JP6132627B2 - 鞍乗型車両の把持部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、センタースタンドを立てるときに把持される鞍乗型車両の把持部構造に関する。
従来から、スクータ型の自動二輪車などの鞍乗型車両は、センタースタンドを立てるときに、鞍乗型車両から降車した乗員に把持される鞍乗型車両の把持部構造を備えている。
鞍乗型車両の把持部構造としては、把持するためのグリップ部が設けられ、グリップ部の外方に、シートの縁部が配置されている構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、別の鞍乗型車両の把持部構造としては、把持するためのグリップ部が設けられ、グリップ部内に、把持するための細長いスタンディングハンドルが設けられている構成が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−260969号公報 特開平4−92792号公報
しかし、特許文献1に記載の鞍乗型車両の把持部構造では、グリップ部の外側にシートの下縁が配置されるため、グリップ部を把持して車両を持ち上げるときに、シートに把持荷重がかかることがある。このため、シート剛性や、シートが開閉しないようにロックするためのロック装置の剛性を高める必要がある。この結果、鞍乗型車両の軽量化を図ることが困難であった。
また、特許文献2に記載の鞍乗型車両の把持部構造では、グリップ部内の把持するための細長いスタンディングハンドルは、フレームの一部を構成している。従って、フレームの一部を必ずグリップ部内に配置させなければならないため、フレームの設計の自由度が低くなる。
本発明は、シート剛性やシートをロックするためのロック装置の剛性を高くせずに軽量化を図り、且つフレームの設計の自由度を維持することができる鞍乗型車両の把持部構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明においては、シートと、前記シートの下に設けられる収納ボックスと、少なくとも前記収納ボックスの側方を覆うサイドカバーと、車両側面に設けられるグリップ部と、を備える鞍乗型車両の把持部構造において、前記サイドカバーは、凹部を有し、前記凹部の上面には、開口部が設けられ、前記開口部の位置には、上側に凹む前記グリップ部が前記収納ボックスと一体に形成され、前記グリップ部に沿って、前記サイドカバーの凹部の上方の面が配置されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明においては、前記凹部は前後方向に長く形成されると共に、前記開口部は、前記凹部の前壁に接近して設けられることを特徴とする。
請求項3に記載の発明においては、前記凹部に形成される前壁が車幅方向に延びる鉛直面となす角は、後壁が車幅方向に延びる鉛直面となす角より小さいことを特徴とする。
請求項4に記載の発明においては、前記収納ボックスは、車体フレームに固定され、前記サイドカバーは、前記収納ボックスの上面を覆うように設けられることを特徴とする。
請求項5に記載の発明においては、前記収納ボックスは、有底筒状に形成される収納部と、前記収納部から後方に板状に延出する延出部と、から構成され、前記グリップ部は、前記収納部と前記延出部の境界を跨がるように形成されることを特徴とする。
請求項6に記載の発明においては、車体フレームを前記収納ボックスに締結する締結部が収納ボックスに設けられ、前記締結部と前記グリップ部とは、下方に延出するリブ壁で連結されることを特徴とする。
請求項7に記載の発明においては、前記サイドカバーの凹部の上縁と隣接してモールが設けられることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、サイドカバーは、凹部を有し、凹部の上面には、開口部が設けられ、開口部の位置には、上側に凹むグリップ部が収納ボックスと一体に形成されている。このため、サイドカバーに形成される凹部にグリップ部が配置されるため、シートの底板に不要な把持荷重がかかることがなく、シートやシートを開閉させるためのシートロックの軽量化を図ることができる。また、収納ボックスとサイドカバーとで把持部を形成することができ、強度を高めることができる。また、車体フレームを凹部内に配置させる必要がないので、車体フレームの設計の自由度を維持することができる。
請求項2に記載の発明によれば、凹部は、前後方向に長く形成されると共に、開口部は、凹部の前壁に接近して設けられるため、凹部は、車両前後方向中心側に配置することができる。これにより、車両前後方向において、センタースタンドに近い位置にグリップ部が配置されるため、センタースタンド掛けの作業を容易にすることができる。また、開口部が前壁に接近して設けられることにより、開口部からの雨水等の侵入を抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、凹部に形成される前壁が車幅方向に延びる鉛直面となす角は、後壁が車幅方向に延びる鉛直面となす角よりも小さいため、凹部に侵入する走行風を抑制するとともに、流入した走行風を良好に排出することができる。このため、走行抵抗を抑制することができる。
請求項4に記載の発明によれば、収納ボックスは、車体フレームに固定され、サイドカバーは、収納ボックスの上面を覆うように設けられるため、収納ボックスを先に車体フレームに組み付ける構成とすることができる。これにより、グリップの把持荷重を良好に受け止めることができる構成とすることができるとともに、収納ボックスの上面から収納ボックスをサイドカバーで覆うようにサイドカバーを組み付ける構成とすることができる。このため、後からサイドカバーを一時的に変形させて収納ボックスを車体フレームに組み付けることを行わないため、サイドカバーの剛性を高くして、収納ボックスと近接して配置することができる。この結果、グリップ部の強度・剛性を高めることができる。
請求項5に記載の発明によれば、グリップ部は、収納部と延出部の境界を跨がるように形成される。このように構成することで,複雑な面構成に跨がってグリップ部を形成することができ、グリップ部の剛性を向上させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、締結部とグリップ部とは、下方に延出するリブ壁で連結されるため、車体フレームに荷重を伝達させやすくなり、グリップ部の剛性を向上させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、サイドカバーの凹部の上縁と隣接してモールが設けられるため、凹部の上縁に、把持による傷が付くことを抑制することができる。
