JP2017117313A - 硬貨処理装置 - Google Patents
硬貨処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017117313A JP2017117313A JP2015253819A JP2015253819A JP2017117313A JP 2017117313 A JP2017117313 A JP 2017117313A JP 2015253819 A JP2015253819 A JP 2015253819A JP 2015253819 A JP2015253819 A JP 2015253819A JP 2017117313 A JP2017117313 A JP 2017117313A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coin
- guide
- conveyance
- conveyance path
- coins
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
Description
図1及び図2を参照しながら、本発明の一実施形態に係る硬貨処理装置1の構成の一例について説明する。図1及び図2は、本実施形態に係る硬貨処理装置1の内部構成の一例を示す概略図である。詳細には、図1は、硬貨処理装置1を正面から見た概略正面図であり、図2は、図1に示す硬貨処理装置1を右側面側から見た概略断面図である。
硬貨受領部10は、投入される硬貨Cを受ける部分である。硬貨受領部10は、例えば、図1及び図2に示すように、硬貨処理装置1の上方、かつ正面側に位置する。硬貨受領部10は、硬貨Cが投入される投入口100を有し、投入口100は、硬貨Cを一括して投入し易いように、上方に向かって広く開口している。硬貨受領部10に投入された硬貨Cは、硬貨受領部10の下方に位置する硬貨繰出部12に落下する。
硬貨繰出部12は、図1に示すように、硬貨受領部10の下方に位置し、硬貨受領部10から落下した硬貨Cを、後述する硬貨認識部14へ1枚ずつ繰り出す。詳細には、硬貨繰出部12内には、例えば回転円盤(図示省略)が設けられている。硬貨繰出部12へ落下した硬貨Cは、回転円盤によって受け止められ、回転円盤が回転する際の遠心力により、回転円盤の外周へ移動し、1枚ずつ硬貨認識部14へ繰り出される。
硬貨認識部14は、図1に示すように、硬貨繰出部12と接続されており、硬貨繰出部12から繰り出された硬貨Cの真偽、金種等の判別を行う。硬貨認識部14は、例えば、硬貨Cを認識するセンサ(図示省略)を有し、センサで検出した硬貨Cの特徴に基づいて、硬貨Cの真偽、金種等を判別する。さらに、硬貨認識部14は、判別した硬貨Cを後述する選別搬送路20に搬送する。
選別搬送部20は、図1に示すように、硬貨認識部14と接続されており、硬貨認識部14による判別結果に基づいて、硬貨Cを選別して搬送する。選別搬送部20は、図2に示すように、硬貨Cの搬送方向の上流から下流(図2においては左から右に向かう方向)に向かって、リジェクト口200と、金種別排出口(落下口)202a〜202fとを有する。具体的には、硬貨認識部14において真貨で無いと判別された硬貨Cは、リジェクト口200を通過して、リジェクト硬貨収容部26へ落下する。真貨であると判別された硬貨Cは、金種別排出口202a〜202fを通過して、一時保留部30へ落下する。なお、リジェクト口200の下方には、リジェクト口200を通過した硬貨Cをリジェクト硬貨収容部26へ導くリジェクトシュートが配置(図1及び図2に示す破線矢印Rのルートに配置)されている。さらに、金種別排出口202a〜202fの下方には、金種別排出口202a〜202fから排出された硬貨Cを一時保留部30へ導くシュート204a〜204fが配置(図1及び図2に示す実船矢印Qのルートに配置)されている。また、本実施形態においては、リジェクト口200は1個に限定されるものではなく、複数個設けられていてもよい。なお、選別搬送部20の詳細については、後で説明する。
リジェクト硬貨収容部26は、先に説明したように、リジェクト口200を通過した硬貨Cを収容する。リジェクト硬貨収容部26は、硬貨処理装置1の正面に開閉可能な扉(図示省略)を有する。
一時保留部30は、金種別排出口202a〜202fから排出された硬貨Cを、金種別に一時的に収容する。詳細には、一時保留部30は、周囲の4面を囲むフレーム内を金種別に区切ることで形成した、直線状に並んだ金種別の収容部の一例である保留部300a〜300fを含み、各保留部300a〜300fは、対応するシュート204a〜204fによって導かられた硬貨Cを収容する。より具体的な例としては、シュート204aは、金種別排出口202aから排出された硬貨Cを、シュート204aの下方に設けられた一時保留部30内の保留部300aへ導く。また、一時保留部30は、一時保留部移動モータ(図示省略)によって、一時保留部30の下にあるガイド32に沿って、図1に示す実線矢印H及び実線矢印Sで示す方向に移動可能である。
