JP6160605B2 - リアクトル - Google Patents

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Description

本明細書では、リアクトル本体を伝熱シートを介して放熱板に固定したリアクトルを開示する。
特許文献1に、コアの周囲にボビンを被せ、ボビンの周囲にコイルを巻くことによってリアクトル本体を構成する技術が開示されている。このリアクトル本体は、動作すると発熱する。特許文献1では、リアクトル本体を放熱板に固定した装置を開示している。特許文献1では、リアクトル本体から放熱板までの熱抵抗を下げるために、両者の間に伝熱シースを介在させる。本明細書では、リアクトル本体を伝熱シートを介して放熱板に固定した装置をリアクトルという。
伝熱シートは、リアクトル本体と放熱板の双方に密着する必要があり、柔軟性を必要とする。リアクトル本体は、動作して発熱し、動作を終了して冷却される現象を繰り返すことから、伝熱シートも、加熱と冷却のサイクルに晒される。伝熱シートは柔軟であることから、熱膨張係数が大きい。熱膨張係数が大きい伝熱シートが熱サイクルに晒されために、伝熱シートは、拡大と収縮のサイクルを繰り返す。熱サイクルに伴って、伝熱シートを挟みつけているリアクトル本体と放熱板も拡大と収縮のサイクルを繰り返すことから、これもまた伝熱シートの拡大と縮小の幅を大きくする。伝熱シートには、拡大と縮小のサイクルに抗してリアクトル本体と放熱板の双方に密着し続けなければならない。
特許文献1では、伝熱シートの端縁を放熱板に設けた窪みの側面に当接させることによって伝熱シートの拡大を防止する。その側面を拡大規制壁とする。特許文献1では、矩形の伝熱シートを矩形の窪みに収容し、伝熱シートの四周において端縁が全長に亘って拡大規制壁に当接する構造を採用している。
特開2013−118208号公報
伝熱シートの四周の全てで端縁の全長を規制壁に当接させると、伝熱シートの寿命が延びる。ただしリアクトル本体を伝熱シートを介して放熱板に固定する作業が難しくなる。伝熱シートの四周の全てで規制されていると、伝熱シートにしわが寄ったり、局所的に引き伸ばされたりといった現象が生じてしまい、柔軟な伝熱シートにリアクトル本体を均一な接触圧で密着させることが難しい。
本明細書で開示する技術は、伝熱シートに加わる拡大時と収縮時の差(変形幅という)が伝熱シートの方向によって変化する現象を利用する。リアクトル本体が伝熱シートに当接する面には、コイル線が伸長している方向(第1方向という)と、コイルの軸線方向(第2方向)が存在する。観察の結果、伝熱シートの拡大を規制しない場合、伝熱シートの第1方向の変化幅が大きいのに対し、伝熱シートの第2方向の変化幅が小さいことが判明した。本明細書で開示する技術は、伝熱シートの寿命を延すためには、変化幅が大きい方向への拡大を規制するのが有効であることを利用する。変化幅が小さい方向への拡大を規制しなくても必要な寿命を確保できることが判明した。さらに本明細書で開示する技術は、変化幅が小さい方向への拡大を許容すると、リアクトル本体を伝熱シートを介して放熱板に固定する作業が容易化されることを利用する。
本明細書で開示するリアクトルは、上記に基づいて開発された。以下では、リアクトル本体の伝熱シートに当接する面におけるコイル線の伸長方向を第1方向とし、コイルの軸線方向を第2方向とする。本明細書で開示するリアクトルでは、伝熱シートの第1方向における両端縁に当接して伝熱シートの第1方向への拡大を規制する規制壁が放熱板に形成されている。その一方において、伝熱シートの第2方向への拡大が許容される。
伝熱シートの拡大を規制しない場合、第1方向への変化幅が大きく、第2方向への変化幅が小さい。上記のリアトルでは、変化幅が大きい第1方向では、放熱板に形成されている規制壁によって伝熱シートの拡大が規制される。伝熱シートの寿命が長期化される。その一方において、伝熱シートは第2方向へ拡大できる。拡大が許容されることによってリアクトル本体を伝熱シートを介して放熱板に固定する作業が容易化される。
第2方向への拡大を許容するという場合、後記する図1に例示するように、第2方向には規制壁を設けない場合と、図4に例示するように、第2方向における両端縁の一部に当接する規制壁を設けて、当接部以外での拡大を許容する場合が含まれる。また第1方向への拡大を規制するという場合、図1に例示するように、第1方向における両端縁の全長に亘って当接する規制壁を設ける場合と、図6に例示するように規制壁の一部に非当接部を設ける場合が含まれる。第1方向の規制壁と第2方向の規制壁を設ける場合、「規制壁に当接する伝熱シートの端縁距離/伝熱シートの端縁の全長」の比が、第1方向への拡大を規制する規制壁で大きく、第2方向への拡大を規制する規制壁で小さければ、伝熱シートの第1方向への拡大が規制され、第2方向への拡大が許容されるということができる。図1は、第1方向規制壁での前記比が100%であり、第2方向規制壁での前記比が0%である実施例を例示している。
第1実施例のリアクトルの分解斜視図である。 図1のリアクトルを図1のII−II線でカットした断面図である。 図1のリアクトルを図1のIII−III線でカットした断面図である。 第2実施例のリアクトルの分解斜視図である。 図4のリアクトルを図4のV−V線でカットした断面図である。 第3実施例のリアクトルの分解斜視図である。
以下に説明する実施例の特徴を最初に説明する。
(特徴1)第1方向における端縁の全長に亘って当接する規制壁が形成されている。
(特徴2)第1方向における端縁の一部に当接する規制壁が形成されている。規制壁に当接する伝熱シートの端縁距離>規制壁に当接しない伝熱シートの端縁距離である。
(特徴3)第2方向における端縁に当接する規制壁が形成されていない。
(特徴4)第2方向における端縁の一部に当接する規制壁が形成されている。規制壁に当接する伝熱シートの端縁距離<規制壁に当接しない伝熱シートの端縁距離である。
(特徴5)リアクトル本体の外表面のうちの伝熱シートに当接する面以外は、樹脂モールドで覆われている。伝熱シートに当接する面にはコイルが露出している。
(特徴6)伝熱シートは絶縁性である。
(特徴7)伝熱シートはシリコン樹脂製であり、柔軟である。
(第1実施例)
第1実施例のリアクトルは、モータで走行する自動車において、バッテリの電圧を変換するコンバータに用いられる。リアクトルには大電流が流れるので、内部抵抗の小さい平角線でコイルが形成されている。リアクトルの発熱量が大きいので放熱板を備えている。
図1は、リアクトル10の分解斜視図である。リアクトル10は、リアクトル本体1を備えている。リアクトル本体1は、高さ方向から見たときに陸上競技場のトラックの形状をしているコア4(図2,3参照)と、コア4の周囲を覆っているボビン9と、ボビン9の周りに巻かれたコイル3と、コア4とボビン9とコイル3を覆っている樹脂モールド16を備えている。図2と図3に示すように、リアクトル本体1の下面は樹脂モールド16で覆われておらず、コイル3が露出している。露出しているコイル3の下面が伝熱シート40を介して放熱板20の上面に向かいあう。放熱板20の下面は、気体(例えば空気)または液体(例えば冷却液)の放熱媒体に晒される。図2では、コア4のうちの一対の直線部4a,4bと、ボビン9のうちの一対の筒部9a,9bと、筒部9aの周りに巻かれているコイル3aと、筒部9bの周りに巻かれているコイル3bを示す。コイル3aとコイル3bは直列に接続され、実質的に一個のコイル3を構成する。図1の参照番号13a,13bは、コイル3の一対のリード端部を示している。以下の説明において、コイル3a,3bに共通する事象については添え字を省略する。他の参照番号についても同様である。
図2と図3に示すように、リアクトル本体1の下面近傍には樹脂モールド16が形成されていない。リアクトル本体1の下面には、コイル3a、3bの下面が露出している。露出面において、コイル線は図1と図2に示す第1方向に伸長している。コイル3a,3bの軸は、図1と図3に示す第2方向に伸びている。
図1に示すように、樹脂モールド16には、3個の取り付け部5(5a、5b、5c)が形成されている。取り付け部5a、5b、5cは、それぞれ、孔6a、6b、6cを有する。
放熱板20は、リアクトル本体1を冷却する冷却器であり、熱伝導性が高い金属材料からなる。放熱板20は、底板22と側板24a,24bとを備えている。側板24a,24bは、底板22の第2方向における両端縁に沿って設けられている。一方の側板24aの上面には1個の開口25aが設けられ、他方の側板24bの上面には、開口25b、25cが設けられている。リアクトル本体1を放熱板20に載置した際に、開口25aが孔6aに対応し、開口25bが孔6bに対応し、開口25cが孔6cに対応する位置関係となっている。
2個の矩形の伝熱シート40a、40bが、底板22の上面に配置されている。伝熱シート40a、40bの第2方向の長さは、コイル3の第2方向の長さに略等しい。伝熱シート40a、40bの第1方向の長さは、コイル3の第1方向の長さに略等しい。リアクトル本体1を放熱板20に載置した際に、伝熱シート40aはコイル3aと放熱板20の間に介在し、伝熱シート40bはコイル3bと放熱板20の間に介在する。
放熱板20に、3個の規制壁26a,26b,26cが設けられている。3個の規制壁26a,26b,26cは、第1方向における伝熱シート40a、40bの両端縁に沿う位置に形成されている。規制壁26bは、伝熱シート40a、40bの中間に位置し、伝熱シート40a,40bの中央寄りの端縁に当接する。規制壁26aは、伝熱シート40aの外側の端縁に当接する。規制壁26cは、伝熱シート40bの外側の端縁に当接する。規制壁26a,26b,26cの長さは、伝熱シート40の第2方向の長さに略等しい。規制壁26a,26bは、伝熱シート40aの第1方向における両端縁の全長に亘って当接して伝熱シート40aが第1方向へ拡大するのを規制する。規制壁26b,26cは、伝熱シート40bの第1方向における両端縁の全長に亘って当接して伝熱シート40bが第1方向へ拡大するのを規制する。
図1と図3に示すように、リアクトル本体1と規制壁26a,26b,26cの各々の上面との間に、伝熱シート41a,41b,41cが挟まれている。樹脂モールド16は、3個の伝熱シート41に押し付けられている。リアクトル本体1で発生する熱は、伝熱シート40、41を介して、放熱板20に放出される。
孔6a、6b、6cから開口25a、25b、25cにねじ7a,7b,7cがねじ込まれることによって、リアクトル本体1が伝熱シート40,41を介して放熱板20に取り付けられる。樹脂モールド16から突出しているコイル3aは伝熱シート40aを押しつぶしながら伝熱シート40aに密着し、コイル3bは伝熱シート40bを押しつぶしながら伝熱シート40bに密着している。
伝熱シート40は、コイル3に押圧されることにより、第1方向と第2方向に拡大しようする。第1方向では、伝熱シート40の端縁が規制壁26に接する。これにより、伝熱シート40は第1方向へは拡大できない。仮に、放熱板20に規制壁26が設けられていないとすると、リアクトル本体1に熱サイクルが加わったときに、伝熱シート40は第1方向に大きく拡大して大きく収縮する。この変形によって伝熱シート40が劣化し、伝熱シート40の寿命が短くなる。本実施例では、第1方向では、伝熱シート40の両端縁が規制壁26に当接しているために変形が規制されている。これによって伝熱シート40の寿命が引き伸ばされる。その一方において、伝熱シート40は第2方向へ拡大することができる。伝熱シート40が第2方向へ拡大可能であると、リアクトル本体1を伝熱シート40を介して放熱板20に固定する作業が容易化される。伝熱シート40は第2方向へ拡大することができるために、リアクトル本体1に熱サイクルが加わったときに、伝熱シート40は第2方向に拡大して収縮する。しかしながら、この変形量は小さく、その変形によって伝熱シート40の寿命が敏感に短くなることはない。
(第2実施例)
第1実施例と異なる点を中心に説明する。図4は、第2実施例のリアクトル10の分解斜視図である。第2実施例の放熱板20は、規制壁26a,26b,26cに加えて、4個の規制壁29が設けられている。4個の規制壁29は、放熱板20に形成されている。4個の規制壁29は、第2方向における伝熱シート40a、40bの両端縁に沿う位置に設けられている。各規制壁29は、両端に2個の切欠27を有している。即ち、各規制壁29の長さは、伝熱シート40の第1方向の長さよりも短くなっている。リアクトル本体1が放熱板20に取り付けられると、規制壁29が存在する位置では、伝熱シート40の第2方向への拡大が規制される。一方において、切欠27が占める位置では、伝熱シート40が切欠27内に拡大できるために、伝熱シート40の第2方向への拡大は許容されている。
第2実施例では、第1実施例とは異なり、伝熱シート40の第2方向への拡大をある程度規制している。従って、リアクトル本体1を伝熱シート40を介して放熱板20に取り付ける際に必要な加圧量は、第1実施例と比較して大きくなる。しかしながら、伝熱シート40の耐久性を第1実施例と比較してより向上させることができる。この実施例では、第1方向への拡大を規制する規制壁26については、「規制壁26に当接する伝熱シート40の端縁距離/伝熱シート40の端縁の全長」の比が100%であり、第2方向への拡大を規制する規制壁29については、「規制壁29に当接する伝熱シート40の端縁距離/伝熱シート40の端縁の全長」の比が「規制壁29の長さ/(規制壁29の長さ+切欠27の長さの2倍)」であり、前者>後者の関係になっている。
(第3実施例)第1実施例と異なる点を中心に説明する。図6は、第3実施例のリアクトル10の分解斜視図である。第3実施例の各規制壁26は、中央に切欠28を有している。以下では、切欠28を挟んだ物理的に2個の規制壁26を1個の規制壁26として考える。各規制壁26の長さ(即ち、上記の物理的に2個の規制壁26を足し合わせた長さ)は、伝熱シート40の第2方向の長さよりも短くなっている。リアクトル本体1が放熱板20に取り付けられると、規制壁26が存在する位置では、伝熱シート40の第1方向への拡大が規制される。一方において、切欠28が占める位置では、伝熱シート40が切欠28内に拡大できるために、伝熱シート40の第1方向への拡大は許容されている。
第3実施例では、第1実施例とは異なり、伝熱シート40の第1方向への拡大をある程度許容している。従って、伝熱シート40の耐久性は、第1実施例と比較して低くなる。しかしながら、リアクトル本体1を伝熱シート40を介して放熱板20に取り付ける際に必要な加圧量は、第1実施例と比較して小さくすることができる。この実施例では、第1方向への拡大を規制する規制壁26について、「規制壁26に当接する伝熱シート40の端縁距離/伝熱シート40の端縁の全長」の比が「規制壁26の長さ/(規制壁26の長さ+切欠28の長さ)」であり、第2方向への拡大は規制されていない。
第1実施例において、伝熱シート40と規制壁26との間に溜まった空気を抜くための切欠が規制壁26に設けられていてもよい。当該切欠は十分に短いため、リアクトル本体1が放熱板20に取り付けられても、伝熱シート40の拡大した部位は当該切欠に入り込まない。この場合では、第1方向への拡大を規制する規制壁26について、「規制壁26に当接する伝熱シート40の端縁距離/伝熱シート40の端縁の全長」の比が100%であるも同然である。
第2実施例の規制壁26は切欠27を有するが、これに代えて、例えば、孔を有していてもよい。即ち、伝熱シート40の第2方向への拡大を許容する手段は切欠に限らない。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書又は図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書又は図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1:リアクトル本体
3、3a、3b:コイル
4:コア
4a、4b:直線部
5、5a、5b、5c:取り付け部
6、6a、6b、6c:孔
9:ボビン
9a、9b:筒部
10:リアクトル
13:リード部
16:樹脂モールド
20:放熱板
22:底板
24a、24b:側板
25、25a、25b、25c:開口
26a、26b、26c、29:規制壁
27、28:切欠
40、40a、40b、41、41a、41b、41c、42:伝熱シート

Claims (1)

  1. リアクトル本体を伝熱シートを介して放熱板に固定したリアクトルであり、
    前記リアクトル本体の前記伝熱シートに当接する面におけるコイル線の伸長方向を第1方向とし、コイルの軸線方向を第2方向としたときに、前記伝熱シートの前記第1方向における両端縁に当接して前記伝熱シートの前記第1方向への拡大を規制する規制壁と、前記第2方向への拡大を規制する規制壁と、が前記放熱板に形成されており、
    「規制壁に当接する伝熱シートの端縁距離/伝熱シートの端縁の全長」の比が、前記第1方向への拡大を規制する規制壁で大きく、前記第2方向への拡大を規制する規制壁で小さく、
    前記伝熱シートの前記第2方向への拡大が許容されることを特徴とするリアクトル。
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