JP6056586B2 - 硬貨処理装置 - Google Patents

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本発明は、硬貨処理装置に関し、より詳細には、搬送中の硬貨を排出口を介してダクトに排出させる硬貨処理装置に関する。
近年、店舗等に設置されたレジスターの硬貨を管理する硬貨処理装置が利用されている。硬貨処理装置は、硬貨を受け入れた後、硬貨認識を行って金種を判別する。そして、硬貨処理装置は、判別結果に応じて硬貨を選別し、金種に対応した排出口からダクト部へ落下する(特許文献1参照)。
ところで、金種別に硬貨を排出するために、複数の排出口にはブレード等の回動する開閉部材が設けられている。ブレードは、排出口を開放する開位置に位置する際に、選別搬送される硬貨を排出口に取り込み、ダクト部へ落下させる。
特開2011−108100号公報
しかし、上述したブレードを用いた場合には、搬送路を搬送される硬貨がブレードに衝突した後にダクト部へ落下するため、衝突後の硬貨の姿勢が安定しない。このため、姿勢が安定しない硬貨が後続の硬貨とぶつかり、ブレード付近で硬貨が詰まる等の問題が発生し、硬貨を適切に排出できない恐れがある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、搬送路を搬送される硬貨を排出口からダクト部へ適切に排出できる硬貨処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、搬送される硬貨をダクト部へ排出させる排出口が形成された搬送路と、前記排出口を塞ぐ閉位置と、前記硬貨を前記ダクト部へ排出させるように前記排出口を開放する開位置との間で移動する開閉部材と、を備え、前記開閉部材は、前記開閉部材が前記開位置に位置する際に、搬送方向へ搬送される前記硬貨を前記搬送方向と交差する交差方向へ水平に移動させながら排出させる水平案内部と、前記開閉部材が前記閉位置に位置する際に、前記硬貨を前記搬送方向の下流側へ案内する案内面と、を有し、前記案内面は、硬貨を搬送方向へ案内する、前記搬送路の下面を構成する、硬貨処理装置が提供される。
また、上記の硬貨処理装置において、前記水平案内部は、前記開閉部材が前記開位置に位置する際に、前記硬貨を前記交差方向へ水平に移動させながら排出させるガイド面を有することとしても良い。
また、上記の硬貨処理装置において、前記交差方向において前記排出口の隣に位置し、前記交差方向へ水平に移動した硬貨の移動速度を減速させる隣接部を更に備えることとしても良い。
また、上記の硬貨処理装置において、前記隣接部は、前記交差方向へ水平に移動した硬貨が衝突する衝突面を有し、前記硬貨は、前記衝突面に衝突することで減速することとしても良い。
また、上記の硬貨処理装置において、前記ダクト部は、前記隣接部の直下に位置し、前記隣接部と連結していることとしても良い。
また、上記の硬貨処理装置において、前記開閉部材は、前記搬送方向と直交する回転軸周りに回動する回動部材であることとしても良い。
また、上記の硬貨処理装置において、前記開閉部材は、前記案内面と一体に設けられた壁面をさらに有することとしても良い。
また、上記の硬貨処理装置において、前記搬送路上に設けられた搬送ベルトを更に有し、前記搬送ベルトには、前記搬送路の硬貨を押しながら搬送する突起ピンが形成されていることとしても良い。
また、上記の硬貨処理装置において、前記搬送路上に設けられた搬送ベルトを更に有し、前記搬送ベルトには、前記硬貨を搬送するための搬送穴が形成されていることとしても良い。
また、上記の硬貨処理装置において、前記搬送路上に設けられた搬送ディスクを更に有し、前記搬送ディスクには、前記硬貨を搬送するための凹部が形成されていることとしても良い。
以上説明したように本発明によれば、搬送路を搬送される硬貨を排出口からダクト部へ適切に排出することが可能となる。
第1の実施形態に係る硬貨処理装置1の内部構成の一例を示す概略図である。 金種別の一時保留部30の構成を示す斜視図である。 金種別の出金箱40の構成を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る硬貨繰り出し部12、硬貨認識部14、及び硬貨選別部20を示す概略平面図である。 図4のA−A矢視図である。 図5のB−B矢視図である。 図4のC−C矢視図である。 選別ハウジング410を示す斜視図である。 図8に示す部分Aの拡大図である。 金種別排出口440aの周辺の構成を説明するための図である。 選別ゲート450の構成の一例を示す斜視図である。 硬貨搬送の流れを示す図である。 金種別排出口440aからの硬貨の排出を説明するための図である。 第2の実施形態に係る搬送ベルト420の構成を示す図である。 図14のD−D断面図である。 第3の実施形態に係る硬貨選別部20の構成を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.第1の実施形態>