返却箱34は、図1に示すように、一時保留部30が実線矢印H方向に移動した場合に、一時保留部30の下方に位置するように設けられており、一時保留部30が実線矢印H方向に移動した際に、一時保留部30から落下する硬貨Cを収容する。返却箱34は、硬貨処理装置1の利用者によって硬貨処理装置1の正面から硬貨処理装置1外へ引き出し可能になっている。
ホッパ36は、図1に示すように、一時保留部30が実線矢印S方向に移動した場合に、一時保留部30の下方に位置するように設けられており、一時保留部30が実線矢印S方向に移動した際に一時保留部30から落下する硬貨Cを金種別に収容する。ホッパ36は、図2に示すように、金種別の保留部300a〜300fに対応するように直線状に並べられた複数の金種別ホッパ360a〜360fで構成されている。すなわち、金種別ホッパ360aは、一時保留部30の保留部300aから図2の矢印P方向に落下した硬貨Cを収容する。また、各金種別ホッパ360a〜360fには、硬貨Cを1枚ずつ繰り出す搬送切替部38が設けられている。
搬送切替部38は、先に説明したように、各金種別ホッパ360a〜360fに対して設けられ、各金種別ホッパ360a〜360fから繰り出された硬貨Cの搬送先を切り替える。例えば、搬送切替部38は、第1位置と第2位置の間で回動する切替ブレード(図示省略)を有する。切替ブレードが第1位置に位置する際には、硬貨Cの搬送ルートは図1の矢印Tで示すルートになり、この場合、硬貨Cの搬送先は後述する出金箱40となる。一方、切替ブレードが第2位置に位置する際には、硬貨Cの搬送ルートは図1の矢印Uで示すルートになり、この場合、硬貨Cの搬送先は後述する回収箱44となる。
出金箱40は出金される硬貨Cを収容する。出金箱40には、先に説明したように、搬送切替部38により矢印T(図1参照)のルートで搬送された硬貨Cが収容される。出金箱40は、硬貨処理装置1に対して着脱可能に設けられ、硬貨処理装置1の利用者によって硬貨処理装置1の正面から硬貨処理装置1外へ引き出すことができる。出金箱40には、図2に示すように、金種ごとに硬貨Cを取り出すことができる金種別の出金小箱400a〜400fが直線状に並べて収容されている。この出金小箱400a〜400fは、金種別ホッパ360a〜360fに対応するように設けられている。すなわち、例えば、出金小箱400aは、ホッパ36の金種別ホッパ360aから図1及び図2の矢印T方向へ搬送される硬貨Cを収容する。
回収箱44は回収される硬貨Cを収容する。詳細には、回収箱44には、先に説明したように、搬送切替部38により矢印U(図1参照)のルートで搬送された硬貨Cが収容される。回収箱44は、硬貨処理装置1に対して着脱可能に設けられ、硬貨処理装置1の利用者によって硬貨処理装置1の正面から硬貨処理装置1外へ引き出すことができる。
制御ユニット90は、硬貨処理装置1の全体動作を制御する。詳細には、制御ユニット90は、図1に示すように、硬貨処理装置1内に設けられ、上述した各構成要素の動作を制御する制御部(図示省略)と、制御部が実行するプログラムや各種のデータを記憶する記憶部(図示省略)とを有する。なお、当該制御部は、硬貨認識部14の判別結果に基づき、硬貨処理装置1で受け入れた硬貨Cの総額を計数することもできる。
以上、本発明の一実施形態に係る硬貨処理装置1の構成の一例について説明した。続いて、図3から図9を参照しながら、本実施形態に係る選別搬送部20の詳細構成について説明する。図3は、本実施形態に係る選別搬送部20の回転軸222方向の概略断面図であり、図4は、本実施形態に係る選別搬送部20の回転軸222に対して垂直方向の概略平面図である。詳細には、図3は、選別搬送部20の回転軸222の中心及び回転ディスク220の連結部材227を通過するように選別搬送部20を切断した場合の断面図にあたり、図4は、選別搬送部20の搬送路218に対して平行に選別搬送部20を切断した場合であって、後述する回転ディスク220の搬送切欠部228の下面(搬送路218と向かい合う面)と軽量切欠部229の下面(搬送路218と向かい合う面)との間で、且つ、後述する搬入口216を通過するように切断した場合の断面図である。また、図5は、本実施形態に係る回転ディスク220を上側から見た斜視図である。図6は、本実施形態に係る搬送路218上の、硬貨排出口250a〜250f、第1リジェクト口260a、第2リジェクト口260bの位置関係を説明するための模式図である。図7は、本実施形態に係る排出口開閉板270a及び周辺の構成を示す斜視図であって、詳細には、排出口開閉板270a及び周辺の構成を回転軸222側から見た斜視図である。図8は、排出口開閉板270aの開閉位置を示す模式図であって、排出口開閉板270aを回転軸222に対して反対側から見た場合の模式図である。さらに、図9は、本実施形態に係るリジェクト口ガイド276及び周辺の構成を示す模式図であって、リジェクト口ガイド276及び周辺の構成を回転軸222に対して反対側から見た場合の模式図である。
