JP6146315B2 - 液晶配向剤、液晶配向膜および液晶表示素子 - Google Patents
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Description
基板上に液晶配向膜となる高分子膜を形成する方法としては、高分子膜形成のため成分を含む液晶配向剤を使用し、基板上にその塗膜を形成して液晶配向膜となる高分子膜を得る方法が知られている。
そして、高いラビング耐性を有する液晶配向膜を形成することができる液晶配向剤が求められている。
また、本発明の目的は、高いラビング耐性を有する液晶配向膜を提供することである。さらに、その液晶配向膜を有する液晶表示素子を提供することである。
本発明の他の目的および利点は、以下の記載から明らかとなるであろう。
(1)ポリイミド前駆体およびそれをイミド化して得られるポリイミドからなる群から選ばれる少なくとも1つであり、かつ二級アミノ基およびウレア基のうちの少なくとも一方を有する重合体と、ブロック化イソシアネート基を有する化合物と、を含有することを特徴とする液晶配向剤。
(3)前記ブロック化イソシアネート基を有する化合物が、前記重合体に対して0.1モル%〜10モル%含有される上記(1)または(2)に記載の液晶配向剤。
(式(Z−1)〜式(Z−4)中、R2は、ブロック部の有機基を表す。
式(Z−3)中、B1〜B3のいずれか一つはメチル基を表し、それ以外の二つは水素を表す。B4〜B6、および、B7〜B9においても、B1〜B3と同様に、いずれか一つはメチル基を表し、それ以外の二つは水素を表す。)
(6)前記重合体が、4,4’−ジアミノジフェニルアミンまたは1,3−ビス(4−アミノフェニチル)ウレアを原料にして得られるポリイミド前駆体及びそれをイミド化して得られるポリイミドからなる群から選ばれる少なくとも1つである上記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の液晶配向剤。
(8)上記(1)〜(7)のいずれか1項に記載の液晶配向剤から得られることを特徴とする液晶配向膜。
(9)上記(8)に記載の液晶配向膜を有する液晶表示素子。
本発明によれば、高いラビング耐性を有する液晶配向膜を提供することができる。
本発明によれば、高いラビング耐性の液晶配向膜を有する液晶表示素子を提供することができる。
すなわち、表示デバイスである液晶表示素子においては、上述したように、液晶配向膜に高分子膜が用いられ、具体的には、高耐熱性で高強度のポリイミド膜が好適に用いられている。
かかる液晶配向剤としては、上述したように、ポリアミック酸等のポリイミド前駆体を含有して調製されたワニスを用いた液晶配向剤を使用し、基板上にその塗膜を形成し、イミド化させる方法が知られている。また、予めイミド化させてあるポリイミドを溶媒に溶解して、所謂、溶媒可溶性ポリイミドワニスを調製し、そのポリイミドワニスを用いた液晶配向剤によりポリイミド膜を形成する方法がある。
具体的には、ポリイミド前駆体および/またはポリイミド前駆体をイミド化したポリイミドを含む液晶配向剤中に、液晶配向剤の保管状態などの通常の温度では反応しないようにイソシアネート基が保護された、ブロック化(Blocked)イソシアネート基を有する化合物を含有させる。ブロック化イソシアネート基を有する化合物を含有する液晶配向剤は、それを用いて形成される液晶配向膜において、高いラビング耐性を実現することができることが見出された。
そして、本発明のブロック化イソシアネート基を有する化合物を含有する液晶配向剤は、高いラビング耐性の液晶配向膜を提供することができ、その液晶配向膜を有する液晶表示素子を提供することができる。
以下、本発明についてより詳細に説明する。
本発明の液晶配向剤に含有するポリイミド前駆体は、ポリアミック酸およびポリアミック酸エステルを指し、下記式(1)で表される構造単位を有する。
置換基であるアリール基としては、フェニル基が挙げられる。このアリール基には前述した他の置換基がさらに置換していてもよい。
置換基であるチオエステル基としては、−C(S)O−R、または−OC(S)−Rで表される構造を示すことができる。このRとしては、前述したアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基などを例示することができる。これらのRには前述した置換基がさらに置換していてもよい。