(1−1.硬貨処理装置の構成)
図1を参照しながら、第1の実施形態に係る硬貨処理装置1の構成の一例について説明する。図1は、第1の実施形態に係る硬貨処理装置1の内部構成の一例を示す概略図である。なお、図1(b)は、図1(a)に示す硬貨処理装置1を右側面側から見た図である。
硬貨処理装置1は、店舗等に設置されたレジスターで取り扱われる硬貨を管理する。硬貨処理装置1は、硬貨を一括して受け入れた後、各硬貨の硬貨認識を行って金種を判別する。その後、硬貨処理装置1は、判別結果に応じて金種毎に硬貨を選別し、選別した硬貨を収納した後に出金する。
図1に示すように、硬貨処理装置1は、硬貨受領部10と、硬貨繰り出し部12と、硬貨認識部14と、選別搬送部20と、リジェクト硬貨収容部26と、一時保留部30と、返却箱34と、金種別ホッパ36と、搬送ゲート38と、出金箱40と、回収庫44と、制御ユニット90とを有する。
硬貨受領部10は、投入される硬貨Cを受ける部分である。硬貨受領部10は、硬貨処理装置1の上方、かつ前面側に位置する。硬貨受領部10は、硬貨が投入される投入口11を有する。投入口11は、硬貨を一括して投入し易いように、広く開口している。硬貨受領部10に投入された硬貨は、硬貨繰り出し部12に落下する。
硬貨繰り出し部12は、硬貨受領部10の下方に位置し、硬貨受領部10から落下した硬貨を一枚ずつ繰り出す。硬貨繰り出し部12内には、例えば回転円盤(不図示)が設けられている。硬貨繰り出し部12内の硬貨は、回転円盤が回転する際の遠心力により移動して、一枚ずつ硬貨認識部14へ繰り出される。
硬貨認識部14は、硬貨繰り出し部12から繰り出された硬貨の真偽、金種等の判別を行う。硬貨認識部14は、硬貨を認識するセンサを有し、センサで検出した硬貨の特徴に基づいて、硬貨の真偽、金種等を判別する。硬貨認識部14は、判別した硬貨を選別搬送路20に搬送する。
選別搬送部20は、硬貨認識部14による判別結果に基づいて、硬貨を選別して搬送する。選別搬送部20は、リジェクト口21と、金種別排出口22a〜22fとを有する。硬貨認識部14において真貨で無いと判別された硬貨は、リジェクト口21を通過する。真貨であると判別された硬貨は、金種別排出口22a〜22fを通過する。
リジェクト硬貨収容部26は、リジェクト口21を通過した硬貨を収容する。リジェクト口21の下方には、リジェクト口21を通過した硬貨をリジェクト硬貨収容部26へ導くリジェクトシュートが配置(図1に示す矢印Rのルートで配置)されている。リジェクト硬貨収容部26は、硬貨処理装置1の前面に開閉可能な扉28を有する。扉28が開いた際に、操作者はリジェクト硬貨収容部26を装置外へ引き出し可能である。
一時保留部30は、金種別排出口22a〜22fから排出された硬貨を、金種別に一時的に収容する。金種別排出口22a〜22fの下方には、金種別排出口22a〜22fから排出された硬貨を一時保留部30へ導くシュート51a〜51fが設けられている。例えば、シュート51aは、金種別排出口22aから排出された硬貨を下方に設けられた一時保留部30の保留部31aへ導く。
図2は、金種別の一時保留部30の構成を示す斜視図である。図2に示すように、一時保留部30は、周囲の4面を囲むフレーム内を金種別に区切って直線状に並んだ金種別の収容部の一例である保留部31a〜31fを含む。保留部31a〜31fは、対応するシュート51a〜51fから導かられた硬貨を収容する。また、一時保留部30は、底部を成すガイド32に対して、図3に示す矢印H及び矢印Sで示す方向に移動可能である。
返却箱34は、一時保留部30が矢印H方向に移動した際に、一時保留部30から落下する硬貨を収容する。返却箱34は、使用者によって硬貨処理装置1の正面から装置外へ引き出し可能になっている。
金種別ホッパ36は、一時保留部30が矢印S方向に移動した際に、一時保留部30から落下する硬貨を金種別に収納する。金種別ホッパ36は、金種別の保留部31a〜31fに対応するように直線状に並べられた複数の金種別ホッパ36a〜36fで構成されている。金種別ホッパ36a〜36fは、硬貨を一枚ずつ繰り出す繰り出し部も有する。