選別ハウジング210は、図3に示すように円筒状の部材であり、選別ハウジング210の底面である搬送路218、及び、選別ハウジング210の側面である搬送ガイド(案内板)290等により構成されている。搬送路218は、硬貨認識部14の搬送路(図示省略)の搬送面とほぼ同じ高さに位置しており、硬貨認識部14の搬送路上を搬送された硬貨Cが、選別ハウジング210内に搬入されやすくしている。詳細は後述するが、搬送路218には、図4に示すように、硬貨Cを排出するための8個の排出口が設けられており、これらの排出口は、それぞれ、先に説明した、硬貨排出口250a〜250fと、第1リジェクト口260aと、第2リジェクト口260bに対応する。なお、上述の説明においては、搬送路218には8個の排出口が設けられていると説明したが、本実施形態においては、搬送路218に設けられる排出口の数は8個に限定されるものではなく、複数の排出口が設けられていればよい。
回転ディスク220は、例えば樹脂製の円板形状の部材であり、図4の矢印に示す方向に回転することにより選別ハウジング210内の搬送路218上の硬貨Cを搬送する。回転ディスク220は、選別ハウジング210内に設けられ、前述の搬送路218の上で水平に回転する。詳細には、回転ディスク220は、ディスク駆動部230の回転駆動力を受けて、回転ディスク220に固定された回転軸222を回転中心として所定の回転方向に回転する。回転ディスク220は、図5に示すように、円板部224と、環状リブ226と、連結部材227と、搬送切欠部228と、軽量切欠部229とを有する。
ディスク駆動部230は、回転ディスク220を回転駆動させる駆動部である。ディスク駆動部230は、図3に示すように、ディスクモータ232と、ディスクモータ232に接続されたプーリ234と、回転軸222に取り付けられたプーリ236と、駆動ベルト238とを有する。ディスクモータ232は、プーリ234、236及び駆動ベルト238を介して回転駆動力を回転軸222に伝達し、回転軸222を回転させる。さらに、回転軸222と嵌合する回転ディスク220も、回転軸222の回転方向と同一方向に回転する。なお、ディスク駆動部230は、回転ディスク220を間欠回転するように、回転駆動力を回転軸222に伝達する。
位置検出部240は、回転ディスク220の回転位置を検出するための部材である。位置検出部240は、図4に示すように、円筒部材242と、検出センサ244とを有する。詳細には、円筒部材242は、図5に示すように、回転ディスク220上に同軸で設けられている。円筒部材242の上部には、所定のピッチ角度で、スリット246が複数設けられている(図5参照)。検出センサ244は、回転ディスク220の回転の際に、スリット246の通過を検出するセンサである。検出センサ244は、例えば、円筒部材242を挟むように対向配置された発光部と受光部とを有する光学式センサであり、発光部からの光が、円筒部材242によって遮られたり、スリット246を通過して受光部に受光されたりすることにより、回転ディスク220の回転位置を検出する。
硬貨排出口250a〜250fは、選別ハウジング210の環状の搬送路218に形成された排出口である。6つの硬貨排出口250a〜250fには、それぞれ異なる金種の硬貨C(例えば、1円、5円、10円、50円、100円、500円の真性硬貨)が、回転ディスク220の回転中に落下する。これにより、硬貨Cを金種別に排出することが可能となる。
第1リジェクト口260aは、先に説明したように、搬送路218に形成された排出口である。図6に示すように、環状の搬送路218においては、第1リジェクト口260aは、回転ディスク220の搬送方向(円周方向)において、6つの硬貨排出口250a〜250fよりも上流側に位置している。第1リジェクト口260aは、硬貨認識部14で偽貨と認識されたリジェクト硬貨や、ゴミ等の異物を排出する排出口である。硬貨排出口250a〜250fよりも搬送方向上流側に位置する第1リジェクト口260aでリジェクト硬貨や異物を排出することで、硬貨排出口250a〜250fから誤ってリジェクト硬貨や異物が排出されることを防止できる。
第2リジェクト口260bは、搬送路218に形成された排出口である。図6に示すように、第2リジェクト口260bは、回転ディスク220の搬送方向(円周方向)において、6つの硬貨排出口250a〜250fよりも下流側に位置している。第2リジェクト口260bは、本来なら硬貨排出口250a〜250fから排出されるべき硬貨Cが硬貨排出口250a〜250fから排出されない場合に、硬貨排出口250a〜250fを通過した硬貨Cを排出する排出口である。第2リジェクト口260bを設けることによって、硬貨排出口250a〜250fで排出されなかった硬貨Cに起因して選別搬送部20が詰まる(いわゆるジャム現象)ことを防止できる。