本発明の実施形態に係る鞍乗型車両としての自動二輪車1を示す左側面図である。 自動二輪車1の後部を示す左側面図である。 自動二輪車1のグリップ部を示す拡大断面図である。 自動二輪車1のグリップ部を示す拡大断面図である。 自動二輪車1の後部からシート27を取り外した様子を示す平面図である。 自動二輪車1の後部からシート27及びリアサイドカバー67を取り外した様子を示す平面図である。 自動二輪車1の収納ボックス810を示す左側面図である。 自動二輪車1の収納ボックス810を示す底面図である。 図5のA−A線に沿った断面図である。 自動二輪車1の収納ボックス810を示す下方斜視図である。 自動二輪車1の後部からリアサイドカバー67、テールライトユニット840、キャリア850等を取り外した様子を示す左側面図である。 自動二輪車1の後部からリアサイドカバー67、テールライトユニット840、キャリア850等を取り外した様子を示す右側面図である。 自動二輪車1のバッテリ151及びその周辺を示す拡大断面図である。 自動二輪車1のバッテリ151及びその周辺を示す、車両の左右方向における中央位置で切った拡大断面図である。 自動二輪車1のバッテリ151及びその周辺を示す、車両の右側で切った拡大断面図である。 自動二輪車1のバッテリ151及びその周辺を示す背面図である。 自動二輪車1のバッテリ151を保持するバッテリステー152を示す図であり、(a)は正面図であり、(b)は左側面図であり、(c)は底面図である。 自動二輪車1の後部からシート27、リアサイドカバー67、収納ボックス810等を取り外した様子を示す斜視図である。 自動二輪車1の後部からシート27、リアサイドカバー67、収納ボックス810等を取り外した様子を示す平面図である。 自動二輪車1のキャリア850及びその周辺を示す背面図である。 自動二輪車1の後部からシート27を取り外した様子を示す斜視図である。 自動二輪車1の後部からリアセンターカバー855を取り外した様子を示す背面図である。 自動二輪車1のキャリア締結構造を示す拡大断面図である。 自動二輪車1のキャリア締結構造を構成するリアセンターカバー855を示す上方斜視図である。 自動二輪車1のキャリア締結構造を構成するリアセンターカバー855を示す下方斜視図である。 図2のa−a線断面図である。
以下、本発明を、スクータ型の自動二輪車に適用した場合の実施形態について、図面を参照しながら説明する。まず、図1を参照しながら、本実施形態の自動二輪車1の全体構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る鞍乗型車両としてのスクータ型の自動二輪車を示す左側面図である。
以下の説明において、前後、左右及び上下の方向の記載は、特に明記がない限り、自動二輪車に乗車する乗員(運転者)から見た方向に従う。また、図中、矢印FRは車両の前方(進行方向)を示し、矢印UPは車両の上方を示し、矢印LHは車両の進行方向から見て左方を示す。
図1に示すように、本実施形態の自動二輪車1は、メインフレームとしての車体フレーム10等の車体と、前輪WFと、前輪WFの上方に配置されるフロントフェンダ29と、後輪WRと、後輪WRを後端側で軸支するユニットスイングエンジン40と、ユニットスイングエンジン40と車体フレーム10との間に介在するリンク機構5と、車両の後方でユニットスイングエンジン40と車体フレーム10との間に介在するリアクッション26と、乗員が着座するシート27と、車両の各部を覆うカバー部材6と、燃料タンク28と、を主体として構成される。
車体フレーム10は、複数種の鋼材が溶接により一体的に結合されて構成される。車体フレーム10は、ヘッドパイプ11と、下方延出部としてのダウンフレーム12と、フロア部としてのフロアフレーム13と、シートレール14と、複数のクロスメンバ(前側クロスパイプ16及び後側クロスパイプ17等)と、を含んで構成される。
ヘッドパイプ11は、車体フレーム10の前部に設けられると共に、前輪WFを操舵可能に軸支する。
ダウンフレーム12は、ヘッドパイプ11から後方かつ下方に延出する。ダウンフレーム12は、前端部においてヘッドパイプ11に連結されている。ダウンフレーム12の後端部側は、斜め下後方に向けて延びている。
フロアフレーム13は、左右に一対設けられている。一対のフロアフレーム13は、ダウンフレームの下部から後方に延出する。一対のフロアフレーム13の前端部は、ダウンフレーム12の下部に連結されている。一対のフロアフレーム13は、一対のダウンフレーム12から後方に向けて延びている。
シートレール14は、左右に一対設けられている。一対のシートレール14は、シート27の下方に設けられており、一対のシートレール14に固定された収納ボックス等を介して間接的にシート27を支持する。一対のシートレール14は、一対のフロアフレーム13の後部から上方かつ後方に(斜め上後方に向けて)延出する。一対のシートレール14の前端部は、一対のフロアフレーム13に連結されている。シートレール14は、車体フレーム10の後部を形成する。
フロアフレーム13とシートレール14との境界には、屈曲部18が設けられる。屈曲部18には、屈曲部18から下方に延出するピボットプレート19が設けられている。ピボットプレート19は、左右に一対設けられる。ピボットプレート19は、屈曲部18に接合されている。
クロスメンバは、左右方向に延びるパイプ部材からなり、一対のフロアフレーム13、一対のシートレール14を左右方向に連結する。クロスメンバは、前側クロスパイプ16と、後側クロスパイプ17と、を含む。
前側クロスパイプ16及び後側クロスパイプ17は、一対のフロアフレーム13を左右方向に連結する。前側クロスパイプ16及び後側クロスパイプ17は、車両の左右方向に延びている。前側クロスパイプ16及び後側クロスパイプ17は、車両の前後に所定距離離間して設けられる。前側クロスパイプ16は、一対のフロアフレーム13の前側の前部同士を連結する。後側クロスパイプ17は、一対のフロアフレーム13の後側の後部同士を連結する。
前輪WFは、左右一対のフロントフォーク22により、軸支されている。一対のフロントフォーク22の上部において、ヘッドパイプ11には、ステアリングステム21が挿通されている。ステアリングステム21は、トップブリッジ24及びボトムブリッジ23に連結されている。ステアリングステム21は、一対のフロントフォーク22を、ボトムブリッジ23を介してヘッドパイプ11に対して左右に回動自在に支持する。トップブリッジ24上に設けられたハンドル25は、前輪WFを操舵可能である。
ユニットスイングエンジン40は、車体フレーム10に揺動可能に支持されている。ユニットスイングエンジン40は、前部側において、後述するリンク機構5を介して車体フレーム10に揺動自在に支持され、後端部において、リアクッション26を介して車体フレーム10に揺動自在に支持される。また、ユニットスイングエンジン40は、後方側において後輪WRを回転自在に保持する。
ユニットスイングエンジン40は、エンジン本体41と、動力伝達機構42とが一体的に設けられることにより構成される。
エンジン本体41は、自動二輪車1の駆動力を発生するパワーユニット(原動機)であり、車体における前後方向の略中央部に搭載される。エンジン本体41は、後部側にクランクケース411を有しており、クランクケース411の前部のボス部412において、リンク機構5に連結されている。また、エンジン本体41の下部には、センタースタンド413が回動可能に支持されている。センタースタンド413は、起立させられることにより、車体フレームを支持可能である。