置換基であるアミド基としては、−C(O)NH2、−C(O)NHR、−NHC(O)R、−C(O)N(R)2、または、−NRC(O)Rで表される構造を示すことができる。このRは同一でも異なってもよく、前述したアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基などを例示することができる。これらのRには前述した置換基がさらに置換していてもよい。
置換基であるアルキル基としては、前述したアルキル基と同じものを挙げることができる。このアルキル基には前述した他の置換基がさらに置換していてもよい。
置換基であるアルケニル基としては、前述したアルケニル基と同じものを挙げることができる。このアルケニル基には前述した他の置換基がさらに置換していてもよい。
置換基であるアルキニル基としては、前述したアルキニル基と同じものを挙げることができる。このアルキニル基には前述した他の置換基がさらに置換していてもよい。
具体的には、アミノ基およびウレア基のうちの少なくとも一方を有するポリイミド前駆体が好ましい。
本発明の液晶配向剤に含有可能な上記式(1)のポリイミド前駆体は、上述したように、ポリアミック酸およびポリアミック酸エステルである。ポリイミド前駆体であるポリアミック酸は、テトラカルボン酸誘導体であるテトラカルボン酸二無水物とジアミン成分との反応により得られる。
本発明の液晶配向剤に含有可能な上記式(1)のポリイミド前駆体は、上述したように、ポリアミック酸およびポリアミック酸エステルである。ポリイミド前駆体であるポリアミック酸エステルは、テトラカルボン酸誘導体およびジアミン化合物を用いて、次に示す(1)〜(3)の方法で合成することができる。
ポリアミック酸エステルは、テトラカルボン酸二無水物とジアミンから得られるポリアミック酸をエステル化することによって合成することができる。
具体的には、ポリアミック酸とエステル化剤を有機溶剤の存在下で−20℃〜150℃、好ましくは0℃〜50℃において、30分〜24時間、好ましくは1時間〜4時間反応させることによって合成することができる。
ポリアミック酸エステルは、テトラカルボン酸ジエステルジクロリドとジアミンから合成することができる。
前記塩基には、ピリジン、トリエチルアミン、4−ジメチルアミノピリジンなどが使用できるが、反応が穏和に進行するためにピリジンが好ましい。塩基の添加量は、除去が容易な量で、かつ高分子量体が得やすいという観点から、テトラカルボン酸ジエステルジクロリドに対して、2モル倍〜4モル倍であることが好ましい。
ポリアミック酸エステルは、テトラカルボン酸ジエステルとジアミンを重縮合することにより合成することができる。
本発明の液晶配向剤は、上述したポリイミド前駆体およびポリイミドからなる群から選ばれる少なくとも1種の重合体を含有する。本発明の液晶配向剤に含有するポリイミドは、上述した上記式(1)のポリイミド前駆体のポリアミド酸を脱水閉環させて得られるポリイミドである。このポリイミドは、本発明の液晶配向剤に含有され、液晶配向膜を得るための重合体として有用である。
具体的には、アミノ基およびウレア基のうちの少なくとも一方を有するポリイミドが好ましい。
尚、本発明の液晶配向剤が含有するポリイミドにおいて、アミド酸基の脱水閉環率(イミド化率)は、必ずしも100%である必要はなく、用途や目的に応じて任意に調整することができる。
上述したポリアミド酸を用いてポリイミドを得るに際し、ポリアミド酸をイミド化させる方法としては、ポリアミド酸の溶液をそのまま加熱する熱イミド化、ポリアミド酸の溶液に触媒を添加する触媒イミド化が挙げられる。
触媒イミド化によるイミド化率は、触媒量と反応温度、反応時間を調節することにより制御することができる。
本発明の液晶配向剤は、ポリイミド前駆体およびポリイミドからなる群から選ばれる少なくとも1種の重合体とともに、ブロック化イソシアネート化合物を含有する。
ブロック化イソシアネート化合物を含有する本発明の液晶配向剤は、それを用いて形成される液晶配向膜において、高いラビング耐性を実現することができる。