排出口開閉板270a〜270fは、回転軸272(図8参照)を中心に回動することにより、それぞれ対応する硬貨排出口250a〜250fを開閉する。すなわち、排出口開閉板270a〜270fは、対応する硬貨排出口250a〜250fを閉鎖する閉位置と、対応する硬貨排出口250a〜250fを開放する開位置との間で回動する。具体的には、上記回転軸272は、後述する連結部材292を介してソレノイド等の電子部品(図示省略)と接続されている。当該電子部品は制御ユニット90によって制御され、制御された当該電子部品が連結部材292を駆動することにより、連結部材292が回動する。そして、回転軸272と接続された連結部材292は、上記電子部品による駆動力を回転軸272に伝え、回転軸272は回転する。さらに、回転軸272の回転に伴って、排出口開閉板270a〜270fは開位置に回動する。その後、上記電子部品に対する制御ユニット90の制御が解消されると、回転軸272は自由に回転することが可能となり、排出口開閉板270a〜270fに設けられたスプリング等の付勢部材(図示省略)による付勢力により、排出口開閉板270a〜270fは閉位置に回動することとなる。なお、6つの排出口開閉板270a〜270fの構成は同一であるため、以下では、図7及び図8を参照しながら、排出口開閉板270aの構成について説明する。また、図7及び図8中の矢印は、硬貨Cの搬送方向を示す。
リジェクト口開閉板274は、排出口開閉板270a〜270fと同様に、回動することにより、第1リジェクト口260aを開閉する。すなわち、リジェクト口開閉板274は、第1リジェクト口260aを閉鎖する閉位置と、第1リジェクト口260aを開放する開位置との間で回動する。なお、リジェクト口開閉板274の構成及び動作は、上述した排出口開閉板270aの構成及び動作と同一なので、ここでは詳細な説明を省略する。
リジェクト口ガイド276は、図9に示すように、第2リジェクト口260bに落下する硬貨Cをガイドする。リジェクト口ガイド276は、開閉するリジェクト口開閉板274とは異なり、固定ガイドである。リジェクト口ガイド276が固定ガイドである理由は、第2リジェクト口260bに至る硬貨Cは、全て第2リジェクト口260bから排出されるため、第2リジェクト口260bを閉鎖する構成が不要であるからである。すなわち、リジェクト口ガイド276は、図9に示されるように、排出口開閉板270a〜270fの開位置の状態と同様の状態に固定されており、第2リジェクト口260bを開放しつつ、第2リジェクト口260bへ落下する硬貨Cをガイドする。なお、図9中の矢印は、硬貨Cの搬送方向を示す。
搬入検出センサ280は、図3に示すように、搬入口216の近傍に設けられ、搬入口216から選別搬送部20内に搬入された硬貨Cを検出する。搬入検出センサ280は、例えば磁気センサである。
異物等検知センサ282は、本来なら第1リジェクト口260aから排出されるべきリジェクト硬貨や異物が、第1リジェクト口260aから実際に排出されたか否かを検知する。異物等検知センサ282は、図4に示すように、回転ディスク220の硬貨Cの搬送方向において、第1リジェクト口260aと硬貨排出口250との間に位置する。異物等検知センサ282は、例えば光学センサである。これにより、リジェクト硬貨だけでなく、ゴミ等の異物も検知できる。リジェクト硬貨や異物が第1リジェクト口260aから排出された場合には、異物等検知センサ282は、リジェクト硬貨や異物を検知しない。一方で、リジェクト硬貨や異物が第1リジェクト口260aから排出されていない場合には、異物等検知センサ282は、第1リジェクト口260aを通過したリジェクト硬貨や異物を検知する。なお、第2リジェクト口260bの搬送方向下流側には、異物等検知センサが設けられていない。これは、第1リジェクト口260aとは異なり、第2リジェクト口260bに至った硬貨C等は、全て第2リジェクト口260bから排出され、第2リジェクト口260bを通過する硬貨C等が存在しないためである。
硬貨検知センサ284a〜284fは、6個の硬貨排出口250a〜250fのうち対応する一の硬貨排出口から排出されるべき硬貨Cが、一の硬貨排出口から実際に排出されたか否かを検知する。6個の硬貨検知センサ284a〜284fは、図4に示すように、対応する硬貨排出口250a〜250fの搬送方向下流側に設けられている。例えば、硬貨検知センサ284aは、回転ディスク220の搬送方向において、硬貨排出口250aと硬貨排出口250bの間に設けられている。硬貨検知センサ284a〜284fは、光学センサである異物等検知センサ282とは異なり、例えば磁気センサである。硬貨Cが対応する一の硬貨排出口から排出された場合には、一の硬貨排出口の搬送方向下流側に位置する一の硬貨検知センサは、硬貨Cを検知しない。一方で、硬貨Cが一の硬貨排出口から排出されていない場合には、一の硬貨検知センサは、一の硬貨排出口を通過した硬貨Cを検知する。上述した異物等検知センサ282及び硬貨検知センサ284a〜284fとして、検知対象に適した種類のセンサが用いられているので、高精度な検知が可能である。