搬送ゲート38は、金種別ホッパ36a〜36fの各々に対して設けられ、金種別ホッパ36a〜36fから繰り出された硬貨の搬送先を分岐する。搬送ゲート38は、搬送先として、図1の矢印Tで示すルートと矢印Uで示すルートとに分岐する。
出金箱40は、出金される硬貨を収容する。出金箱40には、金種別ホッパ36a〜36fから繰り出されて搬送ゲート38により矢印Tのルートで搬送された硬貨が収容される。出金箱40は、装置本体に対して着脱可能に設けられている。
図3は、金種別の出金箱40の構成を示す斜視図である。図3に示すように、出金箱40には、個々に硬貨を取り出すことができる金種別の出金小箱42a〜42fが直線状に並べて収納されている。出金小箱42a〜42fは、金種別ホッパ36a〜36fに対応して設けられている。
回収庫44は、回収される硬貨を収容する。回収庫44には、金種別ホッパ36a〜36fから繰り出されて搬送ゲート38により矢印Uのルートで搬送された硬貨が収容される。
制御ユニット90は、硬貨処理装置1の全体動作を制御する。制御ユニット90は、上述した各構成要素の動作を制御する制御部と、制御部が実行するプログラムや各種のデータを記憶する記憶部と、を有する。
(1−2.硬貨繰り出し部12、及び硬貨認識部14の詳細構成)
図4及び図5を参照しながら、第1の実施形態に係る硬貨繰り出し部12、硬貨認識部14の詳細構成について説明する。図4は、第1の実施形態に係る硬貨繰り出し部12、硬貨認識部14、及び硬貨選別部20を示す概略平面図である。図5は、図4のA−A矢視図である。
(硬貨繰り出し部12)
硬貨繰り出し部12は、一括投入された硬貨Cを受け、一枚ずつ硬貨認識部14へ繰り出す。硬貨繰り出し部12は、図5に示すように、収容部220と、回転円盤230と、円盤駆動部240と、を有する。
収容部220は、硬貨受領部10から落下した硬貨Cを収容する部分である。収容部220内(収容空間)には回転円盤230が設けられており、収容部220の内周面は、回転円盤230が回転可能なように、回転円盤230の外周に沿った形状に形成されている。収容部220の側面には、硬貨認識部14へ硬貨Cを向かわせるための通過口222が設けられている。通過口222の幅及び高さは、硬貨Cが一枚ずつ通過できるように、形成されている。
回転円盤230は、収容部220内に設けられた円形状の部材であり、回転することにより硬貨Cを硬貨認識部14へ導く。回転円盤230は、硬貨受領部10の真下に位置しており、硬貨受領部10の硬貨は回転円盤230上に落下する。回転円盤230は、円盤駆動部240の回転駆動力を受けて、所定の回転方向に回転する。回転円盤230の回転により生じる遠心力を受けて、回転円盤230上の硬貨は、収容部220の側面側(回転円盤230の外周側)へ移動し、通過口222を通過する。
円盤駆動部240は、回転円盤230を所定の回転方向に回転させる駆動部である。円盤駆動部240は、円盤モータ242と、ギア列244とを有する。円盤モータ242は、ギア列244を介して回転駆動力を伝達し、回転円盤230に取り付けられた回転軸232を回転させる。これにより、回転円盤230も、回転軸240の回転方向と同一方向に回転する。
(硬貨認識部14)
硬貨認識部14は、硬貨繰り出し部12から繰り出された硬貨Cの認識を行う。硬貨認識部14は、図4及び図5に示すように、搬送路310と、送り出しローラ320と、搬送ベルト330と、認識センサ340とを有する。
搬送路310は、硬貨繰り出し部12と硬貨選別部20の間に設けられており、硬貨Cが搬送される通路である。搬送路310は、例えば板状の搬送プレートであり、硬貨Cを搬送する搬送面を有する。
送り出しローラ320は、硬貨繰り出し部12の通過口222を通過した硬貨Cを、搬送ベルト330に向けて送り出す一対のローラである。送り出しローラ320は、送り出し駆動部322の駆動力を受けて、硬貨Cを一枚ずつ挟持しながら送り出す。
搬送ベルト330は、送り出しローラ320により送り出された硬貨Cを搬送路310の搬送面とで挟んだ状態で回転することにより、硬貨Cを搬送する。搬送ベルト330は、一対のプーリ332により張架され、プーリ332の回転に連動して回転する。プーリ332は、ベルト駆動部334の駆動力を受けて回転する。