動力伝達機構42は、エンジン本体41の駆動力を後輪WRに伝達するものである。動力伝達機構42は、エンジン本体41の後部側に配置され、エンジン本体41に取り付けられることで、エンジン本体41と共に、ユニットスイングエンジン40を構成する。動力伝達機構42は、車幅方向における左方側に配置される。
リンク機構5は、ユニットスイングエンジン40の上下方向及び前後方向の揺動を許容して、路面から後輪WRに入力された衝撃加重を吸収する。リンク機構5は、ピボットプレート19に回転可能に軸支されると共に、ユニットスイングエンジン40に回転可能に軸支される。
リアクッション26は、路面から後輪WRに入力された衝撃加重を、その緩衝作用により吸収する。リアクッション26の上端部は、クッション支持部としての上端支持ブラケット141を介して、シートレール14の一側としての左側のシートレール14に連結されている。即ち、シートレール14のクッション支持部としての上端支持ブラケット141は、シートレール14の一側において、後輪を弾性的に支持するリアクッション26を支持する。リアクッション26の下端部は、ユニットスイングエンジン40の後端部に連結されている。
リアクッション26は、上端支持ブラケット141とユニットスイングエンジン40の後端部とをつなぐ直線状に延びている。リアクッション26の延びる方向は、斜め下後方である。リアクッション26は、圧縮される範囲(ストローク)を確保した状態で設けられる。リアクッション26は、上端が下端よりも前方に位置するように傾斜している。
カバー部材6は、フロントカバー61、レッグ側シールドカバー62、フロアカバー63、フロアサイドカバー64、アンダーカバー65、インナーフェンダーカバー66、リアサイドカバー67、シート下センターカバー68等により構成される。
フロントカバー61は、自動二輪車1の前部に配置され、車体フレーム10の前部等を覆っている。
レッグ側シールドカバー62は、乗員の乗車位置の前側において、ヘッドパイプ11の一部及びダウンフレーム12の一部を、自動二輪車1の後部側から覆っている。レッグ側シールドカバー62の上部には、グローブを収容可能なグローブボックスを開閉可能なボックスリッド621が取り付けられている。
フロアカバー63は、乗員の乗車位置の下方において、一対のフロアフレーム13の上方側及び燃料タンク28の上方側を、自動二輪車1の上方側から覆っている。フロアカバー63の前端部及び後端部は、上方側に向けて延びている。
フロアカバー63の上面は、平坦な足載せ面を形成し、フロアカバー63は、フロアステップとして機能する。フロアカバー63は、一対のフロアフレーム13の上方に配置され、フロアカバー63の上面側には、乗員が足を載置する。フロアカバー63は、自動二輪車1の前後方向において、ヘッドパイプ11とシート27との間に形成される。
フロアカバー63の下方側には、補強部材72が設けられている。補強部材72は、一対のフロアフレーム13に架け渡されるように形成される。補強部材72は、フロアカバー63の下方側に固定される。補強部材72の詳細については、後述する。
フロアサイドカバー64は、乗員の乗車位置の下方において、自動二輪車1の側部に配置され、後述する燃料タンク28等を自動二輪車1の下方の側部から覆っている。
アンダーカバー65は、乗員の乗車位置の下方において、自動二輪車1の下部に配置され、少なくとも一対のフロアフレーム13の下方を下方側から覆っている。アンダーカバー65は、前側クロスパイプ16及び後側クロスパイプ17に固定される。
インナーフェンダーカバー66は、アンダーカバー65の前方において、前輪WFの後方に配置される。インナーフェンダーカバー66は、自動二輪車1の前部側から自動二輪車1の前部の下方を覆っている。インナーフェンダーカバー66は、アンダーカバー65と係合する。
リアサイドカバー67は、自動二輪車1の後部の側部に配置され、自動二輪車1の後部のシート27の下部の両側面を覆っている。
シート下センターカバー68は、シート27の前部の下方の部分を覆っている。
燃料タンク28は、フロアカバー63の下方に設けられている。燃料タンク28は、上下方向において、フロアカバー63とアンダーカバー65との間に配置されている。また、燃料タンク28は、車幅方向において一対のフロアフレーム13の間に配置され、かつ、前後方向において前側クロスパイプ16及び後側クロスパイプ17の間に配置されている。
次に、本実施形態の自動二輪車1の把持部構造について、図1〜図10を参照しながら説明する。
図2は、自動二輪車1の後部を示す左側面図である。図3は、自動二輪車1の把持部を示す拡大断面図である。図4は、自動二輪車1の把持部を示す拡大断面図である。図5は、自動二輪車1の後部からシート27を取り外した様子を示す平面図である。図6は、自動二輪車1の後部からシート27及びリアサイドカバー67を取り外した様子を示す平面図である。図7は、自動二輪車1の収納ボックス810を示す左側面図である。図8は、自動二輪車1の収納ボックス810を示す底面図である。図10は、自動二輪車1の収納ボックス810を示す下方斜視図である。
自動二輪車1の把持部構造は、シート27と、収納ボックス810と、サイドカバーとしてのリアサイドカバー67と、グリップ部810Aと、を有する。
図7に示すように、収納ボックス810は、有底筒状に形成される収納部811と、収納部811から後方に板状に延出する延出部821と、から構成されている。収納部811と延出部821とは一体成形されている。
図6に示すように、収納ボックス810の左側の収納部811と延出部821との境界部分には、この境界に跨るようにグリップ部810Aが形成されている。従って、グリップ部810Aは、自動二輪車1の左側の車両側面に設けられている。グリップ部810Aは、収納部811及び延出部821と一体成形されている。
グリップ部810Aは、図6に示すように、前後方向に延びる形状を有すると共に、図10に示すように、前後方向における一端から他端に至るまで一様に、下方に開口する略U字状の断面形状を有する。従って、グリップ部810Aは、上側に凹む形状を有している。また、図3に示すように、グリップ部810Aの上方の収納ボックス810の部分は、上方へ開口するボックス部溝部812を有している。また、収納ボックス810の右側の上部にも、ボックス部溝部812と同様の形状の、上方へ開口する右側ボックス部溝部(図示せず)を有している。
収納ボックス810の左側及び右側の上部ボックス部溝部812は、収納ボックス810の上端よりも一段下側の低い位置に形成されている。また、図9に示すように、収納ボックス810の左右の縁部は、一段下がり車両の外方へ延びる段状縁部810Dを有している。
また、図6に示すように、グリップ部810Aの上部は、凹部810Bとリブ810Cとを有している。凹部810Bは、略前後方向に4つ並んで下方に窪んで形成されている。リブ810Cは、略左右方向に延びるように形成されており、4つ並んで形成された凹部810Bを区切っている。
