。
送り出しローラ320は、硬貨繰り出し部20の通過口222を通過した硬貨Cを、搬送ベルト330に向けて送り出す一対のローラである。送り出しローラ320は、送り出し駆動部322の駆動力を受けて、硬貨Cを一枚ずつ挟持しながら送り出す。
搬送ベルト330は、送り出しローラ320により送り出された硬貨Cを搬送路310の搬送面とで挟んだ状態で回転(駆動)することにより、硬貨Cを搬送する。搬送ベルト330は、一対のプーリ332により張架され、プーリ332の回転に連動して回転する。プーリ332は、ベルト駆動部334の駆動力を受けて回転する。
鑑別部340は、搬送ベルト330により搬送中の硬貨Cを真偽や金種を鑑別する。具体的には、鑑別部340は、硬貨Cの直径、材質、厚み、硬貨Cの中央側の孔の有無等を判別して、硬貨Cの真偽を鑑別する。鑑別部340は、例えば光学センサであり、硬貨Cの金種に加えて、ゴミ等の異物も判別しうる。
また、鑑別部340は、鑑別結果を制御ユニット90に出力する。制御ユニット90は、鑑別部340の鑑別結果に基づいて、硬貨選別部40にて鑑別された硬貨を選別して、リジェクト口又は硬貨排出口から排出するように制御する。
上流側検出センサ351、及び下流側検出センサ352は、搬送ベルト330で搬送される硬貨を検出する。上流側検出センサ351は、搬送路310において鑑別部340の搬送方向上流側に設けられ、鑑別部340を通過する前の硬貨を検出する。下流側検出センサ352は、搬送路310において鑑別部340の搬送方向下流側に設けられ、鑑別部340を通過した硬貨を検出する。
(硬貨選別部40の詳細構成)
硬貨選別部40は、硬貨鑑別部30による鑑別結果に基づいて、硬貨Cを搬送しながら選別して排出する。図2及び図3に示すように、硬貨選別部40は、選別ハウジング410と、回転ディスク420と、位置検出部440と、硬貨排出口450a〜450fと、第1リジェクト口461と、第2リジェクト口462と、を有する。
選別ハウジング410は、円筒状の部材であり、ハウジング底面412と側壁414とにより構成されている。ハウジング底面412は、硬貨鑑別部30の搬送路310の搬送面とほぼ同じ位置に設定されている。側壁414には、鑑別部340による鑑別後に搬送ベルト330によって搬送された硬貨が搬入される搬入口415が形成されている。なお、搬入口415には、硬貨が実際に搬入されたか否かを確認する搬入確認センサ416が設けられている。
回転ディスク420は、円板形状の部材であり、回転することにより選別ハウジング410上の硬貨を搬送する。回転ディスク420は、選別ハウジング410内に設けられ、ハウジング底面412上で水平に回転する。回転ディスク420は、ディスク駆動部430の回転駆動力を受けて、回転ディスク420に固定された回転軸422を回転中心として所定の回転方向に間欠回転する。
位置検出部440は、回転ディスク420の回転位置を検出するための部材である。位置検出部440は、図2に示すように、円筒部材442と、検出センサ444とを有する。円筒部材442は、回転ディスク420上に同軸で設けられている。円筒部材442の上面には、所定のピッチ角度でスリットが複数設けられている。検出センサ444は、回転ディスク420の回転の際にスリットの通過を検出することで、回転位置を検出する。
硬貨排出口450a〜450fは、ハウジング底面412に形成された排出口である。6つの硬貨排出口450a〜450fには、それぞれ異なる金種の硬貨が、回転ディスク420の回転中に落下する。硬貨排出口450a〜450fには、開閉可能なガイド470a〜470fが設けられ、ガイドが開状態の際に硬貨を取り込む。これにより、硬貨を金種別に出金することが可能となる。硬貨排出口450a〜450fは、回転ディスク420の搬送方向に沿って、ハウジング底面412の搬送路418に所定間隔で形成されている。
第1リジェクト口461及び第2リジェクト口462は、ハウジング底面412に形成された排出口である。第1リジェクト口461は、硬貨鑑別部30で偽貨と鑑別されたリジェクト硬貨や、ゴミ等の異物を排出する。第2リジェクト口462は、本来なら硬貨排出口450a〜450fから排出されるべき硬貨が硬貨排出口450a〜450fから排出されない場合に、硬貨排出口450a〜450fを通過した硬貨を排出する。第1リジェクト口461及び第2リジェクト口462には、それぞれ硬貨を取り込むためのガイド474、476が設けられている。
(1−3.計数処理の流れ)
上述した構成を有する硬貨処理装置10は、硬貨を計数する計数処理を行う。この計数処理の流れについて、図4を参照しながら説明する。
図4は、計数処理時の硬貨処理装置10の動作例を示すフローチャートである。図4のフローチャートは、操作者によって硬貨繰り出し部20に硬貨が投入されたところから開始される。
まず、制御ユニット90は、硬貨繰り出し部20に投入された硬貨を1枚ずつ硬貨鑑別部30へ繰り出す(ステップS102)。次に、制御ユニット90は、硬貨鑑別部30の搬送ベルト330によって、繰り出された硬貨を搬送方向下流側へ向かって搬送する(ステップS104)。
そして、制御ユニット90は、搬送中の硬貨を、鑑別部340の上流側に位置する上流側検出センサ351によって検出する(ステップS106)。次に、制御ユニット90は、上流側検出センサ351を通過した硬貨の金種等を、鑑別部340によって鑑別する(ステップS108)。制御ユニット90は、鑑別部340の鑑別結果を記憶部に記憶する。
次に、制御ユニット90は、記憶部に記憶された鑑別部340の鑑別結果に応じた硬貨の搬送先を決定する(ステップS110)。例えば、制御ユニット90は、搬送先として、金種別ホッパ60やリジェクト硬貨収容部50を決定する。そして、制御ユニット90は、硬貨を硬貨選別部40へ向けて搬送させる(ステップS112)。この際、鑑別部340の下流側に位置する下流側検出センサ352が、硬貨を検出する。
その後、制御ユニット90は、硬貨選別部40により、硬貨鑑別部30の鑑別結果に応じた搬送先に硬貨を排出する(ステップS114)。例えば、硬貨選別部40は、真貨と鑑別された正常硬貨を硬貨排出口450a〜450fを介して金種別ホッパ60に排出し、偽貨と鑑別されたリジェクト硬貨をリジェクト硬貨収容部50に排出する。
(1−4.計数処理の再開時の硬貨の搬送について)
硬貨処理装置10においては、計数処理が途中で停止する場合がある。例えば、計数処理中に硬貨鑑別部30の搬送路310等において硬貨のジャムが発生した場合には、硬貨鑑別部30により鑑別された硬貨が搬送先に搬送されていなくても、計数処理が停止する(すなわち、硬貨の搬送が停止する)。そして、停止中に操作者が硬貨を除去することで、計数処理が再開される。
ところで、硬貨を除去する際に、操作者が除去すべき硬貨を搬送路310から取り忘れる場合がある。そして、操作者が硬貨を取り忘れると、計数処理を再開した際に違算が発生することがある。
図5は、硬貨のジャムが発生して計数処理が停止した際の搬送路310の状態の一例を示す図である。ジャムが発生した際には、操作者は、図5に示す搬送路310上の硬貨C1、C2、C3の全てを除去する必要があるが、硬貨C1、C2、C3のいずれかを取り忘れることがある。例えば、硬貨C1、C2、C3のいずれかが搬送路310において操作者から見難い位置(図5には示されていないが、搬送ガイド等によって硬貨が隠される位置)に停止している場合には、操作者は硬貨を見つけられず取り忘れることがある。
そこで、本実施形態に係る硬貨処理装置10は、搬送路310において除去されずに残留する残留硬貨を適切に除去すべく、図6に示すような機能構成を有し、以下に説明するような制御を行う。
図6は、第1の実施形態に係る硬貨処理装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、硬貨処理装置10は、前述した硬貨繰り出し部20、硬貨鑑別部30、硬貨選別部40、及びリジェクト硬貨収容部50に加えて、第1報知部110と、第2報知部112と、制御部120と、記憶部130と、を有する。
(第1報知部)
第1報知部110は、搬送路310において硬貨の搬送異常が検出された場合に、硬貨の除去を促す第1報知を行う。第1報知部110は、例えば図7に示すように、表示画面111に硬貨の除去を促す表示を行う表示部である。表示部は、操作者が表示内容を視認しやすいように、硬貨処理装置10の上方に設けられている。
図7は、第1報知部110による第1報知の一例を示す模式図である。図7に示す表示画面111には、「硬貨を取り除いてください」というメッセージM1が表示されている。これにより、操作者は、表示画面111を見て硬貨のジャムが発生したことを容易に認識でき、硬貨を除去しようと試みやすくなる。
表示画面111には、硬貨のジャムが発生している位置を特定して示したり、硬貨を除去するための方策(例えば「上部カバーを開けてください」)が表示されても良い。また、硬貨を除去するまでの操作者の操作内容を表示しても良い。なお、第1報知としてのメッセージは上記に限定されず、操作者が認識可能な内容であればどのようなメッセージであっても良い。
(第2報知部)
第2報知部112は、残留硬貨が有ると判定された場合に、残留硬貨に関する第2報知を行う。第1の実施形態では、第2報知部112は、第2報知として、残留硬貨がリジェクト硬貨収容部50に収納されていることを報知する。これにより、操作者は、残留硬貨が搬送路310から搬送されてリジェクト硬貨収容部50に収納されたことを容易に認識できる。第2報知部112は、例えば図8に示すように、表示画面113に残留硬貨に関する表示を行う表示部である。
図8は、第1の実施形態に係る第2報知部112による第2報知の一例を示す模式図である。図8に示す表示画面113には、残留硬貨に関する表示として「リジェクト硬貨が返却されました」というメッセージM2が表示されている。これにより、操作者は、表示画面113を見て残留硬貨がリジェクト硬貨収容部50に搬送されたことを容易に認識でき、リジェクト硬貨収容部50から残留硬貨を取り出そうと試みやすくなる。
なお、図8に示すように、硬貨の返却先(搬送先)であるリジェクト硬貨収容部50の位置を特定して表示させても良い。かかる場合には、操作者は、残留硬貨の搬送先を容易に識別でき、残留硬貨をリジェクト硬貨収容部50から取り出し易くなる。
第1の実施形態では、第1報知と第2報知を行う表示画面(表示部)が同一である。しかし、これに限定されず、第1報知を行う表示画面と、第2報知を行う表示画面とが異なっても良い。また、第1報知と第2報知は、表示画面による表示に限定されない。例えば、第1報知と第2報知は、音声によるアナウンス、警告音、LED等による発光等であっても良い。かかる場合にも、硬貨処理装置10の操作者は、残留硬貨が除去されていないことを認識できる。また、上記では、第1報知及び第2報知の形態が同じであることとしたが、これに限定されず、報知形態が異なっても良い。例えば、第1報知がLEDによる発光であり、第2報知が表示画面による表示であっても良い。
制御部120は、硬貨繰り出し部20、硬貨鑑別部30、硬貨選別部40、リジェクト硬貨収容部50、第1報知部110、及び第2報知部112の動作を制御する。また、制御部120は、搬送異常検出部122と、報知制御部124と、残留硬貨判定部126と、搬送制御部128と、を有する。
(搬送異常検出部122)
搬送異常検出部122は、硬貨鑑別部30の搬送路310における硬貨の搬送異常を検出する。搬送異常検出部122は、搬送異常として、搬送路310における硬貨のジャムを検出する。搬送異常検出部122は、例えば、硬貨鑑別部30の上流側検出センサ351、及び下流側検出センサ352(図2参照)と、硬貨選別部40の搬入確認センサ416(図2参照)とを用いて、以下のようにジャムを検出する。
ここでは、上流側検出センサ351と下流側検出センサ352の間におけるジャムの検出例を説明する。搬送路310において硬貨を搬送させるために、搬送ベルト330が回転(駆動)する。このため、硬貨が正常に搬送されている場合には、上流側検出センサ351が硬貨を検出してから、当該硬貨が下流側検出センサ352で検出されるまでの経過時間は、予め分かっている。これに対して、上流側検出センサ351と下流側検出センサ352の間で硬貨のジャムが発生した場合には、上流側検出センサ351が硬貨を検出してから前記経過時間が経過しても、下流側検出センサ352が硬貨を検出しない。従って、上流側検出センサ351が硬貨を検出してから、所定の経過時間が経過しても下流側検出センサ352が硬貨を検出しない場合には、搬送異常検出部122は、上流側検出センサ351と下流側検出センサ352の間でジャムが発生したと判定する。同様に、下流側検出センサ352が硬貨を検出してから、所定の経過時間が経過しても搬入確認センサ416が硬貨を検出しない場合には、搬送異常検出部122は、下流側検出センサ352と搬入確認センサ416の間でジャムが発生したと判定する。
(報知制御部124)
報知制御部124は、前述した第1報知部110と第2報知部112の動作を制御する。具体的には、報知制御部124は、搬送異常検出部122により搬送異常が検出された場合に、第1報知部110を動作させて硬貨の除去を促す第1報知(例えば、図7に示すような表示画面による表示)を行わせる。
また、報知制御部124は、残留硬貨判定部126により残留硬貨が有ると判定された場合に、第2報知部112を動作させて残留硬貨に関する第2報知(例えば、図8に示すような表示画面による表示)を行わせる。第1の実施形態では、報知制御部124は、残留硬貨がリジェクト硬貨収容部50に収納されていることを報知させる。
(残留硬貨判定部126)
残留硬貨判定部126は、第1報知部110による第1報知の後に、除去されずに残留する残留硬貨の有無を判定する。これにより、第1報知後に操作者が実際にジャムとなった硬貨を適切に除去したか否かを検出できる。
残留硬貨判定部126は、第1報知の後に、搬送ベルト330を駆動(回転)させて残留硬貨の有無を判定する。残留硬貨判定部126は、搬送異常検出部122と同様に、硬貨鑑別部30の上流側検出センサ351、及び下流側検出センサ352と、硬貨選別部40の搬入確認センサ416とを用いて、残留硬貨の有無を判定する。
例えば、硬貨繰り出し部20の動作を停止した状態で搬送ベルト330を所定時間(搬送路310で硬貨の搬送に要する時間)だけ回転させた際に、上流側検出センサ351、下流側検出センサ352、及び搬入確認センサ416のいずれかが硬貨を検出した場合には、残留硬貨判定部126は、搬送路310に残留硬貨が有ると判定する。一方で、上流側検出センサ351、下流側検出センサ352、及び搬入確認センサ416のいずれも、硬貨を検出しないと、残留硬貨判定部126は残留硬貨が無いと判定する。
(搬送制御部128)
搬送制御部128は、硬貨繰り出し部20、硬貨鑑別部30、及び硬貨選別部40における硬貨の繰り出しや搬送を制御する。例えば、搬送制御部128は、計数処理における硬貨の搬送中にジャムが発生すると硬貨の搬送を停止させ、ジャムとなった硬貨が除去されると硬貨の搬送を再開させる。
搬送制御部128は、残留硬貨判定部126により残留硬貨が有ると判定された場合に、残留硬貨をリジェクト硬貨収容部50に搬送させる。すなわち、搬送制御部128は、硬貨鑑別部30及び硬貨選別部40を動作させて、搬送路310の残留硬貨を搬送させリジェクト硬貨収容部50に収容させる。これにより、操作者が除去し忘れた残留硬貨を、搬送路310から除去できる。
なお、残留硬貨が搬送されるリジェクト硬貨収容部50は、硬貨処理装置10の外部に露出するように設けられても良い。このようにリジェクト硬貨収容部50が露出している場合には、操作者は、リジェクト硬貨収容部50に搬送された硬貨を取出しやすくなる。このため、操作者が取り出した硬貨を再度硬貨繰り出し部20の投入口212に投入することで、再度計数を行うことができる。
(記憶部130)
記憶部130は、制御部120が実行するプログラムを記憶する。また、記憶部130は、硬貨処理装置10の動作時に必要な各種のデータを記憶する。例えば、記憶部130は、第1報知部110や第2報知部112が表示する表示内容を記憶する。
(1−5.硬貨処理装置の動作例)
図9を参照しながら、硬貨のジャム発生時の硬貨処理装置10の動作例について説明する。
図9は、第1の実施形態に係る硬貨のジャム発生時の硬貨処理装置10の動作例を示すフローチャートである。硬貨処理装置10の動作は、制御ユニット90の制御部120によって実行される。すなわち、制御部120が、記憶部130に記憶されたプログラムを実行することで、下記に説明する動作を実行する。
図9のフローチャートは、計数処理が実行中のところから開始される。そして、計数処理中に、制御部120の搬送異常検出部122は、硬貨鑑別部30の搬送路310において硬貨のジャム(搬送異常)が発生したか否かを判定する(ステップS102)。
そして、ステップS102で硬貨のジャムが検出されると(Yes)、制御部120は、計数処理を中断させる(ステップS104)。これに伴い、搬送制御部128は、搬送路310における硬貨の搬送を停止させる。
次に、報知制御部124は、第1報知部110を動作させて、硬貨の除去を促す第1報知(例えば、図7に示すような表示画面による表示)を行わせる(ステップS106)。これにより、操作者は、硬貨のジャムが発生したことを認識し、硬貨の除去を試みることになる。その後、残留硬貨判定部126は、搬送路310において除去させずに残留する残留硬貨の有無を判定する(ステップS108)。操作者が硬貨を除去し忘れた場合には、残留硬貨判定部126は、残留硬貨が有ると判定することになる。
そして、ステップS108において残留硬貨が有る場合には(Yes)、搬送制御部128は、搬送路310の残留硬貨をリジェクト硬貨収容部50に搬送させる(ステップS110)。すなわち、搬送制御部128は、硬貨鑑別部30及び硬貨選別部40を動作させて、搬送路310の残留硬貨を搬送させリジェクト硬貨収容部50に収容させる。これにより、操作者が除去し忘れた残留硬貨を、搬送路310から除去できる。
次に、報知制御部124は、第2報知部112を動作させて、残留硬貨がリジェクト硬貨収容部50に収納されていることを報知させる第2報知(例えば、図8に示すような表示画面による表示)を行わせる(ステップS112)。これにより、操作者は、残留硬貨が搬送路310から搬送されてリジェクト硬貨収容部50に収納されたことを容易に認識できる。なお、操作者は、リジェクト硬貨収容部50に収納された硬貨を再度計数する場合には、硬貨繰り出し部20の投入口212に投入することになる。これにより、搬送路310における硬貨のジャムが解消されたことになる。
なお、ステップS108において残留硬貨が無い場合には(No)、すわなち、操作者がジャムとなった硬貨を適切に除去した場合には、上述したステップS110、S112の処理が行われない。
ジャムが解消された場合には、制御部120は、計数対象の硬貨が有無を判定する(ステップS114)。例えば、硬貨繰り出し部20に硬貨がある場合には(ステップS114:Yes)、制御部120は、計数処理を再度開始する(ステップS116)。一方で、硬貨繰り出し部20に硬貨が無い場合には(ステップS114:No)、制御部120は、計数処理を終了させる(ステップS118)。これにより、一連の動作が完了する。
<2.第2の実施形態>
上述した第1の実施形態では、第1報知部110による硬貨の除去を促す第1報知後に搬送路310において除去されずに残留する残留硬貨が有る場合には、残留硬貨をリジェクト硬貨収容部50へ搬送させ、第2報知部112は、第2報知として残留硬貨がリジェクト硬貨収容部50に収納されていることを報知することとした(図9のステップS110、S112参照)。
これに対して、第2の実施形態では、残留硬貨をリジェクト硬貨収容部50へ搬送させずに、第2報知部112は、第2報知として搬送路310の残留硬貨の除去を促す報知を行う。第2報知部112は、例えば図10に示すように、表示画面113に残留硬貨の除去を促す表示を行う表示部である。
図10は、第2の実施形態に係る第2報知部112による第2報知の一例を示す模式図である。図10に示す表示画面113には、残留硬貨の除去を促す表示として「再度確認してください」というメッセージM3が表示されている。このメッセージM3は、第1報知部110による表示と異なる。そして、操作者は、表示画面113を見て搬送路310にジャムとなった硬貨が残留されたことを容易に認識でき、残留硬貨を除去しようと試みることになる。
なお、第2の実施形態の第2報知部112が、第2報知として、図10に示すような表示を行うこととしたが、これに限定されない。例えば、第2報知部112は、声によるアナウンス、警告音、LED等による発光等を行っても良い。
次に、図11を参照しながら、第2の実施形態に係る硬貨のジャム発生時の硬貨処理装置10の動作例について説明する。
図11は、第2の実施形態に係る硬貨のジャム発生時の硬貨処理装置10の動作例を示すフローチャートである。図11に示すステップS102〜S108の処理は、図9に示す第1の実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
ステップS108において残留硬貨が有る場合には(Yes)、制御部120の報知制御部124(図6参照)は、第2報知部112を動作させて、搬送路310の残留硬貨の除去を促す第2報知(例えば、図10に示すような表示画面による表示)を行わせる(ステップS210)。これにより、操作者は、除去し忘れた硬貨の存在に気づき、再度硬貨の除去を試みることになる。これにより、硬貨のジャムが解消されることになる。
その後に、制御部120は、計数対象の硬貨が有無を判定する(ステップS114)。そして、硬貨繰り出し部20に硬貨がある場合には(ステップS114:Yes)、計数処理を再度開始され(ステップS116)、硬貨繰り出し部20に硬貨が無い場合には(ステップS114:No)、計数処理が終了する(ステップS118)。
<3.まとめ>
上述した硬貨処理装置10において、図9や図11に示すように、残留硬貨判定部126は、第1報知部110による硬貨の除去を促す第1報知の後に、除去されずに残留する残留硬貨の有無を判定する。これにより、搬送路310から除去されずに残留する残留硬貨(操作者が除去し忘れた硬貨)を検出できる。
そして、第2報知部112は、残留硬貨が有ると判定された場合に、残留硬貨に関する第2報知(例えば、図8や図10に示すような表示画面による表示)を行う。これにより、操作者は、第2報知によって、除去し忘れた残留硬貨の存在を認識できる。このため、操作者が、残留硬貨を再度除去するための方策をとることになり、この結果、搬送路310から残留硬貨を除去することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10 硬貨処理装置
20 硬貨繰り出し部
30 硬貨鑑別部
40 硬貨選別部
50 リジェクト硬貨収容部
110 第1報知部
112 第2報知部
122 搬送異常検出部
124 報知制御部
126 残留硬貨判定部
128 搬送制御部
310 搬送路
330 搬送ベルト
351 上流側検出センサ
352 下流側検出センサ
416 搬入確認センサ



Claims (5)

  1. 硬貨を搬送する搬送路と、
    前記搬送路における硬貨の搬送異常を検出する搬送異常検出部と、
    前記搬送異常が検出された場合に、硬貨の除去を促す第1報知を行う第1報知部と、
    前記第1報知の後に、除去されずに残留する残留硬貨の有無を判定する残留硬貨判定部と、
    前記残留硬貨が有ると判定された場合に、前記残留硬貨に関する第2報知を行う第2報知部と、
    リジェクト硬貨を収納するリジェクト部と、
    前記残留硬貨判定部により前記残留硬貨が有ると判定された場合に、前記残留硬貨を前記リジェクト部に搬送させる搬送制御部と、
    を備え、
    前記第2報知部は、前記第2報知として、前記残留硬貨が前記リジェクト部に収納されていることを報知する、硬貨処理装置。
  2. 請求項に記載の硬貨処理装置において、
    前記リジェクト部は、前記硬貨処理装置の外部に露出するように設けられている、硬貨処理装置。
  3. 請求項に記載の硬貨処理装置において、
    前記第2報知部は、表示画面に前記残留硬貨に関する表示を行う表示部である、硬貨処理装置。
  4. 請求項に記載の硬貨処理装置において、
    駆動することで前記搬送路の硬貨を搬送する搬送機構を更に備え、
    前記残留硬貨判定部は、前記第1報知の後に、前記搬送機構を駆動させて前記残留硬貨の有無を判定する、硬貨処理装置。
  5. 搬送路における硬貨の搬送異常を検出するステップと、
    前記搬送異常が検出された場合に、硬貨の除去を促す第1報知を行うステップと、
    前記第1報知の後に、除去されずに残留する残留硬貨の有無を判定するステップと、
    前記残留硬貨が有ると判定された場合に、前記残留硬貨に関する第2報知を行うステップと、
    を有し、
    前記残留硬貨が有ると判定された場合に、前記残留硬貨を、リジェクト硬貨を収納するリジェクト部に搬送させるステップを有し、
    前記第2報知として、前記残留硬貨が前記リジェクト部に収納されていることを報知するステップを有する、
    硬貨処理方法。
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