認識センサ340は、搬送ベルト330により搬送中の硬貨Cを真偽や金種を認識する。具体的には、認識センサ340は、硬貨Cの直径、材質、厚み、硬貨Cの中央側の孔の有無等を判別して、硬貨Cの真偽を認識する。認識センサ340は、例えばラインセンサや磁気センサであり、硬貨Cの金種に加えて、ゴミ等の異物も判別しうる。
(1−3.硬貨選別部20の詳細構成)
図4〜図9を参照しながら、第1の実施形態に係る硬貨選別部20の詳細構成について説明する。図6は、図5のB−B矢視図である。図7は、図4のC−C矢視図である。図8は、選別ハウジング410を示す斜視図である。図9は、図8に示す部分Aの拡大図である。
硬貨選別部20は、硬貨認識部14による認識結果に基づいて、硬貨Cを搬送しながら選別して排出する。硬貨選別部20は、図5や図7に示すように、水平に配置された硬貨繰り出し部12、及び硬貨認識部14に対して傾いている。これにより、硬貨選別部20を階層状に配置することができ、硬貨選別部20の幅を抑制できる。ただし、硬貨選別部20の配置構成はこれに限定されず、例えば、硬貨選別部20は、硬貨認識部14と同様に水平に配置されても良い。
硬貨選別部20は、選別ハウジング410と、搬送ベルト420と、金種別排出口440a〜440fと、リジェクト口460a、460bと、を有する。なお、金種別排出口440a〜440fは、図1の金種別排出口22a〜22fに対応し、リジェクト口460aは、図1のリジェクト口21に対応する。
(選別ハウジング410)
選別ハウジング410は、硬貨選別部20の筐体である。選別ハウジング410は、硬貨を搬送する搬送路を有する。搬送路は、選別ハウジング410の表面を凹状に切り欠くことで形成される。そして、本実施形態においては、搬送路として、図8に示すように、環状に硬貨を搬送する環状搬送路411と、直線状に硬貨を搬送する直線搬送路412とが形成されている。
環状搬送路411は、硬貨認識部14からの硬貨が搬送される経路である。本実施形態では、図9に示すように、環状搬送路411は、硬貨認識部14の搬送路310との接続部分に螺旋状にした形成された螺旋搬送領域411aを有する。これにより、硬貨は螺旋搬送領域411aに沿って搬送されるので、水平に配置された硬貨認識部14の搬送路310から斜めに配置された環状搬送路411への硬貨の受け渡しが円滑に行われる。
なお、環状搬送路411には、硬貨認識部14から搬入された硬貨を検知するための搬入検知センサ415が設けられている。これにより、搬送路310から環状搬送路411に硬貨が実際に受け渡されたかを検知できる。
直線搬送路412は、搬送方向において環状搬送路411の下流側に位置し、環状搬送路411からの硬貨が搬送される経路である。本実施形態では、直線搬送路412において硬貨を金種別に排出する構成となっている。
(搬送ベルト420)
搬送ベルト420は、環状搬送路411と直線搬送路412上に搬送方向に沿って設けられ、回動することにより硬貨を搬送する機能を有する。搬送ベルト420は、環状搬送路411上に設けられた駆動プーリ431と、直線搬送路412上に設けられた従動プーリ432とに巻き付けられており、駆動プーリ431と従動プーリ432の間を周回する。
駆動プーリ431は、回転軸433に固定されている。回転軸433は、駆動モータ434からベルト435を介して駆動力を受けて回転する。駆動プーリ431は、回転軸433に回転に伴い回動し、搬送ベルト420を回動させる。従動プーリ432は、リジェクト口460bの近傍に配置されている。また、直線搬送路412上には、搬送ベルト420の回動の向きを規制するアイドルプーリ436が設けられている。
駆動プーリ431には、回転を制御するためのスリット部437(図6では5箇所)が形成されている。駆動プーリ431のスリット部437上には、駆動プーリ431の回転を検知する回転検知センサ438が設けられている。回転検知センサ438の検知結果に基づき、駆動プーリ431の回転が制御される。
搬送ベルト420には、環状搬送路411と直線搬送路412に向かって突出した複数の突起ピン422が固定されている。複数の突起ピン422は、突起ピン422間に一つの硬貨が位置できる間隔で配置されている。突起ピン422は、搬送ベルト420の回動に伴い、環状搬送路411、及び直線搬送路412上の硬貨を押しながら搬送する。なお、環状搬送路411と直線搬送路412には、回動中の突起ピン422と干渉しないように逃げ凹部(不図示)が形成されている。
(金種別排出口440a〜440f)