図8に示すように、延出部821の左右端部近傍の部分には、ボルト823(図6参照)を貫通させるためのボルト貫通孔822がそれぞれ1つずつ形成されている。ボルト貫通孔822が形成されている延出部821の左右端部近傍の部分は、車体フレームとしてのシートレール14を収納ボックス810に締結する。ボルト貫通孔822には、ボルト823(図6参照)がそれぞれ貫通している。収納ボックス810の延出部821は、ボルト823によって、一対のシートレール14の後端部近傍の部分に、それぞれ固定されている。また、ボルト貫通孔822よりも後方の延出部821の左右端部近傍の部分には、上方へ突出するクリップ856Aが設けられている。また、延出部821の左右方向における中央部には、収納ボックス810の前部に設けられるヒンジを中心に開閉可能なシート27をロックするためのシートキャッチ143を貫通させるシートキャッチ用貫通孔824が形成されている。また、図8に示すように、収納ボックス810の収納部811の後部には、貫通孔により構成されるクリップ係止部832Aが一対設けられている。
図8に示すように、収納ボックス810の収納部811の前部の左右端部近傍の部分には、ボルト825(図5参照)を貫通させるためのボルト貫通孔826がそれぞれ1つずつ形成されている。ボルト貫通孔826が形成されている収納部811の左右端部近傍の部分は、車体フレームとしてのシートレール14に収納ボックス810を締結する締結部を構成する。ボルト貫通孔826には、ボルト825がそれぞれ貫通している。収納ボックス810の収納部811の前部は、ボルト825によって、一対のシートレール14を跨ぐように設けられた、左右一対のシートレール14への連結位置から上方に湾曲するU字状のクロスメンバ142(図6参照)に固定されている。
図8に示すように、ボルト貫通孔822が形成されている延出部821の部分と、グリップ部810Aとは、延出部821の下面から下方に延出するリブ壁827で連結されている。リブ壁827は、図8に示す底面視では、ボルト貫通孔822が形成されている延出部821の部分から略放射状に延びており、延出部821、ボルト貫通孔826が形成されている収納部811の左右端部近傍の部分、及びグリップ部810Aと一体成形されている。
また、グリップ部810Aと、収納部811及び延出部821とは、収納部811及び延出部821から略左方向に延びるリブ壁827Aで連結されている。また、延出部821の下面から下方に延出するリブ壁827Bが設けられており、リブ壁827Bは、収納部811の後端部に連結されるように形成されている。
図7に示すように、収納ボックス810の収納部811の前端部は、シート27を回動可能に支持するシート支持部828を有する。シート支持部には、左右方向に貫通する貫通孔829が形成されており、貫通孔829には、回動軸(図示せず)が貫通している。シート支持部828及び貫通孔829は、シートを回動可能に支持するヒンジを構成する。
図5〜図10に示すように、収納部811の後ろ壁には、開閉可能なリッド831が設けられている。図6等に示すように、リッド831の左右端部には、クリップ832がそれぞれ1つずつ設けられている。また、リッド831の後端部の左右端部には、収納ボックス810に形成された爪部係合穴810E(図10参照)に係合する係合爪部833が、後方へ突出して設けられている。係合爪部833の爪部係合穴810Eへの係合を解除し、クリップ832のクリップ係止部832Aへの係合を解除して、リッド831を開くことにより、バッテリ151を収納部811内に取り出し、バッテリ151の交換をすることができる。
図5等に示すように、リアサイドカバー67は、左右方向における自動二輪車1の中央位置で左側部67Aと右側部67Bとに2分割可能に構成されている。リアサイドカバー67の右側部67Bは、右側のシートレール14に設けられたカバー固定部(図示せず)にビス止めされることにより、固定されている。リアサイドカバー67の左側部67Aは、左側のシートレール14に設けられたカバー固定部(図示せず)にビス止めされることにより、固定されている。また、リアサイドカバー67の左側部67Aの上端部と右側部67Bの上端部とは、それぞれ下方へ開口する左側溝部671(図3参照)、右側溝部(図示せず)を有している。左側溝部671は、ボックス部溝部812に嵌り込み係合し、右側溝部(図示せず)は、右側ボックス部溝部(図示せず)に嵌り込み係合する。これにより収納ボックス810に対して、リアサイドカバー67の左側部67A及び右側部67Bは、車幅方向(左右方向)において固定される。
また、自動二輪車1の車幅内方におけるリアサイドカバー67の左側部67A及び右側部67Bの端縁は、図9に示すように、一段上がって自動二輪車1の車両内方に延びる段状縁部67Iを有している。また、段状縁部67Iと平行に延びる突部67Jが設けられている。段状縁部67Iと突部67Jとの間に、収納ボックス810の左右の縁部の段状縁部810Dが配置されている。これにより、収納ボックス810に対して、リアサイドカバー67の左側部67A及び右側部67Bは、高さ方向(上下方向)において固定される。
これにより、右側部67Bは、収納ボックス810の右側を覆っており、左側部67Aは、収納ボックス810の左側を覆っている。また、図5と図6とを対比してわかるように、リアサイドカバー67の右側部67Bの上部は、収納ボックス810の上面の右縁部を覆うよう設けられている。リアサイドカバー67の左側部67Aの上部は、収納ボックス810の上面の左縁部を覆うよう設けられている。
左側部67Aと右側部67Bとのそれぞれは、前後方向に長く形成された凹部672を有している。左側部67Aの凹部672は、前後方向における左側部67Aの中央位置から左側部67Aの後端部近傍に至るまで延びている。図2〜図4に示すように、左側部67Aの凹部672の前半分の上面には、左側部67Aを貫通する開口部673が設けられている。従って、図4に示すように、開口部673は、凹部672の前壁674に接近して設けられている。
図3に示すように、左側部67Aは、自動二輪車1の車両方向外側へゆくほど、下方へ延びる傾斜壁を形成している。開口部673は、略U字状のグリップ部810Aの開口に一致する位置関係を有している。より詳細には、開口部673を構成する左側部67Aの下端部は、グリップ部810Aの下端部を覆っている。左側部67Aの凹部672の上面675は、グリップ部810Aに沿って、即ち、グリップ部810Aの上面813に略平行に前後方向に延びて配置されている。図4に示すように、凹部672を形成している前壁が車幅方向に延びる鉛直面(図4の左側の二点鎖線)となす角(鋭角)αは、凹部672を形成している後壁676が車幅方向に延びる鉛直面(図4の右側の二点鎖線)となす角(鋭角)βよりも小さく形成される。
図5に示すように、右側部67Bの凹部672は、前後方向における右側部67Bの中央位置から右側部67Bの後端部近傍に至るまで延びている。右側部67Bの凹部672は、左側部67Aの凹部672と左右対称の形状を有している。ただし、右側部67Bの凹部672の上面には、左側部67Aを貫通する開口部673のような開口部は、設けられていない。
また、図2示すように、リアサイドカバー67には、モールとしてのリアサイドシール53が貼り付けられている。リアサイドシール53は、リアサイドカバー67における外側の側面に貼り付けられる。リアサイドシール53は、リアサイドカバー67の前端部(フロアサイドカバー64と接合する部分の手前)から、リアサイドカバー67の後端部までの範囲に亘って貼り付けられている。なお、車両の右側面(進行方向の右側)にも、左側面に貼り付けられたリアサイドシール53と左右対称のリアサイドシール53(図5等参照)が、右側面に配置されたリアサイドカバー67を構成する右側部67Bにおける外側の側面に貼り付けられている。また、後述のリアセンターカバー855の上下方向における中央部分にも貼付けられている。
図2に示すように、リアサイドカバー67において、リアサイドシール53の一部は、シート27の下縁部と隣接し、且つ、凹部672の上縁と隣接する領域に貼り付けられている。リアサイドカバー67の領域には、図26に示すように、リアサイドシール53の長手方向(紙面の上下方向)と直交する方向Aにおいて、シール貼り付け面67aが直線状に形成されると共に、シール貼り付け面67aの下縁に段差部67bが設けられている。段差部67bは、シール貼り付け面67aの長手方向に沿って設けられている。リアサイドシール53は、その長手方向において、段差部67bに沿うように貼り付けられている。
図11、図12に示すように、収納ボックス810は、シート27の下に設けられている。シート27は、前部の下側の部分において貫通孔(図示せず)が形成されており、貫通孔(図示せず)には、収納ボックス810の貫通孔829を貫通する回転軸(図示せず)が貫通している。これにより、シート27は、回転軸(図示せず)を中心として回動可能に、収納ボックス810(図7参照)のシート支持部828に支持されている。
また、シート27は、後部において被キャッチ部(図示せず)を有しており、被キャッチ部は、収納ボックス810の延出部821に形成されたシートキャッチ用貫通孔824に配置されているシートキャッチ143に、係止可能である。シートキャッチ143に被キャッチ部が係止されていない状態のときに、シート27が回動してシート27の座面が鉛直方向に略平行な位置関係となることで、収納ボックス810の収納部811の上端開口は、開放された状態となる。シート27が回動して、シートキャッチ143に被キャッチ部が係止されている状態となり、シート27の座面が略水平な位置関係となることで、収納ボックス810の収納部811の上端開口は、シート27により閉塞された状態となる。
次に、自動二輪車1の後部フェンダ支持構造について、図1及び図11〜図17を参照しながら説明する。
図11は、自動二輪車1の後部からリアサイドカバー67、テールライトユニット840、キャリア850等を取り外した様子を示す左側面図である。図12は、自動二輪車1の後部からリアサイドカバー67、テールライトユニット840、キャリア850等を取り外した様子を示す右側面図である。図13は、自動二輪車1のバッテリ151及びその周辺を示す拡大断面図である。図14は、自動二輪車1のバッテリ151及びその周辺を示す、車両の左右方向における中央位置で切った拡大断面図である。図16は、自動二輪車1のバッテリ151及びその周辺を示す背面図である。図17は、自動二輪車1のバッテリ151を保持するバッテリステー152を示す図であり、(a)は正面図であり、(b)は左側面図であり、(c)は底面図である。
自動二輪車1の後部フェンダ支持構造は、シートレール14と、後部フェンダ69と、バッテリ151と、を有している。バッテリ151は、略直方体形状を有しており、電気をテールライトユニット840(図1参照)等に供給する。バッテリ151は、バッテリステー152により保持されており、バッテリステー152は、シートレール14に固定されている。
より具体的には、図13〜図16等に示すように、シートレール14には、クロスメンバ160と後部ステー168とが接続されている。図16等に示すように、クロスメンバ160は、管状部161と板状部162とを有する。管状部161は、左右方向に直線状に延びる形状を有しており、一対のシートレール14の後端部間を跨ぐようにして一対のシートレール14を連結(締結)する。管状部161の右端部近傍には、バッテリステー右側支持部167が設けられている。バッテリステー右側支持部167は、管状部161の右端部近傍から下方且つ前方へ延出している。
図16等に示すように、板状部162は、一対の側板部163と、一対の横板部164と、シートキャッチ固定部165(図19参照)と、板状後面部166と、を有する。一対の側板部163は、それぞれ一対のシートレール14に沿って延びると共に上方へ延び、一対のシートレール14にそれぞれ固定されている。図19に示すように、一対の側板部163の前端部には、ボルト823が螺合するラゲッジボックス固定孔163Bが形成されたラゲッジボックス固定部163Aが形成されており、この螺合により、収納ボックス810の延出部821がクロスメンバ160を介して、シートレール14に固定される。一対の横板部164(図16参照)は、それぞれ管状部161に沿って延びると共に上方へ延びており、管状部161に固定されている。
図19に示すように、シートキャッチ固定部165(図19参照)は、シートキャッチプレート165Aと、プレート固定部165Bとを有する。プレート固定部165Bは、一対の横板部164(図16参照)からそれぞれ後方へ水平に延びた板状に形成されている。図19に示すように、シートキャッチプレート165Aは、プレート固定部165Bを掛け渡すように、設けられており、シートキャッチプレート165Aの左右の端部は、ボルト165Cによってプレート固定部165Bに固定されている。シートキャッチプレート165Aの略中央部には、シートキャッチ143が固定されている。
板状後面部166は、表面166A及び裏面166Bを有する板状を有しており、表面166Aの法線は、略前方向に指向し、裏面166Bの法線は、略後方向に指向している。板状後面部166は、左右両端部において一対の側板部163に一体で接続され、一対の側板部163の後端部間を跨ぐようにして一対の側板部163を連結(締結)する。板状後面部166は、収納ボックス810の延出部821の後端よりも後方に位置する。このため、シートキャッチ143(図19参照)は、クロスメンバ160を構成する板状後面部166よりも前方に配置されている。
図13〜図16に示すように、後部ステー168は、左右方向における管状部161の中央部から後方且つ下方へ延出する。即ち、後部ステー168は、車幅方向中心に設けられ、クロスメンバ160に連結され、クロスメンバ160を介してシートレール14から延出する。
図1に示すように、後部フェンダ69は、後輪WRの上方及び後方を覆っており、図11、図12に示すように、基部691と後方延出部692とを有する。基部691と後方延出部692とは一体成形されており、基部691は、後輪WRの上方に配置され、後方延出部692は、後輪WRの後方且つ上方に配置されている。