以上、本実施形態に係る選別搬送部20の詳細構成について説明した。続いて、図10から図11を参照しながら、本実施形態に係る搬送ガイド290の詳細構成について説明する。図10は、本実施形態に係る搬送ガイド290、補強ガイド(部材)294及び周辺の構成を示す斜視図であって、回転軸222の側から搬送ガイド290及び補強ガイド294を見た場合の斜視図である。図11は、本実施形態に係る補強ガイド294を説明するための模式図である。
以上、本実施形態に係る搬送ガイド290の詳細構成について説明した。続いて、本実施形態に係る補強ガイド294の機能を説明するために、上述した構成を有する硬貨処理装置1の動作例について説明する。
上述の実施形態では、図11に示すように、補強ガイド294の下部294bが、搬送路218側へ倒れ、搬送ガイド290の搬送路218側の側面に対して傾いていることにより、補強ガイド294の下部294bが、搬送路218側に張り出していた。しかしながら、本実施形態においては、補強ガイド294は図11のような形態に限定されるものではなく、補強ガイド294の下部294bが搬送路218側に張り出していれば、他の形態であってもよい。
10 硬貨受領部
12 硬貨繰出部
14 硬貨認識部
20 選別搬送部
26 リジェクト硬貨収容部
30 一時保留部
32 ガイド
34 返却箱
36 ホッパ
38 搬送切替部
40 出金箱
44 回収箱
90 制御ユニット
100 投入口
200、200a、200b リジェクト口
202、202a〜f 金種別排出口
204、204a〜f シュート
210 選別ハウジング
216 搬入口
218 搬送路
220 回転ディスク
222、272 回転軸
224 円板部
226 環状リブ
227、292 連結部材
228 搬送切欠部
229 軽量切欠部
230 ディスク駆動部
232 ディスクモータ
234、236 プーリ
238 駆動ベルト
240 位置検出部
242 円筒部材
244 検出センサ
246 スリット
250、250a〜f 硬貨排出口
260、260a、260b リジェクト口
270、270a〜f 排出口開閉板
271a,271b 板部
274 リジェクト口開閉板
276 リジェクト口ガイド
280 搬入検出センサ
282 異物等検知センサ
284、284a〜284f 硬貨検知センサ
290 搬送ガイド
294、394 補強ガイド
294a、394a 上部
294b、394b 下部
296 取付部
300、300a〜f 保留部
360、360a〜f 金種別ホッパ
400、400a〜f 出金小箱
C 硬貨
Claims (6)
- 回転ディスクが回転することにより、硬貨を搬送する環状の搬送路と、
前記搬送路の外周に不連続に設けられた複数の案内板と、
前記各案内板の前記搬送路側の側面上に設けられた部材と、
を備え、
前記部材の下部は、前記案内板の前記搬送路側の前記側面よりも前記搬送路側に張り出している、
硬貨処理装置。 - 前記搬送路は、
前記搬送路により搬送された前記硬貨が落下する落下口と、
回動して、前記落下口を閉鎖し、開放する開閉部材と、
前記開閉部材の回転軸に連結し、駆動力を前記回転軸に伝える連結部材と、
を有し、
前記連結部材は、前記搬送路の外周の隣り合う前記案内板の間に設けられており、
前記部材の下部は、前記連結部材の前記搬送路側の側面よりも前記搬送路側に張り出している、
請求項1に記載の硬貨処理装置。 - 前記部材は、
前記部材の下部が、前記案内板の前記搬送路側の前記側面に対して傾いて、前記搬送路側に張り出すように、前記案内板に取り付けられる、
請求項1又は2に記載の硬貨処理装置。 - 前記部材の下部は、折れ曲がり、前記搬送路側に張り出している、
請求項1又は2に記載の硬貨処理装置。 - 前記部材の上部には、前記案内板を挟み込んで、前記部材を固定する取付部が設けられている、請求項1から4のいずれか1項に記載の硬貨処理装置。
- 前記部材は金属から形成される、請求項1から5のいずれか1項に記載の硬貨処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015253819A JP6547619B2 (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | 硬貨処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015253819A JP6547619B2 (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | 硬貨処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017117313A true JP2017117313A (ja) | 2017-06-29 |