金種別排出口440a〜440fは、直線搬送路412の搬送面の搬送方向上流側に形成されている。金種別排出口440a〜440fは、搬送ベルト420により搬送される硬貨を金種別(例えば、1円、5円、10円、50円、100円、500円の真性硬貨)に排出する排出口である。6つの金種別排出口440a〜440fは、等間隔で形成されている。
金種別排出口440a〜440fは、図7に示すように下方に配置されたダクト部の一例であるシュート51a〜51fへ硬貨を排出させる。例えば、金種別排出口440aは、シュート51aへ対応する金種の硬貨を排出させる。
金種別排出口440a〜440fには、図7に示すように選別ゲート450a〜450fが設けられている。選別ゲート450a〜450fの構成は同一であるので、ここでは、金種別排出口440aに設けられた選別ゲート450a(以下、単に選別ゲート450とする)の構成について、図10及び図11を参照しながら説明する。
図10は、金種別排出口440aの周辺の構成を説明するための図である。図11は、選別ゲート450の構成の一例を示す斜視図である。なお、図10(a)は金種別排出口440aの周辺構成を示す平面図であり、図10(b)は側面図であり、図10(c)は正面図である。
選別ゲート450は、金種別排出口440aを塞ぐ閉位置と、硬貨をシュート51aへ排出させるように金種別排出口440aを開放する開位置と、の間で移動する。ここで、選別ゲート450は、搬送方向と直交する回転軸457周りに回動する。図11に示すように、選別ゲート450は、水平案内部451と、搬送方向案内部453とを有する。
水平案内部451は、選別ゲート450が開位置に位置する際に、搬送方向へ搬送される硬貨を水平方向(搬送方向と交差する交差方向)へ水平に移動させながら排出させる。具体的には、水平案内部451は、選別ゲート450が開位置に位置する際に、硬貨を水平方向へ水平に移動させながら排出させるガイド面451aを有する。これにより、硬貨が、ガイド面451aに導かれて金種別排出口440a〜440fから水平状態で排出されることになる。
搬送方向案内部453は、選別ゲート450が閉位置に位置する際に、搬送方向下流側へ硬貨を案内する。搬送方向案内部453は、案内面453aと、壁面453bとを有する。案内面453aは、選別ゲート450が閉位置に位置する際に、硬貨を搬送方向の下流側へ案内する。壁面453bは、選別ゲート450が閉位置に位置する際に、直線搬送路412外へ硬貨が飛び出すことを規制する。
交差方向において金種別排出口440a〜440fの隣には、図10(a)に示すように、それぞれ隣接部の一例である退避エリア445a〜445fが形成されている。退避エリア445a〜445fは、図10(b)に示すように直下に位置するシュート51a〜51fと連結している。このため、例えば、選別ゲートの水平案内部451で退避エリア445aに排出された硬貨は、直下に位置するシュート51aに落下する。この際、硬貨は、退避エリア445aに水平な状態で移動しているので、シュート51aを落下する際も水平状態を維持しやすい。
また、退避エリア445a〜445fは、水平方向へ水平に移動した硬貨の移動速度を減速させる。具体的には、退避エリア445a〜445fは、交差方向へ水平に移動した硬貨が衝突する衝突面446a〜446fを有する。硬貨は、衝突面446a〜446fに衝突することで減速する。このため、硬貨は、減速した状態でシュート51a〜51fを落下することになるので、シュート51a〜51f内の硬貨の姿勢が変動することを抑制できる。
なお、金種別排出口440a〜440fの搬送方向下流側には、それぞれ硬貨検知センサ448a〜448fが設けられている。これにより、硬貨が対応する金種別排出口から実際に排出されたか否かを検知できる。
(リジェクト口460a、460b)
リジェクト口460aは、環状搬送路411の搬送面に形成されている。リジェクト口460aは、硬貨認識部14で偽貨と認識されたリジェクト硬貨や、ゴミ等の異物を排出する排出口である。これにより、金種別排出口440a〜440fから誤ってリジェクト硬貨や異物(以下、単にリジェクト硬貨と呼ぶ)が排出されることを防止できる。
なお、搬送方向においてリジェクト口460aの下流側には、リジェクト検知センサ468が設けられている。これにより、リジェクト硬貨がリジェクト口460aから実際に排出されたか否かを検知できる。