図13に示すように、後部フェンダ69の基部691の後部は、上方へ突出する後部ステー接続部693を有する。後部ステー接続部693には、後部ステー168の下端部が、ボルト697により締結され、固定されている。また、図11、図12に示すように、左右方向における基部691の前部の両側は、それぞれ上方へ突出するシートレール接続部694を有する。シートレール接続部694には、それぞれシートレール14から下方へ延出する後部フェンダ接続部144が、ボルト695により締結され、固定されている。後部フェンダ接続部144は、図16に示すように、後述するクロスメンバ160の両端部よりも車幅方向(左右方向)外方に配置されている。即ち、後部フェンダ69の前部の左右両側は、それぞれ後部フェンダ接続部144を介してシートレール14に締結される。また、図15等に示すように、後部フェンダ69の基部691の上面には、上方へ突出するバッテリ当接凸部696が設けられている。バッテリ当接凸部696は、前後の一対配置されており、左右方向に直交する面で切った断面は、台形形状を有している。
図11等に示すように、左側のシートレール14の後部フェンダ接続部144よりも後方には、上端支持ブラケット141が形成されている。図16に示すように、上端支持ブラケット141は、クッション支持用ガセット141Aと、支持板状部141Bとを有する。クッション支持用ガセット141Aは、管状部161の左端部近傍と左側のシートレール14とを斜めに掛け渡すように形成されている。支持板状部141Bは、クッション支持用ガセット141Aの下面から下方へ対をなして延びて、図11等に示すように、それぞれ上端支持ブラケット141の側方視全体で略三角形状を有している。
図16に示すように、一対の支持板状部141B間には、リアクッション26の上端部が配置される。支持板状部141Bには、左右方向に貫通する貫通孔(図示せず)が形成されており、この貫通孔と、リアクッション26の上端部に形成された貫通孔(図示せず)とを、ボルト141Cが貫通している。これにより、リアクッション26の上端部は、クッション支持部としての上端支持ブラケット141を介して、シートレール14の一側としての左側のシートレール14に連結されている。
図17に示すように、バッテリステー152は、幅方向周回部153と、前後方向周回部154と、を有し、バッテリ151の一部を覆っている。幅方向周回部153は、下部帯状金属板153Aと、上部帯状金属板153Bとを有する。下部帯状金属板153Aは、上方へ開口するコの字状を有する。上部帯状金属板153Bは、下部帯状金属板153Aの開口を閉塞する。この構成により、幅方向周回部153は、略直方体形状を有するバッテリ151の前後方向中央部を幅方向に一周する。
図17(a)に示すように、具体的には、上部帯状金属板153Bの左端部は、下方へ折り曲げられ、下部帯状金属板153Aの左端部上部に固定されている。上部帯状金属板153Bの右端部は、上方へ折り曲げられ、下部帯状金属板153Aの右端部上部にボルト153Cにより固定されている。また、上部帯状金属板153Bの右端部と、下部帯状金属板153Aの右端部上部とは、当該ボルト153Cによって、クロスメンバ160に設けられたバッテリステー右側支持部167(図13等参照)に固定されている。
図13、図14、図17等に示すように、前後方向周回部154は、後部帯状金属板154Aと、前部帯状金属板154Bとを有する。後部帯状金属板154Aは、前方へ開口するコの字状を有する。前部帯状金属板154Bは、後部帯状金属板154Aの開口を閉塞する。この構成により、前後方向周回部154は、略直方体形状を有するバッテリ151の幅方向中央部を前後方向に一周する。
図14に示すように、具体的には、前部帯状金属板154Bの下端部は、後部帯状金属板154Aの下側の前端部に係合する。後部帯状金属板154Aの上側の前端部は、上方へ折り曲げられ、前部帯状金属板154Bの上端部にボルト154Cにより固定されている。後部帯状金属板154Aの後部には、後方へ突出する後部ステー固定部154Dが設けられている。後部ステー固定部154Dは、後部ステー168の長手方向における途中の部分から前方へ突出するバッテリ固定部168Aに、ボルト154Eにより固定されている。
以上のように、バッテリステー152は、後部ステー168に固定されると共に、シートレール14の他側としての右側のシートレール14に設けられた固定部としてのバッテリステー右側支持部167に固定されている。この構成により、バッテリステー152は、バッテリ151の前後左右方向を位置決めするように設けられている。また、バッテリ151の下面は、後部フェンダ69の基部691の上面の当接部としてのバッテリ当接凸部696に当接しており、バッテリ151は、後部フェンダ69の上方に配置されている。
次に、自動二輪車1のキャリア締結構造について、図1及び図18〜図25を参照しながら説明する。
図18は、自動二輪車1の後部からシート27、リアサイドカバー67、収納ボックス810等を取り外した様子を示す斜視図である。図19は、自動二輪車1の後部からシート27、リアサイドカバー67、収納ボックス810等を取り外した様子を示す平面図である。図20は、自動二輪車1のキャリア850及びその周辺を示す背面図である。図21は、自動二輪車1の後部からシート27を取り外した様子を示す斜視図である。図22は、自動二輪車1の後部からリアセンターカバー855を取り外した様子を示す背面図である。図24は、自動二輪車1のキャリア締結構造を構成するリアセンターカバー855を示す上方斜視図である。図25は、自動二輪車1のキャリア締結構造を構成するリアセンターカバー855を示す下方斜視図である。図26は、図2のa−a線断面図である。
自動二輪車1のキャリア締結構造は、シート27と、テールライトユニット840と、リアカバーとしてのリアサイドカバー67と、キャリア850と、シートレール14と、を有する。
図1に示すように、テールライトユニット840は、自動二輪車1の後部に配置されており、バッテリ151に電気的に接続されている。テールライトユニット840は、リアサイドカバー67の左側部67A及びリアサイドカバー67の右側部67Bと一体に組み立てられるように構成されている。自動二輪車1の製造工程においては、収納ボックス810がフレーム10のシートレール14に固定された後に、テールライトユニット840、リアサイドカバー67の左側部67A、及び、リアサイドカバー67の右側部67Bが一体に組み立てられたものが、収納ボックス810の上から取り付けられる。
テールライトユニット840は、図20等に示すように、後方視で、略U字形状を有している。即ち、テールライトユニット840は、上部において、下方に凹む凹部841を有する。凹部841は、前後方向において、クロスメンバ160の板状後面部166の裏面に対向している。