上記式(2)におけるR2のブロック部の有機基は、ブロック化剤の残基であり、使用するブロック化剤により変化する。ブロック化剤としては、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、2−エトキシヘキサノール、2−N,N−ジメチルアミノエタノール、2−エトキシエタノール、シクロヘキサノール等のアルコール類、フェノール、o−ニトロフェノール、p−クロロフェノール、o−、m−又はp−クレゾール等のフェノール類、ε−カプロラクタム等のラクタム類、アセトンオキシム、メチルエチルケトンオキシム、メチルイソブチルケトンオキシム、シクロヘキサノンオキシム、アセトフェノンオキシム、ベンゾフェノンオキシム等のオキシム類、ピラゾール、3,5−ジメチルピラゾール、3−メチルピラゾール、などのピラゾール類、ドデカンチオール、ベンゼンチオール等のチオール類が挙げられる。
1分子中にブロック化イソシアネート基を3つ以上有する化合物は、例えば、1分子中3個以上のイソシアネート基を有する化合物に対して、上述したような適当なブロック化剤を作用せしめることにより、得ることができる。
(式(Z−1)〜式(Z−4)中、R2は、ブロック部の有機基を表す。
式(Z−3)中、B1〜B3のいずれか一つはメチル基を表し、それ以外の二つは水素を表す。B4〜B6、および、B7〜B9においても、B1〜B3と同様に、いずれか一つはメチル基を表し、それ以外の二つは水素を表す。)
本発明の液晶配向剤は、液晶配向膜を形成するための塗布液であり、樹脂被膜を形成するための樹脂成分が有機溶媒に溶解した溶液である。ここで、前記の樹脂成分は、上述したポリイミド前駆体およびポリイミドからなる群から選ばれる少なくとも1種の重合体を含む樹脂成分である。その際、樹脂成分の含有量は1質量%〜20質量%が好ましく、より好ましくは3質量%〜15質量%、さらに好ましくは3質量%〜10質量%である。
例えば、イソプロピルアルコール、メトキシメチルペンタノール、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソルブアセテート、ブチルカルビトール、エチルカルビトール、エチルカルビトールアセテート、エチレングリコール、エチレングリコールモノアセテート、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコール、プロピレングリコールモノアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコール−tert−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールモノアセテート、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノアセテートモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノアセテートモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノアセテートモノプロピルエーテル、3−メチル−3−メトキシブチルアセテート、トリプロピレングリコールメチルエーテル、3−メチル−3−メトキシブタノール、ジイソプロピルエーテル、エチルイソブチルエーテル、ジイソブチレン、アミルアセテート、ブチルブチレート、ブチルエーテル、ジイソブチルケトン、メチルシクロへキセン、プロピルエーテル、ジヘキシルエーテル、1−ヘキサノール、n−へキサン、n−ペンタン、n−オクタン、ジエチルエーテル、乳酸メチル、乳酸エチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸n−ブチル、酢酸プロピレングリコールモノエチルエーテル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル、3−メトキシプロピオン酸メチル、3−エトキシプロピオン酸メチルエチル、3−メトキシプロピオン酸エチル、3−エトキシプロピオン酸、3−メトキシプロピオン酸、3−メトキシプロピオン酸プロピル、3−メトキシプロピオン酸ブチル、1−メトキシ−2−プロパノール、1−エトキシ−2−プロパノール、1−ブトキシ−2−プロパノール、1−フェノキシ−2−プロパノール、プロピレングリコールモノアセテート、プロピレングリコールジアセテート、プロピレングリコール−1−モノメチルエーテル−2−アセテート、プロピレングリコール−1−モノエチルエーテル−2−アセテート、ジプロピレングリコール、2−(2−エトキシプロポキシ)プロパノール、乳酸メチルエステル、乳酸エチルエステル、乳酸n−プロピルエステル、乳酸n−ブチルエステル、乳酸イソアミルエステル等の低表面張力を有する溶媒等が挙げられる。
より具体的には、例えば、エフトップ(登録商標)EF301、EF303、EF352(トーケムプロダクツ社製))、メガファック(登録商標)F171、F173、R−30(大日本インキ社製)、フロラードFC430、FC431(住友スリーエム社製)、アサヒガード(登録商標)AG710、サーフロン(登録商標)S−382、SC101、SC102、SC103、SC104、SC105、SC106(旭硝子社製)等が挙げられる。
例えば、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、2−アミノプロピルトリメトキシシラン、2−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、3−ウレイドプロピルトリメトキシシラン、3−ウレイドプロピルトリエトキシシラン、N−エトキシカルボニル−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−エトキシカルボニル−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−トリエトキシシリルプロピルトリエチレントリアミン、N−トリメトキシシリルプロピルトリエチレントリアミン、10−トリメトキシシリル−1,4,7−トリアザデカン、10−トリエトキシシリル−1,4,7−トリアザデカン、9−トリメトキシシリル−3,6−ジアザノニルアセテート、9−トリエトキシシリル−3,6−ジアザノニルアセテート、N−ベンジル−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−ベンジル−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−フェニル−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−フェニル−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−ビス(オキシエチレン)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−ビス(オキシエチレン)−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、トリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、グリセリンジグリシジルエーテル、2,2−ジブロモネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、1,3,5,6−テトラグリシジル−2,4−ヘキサンジオール、N,N,N’,N’,−テトラグリシジル−m−キシレンジアミン、1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノメチル)シクロヘキサン、N,N,N’,N’,−テトラグリシジル−4、4’−ジアミノジフェニルメタン等が挙げられる。
本発明の液晶配向剤は、好ましくは、基板に塗布する前に濾過した後、基板に塗布し、プリベークによる乾燥、次いで、加熱焼成をすることで塗膜とすることができる。そして、この塗膜面をラビング処理することにより、液晶配向膜を形成することができる。上述した本発明の液晶配向剤は、上述したブロック化イソシアネート化合物を含有し、形成される液晶配向膜は高いラビング耐性を有している。
乾燥手段については特に限定されない。具体例を挙げるならば、50℃〜120℃、好ましくは80℃〜120℃のホットプレート上で、0.5分〜30分、好ましくは1分〜5分乾燥させる方法が好ましい。
焼成後の塗膜の厚みは、厚すぎると液晶表示素子の消費電力の面で不利となり、薄すぎると液晶表示素子の信頼性が低下する場合があるので、好ましくは10nm〜200nm、より好ましくは50nm〜100nmである。
上記のようにして基板上に形成された塗膜面のラビング処理は、既存のラビング装置を使用することができる。この際のラビング布の材質としては、コットン、レーヨン、ナイロン等が挙げられる。
本発明の液晶配向剤は、上記した方法により基板上に液晶配向膜を形成した後は、その液晶配向膜付き基板を用い、公知の方法で液晶表示を製造することができる。
本発明の液晶配向剤を用いた液晶配向膜の形成された1対の基板を用意する。そして、それらを、好ましくは1μm〜30μm、より好ましくは2μm〜10μmのスペーサを挟んで、ラビング方向が0°〜270°の任意の角度となるように設置して周囲をシール剤で固定する。次いで、基板間に液晶を注入して封止する。液晶封入の方法については特に制限されず、作製した液晶セル内を減圧にした後に液晶を注入する真空法、液晶を滴下した後に封止を行う滴下法等が例示できる。
実施例および比較例で使用する主な化合物の構造と略号は以下のとおりである。
尚、ブロック化イソシアネート化合物(B−1)は、上述した式(Z−1)で表される化合物であり、ブロック化イソシアネート化合物(B−2)は、上述した式(Z−2)で表される化合物であり、ブロック化イソシアネート化合物(B−3)は、上述した式(Z−3)で表される化合物であり、ブロックイソシアネート化合物(B−4)は、上述した式(Z−4)で表される化合物である。
CBDE:2,4−ビス(メトキシカルボニル)シクロブタン−1,3−ジカルボン酸
<テトラカルボン酸二無水物>
PMDA:ピロメリット酸二無水物
DA−3MG:1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)プロパン
BAPU:1,3−ビス(4−アミノフェニチル)ウレア
DADPA:4,4’−ジアミノジフェニルアミン
<縮合剤>
DBOP:ジフェニル(2,3−ジヒドロ−2−チオキソ−3−ベンゾオキサゾリル)ホスホナート
(ブロック化イソシアネート化合物)
B−1:VESTANAT B 1358&B 1370
B−2:B−882N
B−3:B−830
B−5:VESTAGON 1065
(架橋剤)
B−4:ジフェニルメタンジイソシアネート
[粘度]
合成例によるポリアミック酸溶液およびポリアミック酸エステル溶液の粘度は、E型粘度計TVE−22H(東機産業社製)を用い、サンプル量1.1mL、コーンロータTE−1(1°34’、R24)、温度25℃の条件で測定した。
合成例によるポリアミック酸溶液およびポリアミック酸エステル溶液の固形分濃度の算出は、以下のようにして行った。
持手付アルミカップNo.2(アズワン社製)に溶液をおよそ1.1g量り取り、オーブンDNF400(Yamato社製)で200℃2時間加熱した後に室温5分間放置し、アルミカップ内に残った固形分の重量を計量した。この固形分重量、および元の溶液重量の値から固形分濃度を算出した。
合成例によるポリアミック酸およびポリアミック酸エステルの分子量は、GPC(常温ゲル浸透クロマトグラフィー)装置によって測定し、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキシド換算値として数平均分子量(以下、Mnとも言う。)と重量平均分子量(以下、Mwとも言う。)を算出した。
GPC装置:Shodex社製(GPC−101)
カラム:Shodex社製(KD803、KD805の直列)
カラム温度:50℃
溶離液:N,N−ジメチルホルムアミド(添加剤として、臭化リチウム−水和物(LiBr・H2O)が30mmol/L、リン酸・無水結晶(o−リン酸)が30mmol/L、テトラヒドロフラン(THF)が10ml/L)
流速:1.0ml/分
検量線作成用標準サンプル:東ソー社製 TSK 標準ポリエチレンオキサイド(重量平均分子量(Mw) 約900000、150000、100000、30000)、および、ポリマーラボラトリー社製 ポリエチレングリコール(ピークトップ分子量(Mp) 約12000、4000、1000)。測定は、ピークが重なるのを避けるため、900000、100000、12000、1000の4種類を混合したサンプル、および150000、30000、4000の3種類を混合したサンプルの2サンプルを別々に測定して行った。
ラビング耐性の評価は、基板上に形成されたポリイミド膜のラビング処理後の付着物量を観察することにより行った。具体的には、後述する実施例および比較例により得られた液晶配向剤を1.0μmのフィルターで濾過した後、ITO蒸着ガラス基板上にスピンコートし、温度80℃のホットプレート上で5分間の乾燥、温度230℃で20分間の焼成を経て膜厚100nmのポリイミド膜を得た。このポリイミド膜をコットン布でラビング(ロール径120mm、回転数1000rpm、移動速度20mm/sec、押し込み長0.2mm)し、液晶配向膜を形成した。次いで、共焦点レーザー顕微鏡を用いて液晶配向膜の膜表面状態を観察し、倍率10倍での付着物を観察した(観察領域:約680μm×680μm、顕微鏡倍率:100倍)。付着物がほぼ無い場合は「◎」、付着物が少量観察される場合は「○」、付着物が多量に観察される場合は「×」とした。得られた結果を表1に示す。
後述する実施例および比較例の液晶配向剤の調製において、ブロック化イソシアネート化合物、又はその他の架橋剤を添加する前後での粘度の差が2mPa・s以下の場合は「○」、2mPa・s以上の場合は「×」とした。得られた結果を表1に示す。
撹拌子を入れた200mLの四つ口フラスコにDA−3MGを7.23g(28.0mmol)取り、N−メチル−2−ピロリドン76.47gを加え、窒素を送りながら撹拌して溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながらPMDAを5.84g(26.8mmol)添加し、さらに固形分濃度が10質量%になるようにN−メチル−2−ピロリドンを加え、窒素雰囲気下、50℃で24時間撹拌してポリアミック酸溶液を得た。このポリアミック酸溶液の温度25℃における粘度は135mPa・sであった。また、このポリアミック酸の分子量はMn=12600、Mw=30900であった。
撹拌子を入れた500mLの四つ口フラスコにCBDEを12.24g(47.0mmol)投入した後、N−メチル−2−ピロリドン251.4gを加えて撹拌して溶解させた。次いで、トリエチルアミンを10.21g(100.8mmol)、およびBAPUを14.32g(48.0mmol)加えて撹拌して溶解させた。
この溶液を撹拌しながら、DBOPを38.64g(100.8mmol)添加し、さらにN−メチル−2−ピロリドンを34.54g加え、室温で15.0時間撹拌してポリアミック酸エステルの溶液を得た。このポリミック酸エステル溶液の温度25℃における粘度は138.8mPa・sであった。
このポリミック酸エステル溶液をメタノールの2168g中に投入し、得られた沈殿物を濾別した。この沈殿物をメタノールで洗浄した後に温度100℃で減圧乾燥し、ポリアミック酸エステルの粉末を得た。このポリアミック酸エステルの分子量はMn=23900、Mw=51000であった。
このポリアミック酸エステル粉末4.533gを撹拌子の入った200mL三角フラスコに取り、N−メチル−2−ピロリドン74.81gを加え、室温で5時間撹拌して溶解させた。続いて、ブチルセロソルブ34.00gを加え、2時間撹拌して固形分濃度3.70質量%のポリアミック酸エステル溶液(A−2)を得た。
撹拌子を入れた500mLの四つ口フラスコにCBDEを10.96g(42.1mmol)投入した後、N−メチル−2−ピロリドン182.1gを加えて撹拌して溶解させた。次いで、トリエチルアミンを9.14g(90.3mmol)、およびDADPAを8.57g(43.0mmol)加えて撹拌して溶解させた。
この溶液を撹拌しながら、DBOPを34.62g(90.3mmol)添加し、さらにN−メチル−2−ピロリドンを25.0g加え、室温で4.0時間撹拌してポリアミック酸エステルの溶液を得た。このポリミック酸エステル溶液の温度25℃における粘度は30.1mPa・sであった。
このポリミック酸エステル溶液をメタノール{1623g}中に投入し、得られた沈殿物を濾別した。この沈殿物をメタノールで洗浄した後に温度100℃で減圧乾燥し、ポリアミック酸エステルの粉末を得た。このポリアミック酸エステルの分子量はMn=7400、Mw=12700であった。
次に、本実施例について具体的に説明する。
合成例1と同様にして得られたポリアミック酸溶液(A−1)を用い、ポリアミック酸等の固形分に対して3.00mol%となる量で、添加成分であるブロック化イソシアネート化合物(B−1)を加え2時間撹拌し、液晶配向剤を調製した。この液晶配向剤を用い、上述したラビング耐性の評価の方法に従い液晶配向膜を形成し、液晶配向膜のラビング耐性を評価した。
そして、調製された液晶配向剤の一部を用い、保存安定性を評価した。
以上の評価結果は、表1にまとめて示した。
ポリアミック酸溶液(A−1)を用い、ポリアミック酸等の固形分に対して3.00mol%となる量で、添加成分であるブロック化イソシアネート化合物(B−2)を加えた以外は実施例1と同様にして、実施例2の液晶配向剤を調製した。
ポリアミック酸溶液(A−1)を用い、ポリアミック酸等の固形分に対して3.00mol%となる量で、添加成分であるブロックイソシアネート化合物(B−5)を加えた以外は実施例1と同様にして、実施例6の液晶配向剤を調製した。
そして、調製された各液晶配向剤の一部を用い、それぞれ保存安定性を評価した。
以上の評価結果は、表1にまとめて示した。
合成例1と同様にして得られたポリアミック酸エステル溶液(A−2)19.49gを撹拌子の入った100mL三角フラスコに分取し、ポリアミック酸エステル等の固形分に対して3.00mol%となる量で、添加成分であるブロック化イソシアネート化合物(B−1)を加え2時間撹拌し、液晶配向剤を調製した。この液晶配向剤を用い、上述したラビング耐性の評価の方法に従い液晶配向膜を形成し、液晶配向膜のラビング耐性を評価した。
そして、調製された液晶配向剤の一部を用い、保存安定性を評価した。
以上の評価結果は、表1にまとめて示した。
合成例3と同様にして得られたポリアミック酸エステル溶液(A−3)20.94gを撹拌子の入った100mL三角フラスコに分取し、ポリアミック酸エステル等の固形分に対して3.00mol%となる量で、添加成分であるブロック化イソシアネート化合物(B−1)を加え2時間撹拌し、液晶配向剤を調製した。この液晶配向剤を用い、上述したラビング耐性の評価の方法に従い液晶配向膜を形成し、液晶配向膜のラビング耐性を評価した。
そして、調製された液晶配向剤の一部を用い、保存安定性を評価した。
以上の評価結果は、表1にまとめて示した。
(比較例1)
合成例1と同様にして得られたポリアミック酸溶液(A−1)を用い、ポリアミック酸等の固形分に対して4.50mol%となる量で、添加成分である架橋剤(B−4(ジフェニルメタンジイソシアネート))を加え2時間撹拌し、液晶配向剤を調製した。調製された液晶配向剤の一部を用い、保存安定性を評価した。
以上の評価結果は、表1にまとめて示した。
合成例1と同様にして得られたポリアミック酸溶液(A−1)を用い、添加成分を加えること無く、そのままの液晶配向剤とした。この液晶配向剤を用い、上述したラビング耐性の評価の方法に従い液晶配向膜を形成し、液晶配向膜のラビング耐性を評価した。
そして、調製された液晶配向剤の一部を用い、保存安定性を評価した。
以上の評価結果は、表1にまとめて示した。
合成例2と同様にして得られたポリアミック酸エステル溶液(A−2)を用い、添加成分を加えること無く、そのままの液晶配向剤とした。この液晶配向剤を用い、上述したラビング耐性の評価の方法に従い液晶配向膜を形成し、液晶配向膜のラビング耐性を評価した。
そして、調製された液晶配向剤の一部を用い、保存安定性を評価した。
以上の評価結果は、表1にまとめて示した。
尚、表1の成分の欄には、実施例1〜実施例4および比較例1〜比較例3の液晶配向剤を得るために用いたポリアミック酸溶液(A−1)またはポリアミック酸エステル溶液(A−2)を記載している。また、表1の添加成分の欄の「−」表示は、該当添加成分を含有していないことを示している。
Claims (9)
- ポリイミド前駆体およびそれをイミド化して得られるポリイミドからなる群から選ばれる少なくとも1つであり、かつ二級アミノ基およびウレア基のうちの少なくとも一方を有する重合体と、ブロック化イソシアネート基を有する化合物と、を含有することを特徴とする液晶配向剤。
- 前記ブロック化イソシアネート基を有する化合物は、ブロック化イソシアネート基を3つ以上有する化合物である請求項1に記載の液晶配向剤。
- 前記ブロック化イソシアネート基を有する化合物が、前記重合体に対して0.1モル%〜20モル%含有される請求項1または2に記載の液晶配向剤。
- R2が、C4H8NOである請求項4に記載の液晶配向剤。
- 前記重合体が、4,4’−ジアミノジフェニルアミンまたは1,3−ビス(4−アミノフェニチル)ウレアを原料にして得られるポリイミド前駆体及びそれをイミド化して得られるポリイミドからなる群から選ばれる少なくとも1つである請求項1〜5のいずれか1項に記載の液晶配向剤。
- 前記重合体を含む樹脂成分が有機溶媒に溶解した溶液である請求項1〜6のいずれか1項に記載の液晶配向剤。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の液晶配向剤から得られる液晶配向膜。
- 請求項8に記載の液晶配向膜を有する液晶表示素子。
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