リジェクト口460aの下方には、図6に示すように、リジェクト口460aから落下したリジェクト硬貨をリジェクト硬貨収容部26(図1)に搬送するリジェクト搬送部462が形成されている。リジェクト搬送部462は、リジェクト硬貨を搬送する搬送ベルト463を有する。搬送ベルト463は、駆動モータ464からギヤ465を介して伝達された駆動力により、回動する。また、リジェクト搬送部462は、搬送ベルト463に沿って形成された壁466を有し、リジェクト硬貨が飛び出すことを防止している。
なお、リジェクト口460aにも、上述した選別ゲート450と同様な選別ゲート(不図示)が設けられている。
リジェクト口460bは、図6に示すように、直線搬送路412の搬送面において金種別排出口440a〜440fの下流側に形成されている。リジェクト口460bは、金種別排出口440a〜440fから排出されずに搬送された硬貨を排出する排出口である。リジェクト口460bにより、金種別排出口440a〜440fから排出されなかった硬貨によって直線搬送路412で硬貨が詰まることを防止できる。
(1−4.硬貨処理装置の動作)
次に、上述した構成を有する硬貨処理装置1の動作例について説明する。硬貨処理装置1の動作は、制御ユニット90の制御部によって実行される。すなわち、制御部が、記憶部に記憶されたプログラムを実行することで、下記に説明する動作を実行する。
図12は、硬貨搬送の流れを示す図である。まず、硬貨受領部210に硬貨が一括して投入されると、投入された硬貨は硬貨繰り出し部12の回転円盤230上に落下して集積される。その後、回転円盤230が回転すると、回転円盤230上の硬貨は、回転による遠心力を受けて収容部220の内周面に沿って移動し、通過口222から硬貨認識部14の搬送路310へ一枚ずつ押し出される。
搬送路310へ押し出された硬貨は、搬送ベルト330によって搬送され、認識センサ340によって硬貨の真偽や金種が認識される。認識センサ340は、認識結果を制御ユニット90に出力する。制御ユニット90は、受信した認識結果に基づいて、6つの金種別排出口440a〜440fのうち、認識した硬貨を排出する硬貨排出口を決定する。認識後の硬貨は、搬送ベルト330によって更に搬送され、硬貨選別部20の環状搬送路411(搬送ベルト420の突起ピン422間)へ搬入される。
その後、搬送ベルト330が回動することにより、突起ピン422が硬貨を押して搬送する。搬送中の硬貨は、制御ユニット90によって決定された排出口から排出される。例えば、リジェクト硬貨は、リジェクト口460aの選別ゲートが開いた状態で、リジェクト口460aからリジェクト搬送部462(図6)へ排出される。リジェクト搬送部462は、リジェクト硬貨をリジェクト硬貨収容部26へ搬送する。
一方で、硬貨が真貨である場合には、対応する金種の金種別排出口440a〜440f(ここでは、金種別排出口440aを例に挙げて説明する)の選別ゲート450が開いた状態で、金種別排出口440aから退避エリア445aへ硬貨が排出される。以下において、図13を参照しながら、硬貨の排出の流れについて説明する。
図13は、金種別排出口440aからの硬貨の排出を説明するための図である。図13(a)に示すように、硬貨が突起ピン422により金種別排出口440aの近傍まで搬送されると、図13(b)に示すように、選別ゲート450が閉状態から開状態へ回動する。その後、硬貨が更に搬送されると、図13(c)に示すように硬貨は選別ゲート450の水平案内部451によりガイドされて、図13(d)に示すように退避エリア445aへ排出される。退避エリア445aに排出された硬貨は、退避エリア445aにおいて衝突面446aに何度か衝突して減速する。そして、減速した水平状態の硬貨は、図13(e)に示すように退避エリア445aの直下に位置するシュート51aに落下する。硬貨が水平状態で落下するので、シュート51a内にて姿勢が変動することを抑制でき、この結果、後続の硬貨と共にシュート51a内で詰まることを防止できる。
シュート51a〜51fへ落下した硬貨は、一時保留部30の対応する保留部31a〜31fへ案内されて集積される。そして、一時保留部30のいずれかの保留部31a〜31fの集積量(集積枚数)が、予め設定されている設定量に達し、又は硬貨繰り出し部12が繰り出す硬貨が無くなると、硬貨の繰り出し処理を停止した後、一旦処理を終了する。