JP6547619B2 JP6547619B2 (ja) | 2019-07-24 |
Family
ID=59234205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015253819A Active JP6547619B2 (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | 硬貨処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6547619B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7410257B1 (ja) | 2022-11-04 | 2024-01-09 | 日本金銭機械株式会社 | 硬貨処理装置 |
-
2015
- 2015-12-25 JP JP2015253819A patent/JP6547619B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7410257B1 (ja) | 2022-11-04 | 2024-01-09 | 日本金銭機械株式会社 | 硬貨処理装置 |
WO2024095588A1 (ja) * | 2022-11-04 | 2024-05-10 | 日本金銭機械株式会社 | 硬貨処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6547619B2 (ja) | 2019-07-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2680236B1 (en) | Coin depositing and dispensing machine | |
US10467838B2 (en) | Coin depositing and dispensing machine | |
JP5692100B2 (ja) | 硬貨処理装置 | |
JP2013045434A (ja) | 硬貨入出金装置、硬貨入出金装置の制御方法及び制御プログラム | |
US8986083B2 (en) | Coin feeding device and coin handling machine | |
JP6547619B2 (ja) | 硬貨処理装置 | |
JP6493248B2 (ja) | 現金処理装置 | |
JP5510240B2 (ja) | 硬貨処理装置 | |
JP6393977B2 (ja) | 硬貨処理装置 | |
JP6056586B2 (ja) | 硬貨処理装置 | |
JP5601245B2 (ja) | 硬貨処理装置 | |
WO2018101173A1 (ja) | 硬貨繰出装置 | |
JP6187191B2 (ja) | 硬貨処理装置 | |
JP5851351B2 (ja) | 硬貨処理機 | |
JP6044296B2 (ja) | 硬貨処理装置 | |
JP5985715B2 (ja) | 硬貨繰出装置、硬貨入出金機および硬貨繰出方法 | |
JP5589795B2 (ja) | 硬貨処理装置 | |
JP6167865B2 (ja) | 硬貨処理装置、及び硬貨処理方法 | |
JP2024004552A (ja) | 硬貨処理装置および貨幣取扱装置 | |
JP2022086428A (ja) | 貨幣処理装置及び貨幣処理方法 | |
JP2014013488A (ja) | 硬貨入出金装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180815 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20190327 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20190328 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190410 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190528 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190610 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6547619 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |