JP6603887B2 - 磁気部品ユニット - Google Patents

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Description

本開示は、各種電子機器に使用される磁気部品ユニットに関する。
以下、従来の磁気部品ユニットについて図面を用いて説明する。図5は従来の磁気部品ユニットの構成を示す斜視図であり、磁心1と2つの端子部2と巻線部3とを有するコイル部品4は、放熱体5に実装されている。そして、固定部材6は磁心1を押圧することによって、コイル部品4を放熱体5に固定している。
なお、この出願に関連する先行技術文献情報としては、例えば特許文献1が知られている。
特開2002−208521号公報
本開示の磁気部品ユニットは、磁心を有するコイル部品と、コイル部品が実装され、係合固定部と押圧固定部とを有し、金属製である、放熱体とを有し、コイル部品を押圧する保持部と、保持部の第1の端部から放熱体に向かって延伸し端部が折り返されている係合部と、を有する。更に、本開示の磁気部品ユニットは、保持部の第2の端部から放熱体に向かって延伸しL字になるように端部が折り曲げられている押圧部と、を有し、金属製である、磁心固定部と、を備える。また、係合固定部はU字状であり、係合固定部の一端および他端は、放熱体の周縁部に接続される。更に、係合固定部は、放熱体の周縁部から放熱体の実装面に対して垂直な第1の方向に突出するように設けられ、係合固定部は、係合部と係合される。押圧固定部は、柱状であり、周囲に放熱体が存在する位置で放熱体から第1の方向に突出するように設けられ、押圧固定部は、第1の方向に穿孔された固定孔を有する。押圧部は、第1の方向に穿孔された貫通孔を有し、貫通孔と固定孔とに挿入された固定具によって押圧固定部と押圧部とは結合される。押圧部と押圧固定部との接触面積は、係合部と係合固定部との接触面積に比べて大きくされる。コイル部品は、保持部と放熱体との間で挟持される。
図1は、本開示の実施の形態における磁気部品ユニットの構成を示す上面図である。 図2は、本開示の実施の形態における磁気部品ユニットの構成を示す斜視図である。 図3は、本開示の実施の形態における磁気部品ユニットの構成を示す側面図である。 図4は、本開示の実施の形態における磁気部品ユニットの構成の概略を示す断面図である。 図5は、従来の磁気部品ユニットの斜視図である。
本実施の形態による磁気部品ユニットの説明に先立ち、特許文献1に記載されている従来の磁気部品ユニットの問題点について説明する。
図5を用いて説明した従来の磁気部品ユニットでは、固定部材6が放熱体5に結合される際、固定部材6の両端部に設けられている結合部7が固定手段8によって放熱体5に結合されている。
従来の磁気部品ユニットの構成では、コイル部品4が大型化すると、固定部材6、結合部7、および固定手段8も大型化することとなり、平面視における結合部7の面積が増大する。
従来の磁気部品ユニットでは、大電力対応に伴ってコイル部品4が大型化する。コイル部品4が大型化すると、コイル部品4が実装される面積の増大に加えて結合部7の面積もまた増大する。よって、コイル部品4の面積および容積の増大相当分以上に、磁気部品ユニットの面積および容積が増大する。
そこで本開示は磁気部品ユニットの大型化を抑制することを目的とする。
以下、本開示の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態)
図1は本開示の実施の形態における磁気部品ユニットの構成を示す上面図であり、図2は本開示の実施の形態における磁気部品ユニット9の構成を示す斜視図であり、図3は本開示の実施の形態における磁気部品ユニット9の構成を示す側面図であり、図4は本開示の実施の形態における磁気部品ユニット9の構成の概略を示す断面図である。
磁気部品ユニット9は、磁心10Aと巻線部21とを有するコイル部品10と、係合固定部11と押圧固定部12とを有してコイル部品10が実装される金属性の放熱体13と、金属性の磁心固定部14とを有する。
そして、磁心固定部14は、磁心10Aを保持する。磁心固定部14は、保持部15、係合部16、押圧部17で構成されている。磁心固定部14の両端は屈曲されており、一端に係合部16が形成されており、他端に押圧部17が形成されている。つまり、保持部15の端部15Aから係合部16が延伸しており、保持部15の端部15Bから押圧部17が延伸している。係合部16は図4に示すようにU字状に折り返されて形成され、押圧部17はL字状に折り曲げられて形成されている。なお、係合部16は、係合固定部11に引っかかるように折り返されていれば良く、折り返しの形状は、U字状に限らず、例えば、V字状に折り返えされていても良い。
係合固定部11は、全体的に、放熱体13の周縁部19から垂直方向に延伸している。なお、本実施の形態では、コイル部品10が実装される放熱体13の実装面20を『水平方向』と定義し、放熱体13の実装面20に対して垂直な方向を『垂直方向』と定義する。
さらに係合固定部11は係合部16と係合されている。押圧固定部12は、係合固定部11と同様に放熱体13から放熱体13におけるコイル部品10の実装面に対して垂直方向へ柱状に突出して設けられている。押圧固定部12には、コイル部品10の実装面に対して垂直方向へ穿孔された固定孔12Aが設けられている。そして固定具18が、押圧部17に設けられた貫通孔17Aと固定孔12Aに挿入され、押圧部17と押圧固定部12とが結合されている。そしてコイル部品10が保持部15と放熱体13との間に挟まれて保持されている。そして、係合部16と係合固定部11とは放熱体13の周縁部19に配置されている。
つまり、本実施の形態の磁気部品ユニット9は、磁心10Aを有するコイル部品10と、コイル部品10が実装され、係合固定部11と押圧固定部12とを有し、金属製である、放熱体と、磁心固定部14と、を有する。そして、磁心固定部14は、コイル部品10を押圧する保持部15と、保持部15の端部15Aから放熱体13に向かって延伸し端部が折り返されている係合部16と、保持部15の端部15Bから放熱体13に向かって延伸し、L字になるように端部が折り曲げられている押圧部17と、を有し、金属製である。係合固定部11はU字状であり、係合固定部11の一端および他端は放熱体13の周縁部19に接続されている。更に、係合固定部11は、放熱体13の周縁部19から放熱体13の実装面20に対して垂直な方向(垂直方向)に突出するように設けられている。また、係合固定部11は、係合部16と係合されている。押圧固定部12は、柱状であり、放熱体13から垂直方向に突出するように設けられている。更に、押圧固定部12は、垂直方向に穿孔された固定孔12Aを有し、押圧部17は、垂直方向に穿孔された貫通孔17Aを有する。貫通孔17Aと固定孔12Aとに挿入された固定具18によって押圧固定部12と押圧部17とは結合されている。そして、コイル部品10は、保持部15と放熱体13との間で挟持されている。
上述した通り、本実施の形態の磁気部品ユニット9は、係合部16と係合固定部11とを固定するために、他の部材を必要としない。係合部16と係合固定部11とは互いに係合し合って、周縁部19に固定されている。つまり、係合部16と係合固定部11については、固定用の部材を設ける必要がないため、係合部16および係合固定部11の周縁の放熱体13に固定用部材を配置するための領域を確保する必要はない。係合固定部11が固定される放熱体13の周縁部19では、係合部16は固定のための部材(例えばネジなど)を使って固定を行わない。よって、係合固定部11および係合部16が固定される放熱体13の周縁部19では、係合固定部11および係合部16の固定部材を設けるために、放熱体13の面積を大きくする必要はない。
保持部15の端部15Bから延伸する押圧部17は、固定具18を用いて、放熱体13の実装面上に設けられた押圧固定部12に固定される。押圧固定部12は放熱体13の周縁部19より中央に近い領域に設けられている。
以上の構成により本開示の磁気部品ユニット9については、コイル部品10の片方側は係合固定され、放熱体13の面積を必要とする押圧固定部12はコイル部品10の片方側にのみ設けられる。
よって、磁気部品ユニット9については、コイル部品10の片方側は係合固定されることで、コイル部品10は放熱体13に確実に固定され、かつ、大電力対応に伴ってコイル部品10が大型化しても、押圧固定部12と押圧部17は片側だけに設けられるので、放熱体13の面積の増加を抑制することができる。その結果、磁気部品ユニット9の平面視における面積と容積の増大が抑制される。
以下、磁気部品ユニット9の構成について詳しく説明する。上述したように、磁気部品ユニット9において、保持部15は、磁心10Aを含むコイル部品10を放熱体13に向かって押圧し、保持する。この構成により、コイル部品10は放熱体13に固定される。磁心固定部14は、鉄や銅、あるいはステンレスなどの合金からなる帯状の金属板あるいは金属条を折り曲げ加工することによって形成されている。係合部16は、保持部15の端部15Aから延伸して形成されている。押圧部17は、保持部15の端部15Bから延伸して形成されており、端部に貫通孔17Aを有する。また、保持部15を含む磁心固定部14はコイル部品10を放熱体13に向かって確実に押圧するために弾性を有する。言い換えると、保持部15を構成する材料や形状がバネ性を有するため、保持部15は、コイル部品10から放熱体13への適切な押圧力を得ることができる。なお、コイル部品10は、保持部15によって放熱体13へ直接押圧されてもよいし、あるいは、コイル部品10と放熱体13との間に接着剤(図示せず)や樹脂シート(図示せず)などを介して放熱体13へ押圧されてもよい。
以下、図2および図4を参照しながら、係合部16、係合固定部11、押圧部17、押圧固定部12の構成について詳細に説明する。
係合部16は、保持部15の端部15Aから放熱体13に向かって(図4では下方に向かって)延伸され、係合部16の端部はU字状に折り返されており、係合部16の端部は係合固定部11に係合している。なお、本実施の形態ではU字状に折り返されているが、V字状に鋭角で折り返されていても良いし、他の形状に折り返されていてもよい。つまり、係合部16の端部が係合固定部11に係合していれば良い。放熱体13は伝熱性に優れるアルミニウムなどの金属を用いて形成されている。係合固定部11は、放熱体13の周縁部19から上方に向かって突出している。係合固定部11は、周縁部19に設けられており、係合固定部11の形状は、図2に示すように逆U字状である。つまり、係合固定部11は、全体的に、放熱体13の周縁部19から、放熱体13の実装面20を水平方向とすると、上方に向かって(垂直方向に)突出している。
一方、押圧部17は、端部15Bから下方に向かって(放熱体13の実装面20に向かって)延伸している。押圧部17は、直角に折り曲げられ、更に水平方向に(実装面20と平行に)に延伸して形成されている。また、水平方向に延伸する押圧部17の端部には貫通孔17Aが設けられている。
押圧固定部12は立方体や直方体あるいはこれらに準じた柱状の形状であり、放熱体13の実装面20から上方に向かって(垂直方向に)突出している。押圧固定部12は柱状であり、周縁部19に設けられた係合固定部11と比較して平面方向の断面積が大きくなるように形成されている。よって、押圧固定部12が放熱体13と接する面積は、係合部16が放熱体13と接する面積より大きい。さらに、押圧固定部12は底面積が広いため、放熱体13の周縁部19には設けることができず、実装面20の周縁部19より中央に近い領域に設けられている。
また押圧固定部12は放熱体13の実装面20に対して垂直方向に設けられた固定孔12Aを有する。そして、ネジなどの固定具18が固定孔12Aと貫通孔17Aとに挿入されることによって、押圧固定部12と押圧部17とが結合され、その結果、コイル部品10は放熱体13に固定される。
本実施の形態の磁気部品ユニット9では、コイル部品10は、係合固定部11と押圧固定部12との2箇所で放熱体13へ固定されている。放熱体13の広い面積を必要とするのは、押圧固定部12だけであり、係合固定部11は放熱体13の面積をほとんど必要としない。よって、磁気部品ユニット9の平面視における面積および容積の大型化は抑制される。
次に、コイル部品10から放熱体13への熱伝導について詳細に説明する。
磁心固定部14はコイル部品10で生じた熱を放熱体13へ伝える機能を有する。この機能によって、磁心固定部14から放熱体13へと伝えられた熱が、放熱体13で拡散される。さらにその熱が、放熱体13から放熱体13の外部へと放熱される。磁心固定部14から放熱体13へは、2つの経路によって熱が伝導される。
第1の経路では、コイル部品10の磁心10Aから放出される熱は、磁心固定部14、係合部16、放熱体13へと順に伝えられる。第2の経路では、コイル部品10の磁心10Aから放出される熱は、磁心固定部14、押圧固定部12、放熱体13へと順に伝えられる。
なお、実際、磁心10Aで発生する熱は、コイル部品10および磁心10Aが放熱体13と接する面から、放熱体13へと直接に熱が伝わる経路も存在する。しかしながら本開示では、第1の経路と第2の経路について主に説明する。
本実施の形態では、磁心10Aが分割磁心10Bおよび分割磁心10Cとで構成されているので、図4において上方側に位置する分割磁心10B(放熱体13の実装面から離れて位置する側の分割磁心10B)の放熱について説明する。
第1の経路では、磁心固定部14の係合部16から放熱体13の係合固定部11へと熱が伝えられる。係合部16を含む磁心固定部14は帯状の金属板を折り曲げて形成されているので、係合部16と係合固定部11とは、面状ではなく概ね線状で接触している。特に、係合部16がU字状やV字状に形成され、係合固定部11が逆U字状に形成されている場合は、係合部16と係合固定部11とは線で接触することになり、係合部16と係合固定部11との接触面積は非常に小さい。
この構成では、係合部16から係合固定部11への熱の伝導は、大きな熱的抵抗を有する。さらに、係合固定部11は逆U字状に形成されているので、放熱体13に近い部分から、放熱体13から離れた部分までの間で、係合固定部11は大きな熱的抵抗を有している。
よって、コイル部品10、係合部16、係合固定部11、放熱体13へと順に熱が伝わる第1の経路では、熱が伝わり難い。
一方、第2の経路では、第1の経路に比べて、熱が伝わり易い。第2の経路においては、押圧部17と押圧固定部12とが固定具18を用いて結合された状態で、押圧部17から押圧固定部12へと熱が伝わる。押圧部17と押圧固定部12とは面で接触している。したがって、係合部16と係合固定部11との接触面積に比べ、押圧部17と押圧固定部12との接触面積は非常に大きい。第2の経路では、第1の経路と比較して熱的抵抗は非常に小さい。したがって、押圧部17と押圧固定部12とを介しての、コイル部品10から放熱体13へと熱が伝わる第2の経路は、第1の経路に比較して大幅に熱を伝え易い。
上述した通り、第2の経路では押圧固定部12は放熱体13において偏った位置(本実施の形態では、周縁部19)に配置されていないので、第1の経路と比較して、第2の経路では放熱体13が熱を有効に拡散、放熱することができる。つまり、係合部16が係合する係合固定部11は、放熱体13の周縁部19に配置されている。一方で、押圧部17が結合する押圧固定部12は、放熱体13の実装面20に形成され、かつ、垂直方向に突出するように形成されている。押圧固定部12は、放熱体13の実装面20上に形成され、押圧固定部12が設置されている周りの領域にも、実装面20が広がっている。よって、第2の経路を通じて放熱体13に伝わった熱は、非常に放熱しやすい。
コイル部品10で生じた熱は、押圧部17、押圧固定部12を介して、放熱体13のうち、周縁部19より中央に近い領域から周縁部19へと拡散される。つまり、コイル部品10で発生した熱は、押圧固定部12から放熱体13全体へ効率よく伝わる。この結果、放熱体13に伝えられた熱は、放熱体13から外部へ効率よく放熱される。よって、放熱体13における周縁部19の一部の温度が局部的に上昇しにくい構造となる。このため、特に放熱体13が板状である場合や、放熱体13が板状でさらに薄く熱容量が小さな場合であっても、放熱体13の周縁に偏った熱の分布や、放熱体13の熱による変形は抑制される。
また、押圧固定部12は、板状に形成された放熱体13からコイル部品10が実装されている実装面20に柱状に実装面20から突出して設けられている。上述した本実施の形態の磁気部品ユニット9の構成では、磁心10Aから放熱体13までの間に伝熱効率が高い領域が多く介在する。よって、磁心10Aから放熱体13への伝熱特性は向上する。
つまり、コイル部品10で生じた熱は押圧固定部12を介して放熱体13へ伝わり易く、さらに放熱体13における熱の拡散は、周縁部19より中央に近い領域から全体へと広がる。放熱体13における放熱の効率は向上する。
なお、押圧固定部12は、放熱体13とは異なる金属またはセラミックスなどによって構成されてもよい。また、押圧固定部12は、放熱体13とは同じ金属またはセラミックスなどによって構成され、押圧固定部12と放熱体13とは一体形成されていても良い。
押圧固定部12が、放熱体13とは異なる金属やセラミックスで構成される場合、押圧固定部12は放熱体13よりも高い伝熱特性を有することが望ましい。この構成により第2の経路の伝熱性はさらに向上し、結果として放熱体13の放熱特性が向上する。この構成では、押圧固定部12と放熱体13とは、固定具18によって結合される。なお、押圧固定部12と放熱体13とが一体形成される場合、押圧固定部12と放熱体13との間に不連続面が生じないので、押圧固定部12から放熱体13への伝熱特性はより高い水準で安定する。
押圧固定部12と同様に係合固定部11についても、係合固定部11と放熱体13とが、一体形成されていても良い。係合固定部11と放熱体13とが一体形成された場合、押圧固定部12と放熱体13とが一体形成されてた場合と同様の効果が得られる。
次に、図4を用いながら、係合固定部11の放熱体13(周縁部19)からの高さG1と、押圧固定部12の放熱体13からの高さG2との関係について説明する。
高さG1と高さG2の関係は、放熱体13における磁心10Aから磁心固定部14を介して伝達される熱の放熱効率に影響する。係合固定部11が放熱体13から突出している高さG1が、押圧固定部12が放熱体13から突出している高さG2よりも高いと、放熱体13での放熱効率が向上する。
また、保持部15の端部15Aから係合固定部11まで熱が伝わる経路の長さを、保持部15の端部15Bから押圧固定部12まで熱が伝わる経路の長さよりも短くすることで、放熱体13での放熱効率が向上する。
先にも述べたように、係合部16の端部の折り返しの形状がV字状またはU字状であると、係合部16と係合固定部11とは面ではなく概ね線状で接触する。よって、係合部16と係合固定部11との間の熱的抵抗は大きい。一方、押圧部17と押圧固定部12とは、固定具18を用いて結合しており、概ね面状で接触する。よって、押圧部17と押圧固定部12との間の熱的抵抗は小さい。
さらに、係合固定部11はU字状に形成されているため、熱が伝わる経路の断面積は小さい。係合固定部11の断面積が係合部16の断面積よりも非常に小さいので、係合部16から放熱体13への熱的抵抗はさらに大きくなる。
一方、押圧固定部12は柱状や塊状であるため、熱が伝わる経路の断面積は係合固定部11と比べて非常に大きい。よって、押圧固定部12における熱的抵抗は非常に小さい。その結果、保持部15から放熱体13への熱の伝達経路は、押圧部17および押圧固定部12を介する経路の方が、係合部16と係合固定部11とを介する経路に比較して伝熱性が高い。
また、本実施の形態では、係合固定部11が放熱体13から突出している高さG1を、押圧固定部12が放熱体13から突出している高さG2よりも高くしている。
つまり、係合固定部11の放熱体13からの高さは、押圧固定部12の放熱体13からの高さより高い。より厳密には、係合固定部11と係合部16とが係合している部分における放熱体13からの高さは、押圧固定部12における放熱体13からの高さよりも高い。この構成により、断面積が大きいために高さの変動に伴う伝熱性の変動が小さい押圧固定部12を介する経路よりも、断面積が小さく高さによる伝熱性が大きく変化する係合固定部11を介する経路の方が長くなる。つまり、係合部16と係合固定部11とは線状で接触し、係合固定部11の経路は断面積が小さいため伝熱効率が低く、係合固定部11の経路は長い。この構成により、係合部16と係合固定部11とを含む第1の経路は、押圧部17と押圧固定部12とを含む第2の経路に比較してさらに伝熱性は低下する。
この結果、磁心10Aから保持部15へ伝えられる熱は、端部15Bから押圧部17および押圧固定部12を介して放熱体13へ非常に伝わり易くなる。押圧固定部12は放熱体13の上に面で接触する状態で配置されている。なお、押圧固定部12は必ずしも固定具18で放熱体13に固定する必要はなく、押圧固定部12は放熱体13と一体形成されていてもよい。また、先にも述べたように、押圧固定部12から放熱体13への熱伝導は、放熱体13の周縁部19に偏らない。よって、押圧固定部12から放熱体13へ伝えられた熱は、放熱体13の全体へと円滑に拡散され易く、放熱体13による放熱効率は向上する。
以上のように、係合固定部11が放熱体13から突出している高さG1を、押圧固定部12が放熱体13から突出している高さG2よりも高くすることで、放熱体13での放熱効率、および磁気部品ユニット9全体としての放熱効率が向上する。
また、U字状の係合固定部11が放熱体13から大きく突出して空心部11A(図3参照)を大きくすることにより、係合部16の長さを短くすることができる。空心部11Aを大きくすることにより、磁気部品ユニット9が組み立てられる際、係合部16を係合固定部11に係合させる作業は容易となる。
また、上述した通り、押圧部17と押圧固定部12とは面接触で結合されていて、結合に伴う熱的抵抗は小さい。さらに、押圧固定部12は突出方向の断面積が大きくて押圧固定部12の高さの変動に伴う伝熱性の変動は小さい。よってより好ましくは、結合に伴う熱的抵抗および伝熱性の変動が小さく抑制されるように、押圧固定部12と押圧部17とが結合する平面における押圧固定部12の面積は、上記平面における押圧部17の面積と同じ、または、それよりも大きくするとよい。本実施の形態においては、押圧固定部12と押圧部17とが結合する平面においては、押圧部17ができるだけ広い面積で押圧固定部12に結合されるとよい。押圧固定部12と押圧部17が広い面積で接すれば接するほど、第2の経路を通る熱は、放熱体13へ伝えられやすくなり、放熱体13における放熱効率が向上する。
押圧部17ができるだけ広い面積で押圧固定部12に結合されそのためには、図1に示すように、平面視において、押圧固定部12の面積は、押圧固定部12と押圧部17とが接する面積と同じ、または、押圧固定部12と押圧部17とが接する面積より大きくなるように構成すれば良い。なお、平面視とは、図1に示すように上面から見ることを意味する。
さらに、磁気部品ユニット9が車載用の電源などに用いられる場合には、放熱体13において振動や衝撃の影響を受け易い側に、押圧固定部12と押圧部17とが配置され、振動や衝撃の影響を受け難い側に、係合固定部11と係合部16とが配置されるとよい。
つまり、本実施の形態の磁気部品ユニット9では、放熱体13上の何れの領域においても大きな面積を用いて過剰な固着力による固定状態を維持するのではなく、放熱体13における領域に応じて、係合による固定と、係合より強固な押圧による固定とを使い分けて構成すればよい。
つまり、強固な固定が必要な部分には押圧による固定が用いられ、押圧による固定よりも小さな固着力で問題がない部分には、係合による固定が用いられるとよい。上述した通り、例えば、固着力を確認したうえで、係合による固定および押圧により固定を使い分けることにより、コイル部品10はより安定した固着状態を得ることができる。
本実施の形態によれば、磁心固定部14を含むコイル部品10の実装や固定に関する面積の大型化が抑制される。
以上のように、例えば、コイル部品10は、放熱体13において外部から受けるストレスが大きな部分に押圧固定部12と押圧部17とを配置し、比較的ストレスが小さな部分で係合固定部11と係合部16とを配置するとよい。そのうえで、係合固定部11は放熱体13の周縁部19側に偏った位置に配置され、押圧固定部12は放熱体13の周縁部19より中央よりの位置に配置される。この構成により、磁気部品ユニット9は小型化が可能となり、さらに磁気部品ユニット9における伝熱や放熱に関する特性が向上する。
つまり、当初に述べたコイル部品10が大型化した場合、放熱体13上のストレスが小さな部分に係合固定部11が配置され、ストレスが大きな部分に押圧固定部12が配置される。よって、押圧固定部12や押圧部17が放熱体13上を占める面積は大きい。一方、係合固定部11は周縁部19に配置されている。よって、係合固定部11が放熱体13上を占める面積は、コイル部品10の大きさに依存し難く、コイル部品10の大きさによる影響は小さい。したがって、磁気部品ユニット9の平面視における面積と、容積の増加は、コイル部品10と1つの押圧固定部12との増加分相当だけに抑制することができる。さらに、押圧固定部12と放熱体13との対向面積が大きくなれば、押圧固定部12の固定孔12Aが設けられる位置は、放熱体13の周縁から離れた位置となる。このため、コイル部品10で生じた熱は、概ね放熱体13の周縁部19より中央に近い領域から周縁側へと拡散され、放熱体13から放熱体13の外部へ効率よく放熱される。
なお、コイル部品10およびその他のデバイス(図示せず)は、絶縁性の向上や伝熱性の向上を目的として、放熱体13の実装面20上に設けられる樹脂層(図示せず)に配置されてもよい。そして、樹脂層の外周は放熱体13の外周よりも内側に設けられ、樹脂層の外周よりも外側にあたる放熱体13の外周領域を周縁部19としてよい。係合固定部11は、放熱体13の周縁部19に、放熱体13の実装面に対して垂直な方向へと延伸して形成されてもよい。あるいは、樹脂層に相当する領域が板状の放熱体13において窪んだ領域に設けられ、周縁部19は放熱体13の外周において壁状に形成された領域として設けられてもよい。また、樹脂層は設けられずに、放熱体13の周縁部19が、壁状に放熱体13から垂直方向に突出して形成されてもよい。
係合部16は、保持部15の端部15Aから、放熱体13の周縁部19側に向かって折り返されて形成されている。つまり、係合部16の先端(保持部15の端部15Aと接続している端部とは反対側の端部)は放熱体13の中心側から、外側へ向かって、係合固定部11の空心部11A(図3参照)を通過する。そして、図1に示す通り、係合部16の先端は、周縁部19の最外周よりも放熱体13の内側に位置する。言い換えると、係合部16の先端は、放熱体13の周縁部19より外側へ突出していない。よって、係合部16および係合固定部11を形成するために磁気部品ユニット9の平面視における面積を大きくする必要はない。つまり、係合部16の先端部が放熱体13の周縁部19から突出していないので、磁気部品ユニット9の容積の大型化が抑制される。また、係合部16の先端部が放熱体13の周縁部19から突出していないので、直方体などの形状として組み立てや接続に際して扱い易くなる。
なお、本実施の形態では、固定具18としてネジを用いて説明したが、固定具18はネジに限られるものではなく、ボルトやリベット状の固定具18などが用いられても構わない。しかしながら本実施の形態では、固定具18が用いられることによって、押圧部17と押圧固定部12とが面接触によって安定的に固定状態が維持されている。
また、コイル部品10はトランスであってもチョークコイルであってもよく、少なくとも磁心10Aと巻線部21とを有すればよい。
また、コイル部品10が実装されている放熱体13は、放熱機能を有する構造体であればよい。例えば放熱体13は、樹脂基板などの実装基板であって他の機能と放熱の機能とを併せ持った構造物でも構わない。放熱体13は、放熱機能が高いアルミニウムやアルミニウム合金によって構成された構造物であることが望ましい。
以上のように、本実施の形態の磁気部品ユニット9は、コイル部品10が放熱体13の中央に配置されていない。コイル部品10を押圧固定する磁心固定部14の押圧部17が、係合固定部11よりも放熱体13の中央に近い位置に配置され、放熱体13上に設けられている押圧固定部12と結合されている。そして、磁心固定部14の片側だけが固定具18を用いて固定されている。よって、平面視において、磁心固定部14が放熱体13を占有する面積は小さく抑制される。同時に、本実施の形態の磁気部品ユニット9は、面積の増大を抑制して、かつ、放熱体13における熱の拡散および放熱に関する特性が高い。
本開示の磁気部品ユニットは、面積や容積の増大を抑制することができるという効果を有し、各種電子機器において有用である。
1 磁心
2 端子部
3 巻線部
4 コイル部品
5 放熱体
6 固定部材
7 結合部
8 固定手段
9 磁気部品ユニット
10 コイル部品
10A 磁心
10B,10C 分割磁心
11 係合固定部
11A 空心部
12 押圧固定部
12A 固定孔
13 放熱体
14 磁心固定部
15 保持部
15A,15B 端部
16 係合部
17 押圧部
17A 貫通孔
18 固定具
19 周縁部
20 実装面
21 巻線部

Claims (6)

  1. 磁心を有するコイル部品と、
    前記コイル部品が実装され、係合固定部と押圧固定部とを有し、金属製である、放熱体と、
    前記コイル部品を押圧する保持部と、前記保持部の第1の端部から前記放熱体に向かって延伸し端部が折り返されている係合部と、前記保持部の第2の端部から前記放熱体に向かって延伸しL字になるように端部が折り曲げられている押圧部と、を有し、金属製である、磁心固定部と、
    を備え、
    前記係合固定部はU字状であり、前記係合固定部の一端および他端は、前記放熱体の周縁部に接続され、
    前記係合固定部は、前記放熱体の周縁部から前記放熱体の実装面に対して垂直な第1の方向に突出するように設けられ、
    前記係合固定部は、前記係合部と係合され、
    前記押圧固定部は、柱状であり、周囲に前記放熱体が存在する位置で前記放熱体から前記第1の方向に突出するように設けられ、
    前記押圧固定部は、前記第1の方向に穿孔された固定孔を有し、
    前記押圧部は、前記第1の方向に穿孔された貫通孔を有し、
    前記貫通孔と前記固定孔とに挿入された固定具によって前記押圧固定部と前記押圧部とは結合され、
    前記押圧部と前記押圧固定部との接触面積は、前記係合部と前記係合固定部との接触面積に比べて大きくされ、
    前記コイル部品は、前記保持部と前記放熱体との間で挟持される、
    磁気部品ユニット。
  2. 前記係合固定部の前記放熱体からの高さは、前記押圧固定部の前記放熱体からの高さより高い請求項1に記載の磁気部品ユニット。
  3. 前記押圧固定部と前記放熱体とは、一体形成されている、請求項1に記載の磁気部品ユニット。
  4. 前記係合固定部と前記放熱体とは、一体形成されている、請求項1に記載の磁気部品ユニット。
  5. 平面視において、前記押圧固定部の面積は、前記押圧固定部と前記押圧部とが接する面積は同じ、または、前記押圧固定部と前記押圧部とが接する面積より大きい請求項1に記載の磁気部品ユニット。
  6. 前記係合部の前記端部の折り返しの形状がV字状またはU字状である請求項1に記載の磁気部品ユニット。
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