その後、制御ユニット90は、表示画面(不図示)に上述した計数結果に基づく金種別の金額や合計金額等を表示させて、硬貨処理装置1の操作者に確認させる。操作者は、現在の処理が入金処理の場合には、表示画面中の操作ボタンにより硬貨の収納を選択入力する。すると、制御ユニット90は、一時保留部30をガイド32上から矢印S方向(図1)に移動させる。これにより、ガイド32上に集積された硬貨が、金種別ホッパ36a〜36fに落下して金種別に収納される。
一方で、硬貨を収納しない場合、現在の処理が計数処理の場合、及び入金処理中にジャムが発生した場合には、制御ユニット90は、一時保留部30をガイド32上から矢印H方向(図1)に移動させる。これにより、ガイド32上に集積された硬貨が、返却箱34へ落下する。
(1−5.硬貨処理装置の有効性)
上述したように、硬貨処理装置1においては、金種別排出口440a〜440fに設けられた選別ゲート450(開閉部材)が、開位置に位置する際に、直線搬送路を搬送方向へ搬送される硬貨を水平方向へ水平に移動させながら排出させる水平案内部451を有する。
水平案内部451により、硬貨は水平状態で金種別排出口440a〜440fからシュート51a〜51fへ(具体的には、退避エリア445a〜445fを介して)向けて排出されることになる。このため、金種別排出口440a〜440fから排出される硬貨の姿勢が安定し(特に、シュート51a〜51fを落下する際の硬貨の姿勢が安定し)、後続の硬貨と衝突することを抑制できるので、シュート51a〜51f内で硬貨が詰まる(硬貨が残留する)ことを抑制できる。
特に、本実施形態に係る選別ゲート450によれば、以下に説明する搬送面に搬送された硬貨を真下に落下させる従来の選別ブレードの問題点を解決する。すなわち、従来の選別ブレードの場合には、硬貨が選別ブレードに衝突しながらシュートに落下するため、選別ブレードに衝突した後の硬貨の姿勢(特に、シュート内の落下姿勢)が安定しない。また、姿勢が安定しない硬貨がシュートの側壁に当たり一時的にブレード近傍に滞留する可能性が高くなる(いわゆる空中浮遊)。その後、後続の硬貨が滞留した硬貨と衝突し、ブレード付近で搬送ジャムを誘発してしまう恐れがある。また、複数枚の硬貨がシュートの側壁の間で接触した状態を維持してしまい、後続の硬貨がシュート内で蓄積してしまう恐れがある。
<2.第2の実施形態>
第1の実施形態では、搬送ベルト420に固定された突起ピン422が、搬送ベルト420が回動する際に、硬貨を搬送する。これに対して、第2の実施形態の搬送ベルト420には、突起ピン422の代わりに、硬貨を搬送するための搬送穴が形成されている。
以下では、図14及び図15を参照しながら、第2の実施形態について説明する。図14は、第2の実施形態に係る搬送ベルト420の構成を示す図である。図15は、図14のD−D断面図である。なお、図14(a)は搬送ベルト420の平面図であり、図14(b)は搬送ベルト420の側面図であり、図14(c)は搬送ベルト420の底面図である。
搬送ベルト420は、長手方向(搬送方向)に沿って矩形状の搬送用穴425が所定間隔で形成されている。搬送用穴425は、貫通穴であり、硬貨の幅よりも大きく形成されている。これにより、搬送ベルト420は、搬送用穴425で硬貨を保持しながら搬送する。なお、搬送ベルト420は、駆動プーリ431と噛み合う歯部427を有する。
第2の実施形態でも、選別ゲート450の水平案内部451が、搬送ベルト420の搬送用穴が搬送中の硬貨を水平方向に移動させるように排出する。これにより、金種別排出口440a〜440fから排出される硬貨の姿勢が安定する。また、第2の実施形態では、突起ピン422の代わりに搬送用穴を形成することで、搬送ベルト420の構成を簡易にでき、搬送ベルト420を安価に製造できる。
<3.第3の実施形態>
第1の実施形態では、搬送ベルト420は駆動プーリ431により回動され、搬送ベルト420の突起ピン422が硬貨を搬送する。これに対して、第3の実施形態では、搬送ベルト420を回転させる搬送ディスクが、硬貨も搬送する。
以下では、図16を参照しながら、第3の実施形態について説明する。図16は、第3の実施形態に係る硬貨選別部20の構成を示す図である。
第3の実施形態では、硬貨選別部20の環状搬送路411上に、搬送ディスク480が設けられている。搬送ディスク480は、第1の実施形態の駆動プーリ431と同様に回転する。また、搬送ディスク480には、環状搬送路411において硬貨を搬送するための凹部482が形成されている。凹部482は、硬貨の幅よりも大きく形成されており、硬貨を保持しながら搬送する。これにより、環状搬送路411における硬貨の搬送を、簡易な構成にて適切に行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、上記では、開閉部材として、回転軸周りに回動する選別ゲート450を例に挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、開閉部材は、スライド移動するゲートであっても良い。かかる場合には、開閉部材は、スライド移動しながら、硬貨を水平方向に移動させることになる。
また、上記では、開閉部材は、ガイド面451aにて硬貨を水平方向に移動させることとしたが、これに限定されない。例えば、開閉部材は、硬貨に点接触するピンにて硬貨を水平方向に移動させても良い。
1 硬貨処理装置
20 硬貨選別部
51a〜51f シュート
411 環状搬送路
411a 螺旋搬送領域
412 直線搬送路
420 搬送ベルト
440a〜440f 金種別排出口
445a〜445f 退避エリア
446a〜446f 衝突面
450 選別ゲート
451 水平案内部
451a ガイド面
453 搬送方向案内部
453a 案内面
480 搬送ディスク
482 凹部

Claims (10)

  1. 搬送される硬貨をダクト部へ排出させる排出口が形成された搬送路と、
    前記排出口を塞ぐ閉位置と、前記硬貨を前記ダクト部へ排出させるように前記排出口を開放する開位置との間で移動する開閉部材と、
    を備え、
    前記開閉部材は、
    前記開閉部材が前記開位置に位置する際に、搬送方向へ搬送される前記硬貨を前記搬送方向と交差する交差方向へ水平に移動させながら排出させる水平案内部と、
    前記開閉部材が前記閉位置に位置する際に、前記硬貨を前記搬送方向の下流側へ案内する案内面と、
    を有し、
    前記案内面は、前記硬貨を受けとめる前記搬送路の下面の一部を構成する、
    硬貨処理装置。
  2. 請求項1に記載の硬貨処理装置において、
    前記水平案内部は、前記開閉部材が前記開位置に位置する際に、前記硬貨を前記交差方向へ水平に移動させながら排出させるガイド面を有する、硬貨処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の硬貨処理装置において、
    前記交差方向において前記排出口の隣に位置し、前記交差方向へ水平に移動した前記硬貨の移動速度を減速させる隣接部を更に備える、硬貨処理装置。
  4. 請求項3に記載の硬貨処理装置において、
    前記隣接部は、前記交差方向へ水平に移動した前記硬貨が衝突する衝突面を有し、
    前記硬貨は、前記衝突面に衝突することで減速する、硬貨処理装置。
  5. 請求項3又は4に記載の硬貨処理装置において、
    前記ダクト部は、前記隣接部の直下に位置し、前記隣接部と連結している、硬貨処理装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の硬貨処理装置において、
    前記開閉部材は、前記搬送方向と直交する回転軸周りに回動する回動部材である、硬貨処理装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の硬貨処理装置において、
    前記開閉部材は、前記案内面と一体に設けられた壁面をさらに有する、硬貨処理装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の硬貨処理装置において、
    前記搬送路上に設けられた搬送ベルトを更に有し、
    前記搬送ベルトには、前記搬送路の前記硬貨を押しながら搬送する突起ピンが形成されている、硬貨処理装置。
  9. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の硬貨処理装置において、
    前記搬送路上に設けられた搬送ベルトを更に有し、
    前記搬送ベルトには、前記硬貨を搬送するための搬送穴が形成されている、硬貨処理装置。
  10. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の硬貨処理装置において、
    前記搬送路上に設けられた搬送ディスクを更に有し、
    前記搬送ディスクには、前記硬貨を搬送するための凹部が形成されている、硬貨処理装置。
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