図18〜図22に示すように、キャリア850は、クロスメンバ固定部851と、後方延出部852と、荷物載置部853とを有する。図22に示すように、クロスメンバ固定部851は、テールライトユニット840とクロスメンバ160との固定部166Cを避けるように、下方へ開口する略コの字形状の板状を有しており、テールライトユニット840の凹部841に対向するクロスメンバ160の板状後面部166の裏面166Bに、後方から面で当接している。そして、このように面で当接した状態で、クロスメンバ固定部851の左右両端部は、図22に示すように、それぞれ2つずつ、計4つのボルト854により板状後面部166に固定されている。
これにより、キャリア850は、凹部841に配置され、クロスメンバ160に固定されている。また、テールライトユニット840の凹部841は、シート27の後部の下縁とテールライトユニット840の上縁との間に位置するため、キャリア850は、シート27の後部の下縁とテールライトユニット840の上縁との間に配置される。具体的には、キャリア850を構成する延出部852が、凹部841において、シート27とテールライトユニット840との間の空間を通過するように設けられる。
後方延出部852は、クロスメンバ固定部851から後方へ延出している。後方延出部852は、車幅方向(左右方向)に平行な位置関係を有する一対の板状を有している。後方延出部852の途中には、それぞれ前後方向に長い長円形状の貫通孔852Aが形成されている。後方延出部852の上端縁及び下端縁には、それぞれ左右方向に平行な面を有する略水平縁部852Bが設けられている。後方延出部852の後端部の上部は、それぞれ左右方向に拡幅する拡幅部852Cを有している。
荷物載置部853は、図19に示すように、平面視で略長方形状の板状を有しており、略水平の位置関係を有して、後方延出部852の延出端部の拡幅部852Cに一体で接続されている。従って、図1に示すように、キャリア850は、シート27の後方に配置されている。図19に示すように、平面視で荷物載置部853の中央部には、上下方向に貫通する貫通孔853Aが形成されている。荷物載置部853の周縁部には、下方向に延びる面を有する略鉛直縁部853Bが設けられている。
図22と、図20及び図21とを対比して分かるように、クロスメンバ固定部851は、リアセンターカバー855により覆われている。リアセンターカバー855は、シート27の下方とテールライトユニット840の上方との間に形成され、固定されている。リアセンターカバー855の下部は、凹部841内に配置されている。リアセンターカバー855の上部は、凹部841の上方であってシート27の下側に配置されている。
図24及び図25に示すように、リアセンターカバー855は、2本の溝部855Aを有する略櫛状を有している。図20に示すように、溝部855Aには、後方延出部852が配置される。図24及び図25に示すように、リアセンターカバー855は、延出部固定部855Bを有する。延出部固定部855Bは、リアセンターカバー855の上端部の左右両端部に設けられており、図5、図21に示すように、シート27の下方で収納ボックス810の延出部821の後端部に、クリップ856Aにより係合、固定される。より具体的には、延出部固定部855Bは、前方に延出しており、図21に示すように、貫通孔により構成されるクリップ係止部856が、収納ボックス810の延出部821の後端部に設けられたクリップ856A(図6参照)によって収納ボックス810の延出部821の後端部に固定される。
また、図24及び図25に示すように、リアセンターカバー855は、下方へ向かって後方へ延出している。より具体的には、リアセンターカバー855は、図23に示すように、後方延出部852の上端相当位置から後方へ斜めに下がり、上下方向における後方延出部852の略中央位置から前方に湾曲している。即ち、リアセンターカバー855の下端部は、自動二輪車の内側である前方へ湾曲して凹んだ湾曲面855Cを有している。
湾曲面855Cは、テールライトユニット840に形成された凹部841に沿った形状を有している。図25に示すように、リアセンターカバー855の下端部の中央部には、前方へ突出するユニット係合突部855Dが設けられている。ユニット係合突部855Dは、図25に示すように、下方へ開口するコの字状を有しており、左右方向におけるテールライトユニット840の凹部841の中央に形成された直方体形状の穴842(図22参照)に係合する。これにより、テールライトユニット840とリアセンターカバー855とは係合する。
また、図25に示すように、延出部固定部855Bと、湾曲面855Cとを結ぶリアセンターカバー855の上下方向における中央部には、リアサイドカバー係合突部855Eと、側方ユニット係合突部855Fとが、リアセンターカバー855と一体成形されて設けられている。リアサイドカバー係合突部855Eは、リアセンターカバー855の左右端縁近傍から前方へ向かって延出する板状を有する。また、側方ユニット係合突部855Fは、リアサイドカバー係合突部855Eよりも車幅方向(左右方向)内方に位置して形成されており、前方へ向かって延出する板状を有する。
テールライトユニット840の幅方向の範囲内で左側部67Aと右側部67Bとに分割されているリアサイドカバー67の分割部分67C、67D(図22参照)には、係合穴67E、67Fがそれぞれ形成されているのであるが、この係合穴67E、67Fにリアサイドカバー係合突部855E(図25参照)は、係合する。また、凹部841を形成するテールライトユニット840の部分の左右両端部分には、係合穴840A、840B(図22参照)が形成されているのであるが、この係合穴840A、840Bに側方ユニット係合突部855F(図25参照)は、係合する。これらの係合により、リアセンターカバー855は、リアサイドカバー67及びテールライトユニット840に固定されている。ユニット係合突部855D、リアサイドカバー係合突部855E、側方ユニット係合突部855Fは、リアセンターカバー固定部を構成する。
リアサイドカバー67は、テールライトユニット840の幅方向の範囲内で左側部67Aと右側部67Bとに分割されているが、この分割されている部分67C、67D及びクロスメンバ固定部851は、リアセンターカバー855により覆われている。そして、リアセンターカバー855が外されることにより、クロスメンバ160に固定されるキャリア850の部分であるクロスメンバ固定部851が露出すると共に、リアサイドカバー67が右側部67Bと左側部67Aとに分割されている部分が露出する。
以上説明した本実施形態の自動二輪車1の鞍乗型車両の把持部構造によれば、例えば、以下のような効果が奏される。
本実施形態においては、リアサイドカバー67の左側部67Aは、凹部672を有し、凹部672の上面には、開口部673が設けられ、開口部673の位置には、上側に凹むグリップ部810Aが収納ボックス810と一体に形成されている。このため、サイドカバーとしてのリアサイドカバー67の左側部67Aに形成される凹部672にグリップ部810Aが配置される。この構成により、自動二輪車1の乗員がセンタースタンド413を立てるために、自動二輪車から降りて、凹部672に手を差し込み、自動二輪車1を持ち上げようとするときには、乗員の手は、リアサイドカバー67と収納ボックス810とで構成される把持部を持ち上げることができる。この結果、シート27の底板に不要な把持荷重がかかることがなく、シート27やシート27を開閉させるためのシートロックとしてのシートキャッチ143の軽量化を図ることができる。また、収納ボックス810とリアサイドカバー67の左側部67Aで把持部を形成することができ、強度を高めることができる。また、車体フレームを凹部672内に配置させる必要がないので、車体フレーム10のシートレール14の設計の自由度を維持することができる。
本実施形態においては、凹部672は、前後方向に長く形成されると共に、開口部673は、凹部672の前壁674に接近して設けられるため、凹部672は、車両前後方向中心側に配置することができる。これにより、車両前後方向において、センタースタンド413に近い位置にグリップ部810Aが配置されるため、センタースタンド掛けの作業を容易にすることができる。また、開口部673が前壁674に接近して設けられることにより、開口部673からの雨水等の侵入を抑制することができる。
本実施形態においては、凹部672に形成される前壁674が車幅方向に延びる鉛直面となす角αは、後壁676が車幅方向に延びる鉛直面となす角βより小さいため、凹部672に侵入する走行風を抑制するとともに、流入した走行風を良好に排出することができる。このため、走行抵抗を抑制することができる。
本実施形態においては、収納ボックス810は、車体フレーム10のシートレール14に固定され、リアサイドカバー67は、収納ボックス810の上面を覆うように設けられるため、収納ボックス810を先に車体フレーム10のシートレール14に組み付ける構成とすることができる。これにより、グリップの把持荷重を良好に受け止めることができる構成とすることができるとともに、収納ボックス810の上面から収納ボックス810をリアサイドカバー67で覆うようにリアサイドカバー67を組み付ける構成とすることができる。このため、後からリアサイドカバー67を一時的に変形させて収納ボックス810を車体フレーム10のシートレール14に組み付けることを行わないため、リアサイドカバー67の剛性を高くして、収納ボックス810と近接して配置することができる。この結果、グリップ部810Aの強度・剛性を高めることができる。
本実施形態においては、グリップ部810Aは、収納部811と延出部821の境界を跨がるように形成される。このように構成することで,複雑な面構成に跨がってグリップ部810Aを形成することができ、グリップ部810Aの剛性を向上させることができる。
本実施形態においては、締結部とグリップ部810Aとは、下方に延出するリブ壁827で連結されるため、車体フレーム10に荷重を伝達させやすくなり、グリップ部810Aの剛性を向上させることができる。
本実施形態においては、リアサイドカバー67の左側部67Aの凹部672の上縁と隣接してモールとしてのリアサイドシール53が設けられるため、凹部672の上縁に、把持による傷がつくことを抑制することができる。
以上、本発明の好ましい各実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されることなく、種々の形態で実施することができる。例えば、本実施形態では、一対のシートレール14は、シート27の下方に設けられ、収納ボックス810等を介して間接的にシート27を支持したが、この構成に限定されない。例えば、一対のシートレールは、直接的にシートを支持してもよい。
また、本実施形態では、バッテリステー152は、バッテリ151の一部を覆っていたが、この構成に限定されない。例えば、バッテリ151の全部を覆っていてもよい。
また、上記実施形態では、本発明を、エンジン(内燃機関)で発生する動力により後輪を回転駆動させて走行する自動二輪車に適用した例について説明したが、本発明の適用はこれに限定されない。すなわち、本発明を、電動モータで発生する動力のみにより後輪を回転駆動させて走行する電動二輪車に適用することもできる。また、エンジンで発生させた動力、及び電動モータで発生させた動力の2つの動力を組み合わせて後輪を回転駆動させて走行するハイブリッド型の鞍乗型車両に適用することもできる。
更に、本発明は、乗員が着座するシートを備えた車両であれば、スクータ型の鞍乗型車両に限らず、モータサイクル型、カブ型の鞍乗型車両に適用することもできる。また、乗員が着座するシートを備えた車両であれば、三輪又は四輪の鞍乗型車両に適用することもできる。すなわち、鞍乗型車両は、乗員が車体に跨って乗車する乗り物全般を含む。
1 自動二輪車(鞍乗型車両)
10 車体フレーム(メインフレーム)
14 シートレール
27 シート
53リアサイドシール(モール)
67 サイドカバー
67A 左側部
672 凹部
673 開口部
674 前壁
676 後壁
810 収納ボックス
810A グリップ部
811収納部
821 延出部
827 リブ壁

Claims (6)

  1. シート(27)と、
    前記シート(27)の下に設けられる収納ボックス(810)と、
    少なくとも前記収納ボックス(810)の側方を覆うサイドカバー(67)と、
    車両側面に設けられるグリップ部(810A)と、を備える鞍乗型車両の把持部構造において、
    前記サイドカバー(67A)は、凹部(672)を有し、
    前記凹部(672)の上面には、開口部(673)が設けられ、
    前記開口部(673)の位置には、上側に凹む前記グリップ部(810A)が前記収納ボックス(810)と一体に形成され、
    前記グリップ部(810A)に沿って、前記サイドカバー(67A)の凹部(672)の上方の面が配置され
    前記凹部(672)は前後方向に長く形成されると共に、前記開口部(673)は、前記凹部(672)の前壁(674)に接近して設けられる鞍乗型車両の把持部構造。
  2. 前記凹部(672)に形成される前壁(674)が車幅方向に延びる鉛直面となす角は、後壁(676)が車幅方向に延びる鉛直面となす角より小さい請求項1に記載の鞍乗型車両の把持部構造。
  3. 前記収納ボックス(810)は、車体フレーム(14)に固定され、
    前記サイドカバー(67)は、前記収納ボックス(810)の上面を覆うように設けられる請求項1又は請求項に記載の鞍乗型車両の把持部構造。
  4. 前記収納ボックス(810)は、有底筒状に形成される収納部(811)と、前記収納部(811)から後方に板状に延出する延出部(821)と、から構成され、前記グリップ部(810A)は、前記収納部(811)と前記延出部(821)の境界を跨がるように形成される請求項1〜請求項のいずれかに記載の鞍乗型車両の把持部構造。
  5. 車体フレーム(14)を前記収納ボックス(810)に締結する締結部が収納ボックス(810)に設けられ、前記締結部と前記グリップ部(810A)とは、下方に延出するリブ壁(827)で連結される請求項1〜請求項のいずれかに記載の鞍乗型車両の把持部構造。
  6. 前記サイドカバー(67)の凹部(672)の上縁と隣接してモール(53)が設けられる請求項1〜請求項のいずれかに記載の鞍乗型車両の把持部構造。
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